【感想・ネタバレ】佐藤優対談収録完全版 木嶋佳苗100日裁判傍聴記のレビュー

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Posted by ブクログ

この事件は、「よくある」結婚詐欺事件を超えている。
木嶋被告は相手からお金を引き出すだけでなく、次々と殺人を犯していく。
それも、愛ある手料理を振る舞い、まめにメッセージを送り、相手の心を魅了しながら…

連続殺人事件という点ではなく、「なぜこの女が?」という、被告の容姿や言動に注目して集まった。
だいぶ前の事件であり記憶が薄れていたが、本書を手に取り、事件を知った際に受けた衝撃が蘇った。

事件の詳細だけでなく、裁判における被告の言動や、開設していたブログの内容、子どもの頃の作文の内容や後から公開された手記についてなど、被告の人間性に迫る記録となっていて、大変興味深かった。

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2020年08月19日

Posted by ブクログ

形容する言葉がみつからない。
そのヒトコトです。

「運命の人」に出会った、と思ったまさにその人に命を奪われることを、一方的に気の毒だとも思えなくなる瞬間があります。

男とは、女とは、寂しさとは、生きるとは・・・?、と、命と性について深く考えさせられる瞬間があります。

裁判傍聴を通じて、ごくごく少数の被告本人に「書き手として認められた」であろう著者が描く被告像。

心のそこからの「恐怖」を感じる本でもあります。

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2017年11月26日

Posted by ブクログ

婚活殺人事件と言われた裁判の傍聴記録。
状況証拠しかなく被告人は殺人については終始否認。
不審死は6件あったが自殺と判断され3件の殺人により死刑判決。
シリアルキラーと裁判所から判断された被告人であったが裁判中は冷静であった。

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2021年12月09日

Posted by ブクログ

BUTTERを読んで木嶋佳苗の事件について知りたいと思い読み始めた。
以前別海から来た女を読んだが、その時よりリアリティがあって引き込まれた。
著者の性別の違いか?

裁判に関しては検察が泣いたりするんだ?とか、裁判長って、判決ってそんな感じでいいの?と思ったり。

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2021年03月14日

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