毎日新聞出版作品一覧

  • 徴税強化2017
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    富裕層の資産・所得を丸裸に――。税務当局が、課税のための情報収集の充実や体制強化を急いでいる。国内ではマイナンバーの活用や新たな調書の導入、海外ではタックスヘイブン(租税回避地)を含めた各国税務当局との連携を蜜にする。微税強化の勢いは止まらない。 本書は週刊エコノミスト2017年1月31日号で掲載された特集「徴税強化2017」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・国税「国際戦略プラン」の本気 海外資産、富裕層がターゲット/元・国税調査官が明かす 海外取引に存在した「限界」 個人でも税の知識不可欠 ・逃げる富裕層 香港、シンガポールへ続々 増税で止まらない資産逃避 ・CRSの脅威! 国際的な口座情報の交換開始 脱税・租税回避防止の切り札 ・保険金への課税 生命保険、損害保険で新調書 解約返戻金の課税漏れを捕捉 ・タワーマンション節税 高層階ほど増税へ見直し 相続前後の売買には要注意 ・非上場株式 相続税の評価額アップも 利益圧縮の対策は効果薄に/地主も負担増? 「広大地」の評価も見直し 相続時精算課税の活用有効 ・給与所得控除 高所得者は上限引き下げ 配偶者控除も受けられず ・相続後すぐに引き出せない?! 預貯金は遺産分割の対象に 最高裁判決がもたらす波紋 ・サブリースで過熱する賃貸住宅市場 家賃減額や契約解除でトラブル急増 ・もう逃れられない! マイナンバーで資産捕捉 預貯金口座、海外財産も 【執筆者】 桐山 友一、根本 和彦、奥村 眞吾、田邊 政行、高鳥 拓也、遠藤 純一、村岡 清樹、村田 顕吉朗、高山 弥生、大神 深雪、稲留 正英、板村 和俊
  • 電気代は税金となった
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    福島第1原発事故処理にまたも失敗した国は、3度目の新しい政策をまとめた。だが、電気料金名目で国民に負担を押しつけるばかりで、経済合理性を欠く愚策に過ぎない。電気料金は新たな税金と化す。 本書は週刊エコノミスト2017年2月7日特大号で掲載された特集「電気代は税金となった」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに 《第1部 ずさんな原発処理》 ・政府が繰り返す責任逃れ 際限なく増える国民負担/裏面にしか記載されない託送料 ・原子力事業再編というババ抜き ・特殊な原発会計■原則に反する託送料上乗せ ・【インタビュー】河野太郎(前消費者担当相)「福島事故処理に託送料充てる愚」 ・託送料の海外比較■ドイツに次いで高い日本 ・欧州の送配電事業■インセンティブ規制で効率化 ・「原発安い」は幻想■甘い見積もりの経産省試算 ・電力業界再編のジレンマ■シナリオ描く経産省と東電 ・【インタビュー】泉田裕彦(前新潟県知事)「国民負担の説明は不十分」 ・東芝経営危機の真相■疑われるWECの管理能力/期待外れのモジュール工法 ・再生可能エネルギー■低コスト化と普及拡大の好循環 《第2部 原発政策の虚像》 ・除染に国費投入■曖昧なままの国の責任 ・電力債■社債市場保護には格下げ必要 ・不透明な廃炉費用■8兆円に根拠なし ・原発保険■原発に経済合理性なし ・核燃料サイクル破綻■もんじゅ廃炉と実用化計画の矛盾 【執筆者】 松本 惇、藤沢 壮、丸山 仁見、後藤 逸郎、金森 絵里、安田 陽、大島 堅一、武田 純次、宗 敦司、佐藤 暁、高橋 洋、除本 理史、三浦 后美、野村 宗訓、本間 照光、鈴木 達治郎 【インタビュー】 河野太郎、泉田裕彦
  • もう買えない!国債
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    低金利時代となり、運用難にあえぐメガバンクや生命保険会社の「日本国債離れ」が顕著になっている。異次元緩和政策から3年余り。日銀の独壇場と化していた国債市場にそれに代わる投資家の姿が見えない。 本書は週刊エコノミスト2016年11月22日号で掲載された特集「もう買えない!国債」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・政府の「財布」になった日銀 ・国債は民間債務の「身代わり地蔵」 ・国債暴落のメカニズム ・国債格下げリスク ・インタビュー キム・エン・タン ・インタビュー 幸田真音 ・国債の市場参加者 ・担当者に聞いた! 大手生保3社の国債運用戦略 ・マイナス金利の虚構 ・インタビュー 米澤潤一 ・インタビュー 黒木亮 【執筆者】 松本 惇、藤沢 壮、高田 創、松沢 中、廉 了、徳島 勝幸、宮崎 義弘、渡辺 康幸、北村 乾一郎、富田 俊基、米澤 潤一、黒崎亜弓、週刊エコノミスト編集部 【インタビュー】 キム・エン・タン、幸田 真音、黒木 亮
  • おカネと健康 都道府県ランキング
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    ないようでありそうな県民性。おカネと健康で都道府県ランキングづけをしてみたところ……。  本書は週刊エコノミスト2016年11月29日特大号で掲載された特集「おカネと健康 都道府県ランキング」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: ・はじめに ・全国総合1位は福井県 おカネと健康いいとこ取り ・投資上手 京都 戦乱の世で培った積極性 上昇志向強い都市圏も高く ・貯蓄好き 和歌山 地元経済基盤乏しく 将来不安がお金をためる ・金融リテラシー 「お金の県民性」浮き彫り ・長寿 長野 男女ともトップ獲得 食事改善・運動啓発が効果 ・健康寿命 山梨 老後の「元気」の尺度で注目 ・乳がん死亡率 香川 喫煙率低く、出生率高い 危険因子少ない環境 ・のんき度 沖縄 細かいことは気にしない生き方 ・自殺率 大阪 市町村での対策強化で初の1位 【執筆者】 種市房子/花谷美枝/荒木宏香/宮本勝浩/村上和巳/週刊エコノミスト編集部
  • 粉飾 ダマし方見抜き方
    3.0
    なくならない企業の粉飾決済。投資家の自己防衛力向上と企業風土の刷新が必要だ。  本書は週刊エコノミスト2016年12月20日号で掲載された特集「粉飾 ダマし方見抜き方」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・進む「日本企業の劣化」 経営者の悪意排除を ・インタビュー マイケル・ウッドフォード 元オリンパス社長 ・会計士が明かす手口 常道は売掛金、在庫の水増し 「のれん」の“隠れみの”に注意 ・危ない財務を見抜く ROEはROAの2倍以下! 営業キャッシュフローはプラス ・Q&Aで解説! 企業会計を知るキーワード5 ・AIで粉飾を発見・防止 ・グラフで見つける! 粉飾を見抜くエクセル活用法 散布図と回帰線で異常を把握 ・「上場ゴール」を防げ! 上場直後の大幅下方修正は直前の会計処理に“抜け穴” ・「のれん」のリスク アーム買収でソフトバンク急増 減損リスクが財務、業績に重し ・逆風の監査法人 人気職業から転落した会計士 不正会計の撲滅に不安残す ・企業風土 しがらみ断つトップ選出へ 「経営幹部の内部統制」必要 ・監査役の「覚醒」 増えるモノ言う監査役 粉飾防止の「番人」たれ ・内部通報者保護 公益通報者保護法の充実 試される財界の「本気度」 【執筆者】 稲留正英/桐山友一/金井暁子/前川修満/村井直志/村井直志/金井暁子/井端和男/磯山友幸/浜田康/山口利昭/光前幸一/エコノミスト編集部 【インタビュー】 マイケル・ウッドフォード/君和田和子/佐々木清隆/関根愛子/佐藤隆文
  • 息子、娘を守れ! ブラック企業
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    残業や休日出勤は当たり前という時代ではなくなった。企業は真の「働き方改革」を迫られている。  本書は週刊エコノミスト2016年12月13日特大号で掲載された特集「息子、娘を守れ!ブラック企業」の記事を電子書籍にしたものです。 目次: ・はじめに ・命より大切な仕事はない 長時間労働が企業を潰す ・インタビュー 川人博・弁護士  「過労自殺者を出した電通は、改革なければ存続危機」 ・データで見る働き方最前線 データ提供・帝国データバンク ・投資家目線で問う 働き方改革 注目15社の本気度 ・インタビュー 冨山和彦・経営共創基盤最高経営責任者  「ブラック企業を退出させる改革を」 ・やっぱり仕事が大切な男の人生 組織依存でなく、働く意義を見いだせ ・本質見誤ればもっと働く社会が来る  改革頓挫なら人材の“定額使い放題”に ・限界に達した日本の職能制度  ブラック是正へ職務給との折衷も ・ハラスメントは不正のサイン モラルダウンという共通点 ・ヤフーの働き方改革  「週休3日の狙いは、労働生産性アップ」 ・解雇規制 非正社員を減らす鍵は解雇ルールの透明化 【執筆者】 酒井 雅浩/大堀 達也/後藤 逸郎/窪田 真之/奥田 祥子/常見 陽平/永井 隆/金子 雅臣/本間 浩輔/川口 大司/週刊エコノミスト編集部
  • オプジーボに続け! すごいバイオ薬
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    これまで治らなかった病気が治るかもしれない。画期的なバイオ医療薬の登場によって、薬の新時代が始まった。  本書は週刊エコノミスト2016年12月6日号で掲載された特集「すごいバイオ薬」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: ・はじめに ・オプジーボに続け! 抗体医薬からペプチドへ がん治療に高まる期待 ・Q&Aで学ぶバイオ医薬品 ベンチャーが先導役18兆円市場に ・ベンチャーに集まる資金  大手製薬会社の引く手あまた 相次ぐ黒字転換、利益急伸  時価総額は長期上昇トレンドに ・最新ゲノム編集「クリスパー・キャスナイン」で劇的に進歩した遺伝子治療 ・バイオ医薬品の後続品 競争激化の「バイオシミラー」韓国先行するが日本にも光あり ・ノーベル賞で注目 オートファジー解明が開くがんやアルツハイマーの抑制 ・米国バイオ株  オバマケアで市場は拡大 トランプ改革次第で株価は上下  グーグルが新会社でゲノム 【執筆者】 谷口 健/池田 正史/岩田 俊幸/野村 広之進/山崎 清一/長野 美保/中村 弘輝/小夫 聡卓/針谷 龍彰/サスミット・デュウィべディ/二村 晶子/週刊エコノミスト編集部
  • 半導体バブルが来る!
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    半導体業界が10年に1度の活況に沸いている。受注は増え続け、株価は右肩上がり。何が起きているのか、最前線を追った。 本書は週刊エコノミスト2016年10月25日特大号で掲載された特集「半導体バブルが来る!」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・10年に1度の産業変革 ・これだけは知っておこう半導体基礎知識 ・ネット企業が相次ぎ着手 ・中国が狙う半導体国産化 ・インタビュー 成毛康雄 ・ARMってどんな会社 ・3200億円の価値 ルネサスのインターシル買収 ・なぜ負ける日本勢 ・投資先を探せ! 関連銘柄が軒並み高 ・クルマにも大量に 急拡大する車載市場 ・有機ELの普及に疑問 【執筆者】 種市房子、花谷美枝、津田建二、黒政典善、服部毅、長内厚、週刊エコノミスト編集部 【インタビュー】 成毛康雄
  • 家は中古が一番
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    マイホームは中古が一番。マイナス金利時代の新しいセオリーで投資と生活防御を両立させる。 本書は週刊エコノミスト2016年11月8日号で掲載された特集「家は中古が一番」の記事を電子書籍にしたものです。
  • 図解でわかった東京都 カネと人脈
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    「五輪ファースト」から「都民ファースト」へ――。伏魔殿の東京都に初の女性知事が乗り込み、暗部に斬り込む。 本書は週刊エコノミスト2016年11月1日号で掲載された特集「図解でわかった東京都 カネと人脈」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・パンドラの箱を開けた 小池百合子の胆力 ・独占インタビュー 小池百合子 東京都知事 ・Q&Aで学ぶ巨大すぎる東京都 ・五輪費用底なし ・インタビュー 猪瀬直樹 元東京都知事 ・天下り ・小池都政私はこう見る 元副知事の視点 ・小池都政私はこう見る 学者の視点 ・小池都政私はこう見る 元側近の視点 ・匿名座談会 ・五輪特需で懸念される不動産バブル 【執筆者】 横山渉、小池百合子、猪瀬直樹、青山やすし、佐々木信夫、中田宏、友田信男、週刊エコノミスト編集部
  • 大学合格者高校別ランキング1 東大・京大ほか国公立前期速報号
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    この電子書籍はサンデー毎日2017年3月26日増大号で掲載された「東大・京大ほか大学合格者高校別ランキング」の記事を電子書籍としてまとめたものです。
  • 東芝消滅
    5.0
    年末も押し迫った2016年12月27日の夜6時。東京・浜松町の東芝本社で、綱川智社長の緊急記者会見が開かれた。2015年春に不正会計が発覚して以来、この本社では何度も緊急記者会見が行われてきた。ただ、翌16年5月に急な社長交代会見があって以来、緊急記者会見はなく、7カ月ぶりだった。  普通のサラリーマンや公務員であれば28日の仕事納めを翌日に控え、年内の仕事の追い込みも終わろうとする時期だ。そうした時に綱川社長が発表したのは、「原子力事業で数千億円の損失が発生する可能性がある」という、衝撃の内容だった……。  日本経済史上空前の規模の巨額損失を発表することになった東芝。巨額損失の舞台になった子会社の米原子力大手ウェスチングハウスに対する東芝経営陣の内部統制がまったく働いていなかった、とする見方は強い。不適切な会計処理が発覚し、さらなる巨額損失が判明するなど混迷を続けている。解体、そして“消滅”の危機に直面した背景や現状をリポートする。ベストセラー「東芝不正会計 底なしの闇」の第3弾。   <内容> ・「原発で数千億円損失?」東芝またも債務超過の危機 ・「資産査定が大甘?」東芝・原子力事業のアリ地獄 ・「275億円の買収で東芝損失数千億円?」の大疑問 ・米原発数千億円損失なら今度こそ“東芝解体”か  ・債務超過回避へ巨人東芝 再度の大リストラへ ・米テロ対策と福島原発事故で暗転した東芝原子力事業 ・福島事故とシェールガス革命で傾いた東芝米原発事業 ・東芝だけじゃない 三菱重に賠償請求66億ドルの衝撃など
  • どアホノミクスとトラパンノミクス どっちも「アホ」たる30の理由
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    1巻1,100円 (税込)
    GDP(国内総生産)を600兆円に増やす。そのために「1億総活躍」、すなわち「1億総動員」が必要だ。しかもその背景に「GDPを増やせれば国防費を増やせる」という安倍首相の本音がある。「強い日本国」の土台となる強くて大きい経済をつくるために「総員、奮励努力せよ」と号令をかける。それが憲法改正を露骨に前面に出す、そのうようなシナリオが「アホノミクス」の正体なのである。まさしく「どアホノミクス」は富国強兵政策であり、憲法改正を実現して目指すは大日本帝国への立ち返りである。その構図にわれわれが引きずり込まれていく。  一方、アメリカでは、「アメリカ・ファースト」を掲げ極端な保護主義を推し進めようとするアメリカのドナルド・トランプ氏が大統領に就任した。「メキシコとの国境の間に壁をつくる」「イスラム教徒の入国を禁止する」など、過激な発言を繰り返すトランプ氏の姿は、トラのパンツを履いた“鬼”に似ており、その経済政策を著者は「トラパンノミクス」と名付けている。  米国中心の「内」目を向ける“トラパンノミクス”と世界「外」に目を向ける“アホノミクス”。大東亜共栄圏の夢をもう一度とばかりに「外」に目を向けるアホノミクスの方が、トラパンノミクスよりも悪質だ。 “どアホノミクス”と“トラパンノミクス”という両極端な2つの経済政策の“アホたるゆえん”とは何か。「ブレない経済学者」浜矩子教授がぶった切る。
  • 外食でやせる! 「糖質オフ」で食べても飲んでも太らない体を手に入れる
    4.0
    伊藤忠商事の岡藤正広社長をはじめ、今や企業のエグゼクティブ層までが大きな関心を寄せている「糖質制限」。これを病気治療の現場に取り入れているのが、京都・高雄病院の江部康二医師である。2002年に自身の糖尿病に気づき、糖質制限食を実践。見事に肥満と糖尿病を克服したという自身の経験に基づき、現在も糖質制限食の研究を続けるかたわら、糖質制限食をテーマにしたダイエットや病気予防に関する著書を多数出版。糖質制限食の第一人者である江部医師が、外食中心のビジネスパーソン向けに、外食やコンビニ飯をうまく活用して健康でスリムな体を手に入れる方法を伝授する。 【目次 一部抜粋】 ●第1章 「糖質制限」を知る 4つの糖質制限法(スーパー糖質制限食、スタンダード糖質制限食、プチ糖質制限食、緩やかな糖質制限食)/主食に潜む甘い罠 ●第2章 【ランチで役立つ】コンビニ&ファストフードで手軽に糖質制限ランチ おでんは糖質制限の強い味方/ファストフードではチキンを狙え!/フライドポテトは禁断のメニュー ●第3章 【ランチで役立つ】ファミリーレストラン&定食屋を使いこなす 野菜は糖質制限の応援団/魚料理は軽い塩味にする/ステーキはお腹いっぱい食べてOK! ●第4章 糖質制限中でも接待や会食をうまく乗り切る フレンチはソース類に要注意/パスタを我慢すればイタリアンもOK/「でんぷんフリー」がキーワード ●第5章 【ディナーで役立つ】お酒の席でも糖質オフは可能! 酒好きのほうが糖質制限に成功する!?/辛口ワインで乾杯!/「混成酒」に注意!/焼き鳥は塩が鉄則!/漬物にも落とし穴 ●第6章 糖質制限中でもスイーツを楽しむ! 果物の食べ過ぎに注意/ドライフルーツの甘い罠/小腹がすいたらナッツで撃退/チーズでスイーツ気分 <お得な巻末付録> 【その1】「糖質オフ 何でもQ&A」 糖質オフをこのまま続けても大丈夫? その不安や疑問に科学的に回答します。 【その2】持ち運びに便利! 食品別糖質含有量一覧
  • 赤備えの鬼武者 井伊直政
    3.0
    “女城主・井伊直虎”に育てられた闘将のドラマチックな生涯を描く書下ろし歴史小説。 15歳のとき、徳川家康に軍師としての才能を見出され、のちに家康の重鎮として活躍する井伊直政。 武田軍の勇猛さの証でもある赤備え(紅色の武具)を引き継いだ井伊直政の軍勢はまさに天下無双。迫力の合戦シーン、戦国の世を生き抜く機知と勇気、母子のドラマなそ、山場満載の戦国エンターテインメント。
  • 節税年金イデコ
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    公的年金が減らされ、社会保障負担だけが増す今の「現役世代」は、老後資金を自分で用意しなければならない。その強力なツールが個人型確定拠出年金(iDeCo)。普及すれば、「投資から貯蓄へ」という流れをつくる可能性がある。 「iDeCo活用術」の基本編では三つの優遇税制による節税のメリット、応用編ではiDeCoを販売する金融機関と商品の選び方を投資の達人が解説。  本書は週刊エコノミスト2017年2月21日号で掲載された特集「節税年金イデコ」の記事を電子書籍にしたものです。
  • 超老人の壁
    2.5
    人生の醍醐味は0と1の間にある。人気解剖学者・養老孟司、「本人伝説」の南伸坊のエッセンスが凝縮。 何事もデジタル化され便利になった反面、人間が生きづらくなった世の中で、楽しく生きるにはどうしたらいいか。 宗教、哲学、アート、自然科学など、多岐なテーマを織り交ぜながら、明るい老人二人が現代社会に警鐘を鳴らす。 思索が深まる爆笑対談第2弾。
  • モン・コレ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 くまモン初のファッション写真集! 熊本県のPRキャラクターにして営業部長であるくまモン。その人気は海を越え、関連商品の売り上げは1000億円を突破しました。 昨年4月の熊本地震後は一時活動を自粛するも、5月からは避難所などを慰問し、冬からは支援の御礼に各地へ出かけています。被災地の希望の象徴としてNHK紅白歌合戦にも出場しました。 そんなくまモンには、さまざまな仕事を通じて作られた衣装があります。袴からタキシード、キューピッドに至るまで現存する衣装や小物96点を身につけたくまモンを撮り下ろした初の写真集。シンプルなフォルムゆえ、着こなしは抜群です。初公開の衣装も。
  • 子供にしがみつく心理 大人になれない親たち
    4.7
    それを愛だと誤解していませんか? 「しがみつく親」は子供を一生苦しめる。 逆転する親子関係の〈呪縛〉から人生を解き放とう。 幼い頃に甘えられなかった人がその欲求を抱えて大人になり、 仕事や恋愛で自己実現を図れないまま親となったとき、 満たされなかった思いは増幅し、わが子に〈母〉を求めてしがみつく――。 「テレフォン人生相談」(ニッポン放送系列)パーソナリティーとして長年にわたり多くの悩める心を導いてきた著者が贈る、 親子問題をひも解く一冊。
  • 我らがパラダイス
    3.6
    1巻1,980円 (税込)
    細川邦子(48)は兄・三樹男(53)に憤っている。父・滋(82)の面倒をみるというから、兄夫婦に実家を明け渡したのに、父のぼけがはじまった途端、兄嫁・登喜子(56)が家出をしたというのだ。嫁にガツンと言えない頼りない兄に父を任せるわけにいかない……期せずして、邦子の介護の日々が始まった。 田代朝子(54)は看護師の仕事を辞し、寝たきりの母・チヅ(78)の介護中。そこに、リストラされた弟・慎一(53)が転がり込んできた。職探しもしない弟のために家計は逼迫、朝子は広尾にある高級介護付きマンション「セブンスター・タウン」で働きはじめる。 丹羽さつき(52)はセブンスター・タウンの従業員。80間近の父・貢と、母・ヨシ子はともに元気で、周囲にうらやましがられるほどだったが、父にがんが見つかり、闘病むなしく死去。母の老いもにわかに進み、さつきの平穏な日々は終わりを告げた……。 坂道を転げ落ちるように悪化する父の認知症。より時給のいいパートを探し、セブンスター・タウンで働きはじめた邦子が目にしたのは、入居費8000万円をやすやすと支払い、ホテル並みの施設で悠々と暮らす豊かな老人たち。母を手頃な施設に入れることに決めた朝子も、老いた母と困窮していくさつきも、自らの状況と、セブンスター・タウンの住人たちとの「格差」に愕然とする。いつしか3人は力を合わせ、親を空き部屋に住まわせたり、ぼけた入居者と自分の親をすりかえたり、それぞれの危機を乗り越えるため、一世一代の「計画」を企てる! はたして「貧者の逆転劇」の結末は??
  • 週刊エコノミストebooks100選
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    【目次】 ・賢い相続と不動産活用 ・世界史に学ぶ経済、2、3 ・宗教と経済1、2 ・税務調査がやって来る ・とことん学ぶ通貨と為替 ・あなたの土地の相続増税 ・強い大学 ・終の住みかを考える 上下 ・地図で学ぶ世界経済 ・資本主義をとことん考えよう ・水素・シェール・藻 ・とことん考える 人口減 ・ランキングで見える世界経済 ・もめない遺産分割 ・人工知能が拓く未来 ・世界低成長の「異常」 ・水素車・リニア・MRJ 水素4兆円市場の「ミライ」 ・実家の後始末 年末年始親と子で考える ・競争激烈!税理士・会計士・弁護士 ・読書会ブームが来た ・自動運転・AI・ロボット ・危ういROEブーム ・ピケティにもの申す ・宇宙・深海・地底 ・とことん分かる低金利 ・相場は歴史に学べ ・キーワードで知る経済リスク ・日本人が知らない 中東&イスラム教 ・水素と電池 世界はこれでリードだ ・土地投資の極意 ・相場を見抜く経済指標 ・農業改革の化けの皮 ・いま古本屋が熱い ・アジアインフラ争奪 ・徴税強化 ・地銀再編前夜 ・世界史を動かす 聖書と金利 ・世界を変えるiPS産業 ・商社の下克上 ・今そこにある財政危機 ・AEC 期待と不安の発足 ・日本を守る情報戦の極意 ・東芝の闇 ・軽き日本国憲法 ・戦後70年 歴史と未来 ・よみがえる絶版本 ・オワハラ時代の大学と就活 ・本当は怖い 物価大停滞 ・歴史に学ぶ 通貨と為替 ・これだ人工知能自動運転 ・大解剖 日本郵政株 ・韓国の限界 ・インドびっくり経済 ・生保の正念場 ・知って驚く コーヒー革命 ・保存版 相続増税の新常識 ・そうだったのかTPP ・銀行の破壊者フィンテック ・これじゃ食えない会計士、税理士、弁護士 ・地図でわかった原油恐慌 ・コンビニ経済圏 ・丸分かり激震中国 ・農業がヤバい ・投資が恐い人の資産防衛大綱 ・マイナス金利 ・暴れる通貨 ・ネットスーパー戦国時代 ・ここが変だよ電力自由化 ・農協猶予5年 ・商社の憂鬱 ・世界を変えるIoT ・直撃マイナス金利 ・会社で役立つ経済学 ・悩む仏教 ・世界史に学ぶ金融政策 ・どん詰まり中国 ・検証なき日銀 ・マイナス金利に勝つ資産運用 ・新聞に載らない経済&投資 ・人工知能AIの破壊と創造 ・パナマ文書ずるい税金逃れ ・経済は物理でわかる ・もう乗れるぞ自動運転・EV ・英国離脱EUの衝撃 ・ヤバイ 投信 保険 外債 ・ヘリコプターマネーの正体 ・世界の危機 ・天皇と憲法 ・韓国の騒動 ・中国ゾンビと政争 ・ぶらり日本経済 ・人口でみる世界経済 ・踊る経済統計 ・さまよう石油再編
  • 広告業界という無法地帯へ ダイジョーブか、みんな?
    3.8
    「電通」の理不尽エピソード満載! 「電通新入社員自殺事件」でブログが話題に。 元コピーライターによる激白エッセイ! 恐ろしいのは、どこにでもいる普通の人たちだ―― 広告業界の第一線で働いてきた著者が見た、聞いた、大の大人たちが繰り広げる仕事上のしょーもない理不尽の数々を、ユーモアと屁理屈で昇華する必笑コラム集。
  • 小学生になったらどうするんだっけ 自立のすすめマイルールBEST
    3.5
    あいさつができる、親友ができる、学校を楽しめる。 小学校入学=自立のスタート、これ1冊で準備万端! ! 毎日小学生新聞好評連載「自立のすすめ マイルール」より、子供の日常生活にすぐに役立つ、基本的な50話を厳選。 ex)迷子になった! ・食べ物の好ききらい ・風邪かな! ? ・遅刻しない ・片づけをしよう ・掃除当番 ・きれいな文字を書く ・お母さんとけんかした ・恋って何? ・夏休みにすべきこと ・友達がいやなことをする 他 朝倉氏の巻頭描き下ろしカラー漫画、辰巳氏の書き下ろしコラム4本(『小学校のフシギ』『小学校のシアワセ』『小学校のマジック』『小学校のオキテ』)を加える。 本書1冊で、子供が一人で安心して小学校に通えるようになる。 辰巳氏の温かいメッセージと朝倉氏のかわいい漫画が、読者からの反響を呼んでいる人気シリーズ。今回のテーマは「小学校入学」。 新規読者獲得を狙い、シリーズ全体の読者数の増加につなげたい。 巻末に既刊書のシリーズ広告つき。毎小紙面への広告掲載を希望。 シリーズは現在第6集まで出版されており、第7集は2017年下期に刊行可能。
  • なぜあの人は心が折れないのか ストレスをエネルギーに変える56の方法
    4.0
    ブラック企業・長時間労働、いじめといった過酷な状況下で、メンタルを低下させ最悪死を選択する人がいます。 そんなつらい状況を打ち砕くほどの強いメンタルをもつための心の持ちようを50項目にまとめ、著作が1000冊を超え、今なお精力的に執筆を続ける中谷彰宏氏が、独自の視点でアドバイスします。 ・悪口に、反論しない。 ・条件が整わないことをあたりまえにしよう。 ・嫌われても、失敗しても、喜ぼう。 ・自分を慰めない。 ・甘やかされない。 ・いさぎよく負けを認めて、再チャレンジしよう。 ・回りの人を変えようとしない。 ・根拠を求めない。 ・消去法で、考えない。 ・ブーイングに、お辞儀しよう。 ・「頑張ります」で逃げない。 ・やる気のいらない習慣を、つけよう。 ・理不尽なことを体験しよう。 など
  • 女性リーダー4.0 新時代のキャリア術
    4.0
    アベノミクスが掲げる国家の成長戦略の一つとして、「女性の活躍推進」が重要項目として盛り込まれた。社員301人以上の企業には今後、採用比率や管理職に占める女性の割合などの数値目標と、行動計画の策定や公表が義務づけられる。 国際社会を見ても、女性リーダーが潮流となっている。ドイツのメルケル首相に加え、2016年にはイギリスではメイ首相が就任し、台湾では蔡英文氏が総統に就任。日本では、東京都に女性初、小池百合子都知事が誕生。アメリカではヒラリー・クリントン氏が民主党の大統領候補に選ばれ、女性初の大統領誕生に期待が集まった。 このように、世間一般も女性の社会進出を応援し、その活躍に大きな期待を抱く機運が高まっている。「女性活躍推進法」は10年間の時限立法である。期限となる2026年までに女性の活躍をどれほど推し進めることができるか。国や企業の取り組みはもちろんのこと、女性自身の意識改革にかかっている。本書では、女性が思い切ってビジネス社会で「一歩」を踏み出すことができれば、仕事と人生が劇的に楽しいものになると説く。 巷にあふれる数多の自己啓発書では飽き足らない女性読者をはじめ、女性部下との接し方や育成について知りたいと思っている男性管理職の読者を想定。
  • 一気にわかる! 池上彰の世界情勢 2017 トランプ政権誕生編
    3.3
    1巻1,100円 (税込)
    2017年1月、アメリカの大統領にドナルド・トランプ氏が就任しました。「不動産王」として有名なトランプ氏ですが、選挙期間中に「不法移民の取り締まり強化」「日本の核武装容認」など過激な発言を繰り広げました。トランプ新大統領は、世界中にどのような影響を与えることになるのでしょうか・・・・・・。自らアメリカ、中東、アジアなど世界各地を取材してきたジャーナリストの池上彰氏が、世界の<次>を読みます。毎日小学生新聞「教えて! 池上さん」の記事をベースにしており、小学生でもわかる「世界一分かりやすく」ニュースを解説です。雑談にも使える「池上流 プラス1」を収録しています。
  • 天皇陛下「生前退位」への想い
    -
    1巻1,430円 (税込)
    サンデー毎日に短期集中連載中の「天皇陛下『生前退位』を解読する」に加筆して単行本化する。 7月13日、天皇が天皇の位を生前に皇太子に譲る「生前退位」の意向を示していると報じられ、このニュースは日本全国に衝撃を与えた。戦後社会と日本国憲法に合致する新しい天皇像を築いてきた現天皇は、なぜ今、退位の思いに至ったのか。長年、近代天皇制を研究し、現天皇と深い交流もある著者は、「生前退位」は、天皇が改憲への潮流を憂慮してなした決意である可能性を指摘する。現天皇は、安保法制から改憲に向かって戦争への警戒心をなくしてゆく社会状況に抗するかのように、太平洋戦争の犠牲者を追悼し慰霊する旅を続けてきた。また、近代日本においてはじめて、天皇制を民主主義の下に置くことを徹底してきた。自民党の改憲案では天皇を再び国家元首にしようとしているが、天皇はこの政体転換に強い批判を持っているだろうと著者は言う。 一方で、天皇は、平和を求める精神を皇太子に継承できたという安堵の思いも持っているのではないかと著者は見る。また、大正天皇と昭和天皇の最晩年、天皇がその役割を果たせなくなって摂政が置かれ、天皇の存在が稀薄化した時代から、現天皇は歴史の教訓を学んでいるのだろうと推察する。このあたりの歴史的検証は著者の面目躍如たるものがある。 天皇と著者の数年間にわたる交友が、会見記の形で書かれることも本書の特別な価値になると思う。 巻末に、「サンデー毎日」に一部掲載された青木理氏との対談「日本国憲法の『天皇条項』を見直せ」の完全版を収録する。読者は、天皇と憲法と民主主義をめぐる新たな思考に触れることになるだろう。
  • 乳がんと生きる ステージ4記者の「現場」
    5.0
    日本で乳がんと診断される女性は、1年間に4万人にのぼっています。 2016年6月9日、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが都内で会見し、妻でフリーアナウンサーの小林麻央さん(33歳)が進行性乳がんだと明かしました。この報道をきっかけに、同年代の女性たちの乳がんへの関心が一段と高まってきています。 「どうして私が……」――がんと診断された人は誰しも、最初に思う気持ちだと思います。これまでの平穏な生活から一転して、どうすればよいのか分からない不安感と絶望感に苛まれてしまうものです。一方、このような気持ちから立ち直り、がんと闘い、自分に合った治療法を選び、がんと向き合って生きている人もいます。 本書は、乳がん患者である記者を中心としたチームにより、毎日新聞で連載された「がんステージ4を生きる 笑顔で過ごしたい」、「がん社会はどこへ 第1部~第5部」までの連載記事から、乳がんに関する内容を中心にピックアップし、さらに追加取材で内容を構成。どのような治療法を選べばよいのか、手術前や手術後の治療はどうするのか、患者と医療従事者とのコミュニケーションを良好に保つにはどうすればよいのか、など乳がん患者やその家族に有益な情報をまとめて書籍化しました。脚注に用語解説、巻末に乳がんの基礎知識を掲載。
  • 京都 ものがたりの道
    4.7
    1巻1,540円 (税込)
    「京都という街は、タイムカプセルのようだ」と著者は言う。オフィス街の真ん中に聖徳太子創建と伝えられるお寺があったり、京都きっての繁華街に、坂本龍馬と中岡慎太郎が暗殺された地の石碑がひっそりと立っていたり。そこには人々の日常があり、みなが変わりない暮らしを続けている。そんな石碑になど目を留めない人もたくさんいるはずだ。 それでも著者は、そんな場所に出会う度に、タイムカプセルを開けたような気持ちになるのだという。幕末の争乱期の京都へ、平安遷都する以前の京都へ、近代化が急速に進んだ明治・大正時代の京都へ……。さまざまな時代の“時”のカケラが、街のそこかしこに埋まっている。この場所で徳川慶喜は何を思ったのだろう。平家全盛のころの六波羅は、どんな景色だったのだろう。安倍晴明はここで何を見たのだろう。その“時”のカケラは、一瞬の時間旅行へと誘ってくれる。   日本美術研究者として活動する著者が、京都の通り界隈にまつわる逸話から、神社仏閣の歴史、地元の人々の季節折々の暮らし、街歩きでの目のつけどころや楽しみどころ、京都人の気質までを生活者の視点から紹介する。さらに、自身のご家族のこと、京都府警と側衛の方たちとのやり取りなどの日常生活の一端を、親しみやすい文体でつづる。6年以上、著者が京都に暮らす中で感じ、経験した京都の魅力が存分に語られており、「京都」という街の奥深さと、「京都」の楽しみ方を知る手がかりとなる。 新聞連載の24作品に、書き下ろし3作品を加えて刊行。京都の街歩きに役立つ「ちょっと寄り道」情報や地図も掲載。
  • 第二印象で取り戻せ 「挽回」の心理学
    -
    ビジネスや就職活動、恋愛などでことさら「第一印象」の良さを追求するあまり、プレッシャーに負けて失敗することもしばしば。これでもう終わりか…と思うのはまだ早い! 起死回生するためどころか、戦略的に使えば、相手には最初に与えたイメージよりも、2度目以降の方がより強烈にいい印象を与えることが出来るのです。経験論ではない、学術的な裏付けに基づく実践的心理テクニック集。
  • 自分を変える技術 最短で理想の自分になる7つのプロセス
    4.0
    著作累計70万部を突破、前作『成功の条件』はたちまち30000部を超えるなど、自己啓発分野のベストセラー作家・永松茂久氏が今一番書きたかったテーマで書き下ろす渾身の一冊。 自分イノベーションで最高の自由を手に入れる。 数々の事業を興し、経営者として歩んできた著者が経験を通じてわかったこと、それは自分が変わることだった。 会社や学校といった組織の中で、なぜあの人は上手くいっているのか、なぜ自分はこんなに駄目なのかを感じている若者が多い。そんな自分の至らない部分を直したい、物事に対する姿勢をあらためて本来の自分を取り戻したい思いへの回答として、著者は「7つのミッション」を提示する。 <新しい自分と出会うための7つのミッション> 1.本当の自分を知る 2.過去の自分を振り返る 3.自分の未来地図を描こう 4.影響力のある仲間の作り方 5.困難に立ち向かう心を養う 6.成功の鍵を見つける 7.自己ブランドを確立する このミッションを完遂すれば必ず自分を変えることが出来る。
  • 夜の歌
    4.8
    1巻2,530円 (税込)
    サンデー毎日に連載された「夜の歌」の単行本化。まとめるにあたり大幅な加筆修正を行う。 本作品は、著者の咽頭がんが再発し、がんの穿孔による大量出血の危機が迫るなかで書き始められ、自らの人生と表現を集大成する「白鳥の歌」の重みを持つとなっている。 3つの時制からなる。病の進行におびえる現在と、著者が歌謡曲の作詩家として栄華を誇った70年代の芸能界と、著者の原体験とも言える満州での戦争と引き揚げの体験と。著者は『赤い月』などでは触れなかった、満州での人倫に背く自らの体験――自分が生き抜くために、他の日本人を犠牲にしたことなど――をも徹底して暴きながら、愛と官能に溢れた歌謡曲の名曲たちが、悪夢のような満州体験から生まれたものであることを初めて明らかにしていく。 70年代の芸能界における著者と安井かずみとの秘められた恋愛もこれまで語られたことがなく、本書のわかりやすい話題性になるだろう。 物語は、著者がレコード大賞二冠受賞の快挙をなしとげたまさにその時に、戦争の落とし子とでも言うべき極端な逸脱者である兄が、莫大な借金を著者に負わせるところで終幕を迎える。著者の戦後の華麗な日々にも、満州の不気味な闇が延々と続いていたのである。
  • さまよう石油再編 官僚たちの晩秋
    -
    JXホールディングスと東燃ゼネラル石油、出光興産と昭和シェル石油が経営統合することで、「2強」体制となるはずだった石油元売り業界。出光創業家が「待った」を掛けたことで当初の筋書き通りには進んでいない。海外メジャーの日本撤退に端を発し、経済産業省の中途半端な関与や政治的な思惑も入り交じって混迷を深めている石油再編の真相に迫る。 本書は週刊エコノミスト2016年10月18日号で掲載された特集「さまよう石油再編 官僚たちの晩秋」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・メジャー撤退が引き金 総合エネ企業化は遠く ・インタビュー 浜田卓二郎 ・経営統合の狙い(1) ・経営統合の狙い(2) ・再編でGS減少に拍車 ・石油再編の歴史 ・変わるオイルメジャー ・変化する官民の関係 ・時代錯誤 ・インタビュー 古賀茂明 【執筆者】 松本惇、藤沢壮、塩田英俊、小嶌正稔、大村定雄、宮本常雄、岡本准、橘川武郎、石川和男、週刊エコノミスト編集部 【インタビュー】 浜田卓二郎、古賀茂明
  • 呪・アニメ ―アニメ・スタジオの怪談―
    -
    198X年――下請け専門のアニメ・スタジオが乱立していた時代に映画の専門学校を卒業した省三は、人手不足に喘ぐアニメ業界に就職する。過酷な労働環境の中、会社に泊まり込みで作業をする省三が、仮眠中に心霊現象に遭遇してしまう。その後、省三の会社が制作したテレビ・アニメを観た視聴者から、不気味なクレームが放送局に届くのだが、それは......? 戦慄の業界ホラー小説!
  • ぐうたら上等
    4.0
    1巻1,485円 (税込)
    偉大なるSMAP/美しき羽生/夜ふけの錦織/ディカプリオに唸る/琴奨菊の美人妻/原節子伝説/老練スピルバーグ・・・ 『サンデー毎日』連載30年突破!たしかな〈目利き〉によるイチオシ映画・本・芸能・美術・・・娯楽情報満載、贅沢コラム2016。
  • 最新版 図説 よくわかる世界の紛争2017
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この世界に蔓延する危機の深層を読み解く! 「北朝鮮核実験」「南シナ海」「イスラム国」「欧州テロ」をはじめ、今日の世界の紛争・騒乱を問題の背景からわかりやすく解説。毎日新聞外信部が総力を挙げて執筆した信頼感にあふれる本書。本文には図表を豊富に用いており、視覚的にも理解しやすい。現在の世界情勢をあらためて押さえたいビジネスパーソン、就職活動生、受験生まで必読の1冊である。 掲載項目 【アジア】 朝鮮半島/尖閣諸島/竹島問題/北方領土/中国と台湾/ウイグル/チベット/南シナ海/バングラデシュ/インドネシア/パキスタン/東ティモール 【北米・中南米】 イラク戦争/アフガン戦争/コロンビア和平/メキシコ麻薬戦争 【欧州・東欧・旧ソ連】 欧州テロ/バスク/チェチェン紛争/ウクライナ紛争/ジョージア紛争(旧 グルジア紛争)/ナゴルノカラバフ 【中東・アフリカ】 パレスチナ紛争/湾岸戦争/シリア内戦/イスラム国/イエメン内戦/クルド問題/西サハラ/南スーダン/ソマリア内戦/ナイジェリア/南アフリカ/ルワンダ内戦とブルンジ内戦/コンゴ紛争/マリ/中央アフリカ
  • まる分かり北方領土&ロシア
    -
    「日露間で何度もの長年の懸案だった北方領土交渉が今また、動き出した。日ソ共同宣言から60年。交渉に残された時間は長くないが、もつれた糸をほどくのも容易ではない。安倍晋三首相はプーチン大統領との個人的な信頼関係で突破口を開こうと、経済協力も模索する。日露の新時代は果たして幕を開けるのか――。」  本書は週刊エコノミスト2016年11月15日号で掲載された特集「まる分かり北方領土&ロシア」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・過熱する期待にクギ刺すロシア ・元島民の声 ・「2島プラスα」で早期解決を ・低迷続く経済 ・インタビュー 鈴木宗男 ・Q&Aで丸分かり! ・激論!識者はこう見る ・エネルギー ・ロシア型資本主義 ・東へ向かうロシア外交 ・株式市場も注目の30社 ・サイバー攻撃 【執筆者】 桐山友一、稲留正英、藤枝克治、岩下明裕、金野雄五、名越健郎、本村眞澄、安達祐子、畔蒜泰助、山崎文明、週刊エコノミスト編集部 【インタビュー】 安田愛子、柴一男、鈴木宗男、下斗米伸夫、木村汎
  • 人口でみる世界経済
    -
    経済指標のなかで、最も確実に、かつ長期で予測できるのが人口だ。現役世代の減少と高齢者の急増は日本ばかりでなく、欧州やアジアでも始まっている。一方、アフリカや中東では過剰な若年層「ユース・バルジ」が紛争やテロの下地にある。人口データを基に世界の先を見る。 本書は週刊エコノミスト2016年10月4日号で掲載された特集「人口でみる世界経済」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・人口でみる世界経済 ・Part1 経済を大きく動かす人口 ・『デフレの正体』を世界に ・中国の人口・成長構造 ・アジア 富む前に老いる ・ドイツの働き方改革 ・インタビュー グナル・ハインゾーン ・Part2 人口と経済をめぐる議論 ・出生率低下のタイミングが「長寿社会」のあり方を左右する ・高齢化・人口減少で世界に先行する日本の未来 ・歴史の潮流 ・日本の社会保障 【執筆者】 黒崎亜弓、藻谷浩介、河野龍太郎、大泉啓一郎、宮下裕美、熊谷徹、福田直子、加藤久和、落合恵美子、酒井雅浩、小峰隆夫、吉川洋、鬼頭宏、権丈善一、週刊エコノミスト編集部
  • 爆誕!トランプ大統領で日本はこう変わる
    -
    1巻1,018円 (税込)
    緊急出版! 23人の識者・論者が、トランプ政権下のアメリカと、日本への影響をあらゆる角度から徹底予測。 異端の大統領誕生、新時代の幕開けに備えよ。 〈目次〉 第一章 トランプショック――“異端の大統領”誕生と世界への波紋 第二章 識者座談会「トランプ勝利と米国の未来」 第三章 ドナルド・トランプの実像――ファミリーで政権入り? 第四章 どうなる!? 日米関係――政治・外交、安全保障、経済・株価 大統領任期4年を全うできるのか? 日本国内への影響は? この男から、世界中が目を離せない!
  • ザ・議論! 「リベラルVS保守」究極対決
    4.6
    トランプ米大統領誕生で、「自主防衛」「九条改正」の議論、待ったなし! 両派の最強論客が、「天皇制」「歴史問題」「憲法九条」「日米関係」等をテーマに、日本の正義と真理を追求した白熱の9時間! 井上達夫(東京大学教授)は日本法哲学界の最高権威で、「岩波哲学・思想事典」の「自由主義」の項を執筆したリベラリズム論の第一人者。「日本的リベラル」の偽善を指弾し、公正と正義を礎とする真のリベラリズムを提唱する。 対する小林よしのりは、「東大一直線」「おぼっちゃまくん」などギャグ漫画のヒットメーカーであると同時に、明快な論理と絶妙な表現力を駆使した「ゴーマニズム宣言」で大きな影響力を誇る保守の論客。 思想と立場は違えど、民主主義の根本は「議論」だ、という点で一致する二人。胸襟を開き、日本の現下の重要問題について意見をぶつけ合った。 井上教授の「九条改正案」と改正の実践戦略、初公開!
  • ぶらり日本経済
    -
    街をぶらぶら散歩すると、日本の経済史が見えてくる。歴史的建物や史跡、街の形そのものに、経済活動の痕跡が刻まれている。丸の内、築地、永田町から山谷、新宿ゴールデン街、さらには花街まで、全20地図を掲載。散歩が楽しくなる一冊。  本書は週刊エコノミスト2016年9月27日号で掲載された特集「ぶらり日本経済」の記事を電子書籍にしたものです。
  • 事例でわかる高齢化時代の相続税対策
    -
    1巻880円 (税込)
    贈与、法人化、家族信託、遺言書、違算分割・・・争いを避け、損をしない今すぐできる資産運用の極意! ●とにかくまずは財産の棚卸しを ●「贈与」や「法人化」を上手に活用して節税 ●円満な資産分割を実現する「遺言書」 ●「家族信託」で安心した資産管理を ●知恵を絞れば円満相続だって容易に
  • 書く子は育つ 作文で<考える力>を伸ばす!
    5.0
    1巻1,210円 (税込)
    考える力は学力の基本。学力を上げるには作文が一番。 文章を書くことは、考える力を育てることであり、生きる力を養うこと――。 では、書く力を伸ばすにはどうしたらよいか。体験から得る〈気づき〉に着目し、子どもも大人も活用できる文章術を伝授。 日々の習慣や子どもへの声掛けなど、「書かずにはいられない子ども」に育てるための、作文を通じた目からウロコの教育論。 毎日小学生新聞主催の熱血講義「親子で学ぶ作文教室」がついに書籍化!
  • 鴻海・郭台銘 シャープ改革の真実
    4.0
    2016年4月2日午後9時。宴の主人公は約2時間遅れで大阪府堺市のホテルに到着した。直前に開かれた記者会見は2時間半に及び、その後のアナリスト説明会などにも約2時間を要したためだ。 主人公とは、台湾の電子機器受託製造大手、鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘会長(テリー・ゴウ)のこと。鴻海を一代で売上高15兆円の世界企業に育てた立志伝中の人として知られる。この日、シャープ買収の契約を正式調印したことに、郭会長は明らかに高揚していた。シャープと共同運営する堺市内の液晶工場で開いた記者会見では、赤字続きのシャープを「2年で黒字化させる」とぶち上げた。 記者会見場からほど近いホテルの宴会場のドアを開けると、鴻海幹部らから割れんばかりの拍手。郭会長は会場に居並ぶシャープ幹部の冷めた目線を気にすることもなく、杯を何度も空にした後、疲れた様子も見せずに壇上に上がり、一気にこうまくしたてた。 「シャープの皆さんは今日この日から家族です」――。(本文より) 日本の大手電機で初の外資傘下に入ったかつての名門企業シャープ。台湾のホンハイに買収され再建を目指している。世界中の従業員100万人を誇る「ホンハイ帝国」の総帥として世界のカリスマ経営者、郭会長はいかにシャープを再建するのか。 郭会長には、「二つの顔」があると言われる。公の場で目にする柔和な笑顔でシャープの技術力を持ち上げ、前向きな経営再建策を語る「温厚な顔」、もう一つの顔は、厳しい経営判断や経営戦略を立てる際に現れるリストラを厭わない「冷徹な顔」である。早速、シャープにさらなるリストラを要求するなど、再建に向けた厳しい要求を突きつけている。 本書は、ホンハイ傘下入り決定後のシャープの動きを中心としたドキュメントである。シャープ経営陣に「忠誠」を求め、スピード経営で再建を目指すテリー・ゴウ改革の内実とは何か。毎日新聞大阪経済部が台湾の現地ルポを含めて徹底取材する。
  • スノーデン、監視社会の恐怖を語る 独占インタビュー全記録
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    日本の私たちも、すでに全面監視下にある! 米国の世界同時監視システムの真実を告発して世界を震撼させたスノーデンに、日本ジャーナリストが初の長時間インタビューを敢行。スノーデンの日本での工作活動の全貌、民間企業を抱き込んで行う通信傍受の実態、世論操作と市民運動破壊の方法、日米関係の不平等、監視と戦争の危険な関係・・・現代の恐るべき支配の全てが明らかになる。
  • AI革命で日本株は復活する
    -
    1巻1,760円 (税込)
    日本株復活のカギはAI(人工知能)革命である。AI革命の主戦場は、1IoT(あらゆるモノがインターネットにつながる)、2自動走行、3ロボット、4フィンテック(ITと金融の融合)の4分野だ。これらはいずれも日本企業が先行しているか、あるいは将来リードすることが見込まれる。安倍政権も、アベノミクスの柱にAIを据えて第四次産業革命をリードすることを目指している。 AI革命で最大の市場は、「自動走行技術」になるだろう。その主戦場である自動車の技術力も規模も、日本は世界を圧倒している。トヨタ自動車の時価総額(約19兆円)は、世界2位ダイムラーの2倍以上ある。トヨタは京セラと並んでKDDIの筆頭株主であり、移動体通信システムの技術力は大変高い。そしてハイブリッドシステム、カーナビゲーションシステムなど自動車のIT化において、日本の自動車メーカーは世界を圧倒する。自動走行に不可欠なセンサー、小型モーター、電子制御用自動車部品においても、日本電産、オムロン、デンソーなど世界のトップ企業が数多い。 ロボットは、伝統的に日本が強い分野だ。ファナック、安川電機、パナソニックは、世界の工業用ロボットのトップメーカーである。そして、ソフトバンクグループ、ソニー、ホンダなどがサービス産業向けのロボット開発に注力している。その成功例がソフトバンクのペッパー君だ。またサイバーダインはロボットスーツを開発し、医療・介護の分野で新産業を創出した。 IoTでは高度なセンサーや電子部品が不可欠だが、この分野でも村田製作所、キーエンス、オムロンが世界的な競争力を持つ。さらに、コマツ、ファナック、三菱電機が機械の電子制御化において世界をリードしており、オリンパス、富士フイルムホールディングス、テルモなどが医療用機器のIoTで先行している。 フィンテックによって産業界と金融界の垣根が低くなり、その結果、産業界から金融業への進出が加速しよう。たとえば、ソニーや楽天の営業利益の半分前後はすでに金融事業から生まれている(15年度)。日本では楽天Edy(エディ)、WAON(ワオン)、nanaco(ナナコ)、Suica(スイカ)など電子マネーが普及しているため、フィンテックと親和性が高く、ビジネスチャンスが多くある。 本書は、日本株復活の最大テーマであるAI革命で浮上する日本企業に焦点をあてている。
  • 田中角栄と中曽根康弘 戦後保守が裁く安倍政治
    -
    1巻1,980円 (税込)
    「今太閤」「コンピューター付きブルドーザー」の異名をとった田中角栄元首相が亡くなり23年。出版界では今も角栄ブームに沸く。宝島社の語録やムックをはじめ、関連本は軒並み好調。反田中の急先鋒だった石原慎太郎による『天才』(幻冬舎)はミリオンセラーに迫る勢いだ。角栄を知らない世代や、政治に関心の薄い層にも受け入れられているのは、閉塞する社会の突破口を、角栄とその時代に求めているからなのか。弱肉強食を肯定する安倍政治への違和感ゆえか。実体験に裏打ちされた、弱者の機微に寄り添う角栄の言動は、昨今の政治が失ったものの一つではある。松田氏はこのブームを「新自由主義が横行し、生じた格差に無頓着すぎる現状の政治への、警鐘というより静かなる抵抗」と看破する。 数ある角栄本の中でも、互いに1918(大正7)年5月生まれで、“永遠のライバル”と並び称された中曽根康弘元首相と対比させて論じた著書は見当たらない。田中内閣で通産相を務めた中曽根は、ロッキード事件で失脚した田中と入れ替わるように台頭、田中派を後ろ盾に首相にのぼりつめる。98歳になっても意気軒昂だ。現在も中曽根と政治談義を行う松田氏、角栄を追いかけ新潟支局へ赴任した経歴を持つ早野氏の対話を通し、「田中政治」「中曽根政治」を追いながら戦後保守を総括。角栄と中曽根を“葬った”小泉政権から現在の安倍政権に連なるひずみをあぶり出す。主な章立ては【なぜ今、角栄と中曽根を語るのか】【角栄ブーム検証~石原慎太郎批判】【列島改造論VS日本改革論】【陰謀論再燃ロッキード事件、2人の真相と明暗】【テレビを生んだ角栄、テレビ政治の中曽根】【小泉が“葬った”角栄と中曽根】【中曽根の現代安倍政治批判】など。
  • 中国 ゾンビと政争
    -
    中国は、生産設備などの「過剰問題」を解消するための構造改革を打ち出しましたが、思うように進んでいません。実質的に破綻している「ゾンビ企業」は増え、共産党政権内部の権力闘争は激しくなっています。中国経済混迷の原因となっている「ゾンビと政争」の実態を明らかにします。  本書は週刊エコノミスト2016年9月13日号で掲載された特集「中国 ゾンビと政争」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・構造改革は絵に描いた餅 ・インタビュー 丹羽宇一郎 ・懸念される新過剰 ・習政権の権力基盤について2人の識者が分析した。 ・中国の対欧州戦略 ・「反中」広がる香港 ・南シナ海問題 ・不良債権 ・人民元 ・銀行理財商品 ・海外進出企業が急増 【執筆者】 松本惇、藤沢壮、湯浅健司、加茂具樹、金子秀敏、羽場久美子、倉田徹、八塚正晃、神宮健、梶谷懐、梅原直樹、矢作大祐、週刊エコノミスト編集部 【インタビュー】 丹羽宇一郎
  • 韓国の騒動
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    韓国最大の海運会社、韓進海運が経営破綻した。ロッテグループがお家騒動の思わぬ余波を招き、サムスン電子がスマホ爆発事故に見舞われる。核ミサイル開発に突き進む北朝鮮情勢とともに、激動する韓国の今に迫った。  本書は週刊エコノミスト2016年10月11日号で掲載された特集「韓国の騒動」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・韓進海運の破綻で混沌 ・ロッテの危機 ・サムスン電子 ・止まらない北朝鮮 ・中国のジレンマ 【執筆者】 桐山友一、金志敏、石田賢 宮本悟、堀田幸裕、週刊エコノミスト編集部
  • 天皇と憲法
    -
    天皇陛下が生前退位の意向を示した。テレビの前で国民に直接語りかける異例の「お言葉」。しかし、安倍政権はその気持ちに十分応えようとしていない。天皇と憲法について、国民が真剣に考えるときが来た。  本書は週刊エコノミスト2016年8月30日号で掲載された特集「天皇と憲法」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・第1部 “人間天皇”の重い決断 ・現代天皇の権威の源泉 象徴を体現する「生き方」 ・識者に聞く 保阪正康 ・米歴史学者の視点 ハーバート・ビックス ・「生前退位」の現実性 ・帝王学 戦後の教育体制の中で変化 理想の天皇像の模索と重圧 ・82歳の天皇陛下 超多忙 ・政治家の介入から天皇を守ることが国民の責務 ・待ったなしの皇位継承問題 「女性宮家」で女系天皇に道筋も ・インタビュー 小林よしのり ・皇室の財布 天皇も相続税を支払う ・知っておこう 天皇は憲法と皇室典範にどう書かれている? ・明仁天皇を知る16冊 ・第2部 憲法 いよいよ始まる改憲論議 “入り口”は緊急事態条項 ・お試し改憲は政党政治を壊す 「改革」にだまされる国民 ・自民党改憲草案を斬る ・先輩議員が喝 ・明治憲法の流れくむ現行憲法 ・民進、公明に聞く 改正論議にどう臨む ・成長の限界が生んだ「怪物」 現実主義が憲法をへし折る 【執筆者】 酒井雅浩、花谷美枝、橋場義之、保阪正康 ハーバート・ビックス、高森明勅、森暢平、伊藤之雄 河合秀和、種市房子、西岡隆彦、花谷美枝、酒井雅浩 金井暁子、中野晃一、青井未帆、古賀誠、村上正邦 瀧井一博、枝野幸男、北側一雄、週刊エコノミスト編集部 【インタビュー】 小林よしのり
  • 世界の危機 分断と反逆
    -
    英国の欧州連合(EU)離脱、米国の大統領候補トランプ氏の支持拡大、欧州で頻発するテロ――。格差拡大に伴い没落した中間層が支配者層にNOを突きつける一方で、寛容さを失った大衆は移民や難民排斥に動く。行き場を失った移民たちが過激思想に染まり無差別殺人を引き起こす分断と反逆の悪循環を人類は断ち切れるか。総力特集する。  本書は週刊エコノミスト2016年8月9日・16日合併号で掲載された特集「世界の危機 分裂と反逆」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・第1部 混沌を読む ・インタビュー イアン・ブレマー ・中東の闇 ・米国の岐路 ・欧州 仏・伊・蘭に離脱のドミノ現象も ・英国EU離脱から何を学ぶか ・中国外交の蹉跌 ・インタビュー ・ブラジル 五輪開催後の前途多難 ・第2部 マネーの深層 ・インタビュー 行天豊雄 ・為替 欧米中の不作為の通貨安競争 ・米国 世界経済懸念が利上げの壁 ・米大統領選と市場 ・Q&Aでわかる イタリア銀行危機の深層 ・ロシアの暴走 ・中国の過剰債務問題 ・厚切りジェイソンが斬る 【執筆者】 谷口 健、藤沢 壮、丸山 仁見、畑中 美樹、渡部 恒雄、菅野 泰夫、平川 克美、金子 秀敏、萱野稔人、森川 央、長谷川 克之、浜條 元保、永濱 利廣、鈴木 敏之、石原 哲夫、大槻 奈那、名越 健郎、関 辰一、週刊エコノミスト編集部 【インタビュー】 イアン・ブレマー、行天豊雄、厚切りジェイソン
  • ヤバイ 投信 保険 外債
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    マイナス金利下で、預金だけでは資産形成はおぼつかない。しかし、一見、高い金利にみえる投資信託や生命保険、外国債券などの金融商品を購入する際の手数料には要注意だ。「その手数料、運用に見合った金額ですか」。投資家が見極めるポイントを特集する。  本書は週刊エコノミスト2016年7月26日号で掲載された特集「ヤバイ 投信 保険 外債」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・「見えない」金融商品の手数料 ・インタビュー ・ファンドラップ ・そこが知りたいQ&A ・“4階建て”投信の末路 ・「毎月分配」好きな日本人 ・「テーマ型投信」 ・国内投資マネー年初来の動き ・貯蓄性保険は得でない 諸経費が高すぎる ・外貨建て・変額保険 ・銀行のジレンマ ・独自調査 運用会社の実態 【執筆者】 桐山友一、種市房子、尾藤峰男 深野康彦、朝倉智也、後田亨 大澤昌弘、金井暁子、週刊エコノミスト編集部
  • ヘリコプターマネーの正体
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    ヘリコプターからお金をばらまくとの比喩から生まれた「ヘリコプターマネー(ヘリマネ)」政策。日銀が量的緩和で買い入れている国債の償還期限をなくすことなどにより、政府が事実上、借金を背負わずに財源を得られるようになれば、増税の心配がなくなり、人々の予想インフレ率を高めるられるとの考え方から、注目を集めたヘリマネ政策について徹底解説します。  本書は週刊エコノミスト2016年8月2日号で掲載された特集「ヘリコプターマネーの正体」の記事を電子書籍にしたものです。 目次: はじめに ・Part1 ヘリマネの効果と歴史 ・図とQ&Aで理解するヘリコプターマネー ・インタビュー ・社会的軋轢を生む! ・教訓は恒常化による副作用 ・ヘリコプターマネーは既に現実 ・世界最悪の財政は大丈夫か ・欧州のヘリマネ ・高インフレに備える おカネの動かし方 ・インフレに備える投資術 ・Part2 激論!ヘリマネ政策の是非 ・激突対談! 【執筆者】 松本惇、黒崎亜弓、平野純一 浜田宏一、平山賢一、上川孝夫 岩村充、白川浩道、松尾匡 荻原博子、深野康彦、池尾和人 翁邦雄、片岡剛志、河野龍太郎 福田慎一、若田部昌澄、野口旭 白井さゆり、週刊エコノミスト編集部
  • 妖獣都市 邪体曼荼羅 <闇ガード>
    3.0
    宝みづきは、セルフ・プロデュース・アイドルとして活動する女子高生。しかし、実は彼女は、伝説の〈闇ガード〉――滝蓮三郎と麻紀絵の血を引く、凄腕の戦士だった。 人間界を狙う妖物が世界で同時多発テロを仕掛けようとしているのを、果たしてみづきは阻止できるのか!? 〈妖獣都市〉の世界に、新たなヒロインがデビュー!
  • 新戦艦〈大和〉 回天編
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    真珠湾攻撃ののち、日本軍はハワイを偵察。基地として当面使えないことがわかる。また、ミッドウェー島で空母〈加賀〉が失われてしまったために、連合艦隊はポートモレスビー攻略に専念し、そこを拠点とする。 その一方で、アメリカは、軍港ブリスベーンを真珠湾の代替施設として拡張しはじめ、戦局の中心はオーストラリア近海に遷移していくのだった--
  • マーケット怪奇現象
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    「金融市場が何か「ヘン」だ。社債の新規発行では投資家が殺到して“瞬間蒸発”する一方、日本株では割安なのにバリュー株が見向きもされない。その裏側で、日銀はETFを爆買いし、公的年金を運用するGPIFは大株主として登場する。市場で起きる“怪奇現象”とその裏側を探った。」  本書は週刊エコノミスト2016年9月6日号で掲載された特集「マーケット怪奇現象」の記事を電子書籍にしたものです。 目次: はじめに ・怪奇現象(1) 社債市場の異変 ・夏枯れか嵐の前の静けさか 株が低ボラティリティーの理由 ・怪奇現象(2) 負け続けるバリュー株 ・怪奇現象(3) ETF大量買い入れ ・マーケットの裏側1 日銀「総括的な検証」の真意 ・マーケットの裏側2 GPIFが銘柄公表 ・怪奇現象(4) PER18倍超でも米国株上昇 ・マーケットの裏側3 大統領選前年の米株価 ・怪奇現象(5) 金融緩和でも円高 ・怪奇現象(6) 米国の景気と株価 ・怪奇現象(7) 金価格の再上昇 ・マーケットの裏側4 成長モデルの構造変化 ・怪奇現象(8) J-REIT 賃料上昇なき分配金の増加 ・歴史は繰り返す 中央銀行マネーが支配する市場 三たび「公的資本」時代に突入 【執筆者】 桐山友一、種市房子、平川昇二 井出真吾、丸山義正、加谷珪一 馬淵治好、棚瀬順哉、堀井正孝 森田隆大、青木大樹、堀明希子 倉都康行、週刊エコノミスト編集部
  • 英国EU離脱の衝撃
    -
    「まさか」――。英国で今年6月に実施された欧州連合(EU)離脱を問う国民投票では、大方の事前の予想を覆して「EU離脱」支持が多数を占めた。 離脱手続きの行方は不透明で、欧州経済や世界の金融市場などに与える影響も計り知れない。 その衝撃の大きさを、現地ルポなども交えて緊急リポートする。  本書は週刊エコノミスト2016年7月12日号で掲載された特集「英国EU離脱の衝撃」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・大惨事に向かおうとする英国 視界不良におびえる世界 ・「ポンド危機」再来? 歴史的な通貨急落劇を展開 脆弱な世界2位の経常赤字国・英国民投票が問うEUの未来 統合拡大、深化は曲がり角 結束緩い「アラカルト欧州」化も ・「連合王国」の危機 スコットランドなど独立機運 四つの「国」の複雑な事情 ・現地ルポ 主権を取り戻そうと情に訴えた離脱派 ひ弱なエリートの残留派を打ち破った ・地方労働者の一揆が現実となり先が見えなくなった英国と世界 ・アベノミクスに逆風 輸出減、円高で日本も打撃 デフレ逆戻りのリスクが大・100年前の密約 中東混乱の根源はサイクス・ピコ協定 英国の「三枚舌外交」の罪と罰 ・マーケット&専門家の視点 ・インタビュー ポール・シュアード ・相場予想 英国EU離脱で、為替、日経平均、米政策金利はどうなるか ・インタビュー 津上俊哉 ・どうする中央銀行 自国通貨高への対応に苦慮 最も緩和余地の乏しい日銀 ・インタビュー 水野和夫 ・インタビュー 浜矩子 【執筆者】 武田紀久子、田中理、石野なつみ、今井一 長野雅俊、武田淳、福富満久、安井明彦 窪田真之、阪井勇蔵、上野剛志、柴田秀樹 山口曜一郎、丹治倫敦、井上健太、市川眞一 飯塚尚己、阿部健児、週刊エコノミスト編集部
  • もう乗れるぞ!自動運転・EV
    -
    自動運転のクルマは日本でも買えるし、もう乗れます。では、各社の実力はどうか。徹底比較します。さらに自動運転がもたらす業界の変化と社会の未来を大胆予測。これを読めばすべてが分かります。  本書は週刊エコノミスト2016年6月28日号で掲載された特集「もう乗れるぞ!自動運転・EV」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・急カーブでも操作なし テスラが見せる車の未来 ・自動車メーカー最新事情 ここまで来た!自動運転技術 ・グーグルの到達点 ドライバーは形だけ 市街地を走り回る ・グーグルがロビー活動 「AI=ドライバー」なのか 一歩先行く米国の議論 ・AIがカギ握る 学習して進化する人工知能 ・台頭する部品メーカー 画像認識に優れるエヌビディア ・完全自動運転の世界 トヨタ×ウーバーの理由 ・DeNA×ZMP 無人タクシーへ発進! ・「次世代コックピット」争奪戦 電機各社が狙う運転席 ・地図を巡る争い 日本はガラパゴスの恐れも ・電気自動車 充電場所や航続距離は増加 ・次世代電池の開発 期待がかかる全固体電池 【執筆者】 松本惇、藤枝克治、島下泰久、土方細秩子 黒崎亜弓、川端由美、貝瀬斉、谷口健 桃田健史、西村直人、浮島哲志、週刊エコノミスト編集部
  • がんは薬で治る ここまで来た免疫療法薬
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    読者から大反響のあった『週刊エコノミスト』2016年7月19日号特集「がんは薬で治る」をインタビューや追加取材・加筆を収録して書籍化。 『週刊エコノミスト』の定期読者以外の一般の読者から反響の大きかった「免疫療法薬」。薬の有効性、続々と開発される新薬の動向を中心に、従来のがん標準治療とそのリスクの比較、高額な薬価と健康保険など、がんを巡る最新の話題を交えながら、未来のがん治療に迫る一冊。 <主な構成> ◆がん免疫療法薬ブーム第二幕 製薬業界、患者の夢の行方 ◆免疫療法薬「オプジーボ」はこうして生まれた ◆ Q&A がん免疫療法薬 治療の選択広がる ◆免疫療法薬の進化を後押し 日本のベンチャーの創薬技術 ◆インタビュー 本庶佑・京都大学名誉教授  「免疫療法薬でがんが治る時代になる」 ◆「打つ手なし」の肺がん治療で期待 ◆難治性の乳がんに光明 免疫療法薬に医学界が注目 ◇免疫療法薬の「次」!? 大穴狙う大日本住友製薬  幹細胞を阻害してがんを完治 ◆がん免疫療法薬揺るがす副作用  浮かび上がったオプジーボの課題 ◆管理難しい保険外「免疫療法」との併用 ◇紛らわしい「がん免疫療法」  自由診療の医療機関は避けよう ◆高額薬品が壊す国民皆保険 免疫療法薬が抱える矛盾 ◆インタビュー 国頭英夫・日本赤十字社医療センター化学療法科部長  「75歳以上は延命治療を控えるべき」 ◆ブラックボックスの中の薬価 製薬会社は特例引き下げ反対 ◇薬価の決まり方 ◆国、健保、製薬会社、医師 すれ違う薬価引き下げ議論 ◆薬価高騰の米国では破産患者も 日本も「対岸の火事」ではない
  • どアホノミクスへ 最後の通告
    -
    1巻1,100円 (税込)
    自ら招いた恐慌へのカウントダウン! アベノミクスで歪んだ日本経済、英国EU離脱、米大統領選...... ブレない経済学者が斬る! 政権批判の決定版、ベストセラー「さらばアホノミクス」第二弾! 〈目次〉 第一章 統制経済の足音――“自爆”恐慌へ進むアホノミクス 第二章 世界の危機の行方 第三章 危機の真相を探る 〈付記〉ブレない経済学者の履歴書
  • ストロベリーライフ
    3.7
    1巻1,760円 (税込)
    祝・直木賞受賞! これぞ荻原浩の真骨頂! 受賞第一作となる最新長編小説。 富士山麓の苺農家を舞台に、新たな人生を模索する家族の物語。 突然、父親が倒れ帰省した望月恵介が手渡されたのは『農業相続人の手引き』と『いちご白書』(苺栽培の教本)。音信不通の間に、野菜農家である父親は多額の設備投資をし、苺栽培を始めていたのだ! 後を継ぐことを迫る母親。しかし、恵介は東京の生活、グラフィックデザイナーとしての夢を捨てられない。何より農業なんてかっこ悪い。 37歳。人生の岐路に立たされた恵介は、試しに父親のハウスに生った苺を囓る。 「あ。何これ。うまい。」 採れたての苺はいままで食べた苺のなかで一番甘くて、おいしかった。 父親の苺に心を動かされ、恵介はしばらく実家を手伝うことを決意する。 ところが、今度は東京にいる妻・美月との間にスキマができ始め...... 甘い苺づくりに夢をかける望月農園の“甘くな~い”お仕事小説。
  • 経済は物理でわかる
    -
    コンピューターの発達に伴うビッグデータが経済学を新たな段階に進めた。物理学のような実証科学としての経済学は、旧来の経済理論を否定し、新たな経済法則を発見した。マクロ経済学を揺るがす知的革命を紹介する。  本書は週刊エコノミスト2016年5月31日号で掲載された特集「経済は物理でわかる」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・第1部 変わる経済学編 ・ビッグデータが覆す経済の常識 実証科学の視点から理論構築へ ・インタビュー ポール・ローマー(ニューヨーク大学教授) ・経済と身近な物理学者1 最古のインフレ論文を書いたコペルニクス ・新しい経済法則1「一物一価」は現実に存在しない ・新しい経済法則2 為替市場はブラウン運動で動く ・知っておきたい基礎知識 「正規分布」と「ベキ分布」 ・新しい経済法則3 企業の取引網が示す大手と中小の分布は物理法則に従う ・インタビュー マーク・ブキャナン(サイエンスライター) ・新しい経済法則4 経済学が目を背けてきたバブルの定量化に成功 ・新しい経済法則5 裁定取引をビッグデータで実証 ・主流派経済学批判1 現実と乖離するマクロ経済学 ミクロの相似拡大モデルは誤り ・主流派経済学批判2 一般均衡の幻想 現実経済を分析できず ・第2部 歴史編 経済学と物理学の邂逅 ・経済学の歴史 万有引力が古典派を触発 物理学と離れる現主流派 ・物理学の歴史 先哲の思想を実証して発展 ・経済と身近な物理学者2 錬金術師ニュートンが初めて金本位制 ・ノーベル経済学賞とは? 経済界が思想の権威づけに利用 ・経済と身近な物理学者3 ハレーと年金制度 【執筆者】 松本惇、中川美帆、後藤逸郎、高安秀樹 水野貴之、大西立顕、高安美佐子、山田健太 伊藤隆敏、吉川洋、荒田禎之、荒川章義 並木雅俊、権丈善一、週刊エコノミスト編集部
  • がんは治療か、放置か 究極対決
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    がん治療における立場の違う二人が真っ向からぶつかり議論した話題の対談を書籍化。 「無症状なら、がんは放置すべき」と主張する近藤誠医師。その発言は大反響を呼んだ。一方で、「がん治療放置は暴論」と近藤医師の説を切って捨てる医師も大勢いて著作も多い。しかしながら、立場の違う医師同士が直接議論することはなかった。そこに手を上げたのが、長年大学病院でがんの治療に当たる林誠医師だ。 前半の対談部分では ・すべてのがんについて「手術すべき」なのか「放置すべき」なのか ・がん治療の1つの選択である「抗がん剤」は効くのか効かないのか ・「がん検診」は受けるいみがあるのかないのか この3つをテーマに、がん治療におけるお互いの主張をぶつけ合う。 後半では、決められたテーマに沿って、それぞれがどんな有効性を評価するのか、どんな治療方針で患者に接していくのかを、それぞれの立場で理由を語る。 《がん治療全般について》 ◎がん治療医はどうあるべきか 患者本人と家族とで治療方針が違った場合どうするか(一例として) ◎標準がん治療に問題点はないのか ◎がんの代替療法をどう評価するか 食事療法/漢方/サプリメント 免疫療法(とくに高額の自由診療費を請求する樹状細胞療法など)
  • パナマ文書ずるい税金逃れ
    -
    パナマ文書で明らかになった金持ちや企業の税金逃れ。タックスヘイブンを利用して、本来払うべき税金をあの手この手で逃れています。庶民からすれば思わず「ずるい!」と言いたくなる租税回避術の実態を明らかにします。 本書は週刊エコノミスト2016年5月24日号で掲載された特集「パナマ文書 ずるい税金逃れ」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・富裕層と大企業の戦々恐々 ・タックスヘイブンを利用する日本企業一覧 ・地図で読み解く 資産規模はケイマン諸島が突出 ・Q&Aでゼロから学ぶタックスヘイブン ・富裕層はこう節税している ・プライベートバンクの実像 ・資産フライト 海外移住する日本人 ・グローバル企業はこう節税している ・国外財産調書 国税がパナマ文書で申告漏れ調査へ ・各国が徴税網を構築 「BEPS」と「CRS」が武器 ・歴史から見る 大英帝国の遺産 ・日本のタックスヘイブン裁判 「勝った企業」「負けた企業」 ・マネーロンダリング 増え続ける犯罪資金の隠匿 【執筆者】 谷口健、藤沢壮、荒川雄一、米田隆、 大森健史、木村俊治、田邊政行、吉井一洋、 中尾茂夫、仲谷栄一郎、久保田隆、週刊エコノミスト編集部
  • 人工知能AIの破壊と創造
    -
    人工知能(AI)が革命的な進化を遂げた。ディープラーニング(深層学習)という革新技術によって、コンピューター自らが周囲の状況を認識できるようになり、さまざまなブレークスルルーをもたらした。ビジネスの現場では、AIによる破壊と創造がすでに始まっている。 本書は週刊エコノミスト2016年5月17日号で掲載された特集「AIの破壊と創造」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・深層学習で激変するビジネス「AI大国」へ正念場の日本 ・インタビュー 松尾 豊「日本はモノづくり系AIで勝負すべき」 ・人工知能(AI)に強い注目の上場企業35社 ・デジタル時代に求められる最高デジタル責任者(CDO) ・Q&Aでわかる!AIとIoTの基礎 ・センサーとクラウドの進化で機熟す 傍観すれば世界から取り残される ・事例編 金融、医療からロケットまで!AI活用の最前線 ・囲碁 深層学習でプロの「直感」獲得 ・景気判断 政府・日銀の景況感を指数化 ・フィンテック AIが迫る金融サービス革命 ・宇宙 AIが点検する宇宙ロケット ・物流 倉庫の荷物取り出しを効率化 ・ファッション あなたの「専属スタイリスト」 ・対話 女子高生りんなとお友達に ・医療 多様なデータから疾患確率導く ・サイバー攻撃 AIの「知能指数」の測定が必要 ・グーグルが撤退なら自動運転ブーム沈静化 【執筆者】 大堀達也、池田正史、比屋根一雄、 松田遼、尾木蔵人、伊藤毅志、 水門善之、山本裕樹、鈴木雅光、 横山渉、山崎文明、桃田健史、 週刊エコノミスト編集部
  • 北海の堕天使
    -
    1939年、帝国海軍の軽巡洋艦『石狩』は、日本の海洋同盟国であるトスルテイン公国を親善訪問するためにノルウェー沖を北上していた。ところがその『石狩』が、謎の巨大戦艦からの砲撃を受け、撃沈されてしまう。生き残った海軍大尉・樫村城児と帝都日報記者・高垣進策は、『石狩』を沈めた敵艦に捕虜として捕まってしまうのだが、その艦こそ世界最強の戦艦『ヨツンハイム』だった!
  • ザ・サード【完全版】1
    4.5
    〈大戦〉とだけ呼ばれる大破壊のあと、個体数を激減させ、種のポテンシャルを大幅に低下させた人類を滅亡の淵から救ったのは、〈ザ・サード〉と呼ばれる超人類であった。そのため人類は突出した優位性を失ってしまい、砂漠となった不毛の大地の上で過酷な生存競争を重ねるしかなくなった。そんな中、砂漠行のエキスパートとして三本の指に数えられる17歳の少女・火乃香は、一振りのカタナと居合いの技を武器に、相棒の機械知性体・ボギーが制御する砂上戦車を駆って、辺境の旅人を護る“なんでも屋”を営んでいた。ある夜、火乃香は砂漠のど真ん中で一人の青年・イクスと出会う。浮世離れしたイクスだったが、彼には何か大きな秘密があった?  アニメ化もされた未完の超人気SFシリーズが、【完全版】として奇跡の再始動!
  • 見えないものが教えてくれたこと
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 導かれるようにたどり着いた 沖縄・久高島、オーストラリア・ウルルで出合った 空、海、光。  「この光景を見るために この地に、この時間に 来ることになっていたんだなぁと分かる。 みなさんが、めくるたび、旅をして 見えないものに出会い、何かを感じ 嬉しい気持ちに満たされます様に。 ただただ幸せな気持ちに あるいは心がまっさらに洗い流されますように」 愛に満ちたメッセージとともに、心を捉えた風景が甦る。 読むと不思議と心が凪ぎ、生きる力が充ちてくる、全ての心が洗われていく写真集。 CMディレクターとして卓抜なる才能を発揮。フリー転身後、映画監督、映像ディレクター、演出家、脚本家、コピーライター、作家、ラジオパーソナリティーなどジャンルを越えて、表現の領域を拡張し続ける著者初の写真集。
  • どん詰まり中国
    -
    3月の全国人民代表大会(国会に相当)で大規模な改革を打ち出した習近平政権。だが、共産党の一党独裁体制という構造的な問題を抱えており、その実効性は不透明だ。さらに中国経済の混迷が深まれば、その余波は世界に及ぶ。 本書は週刊エコノミスト2015年4月12日号で掲載された特集「どん詰まり中国」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・政府の恣意的改革の限界 ゾンビ企業は生き延びる ・インタビュー 津上俊哉 現代中国研究家・津上工作室代表  「中国は投資バブル後遺症 早期底打ちは期待できない」 ・香港の書店関係者失踪 言論統制強める習政権 ・共産党政権の限界 強まる習主席の神格化運動 ・押し寄せる過剰 増加する「チャイナリスク倒産」 ・人民元の罠  中国が陥った国際金融のトリレンマ  ビットコインで進む資本逃避 ・インタビュー パトリック・ウォン(王偉全)HSBC中国事業開発部長  「中国の資本市場に海外マネーを呼び込もうと規制を緩和」 ・五大過剰  自動車 常態化する「値引き競争」  不良債権 「影の銀行」分含め10兆元超か  鉄鋼 投機買いでゾンビ企業延命  不動産 大都市住宅バブル  液晶パネル 値下がりに歯止めかからず 【執筆者】 松本惇、中川美帆、阿古智子、 興梠一郎、友田信男、竹中正治、 矢作大祐、野呂義久、関辰一、 黒澤広之、安田明宏、津村明宏、 週刊エコノミスト編集部
  • 固定資産税を取り戻せ!
    -
    納税者が気づかないまま、払い過ぎを続けていることが多い固定資産税。いかに取り戻すか。Q&Aや事例を交え、わかりやすく解説。
  • 陰山式 ぜったい成績が上がる学習法
    3.3
    1巻1,320円 (税込)
    「何度言っても、子どもがやる気を出しません」「うちは貧しく共稼ぎで、塾に行かせる余裕もなく、子どもに申し訳なく思っています」そんな相談が、私のもとによく届きます。でも答えは簡単です。「正しい方法」で勉強する。それだけです。勉強方法が間違っているから伸びないのです。成果の出ない方法で勉強させられているから、自分がいやになり、やる気を失うのです。正しい方法で勉強すれば、子どもは必ず伸びます。そして自信と意欲を持ちます。最近は、塾に行かないと学力は上がらない、子どもの学力は親の年収で決まるみたいな論調が幅を利かせています。また、そんなデータが公開されてもいます。でも、全国学力テストのトップはずっと秋田ですが、秋田の県民所得は高くありません。私は、親が子どもに負い目を感じることこそ大問題だと思います。なぜなら、子どもを伸ばすのに一番大切なのは親の笑顔であり、親の負い目は子どもを卑屈にしかねないからです。この指導をお伝えするにあたり、3点お願いがあります。1、必ず子どもの成績は上がると、一点の曇りもなく信じ切ってください。 2、この本を読み終えたら、巻末付録の「百ます計算」「百割計算」「漢字の書き取り」のチェックテストを子どもに解かせてください。 3、子どもには、いつも笑顔で語りかけてください。 この本に書いていることを理解して実践すれば、必ず子どもの成績は上がります。大胆に思えるかもしれませんが、そんなことはありません。私の目の前の子どもたちは、みんな伸びていきました。しかも私の予想を超えて。子どもの成長力は爆発的です。どうかそれを実感されることを願っています。 【目次】第1章 子どもの成績を上げる学習に必要なのは「集中力」 第2章 子どもの学力は「反復学習の徹底」と「生活習慣の確立」で決まる 第3章 学校の授業がみるみる面白くなる教科ごとのポイント 第4章 小学生の質問に答えます! やる気が出て学力がグングン伸びる勉強法 第5章 知っておきたい! 日本の教育改革の動向とポイント 巻末付録 子どもの基礎学力をチェック!
  • 人間の旬
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    I 微生物が運んできたノーベル賞ノーベル・レクチャー講演要旨 II 家族、ふるさと、そして思い出植林―父の思い出、占い師の一言、「ごくも」を背負って、夕暮れ―母の思い出、敦子姉さん、「怒るな働け」、犬の子育て、「気まぐれクロ」との散歩、「流れる鼻水を片腕で拭く時間があれば……」、わが山梨はスイスに劣らず、私の芝白金三光町 III 旅の日記からモネへの理解、2人のノーベル賞学者との交流、彫刻美術館に行こう―パリの3人の彫刻家、湯治場の2人、晩秋のミドルタウンへの旅、ドイツにコッホの軌跡を辿って IV 次世代を担う若者に伝えたい子供を不幸にしてしまう方法は……、人間の旬、科学技術の国際競争の時代に思う、国際人になるために、限界のあることを知るV 思うがままにスポーツからの学び、ゴルフから得た「最高の宝」、ネギ嫌い、落穂拾い、2つの弁当箱、汚いバス、「この人、遅いんだから」、見えない助け合い、イモリ退治、画家のデッサン、先人の美へのこだわり、心と体に栄養を、人の「心」を救う病院、紅梅に雪―東日本大震災に思う付録講演・北里柴三郎に学ぶ21世紀国際的リーダーの育成
  • 私たちはどこへ行こうとしているのか 小熊英二時評集
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    【概要】東日本大震災により社会変化が顕在化した。「私たちのこれから」をめぐり、各地で次の時代に向けた新たな試みがいくつもはじまっている。鈍さが目立つ政治に対しては、デモが全国でおこり、国会周辺で人々が声を上げる姿は日常となった。過疎化と人口減、経済閉塞、ポピュリズム、東京五輪、改憲、マンガ産業などを包括的な時代把握、冷徹な視線で読みとく。2011年から15年までの寄稿、講演などから抜粋した小熊英二時評集。『私たちはいまどこにいるのか』(2011年 毎日新聞社)に続く待望の第2弾。【抜粋】「たった一人でも、『この意見はわれわれを代表している』と思われれば、社会が動くこともあるのです。」「保守派で再軍備しようと言っていた人たちの論調を見ると、じつはほとんど侵略の可能性の危機感を持っていない」「誰もが身近で決定に直接参加できるためには、決定権と財源のある単位を数千人とか数万人レベルに小さくする方がいい」「中高年の政治家やマスコミの男性が、変化に追いついていない。恐らく東京は、ここ20年の世界の中で、最も変化してない都市だ」「今後、自民党政権がまた50年続くと思う人はいない」「家族もお金も、自由も出世も、戦争になったら全部崩れてしまった。平和が全ての前提だ。それが社会的合意だった時期があった」【目次】〈1章〉凡庸でナンセンスな領土問題東京五輪 いくつかの懸念外国語不要 国内依存の日米経済経済成長で強まる伝統若者のモラルに甘える企業上に優しく下に厳しい社会保障デモは「日本のあり方」全体への抗議デモは日本社会に定着総選挙最終日の秋葉原で「日本を、取り戻す。」それでも社会は変わる 直接参加の回路を選挙で社会は変わりますか?「社会が変わる」とはどういうことか「ポピュリズム」批判は意味がない「橋下徹」はグーグルである「よくない民主主義」?「現実的な」な戦後70年談話のあり方利益誘導は機能不全 沖縄の基地は削減可能 構造的変化をふまえた外交を「いちばん大切なもの」に共通した答え安全保障法制を腑分けする 国民的議論させなかったツケ変わる社会、変われない政治あなたの頭の中以外、社会は変わっています
  • 私たちはいまどこにいるのか 小熊英二時評集
    4.4
    1巻1,980円 (税込)
    近代150年、戦後70年、冷戦後20年 政治の流動化、経済の低迷、変容する家族、ナショナリズムの台頭、若者の生きづらさ、沖縄の重荷、歴史認識、憲法改正など、バブル崩壊以後に現れた現代日本の諸問題を語る、一九九七年から二〇一一年までの時評と講演を集めた一冊。鋭敏な時代認識、原理的な思考、社会科学的な歴史観をもって語られる、小熊史学のエッセンス。
  • 世界史に学ぶ金融政策
    4.0
    デフレや経済低迷に悩む各国の中央銀行は、量的緩和やマイナス金利政策など歴史的に例のない金融政策を繰り出している。主要国の金利もゼロ%やマイナスに沈み、超低水準にある。本書では、日本銀行をはじめ、米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)など各国政府・中銀が取ってきた政策について、市場・経済・財政への影響を専門家が探る。ほかではみることのできないデータや年表、写真も満載。 本書は週刊エコノミスト2015年4月5日号で掲載された特集「世界史に学ぶ金融政策」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・日米欧で金利「蒸発」危機 カギ握る米利上げの先行き ・Part1 黒田緩和と歴史の教訓 ・ 異次元緩和3年 日銀・黒田総裁の七つの誤算 ・ データで見る各国金融政策 日銀・FRB・ECB 量的緩和、マイナス金利の効果は限定的 ・ マイナス金利の副作用 金融機関の資金利益が悪化 ・ 非伝統的金融政策の歴史 リーマン・ショック前後に転換 ・ 見直し必要な日銀の戦略 金融政策には限界がある ・Part2 歴史の知識を広げる ・ 国家と中央銀行 政治圧力と中銀独立性の戦い ・ 政府財政 高橋財政後の昭和史から学ぶ ・ 大著『金利の歴史』で学ぶ覇権国の経済と金利の関係 ・ 大恐慌の教訓 米国の利上げが周辺国の打撃に 【執筆者】 秋本裕子、池田正史、福田慎一、 小玉祐一、山口範大、白川浩道、 矢嶋康次、池尾和人、加藤出、 馬場直彦、黒瀬浩一、上川孝夫、 週刊エコノミスト編集部
  • 心 クリーン・オネスト・ビューティフル

    4.0
    著者は、20世紀が科学技術の世紀だとしたら、21世紀は「心の世紀」になると語ります。そして、人間の生き方、商売や経営に至るまで、成功するには倫理観「心」を鍛えることが重要だと説いています。これまでにもマックス・ウエーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』、伊藤忠商事の創業者の伊藤忠兵衛の精神でもある近江商人の「三方良し(売り手良し、買い手良し、世間良し)」の精神など、洋の東西を問わず、健全な資本主義の発展には、倫理の必要性が説かれています。著者は、伊藤忠商事の伊藤忠兵衛の商売に対する倫理観である「商売道」こそ、ビジネスパーソン、特に商社マンに絶対に必要な心得だとします。著者自身、伊藤忠商事の社長時代に約4000億円の不良資産の一括処理という「痛みを伴う改革」を決断をしました。それが成功できたのも、経営者と社員との心と心の信頼関係があったからだと語ります。具体的には、社員に商売における「クリーン、オネスト、ビューティフル」の重要性を説き、自らの給料をゼロとし、社用車を使わず電車通勤にするなど、経営者としての倫理を重視し、また全責任は経営者自らが取ることを明確にしたことで、社員との信用・信頼関係を築くことが出来ました。本書は、大手企業の不祥事が続くなかで、商売や経営における心の重要性を問う、丹羽宇一郎版の『論語と算盤』です。丹羽氏は、本書を「商社マン必読の書にしたい」と語っています。<目次>はじめに 第一章 21世紀は心の時代 第二章 心の教育第三章 心なくして商売はない 第四章 クリーン・オネスト・ビューティフル 第五章 心を鍛える 第六章 リーダーの心 おわりに<参考資料>商売道の精神と倫理(「滋賀大学名誉博士」称号授与記念講演録)
  • 悩む仏教
    -
    日本人の寺離れが著しい。特に伝統的な仏教は、檀家が減って廃寺も増えている。その原因は僧侶と教団自身がつくり出している。  本書は週刊エコノミスト2016年3月29日号で掲載された特集「悩む仏教」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・僧侶の質低下、進む寺離れ ・葬儀・墓地 アマゾンで僧侶を“注文” ・ルポ お寺“復活の日” 真光寺■清水 安利 ・ルポ お寺“復活の日” 妙海寺■段 勲 ・ルポ お寺“復活の日” 吉祥寺■団 勇人 ・10大宗派の現実 無住化が進む地方寺院 ・10分の1に衰退する宗教 【執筆者】 高野大二、柿田睦夫、清水安利、 段勲、団勇人、工藤信人、 稲垣真澄、週刊エコノミスト編集部
  • 一流のナンバー2
    3.3
    ――「リーダーは責任が重いから、サブリーダーになりたい」では、失格。責任をとれるのが、参謀だ。ナンバー2というポジションは従来「トップほど責任とりたくないが平社員よりも地位もお金も欲しい」人が居座りたいものでした。ナンバー2というものの認識が明らかに間違っているのです。ナンバー2とは、トップと現場をつなぎ合わせる橋渡し役であり、教育係であり、ファシリテーターであり、時にはトップと共に、または部下と共に覚悟を共有して仕事を進める重要なポジションなのです。それはトップに次ぐ地位や平社員よりも偉いといった序列の問題ではありません。“ナンバー2”という役割なのです。この本は、以下の方向けに書きました。1.一流のナンバー2になりたい人。2.一流のナンバー2を育てたい人。3.自分がリーダー向きなのか、ナンバー2向きなのか、わからない人。認識を改め、会社の重要な役割としての“ナンバー2”を育て、実務に活かしていくための心構えや立ち居振る舞い方が62の具体例にまとめられた1冊。トップ論を語ることの多かった著者が、初めて説く“ナンバー2”論です。●リスクをとろう。●人気より、人望を持とう。●覚悟を共有しよう。●慣習にとらわれない。●仲がいいことを目的にしない。●技術より、コミュニケーション力をつけよう。●部下に憧れられる存在になろう。●損な役を引き受けよう。●混沌を恐れない。●若手育成を通して、自分が学ぼう。●何があっても、切り捨てない。●部下の努力をムダにしない。●最初にアイデアを言おう。......など
  • 会社で役立つ経済学
    -
    経済学。それは新入社員も社長も頭を悩ませている会社のいろいろな問題に、解決の糸口を与えてくれる便利な道具だ。道具が多いほど、さまざまな問題に対処できる。サンクコストや機会費用といった経済的思考の鉄則、フレーミング効果やカンカリング効果といった行動経済学、さらにはゲーム理論は、どう応用できるか。豊富な事例とともに紹介する。  本書は週刊エコノミスト2016年3月29日号で掲載された特集「会社で役立つ経済学」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・仕事道を極めろ! ・study1 談合の摘発 「囚人のジレンマ」応用 ・study2 SMAPと小林幸子 日本の労働市場の縮図 ・study3 マイナス金利 日銀は処方時期を誤った ・study4 為替・賃金・粉飾 Q&Aで学ぶホントのところ! ・study5 経済的思考 経済的思考の「鉄則」と「心理の罠」 ・経済学が私の基礎を作った ・インタビュー 漫画家・弘兼憲史「島耕作流のシャープ再生、農業再生」 ・ビジネスエリートの登竜門「MBAって本当に必要?」 ・ビジネススクール体験記 ・人気経済学者の検索ランキング ・知っていたら社長になれるかも 重要キーワード&チェック表 【執筆者】 松井彰彦、深尾光洋、塚崎公義、 大江英樹、週刊エコノミスト編集部
  • 直撃!マイナス金利
    -
    日銀が今年1月、初のマイナス金利政策を導入し、銀行の収益悪化の懸念が高まっている。特に営業地盤が限られる地銀は経営環境がますます厳しくなる可能性が高い。『週刊エコノミスト』編集部は本特集で、国内147銀行・信金の業績に対するマイナス金利の影響度を独自に試算。金融業界の行方を大胆に展望した。  本書は週刊エコノミスト2016年3月22日号で掲載された特集「直撃!マイナス金利」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・地銀収益に予想以上の打撃 定期預金お断りの銀行も出現 ・インタビュー 落合寛司 西武信金理事長「貸し出しも利益も増やす」 ・日本郵政の災難 ゆうちょ銀を運用難が直撃 ・147銀行・信金シミュレーション マイナス金利影響度ランキング ・加速する地銀再編 九州で進む合従連衝 ・貸し出しの実態 伸びるのは不動産、医療ばかり ・日銀のマイナス金利導入 銀行の信用創造が縮小 ・生保 長期的には経営への影響大 ・お得な預金・保険はコレだ! 地銀ネット支店に高金利定期 【執筆者】 桐山友一、花谷美枝、花田真理、 友田信男、櫻川昌哉、丹羽孝一、 深野康彦、週刊エコノミスト編集部
  • サンデー毎日臨時増刊 2016年07月23日号
    -
    〔都市対抗2016〕 ・社会人野球の祭典 夏の都市対抗野球 ・代表32チームの横顔 ・組み合わせ ・インタビュー 宮本慎也 野球解説者/元東京ヤクルトスワローズ ・予選トピックス ・この選手に注目! JR東日本 田嶋大樹/日立製作所 菅野剛士/王子 近藤均/日本新薬 西川大地/JR九州 原口大陸 ・話題のチーム 山形市 きらやか銀行/大阪市 日本生命/大津町 Honda熊本 ・大会展望 ・出場チーム&ドームへの道のり ・都市対抗野球史 ・歴代の出場チームと優勝チーム ・都市対抗の主役たち ・大会記録 ・都市対抗の華 応援団コンクール ・「都市対抗まつり」開催! 〔都市対抗2016〕社会人野球の祭典 夏の都市対抗野球 〔都市対抗2016〕代表32チームの横顔 〔都市対抗2016〕サンデー毎日臨時増刊7月23日号目次 〔都市対抗2016〕組み合わせ 〔都市対抗2016〕インタビュー 宮本慎也 野球解説者/元東京ヤクルトスワローズ 〔都市対抗2016〕予選トピックス 〔都市対抗2016〕この選手に注目! JR東日本 田嶋大樹 〔都市対抗2016〕この選手に注目! 日立製作所 菅野剛士/王子 近藤均 〔都市対抗2016〕この選手に注目! 日本新薬 西川大地 〔都市対抗2016〕この選手に注目! JR九州 原口大陸 〔都市対抗2016〕話題のチーム 山形市 きらやか銀行 〔都市対抗2016〕話題のチーム 大阪市 日本生命 〔都市対抗2016〕話題のチーム 大津町 Honda熊本 〔都市対抗2016〕大会展望 〔都市対抗2016〕推薦 大阪市 日本生命 〔都市対抗2016〕出場チーム&ドームへの道のり 北海道 東北 北信越 〔都市対抗2016〕北海道代表 札幌市 JR北海道 〔都市対抗2016〕東北第1代表 山形市 きらやか銀行 〔都市対抗2016〕東北第2代表 仙台市 七十七銀行 〔都市対抗2016〕北信越代表 長野市 信越硬式野球クラブ 〔都市対抗2016〕出場チーム&ドームへの道のり 北関東 南関東 東京 西関東 〔都市対抗2016〕北関東第1代表 日立市 日立製作所 〔都市対抗2016〕北関東第2代表 鹿嶋市 新日鐵住金鹿島 〔都市対抗2016〕南関東第1代表 さいたま市 日本通運 〔都市対抗2016〕南関東第2代表 君津市 新日鐵住金かずさマジック 〔都市対抗2016〕南関東第3代表 千葉市 JFE東日本 〔都市対抗2016〕東京第1代表 東京都 JR東日本 〔都市対抗2016〕東京第2代表 東京都 NTT東日本 〔都市対抗2016〕東京第3代表 東京都 東京ガス 〔都市対抗2016〕西関東第1代表 横浜市 三菱日立パワーシステムズ横浜 〔都市対抗2016〕西関東第2代表 川崎市 東芝 〔都市対抗2016〕出場チーム&ドームへの道のり 東海 〔都市対抗2016〕東海第1代表 春日井市 王子 〔都市対抗2016〕東海第2代表 鈴鹿市 Honda鈴鹿 〔都市対抗2016〕東海第3代表 豊田市 トヨタ自動車 〔都市対抗2016〕東海第4代表 浜松市 ヤマハ 〔都市対抗2016〕東海第5代表 大垣市 西濃運輸 〔都市対抗2016〕東海第6代表 名古屋市 三菱重工名古屋 〔都市対抗2016〕出場チーム&ドームへの道のり 近畿 〔都市対抗2016〕近畿第1代表 京都市 日本新薬 〔都市対抗2016〕近畿第2代表 神戸市・高砂市 三菱重工神戸・高砂 〔都市対抗2016〕近畿第3代表 大阪市 NTT西日本 〔都市対抗2016〕近畿第4代表 門真市 パナソニック 〔都市対抗2016〕近畿第5代表 大阪市 大阪ガス 〔都市対抗2016〕出場チーム&ドームへの道のり 中国 四国 九州 〔都市対抗2016〕中国第1代表 広島市 JR西日本 〔都市対抗2016〕中国第2代表 福山市・倉敷市 JFE西日本 〔都市対抗2016〕四国代表 高知市 四国銀行 〔都市対抗2016〕九州第1代表 大津町 Honda熊本 〔都市対抗2016〕九州第2代表 北九州市 JR九州 〔都市対抗2016〕九州第3代表 福岡市 西部ガス 〔都市対抗2016〕都市対抗野球史 〔都市対抗2016〕歴代の出場チームと優勝チーム 〔都市対抗2016〕都市対抗の主役たち 〔都市対抗2016〕大会記録 〔都市対抗2016〕都市対抗の華 応援団コンクール 〔都市対抗2016〕「都市対抗まつり」開催! 〔都市対抗2016〕クイズ 決勝戦進出チームはどこだ?

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  • 世界を変えるIoT
    -
    米ゼネラル・エレクトリック(GE)が、ものづくりではなく、サービスで成長しようとしている。背景にあるのは、「インターネット・オブ・シングス(IoT)」と呼ばれる概念だ。インターネットによって、モノとモノをつなぎ、新たな付加価値を生み出す。センサーやネットワーク技術が発達したいま、国内外で急速に広がる「IoT」の世界を俯瞰する。  本書は週刊エコノミスト2016年3月15日号で掲載された特集「世界を変えるIoT」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・経済効果8・1兆ドル 米独に日本は追いつくか ・変わる業界 医療 電機・IT企業が枠組み越え参入 ・変わる業界 自動車 製販一体への構造転換後押し ・Q&AでわかるIoTの超基礎知識 米独主導の新産業革命の実像 ・ドイツ最新事情 多品種少量生産へのものづくり革命 【執筆者】 藤沢壮、日諸恵利、桃田健史、尾木蔵人、長島聡、週刊エコノミスト編集部
  • 新戦艦〈大和〉 死闘編
    -
    大日本帝国海軍の第一航空艦隊は、誰にも発見されないまま真珠湾の第一次、第二次奇襲攻撃を成功させた。そして司令部内での対立を経て、第三次攻撃隊が発艦する。しかし、そのわずかな間隙にアメリカ陸海軍は残存戦力を集結し、一部は民間機も徴用して迎撃戦闘を行った。そして爆弾をくくりつけた民間旅客機を操縦するアメリカ軍予備役のパイロットが、空母〈赤城〉に体当たりして......!?
  • 三菱自動車の闇 スリーダイヤ腐蝕の源流
    3.0
    三菱自動車で発覚した燃費不正問題は、最強企業グループ「三菱」の綻びなのか。内外の有力企業と比べながら「三菱帝国」を徹底検証する。
  • 東芝 終わりなき危機 「名門」没落の代償
    3.0
    債務超過ギリギリの攻防、「リストラの嵐」が吹き荒れる東芝。かつての「名門」は如何に没落したのか。東芝粉飾問題リポートの最終章。
  • 荻原博子のハッピー老後 預金ゼロでも大丈夫!
    -
    「お金」は、ないよりあったほうがいい。大切なのは、その「お金」の“量”より“質”。「お金」を上手に使いこなす技術が身につく具体的アドバイスが満載! 老後の生活を幸福なものにする3つのもの。それは、「健康」「お金」「良き伴侶や友人」です。そもそも人生は、思い通りにいかないものですから、幸福だけが続く人もいないし、禍いだけが続く人もいません。雨が降った後は必ず晴れるように、人生には良い時と悪い時が交互にやってきます。でも、できれば禍いを少なくし、幸福を長く続けたい。そのためには、なるべく禍いを減らす用意をまえもってしておくことが大切です。老後の生活を幸福なものにするには、3つのものが欠かせません。それは、「健康」「お金」「良き伴侶や友人」。「健康」については、気をつけるにこしたことはありませんが、注意しても防げないことが多々あります。「伴侶や友人」については、出逢いという偶然にも左右されるので、なかなか計画的にはいかない面があります。ですから、ある程度まで計画的に準備できるのは「お金」ということになります。幸せは、「お金」で買えるものではありませんが、一方、「お金」がないと今ある幸せを支えることができないというのもひとつの真実です。まずは、「お金」でつまずかないだけの準備をし、禍いに遭遇してもひるまない心構えを持って、親しい人たちと明るい楽しい老後を迎えましょう。幸福感は人それぞれですが、“質”の高い「お金」の使い方ができれば、その分、幸福度も上がるのではないかと思います。本書では、お金に関するテクニックだけでなく、お金の「質を高める方法」を提案します。長い人生を楽しく豊かに過ごすためにも、「お金」を上手に使いこなす技術をしっかりと身につけておきましょう。目次第1章 今すぐ始める! 「隠れ貧困」8大防衛術第2章 お金の話(投資、貯蓄、賢い消費の仕方)第3章 暮らしの話(働き方を考え、住まい、医療費について知る)第4章 介護の話(介護の負担を減らし、介護要らずの自分になる)
  • ウェブでメシを食うということ
    3.8
    「それは地獄の日々でした」“ネット業界20年の内側”を初めて描く、読笑必至の超仕事エッセイ! ! インターネット業界とは?  フリーの生き方とは?ベストセラー『ウェブはバカと暇人のもの』から7年――ネット論壇の第一人者、待望の書き下ろし。〈目次〉第1章 とんちんかん時代 ~ネット黎明期のサラリーマン生活第2章 やんちゃな人々の間で ~インターネット業界で仕事を開始第3章 ネットニュース編集者の日々 ~Web2.0の誘惑と落とし穴第4章 開き直りからの逆襲 ~『ウェブはバカと暇人のもの』舞台裏第5章 ネットで人生変わった! ~SNS普及から現在
  • 息子ってヤツは
    3.6
    「あんた勉強が好きだから」という言葉を、くり返し使うのがミソである。そういう地道な努力をすること3日間。すると息子は、「さあ、勉強すっかな。オレって勉強、好きだよな」なんてことをいいながら、実際に勉強しはじめたりするから驚きだ。――母子二人三脚で挑んだ受験を描く、抱腹絶倒の奮闘記。フリーマガジン「5L」(ファイブエル)にて好評連載中のエッセイ、ゆづきいづる氏による書き下ろし3コマ漫画を加えて、待望の書籍化。小3~高1までの8年分の珍エピソードに、子育て経験者の女性たちから共感の声、続々!! 母は、勉強嫌いな息子をいかに受験合格に導いたのか?室井流「男育成」のカギがここに!! 「息子には、生きる意味や自分の居場所を見つけてほしい」――。そんな母の願いからはじまった、 地方の中高一貫校をめざす、母子二人三脚による「受験」という闘い。入塾テストから始まり、受験を前にした小学校生活、震災を境に変化した「勉強」の意義......。息子を育てる悩める日々、そして子育てをしているから見えてくる「何かがおかしい」日本社会の姿を、室井節で痛快に斬りつつも、母としての柔らかな感性で綴る。すべての母親の心を揺さぶる、笑いと愛に満ちた、8年ぶりの新刊!
  • 長渕剛論 歌え、歌い殺される明日まで
    3.7
    長渕本人との対話を含む、衝撃の450枚。 この国の「男性」や「日本人」が抱えた矛盾を、根本から問い続けてきた男の真実とは――。 長渕剛とはいったい何者か。 長渕の歩みを見つめる時、そこに浮かび上がってくるのは、「男らしさ」や「日本人であること」をめぐる様々な矛盾と葛藤であり、かつ、それらの問題を背負い、つまずきながらも、成熟を重ねてきた姿である。 長渕剛という一人の人間と、その歌について考え抜くことで、私たちの生きる〈時代〉もを炙り出す、渾身の書き下ろし評論。 <目次> ●第一章 長渕剛という人間 ●第二章 日本人にとって男らしさとは何か ●第三章 家族の一人として●第四章 弱さとやさしさ ●第五章 非暴力的な男らしさ、寛容な愛国心はありうるのか ●第六章 明日を始めるために ●第七章 長渕剛との対話 ●終 章 母なる歌を歌い殺すということ
  • 商社の憂鬱
    -
    資源バブルは崩壊した。2008年9月のリーマン・ショック後の世界経済をけん引してきた中国も減速が明らかとなった。わが世の春を謳歌してきた総合商社の苦悩は深い。  本書は週刊エコノミスト2016年3月15日号で掲載された特集「商社の憂鬱」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・三菱に迫る赤字決算の悪夢 伊藤忠襲うCITICリスク    頼みの綱の非資源だが、大型食糧事業で大苦戦 ・純利益・配当予測 非資源部門が支え、意地の増配 ・順張り投資の死角 バリューチェーンの虚実 ・続く資源安 石炭、鉄鉱石は低迷長期化 ・非資源力の差 伊藤忠 内需系事業が下支え ・イラン 商機をうかがう7商社 ・負の連鎖 神鋼と三井金属は赤字転落    住友鉱の米銅鉱山出資は割高じゃない ・就活生必読!商社の採用と人材育成術 ・大手7社別採用実績上位大学一覧 【執筆者】 中川美帆、森本晃、五百旗頭治郎、新村直弘、 成田康浩、畑中美樹、山口敦、新井徹、 週刊エコノミスト編集部
  • リベラル再起動のために
    5.0
    昨年夏、反安保法制の国会前デモが戦後有数の大衆運動となった。他方、夏の参院選後は憲法改正の具体化も考えられる。この状況を、リベラルや左派と目される気鋭の論客たちはどう見るか。旧民主党に政策提言をした北田暁大・東京大教授(社会学)、デモの正当性を説く五野井郁夫・高千穂大准教授(民主主義論)、著書『永続敗戦論』で戦後日本の宿痾を明らかにした白井聡・京都精華大専任講師(政治思想)の三人が、政治経済、国家と憲法、外交問題などのテーマをもとに、表層的な分析にとどまらず、現状を分析。安倍自民に対する対抗軸のあり方を徹底的に問い直す。最新の知見を踏まえることで、日本社会の抱える問題をわかりやすく一望できる一冊です。<本書の内容(一部)>民進党の役割/共産党は経済論議を/アベノミクスの実体/財源とパナマ文書/「ネオリベ疲れ」の先に/「日本死ね!!!」ブログの衝撃/ロスジェネ・サルベージ計画/階級化する消費社会/必要なのは「底上げする左派」/サンダース現象の背景/「文化=政治」はまだ有効か/日本会議の狙い/「左折の改憲」論の危険性/野党共闘の評価/反ヘイト法案の行方/ネットと市民運動/沖縄の現状/対米従属の構造/永続敗戦レジームの終わらせ方/国土の区割りを見直す/政治改革はなぜ失敗するのか/3・11で変わったもの/国会前デモが開いた中間的インターフェイス/社会を議会につなぐ回路......etc.<目次>●はじめに(白井 聡)●第一章 左派陣営の仕切り直し●第二章 国民生活のリアリティ●第三章 国家と憲法をめぐって●あとがきにかえて「政治地図を『正常化』するために」(北田暁大)「戦後民主主義の虚妄と実在」(五野井郁夫)
  • アメリカ大失速
    -
    米国経済の行方は全世界に影響を及ぼす。それだけに目が離せない。米国は2015年12月に利上げを行ったが、次はいつ利上げを行えるのか、それとも当分の間は行えないのか。消費動向はどうか。エネルギー価格の下落はどのような影響を及ぼすのか。トランプ旋風吹き荒れる大統領選の行方も気になる。さまざまな角度から米国経済の実態を検証した。  本書は週刊エコノミスト2016年3月8日号で掲載された特集「アメリカ大失速」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに Part1 経済・金融の綻び ・危うさを増す米国経済 利上げ・原油安で景気後退も ・景気後退はあるか 現地で深まるリセッション議論 ・ニューヨークで聞いた米国経済の行方 ・FRBの悩み 難しい「ほどよい利上げ」判断 ・アンケート FRBは今年、何回利上げできるのか? ・企業業績 業績悪化は明らか 製造業、グローバル企業に打撃 ・個人消費 消費減速、すでにピークアウトの動き ・不穏な金融市場 ハイイールド債に大きなリスク ・激変する住宅事情 若年層は貧困化で持ち家率低下 ・自動車ローン サブプライム層のローン急増 ・逆風のエネルギー業界 中堅・中小の身売りや破綻が現実味 ・シェール危機 国内で厳しい米企業が“脱米国”に活路 ・日本への影響     米国で稼ぐ日本企業は? 1位は船井電機、2位がスバル     米国系投信は大丈夫? エネルギー関連、ハイイールド債 Part2 政治・社会の変容 ・大統領選に見る米国の格差拡大 2大政党にも再編の兆候 ・大統領選の情勢 トランプ台頭は反職業政治家感情 ・外交・安全保障 イラク戦争失敗で内向き志向 【執筆者】 谷口健、石原哲夫、土屋貴裕、藤代宏一 鈴木裕明、福田圭亮、安田一隆、趙玉亮、 津賀田真紀子、吉川涼太、藤原裕之、壁谷洋和、 在原次郎、伊藤桂一、篠田尚子、西川賢、 渡辺将人、渡部恒雄、週刊エコノミスト編集部
  • 農協猶予5年
    -
    2016年4月に施行された改正農協法で、農協の今後は改革の進展状況を5年間、調査して結論付けるとされた。5年後に待つのは生存か、それとも――。待ったなしの改革の全貌を追った。  本書は週刊エコノミスト2016年3月1日号で掲載された第2特集「農協猶予5年」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・政治力剥奪のJA全中 集票力試される正念場 ・JA全中の改革 手足を縛る「司令塔」に最後通牒 ・縮みゆくパイに定員オーバー 派閥の実力者vs未来の総理候補 ・農協金融改革 剣が峰に立たされた農林中金 【執筆者】 酒井雅浩、飯田康道、倉重篤郎、花田真理、 週刊エコノミスト編集部
  • カリスマ鈴木敏文、突然の落日 ―セブン&アイ「人事抗争」全内幕―
    3.0
    創業家との確執、もの言う株主の圧力・・・・・・ 「前代未聞の権力闘争」はなぜ起きたのか。「セブン―イレブン」絶好調の陰で、誰がどう動いたか。内実を克明に追う緊迫のドキュメント! ! <井阪隆一社長独占インタビュー収録> <目次> 序 第一章 緊迫の取締役会 第二章 緊急会見 崩れた「鈴木王国」 第三章 創業家との確執―資本と経営の歴史 第四章 なぜ社外取締役は役員人事に反対したのか 第五章 カリスマ無き後 終章 井阪隆一・セブン&アイHD新社長インタビュー
  • 電力・ガス自由化の衝撃! 暮らしも価格も大きく変わる
    -
    2016年4月から、電力全面自由化がスタートしました。これにより消費者は電力会社を選ぶことができるようになりました。2017年には都市ガスも自由化されます。自由化=価格競争だけだと思われがちです。実際に、セット料金や長期割引などが数多く登場しています。しかし、電力・ガス自由化の本当の意義はそれだけではありません。暮らしをより便利に快適にする「サービス」とエネルギーの効率的な利用こそが核心です。次世代電力計「スマートメーター」によるエネルギー管理、家電製品と電力情報を結びつけるIoT技術、それらの情報を家庭単位だけでなく地域全体で管理しよりよい暮らしを提供する大規模事業......電力・ガス自由化は我々の生活を大きく変える出来事なのです。本書では、電力・ガス自由化の現在から、少し先の、消費者のための自由化までを、IoTや最新技術の話題を盛り込み、平易に解説します。
  • エコノミスト臨時増刊 2016年05月23日号
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    〔鉄道の今を徹底解剖〕ニッポン 鉄道の挑戦 ・北海道新幹線開通 ・鉄道輸出-日本の戦略 ・日本の鉄道工場見学 ・3大鉄道博物館 〔グラビア〕 ・消えゆく寝台列車の追憶 〔週刊エコノミスト臨時増刊目次〕5月23日号 〔週刊エコノミスト〕郵送定期購読のご案内 〔ニッポン鉄道の挑戦〕鉄道の今を徹底解剖 〔ニッポン鉄道の挑戦〕世界で勝負する日本の鉄道 インド高速鉄道受注と海外展開戦略=平野純一 〔ニッポン鉄道の挑戦〕タイ・パープルライン開業へ バンコクに築く日本の橋頭堡=黒崎亜弓 〔ニッポン鉄道の挑戦〕北海道新幹線開業 4時間の壁、安定運行に期待=平野純一 〔ニッポン鉄道の挑戦〕JR北海道経営問題 新幹線開通でも解消しない赤字体質=梅原淳 〔ニッポン鉄道の挑戦〕北陸新幹線金沢開業1年 乗客3倍増の活況と2年目の課題=大原一城 〔ニッポン鉄道の挑戦〕北陸新幹線敦賀以西 ルートは3案に絞り込み、秋に議論再開=吉永康朗 〔ニッポン鉄道の挑戦〕長崎新幹線 FGT不調で乗り継ぎが必要に 〔ニッポン鉄道の挑戦〕ドル箱の東海道が財源に 整備新幹線開業ラッシュの理由=佐藤信之 〔ニッポン鉄道の挑戦〕大動脈の補修 東海道新幹線を止めずに延命=黒崎亜弓 〔ニッポン鉄道の挑戦〕リニア中央新幹線 神奈川・山梨・長野・岐阜 途中停車駅地元が抱く不安=梅原淳 〔ニッポン鉄道の挑戦〕鉄道絵本の世界 顔はなくても車両が主人公=黒崎亜弓 〔ニッポン鉄道の挑戦〕移動から旅の目的へ 「観光列車」が続々登場する理由=杉山淳一 〔ニッポン鉄道の挑戦〕ななつ星に続け! 東西JR豪華列車の全貌=恵知仁 〔ニッポン鉄道の挑戦〕テッパクの魅力 京都 鉄道博物館 毎日SL運行、保守も見せます=黒崎亜弓 〔ニッポン鉄道の挑戦〕テッパクの魅力 大宮 鉄道博物館 日本の軌跡描く王道=黒崎亜弓 〔ニッポン鉄道の挑戦〕テッパクの魅力 名古屋 リニア・鉄道館 最先端の技術にフォーカス=黒崎亜弓 〔ニッポン鉄道の挑戦〕テッパクの魅力 居心地・眺望は? 3大鉄博を勝手採点=黒崎亜弓 〔ニッポン鉄道の挑戦〕寝台列車の追憶=櫻井寛 〔ニッポン鉄道の挑戦〕現美新幹線 新幹線でアートを楽しむ小旅行=編集部 〔ニッポン鉄道の挑戦〕日本の鉄道工場見学 〔ニッポン鉄道の挑戦〕鉄道工場見学! 日立製作所・笠戸事業所 英国向け車両で活況 IoTで生産効率化=平野純一 〔ニッポン鉄道の挑戦〕鉄道工場見学! 川崎重工業・兵庫工場 満鉄あじあ号からH5系、瑞風まで=黒崎亜弓 〔ニッポン鉄道の挑戦〕鉄道工場見学! 日本車輌製造・豊川製作所 新幹線に誇り 米国工場の誤算=黒崎亜弓 〔ニッポン鉄道の挑戦〕鉄道工場見学! 近畿車輛・徳庵工場 海外受注7割で安定操業を目指す=金山隆一 〔ニッポン鉄道の挑戦〕鉄道工場見学! 総合車両製作所(J-TREC) 製造から保守まで総合力で勝負=金山隆一 〔ニッポン鉄道の挑戦〕鉄道工場見学! 東芝・府中事業所 機関車もハイブリッドに進化=黒崎亜弓 〔ニッポン鉄道の挑戦〕鉄道部品は世界に輸出 日本が誇る鉄道部品メーカー全容=杉山勝彦 〔ニッポン鉄道の挑戦〕部品・設備メーカーの戦略=菊池高弘/築紫未来/伊牟田幸裕/東家浩 〔ニッポン鉄道の挑戦〕国際規格への対応 迫られる“開国”、追う中国=川辺謙一 〔ニッポン鉄道の挑戦〕JR貨物は機関車新造 青函トンネルは貨物が主役=黒崎亜弓 〔ニッポン鉄道の挑戦〕深掘り!商社の鉄道事業 丸紅 一括請負の実績でタイ、豪州に挑戦=金山隆一/黒崎亜弓 〔ニッポン鉄道の挑戦〕深掘り!商社の鉄道事業 住友商事 アジアと北米で保守事業を展開=金山隆一 〔ニッポン鉄道の挑戦〕深掘り!商社の鉄道事業 三井物産 ブラジルのPPPとインドに注力=金山隆一 〔ニッポン鉄道の挑戦〕深掘り!商社の鉄道事業 三菱商事 中東の大型都市鉄道で存在感=金山隆一 〔ニッポン鉄道の挑戦〕インタビュー 向谷実(音楽館社長)に聞く 音楽家から鉄道シミュレーター開発へ 〔ニッポン鉄道の挑戦〕鉄道ビッグ3の戦略 シーメンス/アルストム/ボンバルディア=仲谷能一 〔ニッポン鉄道の挑戦〕中国 世界最大となった中国中車の挑戦=王曙光 〔ニッポン鉄道の挑戦〕テツぼん 人気マンガの裏側 鉄道オタクが国会議員に!? 〔ニッポン鉄道の挑戦〕鉄道と航空の連携 成田・羽田アクセス、新潟、静岡の構想=杉浦一機 〔ニッポン鉄道の挑戦〕テツ御用達 東西書店対決!! 書泉グランデ(東京・神保町)/旭屋書店(大阪・なんば) 〔編集後記〕金山隆一/平野純一/黒崎亜弓

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  • ここが変だよ電力自由化
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    4月の電力自由化で契約する電力会社を選べるようになり、多くの参入企業がPR合戦を繰り広げている。でも、契約プランがたくさんありすぎて、どれを選べばいいか迷ってしまうのがホンネだろう。今さら聞けない電力自由化の基本から、メニュー選びのポイント、制度が抱える課題や矛盾まで、電力事情に詳しい専門家が解説する。  本書は週刊エコノミスト2016年3月1日号で掲載された特集「ここが変だよ電力自由化」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・8兆円市場に群がる200社 不自由な競争で将来値上げも ・おトクな電気の選び方 ・Q&A ゼロから分かる電力自由化 ・経産省vs電力業界 20年越しの駆け引き ・電力vsガス 都市ガス自由化で攻守逆転 ・新電力インタビュー 目指せ!8兆円市場 ・期待外れの改革 再生エネの普及妨げる ・電源表示に異議あり! 再生エネに厳しく原発に甘い    新電力アンケート 電源「非公開」の企業も ・原発と卸市場 電力会社は「共有物」化に反発 ・原発は優位な電源 再稼働時期で競争が不公平に ・英国 寡占が進み電気代は上昇 ・ドイツ 試行錯誤でようやく成果 ・急務の市場整備 ゆがんだ料金体系と卸市場 ・電力自由化2・0 価格競争からサービス競争へ 【執筆者】 池田正史、金井暁子、南野彰、梅田みのり、 武田吾郎、橘川武郎、野村宗訓、千葉恒久、 芝剛史、本橋恵一、週刊エコノミスト編集部
  • 人をつくる言葉
    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    「言葉は人をつくる」―2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した日本を代表する化学者・大村智北里大学特別栄誉教授の待望の箴言集。 数々の偉業をなしとげるまでの人生の道のりを鼓舞した偉人の言葉、家族や恩師からの言葉、そして自身で発した言葉を集める。 自分を、そして他者を励ましてきた名言の数々をピックアップ。 「I 人生」 「II 仕事」 「III 教育」の三部構成とし、 「朝は希望に起き 昼は努力に生き 夜は感謝に眠る」 「今を重ねて、生ききる」 「一期一会」 「将(おく)らず、迎えず、応じて蔵(おさ)めず」 「思いやりには想像力が必要である 美術の基本である想像力は思いやりの心を持ち続けることで養われる」 「一人で出来ることは限られている されど 良い仲間を探すことはむずかしい」 「書いた物を読むときと違い 人に会い話をすると心が動く」 「形あるものは壊れる 生あるものは死す 高徳は人の心にのこり 生きつづける」 「願望は求めつづけるために あるのです」 「至誠(しせい)天に通ず」など、老若男女問わず幅広い世代の心に響くメッセージを収録。いつも手元に置きたくなること間違いなし! 心の糧、生きる希望となる1冊です。
  • 介護離職しない、させない
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    働き盛りの40代50代が、親や兄弟の介護によって仕事を辞めてしまう現象「介護離職」。新聞やテレビなどが昨年あたりから盛んに取り上げ始め、ようやく今、大きな社会問題であることが認知されつつある。一度離職をしてしまうと、その後収入が10分の1くらいになったり、社会復帰ができなくなる人も多く、雇用している側にとってもベテランがいなくなってしまうのは大きな損失だ。最近では、「介護男子」も増えており、特に未婚の男性と母親が共倒れとなるケースが目立っている。誰しもが突然遭遇する可能性のある社会問題を、様々な事例を盛り込みながら、介護をする家族の視点から離職しないための情報収集や態勢作り、人間関係の築き方など、心の持ち様などに触れ、介護をしながらこれまでの生活をできるだけ手放さない方策を伝える一冊。 序に代えて 今、介護離職が止まらない! 第1章 私はこうして介護離職をしてしまった! 第2章 介護離職が生み出すゆがみと厳しい現実第3章 介護離職をしない知恵と工夫があります 第4章 働く介護者は4つの環境に囲まれている第5章 介護離職ゼロを実現するための働く環境づくり 第6章 介護はあなたの人生の「新しいイベント」なのです特別付録 いざというときに役立つ「介護の初動マニュアル」おわりに あなたの経験が誰かのためになる
  • ネットスーパー戦国時代
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    自宅に居ながら買い物ができるとして近年人気を集めるネットスーパー。スーパー大手はサービスの拡充を進めるが、配送料の負担が重くのしかかる。一方、ネット通販大手のアマゾンも日用品や食品へとサービスを広げ、競争は一段と激しくなってきた。  本書は週刊エコノミスト2016年2月23日号で掲載された特集「ネットスーパー戦国時代」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・アマゾンもついに市場参入 配送料負担大きい消耗戦    アマゾンの1時間配送 注文から36分で届いた    「まとめ買い」根付きにくい日本 市場拡大には効率化が必須 ・増える大型物流施設 街中立地の需要高まる 【執筆者】 花谷美枝、並木雄二、鈴木公二、高橋加寿子、 週刊エコノミスト編集部

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