佐藤優のレビュー一覧

  • 組織の掟

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    外務省時代の経験を通して、組織の本質や組織で生き抜く知恵を説いた本。

    組織には必ず「掟」が存在します。暗黙の内に共有された掟は強力で、組織内の人間に大きな影響を与えます。組織を生き抜くには掟の存在を早く理解し、掟の中で立ち回る術を身につけなければいけません。

    本書は、外務省に勤務していた頃に佐藤優さんが経験した出来事を通して、組織の実態や本質、組織の中でうまく生き知恵などが書かれています。

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    2020年01月17日
  • 日韓激突 「トランプ・ドミノ」が誘発する世界危機

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    さまざまなニュースが日々流れるが、この2人の対談を読んでおくと、それらがどのような大きな流れのなかの出来事なのかよくわかる。

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    2020年01月13日
  • 佐藤優 選 ― 自分を動かす名言

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    考え方としてテーマごとにコンパクトに2ページ分でまとまっており、比較的短時間で読める。著者の著作としてはとっつきやすい方である。

    所々ユーモアもあり、固くないので寝転がって読むのにちょうどよい。

    また、いくつか刻んでおきたいフレーズもあり、短時間でもきっと良い洞察が得られるかと思う。

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    ・ある真実を教えることよりも、いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを教えることが問題なのだ。

    ・迷うときには真実を話せ。

    ・自分の力ではどうにもならないことは心配するな。

    ・腹いっぱいメシを詰め込むのは、人間として一つの幸福である。

    ・やった後で

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    2020年01月12日
  • 国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―

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    ノンフィクションであり、当時の外交状況から拘留中の取り調べなど、詳細に書かれていてる。国策捜査の中で、著者が優先したことは日本の国益であり、そのためには自らを犠牲にし筋を通すところは尊敬に値する。外交官時代、日本の首相やロシアの官僚が認めた人物であったことは納得できる。

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    2020年01月11日
  • 世界史の極意

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    歴史を学ぶことで今の情勢を捉えるきっかけになるということがよく分かる本だった。受験勉強でただひたすら覚えた知識が現代の情勢を分析する上で活かせるという例をここまで示されると、とても楽しくて同時に教養の重要さも再確認させられた。

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    2019年12月31日
  • 先生と私

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    『十五の夏』を読んでから読んだ。
    何十年も前のことを、このように生き生きと書けるのはすごいと思う。日記など、元になる記録があったのだろうか。
    まさにこの親にしてこの子ありという感じ。

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    2019年12月19日
  • 国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―

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    面白い。
    佐藤優氏の人生の岐路となった一冊。他の対談本などで語られているように、その後の人生を物書きとして生きる為に絶対にホームランを打たなければならなかった著者の渾身の一冊。ポイントは3点。
    ・ミクロとマクロの書き分けが絶妙。外交官の背景、ロシア外交の裏話などは詳細に、細かい罪状などはあっさりと読者を置いていかないようにペース配分が非常に練られており良い。
    ・小説的表現が秀逸。西村検事との掛け合いはドストエフスキーの罪と罰を彷彿とさせる会話劇で、非常に愉快。
    ・国策捜査は時代のけじめ、として本事件をまとめているが13年後の2019年を予言しているとしか思えない。この頃から新自由主義に舵を切っ

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    2019年12月11日
  • 国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―

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    【これは国策捜査なんだから】(文中より引用)

    日本中が騒然とした「鈴木宗男事件」とはいったい何だったのか。「外務省のラスプーチン」と呼ばれ、自らも逮捕された人物が語る「国策捜査」の内幕とは......。著者は、本書で毎日出版文化賞特別賞を受賞した佐藤優。

    本当に久しぶりに再読したのですが、国家権力というものを知る上でここまで優れた著作にはそうそう出会えないのではないかと思います。驚くべき情報量だけでなく、その一つひとつが濃密であることに驚かされるばかり。また何年かしたら戻ってきたい作品です。

    行間から匂い立つものが凄まじい☆5つ

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    2019年12月09日
  • 人に強くなる極意

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    いま何かしらうまく物事が進まない事に悩んでいるならば、手に取ってみたい良書。
    例えば「びびらない」の項。ビビっているのは対象のことをよく知らない恐怖心から生まれて来る感情。必要以上にびびらないようにするには相手を知ること。その相手のことを類推できるようになれば随分楽になる。本や映画にふれて代理経験しておけば冷静に客観的になれる。
    著者自身、鈴木宗男事件で拘置所に500日を超えて閉じ込められた経験があり、内容はすごくリアルである。

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    2019年11月25日
  • 僕ならこう読む

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    小説を読んで著者の考えが書かれている。現代社会の悩みや組織の歪んでいる部分などを取り上げていて、非常に勉強になった。ビジネスパーソンは読むと参考になる。

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    2019年11月10日
  • 佐藤優の挑戦状 地頭を鍛える60題

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    ネタバレ

    公務員試験ゆえ難問であっても奇問はないはずと信じて絶対回答できるはずと時間をかけて取り組みました。
    様々な分野、様々な攻略法(正攻法で行くもの消去法で行くもの、または一般教養に属し一見して即解できるもの)がバランスよくまとまっています。
    初見で半分解けるかどうかってくらいでした。
    大学で所属していた学部の分野の問題ならおそらく「その分野では常識」な問題なので簡単だと思いますが、数学パズルみたいなのは場数を踏むかそういう思考の才能のあるひとでないと難しいですね。

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    2019年10月23日
  • 野中広務 差別と権力

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    ネタバレ

    10年前に買ったのを、今になって読む気になりました。野中さん、すごい人だった。
    大物政治家がバンバン出てきて政治史を知る上でも面白いし、被差別部落史としても興味深いし、野中さんかっけー。田中角栄なんて「悪の権化」みたいな印象持たされてたけど、地元の人や民衆にとってはありがたい政策をやってきた人なんだね。金のある時代だからできた政治手腕だろうとは思うけど。

    あとがきに「彼の引退は(中略)平和と繁栄を志向してきた戦後の終焉を象徴する出来事だった。新たな時代には平等と平和の四文字はない。」とあり、文庫が出て10年後の今、確かにそんな世の中になっていてゾッとする。

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    2019年10月23日
  • 友情について 僕と豊島昭彦君の44年

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    毎日小学生新聞の連載で
    佐藤優がこの「豊島君」について語っていて
    読みたいなあとずっと思っていた本。

    ①カイロス(timing)ある出来事が起きる前と後では、事柄の質が変わるような時間。
    ex:記念日
    神学を勉強して有益だったのは、カイロスに敏感になったことだ。(p42)
    「今、豊島君は何をしているのだろうか」このような感情は相互的なので、豊島君も私について考えたことがあると思う。

    夢に出てくるとかありますが、それはそうなのかなあ。

    ②佐藤優の父の教え
    大学教育は受けろ、適正があれば大学院まで進め、高等教育を受けると、国家が国民に嘘をついているときも、それを見抜くことができる。口に出すこ

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    2019年10月22日
  • 友情について 僕と豊島昭彦君の44年

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    佐藤優さんの高校の同級生・豊島君が、すい臓ガンで余命幾ばくもないことがわかった。佐藤優さんはそのことを聞いて豊島君に「2人の自伝を書かないか?」と提案する。

    すい臓ガンは怖いガンだ。気がついた時は既に遅く、ある事情で私も他人事ではないと感じている。しかも、この2人とはほとんど同世代ということがわかった。私と違い、優秀な成績で社会に出た後に98年の日債銀経営破綻で人生がガワリと変わった豊島君は、しかし同世代だけに遠い世界ではない。

    「それで豊島君は何がしたい」あえてビジネスライクに佐藤優さんが聴くと
    「自分がこの世に生きた証を遺したい」
    で、2人の自伝を提案すると、豊島君は怯む。佐藤優さんは

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    2019年10月12日
  • 人をつくる読書術

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    ★4.8(3.62) 2019年2月発行。「何を読むかで人生が決まる」まさにその通り。著者の本は何冊か読んだが、読むほどに、まさに現代の知の巨匠ということを実感する。外交官を辞めて正解だったと。それにしても著者の読書量は半端ない。また読み方も精読・熟読、速読、超速読の3種類を駆使し、精読・熟読では3回も読みこむと。著者の宗教、哲学、文学の知見は現代人の誰をも凌駕するのではないかと。ブルーバックスシリーズの通俗本は読んでみたくなりましたね。それり論理学。多くの読むべき本の紹介はこれらか読んでいきたいですね。

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    2019年09月16日
  • 大日本史

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    黒船来航から、太平洋戦争、天皇人間宣言まで6章、山内昌之氏と佐藤優氏が対談で博覧強記、分析詳細しかも的確な語りを披露している。私には、目から鱗のことが多かった。
    例えば、ペリーの後にやってきたロシアのプチャーチン提督が徹底した対話による外交を展開したこと。明治政府のシステムが初めから薩長を中心とした合議制で、2年近くにも及ぶそれが旧幕府も含めた超藩的な岩倉使節を可能にしたこと。サラエボで暗殺されたオーストリア=ハンガリー帝国のフランツ・フェルナント皇太子が、スラブに対して宥和的な考えを持っていたこと。日露戦争の後、日米戦争に向かわせてしまった政治家、外交官、論客、軍人などをたくさん挙げ、詳細に

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    2019年09月13日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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    ①なぜ、いま、大世界史か
    歴史は現代と関連づけて理解することで、初めて生きた知になる。読書や歴史を学ぶことで得た代理経験は、いわば世の中の理不尽さを経験すること。だからこそ社会や他人を理解し、共に生きるための感覚を養ってくれる。例えば「今は新帝国主義の時代である」というキーワードによって世界の動きがかなりはっきり見えてくる。それだけで説明できないものも残る。
    ②中東こそ大転換の震源地
    これまでアラブ人といえばスンニ派だった。しかし、イラクの現政権を実効支配しているのは「シーア派アラブ人」であり、新しい民族が生まれつつある。こういう混乱した状況になると、最終的には思想が人を動かす。だから過去にど

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    2019年08月21日
  • サバイバル組織術

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    「第六章 昭和史に学ぶ」はぜひ読むべし。こんなに端的に、敗戦につながる日本の歩みのどこがいけなかったのかを簡潔にまとめて書かれている文章は他にない。

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    2019年07月30日
  • 友情について 僕と豊島昭彦君の44年

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    ★4.7(4.33) 2019年4月発行。膵臓癌のステージ4と診断された高校1年時の同級生である豊島昭彦氏の生きた証として、同氏の半生について、手記を交えて執筆。「十五の夏」にも出てきた豊島氏。まさか膵臓癌と診断されてから1年も経たずに亡くなってしまうとは。(6月に亡くなったようですね。)ご冥福をお祈りします。僕にも30代の若さで同じ膵臓癌で亡くなった後輩がいたが、検査で分かってから3ヶ月も経たずに亡くなった。豊島氏の人生を意味あるものにするため、手記の執筆を勧めた佐藤氏の友情には頭が下がりますね。

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    2019年07月22日
  • ロシアを知る。(東京堂出版)

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    ロシア専門家の佐藤氏の独壇場。池上氏との対談形式なのでいつもより非常にわかりやく丁寧に書かれていて、あまりよくわからないロシアの新たな面をいくつも見せてくれます。日本のバブル以降が丁度ソ連からロシアへの過渡期で、今後の日本の将来を暗示する、または参考になるロシアの姿がわかりやすく解説してあり、とても面白かった。

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    2019年07月19日