BL小説 - ディアプラス文庫作品一覧
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4.4恵渡(えど)に幕府が開かれて百年あまり。庶出ながら奇妙な巡り合わせで八代将軍となった十八歳の七條光彬(しちじょうみつあき)は、このたび都より御台所を迎えることとなる。だが嫁いできた相手は、絶世の麗人ではあるものの紛うことなき男子だった。「お会いしとうございました、背の君」そう告げる御台――純皓(すみひろ)から本気の熱が感じられ困惑する光彬。そして迎えた初夜、純皓は巧みな手練手管で、女性嫌いで初心な光彬の身体を開いていき……? 御台所×将軍の豪華絢爛色恋絵巻開幕。 ※本書は「華は褥に咲き狂う」(海王社刊)と同一の内容となります。
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4.1「きみに興味ない」告白した晴琉が久瀬から返されたのは、強烈すぎる一言だった。けれど拒絶されたわけじゃないから、ランチを一緒にしたり久瀬の家でDVDを観たり、そんな関係を一年と二ヵ月。いまや、どこで気持ちに区切りをつけたらいいかわからなくなった晴琉に、なぜか久瀬から『お道具で一回だけなら』という衝撃的なメールが届く。無関心攻×押せ押せ受、びくともしない恋のシーソーゲームの行方は……?
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4.1親友の高峰を想い続けて十一年。もうすぐ片想い歴が人生の半分を超すと気づいた尚哉は、高峰が突然大好きな酒をやめると言い出したのを機に、自分も“高峰断ち”しようと思い立つ。強面で愛想はないが、いつだって小食で偏食な尚哉の世話を焼いてくれる高峰。恋心は増すばかりで、物理的に距離を置かなければ諦めるなんてできそうもない。ところがそう決意した途端、高峰が頻繁に連絡してくるようになって……? 幼馴染み同士のエターナル・ラブ。
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4.0子供の頃から仲が良かった奏と広務。けれど高校に入って二年間も没交渉なのは、奏はヴァイオリン、広務はホルン奏者として弦楽吹奏楽(オーケストラ)部に所属したためだった。弦楽パートと吹奏楽パートは代々伝統的に仲が悪かったのだ。現在は先輩たちが引退し、年に一度の『第九』演奏に向けて合同練習を始める時期が来ていた。そこで広務が「ここのオケの雰囲気、おかしいと思ってないの?」と皆に聞いたことから、ぎくしゃくしつつも交流は再開。そんななか、奏は以前から広務が好きだったことに気づいてしまう。けれど広務には好きな子がいて、「第九が終わったら告白すると決めてる」と言ったことから……? 弦楽パートvs吹奏楽パート、オーケストラ部を舞台にしたアオハル・ラブ!
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4.2勤め先を半ば追い出されるように辞めたパティシエの玲央(れお)は、その日、ラウロと名乗る男の訪問を受けた。彼は外資系ホテルに新規出店するパティスリーに玲央を勧誘しに来たと言う。華やかな容姿のせいで嫌な思いをしてきた玲央は警戒するが、先輩・村重(むらしげ)の後押しもあり承諾。大喜びするラウロの姿は、イタリアに住んでいた幼少期、町で見つけて連れ帰った黒い犬を彷彿とさせた。二人でいる時に玲央が不審者に襲われ、心配したラウロは玲央を社宅と称する超豪華マンションに連れて行くと、甲斐甲斐しく世話を焼き始め……? 本書は「狂犬ドルチェ」(プランタン出版刊)を元に電子書籍化いたしました。表紙イラストは描き下ろしとなります。表紙イラスト以外の収録はございません。
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