佐藤優のレビュー一覧

  • 世界史の大転換 常識が通じない時代の読み方

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    世界史の大転換
    常識が通じない時代の読み方
    著:佐藤 優
    著:宮家 邦彦
    PHP新書 1050

    おもしろかった。外交官の対話です。

    ■包括

    ・現代は、ポスト冷戦が終わり、世界が再びナショナリズムへ回帰している時代ととらえる

    ・近代国民国家たる西側諸国に対して、ロシアや中国を前近代的な帝国とみる
    ・米ソ超大国が対峙する冷戦時代は、各国のナショナリズムを抑えていただけではなく、資本主義の暴走をも抑えていたと説く。それは、資本家階級の利潤を減らしてでも福祉政策や失業対策などに目を向けて、労働者階級に資本を再分配していた時代であったからだ
    ・冷戦を戦うためには、どうしても、大きな政府、大きな軍

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    2024年06月17日
  • 人をつくる読書術

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    人をつくる読書術
    著:佐藤 優
    青春新書インテリジェンス

    良書 おもしろかった 本を読むための地図を与えてくれる本
    何を読むか、で人生は決まるとある

    知の領域をいくつかの方向に発散・分散するためのガイドブックを兼ねています。

    世界標準の教養を身につけるためには、何を読めばいいかを解説する本です

    教養とは、想定外の出来事に対処する力である

    拘置所で役に立つのは学歴でも肩書でもない。頼りになるのは自分自身のそれまでの経験と読書などによって蓄積した知識だけで、そこから新たな解と行動を導き出す必要があった。

    本書で伝えたいのは、2つある。

    よい本を読み、よい友人を持つことだ

    気になった

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    2024年06月25日
  • イスラエル戦争の嘘 第三次世界大戦を回避せよ

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    博多から佐世保への高速バスの旅の道連れの本
    イスラエル戦争の嘘、米露中の打算と野望に巻き込まれるな!日本には停戦に導く力がある。

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    2024年06月04日
  • グローバルサウスの逆襲

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    手嶋龍一氏ほどではないが、池上彰氏と知の巨人・佐藤氏との対談もいつも示唆に富んだものだ。本対談はグローバルサウスを語る過程で、全世界を俯瞰するように過去・現在・未来を語ったもので深みは薄いが、全体把握には丁度良い。

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    2024年05月24日
  • イスラエル戦争の嘘 第三次世界大戦を回避せよ

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    日本を代表する稀代のインテリジェンサー(こんな言葉はないか)お二方の対談は、どの上梓作も蒙を啓かされる。本作も同様で、イスラエルとテロ組織ハマスとの紛争について、歴史からの学びとそれぞれの内在論理を喝破し、グローバル世界の今後の進路を示唆する羅針盤のような提言を繰り出す。バカな新聞や御用学者の言説など読まなくても、本作を読むだけで世界情勢の今がわかる。ミネルヴァの梟は夕暮れに飛び立つものだが、昼日中に飛び立っていると思わせる迫力ある分析力だ。

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    2024年05月15日
  • 自壊する帝国

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    四読目、かな?
    やはり今回もサーシャさんの印象が強い。
    神通力とでも言うべきか、深い知識と広い視野が基礎としてあれば、ここまで精度の高い未来予測が可能となるのか?
    なるほど、確かに「天才」だったのだろう。

    あとアルクスニスさん、ポローシンさん、シュベードさん辺りも印象に残ったかな。
    まあとはいえ、今作の「視点人物」である佐藤さんだからこそ、この「物語」は描けたのだろう。
    ソ連(ロシア)の大使館を拠点に現場で活動する外交官として、まずはモスクワ大学で、自らの専門知識と好奇心だけを携えて舞台を拡大していく。
    そういえば、「外交官には好奇心が必要だ」と、いくつかの外交本で読んだ気がする。
    そのこと

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    2024年05月13日
  • 修羅場の極意

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    修羅場の極意
    著:佐藤 優
    中公新書ラクレ 500

    敵を作り、嵐に巻き込まれた時の対処方法、「うろたえるな!時を待て」

    修羅場とは、継続的に闘争が起きている場所のことをいう
    耐えず闘争が続いている状況では、普段は見えるはずのものが見えなくなってしまう
    逆に普段、見えないものが見えるようになることもある

    気になったのは、以下です

    ・チームリーダーや部長が無能だと、全体に悪影響が及ぶ、これは国家においてもおなじだ

    ・マキアベリ 性格がよい人よりも、疑い深く、国民から恐れられるような国王の方が、結果として国民に幸せをもたらすと考えた

    ・愛されるよりも恐れられるほうが、はるかに安全である

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    2024年05月08日
  • 世界史の分岐点 激変する新世界秩序の読み方

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    非常に面白かった。二人の対談形式で、経済、科学技術、軍事、文明について、過去の歴史を振り返りつつ、現状が語られている。今まで自分はなんと無知であったかを思い知らされる。危機感を持ちつつ、学び続けずにはいられない気持ちになる。巻末の文献リストも嬉しい。ぜひ読みたい。

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    2024年04月28日
  • 天才たちのインテリジェンス

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    佐藤優氏と村田沙耶香さんの対談とか想像できないわというワクワク感から購入。本書自体が新書としても薄目で1人1人の対談はかなり短めだったが、興味深い対談もあった。ただ、タイトルのインテリジェンスという言い方はどうなんでしょ・・・。

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    2024年04月19日
  • 国語ゼミ AI時代を生き抜く集中講義

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    国語力(特に読解力)の養い方を説いた本。

    レベルは高いが、本書を通して国語力を磨くことで、思考の幅が拡がるのは間違いありません。国語力を磨くために何をすればいいのかを段階的に教えてくれます。

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    2024年04月14日
  • 悪の処世術

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    「13歳からの地政学」と並行して読んだが、重複する内容が多くて驚いた。著者は元外務省のロシア関係外交官、佐藤優氏である。彼の洞察力、文章力はすごいと思う。
    本書は、近現代の独裁者11人の政治手法、信条、人柄、失敗などを簡潔に説明した本であるが、とても明確に書かれている。
    特に興味深かったのは、プーチン大統領、金日成総書記、ヒットラー総督、カダフィ大佐である。本書で初めて知ったこともたくさんあり、面白かった。
    独裁政権というと、国民は自由が無くて窮屈な生活を強いられるイメージだったが、その方が政治が落ち着いて良いとする考え方も、特にイスラム教の国ではあると知って、目からウロコだった。自分たちの正

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    2024年04月10日
  • 国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―

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    ネタバレ

    佐藤優氏が逮捕勾留される事になった事件の回顧録。この本に初めて興味を持ったのは週刊新潮に連載されていた「頂上対決第182回」の対談相手が取り調べを行った元検事、西村尚芳氏だったからである。
    事件当時、鈴木宗男議員と田中真紀子議員と佐藤優氏がTVニュースに映りまくり、良くは分からずとも何やら大変な事件が起こっており「外務省は悪い人たちのいるところだ」みたいな印象を子供ながらに抱いていた。ので、長らくきっと事件の弁明みたいな事が書いてあるのだろうくらいにしか思ってなかったのだが「悪い人」であるはずの佐藤氏の名前をアチラコチラで頻繁に目にすると、流石にこの認識は大分違うらしいと気にはなっていた。文章

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    2024年04月10日
  • 還暦からの人生戦略

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    還暦を過ぎると最後の直線。人生をどう締めくくるか考えさせられました。新宿御苑のベンチで満開の桜を見ながら、あと何回桜を見る事が出来るのかと思いながら最終章を読み終えました。

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    2024年04月07日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    ウクライナ戦争の分析をするのにこれほどの適任者はいないですよね、という2人の対談ならば読まない手はないと、書店で目にして即購入でした。
    期待を裏切らない内容です。

    ロシア語・ウクライナ語・ベラルーシ語に堪能な佐藤優氏は、ヴァルダイ会議でのプーチン発言を丸々翻訳したなかから貴重な知見を提示してくれますし、
    英米の諜報活動に詳しい手島龍一氏は、侵攻を予告したバイデンの失策を手厳しく批判します。

    ゼレンスキーの国内での立場や大統領になった経緯等にも詳しく触れられていますし、
    ウクライナを利用してロシアの弱体化を目論むアメリカの戦略も生々しいです。

    最後、歴史・宗教が異なるウクライナの3つの地区

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    2024年04月06日
  • ゴルゴ13×佐藤優 Gのインテリジェンス

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    ゴルゴを読んでたら「きじこれも読んでみたら?好きだと思う」と渡された1冊。確かによくわかってらっしゃる、とても面白く読めた1冊でした。洞察力をどう養うか、人と同じ場面を見て、そこからその出来事の意味をどう読み取るかというところはとても必要な能力だと思っていて、そういう視点でゴルゴを語っている著者の佐藤さんの視点が勉強になった。あと、「まずいイタリア料理」の話も参考になりました。確かに、相手が得意としているところと苦手にしているところ、それがわかっていないとこっちが左右されてしまうので自分の頭で考えて整理しておくのが大切だと思いました。

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    2024年04月03日
  • グリム、イソップ、日本昔話 人生に効く寓話

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    目から鱗がポロポロ落ちる本。20の寓話を分析、深掘りし、現代社会に即応。勧善懲悪も教訓話も、池上氏と佐藤氏に懸れば、今までの認識が一気に覆る。児童書を前に真剣に語り合う二人が微笑ましかった。

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    2024年04月01日
  • 紳士協定―私のイギリス物語―

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    ネタバレ

    イギリスでの生活やロシアのテーブルーマナーが具体的に描写されており面白かった。特に、ホームステイでの生活において、少年と心を通わせる様子や英国の階級社会の現実。自分の子供がもう少し大きくなった頃に留学生を受け入れることができたらいい刺激になるろうと感じた。紀行文としても面白かった

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    2024年03月28日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    本書内で佐藤さんと手嶋さんのどちらかが、世界は「今の日本にはなにも期待をしていないのかもしれませんが」という意味のことを話されていました。
    ロシア情勢は大惨事になった3月22日の劇場テロが起こされてしまい、現在緊迫してさらに悪化していきそうな状況です。

    まえがき
    手嶋龍一
    第1章
    アメリカはウクライナ戦争の”管理人”
    「在庫一掃セール」で潤うアメリカ軍産複合体
    第2章
    ロシアが侵攻に踏み切った真の理由
    クリミア半島はなぜウクライナ領なのか
    第3章
    ウクライナという国 ゼレンスキーという人物
    第4章
    プーチン大統領はご乱心なのか
    第5章
    ロシアが核を使うとき
    第6章
    ウクライナ戦争と連動する台

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    2024年03月26日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    ロシアによるウクライナ軍事侵攻の背景、米国や中国などの思惑などがとてもわかりやすく書かれていて勉強になった。
    戦争というとどうしても感情論で語りがちになるけれど、和平実現のためにはリアリティに基づいた冷静な分析と判断が必要というのはもっともだと思う。
    ウクライナについて書かれたものは多くあるが、この2人の著者の言うことはとても説得力がある。

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    2024年03月25日
  • 仕事に悩む君へ はたらく哲学

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    この本から私が受け取ったメッセージは、「富と豊かさはイコールではない」ということ。
    いくら富を手にしても、豊かになれるとは限らない。
    何が自分を豊かにするのかを知ることが必要。
    これまでの社会では、仕事を分業して生産性を高めることが求められてきたが、これからはむしろ難儀してでも自分の手でできることを増やすことが、心の豊かさにつながるのではないかと感じる。

    ”「働くこと」は人間にとって本質的なものである”

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    2024年03月15日