佐藤優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
題名の「トッド」とは、フランスのエマニュエル・トッドのことである。独自な研究で世界を語るという感のエマニュエル・トッドである。近年『我々はどこから来て、今どこにいるのか?』という人類の歴史を鳥瞰しながら、幾分掘り下げて行くという、長きに亘る研究の集大成的な本を上梓している。日本語版も登場して然程の時日が経っていない。この本の内容を念頭に、片山杜秀、佐藤優の両氏が「トッドの論点」で最近の話題等も掘り下げて論じるという感の一冊である。
本書は、トッド自身のインタビュー、トッド、片山杜秀、佐藤優の3氏による鼎談、片山杜秀、佐藤優の両氏による対談というような体裁の各部、5つの纏まりから成っている。各々 -
購入済み
ガイドとして、読み物として
独裁者から巷を騒がせる有名人まで幅広い人物の作品が並ぶ
書籍としては名は知ってるが内容はわからない本のダイジェストとしても良かったし、読書術としての著者の視点は大変参考になるものだった -
Posted by ブクログ
共産党=戦争反対運動のイメージを持っていたが、そもそもそれは社会党の考えで、社会党なき後にその支持者を集めるべく共産党が言い出した戦略だったそう。
そもそも、共産党の発端はロシア共産主義を世界に広めるべくして結成され、世の中を良くするためには暴力を暴力を辞さないという考えから始まっている。
平和的なイメージを今まで持っていたが、内部では権力で下を押さえつける体制があり、結局綺麗事を言っているだけで行動は一致していないような組織なのだろう。
最近、党首公選を訴えた松竹氏を除名した出来事も、対外的には平和を訴えながら党内部では権力を使った暴力をおこなっているのだと個人的に感じてしまった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレとても現代を生きていく上で、有意義ないろいろな「ヒント」の内容があったように思えました。
対面には暴力性があり、オンラインはそれを軽減/消去する。
「対面で会うことが必然的にはらんでしまう暴力性」
オンラインでの対面を可能にするインフラが整備され、「対面せずに会う」という仕事、勉強、診察等の経験が一気に広がった。同時に「なぜ人は対面を必要とするのか」という、かってない問をもたらしてくれた。
第1章「鬼滅の刃」ブームにみる現代日本人の闇
「四重の格差」1.国家間格差2.国内での地域間格差3.経済などの階級格差4.ジェンダー格差
自殺者が目に見えて低い町、徳島県の旧海部町(現海陽町の一部)は自 -
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大人にならないとこういう講義の重要性は分からないし、広く物事をみないと偏った見方をするよと中高の自分に言いたい。
著名人の対談を引き合いに出して賛同した話をするかと思ったら批判もしつつ若者に今の若い世代の危険性を説いたり、受験勉強は将来絶対役に立つと何度も言って喝を入れたり、分かるまで勉強の意味は何時間も勉強する事で何が不得手か、理解がきちんとされているのか細かく分かるので対処できるとのこと。
佐藤氏は教育を充分に受けて来れなかった子にも教えておられ、意欲的に活動されている。何ができるのか、未来のビジョンがしっかりしている。諦めない精神で立ち直ったと言われてるので佐藤氏の頭脳や精神、考え方を -
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佐藤氏は、言います。
「なぜ、読書術が知の技法のいちばん初めに位置づけられなくてはならないのだろうか。
それは、人間が死を運命づけられている存在だからだ」。
私は、この一文がどうも気になり、購入しました。
佐藤は、続けて言います。
「そのために、時間が人間にとって最大の制約条件になる。」
「正しい読書法を身につければ、人生を2倍、3倍豊かにすることができる。
読書によって数十人分の経験を身につけることができる。」
この読書の技法の目的が明確に書かれた一文です。読書で、人生を豊かにすることができる。
しかし、人生はいつか必ず終わる。
佐藤氏は、さらっと書いていますが、なんとも考えさせられる一 -
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危機を認識し、警鐘を鳴らす思想家は預言者に連なる
イスラエルとユダヤ人から学んだ事柄について書いた論文とエッセイをまとめたもの。
中東に浮かぶ、自由主義、民主主義、市場経済の国、イスラエルと日本の物語
著者は、こういう。「全世界に同情されながら死に絶えるよりも、全世界を敵に回しても生き残る」という気概をもつイスラエル人の愛国心、さらにそれを支える神理解から、日本国家と日本人が生き残るための知恵を学ぶことが、私が本書を著した目的である。
イスラエルを地上から抹殺せんともくろむイランと、イランに核開発技術を供与する北朝鮮。それなのに、日本は親イランとしてイランを援助していた。
佐藤優を政治的 -
Posted by ブクログ
読んでいて怖くなりました。
日露平和条約の締結と北方領土問題を阻んだものは何であったのか。
あゝ、今少しで失われし国土を取り戻すことができたかもしれず、非常に残念です。
巻末にひっそりと語られている鈴木宗男氏の杉原千畝の名誉回復に始まる国際協調
佐藤氏と築いた、唯一、プーチンにいつでも会える政治家としての、鈴木宗男氏。
チェルノブイリの支援を含めた、ロシア、中央アジア、アフリカ諸国、イスラエルとの関係を戦略的に強化しようとした鈴木宗男氏の構想。
それらが外務省のアメリカスクールで、いやアメリカそのものを刺激してしまったのでしょうか。
気になったものは以下です。
・「貴様嘘をつくな!」とい