佐藤優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書術とありますが、「読書」というフィルターを通して著者佐藤優氏の伝記を読んでいる印象でした。伝記のせいなのか、ワクワクして読んでいました。平易な文書ですし、とても洗練されています。
ノウハウ本の体裁をとっていますが、そこには収まりきれない読書の素晴らしさを教えてくれる一冊です。一方で、この著書の素晴らしさを理解する上では、ある程度の読書習慣が不可欠とも思いました。他の著書も読んでみようと思います。
印象に残っている箇所は
・丸暗記の大切さ…「戦前の旧制中学・高校の教養主義的なスタンスに近い…」「高校までは暗記を中心に徹底的に知識量を増やすことです」(P103)
・「古典にはその国の『内在的論 -
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【感想】
良くも悪くも、「日本史の教科書」という一言に尽きる1冊だった。
ツラツラと何のストーリー性もなく編纂されており、日本史の流れを色んな側面から眺め、学ぶには非常に役立つ1冊だと思う
個人的には、文章だけでなくもう少しその文化に関する作品などの「画」を入れてほしかったな~とも思えたが・・・
あと、江戸時代中期までしか掲載がなく、江戸時代終盤~明治・大正・昭和・平成に至るまでの日本史も掲載して欲しかったなと思った。
最近そちらの歴史について若干おろそかなので・・・・・
(調べたところ、続編として「近世・現世版」もあるようですね!次回はコチラを読んでみよう!!)
面白味は一切ないが、余すこ -
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Posted by ブクログ
昭和史に精通する2人の知識人が太平洋戦争について対談。主として半藤一利が日本軍を総括し、佐藤優が日本外交について語り、敗戦が今の日本にどう影響をもたらしたのかを論議する。
さすがに2人のトークは当時の国家同士の陰謀、策略を簡潔にまとめてくれて、読み応えがある。2人が互いの知識を認め合い、楽しそうに語っている姿が見えてくる。一般人が下ネタや上司の悪口で盛り上がるのと同じ感覚なんだろう。
で、昭和の日本軍に欠けていたものは失敗の経験だった。人間や組織は失敗を経て、学び、次につなげるのだが、日本軍は日露戦争の勝敗をあいまいにし、近代兵器による戦争を知らないままだった。そして、ノモンハン事件での敗 -
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【古典の濫読】
世界の名著である古典を分け隔てなく濫読(らんどく)する。
必然的に異なる価値体系のものを読むことになる。
世界にあるありとあらゆる考え方を自分の中に取り込むことになる。
5000年間の間に人間が考えたありとあらゆるものを知ることになる。
はじめから読むものを限定せずに、
人間の営み全てを飲み込む。
そうすると、自分の中に異なる価値体系や世界を共有することができるようになってくる。
それは即ち、
「自分の頭で考える」ことに直結する。
今生きている世界(家族や仕事場や学校や友人関係や国など)の中で、
正しく当たり前と思われていることとは真逆の考え方や、異なる価値 -
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該博な知識を披露する佐藤パートより、読者に本音をぶつける西原パートの方が面白い/〖米国ティーパーティー〗Taxed Enough Already『税務署はドロボー』佐藤優が「ポピュリズムでは白人保守派の支持を得ても、大統領選で共和党が勝つのは難しい」としたのは、民主党候補がサンダースなら勝ち目はあったから間違いとは言えない。〖スコットランド独立是非住民投票〗14年9月。「残留すれば一人当り年1400ポンド24万円の利益がある、ホットドッグにすると…」との宣伝が侮辱ととられ反英感情を呼び覚ました…/佐藤は沖縄・翁長知事は保守で県民感情を代表している、辺野古移転強行は独立を加速するという
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8テーマ
怒らない
びびらない
飾らない
侮らない
断らない
お金に振り回されない
あきらめない
先送りしない
怒りをどう抑えるかは、社会生活を営む人間にとって大きなテーマ。
突然の怒りにはその場から避難することが正しい対処法。
立場の弱い人間を怒らない。
怒りが湧いてきたら、その出所を紙に書き出しはっきりさせる。
人間はよく分からないものに対してびびってしまう。つまり、びびった時こそその対象をよく見る。
侮らないことは難しい。過去の歴史からまず学ぶこと。著書のおすすめは内省ノート。人から忠告や批判を受けた時、時間を置いてから、ノートに相手の言葉を書き出してみる。更に分析をする。
断ら -
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佐藤優氏の新潮講演を文字の起こしたもの。内容は、マルクス資本論について、労働力商品化をキーワードにして読み解き、解説するもの。
全6回の講義なので、資本論全体を読むわけではなく、全体の中で重要なところをピックして分かりやすく解説する形式であり、講義を受ければ、ある程度それ以外のところも自分で読み解けるようになることをゴールにしている感じ。
資本論や参考書籍を手元において読むのが正しいが、そうしなくても十分理解できる程度に論点が絞られ、解説も丁寧にされている。
資本論がすぐに何かに役に立つわけではないが、骨太のロジックを持つ古典を読み解くことで、知的好奇心を刺激されるとともに、全く異なる現代の課 -
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単なる世界の通史ではなく、佐藤優氏の独特の世界観を通じて、全く違う角度から世界史をとらえることのできる本。この本を読めば、スコットランド問題や、イスラム国の問題等、今、話題となっているコトの背景を理解することができる。キリスト教とイスラム教をざっくりと知ることのできる本ともなっており、非常に内容が濃い。
注目点
・世界史の通史を解説する本ではありません 。世界史を通して 、アナロジ ー的なものの見方を訓練する本
・アメリカで第二次世界大戦後 、本格的な恐慌が起きていないのはなぜか 。それはアメリカの公共事業に戦争が組み入れられているからです 。
・植民地の支配では 、少数派を優遇するのは常套 -
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・チェチェン人。「血の報復の掟」により強固な民族な絆。男子が生まれると七代前までの男系男子の名前と、生まれた日と場所、死んだ日と場所と死因を教える。殺害された場合は報復、仇が死んでいる場合は男系子孫に報復
・オバマ大統領の「シリアの挫折」は、今後の東アジア情勢に「重大なツケ」となって回ってくる。特に尖閣問題へ深刻な影響
・外交官は海外との正式な折衝の場では通訳を使う
・安全保障の主戦場は2つのスペースに移りつつある。「サイバースペース」と「アウタースペース」、即ち、ネット空間と宇宙空間
・未曾有の危機に直面して必要なのは、専門家の言うことをよく聞いて余計な喧嘩はしない、これはという人に任せるこ -
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元外務官僚 佐藤優による、現在の社会「新・帝国主義」について書かれた本。国際関係論、哲学、歴史、情報管理に詳しい著者だけあって、説得力ある内容となっている。著者のものの見方は鋭い。
「旧来の帝国主義も、(現在の)新・帝国主義も「食うか、食われるか」の弱肉強食を原理とする」p7
「新・帝国主義という国際環境の中で、困難な国内状況に直面しているにもかかわらず、日本人も日本国家も生き残らなければならない」p8
「神学の世界には「総合知に対立する博識」という格言がある。断片的な知識をいくらたくさん持っていても、それは叡智にはならないということだ。断片的な知識をいかにつなげて「物語」にするかが、有識者 -
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"佐藤優さんがわれわれのレベルに合わせて現在の社会を語ってくれているもの。
相互に理解をするには、互いの知識レベルが近くないと中々理解し合えない。優しく書いているとはいえ、手ごわい本である。
佐藤さんと同じレベルに近づける気分になれる本といったほうがよいかも。
他国、他民族を理解するには、歴史、宗教、文化など多面的にとらえたうえで、相手がどんなふうに考えて行動するかを捕まえる必要がある。
今回とても勉強になったのが、イランという国がどんな思想を持っているかを学べた点。
世界を理解するには、宗教、哲学、歴史を肌感覚として理解していないといけないこと。"