佐藤優のレビュー一覧

  • 定年後の日本人は世界一の楽園を生きる(Hanada新書 010)

    Posted by ブクログ

    定年後の生き方についての考え方、行動の仕方を示してある。残された人生の時間を、ストレスなく生きることに集中すべき、という言葉を通じて自分に興味あることなどに集中し、自治体などの行政サービスを使いながら快適な人生を生きるための準備を促してくれる。

    0
    2026年09月13日
  • 国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―

    Posted by ブクログ

    とても面白くて、今まで読んでいなかったのは不覚でした。
    外務省職員がどんな仕事の進め方をしているのか、とりわけロシアでの事情を書いた前半部分で十分に面白かった。
    そのうえで後半の著者自身が勾留された後の東京地検特捜部検事とのやり取りを書いた部分もまた面白い。

    いわゆる鈴木宗男事件も若い人にはピンとこないと思うけど、国策捜査と言われるものはそういう性質があって「あのときはあんなに盛り上がっていたけど、なんだったんだろう」と思わせるものがある。
    著者(と担当検事)はリアルタイムでそれを理解していたようだけど、時代を超えた目で見ないとなかなかそれはできない。著者にとっては哲学がその武器というか梃子

    0
    2026年09月06日
  • 戦略の罠

    Posted by ブクログ

    今までの佐藤氏の言説から、未来としての過去を、戦前日本で参考にすべきテクスト「国体の本義」「作戦要務令」と満州国の思想体系を読み解き、タイトルにある「戦略の罠」を解説する1冊。非常によくまとまっており、ある程度歴史素養があれば、非常に刺さりまくる内容。過去の日本人が国体存続のためにやってきた模倣→発展・昇華の過程である「変換能力」が大事であること、KPIで測れない「理念OS」「運用OS」の大切さ等々、納得感ある論説のオンパレード。歴史観を改めて問い直す良い機会にもなった。

    0
    2026年09月06日
  • 21世紀の独裁

    Posted by ブクログ

    佐藤勝さんと桝添要一さんの二人による対話集です。

    テーマは「21世紀の独裁」です。
    世界は、「独裁」的な国家が大きな力を持つ状態が進行している。これを主軸にして、佐藤氏はロシアを桝添氏はフランスを自らの知力の源泉として、現状の西側諸国の有り様を批判的に語っています。先に読んだエマニュエル・トッド氏らの講演を収めた「2030 来るべき世界」でもキーワードとされていた「ニヒリズム」という言葉が出てきました。日本、フランスの識者が伴にキーワードとしている「ニヒリズム」が世界を覆ってくるという現状は、これまでに無い世界への変質の始まりなのかもしれないと感じさせられました。この世界現状を創り出している

    0
    2026年09月04日
  • 特捜取調室―『国家の罠』20年目の再対決―

    Posted by ブクログ

    村木厚子さんの本を読んだ直後にこの本を読んで、この世界が立体的になった。
    まずこの二人の関係は、
    鈴木宗男事件に連座して逮捕された外務省職員・佐藤優氏と、
    その取り調べを担当した特捜検事・西村尚芳氏。
    佐藤優という論客が、検察をどのように語るのかと思えば、、、
    20年前の事件を退団の形で振り返ることができるということは、
    お互いを尊重している、ということ。取り調べの最中から。
    つまり、村木さんの事件で、いや、それ以外にも、プレサンスの事件や、
    大河原化工機の事件で地に堕ちた感のある検察だが、佐藤優氏からすれば、
    「自分への取り調べは適切だった」ということなのだ。
    検察を認めている。
    村木さん、

    0
    2026年08月29日
  • 愛国の罠

    Posted by ブクログ

    講義を収録したものなので読みやすいです。いつものことですが、知性とはこういうものなんだ、と大変勉強になりました。時代の変わり目で真贋が剥き出しになるというか、信頼できる意見というか、もちろん主観ですけどね。これからも読みたい人です。

    0
    2026年08月20日
  • 50代からの人生戦略

    Posted by ブクログ

    この方すごい。
    書いている言葉にいちいち頷ける。

    押し付ける感じもなく、決めつけもない。

    読みやすかった!

    0
    2026年08月19日
  • 読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

    Posted by ブクログ

    誰かの読書法を知ることは好奇心しかない。言葉巧みに教えてくれるので、できそうな気もするけど、無理無理無理。
    ボクには真似できないことも多く、理解が追いつかない。こんな読書習慣をもってる人が羨ましい。
    本を読むのに机の上でシャーペン持って臨むなんて教科書ぐらいしか記憶にないです。
    速読には興味がないけど、自分の残りの人生を考えると必要なんだろうか。
    あと、ウェストファリア条約のところ、全体像はつかめてないけどとてもためになった。中学、高校のときに出会いたかった。

    0
    2026年08月19日
  • 生き延びるための昭和100年史(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    対談ものはサラッと読めることが多いですが、これは読み応えがありました。密度濃く示唆に富む内容で大満足です。
    歴史は繰り返すという人間社会の宿命から、過去のことは未来のこととして参考になる前提で、角度をつけたポジショニング。よき。

    0
    2026年08月15日
  • MATERIAL WORLD 世界は「資源」で動かされる

    Posted by ブクログ

    重要な資源のサプライチェーンと効果を丁寧にまとめている。

    塩や砂という本当の粗原料に注目して論じているのが興味深い

    0
    2026年08月11日
  • 「孫子の兵法」思考術―大混迷時代のインテリジェンス―

    Posted by ブクログ

    孫子の兵法をもとに最近の外交問題を読み解く書。現代でも十分通用するのが孫子のすごいところ。間諜、スパイの活用が死活的に大切なこともよく分かる。戦争、戦うのを如何に避けて、無駄なエネルギーを使わずに有利を築くか、仕事でも通用するので、とてもよい思考訓練になりました。

    0
    2026年08月09日
  • 定年後の日本人は世界一の楽園を生きる〈実践・成功編〉(Hanada新書 017)

    Posted by ブクログ

    これはリクルートが運営し、大学入学共通テストがあるすべての科目に対してカリキュラムが組まれている。大学入学共通テストを受ける学生の半数が、この「スタディサプリ」を利用しているという。
    社会人ならば、一般常識を強化するために、「現代文」「漢文」「世界史」「日本史」「英文解釈」「数I・A」などの授業を受けてみることを勧める。

    0
    2026年08月04日
  • 野中広務 差別と権力

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    権謀術数的な側面と、弱者を慮り差別に抗する側面とを併せ持った野中広務。政治の趨勢を見極め、キーマン同士の調整役やパイプを買って出ることによって権力の座に登り詰めた野中であるが、大きな思想や信念を持たなかったとされる。たしかに田中角栄などと比べてしまえば信念が弱く見えるかもしれないが、弱者救済・差別根絶というスタンスは彼特有の強烈な思想であると感じる。排外主義的な主張が幅を利かせる現代において、政治家として彼が居続けたとしたら、どのような存在感を放っていただろうか。

    0
    2026年08月02日
  • 仕事に悩む君へ はたらく哲学

    Posted by ブクログ

    労働者として、社会で働く人が、およそ誰もが1度は悩むであろうことを、テーマにストーリーベースで悩みへの向き合い方を描いている本。
    解決策は、割とシンプルだけれども、シンプルであるが、ゆえに、読みやすさもあるし、そのシンプルな解決策の考えのもとになった。出店も同時に描かれているので、これを起点に自分の思考を深めたり、広げたりすることができると思う。
    本の中に出てくるケインズの指摘は、まさに今の時代を表現しているんじゃないかと思う。

    0
    2026年07月30日
  • 還暦からの人生戦略

    Posted by ブクログ

    50を過ぎて手に取ってみた。まだ間に合うことあり、諦めた方がよいことありなどなど考えさせられること多数。還暦を過ぎても老害にならず、働き続けられることを目標にスキルアップ、経験値の蓄積に励むモチベーションをあげてくれます。

    0
    2026年07月22日
  • 組織を生き抜く極意

    Posted by ブクログ

    組織の中間管理職の心得を分かりやすく学べます。会社も国家も同じく暴力装置を持っていて、その力に逆らわず、管理職としていい人ではなく効果的に権力を行使して部下を動かす、複合的アイデンティティをもつべく会社意外の居場所を複数作るなど、定年後を見据えた戦略行動の大切さ、などなど。

    0
    2026年07月19日
  • 見抜く力――びびらない、騙されない。

    Posted by ブクログ

    ものごとの本質を見抜く力の大切さ。表面的なところだけではなく、その裏にある意図や意味を考え続ける姿勢で生きていく大切さ。日々、思考して鍛え続けていきたいところ。

    0
    2026年07月18日
  • 生き延びるための昭和100年史(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    本書の内容と関係無いことを書きます。
    片山杜秀先生については、「英雄たちの選択」(NHK BSプレミアムの教養番組)で、コメンテータとして出演した時の片山先生を見て好感を持ったのが最初です。その時の片山先生が紳士然として足を組み、穏やかな笑みを湛えて話している様子に、好感を持ちました。
    『歴史は予言する』(新潮新書、2023)の帯の写真でも、片山先生はとても柔和なオジさんです。笑顔の目はほとんど開いていません。
    それが、この度、本書のカバー写真での片山先生は従来とは異次元の表情をしておられる。これもなかなかよいと思います。凛々しく眉を吊り上げて、カッと見開いた双眼は一体どこを睨んでいるのだろう

    0
    2026年07月12日
  • 特捜取調室―『国家の罠』20年目の再対決―

    Posted by ブクログ

    被疑者と検察官の20年ぶりの対峙。決して敵対しているわけではなく、むしろ作家佐藤優の世に出るきっかけを作った一人。
    検察、司法の改革が叫ばれて久しいが、西村氏のスジの通った理屈を聞いていると、検察という組織の良心を強く感じる。
    実際に取り調べを受けた人、取り調べをした立場双方の意見なので、説得力がある。
    息をつかせぬ展開の楽しい対談。

    0
    2026年07月10日
  • 新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

    Posted by ブクログ

    領土問題の国際的な定義は勉強になった。片方だけが主張するだけじゃダメなのか。パレスチナ問題とも関係するけど、かといって、お互いに折れることは絶対と言って良いほどありえないだろうから、どうしても戦争になる。これ以上の犠牲は無駄だからやめようとお互いが思わないと領土問題は終わらないというのも納得。

    一定数以上の血が流れないと考えが変わらないなんて愚かすぎる。

    0
    2026年07月08日