桐野夏生のレビュー一覧

  • 新装版 ローズガーデン

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    3.5かな。
    ダークネス読んで、シリーズ1から読み直し。前も思ったけど。トモさん…素敵で美意識強い ミロの親友がどうして、ダークネスであんなになってしまうのか。そこが辛い。

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    2026年04月12日
  • ポリティコン 下

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    ⭐️3.7

    桐野さんにしてはいつもより優しめだったけど
    村の人たちがどうなっていくのか、気になって
    上下巻読み進めた。
    マヤは結局はやっぱりトイチが好きだったのかな?

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    2026年04月06日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    ネタバレ

    「好事、魔多し」との言葉があるが、恐らく調子のいい時には、やっかみから横やりが入るだけではなく、危機管理能力が薄れるのではないか。目の前の状況にのめり込み過ぎると、この人と関わると、これ以上進むと、危ないという勘が働かなくなってしまうのだろう。
    その点、水矢子は冷静だった。けれども幸せにはならなかった。母親の借金という不遇もあったが、あえて幸せになろうとはしなかったようにみえる。佳那を差し置いて、自分だけが幸せになることはできないと思ったのではないか。水矢子はバブルには溺れなかったが、酒に溺れた。身を持ち崩す原因が、象徴的だと感じた。

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    2026年03月30日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    さすが桐野さん!素晴らしかった!
    作中“萬三証券“は岡三証券?!?!
    あの時代の証券会社の内情など知れて良かった。

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    2026年03月30日
  • 真珠とダイヤモンド(下)【毎日文庫】

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    ネタバレ

    登場人物の転落ぶりに引き込まれてあっという間に読んでしまった。
    最後みやこも転落していくの辛かったな〜。
    やっぱうまい話に乗っからず堅実に生きよう…
    成り上がってキラキラした生活をしてその後失墜する話、人生に永遠はないことを突きつけられて悲しいし切ないけど結構好き。

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    2026年03月21日
  • ハピネス

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    ホラーな内容でした
    昼ドラで一時期流行ったような内容ですが
    現代の感覚とは少しギャップがあると感じました

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    2026年03月19日
  • ハピネス

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    ママ友って1対1の関係ではなくて、子供同士の相性もあるから難しそう。限られた人たちとだけの集まりだと、そこが全てになっちゃうのは学校とかと同じ。色々なところに居場所を作って視野を広げるべし。
    美雨ママ強い…。

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    2026年03月02日
  • ダークネス

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    この本は、ずいぶん前に書かれた本の続編なんだと知る。 前作は、読んでないけど、説明が所々されてあるからストーリーについていけた。映画にするなら、ミロは、天海祐希がいいな。ハルオは?菅田将暉とか。ハルオは20歳だから無理があるかなあ。
    そんな事を想像しながら読み終えた。

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    2026年02月25日
  • ダークネス

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    ネタバレ

    完璧に前のシリーズを忘れていたから、なかなか繋がらなくて四苦八苦。
    ハルオがかわいそうすぎる。それにしても、山岸はクズだね。
    前半は思い出すのに苦労したけど、後半は怒涛のスピード感。やはり、桐野夏生は上手い。
    2月に読んで、ミロシリーズ1作目から読み直して、また、ダークネスを読む。
    全て繋がっていい気分。年月は人を変える。悲しいね。

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    2026年02月25日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    成金の儚さを思い知った。やっぱ一夜にして手に入れた金に未来なんて無いのよね。最後まで胸糞なのも良かった。ネトフリでドラマ化して欲しい。投資斡旋しているこの世において、少しでも戒めになりそう。

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    2026年02月23日
  • オパールの炎

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    日本では女性の体を男社会が支配していた時代が長く、欧米に比べてフェミニズムの運動が弱かった。女性が自分の体をコントロールする権利、望まない妊娠を防ぐのは個人の権利という思想は今では当然と思うが、これを読んで古い体制の社会が徹底的に女性の独立を阻み、制度を遅らせてきたことがわかる。アメリカと比べると実に39年も遅れている。

    塙さんのように体制や社会と闘う勇気を持った人たちがいたから、今に至るまで少しずつ色々な制度や価値観が変わってきたのだろう。キング牧師やミルクを思い出した。が英雄になれた人たちの一方で、抹殺されてしまったかもしれないが、確かに自由を勝ち取るために戦ってきた人々に思いを馳せた。

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    2026年02月15日
  • ロンリネス

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    『ハピネス』の続編。見栄と嫉妬を描いた前作から、テーマは情愛と憎悪へ。変えられない過去と妥協で選んだ現在。それらへの後悔が高梨との関係という更なる深みへ駆り立てる。現実という壁に阻まれる度に、自ら破滅への道を選び取る有紗の姿が印象的でした。

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    2026年02月15日
  • 真珠とダイヤモンド(下)【毎日文庫】

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    ネタバレ

    はじめましての作家さん。
    でも面白くて、上下巻ともあっという間に読み終わった。

    上手く回ってる時こそ、慎重になることも必要なんだと思う。
    誰か1人でも救われてほしかった。

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    2026年02月12日
  • 錆びる心

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    ネタバレ

    偶然桐野さんのペンクラブ会長の就任会見を動画で見て、桐野さんはしばらく読んでなかったと思ってこの本を引っ張り出した。書棚の整理中に見つけていたので再読。期待通り面白かった。
    短編が六編だが、とに角最初の「虫卵の配列」という題名にインパクトがある。
    昆虫は可愛らしいものも多いが、きれいな葉っぱをふと裏返してみて、並んだ卵はさすがに気持ちが悪いこれOUT。

    ☆虫卵の配列
    教師向けの雑誌を作っている私は、中学の生物教師をしている瑞恵と偶然出あった。会いたいと思っていたので嬉しかった。教師を辞めて今は介護施設で働いているという。私は付き合っていた画家に失恋をした話をした。意外なことにおとなしいイメー

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    2026年02月05日
  • ハピネス

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    桐野夏生さんの本は読みやすくて、読み始めると止まらない。
    ママ友同士のドロドロについては、皆様お疲れ様ですという気持ち。これを楽しく読んでしまう私の中にも(認めたくないが)マウント心があるのかもしれないな、と思った。

    そんなことより、最後の結末は納得できなかった。
    夫の俊平に対して「貴方もだいぶ身勝手すぎないか?」と思う。

    経産婦であったことを隠されていたショックはあったかもしれない。
    しかし妻が経産婦だったことがそんなに許せないことなのか?ただ前夫との間に子を産んだだけで、何も悪いことをしていない。
    一方で、離婚を妻に受け入れてもらえなかったからとアメリカで愛人を作るのはどうなのか。俊介

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    2026年02月02日
  • 燕は戻ってこない

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    ネタバレ

    なかなかきついテーマ。
    ひとり子どもを育てている身として読むと
    どうしても現実寄りの視点で見てしまった。

    出産なんて予定外のオンパレードだし、
    感情も身体も、契約書どおりになんて動かない。
    それを商売として成立させようとすること自体、
    やっぱり相当無理があるよなーと思う。

    グレーゾーンだらけで、
    契約違反かどうかなんて簡単に線も引けない。
    リキの冷静さが、この物語のスパイスだった。
    感情的になりすぎず、突き放しすぎもしない、
    ちょうどいい温度感。

    周りが激しいぶん、結果的に一番現実を見ている視点だった気がする。
    主観がリキだから、自然とリキ寄りで読んだ。

    最後に一人だけ連れていく展開は

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    2026年02月01日
  • ハピネス

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    解説にて、プチセレブな30代女性をターゲットにしたファッション誌「VERY」にて連載されていたことが尚更皮肉的である(入園式や卒園式の服、ママ友との食事会用の服、幼稚園の性格別ファッションなど)。

    導入から、保育園じゃなく幼稚園でなければ絶対駄目という思想が主人公・有紗にはあり、仲良しのママ友ともタワマン購入者か賃貸かで薄ら差別を感じるなど、めんどくさい人間関係でありがちな話である。
    タワマン外に住みながらもママ友リーダー・いぶママに気に入られて仲間に入っている美雨ママは、タワマンで子育てというのもいかがなものか、などと疑問を時折口にしており、有紗よりは視野が広いが、いぶパパとの関係など、正

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    2026年01月30日
  • ハピネス

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    10余年前に発表された本作。華やかな学歴や経歴を手に入れ、周囲から羨望されるような「いい暮らし」を送りながらも、胸の内から消えることの無い強い虚無感や劣等感を描いた「タワマン文学」の元祖と言うべき作品でした。

    階層、眺望、分譲、賃貸。あらゆる要素で住民の階級差を可視化するタワーマンションは、住民の虚栄心を満たす一方で、大変差別的な一面を持つ。いぶママを頂点とするBWT組のヒエラルキーと外様組の美雨ママ、その境界で漂う有紗の描写が印象的でした。

    人よりちょっといい暮らしをしたい。人より少しだけ上でいたい。わずかな優越性を求める気分が、些細な差異を過剰に気にする心性と、他者に対する差別心を生む

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    2026年01月25日
  • デンジャラス

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    いつもの桐野夏生の作風と違って、読み進めるのに時間がかかった。まあまあ面白い。谷崎潤一郎の本は読んだことがないので一度は読んでみようと思った。若い頃ちょっと仲の良い同期から「卍」を貰ったことを思い出した。

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    2026年01月23日
  • ダークネス

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    23年ぶりのミロシリーズ。えっ今さら?という思いと期待で手にして、やっぱり後悔。カッコいい思い出のままにしておけばよかった。桐野さんは何故今さら続編書こうと思ったのかなぁ。複雑な親子の情愛、キズナ?なんだか全体的に薄っぺらいし。ハードボイルド、イヤミス女王のイメージが崩れそう。

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    2026年01月22日