桐野夏生のレビュー一覧

  • 新装版 天使に見捨てられた夜

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    駆け出しの探偵ミロに魅力を感じず、そそられない設定に引っ掛かりながらも読む手が止まらない。後半、真相が明らかになる場面は圧巻。何度も頁を戻りながら読み進めていた苦労を完全に振り払ってくれる納得の結末。

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    2024年03月23日
  • ハピネス

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    まるで昼ドラさながらのママ友マウント合戦。これを面白がれるかどうかで、評価が変わってきそうな作品だった。

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    2024年03月20日
  • もっと悪い妻

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    短編6編を集めた本
    悪い妻がどんどん悪い妻になっていく話かと思って読み始めるとちょっと肩透かしを喰らいます。

    内容としては、家庭生活の中でよくある(?)夫婦の日常で奥さんこんな事してますよー(考えてますよ)みたいなことを詰め込んだ話でサクッと読めますが、のめり込む感じはなかったです。

    悪い妻がキーワードかと思いますが、ここに出てくる奥さんたちがそんなに悪い妻に見えないのは、私だけでしょうか?
    悪いことではあると思うけど、そういう人は世の中いっぱいいそうだし、旦那さんや周りの人にも原因があるような気がして、そりゃ悪いことしたくもなるよねと同情してしまいました。

    作者の桐野さんがこの作品を書

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    2024年03月20日
  • 新装版 顔に降りかかる雨

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    序盤は特にぎこちなさを感じながらの読書。登場人物は頁を遡って確認しなければ思い出せないこと屡々。だが、ミロが川添を1人でみつける描写から筆者のギアが上がったような気がする。文庫本p337.の描写が秀逸。

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    2024年03月16日
  • 夜の谷を行く

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    浅間山荘事件や連合赤軍の事は
    ドキュメンタリーで見た事があったが
    女性は永田の事を中心に事件の事を語る
    事が多く、山岳ベースで妊娠した女性達が
    何故凍える雪山で何を目的とした活動を
    しようとしていたのがこの小説で
    初めて触れられ、空恐ろしい発想だと
    思った。
    生き残った啓子の身体の芯には、未だに
    燃え残る当時の微かな火種が残っている。
    全て過去を否定する事も出来ず、誰かに
    自分のした事を理解して欲しいと言う
    狭間で揺れている。
    改めてこの事件の悲惨な若者達の最期は
    忘れてはならない。

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    2024年03月15日
  • ハピネス

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    タワマンで繰り広げられるママ同士のマウント合戦と書いてしまうと下世話になってしまうが、主人公の成長も描かれており、自分の考えに基づいた結論を出すところに救いが見えました。解説にも書かれていましたが、VERY で連載されていたのですね。それが一番怖いな。
    いぶママ視点での話も読んでみたいとも思った。

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    2024年03月09日
  • 新装版 顔に降りかかる雨

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    面白かったんだけど、過激な描写が多くてあまり入り込めなかった。
    怪しいとは思ってたけど、あまり伏線もなく、最後の最後にセリフだけで解決されてしまうのもなぁ。

    ミロはショートヘアだし、表紙の絵はもしかして…

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    2024年03月06日
  • 夜の谷を行く

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    リンチの描写が全然ないのなんで
    ジムのおばぁたちとかめっちゃ想像できるわかりやすぅだったから余計に残念

    実は息子でしたみたいな安いやつ急にぶっ込んでくるの萎え

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    2024年03月03日
  • もっと悪い妻

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    夫婦の形なんて夫婦の数だけあるのだから、いろいろなストーリーがあるってきまってる。
    様々なパターンでみんなが感じてる心の内を正直に表現してくれていて、すっきりした。

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    2024年03月03日
  • もっと悪い妻

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    6編を収めた短編小説集。
    その短編の中に起承転結がはっきりとある訳ではなく、また、連作の短編集ではなく短編間のつながりはない。もちろん、文章のうまさで、さくっと読ませる内容になっているが、後にほとんど何も残っていない。

    何だろう、この短編集は?
    何か私が気づけていない仕掛けがあるのだろうか?

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    2024年02月26日
  • ハピネス

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    ママ友の世界にタワマンというさらに狭い世界が加わるから相手のことが見えたり値踏みできたりして怖いよね

    自分に世界をいくつも作ることが1つの価値観にしばられず、どこかで嫌なことがあっても別のところで楽しむことができて、いいのかな

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    2024年02月25日
  • 柔らかな頬 下

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    直木賞受賞作というので買った一冊。

    余命宣告を宣言されてる元刑事と行方不明の子を探す母親の話

    夢のシーンがある
    それが紛らわしい

    上下巻通して登場人物の心理描写は細かく描かれてよくわかるが、同情できないし理解もできない部分がけっこうあった。

    ラストもなんだかスッキリしない。
    結局誰が犯人?失踪事件の真相は?

    この小説は事件を解決したり真相を究明するみたいな話でなく、事件に関わる人の心理描写の話なのかなと思った小説でした。

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    2024年02月16日
  • 柔らかな頬 上

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    直木賞受賞作という事で買った一冊。

    不倫と子供失踪の話

    失踪した子供を探す話が中心の小説だと思ってたが、子供を探す母親の話の様に感じた。

    子供を探す母親の心理が詳しく描かれていると思うけど、ちょっとでも子を捨て不倫相手を選ぼうとした心理がよくわからないような、気持ちは理解できる様な…

    初めはあまり興味が湧かなかった話だったが、だんだん話に引き込まれて下巻がどうゆう展開になるか気になる小説でした。

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    2024年02月16日
  • 真珠とダイヤモンド 上

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    読みやすい。

    この時代にハマってはいないけど、同じ業界なだけに想像はいと易し。
    早く下巻が読みたいと思うくらいノって読んでしまった。

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    2024年02月14日
  • ハピネス

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    女性のドロドロした部分から想像できない世界観を毎回楽しませてくれるものと思い込んで読み始めるも、スケールの小さな世界でハッキリしない主人公に苛立ちを覚えつつラストにかけてキャラ変していく姿は潔ぎよく、なんなら共感すらした読後。

    特筆すべきはこれが10年ほど前の作品でVERY掲載しててそれなりに高評価だったってことだろうな。風刺が利いてるなぁ、しかもいまだに色褪せないって、この10年どんな現実を生きてたのだろうとすら思えてくる。やっぱり桐野夏生恐るべし…ということなのだろう。

    続編もあるようなので楽しみだけど、一気に分かりやすく現実離れしたような桐野夏生の世界観を楽しむならば間違いなく別の作

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    2024年02月12日
  • もっと悪い妻

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     あっという間に読めましたね。長編の合間に書いた短編を集めたってことでしょうか。始めが「悪い妻」で、ラストが「もっと悪い妻」だから繋がるのかと期待しましたが、そうでもないのですね。
     「悪い」と言われているけど、ほんとにそんなに悪い?って思えますね。

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    2024年02月09日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    それぞれの形で東京に出てきた3人がバブル崩壊というエピローグとプロローグに描かれたコロナ禍にどう繋がっていくのかと思って読み進めたが…

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    2024年02月01日
  • 真珠とダイヤモンド 上

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    バブル期に証券会社に入社した同期3人の三者三様と癖のある周囲の人物を交えてバブルの狂乱を描いた作品。
    バブルの末路についてはネタバレとかいうレベルではないだろうからそれを桐野夏生がこの登場人物達でどう着地させるのか。

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    2024年02月01日
  • 夜また夜の深い夜

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    主人公のマイコは18歳の日本人。生まれた時から母親と2人暮らしで、アジアやヨーロッパの都市を転々としており、学校にもまともにも行っていない。現在はナポリの貧困地区に暮らしている。母親は何かから逃げているようであり、身元が判明することを極端に恐れている。自身は整形手術を繰り返し、容姿さえ変えながら、あちこちを転々としている。マイコから足がつくことを怖れ、マイコは国籍もIDも持たせてもらえない。
    マイコはそのような暮らしに不満を抱きながらも、母親の言いつけを守りながらナポリで暮していたが、ひょんなことから日本の漫画を置く、MANGA CAFEに入り浸るようになり、漫画に熱中すると同時にカフェの主人

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    2024年01月24日
  • もっと悪い妻

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    短編小説。
    昭和から令和にかけて夫婦の日常とどこか狡い一面を描いている。
    狡賢い部分が見えた時に話が終わるのでその先も読んでいきたいと思える内容。

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    2024年01月13日