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知の巨人・佐藤優と、雨宮処凛(作家・活動家・反貧困ネットワーク世話人)が、教育・差別・新型コロナ禍等をめぐり、とことん語り合った初の対談集。困ったとき「助けて」と言える社会、生きることが無条件に肯定される社会を求めて……。「根拠のない楽観は危険だ。しかし、いたずらに悲観する必要もない」。
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Posted by ブクログ
雨宮さんの姿勢に力をもらえる一冊だと思う。 権力者におもねることなく、必要な時に必要なことを引き出す事が大事というスタンスは、力をもらえると思う。 立場の違いが対立を生み出すのではなく、より良い状態をつくる方向を生むという対談の姿勢は読み応えがある。
コロナ禍では弱者が大きな被害を受けています。 非正規労働者や、本来しっかりとした教育を受け るべき学生たちがその最たるものです。 しかしコロナは単なるきっかけであって、以前 より社会の弱者との格差は問題とされていまし た。 それでも関係のない人にとっては、その問題は 「見えない」のです。 そ...続きを読むの見えない問題に鋭くメスを入れる対談が本 書です。 特に「相模原事件」に関する下りは、新聞報道 とは違った切り口で論じられています。 雨宮処凛氏は裁判も傍聴していたので、彼女自 身の持論も交えた真実には引き込まれます。 「相模原事件」も、弱者が犠牲になっているの です。 社会的弱者に目を向けるきっかけとなる一冊で です。
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