桐野夏生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実写ドラマが良かったので購入。代理母の話が頼む側の目線と受ける側の目線で描かれている。マンガでは秘密裏に代理出産してるけど、現代の不妊治療や少子化のことを考えると、このような子を授かる形もあって良いのではないかと思わされる
【主人公】金銭的に困窮している非正規で働く女性
【概 容】金銭目当てで代理母を受ける女性とそれを依頼した夫婦の心情の変化を描いた物語
【文字の量】少なめ 〇●〇〇〇 多め
【コマ割り】少なめ 〇●〇〇〇 多め
【非日常性】薄め 〇〇●〇〇 濃いめ
【目の描写】薄め 〇〇●〇〇 濃いめ
【このマンガ好きな人にオススメのマンガ】
・脂肪という名の服を着て
安野モヨコ先生
・明日、私は誰かのカノジョ
をのひなお先生
・君に会えたら何て言おう
ねむようこ先生
・ママゴト 松田洋子先生 -
Posted by ブクログ
開業医である39歳の川辺は、勤務医である美しい妻を持ち、趣味はジョギングとヴィンテージスニーカー、周りからは順風満帆に見える暮らしをしている。
だが妻が別の救命救急医と不倫していることを知り、その嫉妬心から、毎週水曜日にひとり暮らしの若い女性の住まいに忍び込み性的暴行を繰り返すようになる。
身勝手でゲスすぎる主人公の川辺。
読んでいてものすごく胸糞悪いけれど、ここは桐野夏生作品、サスペンスとしてはぐいぐい読ませる面白さがある。
系統として女性が読んで気分が良いわけがない内容だけど、犯罪小説の名手でもある女性作家の桐野さんが描いているというところに意味があるのかも。女性が感じる理不尽だとか、そういう視点から見ると。
連続して起こす(おそらく意図的に)犯罪に規則性を持たせる心理についてしばし考えた。この作品の場合、襲う相手や曜日や手口に共通性がありすぎるから、バレたいのかバレたくないのかがよく分からない。川辺のような人間の場合、そういう部分にも自己顕示欲が滲み出てしまうのだろうかと考えたりした。
心理的な意味合いでの女の恐ろしさも随所に感じられる小説。嫉妬心は、やはり怖い。