桐野夏生のレビュー一覧

  • グロテスク 下

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    語り手が言っているように、退屈でダレるパートもあるものの、何とか読み終えた。それは和恵の章がひたすらに壊れていたから。ユリコも語り手も和恵も、どうしてこうなったのか。解説読んだら悲惨だと感じる自分には、この小説は向いてなかったんだな、と思う。

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    2025年05月19日
  • グロテスク 上

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    東電OL殺人事件がモデルと聞いてたけど上巻は女子高編って感じか。にしても、語り手である「わたし」が性格悪すぎる。妹ユリコに対するコンプレックスもあるけど、悪意に満ちすぎている。不快。不愉快。なのに、ページをめくるのがやめられない。性欲が強すぎるユリコ、不器用な和恵。この3人の関係をグロテスクとするのだろうか。それとも、3人の生き様なのか。下巻を読み終えればわかるのだろうか。

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    2025年05月18日
  • 砂に埋もれる犬

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    ネタバレ

    リーマンショック後の2010年頃、シングルマザーのネグレクトによって子どもが死亡する事件が頻発していた。日本は完全な格差社会になったという認識が一般的になった中、このような事案は今も身の回りで起きているかもしれない。幼少期の経験は人生に大きな影響を与える。この期間で培った価値観は容易には変えられない。最も基礎となる土台の部分が脆いと、その後どう軌道修正しようともいづれ崩壊してしまう。社会の外で生まれ育った人間が、青年期から社会に溶け込むというのはそれほどまでに危うい行為だと理解した。しかし、容易ではないが不可能ではないと信じたい。この書籍の結末では最悪の事態になりかけていたが、それと同時に一筋

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    2025年05月18日
  • ダーク(下)

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    ミロは40歳で命を絶つと決めていたが自分を救う為に下半身不随となってしまった除に本気で恋に落ちる。
    盲目の久恵との復讐劇の結末は想像の範囲内であった。
    復讐が最後には自分を守る。人間の弱さが。
    人を許すには自分の強さが無ければ、しかし、人間は欲深く自分のことしか考えない生き物だと作者に教えられた!

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    2025年05月15日
  • オパールの炎

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    フィクションのようだけど、ノンフィクションであってもおかしくないかのようなストーリーだった。世の中で目立つ活動をしていた人がパタっと姿を消すのは良くあることで、それが男女トラブルであることは今でもあるあるで…。主張が正しいか正しくないかではなくて、力が強い組織が封じ込めるとか現実にもあるんだろうな。辛い。

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    2025年05月10日
  • ダーク(上)

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    育ての父親が心臓発作を起こし薬を求めるのを拒み、死んで姿を娘のミロはただ呆然とみつめる。その亡骸に連れそう盲目の女、久恵。
    父親と裏の社会で働いていた。鄭、台湾ヤクザ、ミロは父親の復讐を果たし逃亡を目論みそれを追う鄭と久恵、後半に迎える展開は?
    まだ、作者の本質の部分を掴めず下巻に突入。

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    2025年05月10日
  • 錆びる心

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    うーん、といった感じ
    最初の妄想女はうわって思ったし、最後の話は自分も芝生に座って物思いにふけたいと思った。

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    2025年05月05日
  • もっと悪い妻

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    6遍からなる短編集。「悪い妻」といいつつも、どこにでもいる誰でも感じているであろう感情を持った妻や元妻たちの話。読んで幸せな気分にはならないし、自分も確かに共感するところがあると認めざるを得ない、そこがなんとも言えず怖い。

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    2025年04月30日
  • 燕は戻ってこない 単行本版 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    燕1

    インパクトのある表紙絵ですね。タイトルも意味深で、興味をそそられました。思ってた以上に、深くて重い内容に、いろいろと考えさせられました。難しいテーマですね。

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    2025年04月29日
  • 砂に埋もれる犬

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    はじまりが重く、
    最後はもしかしたらと思ったが‥

    社会構造のあり方を
    考えさせられる読後感となった。

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    2025年04月24日
  • オパールの炎

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    ルポ形式で女性活動家の痕跡を追う。
    徐々に真相に近づくが、全て他人からみた彼女像なので結局何者なのかが曖昧なまま終わってしまう。
    読後、実在モデルがいると知り驚いた。時代が彼女に追いついていなかった…登場が早過ぎたのだ。

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    2025年04月20日
  • オパールの炎

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    ピル愛用アラサーです。
    25歳を超えてから生理がかなりキツくなってしまい、ピルを調べ始めました。

    生理が江戸時代の3倍の回数になっていること、
    子供を産む時期以外にはほぼ体に悪いこと、子宮筋腫や内膜症などの原因になること、生理中なにか1つでも不快な症状があればそれはPMSやPMDDという病気の診断になること…

    今私は最大4ヶ月生理を止められるピルを飲んでます。とっても快適。
    ただその話をすると、それってヤバくない?と同世代の女性にもよく言われます。

    賛否両論あるだろうけど、私達にピルをもたらしてくれたモデルの方に改めて感謝します。

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    2025年04月17日
  • オパールの炎

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    桐野夏生さんが書く、70年代の学生運動や女性開放運動(?)の話を読むのが好き。ピルについて、理解が足らず、身近な人が服用していると聞くと、複雑な気持ちになる。完全なる旧タイプの人間であることに改めて気づいた。少しづつ、変わっていきたい。

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    2025年04月17日
  • グロテスク 上

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    ネタバレ

    笑っちゃうくらいドロドロしてた。東電OL事件とオウム事件をモチーフにした、女子高生や女性の黒さを出しまくった小説。モデルの高校に訴えられないか??と心配になるほど。ラストは個人的には残念だったけど。
    あとは、医者の同級生の出所後の言葉が響くな…勉強一番のアイデンティティしかないとキツイ、ていうのを見事に言語化してた。

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    2025年04月12日
  • オパールの炎

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    取材を通して、ピルの解禁と中絶禁止法に反対する女性解放同盟のリーダーの生き様を書いた本。
    科学者と活動家という相反する側面が、彼女の評価を大きく左右する。
    塙玲衣子は社会的な卵子凍結についても推進派なのか、それとも望んだ時に産み育てられる社会を作る必要があると説くのか聞いてみたいと思った。

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    2025年04月01日
  • 燕は戻ってこない

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    倫理の教科書の様な一冊
    何が善で何が悪か、子供は誰のものか色々考えさせられた。読後誰かと話したくなる。私は草桶家全員嫌い。

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    2025年03月24日
  • 新装版 天使に見捨てられた夜

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    ネタバレ

    おもしろい。消えたAV女優を、女探偵がさがす。1994年作で、携帯電話のない人探しぶりが逆に新鮮だ。

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    2025年03月20日
  • 柔らかな頬 下

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    桐野夏生さんの本って読んでる間すごくしんどいです。心がめっちゃ持っていかれてしまって、メンタルというかテンションがすごく左右されます。読んでる途中はめっちゃ面白いのに、結末に向かうにつれ読まなきゃよかったなと思うのですが、また桐野夏生さんの作品が読みたいと思ってしまう。

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    2025年03月17日
  • 燕は戻ってこない

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    貧困・性・エゴ
    それぞれの想いが絡み合い進んでいく代理母への道
    答えなんて私は持ちあわせていないテーマの詰め合わせに、只々打ちのめされた一冊でした
    女性であるが故の負担の重さに複雑な気持ちになりつつも、主人公リキの選んだ選択
    戻ってこない燕は自由になったのか
    押し潰されたのか
    両義的な意味でタイトルに掛かっているんだと思いました

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    2025年03月16日
  • オパールの炎

    ネタバレ 購入済み

    榎美沙子を知れた

    初・桐野夏生でした。長年気になってはいたものの、きっかけがなく。
    榎美沙子のノンフィクションを書こうとしてこういうもっていき方にするところに凄みは感じました。

    読後感としてドロリとしたやましさのようなものが残り、
    苦しかったです。

    #怖い

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    2025年02月27日