佐藤優のレビュー一覧

  • 組織を生き抜く極意

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    組織の中間管理職の心得を分かりやすく学べます。会社も国家も同じく暴力装置を持っていて、その力に逆らわず、管理職としていい人ではなく効果的に権力を行使して部下を動かす、複合的アイデンティティをもつべく会社意外の居場所を複数作るなど、定年後を見据えた戦略行動の大切さ、などなど。

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    2026年07月19日
  • 見抜く力――びびらない、騙されない。

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    ものごとの本質を見抜く力の大切さ。表面的なところだけではなく、その裏にある意図や意味を考え続ける姿勢で生きていく大切さ。日々、思考して鍛え続けていきたいところ。

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    2026年07月18日
  • 生き延びるための昭和100年史(小学館新書)

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    本書の内容と関係無いことを書きます。
    片山杜秀先生については、「英雄たちの選択」(NHK BSプレミアムの教養番組)で、コメンテータとして出演した時の片山先生を見て好感を持ったのが最初です。その時の片山先生が紳士然として足を組み、穏やかな笑みを湛えて話している様子に、好感を持ちました。
    『歴史は予言する』(新潮新書、2023)の帯の写真でも、片山先生はとても柔和なオジさんです。笑顔の目はほとんど開いていません。
    それが、この度、本書のカバー写真での片山先生は従来とは異次元の表情をしておられる。これもなかなかよいと思います。凛々しく眉を吊り上げて、カッと見開いた双眼は一体どこを睨んでいるのだろう

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    2026年07月12日
  • 特捜取調室―『国家の罠』20年目の再対決―

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    被疑者と検察官の20年ぶりの対峙。決して敵対しているわけではなく、むしろ作家佐藤優の世に出るきっかけを作った一人。
    検察、司法の改革が叫ばれて久しいが、西村氏のスジの通った理屈を聞いていると、検察という組織の良心を強く感じる。
    実際に取り調べを受けた人、取り調べをした立場双方の意見なので、説得力がある。
    息をつかせぬ展開の楽しい対談。

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    2026年07月10日
  • 新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

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    領土問題の国際的な定義は勉強になった。片方だけが主張するだけじゃダメなのか。パレスチナ問題とも関係するけど、かといって、お互いに折れることはないだろうから、どうしても戦争になる。これ以上の犠牲は無駄だからやめようとお互いが思わないと領土問題は終わらないというのも納得。

    一定数以上の血が流れないと考えが変わらないなんて愚かすぎる。

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    2026年07月08日
  • 国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―

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    国益のために進めた仕事が、翌日には犯罪になっている。
    「国家」の恐ろしさが実体験に基づいて描かれている。

    ひいては、組織やマスコミ・人間の怖さも感じた。
    もうすぐ、著者の言う「26年後」がやってくる。真実が明らかにされるのか、そのときに何が起こるのか。

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    2026年06月29日
  • 新・帝国主義の時代 右巻 日本の針路篇

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    カイロスの世界が動いていく時代は、世界は真空、あるいは空、という感覚が必要ではないか。
    もしくは、大転換、反転する感覚でもいい。これは、一神教、啓典教の世界では少し勝手が違う気もするが。ここ東アジアでは、循環、輪廻転載感覚にすんなりと馴染むだろう。
    ニヒリズムに陥りにくいとも思う。表彰のイメージ操作にも柔軟な感覚を保てる気がする。

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    2026年06月24日
  • 特捜取調室―『国家の罠』20年目の再対決―

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    勿論対談本でノンフィクションなのだが、どんな検察小説・政治小説よりも数段面白い傑作対談。博覧強記の知の巨人・佐藤氏が元官僚の矜持で国益をうたい、東京地検刑事部長までつとめた現弁護士の西村氏が元検事の矜持で公益とフェアの大事さをうたい、相反する彼岸ながら、その人格の核となる部分が共鳴することにより、相手への尊重と友情に近い関係性にまで昇華していることが犇々と伝わる。本作を読むにあたり、佐藤氏の「国家の罠」を読んでおくことはマスト。これ以上はないのではと思わせる対談本の極致。。

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    2026年06月09日
  • 佐藤優の特別講義 戦争と有事 ウクライナ戦争、ガザ戦争、台湾危機の深層

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    各国の内在的論理の理解が大切。それが歴史、宗教などから来るので、それらをよく理解して外交政策に反映させ、とにもかくにも戦争に至らない外交政策に知恵を絞ることの大切さが理解できました。

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    2026年06月05日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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    イスラム教の考え方。
    ギリシャの成り立ち。
    歴史を、ではなく歴史に学ぶ。
    リベラルアーツの重要性。

    世の中の出来事の背景には何があるのか。背景を知ればまた見えてくるものも変わってくる。視野を広くしないと他者とわかりあうなんて到底叶うはずがない。

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    2026年05月31日
  • 美術は宗教を超えるか

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    数年の積読。
    発売当時は難しくて読めなかったが、今読むととても面白い。
    こんな学識厚く、かつ熱心なキリスト教信者二人が揃い、宗教と美術の歴史について語る企画、と言うのは二度とはないだろう。
    さらにカラヴァッジョをはじめカラーページも多く、充実した内容だ。

    全編にわたって、カトリック・プロテスタント・東方正教の比較が随所に出てくるの
    で、個人的には、
    少なくともマックス・ヴェーバー著『プロ倫(プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神)』は読み終えて、
    カトリックとプロテスタントの違いが頭に入った状態で読んだ方が、理解が早いと思う。

    後半になるにつれて、佐藤優氏からプロテスタントに批判的とと

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    2026年05月17日
  • 見えない戦争の正体――米中露が仕掛ける「認知戦」

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    共著になっているが、本書は苫米地英人氏の仕事・言説が中心で、珍しく佐藤優氏はその言説を歴史的・宗教的観点で、示唆・補足している感じの構成。なので、2・3・4章は佐藤氏上梓本をほぼ読んでいる人にはかなり既知で予想通りの範囲。本書の神髄は1章の認知とは何かの根源的な解説と、その認知に必要不可欠な生成AI、将来のASIについて解説した5章になる。1章の認知戦の学術的説明と5章のAIの予測不可能性と不完全性定理は、まさに啓蒙の内容で、今を生きる人間全員が知っておくべき教科書的内容で非常に勉強になり、面白かった。

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    2026年05月08日
  • 残された時間の使い方

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    著者は仕事のできる人
    本の内容が全体的に分かりやすい何より目次が分かりやすい
    1章〜3章にかけてはビジネス本でよく見ることが書いてあります、4章からは面白い

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    2026年05月08日
  • 一寸先は闇

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    佐藤優氏の数ある対談本の中でも出色の面白さ。常に大衆・庶民視点の「虫の目」五木寛之氏と、歴史的大局視点の「鳥の目」知の巨人・佐藤優氏の縦横無尽の話題と切り口・語り口にページを捲る手が止まらない。特に『「歌」がもたらした一体感』からの数編で、「歌」視点での草の根レベルの一体感醸成を、歴史を俯瞰して分析するあたりは目から鱗。以前に「異端の人間学」をお二人で上梓しておられるのを知り、未読なので読みたい。

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    2026年05月06日
  • 学生を戦地へ送るには―田辺元「悪魔の京大講義」を読む―

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    「わからない」と言える勇気が、自分を戦地に送らないための最後の砦になる

    ■読み始めた動機
    朝井リョウさんが「一冊だけ挙げるなら」と紹介していたことがきっかけ。
    また、ウクライナ侵攻のニュースに触れた際、平和主義を標榜していたはずの自分の中に仮にウクライナ人だったら「義憤に駆られて志願したくなる自分」がいることに驚き、その感情の正体を知りたいと思った。

    ■「正しさ」に流されないための読書体験
    本書で扱われる田辺元の「悪魔の講義(学生を死地へ送るための論理)」は、正直に言って難解だ。しかし、著者の佐藤優氏がゼミ形式で解釈の道筋を立ててくれるため、「どこがわからないのか」を明確にしながら読み進め

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    2026年05月03日
  • 残された時間の使い方

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    自分時間を取り戻す

    「円環的な時間感覚を持つ日本人は目的論的思考が弱くなりがち」に全てが詰まっている。目的意識がないから時間泥棒に時間を盗まれる。自分の人生にとって「どうでもいいこと」で時間を消費してしまう。自分の人生を、自分時間を取り戻すためにやるべきことは何か?残された時間を何に使うか?終わりの時に、いい人生だったと思える生き方をしたい人におすすめ。なんのために生きるのか?人生を見つめ直すいい機会だった。

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    2026年04月29日
  • 危ない読書 教養の幅を広げる「悪書」のすすめ

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    魔界への入り口はかくも簡単に開かれてるものか。佐藤氏の解説を読んだだけでもマインドコントロールされそうな著書ばかり。でも知らずにいたら人間力が停滞しそう。正義と悪を相対的に見る別の自分を作り上げる訓練と思えばいいのか。

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    2026年04月25日
  • 猫だけが見える人間法則 (Hanada新書 003)

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    地政学だけでもなし歴史だけでもなし現状分析だけでもなし。当たってそうだし、面白かった。猫じゃなくてもいいのではなかろうかとは思ったが。

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    2026年04月09日
  • 明日への扉 君たちだから伝えたいこと

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    学園生の純粋さに触れられる本。
    自然と池田先生、信心への向き合い方を見つめ合うことができる。創価学会員は創価学会を過小評価している。
    私は学会員だと堂々と語ることができる生き方をしたい。

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    2026年04月09日
  • 明日への扉 君たちだから伝えたいこと

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    現役の高校生のリアルでどこか青臭い声を聞くなかで、昔の自分自身に出会えたような懐かしさを感じた。
    理想に燃えて今この時を必死に生きる若者の意見や質問は、大人が失いかけている鋭さを持つ。
    若者らしい遠慮のない質問に、思わず笑ってしまう場面もあった。
    そんな質問一つひとつに、抽象的な指導ではなく、参考となる書籍や事例、「青春対話」の引用などを提示しながら真剣に向き合っていく佐藤氏。
    この魂と魂での対話は、現代社会に疲れきっている大人としてはやや耳が痛いところもあったが、もはや痛みすら心地よいのでぜひ続編を期待したいところ

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    2026年04月03日