★私たちは大人になって、再び出会う運命だった――傷ついた心をかかえて。S・ウィッグスが繊細に描く、コンテンポラリー・ロマンスの極地!★海辺のイタリアンレストラン〈セレスタズ〉の閉店が迫った時刻に、一組の客が店に入ってきた。夏になるとこの地方を訪れる東海岸のセレブ、別荘族のグループだ。その中の一人の視線に、レストランオーナーのローザは凍りついた。アレックス・モンゴメリー――昔、庭師の父が通っていた別荘のお坊っちゃま、そして幼いローザの、夏の間だけの親友。二人がティーンエイジャーになったとき、その友情は未熟な愛情へと形を変えた。直後に引き裂かれる運命だとは知る由もなく……。予期せぬ再会に、ローザの胸に忘れたはずの痛みが走った。
Posted by ブクログ 2016年08月13日
海辺のイタリアンレストランのオーナー ローザには忘れられない人がいる。
夏の間に逢えていた幼なじみのアレックス。
友情は愛情へと形をかえるが、身分の違いや周囲の反対に引き裂かれていった。
10年後、二人は再び出会う…。
うん、良かった。
アレックスとの子供の頃の話とか、二人がどんな風にお互いにと...続きを読む