哲学・宗教・心理作品一覧

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  • LGBTQ+のこころの健康ガイド!毎日5分+αでありのままの自分を愛せるように10分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 私は1975年(昭和50年)生まれのゲイ男性です。 ゲイ男性ですので、生物学的な性別(ジェンダーまたはセックス)は男性、心の性(ジェンダー・アイデンティティ)も男性、性的指向(セクシャル・オリエンテーション)も男性(シスジェンダーのゲイ男性)です。 また身体障害者(HIV感染症)かつ精神障害者(双極症Ⅱ型)の当事者でもあります。 そんな私は現在、産業カウンセラーの資格を取得し、心理カウンセリングのサービスを提供しております。 そしてクライエント様(相談者様)の約9割以上が、私と同じセクシャル・マイノリティの方です。 日々、その様なクライエント様のお話を聴き、そして自分自身の体験や経験と照らし合わせてみたとき、 『セクシャル・マイノリティの方がこころの不調に陥る原因の共通性』について気付きがありました。 本書は、セクシャル・マイノリティの方でこころの不調を抱える方が、ご自身と向き合い、 その不調を改善するためのヒントを、認知行動療法的なアプローチから実践するための指南書です。 さらに、セクシャル・マイノリティの方を支援する方や深く関わられる方に本書を読んでいただき 『セクシャル・マイノリティの方の中にはこんな心理が働いているかもしれない』と言うヒントを見つけていただくための参考書です。 【著者紹介】 木村健一(キムラケンイチ) 1975年岐阜県郡上市生まれ。長く理学療法士として医療機関に勤務しつつ、夜間大学や大学院に通学し、社会福祉士の資格や修士号を取得。 20代でHIV陽性告知を受けた際に心理カウンセリングを受けたことで、心理職として働きたいと思っていたところ、30代には双極症の診断を受ける。 しかし、40代で産業カウンセラーの資格を取得したことをきっかけに、医療機関を退職。 50歳を目前にして心理カウンセリングサービスを主軸とした事業を開業。 現在は、自身のセクシャリティ・障害などを広く開示しながら個人事業主として活動中。

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  • ここぞという勝負どころで思い出せ。緊張への簡単対応術7選10分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 人生には様々な勝負どころがある。 入学試験、企業面接、社内プレゼン、歌のステージでのパフォーマンス、スポーツの試合、意中の異性への告白シーンなど、枚挙にいとまがない。 そしてそのような場面では、人は緊張してしまうものである。 緊張してしまうと身体に変化が起こり、自分の本来持っている能力を100%発揮できない。 やろうと思っていたことを忘れてしまったり、全然別のことをやってしまったりするのである。(そしてそんな自分に自己嫌悪。) 本書は、そんな経験が一度はあるであろう人に向けて書かれた書籍である。 本来は、有名大物芸能人や、一流スポーツ選手の手記などを参考にするのが良いかもしれないが、たいていは、そんなすごい人たちのメンタルはとてもマネできないであろう。 少なくとも筆者の場合がそうであった。 筆者はごくありふれたサラリーマンである。 少し変わったところと言えば、社会人になって始めた趣味のジャズボーカルやオペラ合唱で、数百人収容の中規模ホールのステージで歌った経験が人より多いことであろう。 そして、実はこの経験は、仕事の場面で社内プレゼンなどで大いに役に立っている。 本書では、主に趣味の歌の経験を通して身につけた「緊張との向き合い方」を簡単対応術として、述べてみた。 読者におかれては、一般庶民感覚で書かれた文章を読み、「自分にもできそうかも」と思ってもらえれば幸いである。 最後にワークシートも準備した。 こちらも簡単に取り組める内容なので、是非有効活用してほしい。 【目次】 緊張がもたらす身体的変化 対応術1:事前にとにかく練習しよう 対応術2:緊張は悪いことではないと知ろう 対応術3:観客はじゃがいもと思いこもう 対応術4:自分のルーティンを見つけよう 対応術5:違う自分を演じることを楽しもう 対応術6:緊張していないと伝えよう 対応術7:緊張して失敗した経験から学ぼう ワークシート:紙に書き写して貼ろう 【著者紹介】 春野颯介(ハルノソウスケ) 自称「夢実現請負人」。 大手企業でのエンジニア歴25年以上、2025年現在も現役。 プレゼン資料作成、設備図面作成、技術者育成、講義動画編集、現場施工安全管理、など、様々な業務に着手。 趣味で国際交流ボランティアに長年従事、人と接し、気持ちを考え、形にしていくことが好き。 「洗練された言葉や文章で、様々な人の夢のお手伝いをしたい」が現在の願い。

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  • 八ヶ岳【縄文特区】エンディング・ヴィレッジ構想のすべて
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    元祖サスティナブル社会「縄文」が、八ヶ岳の地でスパイラル進化する! 令和の大飢饉(食糧危機)やスーパーデンジャラス期間の到来が囁かれる今、 楽しく生きるために最も必要なものを結集したコミニティー作りが始まっています。 ・この構想は、雛型として作られたキブツ八ヶ岳のコミュニティ活動から始まっている ・日本という国の中にもう1つ新しい国の社会をつくる!? ・万が一に様々な有事が発生しても、安心してサバイバルを生き抜ける設計 ・定住しているコミュニティメンバーだけでなく、緊急時に避難してきた人々をサポートする ・歳をとってリタイアした人々が悠々自適にのんびりと余生を過ごす場所でもなく、病気になってからやってくる場所でもなく、年齢問わず元気なうちからもやってきて、老若男女、子供たちも、入り混じって、誰もが自分の個性を生かし、自分の役割を持って生き続けることが、自分のためにもなり周囲のためにもなり、最期まで安心して充実した人生を過ごせるコミュニティ ・1万年以上も前から江戸に至るまで日本は世界トップクラスの環境先進国のサスティナブル国家であったのです。 ・だから、いまさら文明の道を歩んでうまくいかなかった文明人のSDGsについていけなくとも、元祖サスティナブル民族として叡智を再び取り戻せば、本質的なSDGsで世界を持続可能な未来へと牽引していくことができます。 ・縄文回帰をしながらも、これまで積み上げてきた文明の叡智も融合させた両方の力、新しいけど古いもの、古いけど新しいもの。2つが1つ、ニホンが1本となるこの日本の共生のコミニティー、それがネオ縄文です! 赤ちゃんとして生まれてから、子供として学び合いながら育ち、やがてコミュニティで大人になって働くようになり、最期はコミュニティの中で死を迎えられる。エンディングだけでなく、オープニングの生まれる時から亡くなるまで一貫して、そのコミュニティを出ることなく、幸せに生涯を終えることができる場を目指すのが、八ヶ岳エンディング・ヴィレッジの理想的なコミュニティスタイルです。 多世代コミュニティであることが大切なのは、世代を超えて刺激を与え合ったり、役割に分かれて助け合うだけでなく、人の循環によるコミュニティを持続可能にしていくことができることにも大きな意味があります。 あらゆることを想定して徒歩圏内で動き回れる村構想、そのために必要な立地場所として、山梨県の北杜市、その中でも大泉町西井出地区の標高1000mエリアに照準を絞ってエンディング・ヴィレッジのプランは進めています。

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  • 病いのリアリティ 臨床民族誌の系譜
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    本書は,医療人類学や文化精神医学の知見を踏まえて,病いや苦悩をめぐる精神科臨床につなげていこうとする論集である。なぜ精神医療の領域のものに,民族誌(エスノグラフィー)といった,人文・社会科学系の場違いにみえる方法を持ち込もうとするのか? 今日,細分化され精緻化された専門領域の臨床マニュアルを携えてアプローチすれば済むことではないか? そう思われるかもしれない。しかし,一旦患者や家族,相談者の側にたつとはっきりするが,それだけでは病いや苦悩を抱えた人の経験の核心には届かないのだ。それを超えるリアリティを感じ,さらにはそれを手に入れるためにはどうしたらいいのか。 著者は,臨床人類学の物語論から,力動精神医学の歴史へとさかのぼり,さらに民俗学ないし民族誌学的な視点へと迂回する「北西航路」をたどろうとする。それは,あくまで人文科学系のアプローチであるが,じつは身体になじませ,「身体技法」にいたる,環境的で生物学的リアリティを含む部分をゴールに据えようとするものなのである。この領域の圧倒的先達であるクラインマンやグッド,土居健郎や中井久夫から,シャルコーやジャネやミッチェル,ドゥヴルーを経て,子規や柳田国男に導かれるこの一種の「回峰行」を,読者とともにたどれたらと思う。

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  • ミルトン・エリクソンの催眠療法ケースブック
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    学習された限界を超えて自分自身が持つリソースを利用し,可能性を求めていくミルトン・エリクソンの仕事は,催眠療法のみならず,心理療法全般に大きな影響を与えてきた。 本書では,「ユーティライゼーション・アプローチ」や「治療的ダブルバインド」,「複合暗示」,「後催眠暗示」といったエリクソン催眠の基本的なテクニックがあますところなく紹介されている。 主な構成として,一章から四章まではエリクソンのアプローチの説明と練習に当てられている。五章以降には主要な逐語のケース記録が六編、そして『アンコモン・セラピー』のようにまとめられたケース記録が十編、さらには厳選されたショートケースとその分析の練習が掲載されている。このように、本書は基本的にはロッシが自ら学習し、その経験を読者にも提供するという形式となっており,エリクソンの催眠の逐語録、さらにはアンコモンなケースを参照しながら、エリクソンの考え方を勉強していくという学習の書となっている。 『ミルトン・エリクソンの催眠の現実』,『ミルトン・エリクソンの催眠の経験』に続くエリクソンとロッシの共著三部作が完結!

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  • 境界性パーソナリティ症の弁証法的行動療法ワークブック エクササイズを使って症状を軽減しウェルビーイングを高めるために
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    著者のスゼット・ブレイは,全編を通じて,BPD当事者の抱える苦悩にやさしく寄り添い,その苦悩の自己理解を助け,その苦悩を受け入れると同時に良い方向に変えていく(これが「弁証法」です)ためのスキルを,超具体的に,わかりやすく紹介してくれています。そしてそれらの考え方やスキルは,BPD当事者のみならず,何らかの苦悩を抱えながらこの世を生きる全ての人にとっても役立つものだと思います。 (「監訳者あとがき」より)

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  • 新装版 科学者たち58人の神観
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    一流研究者の多くが科学と宗教は対立しないと語る。本書はその神観を、伝統的宗教の人格神は信じないが宗教を受け入れるグループ、人格神を否定し理神を信じるグループ、印度哲学的「梵神」を研究するグループに大別し、さらに過去から未来の神観を俯瞰する。※2021年1月刊行の『科学者たち58人の神観の新装版(同内容)。 本書に登場する主な人々 ・ペンローズ…2020年度ノーベル物理学賞者 ・シュレーディンガー…「シュレーディンガーの猫」の思考実験で知られる ・アインシュタイン…相対性理論など数々の業績のある天才 ・ハイゼンベルク…不確定性原理など量子力学に多大な貢献 ・スピノザ…人格神を否定し革新的な汎神論を説き現代哲学に大きく影響 ・ユング…深層心理を深く分析し人間の無意識の奧底にはある人類共通の「元型」を提示 ・湯川秀樹…中間子の存在を予測し日本人初のノーベル賞受賞 ・他に、ガリレイ、ニュートン、ピタゴラス、プラトン、など 【著者】 森神等覚 もりがみ とうかく 福岡生まれ。文筆家。思想家。維摩會管長。 中学・高校とミッションスクールの西南学院に通い、キリスト教教育を通して聖書と西洋思想に親しむ。高校卒業後、しばらく精神の放浪にて見聞を広めた後、立正大学仏教学部に特待生として入学。昭和54年度卒。卒論は『龍樹研究』で空観に於ける異蘊の解明。業界紙記者などを経た後アメリカに移住。地球世界の文化を見て歩き人間研究を行なう。後に帰国。釈尊の語られた真理を現代に即した形で説き、50年にわたり3万人以上を指導。著書に『ループ』『タオと宇宙原理』『人生は残酷である』『侘び然び幽玄のこころ』、英訳”Tao and The Cosmic Principle”他多数。令和6年、森神等覚に改名。

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  • 新装版 人生は残酷である-実存主義(エリート)の終焉と自然哲学への憧憬
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    『侘び然び幽玄のこころ』で日本の美しくも厳しい精神哲学を解き明かした著者が、「生きること」の本質と<自分>という存在の根源的命題を問う。人類73億人のほとんど全員が一生考えることなく終わってしまう人間の根源的命題<自分>について考察する。 現代哲学の在り方に疑問を呈しながら、新たな哲学(自然哲学=純粋哲学)の必要性を提示している。 著者が一貫して言わんとすることは、エリートと言われる人たち即ち学者や評論家あるいは一流企業人や官僚たちが、ただそれだけでエリートとして通用している事への懐疑と、政治家の器と視野の狭さに対する批判である。何より、戦後日本が1966年来日の哲学者サルトルによってアンガジェされた現実への警鐘である。いまだに言論人の支柱となっているアンガージュマンによって左翼思想が蔓延し、日本人の無思考化への著しい悪影響を与えていると分析する。 そして、著者は読者に問いかける―。 「人が考えるということ」「思索すること」とはどういうことなのだろうか。 そして「自分の人生を生きる」とは。 さらには、「自分」が「存在する」ということの本質は何だろうか、と問い直す。 「自分」はなぜ、<自分>なのか―。 高き理想を目指し、いま目の前にある現実を前向きに生きる― この一見矛盾する事柄を止揚統合してこそ、真に生きるということであり、人にはその課題が与えられていると著者は説く。そのためには、自分の頭で思考し、自分の足で人生を切り拓くしかない、と著者は語り掛けてくる。 社会批評でありながら、読者に<自分>や「人生」について思考させずにはおかない「真に生きる」ことを求める人のための1冊である。 ※2017年4月刊行の『人生は残酷である』の新装版(同内容)。

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  • 新装版侘び然び幽玄のこころ─西洋哲学を超える上位意識─
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    あなたは「侘び然び(わびさび)」の違いが説明できますか!? 海外でもwabisabiとして知られ、日本人の世界観や不完全なる美、仏教の無常観と結びついたものと説明される「侘び然び」。日本人の精神の支柱と言われながら、いまや日本人の大半が説明出来ないのが現実だ。 本書では、それぞれの語源に触れ、それらが包含する精神性について明瞭に語っている。 「侘び然び」は、古典や、古の貴族やエリートだけのものではない、と著者は言う。真実の歴史は常に下層の民衆たちによって創られてきたものであり、民衆の日々の苦悩や忍耐、悲しみの中から「侘び然び」は生まれたという。 その侘びの完成へと向かう意識こそが、日本人が世界に誇り得る世界最高の精神文化であると著者は述べる。そこには、デカルトやカントにも勝る「西洋哲学を超える上位意識」としての哲学性が有されている―。本書の終盤は、仏教に精通する著者の真骨頂である。 「侘び然び幽玄」は、現代日本人のDNAにも確かに根付いているように思われる。それを再度見出し、日本人としてのアイデンティティを確立するための必須の書である。 ※2015年1月刊行の『侘び然び幽玄のこころ』の新装版(同内容)。 【著者】 福岡生まれ。文筆家。思想家。維摩會管長。 高校卒業後、精神の放浪にて見聞を広めた後、立正大学仏教学部に特待生として入学。昭和54年度卒。卒論は『龍樹研究』で空観に於ける異蘊の解明を論じた。釈尊の語られた真理を現代に即した形で説き、50年にわたり3万人以上を指導している。 著書に『科学者たち58人の神観』『ループ』『タオと宇宙原理』『人生は残酷である』、英訳”Tao and The Cosmic Principle”他多数。令和6年、森神等覚に改名。

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  • 民衆こそ王者 池田大作とその時代 21 大いなる希望ーー未来部へのエール篇
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    月刊「潮」で大好評連載の 単行本化第21弾!!! 「21世紀をすべて君たちに託したい」―― 子どもたちの未来を見据え、その土台に なろうとした池田SGI会長の願いを描く!
  • 紀野一義の法句経講義
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    原始仏教の経典『法句経』を、大乗仏教の視点から読み解くユニークな講義録。愛や自立、人間関係といった普遍的なテーマを、著者・紀野一義が、豊かな人生経験とあたたかな眼差しで平易に説く。現代人の心に響く仏教入門の決定版。

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  • 瑞法の尼寺めぐり
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    全国三十六カ所の名高い尼寺を巡り、そこで出会った尼僧たちの生き方や祈りの風景を丹念に綴った珠玉の巡礼記。華やかさを離れ、静かに仏に生きる女性たちの姿に心打たれ、読む者の心にも安らぎが広がります。訪ね歩くうちに浮かび上がる日本の信仰文化と、尼寺ならではの優しさと厳しさ。現代人にこそ響く、もうひとつの旅のかたち。

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  • 内向型を強みに変えて自分らしく生きるためのヒント10分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 あなたは「私は内向型だから強みがない」とか「この社会で生きていくためには、外向型に変わるしかない」と考えていませんか? 実は私も超がつく内向型人間で、生きにくさを感じていたひとりです。 しかし、世の中は圧倒的に外向型の人が多いため「自分には強みがない、変わらないといけない」と思い込んでしまったのです。 外向的な性格に憧れを抱いて本来の自分に反して行動的になったときもありましたが、無理に自分を抑えていると、かえって疲労感も溜まり心の負担にもなりました。 あるとき、内向型の概念を知って自覚してからは「内向型を受け入れて、自分らしく生きよう」と決めて行動するようになりました。 「人は人、自分は自分」という言葉があるように、無理に外向的になろうとするよりも、自分の経験で培ってきた感覚を大切にしていくほうが生きやすくなったと体感しています。 今回は私と同じように、内向型であることに悩んでいる方へ向けてこの本を執筆しました。 内向型には外向型にはない強みがあります。 本書が、あなたにとって「内向型を強みにして、自分らしく生きるためのヒント」となれば幸いです。 【目次】 本書の使い方 1部 内向型の自分を受け入れる 2部 身の回りの刺激を整理する 3部 ときには自分を優先する 4部 自分について考える時間 5部 思考と行動における内向型の強み 6部 コミュニケーションにおける内向型の強み 【著者紹介】 鬼川桃果(オニカワモモカ) ウェブライターとして活動中。 これまでの人生で得た知識を書籍を通して、読者の方に役に立ててもらうため執筆。 今回は「内向型の生き方」をテーマに、内向型の人たちが少しでも生きやすくなるヒントをまとめたものである。

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  • 絵で見る聖書物語
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 壮大な『聖書』の世界を平易な文と迫力ある絵画で読み解く。聖書には人類の罪と罰が繰り返し描かれる。その多くは罪深い人類に向けて発せられた奥深い神の言葉であり、難解な表現に彩られている。その真意を読み解き、20年余の歳月をかけて描き上げた大著。
  • 「実験」とは何か 科学・社会・芸術から考える
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    先端科学のラボラトリーで、社会政策の「実証実験」で、そしてアートの前衛で、人は「実験」の名のもとに、いったい何をしているのだろうか。リービッヒの研究室から、鎌倉の交通実験、ケージの「4分33秒」まで、STSの最新成果をもとに、「実験」という思想/実践の多様な生態系を、科学・社会・芸術の3つの領域を横断して探索する。 【主要目次】 始めに 第1章 科学実験 序 Ⅰ STSにおける実験とラボ Ⅱ 実験/ラボラトリー概念の系譜学 Ⅲ 近代的ラボの原型 Ⅳ 実験とスケールの問題―ビッグ・サイエンスとその周辺 Ⅴ 実験と非線型性 Ⅵ ラボとフィールドの間 結語 第2章 社会実験 序 Ⅰ メタファーとしての実験 Ⅱ 政策における実験 Ⅲ 中間考察 Ⅳ 参加と研究の間で―交通系社会実験 Ⅴ 小回りに実験する―建築系社会実験 Ⅵ ラボ、社会に出る―(都市)リビングラボ 結語 第3章 芸術実験 序 Ⅰ 実験音楽の世界 Ⅱ 偶然のもう一つの相貌―デュシャン、ゾラ、パタフィジック Ⅲ 中間考察 Ⅳ 科学・芸術・STS Ⅴ 芸術的研究(AR)というハイプ 総括 第4章 STSと実験再考 Ⅰ 残された論点 Ⅱ 理論と実験 Ⅲ 学習の実験的領域再考
  • 哲学を愉しく学ぶ──哲学の授業法
    完結
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大学哲学科1年生の「基礎演習」の授業実践から育まれた、哲学者による日本初(?)の「哲学の授業法」! 哲学は「わかる」ものではない、学ぶものだ。哲学することは学ぶことができるとカントも言っている。そして哲学することはとても愉しい。何しろ、それは哲学書との対話であり、哲学者と共に考えることなのだから。
  • カントにおける〈法〉中心の自由論──商業平和論/デモクラシー平和論へのアプローチ
    完結
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カント政治哲学の歴史的・現代的意義について、英米独の政治社会思想史をふまえ、かつ社会的現実および人間の自然本性についてのカントの言及に着目して、平和構築への具体的展望を念頭に置きつつ明らかにする。
  • 一元論の多様な展開──近代ドイツ哲学から、世紀転換期の英米哲学を経て、現代の分析哲学まで
    完結
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一元論」はもっぱらスピノザやヘーゲル、ブラッドリーらの名と共に語られてきた。本書では近代ドイツ哲学から世紀転換期英米哲学を経て現代の分析哲学まで、多様に展開してきた「一元論」の哲学史を一望する。一八世紀から現代に至る「一元論」の哲学史。近代ドイツ哲学から世紀転換期英米哲学を経て現代の分析哲学まで、多様に展開してきた「一元論」の哲学史を一望する。
  • 技術哲学入門
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    <テクノロジーの起源は人間よりも古い> 注目高まる技術哲学の分野における、最良の入門書が待望の邦訳。 技術哲学の開拓者たるドン博士が生前に行った北京大学での講義 +国内の専門家による概論で本領域全体の俯瞰が可能になる。 技術が組み込まれた人間の体験は時代に応じてどのように変化するのか。 西洋中心主義的な歴史観を批判しつつ、技術の起源の多元性に遡る。 本書は、アメリカの科学技術哲学者であり、現象学やプラグマティズムの造詣も深い ドン・アイディによる技術哲学の入門書。 アイディは、ハイデガーやベンヤミンといった現代社会における技術批判の哲学者を 第一世代とするならば、彼らを乗り越えようとした第二世代の技術哲学者の筆頭となる。 本書の原書(英語)は、全体で80ページほどの短いもので、かつ、北京大学の大学生 に向けて行われた講義を基にしており、彼の哲学への入門的な案内書ともなっている。 【目次】 第1章 ポスト現象学とは何か? ・第一ステップ:プラグマティズムと現象学 ・第二ステップ:現象学とプラグマティズム ・第三ステップ:「経験的転回」 ・ポスト現象学とは何か? 第2章 テクノサイエンスとポスト現象学 ・現象学と技術哲学 ・現象学とアハターハイスのリスト ・テクノロジーからテクノサイエンスへ ・テクノロジーの現代哲学 第3章 見えないものの可視化:イメージング・テクノロジー/画像化技術 ・経験的転回 ・歴史的な変項/ヴァリエーション ・第二の革命 ・ポスト現象学、ふたたび 第4章:事物は語るか?:物質の解釈学 ・視覚的解釈学 ・物質的解釈学 ・エッツィ、あるいはアイスマン ・物質的媒介 ・聞こえないものに声を与える
  • 元信者が告発 統一教会解散命令の真実 政治の不作為がもたらした40年の闇
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    偽装勧誘、献金地獄、マインドコントロール、そして家庭崩壊。 親の信仰に翻弄された宗教2世の告白が、社会を、そして国を動かし、解散命令に至るまでの軌跡。 日本人を欺いてきた組織に鉄槌が下る! 【内容】 詐欺悪質商法に詳しいジャーナリストとして活動していますが、統一教会内での信者としての経験が原点になっています。 当時は、勧誘する人を「天国に誘い、救うため」と思っていましたが、教団を離れてわかったことは、いかにして「神」の名のもとに人々をだましてお金をとるのかの活動をしていたかです。 脱会後、そうした悪質な手法を経験してきた者として、だまし打ちするような形で、お金を取る行為は許せないという思いのなかで、2000年代より、街頭のキャッチセールスや、悪質商法や詐欺行為の行われる現場をルポして、その話術や手口を世に伝える形で、多くの人が被害に遭わないようにとの思いで、注意喚起してきました。 しかし、社会にもっと教団の組織的な違法行為を世の中に知らせられていれば、絶対にあってはならない殺人の行為は起こらなかったのではないかという悔いも、元信者として抱いています。 統一教会はなぜ解散命令の司法判断を受けなければならなかったのでしょうか。取材をした内容をもとに、これまでの軌跡をまとめます。 【目次】 第1章 なぜ統一教会は解散命令を出されたのか 第2章 宗教2世らへの児童虐待を長年し放置し続けた実態 第3章 1世信者はどのようにして組織的な教化を受けたのか――偽装勧誘からの教義を抵抗なく受け入れされる実態 第4章 信者として神の愛の実践と称しての布教やお金集めの勧誘 第5章 統一教会が元信者、その家族に引き起こしてきた、心とお金の深刻な被害 第6章 統一教会の元信者幹部、ジャーナリストらが語る、過去の統一教会の実態 第7章 解散命令への軌跡 【著者】 多田文明(ただ・ふみあき) 1965年、北海道生まれ、仙台市出身。ルポライター、キャッチセールス評論家、詐欺・悪質商法に詳しい犯罪ジャーナリスト。日本大学法学部卒業。雑誌「ダ・カーポ」にて『誘われてフラフラ』の連載を担当。2週間に一度は勧誘されるという経験を生かしてキャッチセールス評論家になる。キャッチセールス、アポイントメントセールスなどへの潜入は100ヵ所以上。悪質商法や詐欺などの犯罪にも精通する。著書『ついていったら、こうなった』(彩図社)、『だまされた! 「だましのプロ」の心理戦術を見抜く本』(方丈社)、『ワルに学ぶ黒すぎる交渉術』(プレジデント社)、『信じる者は、ダマされる。元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)、『マンガ ついていったらこうなった』『サギ師が使う 人の心を操る「ものの言い方」』『サギ師が使う 交渉に絶対負けない悪魔のロジック術』『人の心を操る 悪の心理テクニック』(以上、イースト・プレス)など。

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  • 身体性認知とは何か 4E認知の地平
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    認知は脳内だけで生起しているのではない。身体やそれを取り巻く環境との相互作用が認知において重要な役割を果たすとする身体性認知について、認知科学の知見も踏まえ、4E認知の視点を整理し、その哲学的な原理を考察するコンパクトなテキスト。 Shaun Gallagher, Embodied and Enactive Approaches to Cognition, Cambridge University Press, 2023の全訳。 【主要目次】 心を身体化する:本文への導入  田中彰吾   第1章 イントロダクション:身体性認知とは何か?   第2章 身体性認知のフィールド   第3章 第一のE:身体性   第4章 第二のE:埋め込み認知   第5章 第三のE:拡張性認知   第6章 第四のE:エナクティブ認知   第7章 因果関係、構成、自由エネルギー   第8章 結語:いくつかの実用的な含意と応用   訳者あとがき   引用文献
  • 元の自分を取り戻す「朝ヨガ」たった一分でお気に入りの人生が動き出す!20分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 おはようございます。 筆者は気づいてしまったのです。 残りの人生をお気に入りの時間割りで過ごすためには、毎朝のヨガが鍵だ!ということに。 テキトーでいいからとりあえずやる、たった1分でビフォーアフターが必ず出る、楽しくなる瞬間が来る!と約束されているとすれば、試してみるしかないでしょう。 「続けていて良かったー!」と言えるのは、続けた人だけです。 身体的にも気持ち良いですし、脳にも精神的にも良いことがいっぱいあります。 「続けたら身体が良くなった」「気持ちが前向きになった」は、確かな実力になります。 筆者の考える朝ヨガの目的は、ポーズではなく(それも大事、笑)、日常生活がほんの少し良くなっていくことです。 そもそも筆者にとって朝ヨガは『押し活』です。 今、この本を読んでくださっている方に、この本から抜け出して、めちゃくちゃ良いよ!と直接伝えたいです。 「へー、そんなに良いならヨガしてみようかなー」と思ってもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。 【著者紹介】 宝船S萬太郎(タカラブネエスマンタロウ) 税理士、ヨガとダイエットの講師、ときどきセラピスト。 趣味はゴロゴロだらだら本を読むこと、サーフィン、歓ぶ顔を見ること。 吾輩は女である。
  • 考える力が変わる!批判的思考の入門書10分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 私たちは今、膨大な情報の波に囲まれて生きています。 SNSやニュース、ブログ、口コミ。 その一つひとつが私たちの選択や行動に影響を与えています。 でも、その情報、あなたはどのくらい疑問を持ちながら受け取っていますか。 たとえば、SNSでシェアされたニュースが実はフェイクニュースだった。 感情的に購入した商品を後悔した。 誰もが経験したことがあるようなこれらのシチュエーションは、情報があふれる現代だからこそ頻繁に起こります。 私たちは情報に触れる時間が長い一方で、それを適切に判断する力を育む教育の機会に恵まれませんでした。 そのため情報の波に飲み込まれやすい環境にいるのです。 もしあなたが、どんな情報も冷静に分析し、自分の価値観に基づいて正しい判断を下すことができたらどうでしょうか。 他人に振り回されず、自分の選択に自信を持てる日々が待っています。 この本では、そのための「批判的思考力」を一緒に学びます。 批判的思考力とは、単なる「批判」ではありません。 それは、情報を整理し、根拠を明確にし、最善の選択を導くための力です。 この力を身につけることで、SNSの情報を見極める力、冷静な意思決定、そして他者と建設的な議論を進める力が自然と養われます。 さらに、本書では実践的な質問リストを使い、日常でこのスキルを活かす方法も具体的に紹介しています。 情報に溺れる時代にこそ必要な「考える力」。 それを一緒に鍛え、あなたの日々を少しずつ変えていきましょう。 【目次】 質問リスト 1章 批判的思考力とは何か 2章 情報を見極めるスキル 3章 論理的思考の基礎 4章 情意的側面を育てる 5章 批判的思考を日常生活に活かす あとがき 【著者紹介】 高槻エマ(タカツキエマ) 大学で教育学を専攻し、批判的思考やリテラシー教育をテーマに研究を行う。 卒業研究では「批判的思考力の育成」に取り組み、教育現場や日常生活での応用を探求。 現在は執筆や情報発信を通じて、若い世代が自分らしく考え行動するためのヒントを届けることに注力している。 X(旧Twitter)では日常生活のことや批判的思考、教育に関する話題を発信中。

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  • 集団精神療法テキストブック 総論編
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    本書は,集団精神療法について学び,それを実践しようとする人に向けたテキストである。どこから学べばいいのかわからない,何を実践すればいいのかわからない,そういった方に向けて,グループというものの概論から,臨床での使い方までを網羅的に解説した。 いま,われわれは一昔前とは比べものにならないほどの情報にさらされ,自ら選択せねばならない状況にある。そういう中で,心理療法はさまざまな場面での効率化がはかられ,また,求められてもいる。集団精神療法は実に活用範囲の広いものであり,効率的な実施形態として,選択されることが多い。だが,効率性以上に,グループの中に入り,そこでの体験を通して自分と他者,そしてその関係についてじっくり考えることが,この時代だからこそ意味のあるものだと考えるのである。本書は「総論編」のため,さまざまな理論に基づく技法について詳しくは触れていない。だが,日々の臨床にある「グループ」を振り返ったり,少しずつでもグループを取り入れていくヒントになるだろう。

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  • 境界で踊る生命の哲学 皮膚感覚から意識,言語,創造まで
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    皮膚科学研究者が、生命について、ヒトの内界と外界を隔てる皮膚の抽象概念でもある「境界」をキーワードに読み解いていく。専門の皮膚感覚から出発し、意識、言語を踏み台に、創造、芸術まで、関連諸科学の研究を紹介しながらたどる哲学的生命論。 ▽▼ 主要目次は下記 ▼▽ ★阿部公彦氏(東京大学教授)推薦! 伝説の皮膚学者・傳田光洋さんの探究エッセイ。 皮膚はすごい! 人間はすごい! から出発した 傳田さんの到達点は、 「生命現象はすべて境界にある」 おもしろ実験エピソードを紹介しながら縦横無尽に科学の各領域をつなぎ、 あれよあれよという間に話題を広げて意識、言語、社会、芸術までやわらかく 語り尽くす本書は、〈文系自認〉の人にも入りやすい理想の「知の教室」。 知はおもしろく、美しい。 傳田トーク、きっとクセになりますよ。 【主要目次】 はじめに  序章 場というもの(「場」とはなにか/バーの「生命場」/分子生物学の進展/皮膚のバリアの場/境界への注目/脚が生える場/身体が記憶する) 第1章 場に操られる人間(磁場が生体に及ぼす影響/月に宇宙に惑う/においの場/ボイドと集団場) 第2章 境界場の存在(化学的な場/生命現象はすべて境界にある/原初の生命) 第3章 境界場の意味(もつれてゆく世界/境界と内界/多様性への指向/境界のみが外界を知る/ろくでもない境界/皮膚感覚の異常と困惑する自我/さまよいだす自我) 第4章 人間の意識(あいまいな意識/意味を見出したがる意識/五感から世界を構成する意識/内界は外界を知らない) 第5章 内界の虚構(未来は予測できるが過去は推察できない/われわれの暮らす世界の時間の流れ/因果律という虚構/因果律の学習/未来は非決定的) 第6章 意識という場(進化論を少し/ナラティブモジュールとストーリーモジュール/抽象の意味と無意味/境界を抽出する/境界を作る言語/抽象化とシミュレーション/言語と創造) 第7章 言語の場(言語が生まれる前/ネアンデルタール人の「作品」/ホモ・サピエンスの作品/ネアンデルタール人とホモ・サピエンスの遺伝子の違い/音声言語の起源/ジェスチャーから言語へ/象徴としての言語/言葉の予言性/言語が歪める時空間/言語による偽りの場/神の不在と「意識」の暴走) 第8章 境界の運命(境界は常に更新され続ける/内界の論理からの逸脱/精神的素因と創造性/「常識」から「創造」へ) 第9章 創造について(想像の力/外界を能動的に探索する/自動化する意識/科学的創造/科学的発見の背景としての「場」/芸術的創造/科学的創造と芸術的創造の違い/創造に必要なもの) 第10章 自然との対話(自然と隣り合ってきたヒト/自然のささやき/情報エントロピーの高低と認知能力/自然の情報エントロピーによる注意力の回復/創造をもたらすフラクタル) 第11章 芸術が永遠に触れるとき(芸術と時間の流れ/異端者が開く地平/永遠という概念を人間はどうして持っているのだろうか/絵の中の永遠/創造する者の孤独) 最後に――後書きにならない後書き
  • 大本開祖伝―出口なおの生涯―
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    大難を小難に、小難を無難にと、全人類のしあわせを祈り続けた出口なお。幕末から明治、大正へと流れる激動の時代、妻として、母として、大本開祖として生き抜いたなおの生涯は、波乱に富んだものであった。現代では想像すらできない過酷な道のりを歩み続けたなおの足跡は、そのまま大本黎明期の貴重な史実でもある。
  • 形而上学叙説 他五篇
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    バロックの天才ライプニッツ.実体の概念には「それ自身に起きるすべての出来事が含まれている」と説いた中期の代表作『形而上学叙説』をはじめ,アルノー宛書簡,デカルト哲学と対峙した「デカルト『哲学原理』評釈」などを収録.ライプニッツの世界観の形成過程と後年の「モナド」や「予定調和」の萌芽をここに見る.新訳.

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  • 厳復 天演論
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    清末の思想家・厳復(1854-1921)が,T. H. ハクスリーの論文を創造的に翻訳し,自身の主張を展開した書.そこに示された「天演」,すなわち進化の原理,生存競争と自然淘汰の過程は,日清戦争に敗れ,亡国の危機意識を強めていた中国知識人に圧倒的な影響力をもった.中国の近代化を思想的に起動させたベストセラー.

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  • 道理と風俗 水戸学と文明論の十九世紀
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    西洋との遭遇により激しく揺らいだ十九世紀日本.危機のなかで望まれる政治秩序を追究した水戸学者・會澤正志齋と内藤耻叟,儒者・古賀侗庵,儒者から文明論者に転じた中村敬宇,および福澤諭吉に焦点を当て,普遍としての「道理」と特殊としての「風俗」という二つの視点から,十九世紀政治思想を論じ直した野心作.

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  • 不正義とは何か
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    被害者の視点を無視する政治に価値はない.感情や主観による声を切り捨ててきた従来の政治理論を批判し,名もなき市民による「不正義の感覚」こそが民主主義を成立させる理由を明快に説き起こす.「恐怖のリベラリズム」で知られる現代政治哲学の巨人シュクラーによる,もう一つの「正義論」.

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  • 世界の青年と共に 新たな広布の山を登れ!
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    【目次】 新たな登攀へ わが「一念」の変革を 閻浮提第一の生命哲学の賢者に 地涌の大願で「自他共の幸福」を実現 「一人立つ」精神で人間尊厳の凱歌へ 明日を築く――次代担う人材育む聖業 広宣流布への情熱・勇気・闘魂 一、本書は「大白蓮華」(2018年7月号~2022年10月号)に掲載された「世界を照らす太陽の仏法」を『世界の青年と共に 新たな広布の山を登れ!』として掲載した。 一、御書の引用は『日蓮大聖人御書全集 新版』(創価学会版)に基づき、ページ数は(新○○㌻)と示した。『日蓮大聖人御書全集』(創価学会版、第278刷)のページ数は(全○○㌻)と示した。 一、法華経の引用は、『妙法蓮華経並開結』(創価学会版、第2版)に基づき(法華経○○㌻)と示した。 一、編集部による注は( )内の=の後に記した。 一、肩書、名称、時節等については、掲載時のままにした。 一、説明が必要と思われる語句には、〈注○〉を付け、編末に「注解」を設けた。                                   ――編集部
  • 神ダンナのトリセツ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●3人の天才セラピストから生まれたアメリカ発のNLP(神経言語プログラミング)をベースにした究極の夫婦仲改善メソッド、ここに解禁!! ●3人の子どもを育てながら夫と年間300回のケンカをしていた経験と、1万組以上の離婚寸前夫婦を笑顔にしてきた経験値から得た夫婦仲改善のノウハウで、仕事も家庭も育児も大切にしたいのにすれ違う現代夫婦が抱えるひずみを、適確にすくいあげて解決します。 ●子どもの頃に身に付いた「思考のクセ」による愛を受け取れない空回り人生を、一気に逆転します。 ●「神ダンナ」の誕生で、悩みがすべてなくなり、幸せな未来が開けます。 こんな人におすすめです ↓ ・夫に対して常にイライラしている ・夫の悪いところばかりに目が行ってしまう ・夫は形ばかりの「育メン」だ ・夫に家事育児はとても頼めない ・家事も育児もワンオペで疲れ切っている ・家事育児のために、たくさんのことを我慢している ・夫とのケンカが絶えない ・夫のモラハラに耐えられない ・いずれは離婚を考えている ・離婚の話し合いをしている ・結婚したのに、ぜんぜん幸せになっていない ・夫に愛されていないのでは、と不安に思う ・自分ががんばれば、我慢すれば、何とかなると思っている
  • 心のお医者さんに聞いてみよう パニック症「発作が怖い!」がなくなる本(大和出版) 予期不安・広場恐怖症の治療法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【「パニック症のある生活」があたり前になっていませんか?】発作が起きたらどうしよう…。症状が起きそうな場所・状況が怖くて…。外出もままならない。「また起こるかもしれない」という不安にとらわれて…、 ・出勤は、早朝の電車が空いている時間帯に ・毎日、頓服を飲んでから出かける ・家族旅行いつも留守番 ・散髪はつねに自宅に ・高層ビルでもエレベーターには乗らず階段を利用 といった、制限された毎日を送る人に効果的な根本的改善のレッスン。症状があらわれる「条件づけ」のメカニズムを正しく理解し、エクスポージャーを実践することで、つらい症状や制限された行動から自由になる法。これで、不安なくどこでも行ける!
  • 精神の再興
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    日本人の精神文化を、仏教・民俗・身体・歴史の視点から論じた思想書。人間は「神」と「悪魔」という二重性を持つ存在であるとの問題意識から、仏陀の生涯、日本文化に根差す精神性、親鸞と道元の思想比較など、多彩なテーマを展開。インドの四住期思想や涅槃像の表現などを通して、日本人の精神世界を深く掘り下げ、日本人の心の奥底に迫る。今なお色あせない、鋭い洞察に満ちた論考集。

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  • 発達障害の療育がうまくいく 子どもの見方・考え方
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    キッズファーストな支援のコツ、療育の実践方法を紹介。 発達に凸凹のある子どもたちへの支援を考える上で大切な視点「キッズファースト」。子どもの見方・考え方を取り入れたキッズファーストな支援のコツ、療育の実践方法を紹介。 【目次】 序章 キッズファーストとは 1章 自立につながる「コミュニケーション力」を育てる 2章 子どものやる気を引き出す 「声かけ」 3章 子どもが確実に応えられる「指示」 4章 子どもが自立できる「トレーニングメニュー」を組む 5章 子ども自ら「切り替え」られる合理的な支援 6章 発達凸凹の子のための本当の「 環境 」設定 7章 「保護者」への対応 〜保護者の心を守る〜 8章 「問題行動」への対応 【著者】 北川 庄治 デコボコベース株式会社 最高品質責任者CQO(全国約332拠点のプログラム開発)。一般社団法人ファボラボ代表理事。1979年生まれ、東京大学文学部卒業、東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学、教育学修士。公認心理師、NESTA認定キッズコーディネーショントレーナー。
  • カルメル山登攀
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    神との合一に到るための階梯を詳述したカトリック神秘思想を代表する作品。ヨハネは自らの詩に註解を施すかたちで神学的思索を行い、魂の浄化に向かう道を指し示す。「この山にはただ神の誉れと栄光だけが住まう」とされるカルメル山。すべてが闇の内へと沈む「暗夜」を通り抜け、山の頂きへ達するには、この世のあらゆることどもから──自分自身からさえも──逃れなければならない。魂の全き赤裸と神的一致をめぐる教説は、キリスト教徒を超えて人々に多大な影響を与えた。スペイン文学の至宝でもある古典を名訳でおくる。 解説 鶴岡賀雄
  • 心理職とはどんな仕事か 公認心理師の職責
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    本書は、心をめぐる困難に対処することを職責とする「心理職」とはどんな仕事なのか、どんな役割や意義、魅力があるのかについて、実際の仕事の様子も紹介しながらわかりやすく解説する。大学の公認心理師養成カリキュラムの必修科目「公認心理師の職責」に対応しており、国家試験対策にも役立つ。すでに心理職として働いている人にとっては、日々の仕事や今後のあり方についてあらためて見直し、考える上で活用できる一冊。
  • 心理劇における体験過程と効果に関する臨床心理学的研究(昭和女子大学出版会)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、心理劇の体験過程と効果について、基礎的(数量的)研究と臨床的(事例)研究を組み合わせ、臨床心理学的観点から総合的に検討し実証的に明らかにすることを目的としている。(中略)なお、本書は、2024年3月に昭和女子大学より学位を授与された博士論文「心理劇における体験過程と効果に関する臨床心理学的研究」を基にしたものである。本書の研究は、筆者が大学院修士課程に入学した2013年に遡ることができ、修士論文「心理劇におけるシェアリング体験の検討―ドラマ体験および心理劇の効果との関連から―」から始まっている。(はじめに より)
  • ぼくは強迫症で双極症、そして僧侶になった
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    心を病むとはどういうことだろうか?誰にも答えられない素朴な疑問。 精神の病を抱えて生きていくということは大変だ。ましてやその精神病が二つだったとしたら? 強迫症と双極症を抱える一僧侶が、その闘病生活を克明に記した。 6度にわたる精神科入院、カウンセリング、投薬断薬療法、森田療法、認知行動療法、内観療法、箱庭療法、精神科電気けいれん療法、民間療法、祈祷、霊媒師。 ありとあらゆる療法を試した経験を赤裸々に綴る。 心配性とHSP気質を持ち合わせた小学生時代。 「いじめられるのではないか?」という強迫観念に取り憑かれ、強迫症を発症した中学生時代。 まだ子供の精神病に理解がなかった時期であった。 日増しに悪化する強迫症。誰にも分かってもらえないという苦しみを抱えて過ごした高校時代。唯一の友達を裏切り、邁進した受験勉強。 大学生活は孤独との闘いだった。 女性との別れを機に受け始めた計7年にわたるカウンセリング。 忘れられない彼女。そして心中を試みたこと。 大学時代に見え隠れする軽躁の兆し。波乱に満ちたアメリカ旅行。 三島由紀夫への憧憬。そこから歴史学研究にのめり込む。 焦燥感と度重なるうつ状態で終わりを余儀なくされる大学院時代。 23歳で双極性障害Ⅱ型と診断される。 医者を転々とし「大人の発達障害」という誤診を受ける。 ふとしたことから浄土真宗と出会い、心酔する。 初めての就職は「ブラック企業」。 二度目の就職も女性トラブルであっけなく終わる。 パートナーと出会うが、パートナーが激変。憑依だと思い込み霊媒師を頼ることに。 浄土真宗を捨て霊媒師とともに歩むことに。 事業の「成功」と「結婚」という「幸せ」を手に入れるも、悪化していく病気。「幸せ」は長く続かず、霊媒師と別れ、パートナーとも離婚。 何度も精神医療関係者に言われた「あなたの病気は分からない」という言葉。 その絶望の中でも、あきらめられない「病気が治る」ということ。 ある薬との邂逅。病気の改善に影響した森田療法との出会い。そして再び浄土真宗の道へ。縁があって僧侶となる。 浄土真宗を学び、病気と「ともに生きていく」と覚悟する。 初めて明かされる強迫症のシステムとその思考形態。 人には言えない軽躁のエピソードを包み隠さず描いた。 精神科医療に関わる人に読んでもらいたいリアルな病状と壮絶な闘病生活。 同病者の参考になればと思い筆を握りました。 心の病を考えるきっかけを提示する物語。
  • ホログラムマインドIII フルボディ覚醒
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    宇宙意識を全身で受け取るための「器作り」その方法を完全解説! 業界初!フルカラーアセンション体験ブック 自宅で・簡単・自分一人でできる!3ステージのエクササイズで「フルボディ覚醒」を実現! オールカラーで展開する「エクササイズ・ガイドブック」グレゴリー・サリバン直伝、自宅で簡単に自分一人でできる3ステージのエクササイズを実践することで、「フルボディ覚醒」を実現することができる! ーーーー 「フルボディ覚醒」を起こすエクササイズを完全収録 Exercise 1 ダイヤモンドライトボディの体現 Exercise 2 ユニティコード宣言 Exercise 3 ゼロチャクラ開花 Exercise 4 シュシュンマ開通 Exercise 5 体内ゼロポイント Exercise 6 自分のエネルギーを呼び戻す宣言 Exercise 7 デジタル風水 Exercise 8 スリープタイムサポート 家族向きワーク KRYSTAHLキッズ
  • 知覚の宙吊り
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    アテンション・プリーズ! 近代社会において「注意」がいかに人間に要請されてきたのか、さまざまな学知を横断しながら描き出す。
  • 怒らニャい禅語 感情をシンプルに整える60の方法
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    もう、自分の心に振り回されニャい! 怒りがスーッと消え、毎日を幸せに生きる禅の教え。禅語は、猫のように自由な心で生きるための道しるべとなる。心を癒すニャンコの写真が満載。新装版 【もう、自分の心に振り回されニャい!】 イライラする、カチンときたっ…… それらをみんな手放して、 ただ、ありのままに、 猫のように自由な心で生きる。 禅語は、そのための道しるべとなるのです。 どんな怒りも、ス~~ッと消えていく、 心を整えるための60の禅語を、 何にもとらわれず、しなやかに生きる 癒しのニャンコ写真とともに紹介します。 【毎日を幸せに生きる禅の教え】 禅では、生活のすべてが修行だと考えます。 日々の暮らしにおいて、 ものごとに執着せず、風通しのよい心で生きる。 そのために、禅語は、あなたの力となるでしょう。 ページをめくれば、幸せに生きるためのヒントが 見つかるはずです。 【Contents】 第1章 気にしニャい 第2章 比べニャい 第3章 闘わニャい 第4章 焦らニャい 第5章 振りまわされニャい 第6章 立ち止まらニャい ※新装版
  • 道元禅師のことば 「修証義」入門
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    道元の主著『正法眼蔵』の真髄をまとめた曹洞宗の基本聖典『修証義』全5章31節を一文ずつ取り上げ、原典との関係を明らかにしつつ、語句と内容の解説を加えた画期的入門書。『修証義』原文、現代語訳、出典一覧を付す。
  • 実存神秘学
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    幼少期から筆者が抱えてきた疑問「人は何のために生きるのか?」。大学時代、実存主義を知り、「人生に目的などない」という答えを得るが、同時に絶望に達する。多くの実存主義者のように、破滅へと向かいかけるが、その時、筆者を救ったものは──? ニーチェ、シュタイナー、ラジネーシ、三島由紀夫等、あまたの思想家、神秘家の世界を探訪しつつ、存在の核心へと迫ってゆく快著!
  • イラスト版 どこでもマインドフルネス 子どものための集中&リラックスワーク39
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    ドキドキもイライラもこわくない! マインドフルネスでどんな自分も大事にできる ●子どもの1日の活動を、朝、通学、授業前・授業中、放課後、寝る前の場面にわけ、その場ですぐできるマインドフルネス・ワークを紹介。 ●「恐竜歩き」「へびの呼吸」など、ゆかいなワークが盛りだくさん! ●いつでも・どこでも・手軽に集中力と自己肯定感を高める方法が身につきます。 ●5分~10分でできるので、朝の読書、授業、テスト前にクラス全体でたのしく取り組めます。 ●楽しみながら続けることで、自分も他者も大切にする習慣が身に付きます。
  • 日本のインクルーシブ教育とは 発達障害・共生社会・特別支援のこれから
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    日本のインクルーシブ教育とは、特別支援教育とは。これからの教育を現場から考えます。 どうすれば変わりゆく時代の中で、学校が温かい輝きを持ち続けることができるのか。特別支援教育の現場で長く障害のある子どもたちと関わってきた先生たちが、自らの経験を基にインクルーシブ教育について語ります。これからの特別支援教育を、現場から考えお伝えします。 【目次】 1章 特別支援教育はどうなる? 2章 「特別」ではない「支援教育」を 3章 特別支援学校の開かれた学校づくり 4章 障害のある生徒たちの「働く」を考える 5章 今こそ、実践したい各教科等を合わせた指導 6章 復興支援を続けるということ 7章 自己理解が育つ上で必要なこと 8章 発達障害について考える 座談会 特別支援教育はどこを目指すのか 【著者】 野澤和弘 早稲田大学法学部卒業、毎日新聞社入社。東京本社社会部で、いじめ、ひきこもり、児童虐待、障害者虐待などに取り組む。夕刊編集部長、論説委員などを歴任。現在は一般社団法人スローコミュニケーション代表として「わかりやすい文章 分かち合う文化」をめざし、障害者や外国人にやさしい日本語の研究と普及に努める。東京大学「障害者のリアルに迫るゼミ」名誉顧問、上智大学非常勤講師、社会保障審議会障害者部会委員、なども。 植草学園大学発達教育学部
  • 安藤昌益の謎
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    江戸時代の思想家、安藤昌益が八戸に至ったいきさつや、当時の人々に何を伝えどう思われていたか、仏門と昌門をめぐる思想的葛藤や、安藤昌益をめぐる様々な人間模様を『詩文聞書記』の解読を通じて詳細に解説。昌益研究や郷土史研究に新たな視点を与えるとともに、一石を投じる一冊。『詩文聞書記』八戸の延誉和尚が編んだ作品で、その内容は漢詩文、和歌、梵文からなる上に、危険視されていた安藤昌益にかかわる事柄であることから、全編にわたって寓意を用いて暗号のように表現され、とりわけ核心部分は梵字によって暗号化されている。本書で国語・漢文教育の研究者である著者は、『詩文聞書記』の原文を丹念に読み込み、その背景に隠された意味を解読していく。そのことによって、その主目的が編者である延誉和尚が「自分が仏門に留まらざるを得なかったことを理解し、しかし、今でも昌益を尊敬し、その教えをすばらしいと思っていることを伝えたい」ことにあったという新しいとらえ方を打ち出している。
  • 動機づけ研究の理論と応用
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    どのような動機から学習や仕事に取り組むと,十分に力を発揮してよい結果が得られるのか。自律的に継続するためのエネルギーとは。
  • 群衆心理とリーダーシップと背景10分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 最近、テレビや新聞、ラジオや雑誌などのマスメディアの情報による大衆への扇動や、SNS上の炎上などの問題をよく目にすることが多くなってきました。 人は一人でいるときは、合理的な物事の判断が出来たとしても、集団になったときは、感情的で非合理的な判断をしてしまう。こういう心理状態のことを「群衆心理」という。 群衆心理とは、19世紀末に発表されたフランスの社会心理学者のギュスターヴ・ル・ボンの古典的名著です。 本書では、この群衆心理を紐解き、群衆心理の背景、メカニズム、それを利用したリーダーシップ、身近な群集心理、 その後、応用され継続されている群衆心理を使ったモデルを考察し、それに対する身構え方、巻き込まれないための習慣を身につけるために「群衆心理とリーダーシップと背景」を理解します。 本書を読み終えた頃には、あなたが情報を判断する時に対する考え方が少し変わり、これからの社会生活により良い影響を及ぼすようになることを願います。 【著者紹介】 弓月龍(ユミツキリュウ) 歴史好きで、経営学好きのディメンショナル心理学ラボの講師

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  • TEAと質的探究用語集
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    時間の経過とともにある人生径路や人間発達の多様性、複線性を捉える質的探究の方法論であるTEA(複線径路等至性アプローチ)について、その基本概念やそれに関連する多様な理論を体系的に整理して解説する。
  • スキルアップ 保育園・幼稚園で使えるカウンセリング・テクニック
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    やさしい説明や具体的なケースが満載。保育に活かせるカウンセリングの考え方から使い方まで、この一冊ですべて理解し実践できる
  • [新装復刻版]アヤワスカ! 人類と植物が和解する世界
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    シャーマニズムにもとづいたアヤワスカ体験を描いた 伝説のバイブル、待望の復刊! 究極の幻覚をもたらす アマゾンの秘薬アヤワスカを求め 南米各地のシャーマンをたずね歩き たどり着いた聖地「セウ・ド・マピア」で 世紀の節目1999年12月31日に 21世紀に生きる人間を目覚めさせ その目覚めすら超えて歩んでいくよう 植物王国(ヴェジタブル・キングダム)の使者アヤワスカが AKIRAにみせたミレニアム・スーパーヴィジョンとは? アヤワスカの内的世界が 圧倒的筆致で描かれる 超傑作南米ルポタージュ 行間をとおして植物界から流れ込む 圧倒的スピリットを感じる読書体験がここに! また復刊を記念して 幻の未公開原稿「禁断の扉」と 新写真を追加掲載。 シャーマンたちのあいだで 入ることを禁じられていた 「人間意識の第四層:宇宙意識」 最後のアヤワスカで この禁断の扉を開けたAKIRAが見たものとは? (本文より抜粋) 僕が2001年に「アヤワスカ!」を出版した時代は2005年からテレビ番組が火をつけたスピリチュアルブームのまえで、1995年のオウム真理教による地下鉄サリン事件など、「精神世界=危険地帯」が常識でした。 しかし25年の時がたち、一般の人にも精神世界への理解が深まっています。 当時発表できなかったコアな部分を最後に収録したいと思います。 「人の心の最深部には何があるのだろうか?」 これは、2025年のいま 人類が目にするよう仕掛けられたリマインダー 知覚を全開にし 覚醒を超えてゆけ! ※本書は、2001年に講談社より刊行された『アヤワスカ! 地上最強のドラッグを求めて』、2018年にhimalayaBOOKSより刊行された電子書籍版『アヤワスカ! AYAHUASCA! インナーヴィジョンの探求』に、特別章と写真を加えた新装復刻版です。

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  • ひふみのしくみ 神武天皇からの二元性闇周期を覆せ
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    日本は世界最古の悪魔崇拝国だった 古事記・日本書紀・大祓詞にも 呪詛プログラムが仕掛けられていた!? 「偽日本史/逆さまの世」をひっくり返し 大和民族を未来弥栄の宇宙ラインに回帰させる 「日ノ本」起死回生の最終宇宙原理 秘中之秘の解決法≪ひふみのしくみ≫を初開示 歴代天皇と日本の封じられた裏面史は 未来を繁栄に反転させる写し鏡 日本神界、アラハバキの神々、歴代天皇たちと 繋がりご縁を深めてきた著者が 艮金神より「ひふみのしくみ」を 題名にするよう天啓を受け 閉じられた縄文太陽信仰と宇宙の計画 古代より隠されてきた日ノ本の神々 現代まで続く内外闇権力の乗っ取り構造を 直感―実践行動―体験記録の蓄積と共に 白日の下に晒すよう導かれて完成した 禁断の秘密開示と日本超復活への 渾身の提言書 呪詛・破壊工作・陰陽真逆の闇周期と 嘘で築かれた≪神界への集合意識≫を 一挙総入れ替え/大転換の時は今 ・饒速日命と長髓彦はなぜ「日ノ本」を閉じる宇宙の裏計画を担ったか? ・素戔嗚命の「三つの罪」を子孫末代が償う呪詛プログラム ・聖徳太子・上宮王家滅亡で長男殺しの呪詛が始まった ・秦氏は日本を守るために命がけで帰ってきた ・日本建国の初代天皇は神武天皇ではなく天武天皇!? ・饒速日命の言霊神宝『ひふみ祝詞』はなぜ葬られたのか? ・物事好転の道理は地球の左回転=男神主導で霊主体従の精神文明 ・記紀の右回転システムで日本の進路は間違いの型に嵌った ・日本神界の直系長男/素戔嗚命の復権でフリーエネルギーが明かされる ・縄文人の錬菌(金)術を受け継ぐ大和民族の優れた千里眼とは? ・饒速日命-瀬織津姫、天武天皇-持統天皇「夫婦型示し」が日本復活の鍵 ・男女逆さまは家も国も滅ぶ。世界平和は生命の霊的法則に適う男系継承 ・対極和合した耐性種人/縄文遺伝子の再発動により国家・家族を修理固成 ……etc. 呪詛を解く経験の為の神仕組みと悪仕組み 水天皇時代の到来で二元性を超え神一元の世界へ 素戔嗚命「我はこの国で、最も忌まれし祟り神じゃ。 我に掛けられし呪いを解き放てば、 この国の闇も取り払われよう。 長かった……長かったあああああ!!!」 饒速日命「我々はこの星を救うためにここに来た。 素戔嗚命の潔白を証明してほしい」 瀬織津姫「饒速日命を解き放ってほしい」 仁徳天皇「まことの万世一系を伝えてほしい」 継体天皇「前方後円墳(子宮)は生命なのだ」 天智天皇「勝者によって捻じ曲げられた歴史の真実を 明らかにする時が来たのだ」 持統天皇「時は満ちた。女帝の因縁を解除するのです」 ……etc.

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  • 禅的生活365日:一日一字で活溌に生きる
    完結
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「一期一会」「本来無一物」など、熟語形が多い禅語ですが、じつは漢字一文字でも禅的な風味を読み取ることは可能です。 生、老、空、安、我、色、心、柱など、その文字の背景や仏教的意味を知ると、何気なく使っている文字にも意味深い味わいが生まれ、日々の暮らしを豊かにしてくれます。 たとえば「苦」。 【解説】 人間は、甘(かん)・酸(さん)・辛(しん)・苦(く)の順に味を覚え、逆の順番で忘れていくらしい。 つまり「苦み」を旨いと思えたら一人前、しかし老化と共に「苦み」や「辛み」が楽しめなくなり、最後まで旨いのが「甘み」。 ビールを呷(あお)り、タラの芽や蕗の薹の天麩羅が旨いと思える私はまだ若いのか。 いや、問題は心の甘酸辛苦である。辛く苦しいことも味わい楽しめるのが大人。「苦」とは元々「にがな」という草のことだ。 本書では、芥川賞作家であり禅僧でもある玄侑宗久氏が、「毎日の一文字」365字を選定しました。 その文字に込められた禅的・仏教的なものの考え方や見方などを、遊び心満載の文で解説。俳句もたくさん登場します。
  • 事例にまなぶ認知行動療法 子ども×学校の困りごとが解決に向かうマインドセット
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    「認知行動療法は,雑多具体的な方法の集合体であり,その背景理論仮説も数多く存在し,ひとつの体系立った療法ではない」――だからこそCBTは,理論と技法をフレキシブルに組み合わせ,効果的な方法をクリエイトできる。本書の舞台は子ども×学校。あるときはスクールカウンセラー,またあるときは開業セラピストとして,データ分析を駆使して悩める人たちに知恵と勇気を授けていく。 「特定の話しかしない子」「お腹が痛くて学校を休みがちな子」「動くことがままならない子」,「スピーチ恐怖の女子中学生」など多彩な事例を紹介しながら,データ分析とケース研究の両輪で子ども×学校の悩みをときほぐす。ケースカンファレンスを再現したユニークなCBT事例集。

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  • 相談対応、私はこうしています——具体的すぎる指南書——
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    理不尽なクレーム! さて、どうする!? 臨床心理士・公認心理師の資格を持つ著者が、保健所や児童相談所で培った実践的な相談対応ノウハウを一冊に。 クレーム対応から心に寄り添う聴き方まで、豊富な事例と解決策をもとに解説した指南書。

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  • 公認心理師ベーシック講座 感情・人格心理学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 公認心理師課程の科目「感情・人格心理学」向けの教科書。 ・豊富な図解とイラストで、初学者でも基礎からよくわかる ・特に重要な専門用語は赤字にしてしっかりフォロー ・国家試験の出題基準(ブループリント)をおさえつつ、「楽しく・興味深く学ぶことができる」にこだわったつくり ・現場に出たことがない学生でも、公認心理師としての業務のイメージをつかむことができる。 【 目 次 】 第1部 感情心理学  第1章 感情の定義と概念  第2章 感情喚起に関する神経生理学的基盤  第3章 感情喚起に関する理論(1)基本感情理論と構成主義理論  第4章 感情喚起に関する理論(2)認知的評価理論  第5章 感情が認知に及ぼす影響  第6章 感情が行動に及ぼす影響  第7章 感情の制御と心身の健康  第8章 感情の発達・感情の測定法 第2部 人格心理学  第9章 パーソナリティとは何か:概念と探求の歴史  第10章 特性論  第11章 遺伝と環境  第12章 パーソナリティの発達(1)新生児期~児童期  第13章 パーソナリティの発達(2)青年期~老年期  第14章 パーソナリティと適応  第15章 パーソナリティの測定 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 永遠への愛と信
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    高村光太郎と智恵子、宮沢賢治と妹のとし子、良寛と貞心尼らの生き方を通じて、「永遠なるものへの愛と信」に根ざした生き方を説く。著者・紀野一義が、仏教の視座から、現代人が忘れかけている“本質的な生”を探求。詩や宗教、民話、哲学に触れながら、愛と信頼に満ちた人生の美しさを静かに語りかける。エッセンシャルな生を志す人に贈る一冊。

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  • 開運 大笑い
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容】 40年以上にわたって、東洋の観相学、⼈相学、脳科学、開運術を学び、研究しつづけ、2万人以上の顔を鑑定&整えてきた開運美容家が、ついに「運」を「大開運」に育てる究極の方法にたどり着いた! 全世界に届けたい「開運大笑い」の秘密を大公開。 (本文より) 私は「観相学」と「開運美容」のプロフェッショナルとして、 これまでに2万人近い方々の顔を拝見してきました。 そのうえで確信していることがあります。それは……、 思い込みで運を下げている人があまりにも多い。 ということです。ほんとうに多いのです! ・私は、お金に縁がありません ・私は、パートナー運が悪いんです ・私は、自分が好きになれません はっきり言って、すべて思い込みです。 長年、脳にインプットされたことが、そのままあなたの思い込みとなり、 全部、顔に表れて運気も下がっていくのです。 顔は正直です。 そこには、いろいろな秘密が隠されていることを知ってください。 そうやって「開運」を研究してきた私ですが、 最近、びっくりすることと出逢いました。 人間の顔と向き合いながら40年以上にわたって、 開運のアドバイスをしてきましたが、 「これだ!」と心底、驚いた新たな発見があったのです。それが……、 「開運大笑い」 [本書目次より] ◎環境が人間の表情を変えていく ◎「強運」の私の運気がさらに爆上がりしたご縁 ◎「大笑い」とは無邪気な心で笑うこと ◎運を支配するのは「顔」である ◎みんな大好きな「金運」と「財運」のこと ◎人生の大逆転も「顔」が決め手 ◎「開運大笑い福顔マッサージ」とは? ◎「桃のチーク」で笑福を呼び込もう ◎「開運大笑い」は未来のための顔と心づくり ◎枚岡神社 中東弘宮司との対談 ◎赤ちゃんのエンジェルスマイルこそ「神笑い」 ◎ご先祖様の存在は科学の力でも証明されている ◎縦のよろこびと横のよろこびの礼儀作法 ◎大嶋啓介さんの「開運大笑いコラム」 ◎ピンチのときこそ、いかに笑っていられるか ◎「笑いのエネルギー」を味わった瞬間 ほか 【著者】 木村れい子(きむら・れいこ) 「⼈の運は顔から始まる」の考えのもと、40年以上にわたり、東洋の観相学、⼈相学、脳科学、開運術を学び、研究しつづけた「開運美容家」。⽇本開運学協会理事⻑。開運顔相鑑定⼠。開運ラッキーメイク家元。「すべての運」は顔から始まるをモットーに、これまでのお顔鑑定⼈数は2万⼈以上に及ぶ。⾃分の顔の素晴らしい運を知り、⾃分に⾃信を持ち、顔を磨き上げて福相になることで、福の神に愛されるお顔作りのパイオニア。1500年続く達磨⼤師の「観相学」と、額と眉を光り輝かせることで開運する「開運美容」を掛け合わせた独⾃の「開運ラッキーメイク」は、「運を味⽅につけ、ツキを呼び込むメイク法」として、コロナ以降の新しい時代に、メディアでも⼤注⽬を浴びている。最近は「⾦運爆上げ億⼥メイク」などの取材も殺到中! お顔の開運顔相鑑定⼠・開運ラッキーメイクセラピスト・開運造形美容講師・開運⾻盤底筋ヨガ&⼥性ホルモン⼒指導資格講師等を養成するほか、講演や企業セミナーなど精⼒的に⾏っている。著書に『すべての運がたちまち⽬覚める「開運福顔」のつくり⽅』(サンマーク出版)、『⾦運は眉で決まる!』(徳間書店)などがある。
  • 本当は必要ない。その一人反省会10分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量10,000文字以上 11,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 例えば夜、布団に入って目を閉じたとき。 その日起きた出来事がふと脳裏をよぎることがないでしょうか。 「また怒られた」「これって私が悪いの?」「前にも上手くできなかった」「〇〇さんだったらもっと上手にできるのかな」なんてことを考え始めて、 せっかく布団に入ったのに、一人反省会が開幕してしまい、気付いたらもう日付が超えている……。 現代社会で生きる方々であれば、誰しも一度はこうした経験をしたことがあるかと思います。 この本は、そんな眠れない夜を短くするための本です。 もしあなたが明日を生きるのが少ししんどくなってしまっているのなら、ぜひこの本に紹介している習慣や行動を実践してみてください。 (※習慣について□マークが記載されています)紹介しているのは、あなたのネガティブさを否定するものではなく、『ネガティブのままでも大丈夫』と思えるような価値観を形成していくための方法です。 筆者は社会人になって2年目~7年目まで毎週のように『消えたい』『自分なんてどうなってもいい』と感じ続けていました。 ある日、あまりの憂鬱感に危機感を覚え、学生時代に学んだ栄養学や生理学を振り返り、独学で心理療法や哲学などを勉強し、生活習慣やマインドなどを徹底的に見直しました。 今でもストレスに晒され続ける日々ではありますが、おかげで自己否定せず、前向きに日々を過ごすことができています。 奮闘の末に導き出した私の結論が、少しでもあなたの人生の助けとなれば幸いです。 【目次】 なぜ一人反省会は行われるのか? 一人反省会の中断の仕方 一人反省会は終わらせ方が大切 ストレスを軽減する生活習慣(栄養編) ストレスを軽減する生活習慣(睡眠編) ストレスを軽減する生活習慣(休日編) 心躍ることに向かう 【著者紹介】 木田るるか(キダルルカ) もうすぐ三十路のOL。 知的障害を伴う自閉症の弟と、ADHDの母を持つ。 大学では獣医療を専攻。 新卒では社会福祉法人で生活支援員として従事し、夜勤に疲れ果ててIT企業へ転職するも『興味のない業務』と『ややこしい人間関係』の中でメンタルを疲弊させながら勤務を続けていた頃、この本を執筆するに至る。 現在は正社員として働きながらフリーライターとして活動中。

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  • 成長の限界突破!自分と向き合い、受験を乗り切るメンタルマネジメント。10分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量7,000文字以上 8,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 どんな人も生きているうちに必ず一度は経験する「受験」。 高校「受験」、大学「受験」、早い人だと中学校や小学校で経験しているかもしれません。 また、資格試験も「受験」の一つですね。 多くの受験生が感じるであろう「成長の限界」は、成績の停滞という形で現れることがほとんどだと思います。 特に、最初はモチベーションが高く何でも吸収できるような要領のいい受験生ほど、どこかで成績が伸びなくなり悩みがちです。 本書では、このような「受験」に挑む人たちがどこかのタイミングでぶつかる「壁」、いわゆる「成長の限界」をどのように乗り越えるのかを、筆者の経験も踏襲し、メンタル面からみていこうと思います。 本書を読むことで、成績が伸び悩む受験生がその限界を突破することができるはずです。そのための心の在り方や行動をご紹介します。 なお、本書では受験生の皆さんに「諦めない方法」を伝えたいわけではありません。 一貫して、受験勉強を乗り越えるための「楽しむ心」について記載したつもりです。 皆さんが受験という困難に立ち向かう勇気の一助になればと思っています。 【目次】 成長の限界を感じるメカニズム 限界を突破するメンタルマネジメント ①毎日勉強する科目・分野を変える ②インプットとアウトプットを交互に ③やるべきことをメモに書き出す ④毎日5分の積み重ね ⑤休むこともまた勉強 ⑥過去を振り返り初心に立ち返る ストレスとは長い付き合い 【著者紹介】 夜野鯨(ヨルノクジラ) 1995年、山形県生まれ。 2019年に日本大学法学部を卒業し、2022年に東北大学法科大学院を修了。 その後司法試験に挑戦し、その間に宅地建物取引士試験に合格。 現在は、Webライターとして資格・受験に関する記事やエンタメ記事など、様々なジャンルの記事を執筆中。

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  • 隙間時間に読むだけでメンタル強化を習慣化するための本10分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 現代の社会では情報量も増え、様々な制約で息苦しく感じる人もいることだろう。 そんな現代だから、ストレスを溜め込んでしまったりメンタルがやられてしまう人も多いことだろう。 そんなストレスの溜まりやすい現代においてメンタルを強化するヒントとして本書を役立ててほしい。 【目次】 メンタルが強い人の特徴 メンタルが弱い人の特徴 感情や状況を言語化する なんとかなると考える ポジティブ思考 自分を好きになる リフレーミングを使う 経験値を増やす 人と自分は違う 鈍感力を身につける 得意なものを身につける 信頼を得る 自分のペース 【著者紹介】 竹村なおと(タケムラナオト) 動物好き 趣味ツーリング

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  • 17歳からたのしむ「聖書」
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容】 2000年もの時間をかけ、無数の書き手の力によって書かれた「聖書」。世界最大のベストセラー作品として全世界で読み継がれている反面、難解とも言われ、なんとなくよくわからない……という人も少なくないと思います。日本の大学を卒業後、イスラエルの大学院にて修士課程(考古聖書学)を終了した著者が、「17歳」という大人の一歩手前の世代にもわかりやすく初めて書き下ろしたのが本書です。聖書の世界観が好きな方はもちろん、これから読んでみたいと思っている人、もっと「世界」のことを知ってみたい人におすすめです。 (本文「はじめに」より) シャローム!(こんにちは) 皆さんは聖書に対してどのようなイメージを持っていますか? 日本に住んでいるとなかなか「聖書」にふれることはありませんが、完成してから約2000年経った今でも「聖書」という書物は世界中で読み続けられています。 これって凄くないですか? 『聖書』ほど時代を超えて読み続けられている本はありません。その理由を知るためにいざ「聖書」を手に取っても、内容が複雑すぎてすべてを理解できなかったり、キーワードが多すぎて頭が混乱したり、全然面白いと感じることができない人もけっして少なくありません。 でもこれだけは言わせてください。 「聖書」は本当に面白いです。 ただ、あまりにも複雑なので、私たちは面白さに気づくことができません。 それでも「聖書」の物語にふれることで、今、私たちが住んでいる「世界」の側面が見えてくるから不思議です。その魅力が、2000年の時を経ても読み継がれている秘密のひとつだと私は思っています。 そんな「聖書」を少しでもわかりやすく、そして何よりも楽しく読めるようにこの本を書かせていただきました。 [本書目次より] ◎66の巻物からできたモザイクのような聖書 ◎人間のはじまりとエデンの園 ◎エデンの園(天国)ってどこ? ◎神様とつながることを象徴する「いのちの木」 ◎自我(エゴ)を象徴する「善悪の知識の木」 ◎「死」を象徴する「蛇」・「竜」 ◎「蛇(死)」に葛藤する聖書のヒーローたち ◎イエス・キリストとは? ◎聖書をたのしく読むために ◎生粋の「聖書オタク」としての著者たち ◎聖書のことば遊び:豊かな水・大地・アダム・血 ◎自分自身を愛すように他人を愛す ◎「今」を生きる私たちにとっての「聖書」 ほか 【著者】 石田平和(いしだ・へいわ) 1996年、オーストラリア、シドニーで生まれる。クリスチャンファミリーの中で、毎日、聖書を読み聞きしながら育ち、その物語性に引き込まれて独自の読み方を考え始める。11歳のとき日本に帰国。13歳のときに、初めてイスラエルに渡航、ヨルダン川で洗礼を受ける。関西学院大学とイスラエルのライヒマン大学を卒業後、23歳のときに聖書をヘブライ語で読みたい思いから聖書の舞台イスラエルへ留学し4年間滞在。テルアビブ大学で「聖書考古学」の修士課程を修了する。現在は、大阪にあるイスラエルの聖地旅行を専門とする(株)ホーリーランドツーリストセンターの副代表でもある。本書が初の著書となる。
  • 広布共戦の師弟旅
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    【目次】 師弟に生き抜け 地涌の誓願に生き切れ 全ては「一人の人間革命」から始まる 〝大いなる自分〟〝大いなる使命〟の目覚め 「信心即生活」「仏法即社会」と着実に前進 生涯不退の勇猛心で妙法弘通の大道を! 一、本書は、「大白蓮華」に掲載された「世界を照らす太陽の仏法」(2020年10月号、12月号、2021年9月号、1月号、10月号=本書収録順)を一部加筆し、『広布共戦の師弟旅』として収録した。 一、御書の引用は、『日蓮大聖人御書全集 新版』(創価学会版)に基づき、ページ数は(新○○㌻)と示した。『日蓮大聖人御書全集』(創価学会版、第278刷)のページ数は(全○○㌻)と示した。 一、法華経の引用は、『妙法蓮華経並開結』(創価学会版、第2刷)に基づき(法華経○○㌻)と示した。 一、肩書、名称、時節等については、掲載時のままにした。 一、説明が必要と思われる語句には、〈注○〉を付け、編末に「注解」を設けた。                                   ――編集部
  • 精神分析とトラウマ クライエントとともに生きる心理療法
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    精神分析はトラウマ問題をどのように理解し,どのような臨床アプローチをしていけばいいのだろうか。本書では,個人の主観性の理解を通した援助をしてきた精神分析が,より広く社会と個人との関係を扱い,クライエントとともにトラウマ経験の意味を問い,主体性の確立を目指す立場が貫かれる。 精神分析がトラウマの問題にどのように貢献し,またしうるのかという問いをめぐる論考による第I部,被虐待経験や発達障害を持つ人への精神分析的心理療法の実践を収めた第II部から,いじめ・犯罪被害・災害という現代の社会問題にみられるトラウマに対する精神分析的アプローチを示した第III部までを通して読むことによって,従来の精神分析の知見をブラッシュアップし,トラウマ臨床の新たな視点を得られるであろう。 巻末には関連用語の解説を付し,精神分析に馴染みのない読者や初学者にも読み進めやすい一書となっている。

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  • 意識を変えるだけで幸せの引き寄せ体質になれる! 守護様とベストパートナーになる方法
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    幸せはいつも見守っている守護様と仲良くすることで引き寄せられる! YouTubeチャンネル登録者19万人超え!(2025年3月時点) ・愛されるようになる ・自分の幸せが叶う ・トラブル回避 ・理想の人生が送れる 霊視鑑定、オーラ鑑定で話題の2人による、奇跡が起こる生き方の法則を大公開! 以下、目次 序章 見えない世界と、そこにいる存在を感じよう 第1章 守護様のことを知ろう 第2章 守護様を意識して、助けてもらおう 第3章 守護様の力を借りて、毎日を変えていこう 第4章 守護様と一緒に、自分の人生を切り拓こう
  • シノダリティ キリスト教における≪ともに歩む道≫
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    「シノダリティ キリスト教における≪ともに歩む道≫」をテーマとする上智大学オンライン神学講習会2023-2024を収録。 シノダリティ――ともに歩くこと。教会の歩みを振り返れば、神が私たちとともにいて、今も、これからも、どんな時もともに歩いてくださることを知っています。現代世界に生きるすべてのひととともに歩く教会を、教皇フランシスコの招きに応えてつくり上げたいと思います。 神学部教員による、さまざまな視点からのシノダリティの神学的考察の他に、シノドス本会議に参加し、新たな風を感じてきた2人の講演者や日本社会の現実を見つめてきた識者の話など、今回も多角的なかつ、刺激的な視点から「シノダリティ」を探っていきます。皆で、「ともに歩む道」を見出し、考え、歩きだす勇気を分かち合いましょう。
  • 新版 女から生まれる
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    父権制によって形作られる「母性」を、自身の体験を交えながらラディカルに解体する 70年代フェミニズム論の名著、待望の新版復刊! 地球上の人間はすべて女から生まれる――。そのことは、女を理想化し、母性神話をはびこらせる一方、女が自分自身の生き方を選択する自由を奪ってきた。男中心の社会のなかで、制度化された「母性」がかかえこむあらゆる問題を検討し、女のからだとこころを解放する視点をあきらかにする。三人の息子の母としての体験を問いなおし、歴史的文献を緻密に分析し、「あたらしい古典」としていまや世界中で大きなインパクトをもって読みつがれる、リッチのフェミニズム「母性論」の名著。 解説、小川公代。 「私は『無条件』に愛することができるという母親のステレオタイプ化にうんざりしていた」(本文より)
  • 本当は全てを知っている自分を思い出していい ツインレイ、レムリア、木との会話
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    「あまりにも地球が素敵だったから」 その全てを味わい体験したくてあなたはここに降りて来たはず。 忘れていたことを全部思い出させてくれる、あなたのためのキーワードの宝石箱。 私たちは、自分が自分らしくあるために用意された出来事を、感じ切り、ゆるりと流して、また新たな自分になっていきます。 このかけがえのない豊かな体験のために、私たちは地球という星にやってきました。 もし、この星での生活にうんざりしていたら、少しでも思い出してほしいのです。 「体験することそのものが愛」だと。 「生まれる前、私は宇宙空間から見た地球の美しさに魅了され、地球に来たいと 思いました」(本文より) 過去生や未来生との交流を通して始まった、自分探しの旅。そこから導き出された、素朴で愛に根差したスピリチュアルツールで、「今、ここに生きる意味」を存分に味わいませんか? ・出版社より 木村みやこさんの言葉に触れると、この地球にわざわざ生まれてきたことへの感謝と驚嘆に、心が満ちます。それは、軽やかで、ゆるされていて、愛されていて、守られているという、なんとも美しい体験です。そんな感情を読んだ方に抱いていただきたい気持ちでいます。(編集担当)

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  • 古典を生きる 吉川幸次郎対話集
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    論語、杜甫の詩、史記など、中国古典が千年の歳月を超えて読み継がれるのは、そこにいまも変わらない「人間の本質」が描かれているからだ。中国古典の魅力と奥深さを日本に紹介してきた中国文学の泰斗が、文学、民族学、物理学など様々な分野の識者と闊達に語り合った6編を収めた。中国という存在から、日本は何を学び、どう関わってきたのか。古典を読み、愛し、古典と共に生きた先哲たちの肉声がいま蘇る。解説・齋藤希史
  • 対話の害
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    脊髄反射で答える学生でいいのか。「白熱教室」批判を軸に自由かつ緻密に考える力の育成を説くさまは鮮烈。 マイケル・サンデル氏の教育実践「ハーバード白熱教室」で謳われる「対話」。 しかしそれは、学生からの質問を許さず、何を考え何を考えないかの制約条件を氏が一方的に決め、学生が自由に考えることを禁じている「対話」であり、根源まで考え抜く力を鍛えるべき哲学の授業として適切なのだろうか? 外国の「偉い」思想家の言うことに容易になびく「知的植民地性」を指摘し、単なるサンデル批判に留まることなく教育方法についての無自覚・無知への反省を促す、骨太な教育論。 【目次】 はじめに 序論(導入) 第一章 考える自由 ――これは尋問だ 第1節 私はどう授業したか 第2節 比較する 第3節 これは尋問だ 第4節 考える自由が奪われている 第二章 問いの正義 ――教師の問いを疑わせよ 第1節「どちらか。」では、だめだ 第2節 構造の正義を問え 第3節 正義を問う資格があるか 第三章 例の悪用 ――実は思考封じなのだ―― 第1節 責任回避のための例 第2節 例の氾濫 第3節 自分を隠すための例 第四章 学習活動の構想 ――発言は要るのか―― 第1節 考える時、話は途切れる 第2節 対話は何を思考させるのか 第3節 ゆっくり読ませる 第4節 ゆっくり書かせる 第5節 メタ対話が要る 第五章 学生の自己 ――反射的に答える学生でいいのか 補論 あとがき 【著者】 宇佐美寛 1934年神奈川県横須賀市生まれ。東京教育大学教育学部卒業、同大学大学院教育学研究科博士課程修了、教育学博士。千葉大学名誉教授。東京教育大学助手、千葉大学講師、同助教授、教授(1993-97年教育学部長、1998-2000年東京学芸大学教授併任)。1961~62年米国、州立ミネソタ大学大学院留学(教育史・教育哲学専攻)。九州大学、山梨大学、岩手大学、山形大学、秋田大学、茨城大学、上智大学、立教大学、早稲田大学等の非常勤講師(客員教授)を務めた。2023年没。 池田久美子 東京生まれ。1974年東京教育大学教育学部教育学科卒業。1978年東京大学大学院教育学研究科修士課程終了。1981年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位修得満期退学。信州豊南短期大学教授、三育学院大学講師を務めた。専攻は教育哲学、国語教育。2019年没。
  • なるほど心理学 新装版 自分と他人の本音がわかる!
    値引きあり
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 態度にあらわれる拒絶のサイン、行列のお店に思わず並んでしまう、恋愛で突然冷めてしまう……。なぜその行動をとるのか、心の裏側を探る冒険へ。仕事や人間関係などで役立つ教養としての心理学が、楽しみながらしっかりと身に付く本。
  • 全編解説 浄土論註―社会環境による苦悩解決への道―
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    香月院深励の『註論講苑』を基盤に、『浄土論註』全編を再読。近代教学とは異なる『浄土論註』理解によって専修念仏・往還二回向の根源的意義を明らかにし、現実社会における救いの姿を描き出す意欲作!
  • 短歌で読む哲学史
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    短歌を手がかりに、たった136ページで西洋哲学史のダイナミックな流れが体感できる! 人間に 役立つものが 神である パンがデメテル 酒はバッコス……プロディコス 万人が その戦いを 放棄して 自分の権利を 国に預ける……ホッブズ 人間は 乗り越えられる 生き物だ その超人の 到来を告げよう……ニーチェ 短歌で哲学を詠む? その破天荒な試みがもたらした絶大な効果とは! 本書は高校生でも、いや好奇心旺盛な中学生でもするすると読める「哲学史」。 古代ギリシアのタレスからアリストテレス、はたまた中世神学に、カント、ヘーゲル、ドゥルーズ=ガタリまでを一気に読ませる。と同時に、学説の丁寧な解説により哲学の醍醐味を十分に味わうことができます。 本書の最大の魅力は、短歌の抒情性と簡潔性を用いて時代時代の西欧哲学の本質に迫り、エッセンスを掴んでいること。本書に触れた読者はおそらく、まるで哲学の大海原に漕ぎ出す船に乗ったかのような知的興奮と醍醐味を味わうにちがいない。 【目次】 1 ギリシア哲学 2 イエス・キリストと教父哲学 3 中世神学 4 ルネッサンスの哲学 5 近世哲学 6 近現代哲学 7 構造主義以降 【著者】 山口拓夢 1966年、東京生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。専攻は西洋哲学・神話学。主な著書に『短歌で読む哲学史』『短歌で読むユング』『短歌で読む宗教学』(田畑書店)。訳書・共著書に、チャールズ・シーガル『ディオニュソスの詩学』(国文社)、アーサー・コッテル『世界神話辞典』(共訳、柏書房)、『宗教への問い 第5巻 宗教の闇』(共著、岩波書店)などがある。
  • 発達障害の女性のための人づきあいの「困った!」を解消できる本
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    人づきあいにおいて特有の悩みや生きづらさを抱えている人が多い発達障害を持つ女性たち。悪気はないのに人とトラブルになってしまったり、感じが悪いと思われてしまったりとつらい思いをした経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。本書では、発達障害を持つ女性特有の、コミュニケーションにおける苦労や悩み、問題の原因を解説し、周囲とうまくつきあっていくためのポイントを場面別に紹介。また、医療や福祉、発達相談の現場などで起きる問題を取り上げ、うまくいかない原因や上手な伝え方や切り抜け方のポイントを掲載しています。
  • 野生の教養
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    1~2巻3,080~3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 野生の教養とは、農耕以前の歴史にさかのぼる、狩猟採集時代の知に基づく教養である。資本主義的・植民地主義的・官僚主義的価値観に侵された「栽培=家畜化された思考」に否を突きつけ、ブリコラージュ的発想による「野生の思考」を現代社会に復権し、飼いならされない自由な学びをつくりなおす。明治大学大学院教養デザイン研究科の多士済々の教員が問いかける、野心的な教養入門の書。
  • 心の病みを抜けて世界と認識の彼方へ ヤスパース(精神病理学)、フッサール、三島由紀夫と仏教からの一考察
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    本書は様々な観点から「心とは何か」を問う内容になっている。それは、心とその心が生きる世界との関係性や心が世界における事象をどのように認識するのか、またそうした認識の「限界性」や認識を超え出ること=「認識の彼方」というものを探究することで「心」というものへと肉迫するのである。 このような主題によって本書の各章は貫かれているが、ただし各章それ自身は内容的にそれ単独で成立している。例えば、ヤスパースの精神病理学や彼の実存哲学、また現状の精神医学に関心がある者は本書の第一章を読めば、その理解を深めることができる。また、現代西洋哲学の代表格とも言える「フッサール現象学」の全体像を理解したい者は、本書第二章を読めば、その哲学的内容を把握することができる。さらに、三島由紀夫の『豊饒の海』に関する全く新しい解釈やその解釈に深く関与する仏教の唯識説や空の思想(中観)の本質的内実に関心がある者は、本書第三章を読めば、その理解に接近できよう。従って、本書は、各章の内容を理解するために必ずしも全章を読む必要はなく、読者の関心やニーズに合わせて好きなように読める構成になっている。 ただ、これはあくまでも筆者の願望に過ぎないが、本書を手にした者は、最終的には本書全章に強い関心を抱き、それらを読了することになるだろう。なぜならば、本書の各章を読むことで、読み手は、おのずと本書の統一的なテーマに引き込まれて、結果的に全章を読むことになると筆者は考えるからである。素朴な想いとして、本書を読む者がこれをキッカケにして「心とは何か?」等々を考えることになってくれれば、筆者にとってこれほど嬉しいことはない。
  • 幸福への條件 仏教的人生論
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    すべての人が求める幸福。しかし、その幸福は決して永遠に満たされるものではないと言われる。では、どこに真の充足があるのか――。本書は、その問いを仏教に求める。著者・金岡秀友は、科学や物質的な追求では得られない「真実の幸福」を明らかにするため、仏教の深遠な知恵を読み解く。信仰、智慧、実践、悟りの四つの視点から、人間の生き方を探求し、迷い多き現代に指針を示す一冊。

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  • 犯罪を生む心、社会を守る心 心理学ビジュアル百科 司法・犯罪心理学編
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 犯罪の原因は8つに絞られる? 社会的に嫌悪される3つのパーソナリティとは? 犯罪は予測できるか? 厳罰化で犯罪は減らせるか? ――人間のダークサイドを解き明かし、対処を図る学問分野として、心理学の中でも特に高い関心が寄せられている司法・犯罪心理学。本書では、犯罪原因論から犯罪捜査、防犯、裁判、矯正処遇、犯罪被害者支援まで、社会の様々な難問に取り組みながら大きな発展を見せているその全貌を紹介する。
  • 人新世のヒューマニズム
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    本書は、21世紀の「人間とは何か」との問い直しと新たなヒューマニズムの構築を、ビッグヒストリーの視点から行う試みである。
  • ツインレイが導く霊性進化ナビゲーション 愛と調和の5次元地球へパラレルシフト
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    あなたは日常で起きる モヤモヤやイライラに振り回されたり 嫌な出来事に落ち込んだりしていませんか? 「そういう些細な出来事、 そして時にはのっぴきならないほどの 大きな出来事の中に 『目覚めの扉』が隠されています」と 本書の著者である ぐるぐる・よっつは言います。 目覚めの扉を開いていくと、 すべてを愛の周波数に変えることができる 無敵のエリアへシフトしていくのだと… そしてその鍵は 霊性を進化させることだけだと! 「霊性なんてよく分からない」 「どうすれば霊性を高めていけるのか分からない」 というあなたも、 ふたりの愛情あふれる導きに ついていけば、 5次元地球は間違いなくあなたの居場所。 読み進めていくうちに 自然と波動が何段階も高まり 慈愛と叡智が深まる本… 令和を生き抜くすべての人に 読んでいただきたい一冊です。

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  • 日月神示のことはこの人に聞け! 日月神示・岡本天明――内奥への道しるべ
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    日月神示を知りたいすべての人におくる 入門書であり、かつ奥義篇 大本教、神道、高天原、大八洲……神話世界からはじまり、 仏教、黒住教、金光教、神拝所作、四方拝、大嘗祭、陰陽五行、合気、天津金木、数霊・言霊、立体・図形、謡、声明、石笛、神智学、シュタイナー、エドガー・ケイシー、スヴェーデンボルグ 辛酉の予言 そして神示が降ろされた戦中・戦後の時代背景…… 著者の膨大な知識と体験により深奥に迫る 超弩級の「日月神示」解き明かし さらに 神聖幾何学の深奥にたどりついたトッチ氏による 立体的な解釈も収録 日月神示と岡本天明を取り巻く世界を知ることで、 奥行き・側面を知り得ることができる1冊! これは、 ベストセラー『[完訳]日月神示』編集者が これは大事だ!と感じ、 夢中になってマーカーを引いた箇所を集めて完成した書籍 『【日月神示】日々瞬間の羅針盤』 『【日月神示】ミロク世の羅針盤』 この2冊から参加者一人ひとりに開いてもらったページの 神示を読み上げ解説する人気のイベントを書籍化したものです。 第一部「霊力体」で紐解けば日月神示がわかる! 第二部 高天原の「原」は「母胎」の「肚」である! 第三部 「◯ゝ〈マルチョン・神〉が世界の王となる」の「王」とは何か!? 第四部 禁欲でなく欲の聖化へ!? 欲が無限に広がり新しきものを生み出す!! 第五部 霊も同時に言霊する!? 初源ムウは無△と有▽でとなるその意味とは!? 第六部 あなたは既に神の中にいる!? そこに気づけない分離性こそが「魔の仕組」!! 第七部 勘違いのまま進むか、本質に気付くか、枝分かれの分岐点は五六七〈みろく〉の「五」にある!?

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  • フロイトとベルクソン
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    ジークムント・フロイト(1856-1939年)とアンリ・ベルクソン(1859-1941年)。ウィーンとパリで同じ時代を生きた二人は、同じ知のネットワークに属していたばかりか、同じ対象に関心を抱き、独自の思索を展開した末、対極から同じ領域に迫ろうとした。しかし、彼らには直接の交流はおろか、著作での言及も皆無に等しい。この謎めいた事実は何を意味するのか──本書は、この問いに挑み、二人の知の巨人を隔てる深淵に肉薄する。 著者は言う。「精神医学にせよ、哲学にせよ、およそ学問的な企てが総じて追求しているのは、人間の幸福だと言っていいだろう。つまり、幸福を否定してくる不幸事の調査研究も含めて、人生の幸不幸の研究こそが、いっさいの学問の根本の任務なのである」(第V章)。この「幸不幸」という問題に決着をつけるために、著者は「フロイトとベルクソン」という問いに到達した。だが、その問いは著者が生み出したものではなく、「この二人の「無意識の発見者」から発せられていると強く実感される」ものだった。 本書は人間と切り離せないこの問題に向き合うすべての人への贈り物である。 [本書の内容] プロローグ 小林秀雄の声を聴いたこと/直覚された二人の関係 第I章 生 同時代人/誕生の頃/修学時代/無意識・心の基体の発見/ユングという体験/ミンコフスキーの精神病理学/晩年/再び、直覚された二人の関係に焦点を合わせる 第II章 夢 記憶の円錐体について/ベルクソンの「夢」の講演/『夢解釈』の裏側の世界/冥界への歩み、果てしなく/快原理のもろさ/刺激保護膜の無機物的性質/快原理の/夢の「彼岸・前史」/涅槃原理のほうへ/無意識から、無意識へ/ベルクソンという覚醒 第III章 抑 圧 ベルクソンの思索と「抑圧」メカニズム/抑圧されたものとエスについて/生命のダブル・バインド/円錐体という意味過剰の渦動/「一ツの脳髄」から「感想」の破綻(終焉)へ/現実原理/快原理と円錐体、エロース/死の欲動とエス/シュレーバー語のダブル・バインド/円錐体の時間とエスの時間/無機物(フロイト)と物質(ベルクソン)と 第IV章 自 我 自我制作を企てるか否か/ベルクソンの精神病観/フロイトの自我(概念)制作の必然について/フロイトの企ての特質/中断された投射メカニズム研究/投射から企てへ/オイフェミスムス/アナクロニスムに発する投射のメカニズム/記憶の円錐体と投射メカニズム 第V章 進 化 ベルクソンと進化/死後の霊魂の不滅について/トルストイの『イワン・イリッチの死』を再読する/『イワン・イリッチの死』と正宗白鳥/弛緩の至福/フロイトと退化/反復 エピローグ――エスが企てる
  • 弁論術
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    説得力のある言論の考察を通じ、説得の技術としての弁論術を論じた『弁論術』。修辞学やスピーチ術を学ぶ伝統のある欧米諸国では必読書とされている方法論だ。善や美、不正などの概念から説き、すぐれた洞察力で人間の感情と性格を分類して、比喩等の修辞など表現の技巧について考察を深める。感情論と性格論の論考は説得力抜群で、表現論はすぐにも使える実践的なものばかりだ。後世に多大な影響を与えた最強の説得術。
  • インド正統派哲学思想の始源
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 哲学者にしてヨーガの実践者でもあった著者が、インド古代思想の流れをわかりやすく説く。ヴェーダ思想、ブルシャ思想、ウパニシャッド思想、中期ウパニシャッド思想、ヨーガ思想、一神教的信仰と思想の流れを追跡し、解説する。 宗教的な思想と哲学的思考が融合したインドの古代にあって、その正統的なながれを一冊で紹介する入門書でもある。 【目次】 第一章 ヴェーダ思想展開の図式 第二章 ヴェーダに於ける密儀思想 第一節 ヴェーダ思想展開の内面過程 第二節 リグ・ヴェーダに於ける密儀的宗教思想 第三節 アタハルヴァ・ヴェーダに於ける咒法密儀的精神 第三章 プルシャ思想の展開 第一節 プルシャの語義について 第二節 リグ・ヴェーダに現われたプルシャ思想 第三節 後期ヴェーダ本集及び梵書に現われたプルシャ思想 第四節 ウパニシャッドに於けるプルシャ思想の諸相 (一) クシャトリヤのプルシャ思想 (二) プルシャと他の諸原理との関係 第四章 ウパニシャッド哲学の根本構造 第一節 ウパニシャッド哲学思想の起原 第二節 ウパニシャッド哲学と王族階級 第三節 ウダーラカの実在論哲学 第四節 ヤージナヴァルキアの観念論哲学 第五章 中期ウパニシャッドとバハガヴァッド・ギーターに於けるヨーガ思想 第一節 カタハ・ウパニシャッドに於けるヨーガ思想 第二節 カタハ以後の中期ウパニシャッドとギーターとに於けるヨーガ思想 第六章 古代インドの一神教的信仰 索引 英文概説 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 落暉にむかいて
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 哲学者・宗教学者による日常の何気ない出来事、作品論、交友関係などをめぐる随想集。滋味豊かな名文と対象への愛を感じさせる小品集 【目次】 落暉にむかいて 賀川豊彦氏のこと 日本人の女性への態度 内輪の友 友誼十五年 俳句会の思い出 日本人と政治への不信 内面性への逃避ということ 政治とのつきあい 野の鳥 国際日本研究所の創設 国際日本研究所に寄せる私の夢 正宗白鳥のキリスト教葬 死の効用 キリストとの出逢い 一つの坐像 プラグマティズムへの懐疑 武士道と現代 書の世界 叡山の行法 天下泰平の思想 全力的読書の一典型 田辺元博士のこと 田辺元先生の思い出 病床の人に 三つの姉妹団体 松山の旅 信州の旅 唐木順三氏の『無常』について 高見順氏の『死の淵より』について トンキン湾事件に思う 漱石と二人の雲水 西田幾多郎と和辻哲郎 難死的人生の意味 椎名麟三氏の『信仰というもの』 或るキリスト者の生涯 森本慶三氏のこと 一つの邂逅 西田幾多郎と倉田百三 キリスト教と日本の伝統 晩夏 虫の秋 国民的感情について 河上丈太郎先生の逝去 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 有賀鐡太郎著作集1:オリゲネス研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロテスタント神学者にして教会史・教理史学者の著作集。全5巻。古代キリスト教学から現代に至るまでの歴史と信仰の実践まで。 第一巻は、2~3世紀の最大のキリスト教学者オリゲネスとギリシア教父、アレクサンドリア学派についての研究を収録する。オリゲネスはキリスト教の教義学を確立し、西欧思想史の源流の一つとなっている。 【目次】 はしがき 序論 一 課題と方法 二 オリゲネス略伝 第一章 祈祷の問題 第二章 殉教者の道 第三章 文化の問題 一 学問の理念と方法 二 福音と哲学 第四章 神と摂理 一 神論 二 人間論 第五章 完全への進程 一 単信者と完全者 二 二つの福音 三 覚智の意義 結論 キリスト者としてのオリゲネス 補論 アレクサンドリア追放の事由について 一 オリゲネスとデメトリオスとの関係についての一考察 二 閹人の受按資格について 三 異端の問題 四 結論 資料 一 民数紀略第二七講(梗概)イスラエルの子等の宿営について 二 グレゴリオス・サウマツルゴスの謝辞 附録 一 年表 二 著書 三 オリゲネスの年代について 四 文献 五 略語解 解題   水垣渉 索引 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 仏教思想の求道的研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「仏教思想を単に過去に過ぎ去った昔の思想として対象的にとらえ、その文献的な考証とか歴史的な変遷とかを研究するものではなく、そのような客観的資料基盤を踏まえつつ、仏教思想の中から現在の我々自身の究極の拠り所(道)ともなり得る活きた宗教的真実を見出そうとするものである。およそ宗教とか道徳とか或いは哲学とかいうような、人間存在の根本にかかわる問題に関しては、その純客観的学術的な研究が今後ますます発達することはもちろん結構なことだが、しかし同時に主体的求道的な研究も学問として公然と本格的に推進されることが、今日のような思想的混迷の時代においては是非必要であると思う。・・・ そして仏教思想の求道的研究を通して、この「求道学」という立場を打ち出すことが本書発刊の素志のひとつでもある。・・・ 著者が、はなはだ荒削りながら、ともかくも仏教思想の中から見出した最も根本的な宗教的真実は、般若の開顕ないし善の見性における実践的契機としての「透脱」の原理にほかならぬ。」 (「序」より) 【目次】 序 凡例 緒論 現代における宗教  一 宗教の領域 二 現代における人間の主体性喪失と宗教 第一部 般若空観の展開 三 仏教における「空」思想の検討(般若経・竜樹を中心として) 四 無我と主体性 五 中論における一疑問 六 般若経における否定辞の二様の意味 七 般若経における「如幻」の意味について 八 般若経における「方便」の意味について 九 空観と大悲 十 仏教を虚無思想とする批判の一考察(とくに儒教からの批判を中心として) 第二部 禅の実践と華厳の世界観  十一 在家仏教論(現代における大悲の実践) 十二 禅体験の一考察 十三 身体論と坐禅 十四 現代世界と仏教(華厳を中心として) 結語 求道学の理念 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 哲学とは何か
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「本書は『哲学とは何か』という柔らかい書名になっているが、必ずしもやさしい入門の書というわけではない。本書は前篇と後篇の二部からできている。前篇の方は著者の考える哲学を概説したもので、入門書の意味をもつものであるが、後篇は専門学究の徒を念頭において書いたもので、西洋哲学史と仏教史の相当の知識を前提に執筆されている。・・・ 著者は自分の哲学の概念を正統のものと確信しているのであるが、哲学を科学と同次元のものとする傾向の強い一部の考え方からは、直ちに理解されないだろう。プラトン哲学、カント哲学という風に、哲学に固有名詞が付せられるには必然的な意味があり、哲学の真理の複数多元性は哲学という学問に固有のものであると考える。この哲学的真理の多元性という事態を如何に処理すべきかは、著者が哲学に参入して以来の課題となり、この課題はいつも念頭より去ることがなかった。」(「序」より) 【目次】 前篇 哲学概説 第一章 哲学とは何か 第二章 哲学的精神 第三章 哲学の存在理由 第四章 世界観と哲学 第五章 実在と認識 第六章 科学と哲学 その一 自然科学の問題 第七章 科学と哲学 その二 社会科学の問題 第八章 技術哲学 第九章 文化哲学 第十章 社会哲学 第十一章 政治哲学 第十二章 歴史哲学 第十三章 哲学と道徳 第十四章 哲学と宗教 第十五章 論理学の課題 その一 科学的論理と形而上学的論理 第十六章 論理学の課題 その二 弁証法的論理と場所的論理 第十七章 理想主義の哲学 第十八章 汎神論の哲学 第十九章 実存主義の哲学 後篇 理性・精神・実存 理想主義・汎神論・実存主義の内面的聯関 第一章 理性・精神・実存の概念と問題の提示 第二章 ドイツ唯心論とその崩壊後に於ける問題の展開 第三章 問題の顕示 理性より精神へ、精神より実存へ 第四章 ギリシア哲学と、その没落期に於ける問題の展開 第五章 印度・中国・日本の仏教に於ける問題の展開 第六章 問題の第一次的整理 第七章 新しき問題の提出と展開 第八章 問題の究極的整理 第九章 哲学的論理の問題 人名索引 事項索引 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 中世哲学研究3:在りて在る者
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「モーゼがシナイ山上において神にその名を問うたとき、神は、 「われは『在りて在る者』なり」と答えた。神がほかならぬ神自身によって「在る者」として啓示されたということは、聖書の伝統を受けつぐ中世の哲学者たちにとっては、決定的に重要な意味を有することであった。周知のように、ギリシア哲学はその発端から「存在」をめぐって動いてきた。しかしここにいわゆる存在をめぐる問題とは、決して一様のものではなかった。ひとびとはまず、もろもろの存在者がそこから生じてくるみなもとを探ねた。すなわち存在の根原を問うた。さらに、その根原からすべてのものがいかにして出てくるかを探ねた。根原と存在者との関係を問うた。ところで存在の根原こそは最も真実の意味で存在するものでなければならない。そこで或るひとは、もろもろの存在者のなかで最も真実の意味で存在するものは何かと問い、さらに或るひとは一歩を進めて、 ひとは、もろもろの存在者のなかで最も真実の意味で存在するものは何かと問い、またその真実の存在はいかにして認識されうるかと問うた。さらに或るひとは一歩を進めて、「そもそも存在とは何であるか」という最も根原的な問いを提起した。さらに或るひとは存在が多様な意味で語られ、したがって存在者の存在仕方は決して一様ではないことに注目し、意味の系譜を探ね、それらの意味を一貫する関連の理法(アナロギア)をみいだそうとした」 中世哲学は、「存在とは何か」という一つの究極的な問いを「神」の存在を軸に解明しようとした系譜をたどる論考である。 【目次】 まえがき 一 在りて在る者 序論 二 在りて在る者 トマスの解釈 三 在りて在る者 アウグスティヌスとの関係 四 在りて在る者 アウグスティヌスの解釈 五 無からの創造 その思想の形成 六 神と世界 創造における神の意志 七 非有のイデア 創造における自由の根拠 八 自然神学 その歴史と現代的意味 あとがき 人名索引 文献表 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 中世哲学研究2:トマス・アクィナスの〈エッセ〉研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「トマスの『スンマ(神学大全)』を読み進んでゆくうちに、私は、いわゆる「がある存在」といわれる「存在」(エクシステンチア)は、トマスが神の本質と同じであるという「存在」(エッセ)とは、別のものではないだろうかという疑問をいだくようになってきた。そのような疑問が心に浮かんだのは、『スンマ』の神の存在論証の箇所を読んだときである。そこでトマスは、神の存在、すなわち「神がある」ということは理性によって証明できるとはっきりいっている。他面トマスは、神において存在と本質は同一であるといっている。それゆえもしこの存在が、「神がある」と言われる場合の存在と同じものであるとしたならば、当然、存在と同意なる神の本質も理性によって認識される筈である。しかるにトマスは別の箇所においては、神の本質は絶対に認識できないといっているのである。これはあきらかな矛盾ではなかろうか。この矛盾を解決しようと思うのならば、神においてその本質と同一視される存在(エッセ)は、いわゆる「がある存在」としての存在(エクイスシテンチア)とは別のものであるとしなければならない。トマス自身、神の存在が理性によって証明されるか否かを論じた箇所において、神の存在(エッセ)が不可知であることを根拠として「神がある」ことを論証できないと主張する説を、一つの異論として提示している。それに対するトマスの解答をみると、たしかに「存在の現実態」としての神の存在は人間の理性認識を超越するが、「神がある」という命題が真であることは、結果の存在から原因の存在を推定するア・ポステオリな論証によって証明できるのであるという。・・・ しかしながら私はついに、この問題について単に「疑問をいだく」にとどまらず、断定を下さざるをえないところまで到達した。」 【目次】 まえがき 一 エッセの探究 二 存在とエッセ 三 神の存在とエッセ 四 神の内在と超越 五 存在と本質 あとがき 人名索引 文献表 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 対話の倫理
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代ほど対話が必要なときはない。しかし今日ほどこの言葉が弄ばれているときもない。真の対話への道をはっきりと示したのが本書である。ブーバーの死の直前に訳者と交わした世界平和についての書簡を含む。 「本書は、人間精神の歴史において、宗教と哲学とがどのような関係にあったかを調べ、あわせて近代哲学が神のような絶対者を非現実化してしまう上にどれほど大きな力となったかを、あきらかにしようとするものである」(「序説」より) 【目次】 序説 現代における対話の欠如について 神の蝕 第一章 対話の倫理 宗教と倫理の関係 第二章 思索と対話 宗教と哲学の関係 第三章 現代における神の沈黙 実存主義と深層心理学について サルトル、ハイデッガー、ユングを批判する 第四章 C・G・ユングとの対話 ブーバーの批判に答える  ユング ふたたびユングに与たう  ブーバー 付録I キリスト教とユダヤ教の対話 マルティン・ブーバーについて  パウル・ティリッヒ   II ユングの深層心理学における特殊用語解説 あとがき 索引 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 秦漢思想史の研究(東洋学叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、秦と漢の思想を論じる。取り扱う期間は、武帝から王葬が台頭するまでの、前漢中末期であり、その時代の政治的・社会的思想の変遷を詳細に論じる。 春秋時代の秩序が崩壊し、乱世へと突入した戦国期にあって、諸子百家はみな、新たな国家秩序を模索する。戦国の中から秦が、その後の中国の国家体制の礎となる、「皇帝による支配」「中央主権的官僚制」「郡県制」などを始めた。始皇帝の大きな功績を元に、国家運営がなされた。 その後、昭帝の時代には、桓寛『塩鉄論』が世に出た。買い占めと投機による経済の混乱を統計的な実学として、収拾をはかろうとするものであった。 宣帝の時代には、苛烈な役人による支配と「天」や「瑞祥」による神秘主義的な支配をした。 その後「新儒教」の模索が進行すると、老荘思想が衰弱していくことになる。 古代中国の思想展開を知るための格好の書です。 【目次】 序 秦漢思想史への視覚 第一章 統一への序章 1 戦国末の思想界について(1) 『荀子』と『韓非子』 2 戦国末の思想界について(2) 『管子』と『呂氏春秋』 第二章 統一の思想 1 雲夢秦簡ノート(1) 2 雲夢秦簡ノート(2) 3 秦の始皇帝について 4 李斯について 5 漢初の思想界について 6 儒教国教化について 第三章 『塩鉄論』の世界 1 散不足篇について 2 散不足篇の「中者」について 第四章 前漢中期末期の思想 1 宣帝期の儒教 2 楊〓死 3 哀帝期のこと 4 劉向論 5 揚雄について(1) 6 揚雄について(2) 第五章 道家の思想 1 管子四篇について 2 道家思想について ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 信仰の伴侶
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ドストエフスキーはかつて、自分は現代の産物であり、したがって無信仰と懐疑の子だ、しかしそれゆえにまた信仰への渇望に苦しめられると告白した。 この書は転換期の激浪のなかで、この世的なるものに寄る辺を失いつつある魂に対しての最後の希望となる信仰を考えるために書かれた。 哲学者、神学者、文芸評論家が、「信仰」と「魂」について、さまざまな光をあてる。 【目次】 第一部 信仰への道  明治時代における信仰への遍歴 明治の青春としてのキリスト教 西洋文化の代表としてのキリスト教の受容 私の學生時代 齋藤勇氏 高山樗牛・徳富蘆花・綱島梁川 スピノザ「エテイカ」、トルストイ「懺悔」 植村正久 島崎藤村と有島武郎 日本文學とキリスト教 明治の文學者のキリスト教離脱への反省 芥川龍之介及び太宰治とキリスト教 椎名麟三の受洗 【略】 キリスト教的世界よりギリシャ的世界へ 聖書の世界への還帰 晩年の内村鑑三 信仰への巡禮 佐古純一郎氏 死の不安 「歎異抄」 一燈園 太宰治への傾倒 田邊元「歴史的現実」と応召 新約聖書 椎名麟三とドストイエフスキイの影響 小林秀雄のドストイエフスキイ研究 椎名麟三とキリスト教 第二部 信仰書の勧め 高倉徳太郎の著作 パスカルに関する書物 【略】 アンセルムスとエックハルト ドストイエフスキイとキェルケゴール バルト、カルヴィン、ルター、フォーアサイス 内村鑑三 【略】 説教集と辭典 戰後の諸作 イエス伝 イエス伝の歴史的変遷 第三部 聖書の読み方 聖書の読み方 一般的な読書と異る聖書の読み方/聖書を読むときの態度/青年のもつ宗教性/聖書による人生觀の変化/ヒューマニズムの高揚と破壊/聖書の読み方の常道/青年の読み方と老人の読み方【略】 興味を覚えた聖書の箇所 齋藤氏 聖書の飜訳について 私の聖書への接し方 佐古氏、小塩氏 詩人と教授/キェルケゴールの父の聖書の教え方 私の聖書への接し方 関根氏 どこから聖書を読むべきか/ルカ伝とロマ書/福音書の特色/使徒行伝の意義/使徒の書翰の意義/ペテロ書翰とパウロ書翰/默示録【略】 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 自然法と洞見知 トマス主義法哲学・国法学遺稿集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「トマス主義の憲法学」「トマス主義の法哲学」の先行著書での諸テーマを改めて吟味し直し、存在論的基礎の現代的有効性を検証すると共に、中南米世界の憲法学や国法学の周到な検討・評価を展開した水波朗の遺稿集。 法哲学研究における「自然法」「国家」「倫理」「実定法」を実例とその根源を解明する。 【目次】 第一篇 法哲学・社会倫理学  第一章 マリタンの文化哲学 第二章 オントロギーとメスナー倫理学 第三章 自然法における存在と当為 ヨハネス・メスナーの倫理学体系に即して 第四章 現代社会とキリスト教社会論 ヨハネス・メスナー理解のために 第五章 共同善の存在論的基礎づけ ヨハネス・メスナーによる 第六章 ペレルマンの哲学 新しい自然法論? 第七章 H・L・A・ハートと自然法 第二篇 憲法学・国法学 第八章 宗教的自然法・教会・国家 第九章 人間の尊厳と基本的人権 第十章 日本国憲法解釈論と二十世紀の哲学 新カント派観念論の奇異な残存 第三節 日本国憲法解釈論 第十一章 イグナシオ・ブルゴアの憲法理論 第十二章 所有権の存在論とエヒード制度 メキシコ合衆国憲法第二十七条をめぐって 水波朗 略歴と業績目録 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 型(叢書・身体の思想)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「私の「型」と社会との関わりについての作業仮説(本書第一章参照)を実証する例がいままさしくここ〔猿之助の名優は「後世に残る作品をつくった人です」という発言〕にあるという実感を強くもったことをありありと思い出す。猿之助がもし自演を実現しようと思うならば、彼は世阿弥のようにみずから脚本を書き、みずから演出し、そしてみずから演技をしなければならないのではないかと思いながら、彼は自分の歴史的位置を、「型」を破る人でありつつ、同時に「型」を創造すべき人、として見据えている、立派なものだ、と思った。・・・後世に残る作品は今までの歌舞伎の型とはある程度異なるであろうが、歌舞伎である以上、それはやはり「型」の芸能であろう。だとすれば、その型はいったいどういう型なのだろうか、という疑問と好奇心が起こってきたことも事実である・・・ (玉三郎は)歌舞伎の国際的な存在意義について「気候風土、生活様式の違いからうまれた表現をまず珍しがり、面白がる。それは差の認識であり、その次に地球人としての共通の芸術的な精神をどう感じ取ってもらうのかが問題になる。そこを追究したい」と語っている。その独自性・固有性を明らかにすること、それをするとともに、その独自の形の中に潜んでいる普遍性、人類としての共通性を明らかにすること、それを玉三郎は違った仕方で表現しているのだ。彼は「伝統とその現代化」という問題に真正面からとりくんでいる芸術家であり、歌舞伎の俳優としてその伝統の具体的内容を「型」という点に求めているのだ。・・・ ところでここで私が二人の個性的な発言を引用したのは、人間にとって「型」という問題のもつ二重性を、二人の発言は期せずして示しているからだ。この二重性をどう考えるか、これは簡単に結論の出る問題ではないが、このことを念頭に置きながら、本書では「型」の問題を論じてゆきたいと思う」(「はじめに」より) 【目次】 まえがき 第一章 「型」とは何か 第二章 「型」の前史 古代・中世における「身」と「こころ」と「わざ」の思想 第三章 世阿弥の能楽理論における「型」の問題 (附論) 「序・破・急」の問題 第四章 剣法論に見られる「型」 第五章 「型」と稽古 「型」と日本人との交わりの「型」 結び 「型」における心 注 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 近世初期実学思想の研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸期の「実学」を徹底的に読み解いていく。実学は、単に観念的な学問ではなく、経験に裏打ちされ、社会に貢献するものである。 【目次】 序論 (附)近世日本における宗教と経済倫理 マックス・ウェーバーと日本 第一章 実学概念の検討 一 実学とは何か 二 中国・朝鮮・日本の実学の概略的対照 (1) 中国の実学の特色 (2) 朝鮮の実学 (3) 日本における実学思想の展開とその特色 三 実学と理の問題 「形而上的・道徳的」(先験的)理と「経験的」理 四 虚と実との関係 第二章 藤原惺窩と林羅山 一 近世儒学成立以前の儒教と仏教との関係 二 藤原惺窩の思想 三 惺窩と羅山の交渉 四 林羅山の思想 五 結び 第三章 沢庵とその思想 実学的思惟と仏教・儒教の交渉の問題をめぐって 一 はじめに 二 沢庵の生涯 三 沢庵における仏教と儒教との交渉 (1) 「泉南寓居記」における儒教と仏教 (2) 「理気差別論」 (3) その他の作品に示された儒教と仏教との交渉 四 沢庵の仏教思想 『安心法門』を中心として 五 沢庵の思想の現実的問題における展開 第四章 中江藤樹の実学観とその心学 中期、とくに後期を中心として 一 藤樹の実学観と初期藤樹の基本志向 二 『翁問答』における「正真のがくもん」と「にせの学問」 三 藤樹の晩年における儒・仏・道の関係とその心学 四 藤樹晩年の儒教思想 五 結び 第五章 熊沢蕃山の実学観と経世済民の思想 一 蕃山にどうアプローチするか 二 蕃山における実学概念 三 蕃山の「心法」 (1) 蕃山における心法と太虚 (2) 蕃山における天と人 (3) 蕃山の「心法」とその経世論との関係 四 心法と経世論との架橋 (1) 大道における心法と政治との統合 (2) 政治についての基本的考え方 (3) 「時・処・位」論、「人情・事(時)変」論、「本才」論 (4) 蕃山と徂徠 五 経世論の具体的検討 六 結び 終章 「心学」的実学 附論 日本における実学研究の現状 一 戦前の実学研究 二 丸山真男氏の「福沢諭吉に於ける『実学』の転回」 三 和辻哲郎氏の「現代日本と町人根性」 四 戦後の実学研究と将来の課題 あとがき 索引 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 英文学とキリスト教文学(長崎純心レクチャーズ)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近現代のキリスト教作家に焦点を当て、わが国では分かりにくい国教会諸派やカトリックの文芸運動との関連を解説、世俗化する社会や国際政治の変化も踏まえて作品を位置づけ、英文学におけるキリスト教文学の展開を論じる。さらには聖書学の成果を用いて福音書のイエス伝と小説のイエス像との関係を考察するとともに、批評理論の動向を見すえつつ、互いに影響し合う聖書と文学理論の深い関係を明らかにする。大きな物語、すなわち聖書に基づいた物語は終焉したとしたリオタールの主張を斥け、今日における文学の使命を示唆する、稀有なイギリス文学史。 【目次】 「長崎純心レクチャーズ」について   片岡千鶴子 序論 一 「キリスト教文学」の背景 二 ニューマンと「カトリック文芸復興」 I ホプキンズとR・S・トマス 聖職者詩人  一 イエズス会詩人ジェラード・マンリー・ホプキンズ 二 ウェールズ教会詩人R・S・トマス II エリオットとオーデン 国教会詩人 一 アングロ・カトリック詩人T・S・エリオット 二 ハイチャーチ詩人W・H・オーデン 三 エリオットとオーデン以後のキリスト教詩人 III 第二次大戦後のカトリック小説家 一 冷戦とカトリック小説 二 恩寵と罪 グレアム・グリーンの世界 三 伝統への回帰 イーヴィリン・ウォーの復古主義 IV 中流化とカトリック小説 一 イギリス小説 大衆読み物から文学へ 二 哲学的小説の世界 ミューリエル・スパーク 三 中流カトリック信徒の生き方 デイヴィッド・ロッジ 四 後続カトリック小説家とキリスト教作家 V イエスの生涯の小説化 一 聖書外典文学と小説 二 外典文学と第五福音書 三 新しい写本の発見とユダの福音 VI 聖書と最近の批評理論  一 批評理論と聖書批判 二 解釈学の契機への注目 三 オーサーの死と「本」の枠組みの崩壊 結び 一 聖書の代わりとしての文学作品 二 ポストモダンの状況とキリスト教文学 文献表 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • フィロン研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フィロン(前20頃ー後40頃)は、ユダヤ人哲学者で、ギリシア哲学と旧約聖書の解釈を融合し、キリスト教思想の源流を作った。そのフィロンの哲学を読み解く本書は、テクストそのものに基礎をおく根本的研究である。 フィロンの二重ロゴス論についても、独自の成果を上げている。 「『人間のロゴス』の二重性が「ロゴス・ エンディアテトス(理性)」と『ロゴス・ プロフォリコス(言葉)』の象徴的相関関係を意味したように、『宇宙のロゴス』の二重性は神の世界創造の範型としての『神のロゴス(英知的世界)』とその模写として表出された『感覚的世界』の象徴的相関関係として成立するのである」そして「象徴的相関性 』こそれはむしろ『 宇宙のロゴス』に本性的に内属する根本原理である」。 いまなお、フィロン研究の重要著作である。 【目次】 第一部 フィロンのロゴス論 序論 課題と方法  付 資料について 第一章 フィロン哲学の中心問題としてのロゴス論 第二章 フィロンにおける「ロゴス」の用語法 第三章 フィロンにおける「ロゴス」の意義 「ロゴスの二重性(象徴的相関性)」 第四章 神と「ロゴス」 「範型」としての「神のロゴス」 第五章 世界と「ロゴス」 「世界法則」としての「神のロゴス」 第六章 人間と「ロゴス」 「人倫の原理」としての「神のロゴス」 省略記号 I 原典、II 参考文献 第二部 フィロンと初期キリスト教思想 I フィロンとキリスト教 とくにパウロとの対比を中心として II 宗教と文化に関する一考察 アレクサンドリアのクレメンスの神観を中心として III アレクサンドリアのクレメンスの倫理思想 とくに「覚知者」(完全なキリスト者)の理想像について IV トマス・アクィナスの「Synteresis」論 付 「エウダイモニア」 アリストテレス倫理学の性格 あとがき 索引 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ニーチェ 解放されたプロメテウス
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 圓増治之「ニーチェ 解放されたプロメテウス ―ニーチェ哲学に於ける 解放力としての『音楽』」より ――思い起せば、ニーチェはその処女作 『悲劇の誕生』ですでに、後のニーチェ自身の言うとろによれば「差し当っては学者の頭巾で身を隠し、ドイツ人の重苦しさと弁証法的無味乾燥 さで身を隠し、 ワーグナー主義者のまずい流儀でもってまでも身を隠して」ではあるが、暗々裡に生そのものの心臓の通暁者として、 「力への意志」の通暁者として、語っているのであった。 すなわち、 『悲劇の誕生』第 1版刊行から16年後の第3版で新たに付加された序文 『自己批判の試み』の第4節の冒頭でこう言っている。すなわち、 「そうだ、ではディオニュソス的とは何であるか?-この本のなかにその答えが記されている-ここで語っているのは一人の『通暁者』である、すなわち、その神の秘密祭祀参入者にして使徒である」 と。 「それほど独自な見解と冒険に対してやはり独自な言葉で語ることをすべての点で 自分に許すだけの勇気」を当時ニーチェは未だ持っていなかったとはいえ、それ故末だ暖味にであるとはいえ、『悲劇の誕生』は秘かにすでに生の最も内奥の心臓から、すなわち 「力の意志」の次元から、我々に語りかけているのであった――。 【目次】 まえがき 第一部 ニーチェの立場へ 第一章 「真理への意志」 近世哲学に於けるその内的変動 第二章 ニーチェ・コントゥラ・パスカル 第一節 パスカルの「理性の論理」と「心情の論理」 第二節 パスカルの「心情」とニーチェの「心胸」 第三節 パスカルからニーチェに至る哲学に於ける「畏敬の心胸」 第四節 ニーチェに於ける「畏敬の心胸」の破棄 第五節 「心胸のメタモルフォロギー」への序論 第二部 ニーチェの場合 第一章 ニーチェに於ける「イロニー」 第二章 ニーチェに於ける「勇気」 第一節 「永劫回帰」の思想と「勇気」 第二節 ニーチェ・コントゥラ・ヘーゲル 第三章 ニーチェに於ける「メランコリー」 第四章 ニーチェに於ける「最後の神」 ニーチェ・コントゥラ・ハイデッガー 第五章 ニーチェ哲学に於ける解放力としての「音楽」 第三部 ニーチェの立場から 第一章 生の「メタモルフォロギー」的形式としての遠近法 テクノロジーの時代の超克のために 第二章 「力への意志」の一形態としてのテクノロジー 第一節 「テクノロジカルな自然支配」と「テクノロジーの自然本性」 第二節 「自然の人間化」と「人間の自然化」 注 後記 索引(人名著作名・事項) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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