佐藤優のレビュー一覧

  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    暴力の効能と不可避性

    元々好きな二人の対談だったので楽しみに読み勧めていましたが、思った以上に面白かったです。
    特に印象に残ったのはこの部分。

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    佐藤 もし暴力が完全になくなってしまうと、世界は際限なくエントロピー(不確定)化して、我々自身も消えてしまう。裏を返せば、拡散を防ぐためには、ちょっと無理して耐エントロピー構造を作っていかねばならず、その機能を果たすのが暴力に他ならない―。そんな理解でよろしいでしょうか。
    斎藤 おっしゃる通り、社会の根源に暴力があると思うのです。…
    ーーーーーーー

    エントロピーという普遍的な概念を使って、暴力の効能・必要性・不可避性がこんな形で表現出来る

    #アガる #癒やされる #深い

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    2022年01月11日
  • トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲

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    面白かった!
    アメリカに脈々と受け継がれたニーバーの思想、トランプと赤狩りのマッカーシーの関係性など、インテリジェンスがないと思い至らないところまで解説してくださっているのがさすが佐藤優さん

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    2022年01月10日
  • 仕事に悩む君へ はたらく哲学

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    哲学と聞くと難しいが、どう考えるかというのは、生き方をフォローするもんなのだなぁとあらためて。

    嫉妬の怖さや、資本主義の宿命や、仕事と人間関係など、なんとなく感じてることを言語化してあるから、自分のあり方を多少なりとも客観的に見られたかなぁ。気分は軽くなります。

    まっ、客観も幻想と書いてあるのだけど。。

    ありとあらゆる、哲学者、社会学者の研究が、文脈の中で紹介されているのも良かったです。
    社会学専攻してた身には懐かしいもの多々。

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    2022年01月02日
  • 仕事に悩む君へ はたらく哲学

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    何事も自分の受け取り方、解釈で変わることが多い。

    起こっている現状は変わらずとも、それをどう受け止めるのか、そのためにも、物事の本質を理解するということは大事。
    正解はなくとも多くの人が、似たようなことを考えた参考になるものは多くある。

    頑張りすぎてはいけないが、努力は必要だ。
    人生に運、不運があっても前向きに生きていれば道は必ず開ける

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    2021年12月26日
  • 新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス

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    新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス (文春新書) 2016/10/20

    トランプは、実はものすごい潔癖症です。自分専用のトイレしか使えない
    2016年12月31日記述

    池上彰氏と佐藤優氏による対談本の第三弾。
    2016年(平成28年)10月20日第一刷発行。
    この書籍発行の一ヶ月後にはアメリカ大統領選挙で
    ドナルド・トランプが勝利するという。
    ある種、既存エリートが力を失いつつあるという本書の指摘がいきなり当たってしまった感がある。

    印象に残った文章を引用してみたい。

    どの先進国でも、大衆迎合型のポピュリズムが勢いづいています。(池上)
    それぞれの時代、それぞれの地域、それぞ

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    2021年12月12日
  • 40代でシフトする働き方の極意

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    佐藤優氏による著作。
    2017年12月15日第1刷。
    青春新書のこのシリーズは著者の得意技(?)である
    引用が殆ど無く、著者自身の考えが述べられており
    好感が持てる。
    所謂、団塊ジュニア世代、ロストジェネレーションに
    向けた本となる。
    本書は、月刊BIGtomorrow誌の連載「佐藤優のサバイバル!40代」を基に加筆・再編成したものです。

    今回特に印象的だったのは
    以下に自分の所属するチームに危険人物を
    入れないか、いかに危険人物を見抜くかだ。
    今の時代の仕事は掛け算の仕事が増え、
    ×0をしてしまう人がいると全てが台無しになる危険性を語っていた。
    全くその通りである。
    ただ足し算の仕事であっ

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    2021年12月12日
  • 国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―

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    国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―(新潮文庫)2007/11/1

    国策捜査は「時代のけじめ」をつけるためにおこなわれる
    2019年6月22日記述

    佐藤優氏による著作。
    2007年11月1日発行。
    単行本としては2005年3月新潮社より刊行された。
    鈴木宗男氏にまつわる騒動で著者も逮捕された。
    もうかなり前のことではあるけれども、当時のニュース等を思い出す。
    当時何が起きたのか、著者の体験を元に書かれている。
    言わゆる経験者しか書き得ないものばかりで面白い。
    今でも中央官庁や政治家と絡む仕事をするなら読んでおくときっと役に立つを思う。
    一般人も東京拘置所とはどんな所か勉強になるだろう

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    2021年12月12日
  • 交渉術

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    交渉術 (文春文庫)2011/6/10

    橋本、小渕、森・・各時代の外交裏舞台が面白い
    2019年5月20日記述

    佐藤優氏による著作。
    2011年6月10日第1刷。
    単行本としては2009年1月文藝春秋刊
    初出「文藝春秋」2007年7月号~2008年12月号

    佐藤氏が現役外交官時代を振り返っている。
    特に橋本龍太郎、小渕恵三、森喜朗、各氏が総理大臣時代の裏舞台が見えてくるようで面白い。

    またこれまで著者が他の本で紹介していたエピソードも具体的な上司名などがわかる。
    引用が多くなりがちな著者の他の本以上に個人的には
    面白く読むことが出来た。

    印象深い点を記載してみたい。

    「貴様、嘘をつ

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    2021年12月12日
  • ケンカの流儀 修羅場の達人に学べ

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    ケンカの流儀 修羅場の達人に学べ (中公新書ラクレ) 2015/6/10

    2019年3月19日記述
    佐藤優氏による著作。

    初出は月刊中央公論の連載「修羅場の作法」を再構成したものです。
    2014年4月号~2015年5月号

    修羅場を抜け出すためには、ときにはあえてケンカをしなくてはならない場合もある。
    その時、負けるケンカは、絶対にしてはならない。

    印象に残った部分を列挙してみると

    人間は基本的に大きな失敗をするまで、自らの行動を
    改めることはしない。

    外交官時代に学んだ教訓は「人間はできることと好きなことが異なる場合がある」という単純な真理だ。

    知らない情報については漏らすことが

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    2021年12月12日
  • メンタルの強化書

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    2021年7月18日記述

    メンタルの強化書
    佐藤優氏による著作。
    2020年1月1日初版発行。

    題名にあるように思うようにはならない世の中を生き抜く上で大切なマインドセットは何かを佐藤優の視点から解説している本。
    もちろん何か特別なウルトラCが書かれているわけではない。
    (むしろそんなものは怪しいだろう)
    良い本というものはある程度、類似性があるものだということを痛感する。

    印象に残った部分

    とくに現在のような二極化が進む世の中では、期待を裏切られることの方が増えるでしょう。
    一歩引いた目線で冷静に世の中と向き合う。
    最低限の努力はしながらも、過大な期待をしないくらいの距離感が心の安定

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    2021年12月12日
  • 50代からの人生戦略

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    2021年6月23日記述

    50代からの人生戦略 いまある武器をどう生かすか
    佐藤優氏による著作。
    2020年1月15日初刷
    1960年(昭和35年)生まれの佐藤優氏の同世代は60歳、還暦、つまり定年を迎える時期に入ったとのことだ。(2019年度)
    そしてもし外務省で勤務し続けていたらどのような行動を取ったかを想像しながら本書は書かれた。
    30代40代とは異なる時間の使い方、定年後を見据えた行動が必要になってくる。
    まえがきにちょっとした紹介として国家公務員法によると禁錮刑以上の刑(執行猶予も含む)が確定したものは自動的に国家公務員の身分を失うという規定があるそうだ。(ただし退職金は出ない)

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    2021年12月12日
  • 「ズルさ」のすすめ

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    「ズルさ」のすすめ (青春新書インテリジェンス)2014
    佐藤優氏の著作。
    2014年12月15日第1刷。
    月刊BIGtomorrowの連載「佐藤優の人生修業」と基に 加筆・再構成したものです。
    生き方上手になるため、ストレスをより少なく生きる為に
    どうするべきなのか著者が組織にどう対峙するべきかを述べている。
    綺麗事だけでは生きていけない。
    本書ではズルさと表現しているが、より良く生きる為の知恵と言っていい。
    印象に残った点をあげていく 「お前、ウソをつくな」と言えば喧嘩になる。
    それを「お互いに正直にやりましょう」と言えば特に角は立たず、 相手も不快な思いをしない。
    表現

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    2021年12月11日
  • 佐藤優 選 ― 自分を動かす名言

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    佐藤優 選 ― 自分を動かす名言
    佐藤優氏による著作。
    2016年5月1日第1刷。

    佐藤優氏による人生における色々なテーマに
    関して過去の偉人達の名言を紹介すると共に
    佐藤氏の解説2頁という構成で作られている。
    気に入った所から読み進めていけば良い。

    印象に残った部分を紹介していくと・・・

    困難な情勢になってはじめて誰が敵か、
    誰が味方顔をしていたか、そして誰が本当の
    味方だったか、わかるものだ。
    (小林多喜二 1903~1933)

    社会人になれば、スクールカーストからは
    開放されるが、職場にも陰湿ないじめがある。

    私は、初対面の人に会ったとき、
    「この人と付き合うと面倒な人間関係に

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    2021年12月11日
  • 危機の正体 コロナ時代を生き抜く技法

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    コロナ禍を中心とした日常の危機をテーマ
    としていますが、感じたのは池上彰氏のよ
    うな、「今、世界はこうなっていますよ。
    これを知らずにノホホンと暮らしていては
    ダメなんだよ」と、より感度が高い人に向
    けた解説本になっています。

    池上氏の「知らないと恥をかく大問題」の
    ようにシリーズ化されていくのでは?と思
    いました。

    ただ佐藤氏の視点は鋭く、新しい気づきを
    与えてくれるのは間違いないです。

    先の見えない時代に、これから進むべき方
    向へヒントを与えてくれる一冊です。

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    2021年12月10日
  • 仕事に悩む君へ はたらく哲学

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    若い方に読んでもらいたい。嫉妬、孤独、友人。色々な悩みがあるが、解決できなくても前向きに考えることができるようになる本。
    マガジンハウスがこういった本を出してくれるのが嬉しい。

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    2021年12月06日
  • 仕事に悩む君へ はたらく哲学

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    非常に秀逸な本だ。筆者が如何に人を救おうか、考え抜いた本だと思う。膨大な知識の裏づけがある中で、読書に馴染みのない人さえも救おうと考えて、限りなく簡単に、分かりやすく書いてある。本書はこれまでの先人達の知恵のエッセンスが非常に濃く描かれている。
    悩める社会人を救う為には「小手先のビジネススキルや自己啓発ではなく物事の「本質」を知ることだった」と、本書を読んだ読者が思えるならば良いと思う。近年の本屋ではビジネス本が溢れているがそれで救われる人がどれだけいるだろうか。
    本を読まない人も、読書家を自認する方も本書は有用と思う。

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    2021年12月05日
  • 地政学入門

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    はっきり言って、内容が難しい1冊です。他の地政学の書籍に比べ、ロシアと中東情勢の記載が多く、普段なじみのない知識に触れることができ「そんなんもあるんや」と思わせてくれます。2016年に出版されたものに加筆したものなので、少し古いと感じる部分はありますが、「地政学」を知るためには十分すぎると感じました。

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    2021年11月29日
  • 仕事に悩む君へ はたらく哲学

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    哲学者たちの言葉や考え方をうまく組み合わせながら、「不安」の要素や原因についてわかりやすく解説してくれる。とても読みやすく、本質的で、実践的でもあった。
    その時々の状態で受け止め方も変わると思うので、またモヤモヤし始めた時に再読したいと思った一冊。

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    2021年11月27日
  • 読解力の強化書

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    中学生には刺激的な授業だったに違いないですね。
    大人でもこの本を読めば、批判的読書、要約、敷衍など本を読むことの楽しさを知ることができます。

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    2021年11月18日
  • 資本主義の極意 明治維新から世界恐慌へ

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    マルクス経済学をもとに、資本主義経済の行き着く先を解説してくれています。貧富の差がますます大きくなり、賃金は安くなる一方ということで、暗澹たる思いになるのです。AIやバイオテクノロジーなどの技術革新が格差を是正してくれるのか、むしろ拡大させるのか興味深いとも思いました。

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    2021年11月18日