佐藤優のレビュー一覧

  • ケンカの流儀 修羅場の達人に学べ

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    ケンカの流儀 修羅場の達人に学べ (中公新書ラクレ) 2015/6/10

    2019年3月19日記述
    佐藤優氏による著作。

    初出は月刊中央公論の連載「修羅場の作法」を再構成したものです。
    2014年4月号~2015年5月号

    修羅場を抜け出すためには、ときにはあえてケンカをしなくてはならない場合もある。
    その時、負けるケンカは、絶対にしてはならない。

    印象に残った部分を列挙してみると

    人間は基本的に大きな失敗をするまで、自らの行動を
    改めることはしない。

    外交官時代に学んだ教訓は「人間はできることと好きなことが異なる場合がある」という単純な真理だ。

    知らない情報については漏らすことが

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    2021年12月12日
  • メンタルの強化書

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    2021年7月18日記述

    メンタルの強化書
    佐藤優氏による著作。
    2020年1月1日初版発行。

    題名にあるように思うようにはならない世の中を生き抜く上で大切なマインドセットは何かを佐藤優の視点から解説している本。
    もちろん何か特別なウルトラCが書かれているわけではない。
    (むしろそんなものは怪しいだろう)
    良い本というものはある程度、類似性があるものだということを痛感する。

    印象に残った部分

    とくに現在のような二極化が進む世の中では、期待を裏切られることの方が増えるでしょう。
    一歩引いた目線で冷静に世の中と向き合う。
    最低限の努力はしながらも、過大な期待をしないくらいの距離感が心の安定

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    2021年12月12日
  • 50代からの人生戦略

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    2021年6月23日記述

    50代からの人生戦略 いまある武器をどう生かすか
    佐藤優氏による著作。
    2020年1月15日初刷
    1960年(昭和35年)生まれの佐藤優氏の同世代は60歳、還暦、つまり定年を迎える時期に入ったとのことだ。(2019年度)
    そしてもし外務省で勤務し続けていたらどのような行動を取ったかを想像しながら本書は書かれた。
    30代40代とは異なる時間の使い方、定年後を見据えた行動が必要になってくる。
    まえがきにちょっとした紹介として国家公務員法によると禁錮刑以上の刑(執行猶予も含む)が確定したものは自動的に国家公務員の身分を失うという規定があるそうだ。(ただし退職金は出ない)

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    2021年12月12日
  • 「ズルさ」のすすめ

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    「ズルさ」のすすめ (青春新書インテリジェンス)2014
    佐藤優氏の著作。
    2014年12月15日第1刷。
    月刊BIGtomorrowの連載「佐藤優の人生修業」と基に 加筆・再構成したものです。
    生き方上手になるため、ストレスをより少なく生きる為に
    どうするべきなのか著者が組織にどう対峙するべきかを述べている。
    綺麗事だけでは生きていけない。
    本書ではズルさと表現しているが、より良く生きる為の知恵と言っていい。
    印象に残った点をあげていく 「お前、ウソをつくな」と言えば喧嘩になる。
    それを「お互いに正直にやりましょう」と言えば特に角は立たず、 相手も不快な思いをしない。
    表現

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    2021年12月11日
  • 佐藤優 選 ― 自分を動かす名言

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    佐藤優 選 ― 自分を動かす名言
    佐藤優氏による著作。
    2016年5月1日第1刷。

    佐藤優氏による人生における色々なテーマに
    関して過去の偉人達の名言を紹介すると共に
    佐藤氏の解説2頁という構成で作られている。
    気に入った所から読み進めていけば良い。

    印象に残った部分を紹介していくと・・・

    困難な情勢になってはじめて誰が敵か、
    誰が味方顔をしていたか、そして誰が本当の
    味方だったか、わかるものだ。
    (小林多喜二 1903~1933)

    社会人になれば、スクールカーストからは
    開放されるが、職場にも陰湿ないじめがある。

    私は、初対面の人に会ったとき、
    「この人と付き合うと面倒な人間関係に

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    2021年12月11日
  • 危機の正体 コロナ時代を生き抜く技法

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    コロナ禍を中心とした日常の危機をテーマ
    としていますが、感じたのは池上彰氏のよ
    うな、「今、世界はこうなっていますよ。
    これを知らずにノホホンと暮らしていては
    ダメなんだよ」と、より感度が高い人に向
    けた解説本になっています。

    池上氏の「知らないと恥をかく大問題」の
    ようにシリーズ化されていくのでは?と思
    いました。

    ただ佐藤氏の視点は鋭く、新しい気づきを
    与えてくれるのは間違いないです。

    先の見えない時代に、これから進むべき方
    向へヒントを与えてくれる一冊です。

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    2021年12月10日
  • 仕事に悩む君へ はたらく哲学

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    若い方に読んでもらいたい。嫉妬、孤独、友人。色々な悩みがあるが、解決できなくても前向きに考えることができるようになる本。
    マガジンハウスがこういった本を出してくれるのが嬉しい。

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    2021年12月06日
  • 仕事に悩む君へ はたらく哲学

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    非常に秀逸な本だ。筆者が如何に人を救おうか、考え抜いた本だと思う。膨大な知識の裏づけがある中で、読書に馴染みのない人さえも救おうと考えて、限りなく簡単に、分かりやすく書いてある。本書はこれまでの先人達の知恵のエッセンスが非常に濃く描かれている。
    悩める社会人を救う為には「小手先のビジネススキルや自己啓発ではなく物事の「本質」を知ることだった」と、本書を読んだ読者が思えるならば良いと思う。近年の本屋ではビジネス本が溢れているがそれで救われる人がどれだけいるだろうか。
    本を読まない人も、読書家を自認する方も本書は有用と思う。

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    2021年12月05日
  • 地政学入門

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    はっきり言って、内容が難しい1冊です。他の地政学の書籍に比べ、ロシアと中東情勢の記載が多く、普段なじみのない知識に触れることができ「そんなんもあるんや」と思わせてくれます。2016年に出版されたものに加筆したものなので、少し古いと感じる部分はありますが、「地政学」を知るためには十分すぎると感じました。

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    2021年11月29日
  • 仕事に悩む君へ はたらく哲学

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    哲学者たちの言葉や考え方をうまく組み合わせながら、「不安」の要素や原因についてわかりやすく解説してくれる。とても読みやすく、本質的で、実践的でもあった。
    その時々の状態で受け止め方も変わると思うので、またモヤモヤし始めた時に再読したいと思った一冊。

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    2021年11月27日
  • 読解力の強化書

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    中学生には刺激的な授業だったに違いないですね。
    大人でもこの本を読めば、批判的読書、要約、敷衍など本を読むことの楽しさを知ることができます。

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    2021年11月18日
  • 資本主義の極意 明治維新から世界恐慌へ

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    マルクス経済学をもとに、資本主義経済の行き着く先を解説してくれています。貧富の差がますます大きくなり、賃金は安くなる一方ということで、暗澹たる思いになるのです。AIやバイオテクノロジーなどの技術革新が格差を是正してくれるのか、むしろ拡大させるのか興味深いとも思いました。

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    2021年11月18日
  • 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960

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    共産党、社会党、新左翼の歴史がよくわかった。
    自民党に対峙できる政党がなくなった中で、共産党の役割の需要性が増しているが、本質を理解して支持すべきかどうかを考えていきたい。

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    2021年11月14日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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    博覧強記の二人による世界史論。現在の地政学的リスクが順に挙げられ、その状況に至った理由の部分を、各歴史に絡めて語られる。これは分かりやすくて良い。

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    2021年11月08日
  • 仕事に悩む君へ はたらく哲学

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    自分が生きている時代を第三者の視点で分析するのは難しい。何となく違和感は感じていたけど、これまで至極当然と思っていたことが悉く覆され、将来を見る目が変わった

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    2021年10月21日
  • 危ない読書 教養の幅を広げる「悪書」のすすめ

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    危ない読書
    教養の幅を広げる「悪書」のすすめ
    著:佐藤 優
    紙版
    SB新書554

    佐藤氏より、「悪書」自分の価値観とは異なる本、生理的に受け容れがたいざらざら感のある本のススメです。

    独裁者の哲学:彼らはいかにして人を操ったのか?
    過激派の知略:彼らはなぜ暴力を用いたのか?
    成功者の本性:彼らは何のために富を得たのか?
    異端者の独白:彼らはタブーを犯して何をみたのか?

    社会が閉塞感でおおわれる今、牧場で囲われている羊では、世界の狼には勝てない。価値観の転換が必要なのかもしれません。

    20冊のオススメ本のうち、気になった本を2冊

    ・国体の本義 文部省教学局
    ・クーデターの技術 クルツィ

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    2024年12月31日
  • 毒母育ちのサナギさんの脱皮 ~ゆうちゃん先生のカウンセリングルームより~

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    境界性パーソナリティ障害は

    正義の幻想にしがみつき

    家族全体を支配して苦しめ

    あまつさえ 次代につなげてしまいがちです



    パーソナリティ障害をもつ本人が

    自覚をもって 渚さんのように

    生まれ変われるのが一番ですが

    家族の意見など

    通ることはないでしょう



    しかし 連鎖を断ち切ることは

    出来ると思います

    「あなたは悪くない」

    とただ一言さえあれば



    まずは 毒母 毒父に

    蝕まれる子供たちが

    一人でも救われますように



    リアルな苦しみが伝わる

    名著だと思いました

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    2021年10月08日
  • メンタルの強化書

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    この世の中は矛盾ばかりである。佐藤さんが言うように下品な世の中である。そんな世の中をどのようにして生き抜くべきかが書かれており、これからの生き方の一助となった本であった。

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    2021年10月05日
  • 50代からの人生戦略

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    最後は宗教の話が多かった
    キリスト教と仏教では考え方が違う

    頑張れば報われる世界 仏教
    もう結論は決まっていると言う考え キリスト教

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    2021年09月20日
  • 見抜く力――びびらない、騙されない。

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    今、佐藤優にはまっている。今までほとんど文庫化された作品を読んでいたが、この本は今年1月刊行の新作。予想以上にいい内容だった。この厳しい現代をどのように生きていくか、具体的な内容が紹介されており、とても参考になる。知の巨人、佐藤優が言うことは説得力がある。何度も読み返したいと思う本だ。

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    2021年09月15日