恩田陸の作品一覧
「恩田陸」の「蜜蜂と遠雷」「なんとかしなくちゃ。 青雲編」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「恩田陸」の「蜜蜂と遠雷」「なんとかしなくちゃ。 青雲編」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学教育学部卒。1991年、『六番目の小夜子』で第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となり、翌年に刊行されデビュー。2004年 『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞受賞。2005年第2回本屋大賞受賞。『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞。
Posted by ブクログ
2人の兄妹の会話劇によって物語が進んでいきました。
初めはとても運命的で、危なさのある兄妹という
関係、そしてその2人を切り裂く要因になっている兄妹(双子)だからこその通じ合うことという舞台情景に惹かれ、少し羨ましくも思っていました。
しかし、一つの事件をきっかけに、会話にズレが起こり、徐々に明かされていく真実とそれによって、感情自体が変わっていく様子がどきどきとしました。
死は生きる選択の一つというセリフが印象に残っています。
そして、恩田陸さんの情景が目の前に浮かぶような繊細な表現に吸い込まれました。
木漏れ日に泳ぐ魚たちの様子は幸せの表れなのかな。