桐野夏生のレビュー一覧

  • ダークネス

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    ネタバレ

    あー、相変わらず怖かった。
    (珍しく結末先に読んでしまった)

    シリーズ20年後というが、とんでもなく怖そうだから遡っては読まない(汗。

    ハルオのしたたかさが見たかったが、まあ仕方ないか・・・
    更に輪廻は巡り、また成長したハルオが登場しそうだ。

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    2025年10月06日
  • 新装版 顔に降りかかる雨

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    初出1993年なので30年以上前の作品だがとても良い。2025年の今読むといろんな古さは感じるが、逆にだからこそストーリーの普遍的な面白さが響くのかも知れない。また、その古さが時代の特徴を示していたり、物語のアクセントになっていたりして、その時代最新だったが今や古いものを追うのも興味深かった。

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    2025年09月27日
  • ダークネス

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    スリリングな復讐物語なんだが、背景説明が断片的でよくわからない。ラストええって感じで消化不良気味。これだけ分厚い本たんだからしっかり締めてほしかったな。

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    2025年09月18日
  • 新装版 顔に降りかかる雨

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    とっくに完結したと思っていた村野ミロシリーズの新刊が出たので、20年以上ぶりに1作目を再読。
    1993年の作品ながら、全然色褪せない。
    ジェンダーの考え方とかは今の時代とは随分変わったけど、もともとその辺に受容的な作風なので、全く気にならないほど。
    親友・燿子が1億円を持って消えたことから始まる。
    ミロは燿子を匿ってると疑われ、自分の疑惑を晴らす為に、燿子を探し始める。
    その過程で、次々と明らかになる真実が奥深い。
    特にネオナチの抗争の話は、この時代ならではなのではないだろうか。
    今はドイツの分裂など、過去の過去の話。
    93年だったら、まだベルリンの壁の崩壊から4年。
    ベルリンの危うい状況に燿

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    2025年09月17日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    個人的に好きな女性作家ばかりのアンソロジー。
    ユーミンの曲を主軸に描かれる物語は、柔らかい表現だが女の「業」というものを彷彿させる。

    私が好きだったのは『あの日にかえりたい』貧乏暮らし学生の青春謳歌がきれいだった。
    壊れた後の関係値も儚くてうつくしい。

    空想と現実が入り交じるのがユーミンに沿っていてる人選だった。

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    2025年09月14日
  • ダークネス

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    2002年10月に刊行された『ダーク』から23年。

    再びミロに会える日が来ようとは。
    なんて書いているが前作を殆ど忘れていた私。

    それでも500ページに渡る長編を読みながらミロの壮絶な生き様が蘇って来た。

    年月が流れ、村野ミロは60歳に、息子のハルオは20歳の医大生になった。

    良い親子関係を築いていた二人だったが、自身のルーツを知ったハルオは母を捨て、自ら悪の巣窟へ乗り込んでいく。

    全編を通してフィクションならではの邪悪さ。
    復讐に燃える悪党たちの容赦ない暴力に目を覆う。

    孤高の人、村野ミロのこの先の物語も読んでみたい。

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    2025年09月10日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    シンガーソングライターというのは物語を音に乗せて紡ぐ人なのだなと思った。
    ユーミンの曲にちなんだ短編のすべてよりユーミンの曲の方が何かを伝える熱量がある。

    これを読んでからあらためてこの6曲をSpotifyのプレイリストにして聴いてみた。
    その後もう一度読んでみたけど、やっぱり同じ気持ちだった。

    ユーミンが歌う情景は現実よりくっきりしている。

    本を読んだのに何故かユーミンの凄さを再認識した不思議な体験。

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    2025年09月07日
  • ダークネス

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    これで最後?
    あー、もっと派手に終わって欲しかったな。
    鄭と山岸を消すまで終わらせないで欲しい。
    ハルオもバカだな。
    みんなバカかもな。でも一気読みした。
    面白いのは面白かったよ。
    続きよみたい。

    0
    2025年09月07日
  • ダークネス

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    シリーズ物の最終章?
    前作含めて何作品か読んでいたはずだが以前までの展開や人物相関を覚えていなかったのでストーリーの壮絶さが現実離れして感じられた
    タイトル通り終始暗い展開

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    2025年09月04日
  • グロテスク 下

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    ネタバレ

    生まれた場所で人の地位や運命が決まる事の残酷さを、チャンの過去を通して理解した。
    和恵の悲惨な歩みも怪物のような見た目も衝撃を受けた。
    "わたし"は後に盲目の美しいユリコの息子、百合雄と暮らし始めるがお金が底を付き2人で娼婦を始めてすぐに、百合雄ばかりが客を取れるようになる。人からの評価や見え方を気にして頑張ったり身の振り方を考えても、思うように評価されなければ捻じ曲がっていく価値観と存在意義。
    グロテスク(上下)を読んで自分を大切に生きていく事の難しさを感じた。
    わからなかったのは、なぜチャンはユリコの殺害は認めて、和恵の殺害は認めなかったのか。それとなぜ"わた

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    2025年09月04日
  • 燕は戻ってこない

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    ネタバレ

    娘と2人、リキはどうなるんだろう?北海道に帰るのか、沖縄に行くのか?基は娘を取り戻そうとするのか?
    娘だけ連れて行くのは母親として正しいのか?とも思うし、契約上2人とも連れて行ったら捜索されて2人とも奪われるのかもしれない、そう思った末の選択だったのか。
    続きが読みたいと思った本だった。

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    2025年08月31日
  • 優しいおとな

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    ホームレスの男
    といってもまだ子供が主人公のお話
    記憶にあるきょうだいを求めてアンダーグラウンドへ
    このスラム化した日本ははたして未来の日本
    なんだろうか?でもありえなくもないことかも
    終盤で明かされる事実で主人公の記憶にあったことの
    説明がつくが・・・

    0
    2025年08月31日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミンの歌が好きで買ったけど本はのめり込むほど刺さらなかった。歌詞と小説でまた違うんだなあ。違いを楽しめるようになったらまた読みたい。

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    2025年08月30日
  • ハピネス

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    ネタバレ

    途中までおもろいし湊かなえ読んでる時のわくわく感だったが、、後半ちょっと雑な展開な気がした、、笑
    結果的に有紗が成長できたのは良かったし、自信をつけるには、行動して失敗して経験していく。それしかないのだと思う。
    そして登場人物みんなから学びは大いにあった。
    いぶママみたいな人いたら、息が詰まるのはめちゃわかる。
    てかなんで総合的にイマイチかと言うと、旦那がしょうもなすぎる。まじでしょうもないww

    0
    2025年08月29日
  • ダークネス

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    OUTを読んで以来の桐野夏生ファンで、大概の本は読んでいる。
    ミロシリーズも以前全て読んだと記憶しているが、年月を経て、内容をかなり忘れてしまっていたのが残念だった。
    前作のダークも読んだと思っていたが、記憶が曖昧。
    時間があれば再度読み返してみたい。
    今作のミロは60才になっていて、ミロに復讐しようとしている追っ手から逃げるために、息子のハルオと息を潜めて沖縄で暮らしている。
    逃亡生活も20年となり、二十歳になったハルオの行動から、ミロとハルオは再び追っ手から追われることになる。
    終始ハラハラドキドキしながら読み進めた。
    次のミロはいくつになるのか分からないが、続編を予感させるラストだった。

    0
    2025年08月28日
  • ダークネス

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    エグい。他人を恨んでいても進歩がないような。終わったことは仕方ないと諦めてしまう方がいいのかもなぁ。って、それができないからこんなことになるのか。

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    2025年08月23日
  • 燕は戻ってこない 単行本版 1

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    実写ドラマが良かったので購入。代理母の話が頼む側の目線と受ける側の目線で描かれている。マンガでは秘密裏に代理出産してるけど、現代の不妊治療や少子化のことを考えると、このような子を授かる形もあって良いのではないかと思わされる

    【主人公】金銭的に困窮している非正規で働く女性
    【概 容】金銭目当てで代理母を受ける女性とそれを依頼した夫婦の心情の変化を描いた物語

    【文字の量】少なめ 〇●〇〇〇 多め
    【コマ割り】少なめ 〇●〇〇〇 多め
    【非日常性】薄め  〇〇●〇〇 濃いめ
    【目の描写】薄め  〇〇●〇〇 濃いめ

    【このマンガ好きな人にオススメのマンガ】
     ・脂肪という名の服を着て
         

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    2025年08月19日
  • グロテスク 下

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    上下巻一気に読みました。かなり疲れた・・・。
    凄い世界だなと思うものの、実際にニュースになっている殺人事件の裏側ではこういうことが起きているのかなと思ったり。
    傍から見たら哀れに見えても、本人が満足していたらそれでいいのかなと思える後半でした。
    最後は意外すぎて、ちょっと笑ってしまいました。

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    2025年08月17日
  • 緑の毒

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    開業医である39歳の川辺は、勤務医である美しい妻を持ち、趣味はジョギングとヴィンテージスニーカー、周りからは順風満帆に見える暮らしをしている。
    だが妻が別の救命救急医と不倫していることを知り、その嫉妬心から、毎週水曜日にひとり暮らしの若い女性の住まいに忍び込み性的暴行を繰り返すようになる。

    身勝手でゲスすぎる主人公の川辺。
    読んでいてものすごく胸糞悪いけれど、ここは桐野夏生作品、サスペンスとしてはぐいぐい読ませる面白さがある。
    系統として女性が読んで気分が良いわけがない内容だけど、犯罪小説の名手でもある女性作家の桐野さんが描いているというところに意味があるのかも。女性が感じる理不尽だとか、そ

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    2025年08月14日
  • 夜また夜の深い夜

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    スラム街を転々とし、名前も明かさず、整形を繰り返し、ずっと何かから逃げている母親。
    母親は何に怯えているの?私は何者なの?学を持たない娘は歳の頃に外に出たいと願うようになる。危険な街へと。

    内容は重厚だけど読みやすい。

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    2025年08月12日