佐藤優のレビュー一覧
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佐藤優
元外交官で文筆家。ロシア情報収集・解析のエキスパート。魚住昭/ジャーナリスト。ノンフィクションに著作多数。青木理/ジャーナリスト。元共同通信記者。『日本の公安警察』『絞首刑』など著作多数。植草一秀/経済学者。日本経済、金融論が専門。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 誰が日本を支配するのか!?政治とメディアの巻
こういうときに重要なのは、歴史に学ぶことだ。日本は過去に何度か存亡の危機に直面した。このときわれわれの先人が危機から脱することを試み、それに成功した。この事実から学ぶのだ。
世界との交通が比較的開けていたインドは、やすやすとヨーロッパの欲望の 餌食 に -
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ウクライナ戦争を侵略者ロシアから民主主義を守るウクライナという単純な時点で見る事への警鐘が具体的に書かれた対談本。
ウクライナとロシアとの歴史を遡って今を見れば、今の西側メディアの視野の狭さ、思慮の浅さが絶望的に見える。
この戦争はアメリカがウクライナを使ってロシアを弱体化させるというアメリカによって管理された戦争と言う。
この本の出版当時はその通りであったはずだが、イスラエルでも戦争が起こって、アメリカが今後の明確な戦略を持っているのか疑わしい。
19世紀くらいから続いた西洋普遍主義、戦後のアメリカ一極体制が今まさに変わろうとしていると感じる。
その意味でプーチンの見立ては正しい。
日 -
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知力を尽くした情報戦、そして、獄中での検察官との対峙、人間にとって、大切なのは、自分を保ちながら、筋を通すこと、そして相手を理解することで信頼関係を得ること
臨場感、細かい粒度、緻密な論理、意を尽くして事に当たれば、なんらかの道が開いていく、そんな思いを感じた書でした。
人間はまず内側から崩れる 決して自暴自棄になってはいけない 常に冷静さを失わないことだ
■外交
鈴木氏は類まれなる「地アタマ」をもった政治家であった
鈴木宗男氏はひとつの特徴があった。恐らく政治家としては欠陥なのだと思う。しかし、その欠陥が私には魅力だった。それは、鈴木氏が他人に対する恨みつらみの話をほとんどしないことだ -
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知とは方法だ。良くも悪くも、知は人を動かし、世界を動かす
知―教養は、最強の武器だ。インテリジェンスの最前線にいた著書が、世界を伍していくための、知の方法論を展開してくれる。
血のにおいがする情報、ぎりぎりの知的な戦いを行うための武器を手にするためのガイダンスです
すぐに役に立つような情報は、寿命が短い 何の役にも立たないように見える教養こそが、中長期的な視点からは、役に立つ
量をこなすには、時間を有効に使わなければならないし、ものすごく集中しなければならない
記憶の定着率を上げるには物事を連関させて憶えるのが効果的です
話の要点に際して1つ2つと折って数えておく。すると、聴取のあとでもテー -
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結局は、核兵器か。
珍宝島事件/ダマンスキー島事件から世界は、動いた、と。
その流れでキッシンジャーが訪中し、今に至ると。
中東戦争でも、核使用一歩手前までいったっけ。
余談、彼の師匠が、ドラッカーのライバルだったよな。
ケネディ暗殺もレベル的には、一段下の国内の利権絡み。やはり、大国の本命は、核の使用及び、恫喝力による先進国の統治。それが、揺らいでいるか。
ブリックス及びグローバルサウスの台頭。北朝鮮もこれに絡むと。たぶん、汚染水騒動もスピンの一種になる。
木原っちって、使えるやつなのかね、やはり。
それにしても、核兵器、安くなったもんだ。
世界のどこかで核兵器が使用されたら、色々 -
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本書は、昭和12年に発行された、文部省編「国体の本義」の解説書である。
佐藤優氏は、国体の出発を日本神話に求めているが、それは、歴史の共有という点であり、今ある日本の国体からみて、日本神話から離れてもよいと、読んでいるうちに感じました。
ここで言う「国体」とは、天皇でも、天皇制でもなく、日本人が、古来から、共通にもっていて、受け続けている、思想、習慣といった、ソフトウエアの面でのインフラとしての共通観念のことをいっている。
結論は、日本古来の文化・根源である、国体に、西洋の優れた技術や、考えを取り込んで、土着化させることで、日本民族を発展させよう。である。
氏が、「国体の本義」を取り上 -
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駅員さんも医者も大変だと思うけど、想像よりすごかった。
片岡さんに共感も多ければ学ぶものも多かった。
必要だったり価値の高いことの報酬が低かったりボランティアだったりすると感じてるけど、医者もそうなんだな
Diosのたなかくんも制約のある自由について話していたが、何事も極論は上手くいかないものだな
古くたっていいものはいい、昔の全部が悪いわけじゃないし、今も全部が悪いわけじゃない、何事もバランス
勉強して国家試験通って実際に患者を見てきたお医者さんの方が自分より知ってるのはわかるんだけど、いろんな方がいる中で、お医者さんの力量やどういう考えで判断してるのかがわからないし、変な治療は受けたくない -
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野中広務は、1925年10月に生まれ、2018年1月に、87歳で亡くなった自民党の政治家。被差別部落出身で、大学教育も受けていない。町議会議員から政治家のキャリアをスタートさせ、最後は国会議員・大臣まで昇りつめた、たたき上げの政治家である。2000年の自民党総裁選挙で、野中の推す橋本龍太郎が、小泉信一郎に大敗を喫し、政治的影響力をなくす。2003年に引退宣言をし、政治の表舞台から姿を消した。
本書は、そのような経歴を持つ野中広務の評伝である。
普通の評伝と異なるのは、筆者が評伝を書くことに対して野中の了解を得ていないことだ。逆に、本作品の月刊誌への連載が始まった頃、筆者は野中から抗議を受けたこ -
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どんな「病」であれ、誰だってできることなら避けて通りたい。でも、人間として生まれてしまったからには「生老病死」は避けられないのも事実。コロナ禍を通じて多くの人が「死ぬかもしれない」経験をされたかと思うが、長い人生において早いうちに自らの余命を意識する事は案外大事なことではないかと思う。私自身、母のキーパーソンになり夢中で介護をしていた最中に「病の宣告と治療」が自分ごとになってしまった時には青天の霹靂とはこのことか!と慌てたけれど介護を通じて得た知識、例えば基本的な体調管理の方法や主治医や看護師、医療関係者との意思疎通がいかに大事かそして当たり前だけど命には限りがあること、それでも最期までできる
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ネタバレ 購入済み
今こそ「地球儀外交」の出番!
2023年8月読了。
この御二人は、予々様々なメディアで恐ろしく冷静且つ正確な「インテリジェンス」を教えてくれる、日本でも貴重な存在だと思っている。
今回の戦争にあたっても、新聞,テレビ,その他メディアからの情報について「本当にそうなのか…?」と云う疑問点が少なくなく、隔靴掻痒の感が有ったのだが、正にドンピシャリ!生々しい国際状勢の深淵を覗かせて頂いた。
このぐらいの「情報収集能力」「情報分析力」が、今の岸田政権内でグリップされているのか甚だ疑問であり、それだけ将来への不安感が増大している。
文中にもあったが、先入観やそれまでの「常識」に囚われず、虚心坦懐に情報を集め、分析する力が、今現在