桐野夏生のレビュー一覧

  • もっと悪い妻

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    ネタバレ

    短編集、表紙を見てもう少し怖い話かと思っていたら、サラっと読みやすい感じだった。特に最後の「もっと悪い女」の終わり方がよくわからなかった。

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    2024年06月09日
  • もっと悪い妻

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    なんか思っていた感じとは違った。
    自分の子供の名前をネタにされて、DQNネームだと笑われるのは耐えられないなー。旦那はそれを黙って聞いてるのもないけど、そこよりも自分の悪口に怒る妻もないなー。
    あとのはよくわからん。すぐに内容を忘れてしまいそうな1冊。

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    2024年05月31日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    あの日にかえりたい
    夕涼み
    春よ、来い

    ユーミンはテレビで見るくらいしか知らないけど、
    日常の中の神様みたいだ

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    2024年05月20日
  • 奴隷小説

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    箸休め的に三時為の短編集を読もうと思い購入。

    世界観は独特だが心に響くものが無い。

    淡々と読み終えた作品。

    厳密にいうと☆2.5

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    2024年05月17日
  • 緑の毒

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    ネタバレ

    最初、良かった。
    開業医とレイプ犯の設定が面白く、被害者たちがだんだんとつながっていくのも面白く読めた。

    あれよあれよと繋がり出して、行き着いた後がなんかモヤっとする終わり方だった。レイプ犯がこんなに軽やかな終わりでいいの?やり口が本当に悪質で、その復讐にしては軽すぎると感じてしまった。

    それから中盤後半にかけて一気に登場人物が増える、アパートの住民たちの話。何かにつながるかと思い、一言一句逃さないよう読み返すくらい読んだのだが関係なかった。

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    2024年05月16日
  • 真珠とダイヤモンド 上

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    バブル期の証券会社という、喧騒たる職場が舞台。あの時代にありそうな、男尊女卑の社会。男は女を仕事の潤滑油としか見ず、邪険に扱う。やり手は皆、人間としては終わっている。
    不倫をしたら、女は仕事を辞めさせられたり、将来的に要の業務は女なので絶対任せられず、男性社員と結婚するのが一番安泰であるが不倫女とは誰も結婚したがらない。対して男は我が物顔で職場に残ることができ、飽きずに女遊びを続ける。
    男は上の者に怒鳴り散らされて、嘘を巧みにつき、がめつく金集めしていく者しか生き残れない。対して女も、そもそも男と同じ土俵にあがらせてもらえず、女遊びをした挙句平気で捨てて果ては陰口まで叩く男どもに差別を感じざる

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    2024年05月15日
  • グロテスク 下

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    上下巻読み切っての感想
    間違いなく朝の通勤時間に読むものじゃなかった…
    ずーんと心が重くなる。特に下巻。
    語り手が分かれていて誰の話も信じられない。
    周囲に対する羨望と嫉妬に塗れてるのにそれを受け入れられない人たちの堕落劇。
    時代背景が今と違うから全て受け入れられるわけではないけど、いつの時代も女の世界はドロドロしてるし、男女平等なんて幻想だな、と思ってしまった

    なんかすごいの読んだなって思うけど、読み返すほどのエネルギーはない…

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    2024年04月04日
  • 新装版 ローズガーデン

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    2つ目以降の話では、前2作と比べて探偵としての自信と自覚を深めたミロを知ることができる。
    1つ目の表題作は、既に自殺していた夫目線で出会った頃の2人を知ることができるが、結婚生活には触れられておらず消化不良に感じた。

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    2024年03月31日
  • ロンリネス

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    ネタバレ

    ハピネスの続編。登場人物の表現が○○ママ、○○パパとなっているときと、名前の時があり、この人誰だっけと思い出すのに立ち止まることも。主人公が男との合瀬のために未就学児を夜1人留守番させるシーンさすがに引いた。続きがありそうな終わり方だった。

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    2024年03月30日
  • 新装版 天使に見捨てられた夜

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    駆け出しの探偵ミロに魅力を感じず、そそられない設定に引っ掛かりながらも読む手が止まらない。後半、真相が明らかになる場面は圧巻。何度も頁を戻りながら読み進めていた苦労を完全に振り払ってくれる納得の結末。

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    2024年03月23日
  • ハピネス

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    まるで昼ドラさながらのママ友マウント合戦。これを面白がれるかどうかで、評価が変わってきそうな作品だった。

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    2024年03月20日
  • もっと悪い妻

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    短編6編を集めた本
    悪い妻がどんどん悪い妻になっていく話かと思って読み始めるとちょっと肩透かしを喰らいます。

    内容としては、家庭生活の中でよくある(?)夫婦の日常で奥さんこんな事してますよー(考えてますよ)みたいなことを詰め込んだ話でサクッと読めますが、のめり込む感じはなかったです。

    悪い妻がキーワードかと思いますが、ここに出てくる奥さんたちがそんなに悪い妻に見えないのは、私だけでしょうか?
    悪いことではあると思うけど、そういう人は世の中いっぱいいそうだし、旦那さんや周りの人にも原因があるような気がして、そりゃ悪いことしたくもなるよねと同情してしまいました。

    作者の桐野さんがこの作品を書

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    2024年03月20日
  • 新装版 顔に降りかかる雨

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    序盤は特にぎこちなさを感じながらの読書。登場人物は頁を遡って確認しなければ思い出せないこと屡々。だが、ミロが川添を1人でみつける描写から筆者のギアが上がったような気がする。文庫本p337.の描写が秀逸。

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    2024年03月16日
  • 夜の谷を行く

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    浅間山荘事件や連合赤軍の事は
    ドキュメンタリーで見た事があったが
    女性は永田の事を中心に事件の事を語る
    事が多く、山岳ベースで妊娠した女性達が
    何故凍える雪山で何を目的とした活動を
    しようとしていたのがこの小説で
    初めて触れられ、空恐ろしい発想だと
    思った。
    生き残った啓子の身体の芯には、未だに
    燃え残る当時の微かな火種が残っている。
    全て過去を否定する事も出来ず、誰かに
    自分のした事を理解して欲しいと言う
    狭間で揺れている。
    改めてこの事件の悲惨な若者達の最期は
    忘れてはならない。

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    2024年03月15日
  • ハピネス

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    タワマンで繰り広げられるママ同士のマウント合戦と書いてしまうと下世話になってしまうが、主人公の成長も描かれており、自分の考えに基づいた結論を出すところに救いが見えました。解説にも書かれていましたが、VERY で連載されていたのですね。それが一番怖いな。
    いぶママ視点での話も読んでみたいとも思った。

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    2024年03月09日
  • 新装版 顔に降りかかる雨

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    面白かったんだけど、過激な描写が多くてあまり入り込めなかった。
    怪しいとは思ってたけど、あまり伏線もなく、最後の最後にセリフだけで解決されてしまうのもなぁ。

    ミロはショートヘアだし、表紙の絵はもしかして…

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    2024年03月06日
  • 夜の谷を行く

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    リンチの描写が全然ないのなんで
    ジムのおばぁたちとかめっちゃ想像できるわかりやすぅだったから余計に残念

    実は息子でしたみたいな安いやつ急にぶっ込んでくるの萎え

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    2024年03月03日
  • もっと悪い妻

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    夫婦の形なんて夫婦の数だけあるのだから、いろいろなストーリーがあるってきまってる。
    様々なパターンでみんなが感じてる心の内を正直に表現してくれていて、すっきりした。

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    2024年03月03日
  • もっと悪い妻

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    6編を収めた短編小説集。
    その短編の中に起承転結がはっきりとある訳ではなく、また、連作の短編集ではなく短編間のつながりはない。もちろん、文章のうまさで、さくっと読ませる内容になっているが、後にほとんど何も残っていない。

    何だろう、この短編集は?
    何か私が気づけていない仕掛けがあるのだろうか?

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    2024年02月26日
  • ハピネス

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    ママ友の世界にタワマンというさらに狭い世界が加わるから相手のことが見えたり値踏みできたりして怖いよね

    自分に世界をいくつも作ることが1つの価値観にしばられず、どこかで嫌なことがあっても別のところで楽しむことができて、いいのかな

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    2024年02月25日