ハーレクイン・ロマンス小説 - ドキドキハラハラ作品一覧

  • ブリジャートン家1 恋のたくらみは公爵と
    4.3
    19世紀ロンドンの社交界を舞台に 8人の子爵家兄弟姉妹の“恋愛模様”を描く 全米ベストセラー小説、待望のドラマ化! <ブリジャートン家>シリーズ原作第1作! *** 『……ダフネがもし今シーズンも売れ残ってしまうようなことがあれば、レディ・ブリジャートンは屈辱を味わうことになるだろう!』 一八一三年四月三十日付〈レディ・ホイッスルダウンの社交界新聞〉より *** 【あらすじ】 1813年、ロンドン。舞踏会の夜、8人きょうだいで有名なブリジャートン子爵家長女、ダフネは強引な求婚者に困り果てていた。そこに長い海外生活から帰国したばかりの公爵、サイモンが現れ、救ってくれた。結婚相手を探すダフネと結婚する気のないサイモンだったが、友人として意気投合し、ふたりはあるたくらみを思いつく……。全米で1000万部の売り上げを誇る“現代のジェイン・オースティン”ジュリア・クインが贈る大人気小説。ドラマ<ブリジャートン家>シリーズ原作!
  • 天使のとりこ 小さなキューピッド I
    3.0
    貧しく平凡な女が天使に見えるならそれは、つかのまの夢にすぎない……。■ララミー郊外で小さな歴史博物館を経営するハンナは、生後六カ月の姪を育てながら、つましく暮らしている。ある日、博物館の裏で車の横転事故があり、ハンナは怪我人を助け出して、救急車を呼んだ。怪我人はドミニクというフランス人で、アメリカを横断する超高速列車を走らせるために、ハンナの所有地に鉄道を敷く許可を得に来たのだった。会った瞬間から、彼女はドミニクに惹かれた。だが、ハンナにはわかっていた。彼と自分とでは住む世界が違うと。ドミニクは見るからに都会的な洗練された雰囲気を漂わせている。恋心を抱いてはいけない。彼のことは忘れよう。そう心に誓ったハンナにも、わかっていないことがあった。まさか自分が、危険なまでにドミニクをとりこにしてしまうとは!
  • 朝が来るまでキスをして
    4.0
    格闘界のスター選手との、期間限定の同棲生活。一つ屋根の下で毎夜はじまるエロティックなレッスン/、、、、/は最高に甘く刺激的で……。 3年前、あるショッキングな事件に巻き込まれて心に傷を負ったイヴェット。再出発を誓い逃げるように故郷を離れた彼女は、最愛の祖父の遺言で再び町を訪れる。遺言は、孫娘とあのとき彼女を救ってくれた男性キャノン二人に自宅と経営する店を譲るというもの。それはずっと憧れ続けてきた相手であり、人気格闘家として注目を浴びるキャノンとの期間限定の同棲生活を意味していた。自分はもう壊れものじゃない――イヴェットはキャノンとの再会を前に心乱されまいと決意するが、夜ごと注がれる彼の熱い視線に否応なく翻弄され……。 ■ローリー・フォスターの新シリーズ第1弾が登場です。といっても、本書のヒロイン&ヒーローは既刊『恋人は静かに愛を待つ』に顔を出していた二人。あのとき不幸な事件に巻き込まれた若き美女イヴェットと、間一髪彼女を救ったキャノンが今回主役を張っています。事件の記憶とキャノンへの叶わぬ想いを断ち切るように町を出たイヴェットと、格闘家としてデビューを果たしスター選手となったキャノン、3年間顔を合わせることもなかった二人は、イヴェットの祖父の遺言によって再び故郷に呼び寄せられます。今や手の届かない有名人となったキャノンとの再会に心揺れながらも、事件を乗り越え大人になった自分を見てほしいと願うイヴェットの女心が痛いほど切なく、冒頭からドキドキが止まりません。亡き祖父のはからいで期間限定の同棲生活をするはめになった二人――トラウマが癒えきっていないイヴェットの心と体を徐々に開いてゆくキャノンの視線や言葉がとにかく甘くエロティックで、ゲラを読みながら何度ため息をついたことか……ホットなシーンの連続はまさにローリー・フォスターの真骨頂。シリーズの今後を担ってくれそうなキャノンの格闘家仲間たちも要注目の1作です。
  • フィフティ・シェイズ・フリード〔上〕
    3.5
    ※本作品は2015年11月まで販売しておりました単行本電子版(上下巻)の文庫電子版(上中下巻)となります。 本編内容は単行本電子版と同じですが、巻割が変更となっております。 愛するクリスチャンのプロポーズを受け入れたアナ。家族や友人に祝福された結婚式、憧れのヨーロッパへのハネムーンと、夢のような日々が彼女を待っていた。幸せと官能に溺れるふたり。しかし謎のストーカーが新婚夫婦を付けねらっていた……。待望の文庫化
  • 罪深き修道女
    2.5
    ヴァイキングの血を継ぐ金髪のたくましい体躯の戦士、ルーリク・エレンギスルソンは、あらゆる女を知り尽くした放蕩者だ。遠い異国に追放されて以来、戦と女を糧に生きてきた。そんな彼に十三年間音沙汰のなかった父から突然下された命はマルグリートという名の無垢な修道女を連れ、帰郷すること。黒い修道服の美女を意識するまいと思うのに、心はかき乱される。一方、マルグリートは罪深き秘密をひた隠しにして旅に臨んだ。真実を告げれば、父は激怒するだろう。でも、ひょっとしたらあの人との結婚を許してくれるかもしれない。旅路の果てに、恐るべき謀略が待ち受けていることをルーリクもマルグリートもまだ知らずにいた。
  • モリーの言えない秘密
    3.4
    モリーが10年ぶりに故郷に帰ってきたのには訳がある。亡きおばが遺した家に住むため、というのは表向きの理由で、本当は兄の親友ベンに会うためだ。寡黙ながらハンサムで頼もしいベンに、モリーは昔から憧れていた。ほのかな想いが情熱的なものへと形を変えたのは、モリーが故郷を出る直前のこと。あの日、偶然見てしまったのだ──快感に浸るベンの淫らな姿を。以来、彼に抱かれる日を密かに夢見てきたモリーは、今こそその夢を叶えようとするが、ベンは相変わらずモリーのことなど妹扱い。そこでモリーは、大胆な作戦に出た。
  • 私に火をつけて!
    5.0
    アマンダは24歳。わけあって、まだバージンだ。苦い過去から逃れるため、男性とのつき合いを避け、仕事のかたわらチャリティ活動に力を入れている。今回の企画は、消防士たちのセミヌードカレンダーの制作。気のいい彼らは引き受けてくれた。副署長ジョシュをのぞいて。消防署でいちばんのハンサムに出てもらわないと困ってしまう。アマンダは業を煮やし、直談判に押しかけた。頑として拒み続けるジョシュだったが、やがて譲歩案を出す。“きみがつき合ってくれるなら、考えてもいいよ”と――! *本書は、ハーレクイン・テンプテーションから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛あればこそ
    3.0
    ■愛さえあればいかなる苦難もものともせず。■ジュヌヴィエーヴはディラン・ディレイニアに恋をした。よりによって、婚約者のもとへ向かう旅の途中で……。父親ほど年の離れたまだ見ぬ婚約者と目の前の魅力的な若者とでは比べるべくもない。思いつめた彼女は、大胆にも夜中ディランのベッドに忍び込み、契りを結んだと主張した。その結果、計画どおりジュヌヴィエーヴの婚約は破談となって、めでたく彼女はディランの花嫁として迎えられた……が、現実は過酷だった。ディランは近隣でも名を馳せる放蕩者で彼女を口説いたのも、ただの戯れにすぎなかったのだ。もっとも、ジュヌヴィエーヴは知らなかった――ディランのなかで早くも彼女への愛がふくらみかけていたことを。
  • 愛が聖夜に舞い降りて
    3.0
    デイジーは、初恋の男性で今は有名な実業家ジャスティスと再会した。事故で記憶の一部を失った彼はデイジーを覚えてはいなかったが、二人は情熱を分かち合った。その直後、ジャスティスは記憶を取り戻し、彼女を責め立てた。「君のせいで、僕の人生はめちゃくちゃになった!」あの夏、二人は惹かれ合い一線を越えた――それは厳格な彼女の両親の知るところとなり、ジャスティスは進学の夢もあきらめ、町を追われたのだった。真実を知ったデイジーは罪悪感に苛まれ、逃げるように部屋を出た。彼とはけっして結ばれない運命なのね。しかし、1年半後……。■恋しさのあまり、冷たくあしらわれるのを覚悟でジャスティスに会いに行ったデイジー。娘が生まれた事実を彼に告げると……?! とびきりホットなクリスマス・ストーリーをお楽しみください。大御所、デイ・ラクレアの筆が冴えます!
  • 愛しすぎた女
    3.0
    ★深淵をさまよう男と女。二人がたどりつく先にあるのは……。★観光客でにぎわう、ハロウィーン間近のニューオリンズ。モリーがこの街を訪れたのは、休暇を楽しむためではなかった。妹のクレアが“フレンチ・クォーターの殺人鬼”の犠牲になったのだ。最近は疎遠だったとはいえ、モリーは妹の死の瞬間を感じ取った。クレアは私に訴えかけている――早く犯人を捕まえて、と。事件の担当刑事アランに捜査協力を申し出たモリーだったが、歓迎されるどころか冷たくあしらわれてショックを受ける。セクシーに乱れた髪、無精髭、そして無愛想な態度。怒りだけではない奇妙な胸の高まりを覚えて、モリーは動揺した。気をつけなければ。彼はある意味、犯人よりも危険すぎる……。
  • 愛していると言えなくて
    3.3
    有名な会社社長で、女性たちの理想の男性としても知られるライアン。クライアントの1人である彼のオフィスを、ローラは週に1度訪れる。だが彼と私語を交わすことはなく、格好も地味なものを選ぶ──本当は、ライアンの男性的魅力を意識していることを隠すために。そんなある日、ローラは途方に暮れていた。もう先は長くないであろう祖母を喜ばせるため、つい“運命の男性に出会った”と嘘をついてしまったからだ。心ここにあらずの状態を、いつもは冷淡なライアンに気づかれ、思わず真実を告げてしまったローラは彼の言葉に唖然とした。「では僕がその運命の男性を演じてあげよう」■いつもセクシーなラブストーリーを届けてくれるミランダ・リーの待望の新作です。愛を信じない男性と、恋人同士を演じることになったヒロイン。この恋のゆくえは?
  • 愛するのは危険
    3.0
    「私は取り引きの道具なんかじゃないわ!」さげすみの目を向けられ、ビアンカは叫んだ。■輝くつややかなブロンド、大きなグリーンの目、抜群のスタイル、ビアンカ・ミルンは非の打ちどころのない美貌の持ち主だった。電子機器会社の特別開発企画部長として活躍する彼女にとって、比類ない外見はかえって仕事のさまたげになる。取り引きを有利にするために女の魅力を武器にする……、今のポストを手に入れたのは社長の愛人だから……。いつも不愉快なゴシップにさらされる。真実とほど遠い噂ばかりだ。今ビアンカの会社が乗っ取りを計画している会社の社長、マット・ハーンもその噂を信じているらしい。ビアンカはひと目で彼に激しく惹きつけられたというのに……。
  • 愛と怒りの女神
    3.0
    信頼していた友人の手ひどい裏切りに遭い、ホテルの一室で怒りにまかせて彼の服を切り裂いていたケンダは、通りかかった男性にその光景を目撃されてしまった。驚くほどセクシーなその男性はキャリック・ローン・ハウエル三世。明日からケンダの雇主になる人だった。彼は自分の城に住み、歴史劇に出演する俳優を相手に、昔の武器の使い方や戦闘の仕方を教えている。醜態を見られても大事な仕事を失わずにすんだのは幸いだったが、彼女が城に着いてから、予期せぬ事故や不運な出来事が発生する。まるで、災いを招く女という噂を立証するかのように。そしてキャリックにつきまとう女までが押しかけてきた。彼がケンダを恋人扱いして切り抜けようとしたことが、新たな事件を引き起こす。
  • 愛と裏切りの航路
    4.0
    大富豪の一人娘テイトは、過去に二度誘拐された経験から、心に深い傷を負っていた。セラピストによる継続治療は確実に効果を上げていたが、完治までには至っていない。だが24時間厳重な警備の下でおびえて暮らす生活には、テイト自身、限界を感じ始めていた。20代の大半を、このまま恋もせずに生きていくつもり?焦るケイトの思いを察してか、セラピストは意外な提案をしてきた。偽装誘拐を体験し、それを自力で乗りきることで恐怖を克服できるというのだ。恐ろしさですくみそうになったが、テイトは意を決して依頼した。結末がどうなるかも知らずに。★大人気作家ジョー・リーが描くのは、大富豪の一人娘とボディガードとのロマンス。海上のクルーザーに閉じこめられた二人を待ち受けているものは?どうぞご期待ください。★
  • 愛と運命のホワイトクリスマス
    4.0
    リン・グレアム全作品リスト2024年版巻末に特別掲載! ■不動の大スター作家リン・グレアムをはじめ、大人気作家が綴ったクリスマスのシンデレラ物語を3編収めた豪華アンソロジーです。巻末には特別付録として、2024年版リン・グレアム全作品リストを掲載! 今後の新作刊行予定もチェックできるのでお見逃しなく。
  • 愛と疑惑の協奏曲
    3.5
    メルボルンの法律事務所で働くリアンは、ある大物の依頼人を担当するよう上司に言われた。その依頼人が現れたとたん、リアンは心臓が止まりかけた。離婚係争中の夫のタイラーがどうしてここに?有名モデルと夫の関係を知り、ニューヨークの家を出て、故郷で新しい生活を始めたのに……。彼がこの法律事務所を選んだのは、偶然とは思えない。欲しいものはなんとしても手に入れる男性なのだから。リアンの背筋に震えが走った。タイラーはどんな忌まわしいゲームを仕掛けるつもりかしら?
  • 愛なきウエディング 地中海の王子たち II
    4.0
    フライト・アテンダントのルーシーはマルディビノ公国のプリンス、グイドと交際していた。世界各地で気ままな逢瀬を重ねるようになってから一年ほどたったある日、初めてグイドのアパートメントに招かれ、マルディビノ公国でおこなわれる彼の甥の洗礼式に招待された。身分が違いすぎると、彼との将来を悲観していただけに、ルーシーの喜びはひとしおだった。もしかして、わたしは愛されているの?だが、彼女の期待とは裏腹に、グイドの誘いにはある企みがあった。★地中海に浮かぶ島国マルディビノ公国の三人の王子たちの恋を描く三部作〈地中海の王子たち〉。二作めのヒーローは、公国を出て気楽な独身生活を送る第二王子のグイドです。★
  • 愛なき王と氷の女神
    4.5
    この王宮という名の牢獄で、 私は愛とは無縁のまま一生を終える……。 8歳のとき妹を突然失い、リアーナの心は凍りついた。以来、慈善活動に打ち込むだけの日々を送っていたある日、マルディニア国王アレッサンドロとの縁談が持ちあがった。両親は諸手を挙げて喜び、リアーナの気持ちなど慮りもしない。アレッサンドロとは10年前、たった1度会ったきりだというのに。リアーナは自身の宿命を悟った――愛とは無縁の一生を送ることを。やがて迎えた結婚交渉の日、生気に満ちあふれたアレッサンドロ王を見てリアーナの氷のような心はかすかに揺れた。だが、彼の口元は嘲るように歪み、まなざしはぞっとするほど冷たい。私を花嫁にと望んでおきながら、なぜ蔑みの目で見るの……?■冷酷な王が花嫁に望んだのは、品行方正で完璧であること。けれど やがて、どんな感情も見せぬ妻が氷の仮面の下に隠した情熱を切望するようになって……。R-3017『プリンスの冷たいキス』に続く、きらびやかな王宮ロマンスをお楽しみください。
  • 愛なき結婚、結婚なき愛
    3.5
    建設会社で働くエミリーは、大のパーティ好きで、ロンドン社交界の華としても知られている。人の恋を取り持つのが好きな半面、自分は恋と無縁だと思っている。経営者のジェイソンとは年が離れているものの、幼なじみで、彼の弟とエミリーの姉が結婚したため、義理の兄妹だ。だが7年前の姉の結婚披露宴で、彼女は屈辱と悲しみを体験した。酔いにまかせてジェイソンにキスをせがみ、冷たく拒絶されたのだ……。仕事で長く海外出張していた彼が久しぶりに帰国した日、話の流れで、二度とあなたにキスなど頼まない、とエミリーは言う。「だとしたら、僕は深く失望するだろうな」思いもかけない返事だった。■英国を代表する小説家、ジェーン・オースティンとブロンテ姉妹の傑作古典をもとに、4人の作家がその現代版を描く企画、第3弾!オースティンの『エマ』を題材に、K・ヒューイットが書きあげた、恋のキューピッド役のヒロインの新たな物語をお楽しみください。
  • 愛なきハネムーン 華麗なる転身 III
    3.8
    ■上手に演技して彼を虜にしてみせる。自由を求める花嫁の危険な冒険が始まった。■「ついにお前が役に立つときがきた。夫を見つけてやったぞ」ギリシアの大財閥を率いる養父の言葉に、イオーネ・ガキスは全身を揺さぶられるほどの衝撃を受けた。婿をもらい、“ガキス・ホールディングス”を継げというのだ。自分を道具のように扱う養父に怒りを覚えたものの、服従を強いられ続けてきたので受け入れるしかなかった。だが、結婚相手の名を聞いてイオーネは呆然とする。アレクシオ・クリストウラスキ!二カ月前、彼のヨットが時化を避けてガキスの島に寄ったとき、イオーネは屈辱的な思いをさせられていた。あんな傲慢な人と結婚するなんて……。しかし次の瞬間、イオーネは希望に目を輝かせた。そうよ、花婿を利用して、自由へのパスポートを手に入れるのよ!■父親の思惑でプレイボーイのアレクシオと結婚する羽目になったイオーネ。でもいつしか彼を愛してしまっている自分に気づき……。彼女の愛はアレクシオに届くのでしょうか?
  • 愛を知らない恋人 愛に戸惑う娘たち I
    3.5
    トスカーナの田舎で伯母と暮らしていた二十歳のミアは、一週間前に、自分の父親がイギリスの大富豪オスカー・バルフォアだと知らされた。オスカーには三度の結婚で七人の娘がいる。愛人の子ミアは八人目だ。彼女は初めて父親に会うため、広い私道を屋敷に向かって歩いていた。ところが猛スピードで走ってきた車に危うく轢かれそうになる。運転していた魅力的な男性は一方的にミアを非難し、その場を去った。それから三カ月後、新しい生活になじめないミアのために、オスカーは生活全般の教育係としてある男性に娘を託すことにした。男性に会ったミアは呆然とする。わたしを轢き殺そうとした人だわ!冷笑を浮かべる彼ニコスは、ギリシアの億万長者だというが……。■おかげさまでハーレクイン・ロマンスは2600号を迎えることができました。記念作品はベテラン作家のミシェル・リード。バルフォア家の娘たちの物語は今月から八カ月連続刊行いたします。
  • 愛に惑うプリンス ダイヤモンドの迷宮 I
    3.5
    マリアは宝石デザイナーとして不遇の日々を送っていた。とくに、アリスト王国の王妃のネックレスを作る機会を逃したのは大きかった――傲慢なプリンスのせいで。アレックスはマリアを誘惑し、夜をともにし、朝がくると、冷酷にも彼女をアリストから追い払ったのだ。だが二カ月後、アレックスが突然ニューヨークの彼女を訪ねてきた。国王の新たな命令で、また王妃のネックレスを作れというのだ。しかも契約の条件は、アレックスの愛人になること……。冗談じゃないわ! マリアは怒り、抵抗したが、彼は平然とせせら笑い、契約の印として彼女の唇をふさいだ。■かつて一つの王国だった島は二つに引き裂かれ、一粒のダイヤを巡ってさまざまなロマンスが展開します。どうぞお楽しみに!
  • 愛に迷えるシンデレラ
    3.0
    幸せな結婚をすること。天涯孤独の彼女が譲れない、唯一の夢。 捨て子として拾われ、里親の元を転々として育ったリリーは、笑いの絶えない温かい家庭を築くことを夢見ていた。彼女にとっての理想の男性とは、すなわち理想の夫。遊びの恋など、これまでしたことも考えたこともなかった。だがそんな不器用さが災いしてか、白馬の王子はいまだ現れていない。ある日、借金返済のために引き受けている清掃の仕事で、リリーはギリシア人富豪ニック・ゼルバキスの豪奢な別荘へと赴く。そこで不運にもリリーは彼の恋人に誤解され、結果、恋人は去ってしまう。困ったわ、どうしよう……。動揺する彼女にニックは冷淡に告げた。「さっさと支度をしてくれ。今夜のパーティには君に同伴してもらう」 ■イマージュやハーレクイン・プレゼンツ スペシャルでもおなじみの実力派作家サラ・モーガンがシンデレラ・ロマンスを描きます。
  • 愛の革命
    5.0
    准男爵のネヴィルは意気消沈していた。よい妻になりそうな女性に求婚したのに、また断られてしまった。それもこれも、僕が退屈で堅物な男と評されるせいだ。そんなある日、彼はパーティで一人の女性に引き合わされた。つややかな黒髪と、まるでキスを誘っているかのような唇。その女性が奔放と噂されるダイアナだと聞き、ネヴィルは驚いた。ネヴィルにダンスに誘われ、ダイアナは思わず同意した。華麗な動きで彼女をリードするハンサムな男性は、真面目すぎてやぼったいと評判の准男爵とはとても思えない。だが私には恋をする資格はない――あの秘密があるかぎり。
  • 愛の金曜日
    3.0
    父の死後、強欲な継母に全財産を奪われ、途方にくれていたベヴィン。風邪をおしてアルバイトに出かけたある日、高熱を出して倒れ、居合わせた男性ジャーヴィスの家に運ばれた。数日後、快復したベヴィンはお礼に手料理をふるまうことに。聞けば彼は大企業の社長で、もうすぐ迎える誕生日までに結婚しないと遺産相続権を失うのだという。しばらく夕食を作ってほしいと彼に頼まれ、ベヴィンは胸を躍らせた。ところが、新聞の衝撃的な記事に気づいて、言葉を失う。ジャーヴィスが婚約! お相手は……ベヴィン・ペンバートン?「こうなったら、ベヴィン、君に婚約者役を演じてもらうしかない」 ■“君となら結婚してもいいな”――独身貴族の彼の思わせぶりなささやきにどぎまぎするヒロイン。一緒に過ごすうちにどんどん彼を好きになっていくのが切なくて……。かわいらしいヒロインを描くのが得意なジェシカ・スティールの、とびきりピュアな恋物語。
  • 閉ざされた館の大富豪 愛の寓話 I
    -
    毎朝、ボスから届く黄色い薔薇。その花言葉は“友情”だけれど……。 著名な大富豪ディーコンに雇われ、住み込みの助手となったギャビー。出入りが許されるのは、彼女の住居部分と仕事部屋だけで、屋敷につながる扉には鍵がかけられ、雇い主は姿を見せない。仕事の指示は電話かメールのみ。もどかしさを感じていたある日、ギャビーは鍵があいていた隙に、扉の向こうへと足を踏み入れた。ついに現れた彼は、写真や映像で見たのとは別人のようだった。伸び放題のひげと髪に覆われて顔は見えず、その姿も声も、まるで野獣のようで、わずかにのぞく瞳は暗く陰り謎めいている。でもギャビーは不思議と恐れなかった。彼の心を開きたいとさえ思い、彼女はひたむきに一歩ずつ、信頼を得ていった。そしてあるとき、思いきって彼のひげ剃りと散髪を提案すると―― ■車椅子生活の父の医療費と生活費を稼ぐため、ギャビーは2つの仕事をかけ持ちしていましたが、とある事情でディーコンに雇われたのでした。彼女の一族と彼とのあいだに横たわる深い溝と運命、そして二人の切ない愛は、どのような結末を迎えるのでしょうか?
  • 愛の残照
    3.0
    長く病を患ったせいで、養育資格を問われたキャリーは、最愛の一人息子を福祉事務所に取られてしまう。途方に暮れるキャリーの脳裏に浮かんだのは、ドミニク・サベジ。8年前、当時19歳だったキャリーが心から愛した人だ。とはいえ、ドミニクにとっては二人の関係は遊びでしかなく、泣きながら彼のもとを去って以来、一度も会っていない。富と権力を持つあの人なら、この窮地を救ってくれるかも……。藁にもすがる思いで、キャリーはドミニクのもとへ向かった。彼には絶対に知られたくない、ある秘密を抱えながら。
  • 愛の囚われ人
    3.3
    リリーは地中海の小国モンテビアンコの留置場で震えていた。本当はこんな国になんて足を踏み入れたくなかった……。仕事でやむなく来ただけで、滞在もわずか二日の予定だったのに、街で買った土産物に盗品があったせいで出国できなかったのだ。でもまさか、ここで彼と出くわすことはないわよね?そんな彼女の心配が現実となった。目の前に男性が現れたのだ。ニコ・カヴェリ! かつて夢のような一夜をともにした男性――そして彼はあろうことか、この国の皇太子でもある。「これはどういうことだ! この子は誰なんだ?」問いつめるニコの手には、彼とそっくりな男の子の写真があった。■お互いに惹かれながらも、素直になれずにすれ違うリリーとニコ。二人の恋のゆくえは? 実力派新人作家リン・レイ・ハリスが描く、華やかな王族のロマンスをお楽しみください。
  • 愛のファントム
    4.5
    父が起こした仕事上の重大なトラブルを処理するため、ミーガンは取引相手のイーサンの住む屋敷へ向かった。噂によれば、世にも醜い姿の彼は決して人前に現れないという。屋敷の異様さに不安を覚えつつ、彼女は従僕に取り次ぎを頼んだ。暗い部屋に通され、目を凝らすと、男の姿が闇に浮かびあがった。顔は半分しか見えないが、この世のものとは思えないほど美しい。想像との違いに戸惑いながら、ミーガンは父の免罪を請うた。すると男は、彼女を幽閉して“楽しむ”間は許すとしたうえで、こう告げた。「但し、君に飽きた瞬間、ぼくは彼を破滅させる」
  • 愛の闇、夜のささやき
    3.5
    バレリーナのメグは生まれ育った町にもどってきた。ここには4年前、彼女と婚約していたスティーブンがいる。お互いに激しい愛を感じていながら、ささいな誤解によって二人は喧嘩し、メグは夢を口実にニューヨークへと去ったのだ。再会したスティーブンはメグに冷たい言葉を浴びせ、なみいる愛人の存在を皮肉たっぷりに見せつける。かと思えば、メグを強く抱き寄せてキスを奪い、彼女の欲望をもてあそぶ。あげく、メグの所属するバレエ団が資金難に苦しんでいると知るや、実業家として財力を誇る彼は傲慢にも言い放った。「金を出してもいい。ただし、一晩いっしょに過ごすことが条件だ」 ■ハーレクインで長年トップの人気を誇るダイアナ・パーマーによる〈ボディガード〉3部作の1話目。4年ぶりに再会した二人は過去の誤解からなかなか素直になれない……。少女から女性へ成長するヒロインを想う年上ヒーローの、不器用で一途な愛に注目です。
  • 愛は命がけ
    3.7
    ★リンダ・ハワードの最高傑作シリーズマッケンジー家の物語★暗闇に横たわり、ベアリーは恐怖と憎悪と闘っていた。ギリシア大使の娘を狙った政治的誘拐であるのは明らかだ。先ほど受けた暴行のせいで、体中が悲鳴をあげている。再び連中の言いなりになるくらいなら、死んだほうがまし……。そのとき暗い部屋にするりと黒い影が忍びこんだ。ベアリーの背筋に冷たいものが走る。だが男はすぐさま、合衆国の救出隊員だと名乗った。危険なほどに屈強な戦士ゼイン・マッケンジーとの、二人きりの逃亡劇が幕を開けた!
  • 愛は命がけ【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    5.0
    母と弟を亡くした悲しみが今も消えないベアリー。そんな彼女がある日、何者かに連れ去られ、異国で囚われの身となった。暗い部屋でじっと心身の痛みに耐えるベアリーのもとへ、黒い影が――「合衆国の救出隊員、ゼイン・マッケンジーだ」ゼインに導かれて建物を抜け出し、別の場所で深夜まで身を潜めた。その間、ベアリーは彼の強さと優しさに激しく惹かれ、命がけの状況のなか救いを求めるように、純潔を捧げたのだった。それから2カ月。あの夜の結果、人知れず小さな命を宿したベアリーは、事件後、なぜかゼインと彼女を会わせまいと妨害する父を避け、密かに姿をくらまそうと考えていた。そこへ突然、ゼインが現れる! ■ひとたび愛するターゲットを定めたら、もう誰も止められない――危険な色香をもつパーフェクトなヒーロー像が熱い支持を集める、大スター作家リンダ・ハワードの〈マッケンジー家〉シリーズ第3話をお届けします。屈強な四男、ゼインの情熱ほとばしる物語! *本書は、MIRA文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛は華麗に II【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    3.0
    『誘惑のモロッコ』(ミランダ・リー著)長い黒髪を革紐で束ねた男が馬を引いて競売場に出てくると、ベスは息をのんだ。すばらしい馬に、強烈な印象の男性だ。馬の買いつけのためにアフリカまで来た彼女は、ふとした偶然からその男性――アザイアの城を訪れることになる。モロッコの王族である彼が女性を城に招くとき、それはベッドへの招待であることなどつゆ知らず。 『恋するアテネ』(ジュリア・ジェイムズ著)冷酷な大富豪の祖父と直談判するため、アンドレアはアテネに来た。豪壮な屋敷に着き、家の中を見てまわる途中、テラスに立つ男性に気づいてアンドレアは息が止まりそうになった。このうえなくハンサムな顔に、なぜか蔑みの表情を浮かべている。彼が、私を卑しい身分の女だと考えているのは間違いない。だが夕食の席で、その男の正体を知ったアンドレアは呆然とした。 *本書に収録されている『恋するアテネ』は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛は言葉をこえて
    3.0
    「助けて。お願い、誰か助けて!」瓦礫の下で痛みに耐えながら、アリーは声を振り絞った。大型ハリケーンが通過し、家が崩壊したのだ。十九歳のときから音のない世界に生きるアリーは、静寂と闇に囲まれ、絶望の淵に沈んでいこうとしていた。そのとき、上のほうで何かが動いた。そっと瓦礫が取り除かれ、やっと会えたというように笑顔でのぞき込む男性が見えた。彼は天使なのかしら? 黒髪でラテン系、見たこともないほどハンサムな顔に、アリーは一瞬そう考えた。いや、慎重に近づいてきたのは頼もしい救助隊員だ。“無事に出られたら、ダンスに行こう”彼の唇がそう言っている。社交辞令に決まっているわ。でも、少しだけ夢を見たい。アリーは祈るような思いで、彼が近づいてくるのを待った。
  • 愛は魔法でなく
    5.0
    諜報機関に勤めるジェイミーはザックが敵に捕らえられたと聞き、いてもたってもいられなくなった。7年前、優秀な諜報員ザックは新人研修で憧れの教官だった。だが彼はなぜかジェイミーに特別厳しく当たり、彼女は見返したい一心で過酷な研修をやり抜いたのだ。そして最初の任務でともに命の危機を乗り越えたとき、抑えつけていた情熱が解き放たれ、二人は貪るように求めあった。それきり彼とは顔も合わせていない。今でも忘れられないなんてばかげていると思いながら、ジェイミーは彼のもとへ向かった。周囲の制止を振り切って。
  • 愛、ふたたび
    4.0
    パーティで思いがけない人物を見かけ、アビーはひどく狼狽した。中東の国の王子ラシードが、いったいなぜここにいるのだろう。3年前、彼と運命的な出会いを果たし、アビーはすぐに結婚した。しかし幸せは束の間だった。周囲から彼に愛人がいると聞かされ、アビーは深く傷ついて宮殿を去ったのだった。二度と会いたくない。彼女はこっそりパーティを抜け出した。ところが外へ出たとたん、暗がりで行く手をさえぎった者がいる。アビーを射すくめる鋭い瞳。獲物を狙う砂漠の鷹のような……。ラシード。私を裏切っておいて、今更なんの用があるというの?
  • 愛を授かりしベネチア
    3.0
    ベネチアで終わったはずの恋は、小さな奇跡を彼女にもたらした。 リディアは継父に連れられ、ベネチアの高級ホテルに来ていた。傾きかけた家業を立て直すため、ある人物と会うのだという。でも何かおかしい。なぜ露出の多いドレスを着る必要があるの?答えは明白。お金と引き替えにリディアを差しだすつもりなのだ。恐ろしくなって逃げだした彼女に、一人の男性が声をかけた。ラウル・ディ・サヴォ──ハンサムな不動産王は彼女の話を聞き、深く同情すると、気晴らしにと観光へと連れだしてくれた。この夢のような時間が永遠に続けばいいのに……。意を決して純潔を捧げた彼女はやがて妊娠する。彼の残酷な真意も知らぬまま。■強欲な両親に支配されてきたヒロインは、ヒーローとの出会いで愛を知り、変わっていきます。ところが妊娠がわかったとたん、運命は予想外の展開に……。HQロマンスの中心的作家キャロル・マリネッリの力作です。
  • 愛を知るための9カ月
    3.0
    おなかの子のためだけの偽りの結婚。 それが、愛を知らない億万長者の返答だった。 早くに実の母を亡くし、継母やその娘たちと暮らしていたメアリーは、意地悪な継母の画策によりのけ者にされ、孤独を味わってきた。大人になり看護師になった彼女は、さらに酷い仕打ちを受けた。義妹が自宅で産んだ赤ん坊が3日後に息を引き取ると、家族は責任をメアリーになすりつけ、職を奪い、町にいられなくしたのだ。いまは心を癒やすため、友人が貸してくれた孤島にいる。ある嵐の日、けがを負って浜辺に倒れていた男性ベンを助け、ともに過ごすうち、いつしかメアリーは彼に身も心も許していた――長年の孤独を埋め合わせるかのように。たった一夜だけと知りながら。だが、ベンが島を去った数カ月後、メアリーの体調に異変が生じて……。■胸が切なくなるロマンスで定評のあるM・レノックスの作品を1年ぶりにお届けします。愛を信じない億万長者の赤ん坊を身ごもったメアリーは、はるばるニューヨークに出向き、ベンに妊娠の事実を告げますが……。思わず涙誘われる、極上シンデレラストーリー!
  • 愛を知る日まで
    3.0
    ★スペインの家の、プールサイドでのキス。あの日からあなたを忘れたことなどなかった。★ゾーイは幼いころに両親を亡くし、祖母の手で育てられた。厳格で冷淡な祖母は、愛情を示してくれたことなどない。そして亡き父の共同経営者の息子であるハビエは、ゾーイの淡い恋心を無惨にも踏みにじった――彼に抱きついてキスをした私を拒絶して。だが十九歳になった今、私はちゃんと自立してみせる。手に入らないものを追いかけるのはやめて、男友達のオリバーのプロポーズを受け入れよう。決意を口にしたゾーイに、ハビエは意外な提案をした。「そんなに結婚したいなら、僕としよう」
  • 愛を捨てた理由
    3.0
    新社長の姿を見て、ケイトはわが目を疑った。五年前、残酷にも、ほかに女性ができたと告げて彼女のもとを去った元夫のショーンだったのだ。今でも心は血を流しているというのに、彼の下で働くことなどできないわ!ケイトはその日のうちに退職願を出して帰宅したが、ショーンはなぜか家にまで押しかけてきた。「昔のことを何も覚えていないというのか?」彼はそう言うと、いきなりケイトを抱き寄せた。
  • 愛をつなぐ道
    3.0
    ブラッド・オバリヴァンが故郷に帰ってきた。メグ・マッケトリックはその噂を聞きつけ、衝動のままに車に飛び乗った。ブラッド──十代のころ愛した恋人は、夢を叶えるために彼女を捨てて町を去っていった。打ちのめされたメグは、何度も頬を涙で濡らしてようやく立ち直ったのだ。昔よく待ち合わせた店にたどり着くと、ブラッドもまた何かに引き寄せられたのか、そこを訪ねていた。歌手として成功を収め、大人になった彼はますます抗いがたい魅力を放っている。怒りと切望がせめぎあうなか、メグは固く誓った。私は二度と彼を愛したりしない、と。
  • 愛を取りもどす日 狼たちの休息 XX
    3.3
    目の前にいる男性の姿を、ケイトは息をつめて見つめた。夫だったトレント――私が生涯で愛したただ一人の男性だ。だが十二年前、生後二カ月の一人娘が誘拐されたとき、悲しみの淵に沈む私を彼は慰めてもくれなかった。あろうことか、事件が起こったのは私のせいだとさえ言って……。ケイトはその後、独自に調査を続け、事件解決の糸口を得る。それを伝えようと、離婚以来初めてトレントのもとを訪れた彼女に、トレントは冷酷な表情で言い放った。「もう、すべて終わったことだ」ケイトは言葉を失い、その場に立ち尽くした。頭のなかによみがえる、トレントとの甘い記憶にさいなまれながら。★シルエット・ラブ ストリームで大好評のミニシリーズ『狼たちの休息』を三月に引き続き、シルエット・ディザイアよりお届けいたします。誘拐された娘、そして別れた夫と再会したケイト。しかし、空白だった時間はあまりに長すぎて……。★
  • 愛を忘れた大富豪
    4.0
    ハンサムな若き石油王カル・ラングトリーは、“世界一の独身貴族”と評され、常に紙面を賑わしている。すぐ女性を追いかけ、落としたら興味を失うのが悪い癖だ。その後始末をするのは、秘書であるサブリナの役目。どうして私がこんなことをしなくちゃならないの?彼に憧れていたため、最初の頃こそそう考えて落ち込んだが、この6年の間に、ボスのプライバシーを守るのも仕事と割り切り、密かに抱いていた恋心も胸の奥にしまい込んだ。だがある日、サブリナにも太刀打ちできないほどの事態が起きた。
  • 愛を忘れた花嫁
    3.0
    リンが離婚を宣言した直後、夫は事故に遭い亡くなった。遺品の中から見つけた日記には耐えがたい記述が……。“妻が不感症だから愛人を作った”ひどく打ちのめされたリンは、かつて愛し、その想いが実ることのなかった亡夫の兄、ソーヤーに慰められるうちに彼と一線を越えてしまう。そして思いがけない妊娠。だが、亡夫の子である可能性も否めない。とまどうリンにソーヤーは申し出る――どちらの子であろうと後継者として迎えたい、と。リンは悩んだすえ、彼の1年限りの花嫁となることに同意した。■明るい作風で人気のエミリー・ローズが、官能的な大人の恋を綴った異色の作品です。終盤明らかになる、二人を幸せに導く衝撃のある秘密とは? 劇的な展開をご堪能ください。
  • 青い傷心
    3.0
    憧れが愛に変わるとき、彼女は17歳になっていた。 ロバートに会える。ソフィーの胸は高鳴った。寄宿学校を卒業した彼女は、列車で故郷へ向かっていた。彼女が4歳のときに父が再婚し、ソフィーには2人の義兄ができた。どちらの兄も優しかったが、とくに長兄のロバートは特別な存在だ。忘れもしない。一昨年、クリスマス休暇で実家へ帰ったとき、ふいに彼にキスをされた。それは初めて味わう大人の口づけだった。ロバートはすぐに身を引いて謝ると、翌朝早く家を出ていった。あれ以来、顔を合わせていない。ところが久しぶりに再会した彼は、まるで別人のように冷淡でよそよそしく、ソフィーは深く傷ついた。さらに、人づてにロバートが婚約したと聞かされて……。 ■大御所アン・メイザーの、1976年刊行の未邦訳旧作をお届けします。甘酸っぱい初恋が、思わぬ展開から三角関係に……!?ロマンス小説のエッセンスが詰まった、味わい深い1作です。
  • 青ざめた月
    3.0
    ナターシャは、結婚を目前に控えたいとこのエマから、ある晩のパーティにエマのドレスを着て出席してほしい、これには深いわけがあってどうしても、と懇願された。胸と背中が大きくあいた黒のミニドレスは挑発的で慎み深いナターシャにとって、いたたまれないほどのものだった。実際パーティでは、男性の執拗な視線がどこまでもついてきた。ルーク・テンプルコームもそんな男たちの一人――彼はナターシャが経験豊かで遊び好きの女性と思いこんで、月明かりの下、逃げる彼女を熱い口づけで追いつめた。
  • 赤い誘惑
    4.0
    私の本がベストセラーリストの一位になった!シドニーは夢がかなってうれしいはずなのに、なぜかむなしさを感じていた。ともに人生を歩む男性がいないせいかもしれない。彼女はかつての恋人アダムとよりを戻すことにした。気鋭の建築家だった彼に惹かれていたのに、~結婚~をほのめかされて逃げ出してしまったのだ。今なら彼を受け入れる心の準備ができている。しかし、アダムと再会したシドニーは愕然とした。私のことを覚えていないって、どういうこと?★さまざまなジャンルから厳選した作品をお届けするハーレクイン・スポットライト・プラス。ホットでセクシーなロマンスなら、ジュリー・E・リートがお勧めです。かわいい悪女の冒険をお楽しみください。★
  • 赤毛の公爵夫人
    3.0
    いわれのない決闘を申し込まれた父親の命を守らなければ!ジュリエットは少年に変装し、身代わりとして会場に向かった。相手はロンドンきっての道楽者と噂のブレイボーン公爵。彼は代理人との決闘を渋ったが、彼女が挑発すると乗ってきた。だが銃弾は、無情にもジュリエットの肩を貫いてしまう――かすり傷を負わせて追い払うつもりだった公爵は、予想外の展開に慌てふためいた。子供が死んだら大問題になる。彼は気を失った少年を屋敷へ連れ帰り、手当することにした。それが街中の噂となり、望まぬ結婚へ導かれるとは思いもせず。
  • 明かせぬ愛の証
    3.0
    越えてはならない一線を越え、この身に宿った、誰にも言えない秘密。 地方の看護学校を卒業したばかりのエレノアは、救急看護の現場で実践を積むという夢を叶えるため、メルボルンの病院で働くことにした。この1年、ブロンドの彼女は間違った偏見から実習先の上司にたびたび嫌がらせをされてきたが、色目を使う役立たずのナース扱いされるのはもうこりごりだった。だから、救急科専門医のローリーがどれだけ魅力的でも、エレノアは心に芽生えた禁断の想いに気づかないふりをした。ところが、緊急に運び込まれた幼い命を救えなかった日の夜、悲劇を払拭するかのように彼と体を重ねてしまった結果……。 ■HQロマンスで大活躍のキャロル・マリネッリが綴る、一夜の情事による予期せぬ妊娠がテーマの本作。“田舎から出てきた新米看護師”と自嘲しつつも、しっかりとした夢を持つエレノアを、セクシーな敏腕救急医のローリーが優しいまなざしで見守る姿に胸キュン必至!
  • 悪魔と乙女【ハーレクイン文庫版】
    4.2
    プルーデンスがゴシック小説を書き始めたのは、ウルフィンガー館のたたずまいに想像力を刺激されたからだ。断崖絶壁に建つかつての大修道院は、今は訪れる人もない。あの荒れ果てた館の中に入れたら、構想も浮かぶのに……。だが、チャンスはある日突然やってきた。館の持ち主レイヴンスカー伯爵が、この地を訪れたのだ。稲光に照らされる黒い馬車、蹄を鳴らす黒馬、漆黒の髪の男。暗い空の下で、プルーデンスは彼を呆然と見つめた。“悪魔伯爵”だわ。作品の主人公にぴったり! *本書は、初版ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 悪魔のようなあなた
    4.0
    黒髪に黒いコート、妖しく光る目をしたその男は風とともに現れた。この田舎町でも知らぬ者はない映画監督、デンジル・ブラック。不動産業を営むクレアは、家を買いたいという彼につきあううち、周囲の女性たちが病のように彼のとりこになっていくのに気づいた。まるで吸血鬼に魅入られた哀れな犠牲者のごとく、妹までが婚約者のことも忘れてデンジルに夢中になるのを見て、クレアはある大それた計画を実行に移す決意をする。あれは女性にとって危険な男。妹を彼の毒牙から守ってやらないと!しかし、クレア自身を守ってくれる者はなかった……。■初版当時、意表をつく展開が大きな話題となった伝説の作品をお贈りします。責任感から出たクレアの大胆すぎる作戦にドキドキさせられっぱなしです。そしてHQイマージュより、C・ラムの未邦訳だった旧作を続々と刊行中。2013年も引き続きご注目ください!
  • 明けない夜を逃れて
    3.5
    余命宣告を生きのびた女と、過去に囚われた私立探偵。喪失を抱えた二人が出会ったとき、運命の歯車は回りだす……。 5歳のときに謎の組織に拉致され、世間を知らないまま生きてきたジェイドは、がんの余命宣告を受けたことで組織を追放されてしまう。行き場をなくした彼女を拾ったのは、元陸軍の私立探偵チャーリーだった。以来、よき相棒として事件をともに解決してきたが、彼が隠し持つ孤独を知ったジェイドは、初めて抱いた感情に動揺する。だが、ジェイドを切り捨てたはずの組織が彼女の背後に迫り……。
  • 朝、あなたのそばで
    3.0
    あくまでもボスと秘書の関係だったはず。 同じ屋根の下で一夜を明かすまでは。 ロンドンでの独り暮らしのために仕事が必要なテオドラは、 建設会社の社長ジェイムズが秘書を探していると聞いて応募した。 前任の秘書たちに色目を使われ辟易していたというので、 髪を引っつめ極度に地味な姿で面接を受け、首尾よく採用になる。 ジェイムズは噂どおり高慢なボスだが、抗いがたいほど魅力的。 こんな外見のおかげで、彼が目もくれずにすんで助かったわ。 だが、ある朝、テオドラはやむを得ぬ事情で出社が大幅に遅れ、 すごい剣幕で住まいを訪ねてきたボスに素顔を見られてしまう。 辞職を伝えるテオドラに、なんと彼は出張旅行への同行を命じ……。
  • 欺かれた夜【ハーレクイン文庫版】
    4.0
    恋は世界の街角でこの子はあなたに渡せない。逃げる彼女をイタリア富豪は車に押し込んだ! ソフィーは幼い息子を乳母車に乗せ、雨の中を歩いていた。足を滑らせて排水溝に落ちたところを、車に轢かれそうになり、惨めな気持ちで顔を上げたとき、降りてきた人物と目が合った。エットーレ! かつて彼の姉の屋敷の子守りだったソフィーを、彼は婚約者のある身でありながら誘惑したあげく、婚約者の宝石を盗んだと濡れ衣を着せ、追い出したのだった。「うらぶれた姿で排水溝にいるとは、まったくお似合いだな」強引に車に乗せようとするエットーレに、彼女は必死で抗った。逃げなきゃ。この子が彼の息子だと知られてしまう前に! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 欺かれた夜
    3.5
    ソフィーは住む家を失い、友人宅に身を寄せるため雨の中を歩いていた。足を滑らせ排水溝に落ちたところを、車に轢かれそうになる。だがソフィーの不運はそれだけでは終わらなかった。車から降りてきた人物は、かつて愛した男性エットーレだったのだ。彼の姉の家で子守りとして働いていたソフィーを、彼は婚約者のある身でありながら誘惑し、そのあげく宝石を盗んだと濡れ衣を着せ、追い出したのだった。相変わらず狂おしいほどにハンサムな彼は、軽蔑もあらわに言い放った。「こんなうらぶれた姿で排水溝にいるとは、まったくお似合いだな」そしてソフィーが抵抗するのも構わず、むりやり車に乗せた。
  • 明日の欠片をあつめて
    4.0
    余命宣告を生き延びた女と、心に傷をもつ私立探偵、最終章。謎の連続失踪、そして襲いかかる魔の手――探偵チャーリー&ジェイド、最後の事件が始まる!全米ベストセラー作家シャロン・サラ 数々の事件を解決してきた私立探偵チャーリーとジェイドのもとに新たな事件が舞い込んだ。古い地区のアパートから若い女性が忽然と姿を消したらしく、やがて過去にもこの部屋で失踪事件があったとわかる。調査を進める一方、特殊な力が世に知られたジェイドはメディアや悪意ある集団に追われていた。このままではチャーリーに迷惑がかかる――彼を守るためジェイドが下した決断は……シリーズ堂々の完結!
  • 熱い再会 ハーレクイン・ディザイア傑作選
    3.0
    なぜ今になって帰ってきたの?――彼は自分そっくりの息子を見つめた。 事故死したはずの大富豪の夫を目の前にして、タラは呆然とした。まさかマイケルが生きていたなんて!タラの脳裏に2年前のことがあざやかに浮かぶ。周囲の反対を押し切って結婚した二人の幸せは、長くは続かなかった。やがて二人はベッドの中でしかわかり合えなくなり、互いを傷つけるようになった。そんな中、届いたマイケルの訃報……。以来、タラは感情を殺し、抜け殻のように生きてきた。夫の忘れ形見――ブランドンだけを心の支えにして。なぜなの? いったい今まで、どこで何をしていたの?マイケルは語りだした。記憶をなくしていた2年間のことを。 ■様々な時代の選りすぐりのディザイアの話題作をお贈りする“ハーレクイン・ディザイア傑作選”。今作は、大人気のシークレットベビーがテーマの再会物語です。2年ぶりに会った夫の愛を信じられず、ヒロインは心を閉ざしますが……。
  • 熱い夜の代償
    4.0
    アイルランドの小さな村で生まれたベサニーは、自立を夢見ながらロンドンの学校に通っていた。今年の夏休み、ベサニーはローマにいる友人から、高級アパートメントの留守番役を頼まれた。持ち主の女性は豪華な船旅に出かけているという。ローマに無料で滞在できるうえ、手間賃までもらえるとあって、ベサニーは喜んでその役目を引き受けた。目を奪うほどハンサムなイタリア人男性――クリスティアーノ・デ・アンジェリスと奔放な情熱の時を過ごし、彼の子供を身ごもることになるとは思いもせずに。
  • 熱き心は迷宮を照らし
    4.0
    田舎で暮らす姉がひそかに子供を産み、恥辱を苦にして川で心中した──子爵令嬢コリーはその知らせを聞いて耳を疑った。姉が我が子を道連れにするはずがない。都合が悪くなった相手の男にきっと殺されたのだ。そう考えたコリーが子供の父親を捜しはじめると、一人の怪しい人物が浮かび上がってきた。姉の隣人の領主、トレメイン伯爵。女性を虜にすると評判なうえ、前妻も同じ川で溺れ死んだのだという。コリーは伯爵の遠い親戚になりすまして荘厳な城に潜り込むことにした。悪魔のように魅力的な彼に心奪われるとは思わずに……。
  • 熱く危険な夜に
    3.8
    ★宝石店で事件に巻き込まれたミステリー作家と囮捜査官。互いの素性を知らず激しい恋に落ちるが、二人を引き裂くように新たな危険が迫る…。★囮捜査官のミック・ドーソンは、ある日、 街を行くひとりの女性に強く惹かれるものを感じた。 二週間後、彼女が宝石店に入っていくのを見た彼は、 知り合うきっかけをつかみたくて、あとにつづく。 店内で、ふと異変を感じたときは、遅かった。 強盗だ! 自分の体を盾にして彼女を守ったニックは肩に銃弾を受けた。 その女性デルが彼の看病を申し出たのがきっかけで、 ふたりは、めくるめく歓びの世界に踏み入っていくが……。

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  • あどけない復讐
    3.0
    復顔彫刻家イヴ・ダンカン、運命を揺るがす新たな事件――8年前の少女の骨が、葬られた真実と波乱の未来を呼び寄せ……女王アイリス・ジョハンセン最新作! 森で少女の白骨遺体が発見された。依頼を受けた復顔彫刻家イヴは少女の「顔」を取り戻すが、直後に捜査関係者が殺され像を奪われてしまう。すべてを葬るため真犯人が動きだしたのだ。調べを進めるうち似た容姿の少女が何人も消えているとわかり、事件は典型的なシリアルキラーによるものと思われたが、待ち受けていたのは想像を絶する真実で――。イヴの運命が大きく動きだす、急展開のシリーズ最新作!
  • あなたが気づくまで
    3.0
    疎遠な双子の妹ナターリャが事故にあったという知らせを受け、ナターシャは病院に駆けつけた。ところが妹はぴんぴんしていて、婚約者だという著名な弁護士チェイスが意識不明で横になっていた。重傷のチェイスは、助かっても体に障害が残るかもしれないと聞き、ナターリャは指輪を外し、彼を見捨てて病院から出ていった。ナターシャは放っておくことができず、そばで彼を見守った。時間がたち、うとうとしはじめた耳に苦しげな声が聞こえた。チェイスが目を覚ましたのだ。「ナターシャ……」私の名前を呼んでいる。ああ、また妹が私の名前を使ったんだわ。ナターリャは以前から姉の名が気に入っていた。彼は、しっかりとナターシャを見つめてまた名前を呼んだ。事情はあとで話そう。このシルバーグレーの目に笑みが戻ったときに。そう思ったとたん、体の奥に眠っていた感覚がうずきはじめた。
  • あなたと一緒なら テキサスの恋
    2.3
    九年前のある出来事以来、ネルは男性恐怖症になってしまった。男の視線を避けるため、いつもだぶだぶのジーンズとブラウスに身を包んでいる。そんな彼女の前に、ある日ひとりの男性が現れた。彼の名はタイラー・ジェイコブズ。ネルの牧場を手伝うために、テキサスからやってきたのだ。この人は、ほかの男性とはどこか違うわ……。迎えに出た空港で、タイラーをひと目見た瞬間から、ネルはなんとも言えない感情を覚える。

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  • あなたへ続く空
    4.0
    祖父の余命が短いという知らせに、モリーは最後の日々をともに過ごすため、モンタナ州の牧場へ移り住んだ。そこで暮らすのは祖父ウォルトと、サム・ダコタという一人の流れ者――けっして過去を語ろうとしない、謎の男だった。衰弱していく自分に代わって牧場を切り盛りするサムに、祖父は全幅の信頼を置いているらしい。結婚に破れ、都会での暮らしに疲れ果てていたモリーは、美しい自然と家族の愛に癒されて生気を取り戻し、いつしかサムに心惹かれはじめる。だが折しもある勢力が、彼らの牧場を奪おうと動きだしていた……。
  • あなたを憎んだ過ち
    4.0
    「マルコ・ロンバルディが単独インタビューに応じるそうよ」上司である編集長の言葉に、イザベルは驚きと興奮をおぼえた。マルコは企業を買収しては売り飛ばす手法で巨万の富を築き、若くしてビジネス界のスターにのしあがったイタリア人富豪だ。そして、私の祖父の会社も餌食にし、幸せだった家族を崩壊させた人。この取材で彼の尻尾をつかみ、その非道さを世に知らしめたい……。マルコは予想どおり傲慢な人物で、会うなり命令口調で言い放った。「1時間以内にロンドンを発ち、南フランスの僕の家へ行く」そんなの無茶だわ! だが、イザベルに反論の余地はなかった。旅の準備もないまま、二人を乗せた専用機はニースへと飛び立った。
  • あの朝の別れから 非情な恋人 II
    4.0
    美貌のモデルだった従姉のイモージェンが亡くなっておよそ二年、その追悼式が行われている教会で、マリベルはレオニダスに再会した。億万長者をはるかにしのぐ大富豪のギリシア人実業家の彼は、かつてイモージェンと親しくつきあっていた男性だ。従姉の恋人に密かに惹かれていたマリベルは、彼女の葬儀の夜、レオニダスと熱い愛を交わしてしまった。その後、彼は連絡をくれなかったし、マリベルのほうからも……。マリベルは彼とは口もきかずに教会をあとにしたが、レオニダスは不意に彼女の家を訪ねてきて、さりげなく問いかけた。「きみには赤ん坊がいるんだね」マリベルが恐れていた瞬間だった。★ハーレクイン・ロマンスの人気作家リン・グレアムによるゴージャスな三部作〈非情な恋人〉をお届けしています。来月はいよいよ、イタリア人実業家セルジョの登場です!★
  • あの頃、憧れは遠くに レイクショア・クロニクル
    3.0
    ベーカリーを経営するジェニーは祖父母が遺した家に独りで暮らしていた。ある日、不運にもその家が火事で焼け落ちた。すべてを失い途方に暮れる彼女を見かね、警察署長のロークが、しばらく彼の家に住んでもいいと申し出た。ジェニーは昔、ロークに憧れていたが、彼はいつもそっけない態度をとり続けた――親友の訃報の悲しみに耐えられず、一線を越えてしまったあの夜を除いては。以来9年ものあいだ、ずっと互いを避けてきたというのに……。心にわだかまりを抱えながらも、気づけばジェニーは彼の申し出にうなずいていた。
  • あの日の風が恋しくて
    4.0
    ★私たちは大人になって、再び出会う運命だった――傷ついた心をかかえて。S・ウィッグスが繊細に描く、コンテンポラリー・ロマンスの極地!★海辺のイタリアンレストラン〈セレスタズ〉の閉店が迫った時刻に、一組の客が店に入ってきた。夏になるとこの地方を訪れる東海岸のセレブ、別荘族のグループだ。その中の一人の視線に、レストランオーナーのローザは凍りついた。アレックス・モンゴメリー――昔、庭師の父が通っていた別荘のお坊っちゃま、そして幼いローザの、夏の間だけの親友。二人がティーンエイジャーになったとき、その友情は未熟な愛情へと形を変えた。直後に引き裂かれる運命だとは知る由もなく……。予期せぬ再会に、ローザの胸に忘れたはずの痛みが走った。
  • アフロディーテの醜聞
    3.0
    十八歳で天涯孤独の身となったデジレーは、亡き両親から受けた教育を頼りに女学園の教師として働いている。ある夏の暑い日、息抜きに森の奥にある美しい水辺に足を伸ばし、衣服を脱ぎすてて水と戯れていると、突然、“アフロディーテ”と甘い声で呼びかけられた。木陰にたたずんでいたのは放蕩者と名高いバックワース子爵。彼は賞賛するようにデジレーを眺めまわし、ぶしつけにも、愛人にならないかと持ちかけてきた。デイジーは情婦になるつもりはない、と憤慨して即座に断った。子爵の不届きな申し出を受けざるを得ない日がくるとは思わずに。
  • 甘い手ほどき
    3.0
    ハンナが研修先に選んだのはロンドンの一流病院だった。驚いたことに、彼女の指導を受け持つという医師は、かつて憧れを抱いていた幼なじみのアダムだった。久しぶりに再会したアダムは、自信にあふれ、有能そのものだ。都会になじめず、不安でいっぱいのハンナとは正反対。裕福な家庭に生まれた彼は、貧しい里親に育てられた私とは違う。みじめさに打ちのめされる彼女に、アダムが追い討ちをかけた。「ロンドンに出てきたとは驚きだ。君には田舎がお似合いだよ」そのさげすむような口調に、幼い恋心を打ち砕いた彼の冷酷な仕打ちがよみがえった。
  • アラビアの花嫁
    3.0
    ■大事に育ててきた従姉の忘れ形見に、王家の魔の手が忍び寄っていた。■従姉のエリカと同居していたフレディは、遊び回る従姉に代わって、彼女の子ベンの面倒を見てきた。だが、エリカの事故死でそんな暮らしが一変する。フレディはベンを自分の手で育てたいと願うものの、定職を持たないので生計を支える手段がなく、ベン父親が送ってくる多額の養育費に頼る日々だ。思案に暮れるフレディの前にある日、見知らぬ男性が現れた。クアマール王国の皇太子ジャスパー・フセインなる人物で、ベンの父親の弟だという。「母親失格の君からベンを保護するのが僕の役目だ」驚くフレディに、皇太子は甥を国に連れて帰ると宣言した。わたしをエリカと間違えているんだわ。戸惑いつつも、ベンと別れたくないフレディはある奇策を思いついた。■ヒーローはアラブの王国の皇太子。ヒロインのフレディはハンサムな彼に一目で心を奪われますが、彼の傲慢な態度に反発を覚え……。エキゾチックな雰囲気たっぷりです!
  • アラビアンナイトの誘惑
    3.5
    恋人が浮気しているのを見てしまい、打ちひしがれたマギーは降りしきる冷たい雨の中、髪から足の先までずぶ濡れになり、歩いていた。気分が悪くなり、身をかがめたとたん、長身で引き締まった体つきの男性に声をかけられる。中東の国シャジェハールの要人で、カリードと名乗った彼は、滞在している屋敷まで、高級車に乗せてマギーを連れていった。冷たくなった体を抱き上げられ、バスルームに下ろされたとき、カリードは魅惑的な低い声でささやいた。「さあ、服を脱いで」
  • アレジオ公国の花嫁 愛に惑う二人
    3.8
    重要な会議に遅刻しそうになり焦っていた建築士のジゼルは、空いたばかりの駐車スペースに自分の車を割りこませた。順番を待っていた高級車の運転席を見ると、男性が不機嫌そうに「なんて女だ」と言っているのがわかる。すると彼は車を降り、ジゼルの行く手をふさいでなじり始めた。まるで世界が彼の思いどおりになると信じているような剣幕で!隙を見て逃げだしたものの、数時間後、ジゼルは真っ青になる――その男性が、大事なクライアントとして目の前に現れたのだ。彼の名はサウル・パレンティ、ある国の王族出身の実業家だという。さっきの報復が始まるかしら……。ジゼルは自らの行いを悔やんだ。■堅実な人気を誇るペニー・ジョーダンの最新二部作は、絶対に読み逃せない豪華な設定。主人公が共通の連作を二カ月続けてお届けします。言い争いから始まった二人の恋は、どのようにして“世紀のハッピーエンド”へと向かうのでしょうか?
  • アンダルシアの一夜 王子に魅せられて III
    3.5
    「テキサスに行け。そこにおまえの求めるものがある」祖父フェリックス・レイエスの謎めいた言葉に従い、ルーカスはしぶしぶ旅立ち、驚愕の事実を知る。祖父は孫と友人の娘アリッサとの結婚を画策していたのだ。独身生活を楽しむ彼にその意思はなく、怒りばかりがこみ上げる。それはアリッサも同じだった。突然現れた傲慢な男の妻になるなど問題外だ。だが、土地の所有権の半分はすでにレイエス家のもので、結婚を拒めば、愛する我が家を手放す羽目になる。二人は打開策を求め、祖父のいるアンダルシアに旅立った。
  • 生きかえった花嫁
    4.0
    彼女は闇の世界から光が見えるほうへ這いあがろうとした。とたんに焼けつくような痛みが全身を貫いた。もう耐えられない。いっそ、目を閉じて死に神にこの身を任せようか。そのほうがどんなに楽だろう。「生きろ!」男の力強い声が聞こえた。誰が励ましてくれるのか、彼女は声のしたほうに耳をそばだてた。朦朧として、重いまぶたを開ける。「闘うんだ」光が射し、男の顔がぼんやりと視界に入った。まるで命綱のように、彼の声が彼女を生者の世界へと引き上げた。★HS-227『女伯爵の名誉』の関連作品です。前作でイングランド王子ジョンの部下だったウィリアム・デセヴェリンが、今回のヒーローです。★
  • 生け贄の花嫁【ハーレクイン・ロマンス版】
    3.0
    “野獣”との床入りの3日間さえ乗り切れば、晴れて自由の身になれる――! ゾーイは叔父に奴隷のようにこき使われて暮らしている。両親の死後、叔父に引き取られて財産を奪われたあとは、冷酷な仕打ちに耐えかねて逃亡するたび連れ戻され、自由などない。いつか故郷に帰って医療を学びたい。その夢だけが支えのゾーイに、野獣と呼ばれる裕福なシーク・ナディールとの結婚話が持ち上がった。ナディールは最初の花嫁を気に入らず、床入りのあと突き返したという。叔父は支度金に目が眩んだのだろう。だがゾーイに断れるはずもない。こうなった以上、婚礼の隙をついて国外脱出する以外、道はない。迎えた結婚式当日、ナディールに初めて対面したゾーイは息をのんだ。黒い瞳に黒髪の彼にみなぎる圧倒的なオーラ。この人が“野獣”……? ■叔父によって売られた不遇なヒロインの前に現れたのは、野獣とはとても思えないセクシーな花婿! 三日三晩続く婚礼の儀式の間、なんとか彼に心奪われまいと自身を戒めますが――。鮮烈な印象を残す作風で話題をさらったスザンナ・カーの伝説的デビュー作! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 異国から来たナイト 情熱の国の人
    3.0
    感情を持ち込んではいけないと知りつつもキスへの誘惑は抗いがたく……。■世間には伏せているけれどデイジーの父はアルツハイマーを患っており、正常な判断ができない状態で不利な契約を結んでしまった。法外な額を支払わなければならないが、なかなか思うようにいかない。とうとう契約相手の息子ダンテ・ガルバン伯爵が取り立てにやってきた。応対に出たデイジーは彼の魅力に圧倒され、ダンテも彼女の美しさに思考力を奪われそうになる。ふたりの間に性的緊張が高まるなか、彼は気持ちを引き締めた。あやうく唇を触れ合わせそうになった瞬間も切り抜けて、ダンテは無慈悲を押し通した。だが後日、あるパーティでデイジーに会うと、もはやダンテはキスの誘惑に勝てなかった。そのキスは彼を望ましくない方向に導くだろうとわかっていながら。
  • 異国の誘惑
    3.0
    海運会社に勤める有能な秘書クローディアはボスのサムからタザティーンへの出張に同行するよう求められた。サムはアメリカにいるときはただの支社長でも故国タザティーンに帰れば、やがては首長国を治めるシークだ。クローディアにとって初めての飛行機の旅、初めて訪れる国。普通なら心躍るはずのその旅はひどくつらいものになりそうだった。サムが出張と同時に家族が決めた名家の女性と婚約するからだ。この二年間、クローディアはひそかに彼を愛していた。その思いを告げることもできず、彼が婚約するのを目の当たりにしなければならない……。★かなわぬ恋とあきらめつつもボスを愛さずにはいられないヒロインのせつなさを丹念に描いた作品。キャロル・グレイスがお届けする人気のシークものです。★
  • 誘いの森
    3.0
    ★NYタイムズをうならせた作家 ヘザー・グレアムの最新刊★「皆さん、この城のあるじ、偉大な領主を想像してみてください……」スコットランドの古城を借り、観光客向けに架空の歴史物語を上演していたアントワネットたち6人の前に突然、馬に乗った男が現れた。彼の名乗ったブルース・マクニールという名も、馬上のりりしい姿も、アントワネットが創りだした領主そのもの……。幽霊を見たかのように唖然とする彼らに、ブルースはきっぱり言い渡した。ぼくの城を貸しに出した覚えはない、今すぐ出ていけ、と。

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  • イタリア貴族と飛べない小鳥
    3.0
    「きみは最高にきれいだ」彼は本気でそう言っているの? 社交界にデビューして数年になる伯爵令嬢のクレッシーは、いつまでたっても嫁ぎ先が決まらず、肩身の狭い日々を送っている。5人姉妹の中でいちばん不器量なわたし。一生花嫁にはなれないのかしら?そんなある日、娘を政略結婚の駒としか考えていない父親から、とどめを刺すような命令が飛んできた。“今年はもう社交界に顔を出さず、弟たちの家庭教師をしろ”しかたなくやってきた田舎の屋敷で顔を合わせたのは、信じられないほど美しい男性、ジョヴァンニ・ディ・マッテオ。クレッシーは熱い視線を送ってくる彼に戸惑いながらも魅せられる。彼が身分を偽って英国に来たイタリアの伯爵家の御曹司だとは思わずに。 ■瞬く間にヒストリカル・スペシャルの人気作家となったM・ケイ。屋根裏部屋で繰り広げられる官能の世界――作家得意の耽美ロマンスをご堪能ください。ヒロインは、『アラビアのプリンスと私』で脇を固めていたアームストロング家の三女クレッシーです。
  • 一年だけの結婚
    3.0
    シカゴの名家ダンベリー一族のデリクと婚約していたキャサリンは婚礼の直前、教会で花婿の浮気を目撃し、結婚を取りやめた。ところが上流社会の派手なイベントとあって多くのカメラマンやマスコミ関係者が集まっている。彼女をその場から助け出してくれたのは、デリクのいとこであり、〈ダンベリー・デパート〉の社長スティーヴンだった。彼がデリクとのいさかいから思いがけない窮地に陥ったとき、キャサリンは迷わず救いの手を差し伸べた。解決法は簡単だ。明日までにスティーヴンと結婚するのだ――一年だけの約束で。
  • 一夜が結んだ絆【ハーレクイン・セレクト版】
    2.0
    「ぼくに話すべきことがあるんじゃないか?」イタリア人実業家で元婚約者のダンテに迫られ、ジャスティナはもう逃げられないことを悟った。9カ月前のあの夜、二人はたがいに激しく求めあった。身分差を理由に彼の親族から疎まれて破局した過去も忘れ、最後の一夜のつもりで、ジャスティナは自らを捧げたのだ。彼の子を身ごもってしまうとは、思いも寄らなかった――。妊娠を知って追ってきたダンテの目は怒りに燃えている。なのに彼は臨月の彼女に熱く口づけし、お腹を優しく撫でる。まだ愛していることを悟られまいと、ジャスティナは抗うが……。 ■長年ロマンスの第一線を走り続ける人気作家S・ケンドリック。妊娠をきっかけにした復活愛を描く今作には、印象的な台詞があります。「愛は死んだとばかり思っていたが――」に続く、ヒーローの感動的な告白をお見逃しなきよう。感涙必至です。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 一夜に賭けた家なき子
    3.0
    計画妊娠ですって?いわれのない非難に、彼女は憤った。 「あの夜、おまえが死ねばよかったのよ」実の母親なら口が裂けても言えないはずの言葉を投げつけられ、スルハーディ国の王女レイラは絶望して、逃げるように国を出た。愛に飢えていた彼女は、行き着いたニューヨークのホテルで、世にも美しい男性、ジェームズ・チャッツフィールドと出会い、気づけば純潔を捧げていた──人肌のぬくもりが欲しい一心で。数週間後、思いがけず妊娠が判明し、レイラは愕然とする。一夜を共にした翌朝に別れたきりで、彼に連絡すら取れないのに……。しかもなぜか彼女の妊娠が新聞に報じられてしまい、その直後、怒りを露わにしたジェームズが突然現れた。「僕を罠にはめたのか?」 ■実母に疎まれ、愛を知らずに育ったレイラの思いがけない妊娠が、さらなる波紋を呼び……。人気作家C・マリネッリの意欲作!
  • いつか終わると知りながら
    3.7
    世界中の女性を虜にする悪名高き企業家、ウォリック・キンケイド。彼と一夜をすごすなんて、アンバーにとっては青天の霹靂だった。ましてや翌朝、一緒に暮らしてほしいと言われるとは。ただし、ウォリックははじめに釘を刺した――愛はおろか結婚も子供も望まないし、続いてもせいぜい1年だが、と。そんな身勝手な提案はつっぱねるべきだったけれど、すでに恋に落ちていたアンバーは彼の胸に飛び込んだ。10カ月後。最近、ウォリックの態度がよそよそしくなってきた。今夜も手料理を用意して待っているのに、彼は帰ってこない……。■アンバーの愛が深まるほど、ウォリックの態度は冷めていく。切ない恋の反比例には、彼の人生を享楽的なものにした、ある知られざる秘密が関わっていました。真実が明かされたとき思わず涙がこぼれる、ミランダ・リー渾身の感動傑作!
  • いつか涙の果てに
    4.0
    故郷を離れて街で孤独に暮らすクリスティのもとに、ある日、差し出し人不明の薔薇の花と手紙が届いた。まったく心当たりがなく、気味の悪さすら覚える。その後も、見えない相手の行動はしだいにエスカレートしていき、眠れぬ夜が続いた。たまらず警察に通報するが、駆けつけた刑事を見て思わず息をのんだ。そこには、彼女が初めて恋に落ちて破れたスコットの精悍な姿があった……。運命的な再会劇から始まる『危険な薔薇』と、悪の魔手から逃れようともがくふたりの絆を描いた『溺れた人魚』、ロマンティック・サスペンス2編を収録! *本書に収録されている「危険な薔薇」は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 偽りのダイヤモンド
    4.0
    ナターシャはイタリア人大富豪ラファエルの有能な家政婦。四年前、ラファエルは困窮して訪ねてきた彼女を雇い、以来、住み込みの使用人として家のことはすべて任せてきた。ある日、ラファエルの妹が失恋の痛手から神経衰弱で入院した。社交界の華である妹のニュースは、世間を騒がすに違いない。病状の悪化を心配したラファエルは、ふと妙案を思いつく。自分が電撃的に婚約を発表してマスコミの注意を引こう。妹が快復しだい、婚約は解消すればいい。そんな便利な婚約者として、彼はナターシャを選んだ――ひそかにラファエルを愛する彼女の気持ちなど気づきもせず。★ハーレクイン・ロマンスの人気作家シャロン・ケンドリックが贈る新作は、大富豪と家政婦の偽りの婚約に始まる切ないラブストーリー。後半、舞台はモロッコのマラケシュにあるシークの邸宅へと移り、エキゾチックな雰囲気を味わえます。★
  • 偽りの妻
    3.0
    楽しいはずの秘書の仕事。雇主がこれほど傲慢でなければ……。■珊瑚礁の島にある高級リゾートで、三カ月個人秘書を務める。派遣会社からもらった資料を見て、フルールはわくわくした。面接を受けるために、会場の豪華ホテルへ行くと、長身で強靱そうな体に、いかつい顔つきの実業家ブリン・ウォリスが待っていた。彼は射抜くような目でフルールを見るなり、荒いため息をついた。「君には無理だ。若すぎて未熟だ」いくらフルールが自分の有能さをアピールしても、ブリンはまったく聞く耳を持たない。それどころか、失礼な発言ばかりを重ねる。とうとう憤慨したフルールが席を立とうとしたとき、彼は突然、思いがけない言葉を口にした。「気が変わった。君さえよければ採用したい」
  • 愛しい嘘
    4.0
    冷徹なイタリア人実業家として知られるザンドロ・ブルネレスキは、亡き弟が遺した赤ん坊を引き取ることになった。そうさ、間違ってもリア・カメロンなどにこの子を渡すものか!リアは弟の恋人で、赤ん坊の母親だ。精神的に不安定で、信頼が置けない女。彼女にブルネレスキ家の一員を育てさせるわけにはいかない。だが、そのリアがザンドロの前に現れ、息子を返せと要求してきた。彼女は以前とはどこか違い、澄んだ瞳には芯の強さがかいま見える。恋人の死にショックを受け、母親としての自覚が芽生えたのかもしれない。ザンドロはそう思っていたが、違和感は日ごとに増すばかりだった。
  • シンデレラの最後の恋 愛しの億万長者 I
    -
    愛されなくてもいい。一夜だけ、あなたのシンデレラになれれば。 自分に自信のないララは、ある日、絶望の淵に突き落とされた。恋人の裏切りを目撃し家を飛び出したら、どしゃ降りに見舞われたのだ。よるべのない彼女は身も心もぼろぼろになり、やむなく雇い主夫妻を頼って、ナニーとして働く屋敷を訪れた。運よく、夫妻が休暇旅行で留守にするあいだ滞在を許されるが、そこには思いがけない人物がいた――雇い主の親友で大富豪のルーベン。彼も事情があって一時的にこの屋敷に滞在しなければならないという。こんなにハンサムな男性と二人きり、一つ屋根の下で過ごすなんて!だが、ララは思わず覚えた胸の高鳴りを戒め、もう恋はしないと誓った。片や取り柄のないナニーと、片や大富豪……分不相応な恋ならなおさら。■2016年度RITA賞の最終候補に2作品同時にノミネートされた、飛ぶ鳥を落とす勢いの実力派作家スカーレット・ウィルソン。その2部作〈愛しの億万長者〉の第1話をお届けします。失恋したヒロインを癒やす、大富豪の甘い甘い誘惑をお楽しみください!
  • 今ふたたびの愛
    3.6
    アニーが初めてその電話を受けたのは、ある深夜のことだった。「覚えているかい?」深みのある男らしい声。いったい誰?だが相手はそれ以上何も話さず、電話は切れた。奇妙な電話はその日からやむことなく続き、アニーは不安にかられた。彼女は11歳で最愛の父を亡くしたあと、継父から邪険に扱われ、実母からも疎まれて、ずっと孤独な人生を送ってきた。今ようやく努力が実り、夢の第一歩を踏みだしたばかりなのに……。そして、ついに恐れていた事態が起きる。電話の主マルクがアニーを連れ去り、人里離れた屋敷に軟禁したのだ。マルクは驚くほど魅力的な唇から、信じがたい話を語り始めた。 ■時代を超えて繰り返される男女の不思議な縁を、シャーロット・ラムが情感たっぷりに描きます。
  • 妹は秘密の妻
    4.0
    私はあなたの妻なのに。いつか結ばれる日は来るの? ジュリアンは共に育った義兄ヒースとの恋を両親に猛反対され、18歳のとき卒業旅行先のパリでひそかに彼と結婚した。ところが、幸せなはずの初夜は惨めな失敗に終わり、二人は別々の場所で暮らすことに。11年後、父が倒れたと連絡を受け帰郷したジュリアンは、再会したヒースに離婚を切りだされてしまう。あなたは私の初恋の人。心から愛しているのに……。離婚を拒んだジュリアンの胸を、ヒースが残酷な言葉でえぐる。「それなら、割り切った関係を楽しまないか?」もう愛していない妻と体を重ねて、なんの意味があるの? ■奇才アンドレア・ローレンスが描く、ドラマティックでちょっぴりミステリアスなエデン家の養子たちの物語がついに完結! D-1636『聖夜に魔法のキスをして』、D-1648『秘書に恋した億万長者』、D-1662『ウエイトレスの秘密』に続く関連作です。
  • 入れ替わった恋人
    4.0
    私は替え玉……見破られてはいけない。それなのに、恋に落ちてしまうなんて!■始まりは、あの同窓会だった。あの日、ローザと再会したばかりに。ローザのいとこレオを相手に、ハリエットの芝居がいま幕を開ける。同じ名門女子校を卒業した同級生のハリエットとローザは、双子と言ってもいいほどよく似ていた。そのことで、ずいぶん気まずい思いを味わいもしたが、八年の歳月を経て出会った二人はなぜかとても気が合い、悩みを打ち明け合っては姉妹のように親交を深めていった。そして、互いの問題の解決のためになされたのが、この提案だった!トスカーナで開かれるローザの祖母の八十歳の誕生祝いの席に、まさかハリエットがローザになりすまして来ることになるとは……。どうか無事に、この仮面劇を終えることができますように。吐息をついたハリエットをレオが見る。「君は変わったね、ローザ」レオは、私がローザでないことに気がついたのだろうか?
  • イヴが眠りにつくまで 光と闇の覇者 III
    3.5
    超能力を持つ一族同士として対立してきた、レイントリーとアンサラ。ユダ・アンサラは七年前、マーシー・レイントリーと一夜を共にした。一緒に過ごした時間はほんのつかの間だったが、ユダの血は熱くたぎり、何度も求め合わずにはいられなかった。しかし、ユダにとってマーシーは、いずれは滅ぼすべき一族の女。二百年前、彼の一族がレイントリーに滅ぼされかけたように。今、ユダはアンサラの王としてマーシーと再会しようとしていた。レイントリーの王族である彼女を、自らの手で葬るために。だが、このとき、ユダはまだ知るよしもなかった。父親の訪れを心待ちにする六歳の娘、仇敵同士の間に生まれた、抹殺されるべき運命の子、イヴの存在を……。★リンダ・ハワード、リンダ・W・ジョーンズとお届けしてきた三部作『光と闇の覇者』がついに完結。人気作家ビバリー・バートンが、その最後を飾ります。レイントリー一族とアンサラ一族の長い闘いに終止符を打つのは誰か。意外な結末を、どうぞお見逃しなく。★
  • ウエディング・ストーリー2008 愛は永遠に
    3.0
    「愛人の秘密」 ジュリア・ジェイムズ/アラーナは五年ぶりに突然再会した男性を見て愕然とした。たった六カ月だけ夢のような生活を与えてくれたギリシャ人の大富豪――レオン・アンドレアコス!だが楽園での暮らしは、恐ろしい出来事と共に終わりを迎えたのだった。彼女は今、茫然として立ち尽くすしかなく……。2「フィアンセを演じて」 シャロン・ケンドリック/家政婦のミスティは雇い主ジョヴァンニからの唐突な依頼に言葉を失った。彼の妹がマスコミの餌食になるのを防ぐため、しばらく婚約者を演じて世間の関心をそらしてほしいという。この四年間、雇い主への思いを隠してきた彼女は、ジョヴァンニの残酷な頼みに心を引き裂かれた。3「花嫁の決心」 ヴィッキー・L・トンプソン/結婚式の行われる教会に向かうリムジンの中で、プリシラは反省していた。六カ月前、彼女は今リムジンを運転しているジョッシュに振られたのだ。いくら見返すためとはいえ、好きでもない人と結婚するわたしの運転手に指名するなんて。後悔に駆られた彼女は大胆な行動を取る。4「パリでの出来事」 マリー・フェラレーラ/妹の結婚式に花嫁の付き添いとして出席するため、シャノンは両家の家族や親戚や友人と一緒にパリにやってきた。宿泊先のホテルで顔を合わせたのは、高校時代の同級生アンドルー。彼も花婿の付き添いを務めるという。魅力的な男に変身した彼に、シャノンは心ときめくが……。
  • 失われた永遠 狼たちの休息 XXI
    4.0
    テッサは、かつて誘拐事件に巻き込まれて記憶を失い、顔を整形したうえに大富豪の娘として育てられた。それから十七年がたったとき、十六歳になったテッサの愛娘が突然家出をするという事件が起きる。調査会社ダンディー・エージェンシーに捜査を依頼し、派遣されてきた調査員ダンテをひと目見てテッサははっとした。なぜだかわからないけれど、彼のことを前から知っている気がする。そして、自分でも覚えのない熱い気持ちが込み上げるけれど……。だが茫然と彼を見つめるテッサは知るよしもなかった――ダンテも彼女と同じ思いにとらわれていることを。★ハーレクイン・スポットライト・プラス・エクストラでは、大人気の作家たちの長編作品を主にお届けしていきます。今月のビバリー・バートンの好評ミニシリーズ『狼たちの休息』は、スポットライト・プラスとともに来月以降も3カ月連続で刊行予定いたします。★
  • 嘘つきな恋人
    3.7
    ★ひと夏の恋は終わっていなかった。彼女にとっては……そして彼にとっても。★大勢の客でにぎわうロンドンのナイトクラブでエロイーズは思いがけずマーカス・クーヴァリスと再会した。ギリシアの島で休暇を過ごしていた十九歳の彼女が、ひと目で恋に落ち……その後二度と会うことのなかったマーカス。初めてのデートを楽しんだ日の翌朝、彼は病気の父を見舞うため島を離れ、それきり戻ってこなかった。エロイーズは待った。彼からの連絡を待ち続けた――彼女の人生に影を落とす、ある事件が起きるまでは。あれから五年。マーカスも彼女を捜し続けていた。けれども、彼の胸を熱く燃え上がらせているのは恋ではなく、復讐の炎。彼をだましたエロイーズへの復讐心だった。そうとも知らず、エロイーズは彼とダンスをし、翌日のディナーの誘いにも応じた。ひそかな不安は胸にしまい込んで。
  • 嘘つきな大富豪 三姉妹に愛を! I
    4.0
    ネルソン家の三姉妹は、疎遠だった祖母から、百万ドルと引き替えに曾甥トッドと結婚してほしいと頼まれる。祖母の頼みをむげに断るわけにもいかず、代表として長女のジュリーが、渋々彼とデートをすることになった。結婚相手を探すのに大金が必要だなんて、ろくでもない男性に違いない。そう思っていたジュリーだが、会った瞬間、驚いた。予想に反して、トッドはすばらしく魅力的な男性だったのだ。たちまち心奪われ、がらにもなくジュリーはその夜のうちにトッドに身を捧げてしまう。彼が本当は誰で、何をたくらんでいるのかも知らずに。★シルエット・ディザイアはおかげさまで1200号を迎えることができました。皆さまのご愛読に心から感謝いたします。記念号を飾るのは大人気作家スーザン・マレリーが紡ぐロマンス。著者からの祝福メッセージつきです。★
  • 嘘と秘密と一夜の奇跡
    4.0
    傲慢な夫は去っていった──最初で最後の贈り物を私に残して。 別居して1年近く、ジョアンナは離婚について話し合うため、大富豪の夫マットの屋敷を訪ねた。彼への愛情などもう残っていないと思っていたのに、再会するなり、思いがけず胸の高鳴りを覚えたジョアンナは、自分を叱りつけた。騙されてはだめ。彼の酷い仕打ちを忘れたの?二人の話し合いはしだいに熱を帯び、抑圧された情熱が炎となった。翌朝、マットのベッドで目覚めたジョアンナは動揺して逃げだすが、やがてさらなる動揺が彼女を襲う──妊娠していたのだ。だが、時すでに遅し。マットは新天地へと旅立ち、連絡も途絶え……。 ■大御所作家アン・メイザーが描く、ほろ苦い大人のロマンスをお楽しみください。夫と妻の絆を試すかのごとく次々と襲いかかる難問、複雑な男女の機微。ベテランの筆が冴える情感豊かな物語です。
  • 嘘と秘密と白い薔薇
    4.0
    第5代ウィンダム男爵ジュリアン・アシュトン・カーライル。それがケイトが最初で最後に恋した相手であり、美しく利発な7歳の息子、ジュールズの父親でもあった。18歳の夏、ケイトはイギリスで一世一代の恋に落ち、破れた。身分違いだと反対する彼の母親に抵抗しきれなかったのだ。きっと彼はその後伯爵令嬢と結婚し、子供も生まれているだろう。今もときどき心に巡る、そんな思いを振り払うように出社したある朝、イギリスからの新しい顧客を紹介されたケイトは愕然とした。目の前に立っていたのは、あの愛しいジュリアンだった。忘れもしない青い瞳で彼女を見つめ、彼は“はじめまして”と言った。■ヒロインとヒーローの断ち切れない絆だけでなく、2人を取り巻く人間たちの葛藤や心の闇までも描き出すベテラン作家のM・ウェイ。引き裂かれた恋人たちが運命に導かれ、再びひとつの愛に帰るまでを繊細に綴ったこの作品は、読む者の心に深く残ることでしょう。
  • 嘘のまま愛して
    4.0
    控えめで有能な会計士サスキア・ロジャーズは、ギリシア人の新社長アンドレアスを前にして、言葉を失った。ゆうべサスキアは、恋人の浮気を疑う親友に泣きつかれ、わざと派手な女を演じて彼を誘惑し、誠実さを試すことにした。後から、声をかけた男性が別人だったことに気づいたのだが、その相手こそ、いま目の前にいるアンドレアスだったのだ。誤解を解こうとするも彼は耳を貸さず、サスキアを蔑むばかり。そして途方に暮れるサスキアに、信じがたい脅しをかけてきた。僕の婚約者のふりをしてほしい――断るなら解雇する、と。

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