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明細書のない前夜祭、黒い友達関係、消された招待者名簿……。
一連の「桜を見る会」疑惑を追った記者たちの記録
――本書は世の中を揺るがしたスクープの回顧録ではない。生々しい政界の裏話でもない。ただ、SNSを通じて届く人々の声を背に、桜を見る会で何が起きたのか、そもそも何が問題なのかを、問題が発覚してから2019年最後の野党による政府ヒアリング(12月26日)までの49日間、できるだけ分かりやすく伝えようとしてきた記者たちの記録である。 そして、記者の動きを追っていただくことで、日々SNSに流れてくる断片的なニュースにどういう意味があるのか、理解を深めていただくための書である。
――「はじめに」より
Posted by ブクログ 2020年05月17日
国の最高権力が見せる最高に笑えないコント。が、最高に面白い。オトナとしてこれが通るのか?という対応の連発。最高に笑えなくて最高に面白いのだが辻褄合わさせられてる役員がいるのかと思うと気の毒。
結局この問題もこのままウヤムヤにされて終わるんだろうか。どうせみんなすぐ忘れるって思われてるんだろうな。
見...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月15日
会見が可視化されたことにより、読者、視聴者から追及の甘さを指摘され、これからは記者及び新聞社の姿勢も変化が求められるのだろう。ただこれはまだ期待されている証拠だといえるのだと思う。この本を読んで変化は感じた。後はこのような疑惑を晴らそうとする姿勢が伝われば読者は新聞社、もしくは特定の記者を追い続けた...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月20日
この問題が発覚したのはまだ昨年のこと。なのに最早話題になることも少ない。風化しそうな中、改めてこの問題を振り返ることができた。決め手は出ない。怒りやあきれ、どうにもならない無力感。もどかしさ以外は浮かんでこない。もう一つのテーマがマスコミ。騒動の最中の総理と記者との懇談会。何が話されたかは報道されな...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月20日
読んでなお全貌を追えたとは言えないが、出来事についてざっくり整理がついた。
明らかにおかしな答弁、反応などもあり、憤りが込み上げる。
問題点が多すぎて逆に何が問題かわからなくなっていたので、「自分の選挙区の有権者に対する寄付行為は(税金・私的資金問わず)違法」をまず頭に叩き込んでおこうと思う。
メデ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月03日
既に報道されている内容だけなので、新情報目当てなら読む必要ないです。まとめサイトの書籍化な感じ。まあ、識者の意見で補強はしていますけど。
経緯 P8-
総理は、通常ぶらさがりには応じないのだったような。なので、対応したのはちょっとめずらしい。P117 で追加情報あり。
3章 消えた明細書
なんで、...続きを読む
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