格差社会を生き抜く読書 【シリーズ】ケアを考える

格差社会を生き抜く読書 【シリーズ】ケアを考える

715円 (税込)

3pt

3.7

「一億総中流」の夢から醒めた日本。ちょっとした不運で、誰もが転がるように零落する。ひとたび貧困へと転落すれば、ふたたび這いあがるのは容易ではない。波瀾万丈な人生経験をもつ佐藤優さんと、貧困のリアリズムに心理的なまなざしを向ける臨床心理士の池上和子さんが、格差社会の実相を知るための30冊を紹介しながら現代の貧困を徹底的に議論する。貧困と虐待はなぜ連鎖するのか、貧困に陥らないためにはどんな教育が必要なのか、来るべき社会はどうあるべきなのか――。格差社会を生き抜くための針路をくっきりと描く。

...続きを読む

格差社会を生き抜く読書 【シリーズ】ケアを考える のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年01月28日

     本の中に紹介されていた、福祉を低所得層だけでなく、中・高所得層にも配分する視点は面白い。確かに税金を取られるだけならば誰だって反発するからだ。誰もが利益享受者に巻き込めば、福祉の話も前に進みそうな気はする。

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月11日

    ●対談形式で読みやすい。
    ●日本の福祉、特に児相関係がよくわかる。根深い問題だ。もっと親権を制限して強制介入するべきだが、そこらへんは予算や人員、そもそもの権利意識の整理が追いついていないから難しい。
    ●給付などについて、選択制か一律制かは議論になるが、実務上は一律にした方が結果的に楽ではないか。あ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年07月21日

     タイトルから、格差社会を生き抜く一つとして「読書」が大切で、それをどう生かしていけばいいのか、そんなことについて書かれているのかなと思っていたが、全く違った。

     かと言って、「いかに格差社会を生き抜くか」というものでもないように思う。格差社会の実態と、それについて書かれていたり、参考になる図書が...続きを読む

    0

格差社会を生き抜く読書 【シリーズ】ケアを考える の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま新書 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す