佐藤優のレビュー一覧
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冷戦というのが所与の枠組みだった時代の青春。現代なら東欧とロシアでこんなに苦労するはないのだろう。旅行のハードル的にはインドか南米くらいか?
佐藤優の十五の夏休みをに触れていろいろな思いが湧いてくるのだが、旅行自体は自分ごとではなく、5歳の息子を重ねてしまうのが、自分の歳を感じて辛い。あと10年で彼がこういう経験を望むようになるだろうか。もちろんその時代には、1975年当時ほどの異世界感はないかもしれないし、そもそもリアルに国境を越える必要すら怪しいものだが。
なるべくしてなったのだなと思う一方で、本当に好きなことで食べていけない人はいない、という言葉はとても、重い。 -
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ネタバレ2021年7月25日記述
人生の役に立つ聖書の名言
佐藤優氏による著作。
2020年2月1日発行。
本作品は2017年9月単行本として刊行。
2020年1月講談社文庫として刊行されたものを電子書籍化したものです。
聖書は最古の古典であるとしてビジネスでも応用できると野口悠紀雄氏は説いていた。
(だから古典はおもしろい、2020)
しかし多くの古典は一般人がいきなり読んでも分かりにくい。
(文化や背景が大きく異なるため)
その中で佐藤優氏の解説によりそれぞれの聖書の格言、名言をどのように捉え、どのように生活に活かしていくべきかが本書を読むことで見えてくる。
闇雲に聖書を開いた所で寝てしまう -
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コロナ禍では弱者が大きな被害を受けています。
非正規労働者や、本来しっかりとした教育を受け
るべき学生たちがその最たるものです。
しかしコロナは単なるきっかけであって、以前
より社会の弱者との格差は問題とされていまし
た。
それでも関係のない人にとっては、その問題は
「見えない」のです。
その見えない問題に鋭くメスを入れる対談が本
書です。
特に「相模原事件」に関する下りは、新聞報道
とは違った切り口で論じられています。
雨宮処凛氏は裁判も傍聴していたので、彼女自
身の持論も交えた真実には引き込まれます。
「相模原事件」も、弱者が犠牲になっているの
です。
社会的弱者に目を向け -
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■2014年2月当時、ウクライナで進行していた事態は「革命」にほかならない。この背景には歴史的、文化的に根深い対立構造がある。半政権側は西ウクライナ(ガリツィア地方)に基盤を置く民族主義勢力だ。帝政ロシア時代、ウクライナは「小ロシア」と呼ばれていた。現在も「自分は広義のロシア人だ」という自己意識を持っているウクライナ人は、ウクライナの東部や南部に少なからず存在する。 また東部には軍産複合体や宇宙関連企業があるので、軍事的にも経済的にもロシアと緊密な関係を維持している。
これに対してガリツィア地方と呼ばれる西部は歴史的にハプスブルク帝国の版図であり、同帝国解体後はポーランドに属していた。ガリツ -
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池上さんと佐藤さんの対談本は何冊も読んでいますが、毎回新しい知識を得られることができ、二人の引き出しの多さには尊敬するばかりです。
今回、とくに印象に残ったのは「社内で何かを提案するときは、社内で何かを提案するときは、結論をズバリと言うのではなく、相手に考える材料だけを提示して自主的に考えてもらうという手法」の有効です。こちらは過去に私自身何回か実践して至りするのですが、士気を上げるうえでも、ボスコントロールの上でも身に付けておかなければならないスキルであると感じています。
また、社内の悪い空気に流されないためにきちんと自分の信念を持ち、自分の頭で考えるようにする、というのはその通りかと思 -
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「読解力」とは「相手を正しく理解し、適切に
対応する力」と定義しています。
要は社会で生きるための人間力なのです。
それは多くの文学作品から学ぶことができます。
優れた作品ほど、クドクドと状況や心情の描写
はされず、読者が行間を読み取る能力が要求さ
れます。
この本では三浦綾子氏の「塩狩峠」を教材に、
佐藤氏が中学生に対して3日間の授業を行った
内容をまとめたものです。
キリスト教系の学校だけあって、生徒たちは、
カトリック信者であった「塩狩峠」の主人公の
心情に、見事にすり寄っていくことが出来てい
ます。
また様々な視点での感想も自由な発想で、素晴
らしいです。
最近は教育に力 -
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読解力の強化ってどうやってやるんだろう?著者が安易なHowTo本を出すような人ではないことは当然承知の上で、何をどう書いているのかを知りたいということもあって読んでみた。
答えを言ってしまうと、最終的には行間を読めと。つまり、見えている氷山の一角から、はるかに大きな水面下がどうなってるのか推測しろと。そして目的はタイタニックの沈没回避。(←敷衍ってこういうことよね)
行間を読むなんて当たり前なんだけど、私自身が忘れかけているような危うい状況だと気づかされる。昨今のネット上の記事やコメントは、行間を読んでいないものが大量に溢れている。行間を読めていない(または悪意からあえて行間を読まない)揚げ足 -