佐藤優のレビュー一覧

  • 定年後の日本人は世界一の楽園を生きる〈実践・成功編〉(Hanada新書 017)

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    具体的な行動指針が書かれている。大学のセミナーをYoutubeで見られることが書いてあるので、確認しようと思う。前作との重複ももちろんあるが、確認出来るのでいいと思う。

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    2026年10月04日
  • 佐藤優の挑戦状 地頭を鍛える60題

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    公務員試験ゆえ難問であっても奇問はないはずと信じて絶対回答できるはずと時間をかけて取り組みました。
    様々な分野、様々な攻略法(正攻法で行くもの消去法で行くもの、または一般教養に属し一見して即解できるもの)がバランスよくまとまっています。
    初見で半分解けるかどうかってくらいでした。
    大学で所属していた学部の分野の問題ならおそらく「その分野では常識」な問題なので簡単だと思いますが、数学パズルみたいなのは場数を踏むかそういう思考の才能のあるひとでないと難しいですね。

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    2026年09月23日
  • MATERIAL WORLD 世界は「資源」で動かされる

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    砂、塩、鉄、銅、石油、リチウムという現代当たり前に使われている資源について、歴史と現代でも続く問題について掘り下げる内容
    砂や塩は必須とは分かっているけれど、周りに当たり前に存在しているため重要視することはなかった。
    チリのアタカマ砂漠はエストの乾燥実験ぐらいでしか見たことはなかったが、こういうところで出てくると様々な知識は知っておいた方がいいと感じる

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    2026年09月21日
  • 定年後の日本人は世界一の楽園を生きる(Hanada新書 010)

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    定年後の生き方についての考え方、行動の仕方を示してある。残された人生の時間を、ストレスなく生きることに集中すべき、という言葉を通じて自分に興味あることなどに集中し、自治体などの行政サービスを使いながら快適な人生を生きるための準備を促してくれる。

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    2026年09月13日
  • 国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―

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    とても面白くて、今まで読んでいなかったのは不覚でした。
    外務省職員がどんな仕事の進め方をしているのか、とりわけロシアでの事情を書いた前半部分で十分に面白かった。
    そのうえで後半の著者自身が勾留された後の東京地検特捜部検事とのやり取りを書いた部分もまた面白い。

    いわゆる鈴木宗男事件も若い人にはピンとこないと思うけど、国策捜査と言われるものはそういう性質があって「あのときはあんなに盛り上がっていたけど、なんだったんだろう」と思わせるものがある。
    著者(と担当検事)はリアルタイムでそれを理解していたようだけど、時代を超えた目で見ないとなかなかそれはできない。著者にとっては哲学がその武器というか梃子になっている。立花隆も初期の頃にそんなことを書いていたなあ、と思った。

    そうそう、著者はこんなことも書いている。
    「外交に触れたばかりの政治家は極端な自国中心主義、排外主義的なナショナリズムに陥りやすいが、だいたいこれは一時的現象で、国際政治の現実に対する認識を深めると、極端な自国中心的ナショナリズムが日本の国益を毀損するとの認識も強くもつようになる。」
    2005年当時には一般論だったのだろうが、現在からするとどうなんだろうと思った。
    まあ、それなりのポジションに就いても認識を深めることのない人もいるということかもしれないが。

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    2026年09月06日
  • 戦略の罠

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    今までの佐藤氏の言説から、未来としての過去を、戦前日本で参考にすべきテクスト「国体の本義」「作戦要務令」と満州国の思想体系を読み解き、タイトルにある「戦略の罠」を解説する1冊。非常によくまとまっており、ある程度歴史素養があれば、非常に刺さりまくる内容。過去の日本人が国体存続のためにやってきた模倣→発展・昇華の過程である「変換能力」が大事であること、KPIで測れない「理念OS」「運用OS」の大切さ等々、納得感ある論説のオンパレード。歴史観を改めて問い直す良い機会にもなった。

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    2026年09月06日
  • 21世紀の独裁

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    佐藤勝さんと桝添要一さんの二人による対話集です。

    テーマは「21世紀の独裁」です。
    世界は、「独裁」的な国家が大きな力を持つ状態が進行している。これを主軸にして、佐藤氏はロシアを桝添氏はフランスを自らの知力の源泉として、現状の西側諸国の有り様を批判的に語っています。先に読んだエマニュエル・トッド氏らの講演を収めた「2030 来るべき世界」でもキーワードとされていた「ニヒリズム」という言葉が出てきました。日本、フランスの識者が伴にキーワードとしている「ニヒリズム」が世界を覆ってくるという現状は、これまでに無い世界への変質の始まりなのかもしれないと感じさせられました。この世界現状を創り出しているのは、トランプ、プーチン、習近平の3人であることは、明白なのですが、この状況を悪化させていく方向に、意図せず加担しているのが、ヨーロッパの弱体化だとの考察もあります。
    そこには、「宗教ゼロ」世界が進行しているとの認識ですが、これは日本も同じかもしれない。お二人の経歴から自ずと国家官僚やエセ専門家へは厳しい批判をされています。私も年齢的には佐藤氏と同年代ですので、共感してしまいます。
    国家を運営できるエリートの養成が行える仕組みを一層強化して欲しいという提案、日本の21世紀における危機的課題だと思いました。エリートというと何となく我々のような平民の事など見向きもせず自分の出世の事ばかり考えている人間だとイメージしてしまいます。今よりはましな国にしてくれる人達が存在している状態を創り出して欲しいなあ。これから何のために、何をどうしていくかを考えられる人が減っていく事が、未来に対しての危機なんだと感じます。

    ただ、お二人とも高い専門性を持たれているため、引用される過去の思想家、哲学者、政治家についての記述部分は、凡人には消化不良気味になりました。


    2026年、26冊目です。

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    2026年09月04日
  • 特捜取調室―『国家の罠』20年目の再対決―

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    村木厚子さんの本を読んだ直後にこの本を読んで、この世界が立体的になった。
    まずこの二人の関係は、
    鈴木宗男事件に連座して逮捕された外務省職員・佐藤優氏と、
    その取り調べを担当した特捜検事・西村尚芳氏。
    佐藤優という論客が、検察をどのように語るのかと思えば、、、
    20年前の事件を退団の形で振り返ることができるということは、
    お互いを尊重している、ということ。取り調べの最中から。
    つまり、村木さんの事件で、いや、それ以外にも、プレサンスの事件や、
    大河原化工機の事件で地に堕ちた感のある検察だが、佐藤優氏からすれば、
    「自分への取り調べは適切だった」ということなのだ。
    検察を認めている。
    村木さん、プレサンス、大河原の担当が若いか、上司が悪いか、なのだと。
    あれが例外で、ほとんどの検察担当はまとも。特捜検察は日本に必要なのだと。
    これは意外だった。
    まあ確かに考えてみれば、あんな事件のような担当ばかりならとうにつぶれている。
    しかし、、ここにきて多発している気はする。
    この本の西村氏(1960年生まれ 佐藤優氏も)のような人材は、
    相対的に減っている、組織として劣化している気はする。
    ・・・それこそ私の持論の偏差値エリートが増殖しているのではないか?

    この本を読んでいて、私が、公安と、検察と、特捜と、あまり区別がついていない
    ことに気づいた。
    大河原の件など、元は公安があほで、それを検察がチェックできなかったのが問題。
    公安警察もあほなのだ。
    まあみな公務員。検察と特捜は司法試験合格者、、、
    頭はいいはずなのだ。でも劣化している。
    いやしかし、深い。fact(事実)とtruth(真実)。国益と公益。認識しよ。

    序章 再会
    20年ぶりの対面/逮捕と取り調べ

    第1章 検察改革とは何だったのか
    「検察なめんなよ」/プレサンス事件と郵便不正事件/筋読みとノイズ/金持ちは怖い/大阪地検特捜部の特殊性/「割り屋」の悲劇/大阪地検検事正の準強制性交容疑/人を人として尊重する文化を

    第2章 検察批判をどう見るか
    (1)黙秘権
    黙秘のプラスとマイナス/特捜事件は黙秘で無罪を取れない/弁護士の職業的良心/検察官が怒っていいのは/情状面で不利になることも/過数派が黙秘する理由
    (2)人質司法
    角川会長はなぜ記者会見後に逮捕されたか/身柄を拘束するもう一つの理由/ゴーン事件のトラウマ/保釈保証金は弁護士費用
    (3)取り調べ可視化
    明らかになった検事の暴言/動機は「恨み」/検事が怒鳴る時

    第3章 ある検察官の歩み
    なぜ検察官になったか/7回目で合格した司法試験/消えた6億円事件/あえて「相手の土俵に乗った」オウム事件/自治労の脱税事件/財政系の検察官の仕事/黒とグレーがわからなくなるとき/脱税する人の内在的論理/7000兆円詐欺と地面師とアパグループ/美容師バラバラ殺人事件の衝撃/首の行方/日産自動車不正競争防止法違反事件/検事は「建前」で動く

    第4章 『国家の罠』再び──国益と公益がぶつかる時
    突然、蓋が開いた/外務省の組織防衛/外務省を揺るがした「有権解釈権の否定」/偽計業務妨害捜査の内幕/三井物産にディーゼル発電機工事を発注した事情/「非日常が日常」の世界の危うさ/官邸からの機密費であれば/北方領土返還外交のリアル/取り調べはフェアだった/鈴木宗男事件との弁護方針の違い/外務省キャリアの嫉妬/拘置所生活は「面白かった」/事件にもプラスがあった/国策捜査とは何だったか/国策捜査の後遺症

    第5章 特捜検察必要論
    なぜ大川原化工機事件は起きたのか/萩嵜ボガチョンコフ事件/公安警察との付き合い方/特捜はどこから情報を取ってくるのか/政治と検察との距離/特捜検察必要論/特捜検察を立て直すための方策/これからの特捜部への提言

    あとがき

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    2026年08月29日
  • 愛国の罠

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    講義を収録したものなので読みやすいです。いつものことですが、知性とはこういうものなんだ、と大変勉強になりました。時代の変わり目で真贋が剥き出しになるというか、信頼できる意見というか、もちろん主観ですけどね。これからも読みたい人です。

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    2026年08月20日
  • 50代からの人生戦略

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    この方すごい。
    書いている言葉にいちいち頷ける。

    押し付ける感じもなく、決めつけもない。

    読みやすかった!

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    2026年08月19日
  • 読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

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    誰かの読書法を知ることは好奇心しかない。言葉巧みに教えてくれるので、できそうな気もするけど、無理無理無理。
    ボクには真似できないことも多く、理解が追いつかない。こんな読書習慣をもってる人が羨ましい。
    本を読むのに机の上でシャーペン持って臨むなんて教科書ぐらいしか記憶にないです。
    速読には興味がないけど、自分の残りの人生を考えると必要なんだろうか。
    あと、ウェストファリア条約のところ、全体像はつかめてないけどとてもためになった。中学、高校のときに出会いたかった。

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    2026年08月19日
  • 生き延びるための昭和100年史(小学館新書)

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    対談ものはサラッと読めることが多いですが、これは読み応えがありました。密度濃く示唆に富む内容で大満足です。
    歴史は繰り返すという人間社会の宿命から、過去のことは未来のこととして参考になる前提で、角度をつけたポジショニング。よき。

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    2026年08月15日
  • MATERIAL WORLD 世界は「資源」で動かされる

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    重要な資源のサプライチェーンと効果を丁寧にまとめている。

    塩や砂という本当の粗原料に注目して論じているのが興味深い

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    2026年08月11日
  • 「孫子の兵法」思考術―大混迷時代のインテリジェンス―

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    孫子の兵法をもとに最近の外交問題を読み解く書。現代でも十分通用するのが孫子のすごいところ。間諜、スパイの活用が死活的に大切なこともよく分かる。戦争、戦うのを如何に避けて、無駄なエネルギーを使わずに有利を築くか、仕事でも通用するので、とてもよい思考訓練になりました。

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    2026年08月09日
  • 定年後の日本人は世界一の楽園を生きる〈実践・成功編〉(Hanada新書 017)

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    これはリクルートが運営し、大学入学共通テストがあるすべての科目に対してカリキュラムが組まれている。大学入学共通テストを受ける学生の半数が、この「スタディサプリ」を利用しているという。
    社会人ならば、一般常識を強化するために、「現代文」「漢文」「世界史」「日本史」「英文解釈」「数I・A」などの授業を受けてみることを勧める。

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    2026年08月04日
  • 野中広務 差別と権力

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    ネタバレ

    権謀術数的な側面と、弱者を慮り差別に抗する側面とを併せ持った野中広務。政治の趨勢を見極め、キーマン同士の調整役やパイプを買って出ることによって権力の座に登り詰めた野中であるが、大きな思想や信念を持たなかったとされる。たしかに田中角栄などと比べてしまえば信念が弱く見えるかもしれないが、弱者救済・差別根絶というスタンスは彼特有の強烈な思想であると感じる。排外主義的な主張が幅を利かせる現代において、政治家として彼が居続けたとしたら、どのような存在感を放っていただろうか。

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    2026年08月02日
  • 仕事に悩む君へ はたらく哲学

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    労働者として、社会で働く人が、およそ誰もが1度は悩むであろうことを、テーマにストーリーベースで悩みへの向き合い方を描いている本。
    解決策は、割とシンプルだけれども、シンプルであるが、ゆえに、読みやすさもあるし、そのシンプルな解決策の考えのもとになった。出店も同時に描かれているので、これを起点に自分の思考を深めたり、広げたりすることができると思う。
    本の中に出てくるケインズの指摘は、まさに今の時代を表現しているんじゃないかと思う。

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    2026年07月30日
  • 還暦からの人生戦略

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    50を過ぎて手に取ってみた。まだ間に合うことあり、諦めた方がよいことありなどなど考えさせられること多数。還暦を過ぎても老害にならず、働き続けられることを目標にスキルアップ、経験値の蓄積に励むモチベーションをあげてくれます。

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    2026年07月22日
  • 組織を生き抜く極意

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    組織の中間管理職の心得を分かりやすく学べます。会社も国家も同じく暴力装置を持っていて、その力に逆らわず、管理職としていい人ではなく効果的に権力を行使して部下を動かす、複合的アイデンティティをもつべく会社意外の居場所を複数作るなど、定年後を見据えた戦略行動の大切さ、などなど。

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    2026年07月19日
  • 見抜く力――びびらない、騙されない。

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    ものごとの本質を見抜く力の大切さ。表面的なところだけではなく、その裏にある意図や意味を考え続ける姿勢で生きていく大切さ。日々、思考して鍛え続けていきたいところ。

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    2026年07月18日