国内小説の検索結果

  • P+D BOOKS 海軍
    -
    1巻1,045円 (税込)
    真珠湾攻撃をテーマにした青春小説。  薩摩人・谷真人と牟田口隆夫は、同い年で幼なじみ。ふたりは旧制中学に入ると、ともに海軍に強いあこがれを抱く。真人は首尾よく兵学校に合格し、どん亀と呼ばれながらも着実に力をつけていく。しかし、隆夫は軍人になれず、やがて画家の弟子に。  別々の道に進んだかと思われたふたりだったが、何かに導かれたように再会し、真人の口利きで隆夫は軍属として軍艦を描く仕事を得る。そして昭和16年12月8日、真人たちは真珠湾で勝利を収め、隆夫はその光景を描くが――。  モデルは真珠湾攻撃で殉死した横山正治少佐。戦時中の1942年に「朝日新聞」に連載され、第14回朝日文化賞を受賞した、“青春小説”というべき傑作に、単行本未収録の「戦時随筆」9篇と、『海軍』の後日談「軍神」を収録。
  • P+D BOOKS 東京セブンローズ(上)
    -
    1~2巻715~990円 (税込)
    戦争前後の人々の暮らしをユーモラスに描く。  東京の下町で団扇屋を営んでいた山中信介は、戦時中でも体制べったりではない、ちょっと気骨のある一市民。戦火に焼かれて変わりゆく町の姿や、それでもめげずに生きている市井の人たちの様子を、ときにはユーモラスに、ときにはシニカルに日記に記していく。  終戦直前、特高警察に捕まった信介が、敗戦で出所してきたところから物語は大きく動き始める――。 「別冊文藝春秋」に足かけ15年間にわたって連載され、第47回菊池寛賞を受賞した名作長編の上巻。あえて旧仮名遣いで書かれているが、読みやすさを損なうことは一切なく、“これぞ井上ひさし”という世界に浸ることができる。
  • 刑事69
    -
    1巻550円 (税込)
    “秘蜜”捜査官登場。舌に訊け!唇に訊け!あふれる蜜に事件の真相が。書下し。 成城東署組織対策部の伊勢敦。刑事としてはやり手だが、唯一の弱点はオンナ。美人に逢うとすぐにデレデレ、卍型にくんずほぐれつ。ま、女にモテないわけじゃない。この病が災いして平穏な所轄暮らしだったが、なぜかフィリピンルートの「密航斡旋会社」内偵の特命が。早速マニラに飛んだのだが、早くも機内で妖しい熟女と。おいおい、それで人身売買、麻薬がらみの事件を解決できるのか?
  • 不倫バンザイ!
    -
    1巻550円 (税込)
    夫とはちがう。なにかがちがう。奥のほうにズズンっ!とくるの 「あ~、どうしてこんなに気持ちいいのかしら。気が遠くなりそうよ。ね、ね、お願い…もっと奥まで、あなたの舌をちょうだい!」家族のいない昼下がり。夫には要求できないようなあられもないことを口走り、亭主に見せたこともないような媚態をくねらせる。いつもと違う匂いに酔い痴れて、身体の芯まで痺れ果てる。主人にはなんの不満もありません…そんな人妻ほど激しく淫らに堕ちてゆく。
  • B級不倫
    -
    1巻550円 (税込)
    ゴージャスではないけれど、ささやかで超快感! 気づかなかった。こんなになるなんて・・・ 「奥さん、クンニだけさせてくれませんか?」妻に拒否され続けているという初対面の男は、本当の女の匂いと味を思い出したいと言った。「おまえのヴァージン、オレがいただく!」他の男と結婚を決めたとたん、優柔不断だった男は、私を無理やりホテルに連れ込んだ。―豪華ホテルに贅沢ディナーなんていらない。「おまえが、欲しい!」。ストレートな気持ちさえあれば、女芯は熱く疼きだす…。
  • ごめんなさい、貴方<新装版>
    -
    1巻550円 (税込)
    永遠の愛を貫く、そう誓いあったのに・・・。私ったら、ナニに貫かれてるのかしら? いいえ、違います。そうじゃないの。夫のことだって、好きで一緒になったんだから、いやじゃないのよ。でも、ちょっと物足りないエッチを繰り返していると、このままおばあさんになったらせっかく女に生まれてきたのに自分が可哀想かなって。なんか想像もつかない快楽の世界ってほんとにあるのかなって…逞しくもひとりよがりな六人の人妻。ゆるして!貴方が嫌いだからじゃないのよ。
  • うごめき<新装版>
    -
    1巻550円 (税込)
    新幹線開通、沸き立つ日本。憧れが現実になった時代。男と女も高度経済性長! 夢の超特急・新幹線開通、東京五輪開催と、国力充実に色めき立つ日本。秘めやかで慎み深かった昭和世代の色恋模様も劇的変化。職業婦人に団地妻、金髪美人―性の対象にするなど考えられなかった女性に手が届く!雑誌編集者の葛西典彦の欲望はうなぎのぼり。まずは手始めに、団地妻になっていた憧れのお姉さんと…。「ねぇ聞いて。わたしはよその奥さんよ。だから、ね。あン。そ、そこは…」。
  • けいちつ<新装版>
    -
    1巻550円 (税込)
    昭和30年代。男も女も慎ましやかに燃える。控えめだけど最強肉食系。 ええっ!典彦は仰天した。臍の下に黒々と茂る毛はタワシのように盛り上がっていた。足首から抜いたショーツを裏返し、淑子さんはくんくんと匂いを嗅いだ。薄壁の隙間越しに覗き見た光景に、猛る股間…。セックス即結婚という時代。けれど、慎ましやかに淑やかに、男も女も燃え盛る。平成の老いた「喪色系」、じつは昭和の最強肉食系だったのだ。
  • ひとみ惚れ<新装版>
    -
    1巻550円 (税込)
    淑女は、おめめバッチリ、魂棒ぱっくり。「一目惚れ」ならぬ「ひとみ惚れ」。見つめあえば睦みあい。 目は口ほどにものを言い、なんてことを申します。黒い繊毛に縁どられたアーモンド形の裂け目に、トロリとした泉をたたえ、閉じたり開いたりするたんびに妖しくキラッと光る。時にはツツっとお汁もこぼれたり―。眼鏡屋の店員、城戸将人。美男でもないのに、女性にモテる。瞳のケアに加え、もうひとつの潤いスポットのメンテナンスも抜群で…。
  • 情愛迷路<新装版>
    -
    1巻550円 (税込)
    いったい、なにやってるの? ああ、どうかしてるわ!なぜかTバック 「うそ!駄目だめ、こんなの無理…」と、後ずさりしながらも黒人ホストの巨砲に魅せられていくセレブ人妻。「んッ、もう堪忍して…」深夜の病室でナース服をはだけて二十歳の若者の熱い火柱に溺れる三十路看護師―淑やかさを装い我慢してきた女ほど、解き放たれあふれ出したら止まらない。肉の疼きに目覚めた女たちが踏み込む、妖しい性の迷路。
  • 贅沢な浮気<新装版>
    -
    1巻550円 (税込)
    乱倫人妻大乱舞! 疼きはうず潮のようにはっふんあふん♡ 「こんなに美しい奥さんをほったらかしにするなんて、もったいないにもほどがある…」倦怠期の熟妻も、夜の不満若妻も、こんなせりふで燃えること燃えること!浮気相手のどんな恥ずかしい要求も、イヤよはずかしと言いながら、気がつきゃ自分から腰をグリグリ、はっふんあふん。妻から女へ、女から牝へ。情欲の暴走はもう誰にも止められない!渇きに疼く四人の人妻乱倫集。
  • 援女体<新装版>
    -
    1巻550円 (税込)
    元気がないのは大嫌い! うなだれないで、うつむかないで大きくなりなさい 「あたしたちの会社は、いま、未曾有の危機なのよ。それなのに、男性軍はますます元気がなくなっちゃって。どうにかしなきゃ!」と、立ち上がった魅惑のお局様以下とっておきの美人OL四名。援助交際ならぬおしかけ応援交際で、社内活性化を決意した。常務から新人クンまで、喝!喝!喝~ッ!でも、うふふ、これって会社のためなのかしら~。
  • 艶火<新装版>
    -
    1巻550円 (税込)
    突然したくなる女たち。きて・・・お願い、早く来て!どうにもとまらない 「わたしの顔に跨ってくれないか。甘そうな滴が滲んでいるんだ。汚いなんて思わないよ」湿った恥毛が鼻と唇にまとわり付き、熱く潤む裂け目が押しかぶさった。この匂い、この味、この口当たり…。ロックコンサートの熱気で発情した初々しい部下をおれは味わっている―。世の中、どこにチャンスが転がってるかわからない。突然したくなる女たち。
  • 蝶々の男子にはナイショだよ。GOLD
    完結
    -
    全1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宇宙とつながりキラキラ×リラックスな日常を手に入れるための32のメッセージ♪ 殿堂入りメルマガ&会員制サイト内のスペシャルトークに書き下ろしを加えた1冊。 (掲載内容は執筆時の情報です。)
  • 蝶々の男子にはナイショだよ。PINK
    完結
    -
    全1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ――オトナ女子って、女子であるほど、親にも彼にも言いづらいこと、どうしてもあるよねえ?―― 恋や男の生態から、アガるグッズや場所・芸能トーク、宇宙と世界の仕組みまで。 小悪魔作家としてデビューしてから13年間。これまでの蝶々の要素をあますことなくギュッとつめた集大成本! 殿堂入りメルマガに大幅かきおろしを加えた1冊。 (掲載内容は執筆時の情報です。)
  • 1日たった1コの習慣で私と毎日が生まれ変わる本!ひらきかたハンドBOOK
    完結
    -
    全1巻748円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ポジティブになる、頭や心身がスッキリする、人間関係やひらめきがスムーズに…! つらい気持ちで過ごす毎日も、1日1コの工夫で劇的に変化していくもの。 日々の暮らしの中、ちょっとしたコツで、心も体も魂も自由な自分になっていきましょう。 (本書は宙出版より刊行された「ひらきかた」「ひらきかたプレミアム」を刊行・改訂したものです。また、掲載内容は紙書籍版刊行時の情報です。)
  • 140 Fairytales
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    本書には140字で語られた小さな物語たちが収められています。フェアリーテイルというと、多くの人は幻想的なおとぎ話を想像するかもしれませんね。でも、この本の中にはそうではない話も多く含まれています。だから、これのどこがフェアリーテイルなんだ、と思う人もいるかもしれません。なのに本書のタイトルを「140のフェアリーテイル」としたのには理由があります。それは、もしも妖精がもしも物語を語るとしたら、きっととても小さな物語なのだろうな、と思うからです。まるで、この本の中の物語のように。
  • 居残り方治、憂き世笛
    完結
    -
    とある藩の遊郭、篠田屋には遊興費を払えずに居残りとして住み込み働きをする浪人がいる。その男、方治は来歴不明ながら笛の巧みさや腕が立つことを買われ、見世の名物となっていた。そんな彼はある日、他藩の武士に追われている男装の少女を救う。彼女――菖蒲は藩を裏で牛耳る大悪党を打倒しようとする一族の娘で、篠田屋の楼主を頼ろうとしていたのだった。楼主から娘を任された方治は、彼女を狙う外道達と死闘を繰り広げることとなり――
  • イザベルに薔薇を
    -
    郷里の山口から上京した青年・詩人美。中原中也、高村光太郎などを詩を愛する心優しい青年は、新宿・歌舞伎町で暮らす叔父の無塁のもとに身を寄せた。詩人美は叔父のもとで様々人と出逢い、恋をしたり、勝負の厳しさを味わったり人として成長していく。伊集院静でなければ描けない極上の青春物語。
  • さよならノーチラス 最後の恋と、巡る夏
    -
    都内の大学に通う大晴は、将来に対しての夢もなくただ無為に日々を過ごしていた。ある日、祖父が倒れたという知らせを受けて実家のある田舎町へ帰郷した大晴は、そこで幼馴染だった黎夏と7年ぶりに再会する。美しい女性に成長した黎夏を見て、大晴の胸に再び恋愛感情が湧き上がる。だが久しぶりの再会にもかかわらず、黎夏の表情は曇ったまま。そこには、黎夏が抱える残酷な秘密が横たわっていた……。
  • 吉原水上遊郭 まやかし婚姻譚
    値引きあり
    -
    明治44年に起きた吉原大火ののち、東亰・隅田川に花艇を浮かべて返り咲いた、優雅で艶やかな水上遊郭。大火で両親を亡くし、客を送迎する番人見習いの船頭になった利壱は、ある日、長春楼楼主に頼まれ、娼妓見習いのツバキを切見世へと連れていく。利壱が見つめるのは、欲望渦巻くまやかしの世界だった――。水上吉原を牛耳る老獪な廣川が仕掛ける謀略と、待ち受ける驚きのラストに心揺さぶられる、新感覚エンタメ時代小説。
  • 家康の遠き道
    -
    関ヶ原の戦いから九年――将軍職を秀忠に譲り、駿府に隠居した家康だが、徳川の天下を磐石にしていくために思いをめぐらせる。諸外国との交易、キリシタン勢力、大阪の豊臣家、戦乱の世を知らない子や孫……不安を数えれば切りがない。齢七十を超えてなお精力的に政治に関わり、いくさ場にも出征。「守勢」に力を注ぐ家康の晩年を描き出した傑作!
  • 迷い鳥 決定版~研ぎ師人情始末(六)~
    -
    研ぎ師の荒金菊之助の剣術の弟子・次郎が、同じ長屋に越してきた隠居・庄七の息子・庄吉の素行がひどいと訴えてきた。菊之助は宥めたが、その庄吉が殺しの罪で追われることに。長屋の者のため庄吉の疑いを晴らそうと追う菊之助は、旗本の事件に巻き込まれる。そして、その先にいたのは悪逆非道の遣い手だった。涙溢れる、稲葉稔の原点シリーズ決定版第六弾。
  • 小鳥冬馬の心像
    -
    渋谷で起こった女性の殺害事件。警察はその夫・渡部信明が犯人だと見立てていたが、目撃者は違うと主張して譲らない。捜査一課の青山陽介は、小鳥冬馬に相談を持ち掛ける。先輩刑事から“引き継いだ”この男、青山の同級生であり、強力なブレーンなのだ。彼の助言をうけ、事件は解決したかに見えたが、6歳になる渡部の娘が行方不明になってしまった――!
  • 萌野
    -
    ニューヨークで、はじめて親となろうとしている息子夫婦に対する微妙な心情と、18年ぶりにアメリカを再訪したその父親の文明批評的視点を交錯させて、知的関心の全領域を、「人間的な親和の文章」でつづる。自在な形式と、鋭い洞察力により、不滅の作家精神を実証した、強靱な文学境域。
  • 諏訪青春水滸伝
    -
    足掛け7年に一度、信州・諏訪で繰り広げられる諏訪大社の御柱祭りに、命知らずの男たちが集結してきた。谺襲次・21歳は、養父である的屋の谺組の親分・拓造を殺され、その無念を晴らすため、ライバル・矢頭丸騎一の待つ諏訪へ帰る。憧れの誉志子を手に入れるには、御柱の先頭ハナ切りを、決死で敢行せねばならない! 信濃に咲く恋と意地の長編青春小説。
  • 私の音楽手帖
    -
    1巻2,332円 (税込)
    クラシック音楽を「読む」楽しみ。達意の文章から聴こえるモーツアルトの「声」、ショパンの「音」……日本を代表する音楽評論家で、東京芸術劇場館長や桐朋学園大学学長も務めた著者が贈る、音楽随想32篇。
  • わがスタンダール
    -
    ファブリスを中心にみれば、『パルムの僧院』は宛然一個の冒険小説である。―――スタンダールに魅了され、それを終生問い続けた当代屈指のスタンダリアン=大岡昇平。綿密な探究と思考、対象を徹底的に見極めようとするダイナミックな意志。鮮明な自己認識の大いなる軌跡を示す〈スタンダール論〉34篇を収録した決定版。
  • わがシングルへの道
    -
    遊びの天才がゴルフに挑戦するあくなき闘い! ――はじめてのパー、はじめてのバーディ……。一所懸命やればやるほど、ゴルフは悦楽を与えてくれる。遊びの天才がゴルフに取りつかれ、我流のフォームを解体し、シングルの悦楽を味わうまで。リー・トレビノ、アーノルド・パーマーらとプレイする黄金期、そして…。懐かしいイレブンPMでもお馴染のゴルフ狂の、30年余にわたるシングルへのあくなき闘いの貴重な記録。
  • モグラ原っぱのなかまたち
    -
    ちびのあきらと、でぶっちょのなおゆき、背の高いかずおと、くりくりっとした目のひろ子、2年生の4人は、大の仲よし。電気掃除機で虫をつかまえたり、池にいかだをうかべたり、いつも元気であばれまわるモグラ原っぱに、ある日、ダンプカーが土を運んできて……。大人社会の利害に無関係ではいられない子供たちの生活を鋭く見つめる、古田足日の意欲的童話。
  • ぬすまれた町
    -
    N県ホージョー市で起きた、奇妙な小学生の失踪誘拐事件は、ユタカたちを、次々に不可解な事件にさそい、市長選挙にまきこんだ。選挙は市に、カンヅメ工場設立とドリーム=ランドの建設をもたらしたが、それは人間の心をうばい、市全体をうばおうとする、見えない魔手だった……。シュールリアリズムと映像的な方法で描いた、意欲的な少年小説の力作。
  • 百鬼夢幻 ~河鍋暁斎 妖怪日誌【電子書籍版限定・書き下ろし短編付】
    値引きあり
    -
    “江戸が、おれの世界が またひとつ 行っちまう!” 異能の絵師・河鍋暁斎と妖怪たちとの奇妙な交流と冒険を描いた、幻想時代小説! 江戸末期から明治にかけて活躍した天才絵師、河鍋暁斎。 こと妖怪画で名を馳せた彼は、実はその妖怪たちが見えていた? 絵の中から蝶を舞わせ、河童と酒を飲み、天井画のために龍を写生し、弟子コンデルとともに旅先で狐火の行方を追う――。 幕末から文明開化へ、江戸の大変動を背景にした異能の絵師の冒険!
  • 浪漫疾風録/星になれるか(合本)
    -
    1巻1,936円 (税込)
    翻訳ミステリ雑誌『EQMM』編集長を経て日本におけるハードボイルド小説の先駆者となった直木賞作家の自伝的実名小説。 一九五六~六四年の疾風怒濤の編集者時代を描いた『浪漫疾風録』と、『傷痕の街』でのデビュー後、六四~七八年の綺羅星のような作家たちの交遊を描いた『星になれるか』の合本。 ■目次 ◎『浪漫疾風録』 地獄へようこそ/悪戦苦闘/汗みどろの日々/粋で貧乏で/色やら恋やら/走り出す人々/ミステリ戦国時代/さらば編集者/あとがき ◎『星になれるか』 星になれるか/面白き罪/バンコク有情/ドリアンの謎/モンスターの尻尾/独り砂漠を/甘美なる腐敗/回帰への終章
  • はぐれ火盗改 松平左金吾 怪盗かまいたちの謎
    -
    時代小説にニューヒーロー誕生! 直心影流免許皆伝の腕を持ち、気さくで誰からも好かれる快男児、松平左金吾。しかしそれ以外はからっきしの「昼行燈」と評されていた。そんな彼が、伯父の老中松平定信と将軍徳川家斉に見込まれ、火盗改補佐役に任命されてしまう。しかも上役は、あの「鬼平」として知られる長谷川平蔵。折しも、謎の女火付けと、かまいたちと名乗る怪盗団が江戸を賑わせていた。笑いあり涙ありの痛快時代大活劇!
  • 夜光貝岬
    -
    ずっと考えて来ていたことは……誇らかに花咲かせたい……咲く君のそばにいたい……。芭蕉布を勉強するために沖縄に来ていた緋紗代の前に現れた、事業家・武富とホテルの支配人・伊集院。珊瑚礁の美しい徳之島を舞台に、愛人と夫の二人の間を揺れ動く女ごころを肌理細かに描く「夜光貝岬」、ほかに「沖ノ蔵千畳敷」「薩摩ずべい釣り」を収録。海に生きる男と女の愛の形を描く、珠玉の短編恋愛小説集。
  • 不安からの脱出 究極のからだ・Qi・やすらぎ
    -
    ふと心に不安を感じた時どうしたらよいか。人はだれでも苦しみや哀しみの中で、常に安心を求めている。不安について、隠さず素直に語ってみよ。現代人の不安からの解放を体験的告白で追求した救いの書――すべてが虚しくなるような虚脱感を、あなたは感じたことはありませんか。心の不安に襲われ、自信喪失に陥ってしまったような経験はないだろうか。現代人を突然に襲うそうした「精神の危機」を痛切に体験してきた著者が、自らの心の病いを隠さず、素直に語る。不安からの解放を体験的告白で示した救いの書。
  • 男波 女波 放浪一本釣り(上)
    値引きあり
    -
    1~2巻100~282円 (税込)
    放浪(さすらい)の漁師・波太郎対決の海へ……。海をイジメるインチキ釣り師たちよ、俺が本物の名人技を見せてやる! ――鯛釣り名人「四本竿の波太郎」は、海をコマセで荒らし回る自称「釣り文化人」に、投げ釣り勝負を挑む。そこに、暁子・久乃の美女2人もからんで、大波乱。海洋環境への思いやりにあふれた痛快作! <上下巻・『さすらい波太郎――伊勢湾彷徨/紀州沖急追/熊野灘対決(全3巻)』改題作品>
  • 星の衣
    -
    1巻1,047円 (税込)
    「あの人の星を織り出そう」……機(はた)に浮かぶ模様が、忘れがたい男の優しさを、忘れてしまいたい男の面影を、織り出していく。沖縄の伝統織物に生涯をかける二人の女――汀子(ていこ)は亡き夫へ捧げる[首里織]を、尚子(しょうこ)は新しい人生の証となる[八重山上布(じょうふ)]を。生と愛の情念を織り上げる女のひたむきさを描く、感動の長編小説。吉川英治文学賞受賞作品。
  • 才市・簑笠の人
    -
    念仏に生き、83歳で一生を終えた、下駄職人・浅原才市。下駄作りの際に出るかんな屑に書き残した、1万首に及ぶ信仰の歌……。「わしのこころわ わやわやで/くもともとれの/きりともとれの/かぜともとれの」……無名の庶民の営為に心惹かれて、その謎めく生涯を深く追究した、伝記小説「才市」。一所不住・清貧孤独に徹した良寛の境涯に迫る「蓑笠の人」。信仰を主題の力作2篇。
  • 高崎山のサル
    -
    日本のサル学として世界にその水準の高さを知らしめた好著――高崎山のサルの群れを、長期間にわたる徹底的なフィールドワークによって観察し、ついにその生態の全貌を捉えた、貴重な記録である。ボスザルを頂点とする群れの社会構造は、本著によってはじめて明らかにされ、世界の霊長類研究に先駆的業績をあげた。まさに「ニホンのサル学」を記念するにたるモニュメント的書である。
  • 考える熟語集 未来が見えてくる160のキーワード
    -
    面白く読んで役に立つ最新キ-ワ-ド集――1960年代からの、日本とアメリカの学生用語、風俗語、時事用語そのほか。はやりの言葉や社会現象への、正確で心あたたかいコメントを通して、現代人の志向する夢と欲望の内実を、生きいきと語ってくれる。歴史の本質をより深く知りたい人たちにおくる、ユニークで役に立つ、160の現代キーワード集。
  • 宇宙から来た遺跡
    -
    「異星人」が地球に残した、謎の文明を追う。太古のいつか、宇宙から来た高等な知的生物は、人類の誕生と古代文明の発祥に関与した! この命題を検証するため、まず中南米大陸に狙いを定め、フィールドワークを決行。次々に発見される不可解な遺跡と遺物には、何が隠されているのか? そして重大な事実が……。地球外生物が遺した、巨大遺跡の謎を解く!
  • 伊勢の闇から
    -
    1巻2,607円 (税込)
    社(やしろ)の杜(もり)深く、信仰の古層に、浮きつ沈みつ。女のさすらい。旅と古典でふちどる古代の神々……。碩学が挑んだ傑作評論。 「たけだけしく残酷な女神たち英雄たち、デメーテルやオデュッセウス、ヴァルキュリアやジークフリートの世界とは全くさま変り、刻薄な何物かの恣意に弄ばれて、よるべなくさまよう、われわれの英雄や巫女たちの、たどたどしい足どり。」(あとがきより)
  • リスキー ラブ
    -
    傷ついても、つらくても愛さずにいられない。黒人とのSEXにしか興味を持てないOL、米軍将校に尽くす保母……傷つきながら愛する女たち――「愛する悦びを知ったから、どんなリスクも乗り越えられる」黒人とのSEXにしか興味を持てない日名子、毎晩クラブ通いをしながらもつらい恋に悩む女子大生・弘美、留学生との初体験以来、日本人に興味を持てない実央、米軍将校に尽くしたシングルマザーの友理子ほか、傷つくことを恐れない、12人の愛と生。
  • ドキュメント 東京のそうじ
    -
    新幹線やジェット機によって、東京に持ち込まれるゴミ。1200万都民から排泄される糞尿……。だが、そんな大都市の澱など知らぬかのように、東京は静かに清潔に輝き美しさを保っている。だれが、その巨大都市・東京の排泄物を、どのように「そうじ」しているのだろうか? 衝撃的な視点と手法で新しいノンフィクションに挑み続ける著者が描く野心作。東京という大都市のあたたかい生理を描く!
  • さすらい波太郎 房州沖純情
    -
    海を愛するがゆえの痛烈な釣り客批判! 名人・波太郎の恋と冒険の武者修行の船出! ――「釣りの腕では誰にも負けぬ」と自信たっぷりの「四本竿の波太郎」の船へ現れた美女は、沖泊り源平の娘・暁子だった。源平からの挑戦を受けて立った波太郎は、故郷・千葉の港から、各地の名人を訪ねる修行の旅に出る。目指すのは、東京湾の対岸から小坪。暁子との再会は、思わぬ展開となった。痛烈な文明批評にあふれた海洋譚!
  • さすらい波太郎 相模湾慕情
    -
    海を愛する男の、恋と釣り修行のひとり旅! 波乱に満ちた釣り師の海洋ピカレスク! ――美女・暁子と再会したのは、真鶴。放流された鯛モドキをコマセで釣る船の前で、本物の腕を披露した武者修行中の波太郎は、暁子の前で名人沖泊りの源平に挑戦する。勝負は「忍法墨流し」。敗れた波太郎は、再挑戦を約束して、アメリカ西海岸へ旅立つ。最近の誤った釣りブームを痛烈に批判して大好評の、海洋冒険小説。
  • さすらい波太郎 再会遠州灘
    -
    下田、西伊豆、浜名湖から北海道へ! 釣り対決に美女が加わり、壮絶な冒険行! 魚に対する敬意と海への愛情ロマン! ――鯛釣り名人・波太郎は、アメリカから戻ると、下田から西伊豆、浜名湖へと、修行の旅を続ける。沖泊り源平とのカツオ釣り勝負は、写真家と地元漁師が加わって、大波乱。負けた方が陸(オカ)に上がる条件で、再び対決を迎えるが、事態は一変。美女・暁子と波太郎は、北海道へ飛ぶ。魚に対する敬意と海の愛し方を説く、真の男の冒険行!
  • うず潮のひと
    -
    天草の海を背景に描く、若い未亡人の秘めた愛の物語! ――カメラマンの夫を亡くし故郷の港町へ帰り、美しい海の町の天草・牛深で、特産の海産物加工品を本物の味に創り上げようとがんばる、若き未亡人・千帆子。夫の面影に守られ、頑固な父親と名人肌の海女や慕って集まる若者たちに支えられて、ようやく彼女の努力が実を結ぼうとしたとき、年下の純情な青年が現れて愛を告白する。自然と恋愛を大らかに描いた力作。長編恋愛小説。
  • イロニアの大和
    -
    1巻2,607円 (税込)
    保田與重郎をめぐる大和文学紀行。――国のまほろば・大和の地に刻まれた、無垢なる魂の悲惨と栄光。悠久と無常の風土に、保田文学の根源をたどる、碩学の傑作評論。 「保田を読み始めた頃は旅を嫌っていた若者が、老境に入って、旅の経験もかなり積み重ねて来たその蓄積の上で、保田の大和を眺めた時どのように見えるか、そのことをたしかめようとしたのがこの本である。いうまでもなく現実にはその土地は行政区画としての奈良県であって、そこにひそむ遠い過去の追想は、所詮幻にすぎぬかもしれない。しかし幻にこそ土地の神髄があると考えれば、現実の相はかえって虚にすぎなくなるともいえる。実にして虚、このイロニーの上に保田の大和は浮んでいると見た所に表題を置くいわれがあった。」(後書より)
  • 「地震予知」はウソだらけ
    -
    予知成功回数「ゼロ」、特定は「不可能」―― これが科学的な結論だ! 地震予知がはじまって、50年以上。莫大な予算を使いながら、いまだかつて一度も予知は成功していない。しかも、予知開始時に「およそ現実的ではない」とされた巨大地震が、「起きる可能性は低い」とされた場所に起き、原発集中地域を襲っている。予知における役人と学者の予算獲得競争から国際的な評価までを、日本を代表する地震学者が語る!
  • 禍福は糾える縄の如し
    -
    1巻330円 (税込)
    豊橋から岐阜の子会社への出向を命じられた野中卓夫。出向先で遭遇するさまざまな試練にどう立ち向かうのか?奇才只野馬骨が放つ待望の新作。
  • 月蝕の祝祭
    -
    1巻495円 (税込)
    永遠の若さと命とを約束する“月の水”は、だが、一族以外の者にとっては、それがそのまま死を招く水となる、と叔母は晶に言ったのだ。母に言わせれば、叔母の話す事などは一から十まで絵空事ということになるのだが、母と幾つも違わないはずの叔母の若さを見ると、晶にはますますそうは思えなくなる。(「月の水盤」より)  人間の深層に隠された心理が織りなす魔性のサスペンスを描く。本格耽美小説作品集。 *月の水盤 *宿命の女 *双貌の月 *黄金残照 *蒼い薔薇 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • 月の振り子
    -
    1巻495円 (税込)
    あの月が何に見える? 僕には振り子みたいに見えるよ。絶えず動いているのに、それでいていつも同じ弧を描いている振り子に……。もともと僕らは誰でもない者なんだ。あの月光の奥に溶け込むその時まで、これからずっと、行き来し続けるのだろう……。(「月の振り子」より)  表題作の他3篇を収録した本格耽美小説作品集。 *聖母たちの囁き *夢鏡 *十三日のバレンタイン *月の振り子 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • さくらさくら
    -
    1巻385円 (税込)
    彼は青い月光を含んだ冷たい夜の空気で胸を満たしたかった。けだるい足を運んで、彼がその開けはなった高窓の鉄枠に身をもたせかけた、その時だった。青い桜の下に、ふいに白い影が浮かび上がった。ぎくりと身を起こして凝らした目に淡く儚げな少年の姿が一瞬映り、瞬きする間もなく青い闇の中に溶け入って消えた。(本文より)  精神科医である安達実彦は、赴任先である郊外の病院を訪れた。中庭の中央には、明らかに古木と知れる、なんともいえない妖しい息づかいを感じさせるような桜があった。やがてその桜にまつわる不吉な伝説を聞かされて……。本格耽美サスペンス。 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • 双貌のマリア
    -
    1巻495円 (税込)
    毎日この像の前に額づく二人の女も、片方は自らの生活を厳しく律して修道女としての人生を貫いてきたことに矜持と意地をもち、もう一人は、女手ひとつで娘を育てた人生に誇りを感じながら、雇い主の妻が亡くなったこの祭壇で、その彼と娘との結婚を母として願い続けていたのだろう。「二つの貌か……」胸の中に重い嘆息とともにつぶやいた享平の目に、その時、大理石のマリア像の上に広がるうっすらとした染みが飛び込んできた。(「双貌のマリア」より)  表題作の他2篇収録の作品集。 *真紅の貴婦人 *死んでしまった弟 *双貌のマリア ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • イヴの鎖
    -
    1巻770円 (税込)
    私たちは生まれ方を間違ったの? どこでなら生きていけるの?  名門私立女子学院の高等部を卒業し、国立大に進学後、弁護士となった有吉馨。彼女は、世間的には恵まれた境遇だと思われていたが、暗い過去と性の秘密を背負っていた。担当した離婚調停が不調に終わろうとしていたある日、同じ事務所に勤めている高校時代の友人・匡子とトラブルを起こしたことから、馨の周囲の平静が少しずつ狂いはじめる……。  授けられた性とは異質な精神を持つものたち「トランスセクシュアル」。この果てしなき迷宮からの解放とは? 性的マイノリティの懊悩を描いた長篇小説。「電子版あとがき」を追加収録。 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • 交差点であった泣ける話
    -
    本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。 収録されているのは、(悲しいのではなく)感動して泣ける短編が12編。そこには、あなたの好みのストーリーがきっと見つかります。 本書では「交差点」にまつわる、出会いや別れのエピソードを掲載しました。 【掲載エピソードの一部】 「人生の地図」 人生に疲れ果て、ホームの端に立っていた俺は青年に腕を引かれ… 「青信号の46秒」 原宿で服を買い、美容室で髪を明るく。もう、今までの私とはお別れだ。 「楽園リミット」 家にはいつも、犬がいた。犬を連れてきたのは、唯一の家族である父だった。 「幕の向こうに綺羅星はある 熱血とかキラキラしたものには無縁だった人生。もう大学二年生の秋を迎える。 「最後の交差点」 松葉杖をついて、交差点で信号を待っていた飛路。しかし、渡ることはできない。 【執筆陣】 朝来みゆか 青信号の46秒 浅海ユウ ひまわりの君 一色美雨季 金魚供養 国沢裕 つないだ手 杉背よい 記憶が交差するところ 天ヶ森雀 楽園リミット 鳴海澪 親指の迷信 猫屋ちゃき 幕の向こうに綺羅星はある ひらび久美 最後の交差点 溝口智子 人生の地図 南潔 推し活スルースキル 矢凪 三丁目のおむすびや
  • 屋上屋台しのぶ亭 ~秘密という名のスパイスを添えて~
    -
    愛知県錦二丁目にある古ぼけたビル。 その屋上には一軒の屋台『しのぶ亭』があった。 看板もメニューもなく、店主はフクロウの覆面を被っている謎だらけの屋台。 しかし、振るまわれる料理はどれも絶品! そんな屋台に訪れる人も一癖も二癖もある人ばかり……!?  屋台にやってくる人たちが織りなす切なくあたたかな人情物語
  • 聖者たちのレクイエム Requiem Apostolorum Sanctorum
    -
    1巻1,056円 (税込)
    イエスとその弟子たちの苦難の足跡を描いた壮大な歴史ファンタジー ローマによるキリスト教徒への迫害が激しさを増していく中、イエスの弟子たちは、 そのほとんどが聖都エルサレムを出て、西へ東へと散っていった。 互いに申し合わせたかのように、惜しみなくその命を捧げ、殉教していくことになる。 それは、純粋な信仰心と気高き使命感に導かれた、まさに使徒と呼ぶに相応しい 崇高な生き様であった――。

    試し読み

    フォロー
  • 勇気のおくりもの
    -
    1巻844円 (税込)
    15年の短い生涯を強く生きた少年・勇気。 実話をもとにした感動の物語。 永遠に色褪せない、一瞬の命のきらめき――。 陽だまりの様に暖かで、穏やかな心を持った勇気。 人を大切にすること、責任を持って行動すること、 人の為に尽くすこと、そして夢を持って生きること……。 誰よりも周りを考えていた勇気の言葉は、人の心を突き動かす力を持っていた。 15年の短い生涯を強く生きた少年・勇気。 彼が教えてくれた「人生で最も大切なこと」とは。 切なくも温かに綴られる、実話をもとにした感動の物語。

    試し読み

    フォロー
  • リタイアド探偵
    -
    1巻1,056円 (税込)
    セカンドライフは私立探偵! 痛快! ネオ・ハードボイルド小説 60歳になり定年退職を迎えた松本幸。 営業マンとして培った人を見る目で身の周りで起きる珍事件をどんどん解決 行きつけのスナックのママの死の真相に迫る『アカハラとパーチ』 協力者になって宗教団体の殺人を暴く『遠廻りをする恵子さん』 保険外交員の殺人事件の犯人を追った『新宿二丁目の高島保険外交員』 元取引先の女性社員の死体遺棄事件の真相を追う『成見を探せ』 生まれ故郷で警察の不正に挑む『上りしかない町で』 リタイアド探偵松本幸が5つの難事件に挑む!

    試し読み

    フォロー
  • おりーぶの海
    -
    1巻1,100円 (税込)
    1965年、あの夏の数日間を生涯忘れることはない―― 純粋に生きようとするが故にぶつかる壁。 葛藤の日々。それこそが青春だった。 日米安保とベトナム戦争の60年代。 神戸を舞台に、大学生たちの瑞々しい青春を描いた純文学小説 顔も知らない実母への強い思慕を抱きながらも、龍一は人としての成長を目指し、学生団体活動、道場での鍛錬、アルバイトに忙しい日々を送っていた。そんな中で出会った女学生たちは彼に惹かれて行く。しかし龍一は、彼女たちの強い想いに応えられずにいた。相次ぐ挫折、試練……龍一は悩みながらも、自分を偽ることだけはすまいと、勇気を奮い起こして立ち向かおうとする……。

    試し読み

    フォロー
  • デ・シャ・バリ
    -
    1巻968円 (税込)
    人と違うのは、悪いこと? 「田口さんは<でしゃばり>だわ」 担任の先生は、娘の真希のことをそう言った。 周りの子たちと少し違うということがいけないのだろうか。 優しく真っすぐに生きようとする女の子とそれを見守る母親、学校の規律から外れることを嫌がる教師。教育のあり方を問う一冊。

    試し読み

    フォロー
  • 今 ふたたび長崎の鐘 ―被爆の深層を探る―
    -
    1巻880円 (税込)
    長崎被爆の深層を追究することで、見えてきた真実 「いや~、おたくに落ちなくてよかったですなぁ」 突然かけられた元長崎市長の言葉によって始まった長崎原爆 小倉第一目標説を検証する旅 小倉在住の心療内科医が、独自の視点で取材を重ねて辿り着いた結論とは――

    試し読み

    フォロー
  • ママ、遺書かきました
    -
    1巻1,056円 (税込)
    「母と妻と嫁」――役割に疲れたすべての女性に元気を贈る自伝エッセイ 私の人生、まだまだこれからだけど。 1男3女の母、53歳。 猪突猛進に生きた半生を痛快無比に書き上げた、渾身の四字熟語エッセイ 私の胸には収まりきらない楽しかったこと、辛かったこと、日々の暮らしの悲喜こもごも。 「今までこんなに嬉しく楽しく悩みもしたの。 長く家の中で妻と母をしていたら、自分のことが分からなくなってしまったの。 だから今、立ち止まって本当の自分を探しているの」

    試し読み

    フォロー
  • ひび割れた社長の器
    -
    1巻1,320円 (税込)
    パワハラ・セクハラ・横領疑惑……。 ワンマン社長の横暴な振る舞いに辟易する社員たち。 そこに、一人の男が正義を掲げ立ち上がった――。 すべての働く人の心を突き刺す社会派小説。 「社長のおそばに仕えるのは疲れました……、訴えます!」 社長・室井の稚拙な嫉妬心により会社を追われた及川のもとに、 元同僚の野々村から「社長のパワハラ行為について訴訟を起こします」との連絡が入った。 自分こそが被害者だという顔をしていた室井だが、その身に思わぬ事態が降りかかる。 はたして及川は正義を貫くことができるのか――。

    試し読み

    フォロー
  • 君がいる
    -
    1巻1,056円 (税込)
    作詞家としても活躍する著者の小説、エッセイ、詩作品を収録。 恋人に別れを告げられた憲治は、傷心しながらもあるジャズバーのドアを押す。そこに待っていたのは……。表題作を含む小説4篇、エッセイ6篇、詩24篇を収録した作品集。「ドリームジャンボ」「大樹」など、ストーリー性に富んだ小説、「ブレンドコーヒーとカレーライス」など、日常の出来事を切りとったエッセイ、「さくら」「街ん中」など、リズミカルな詩を掲載。 「三人兄妹の私は、内気な少女でしたが、胸の奥には熱い何かがあり、それを表現したいという衝動がいつもあったような気がします。時に歌であり、時に演じることであり、胸の孤独部屋で言葉をあふれさせたり……。  夢見る乙女であった昔と、今もたいして変わっていないね、とは、もう一人の自分の声です」(あとがき)

    試し読み

    フォロー
  • 幽明の和解
    -
    1巻1,056円 (税込)
    人と人がつながることの尊さを瑞々しい筆致で描く、美しきヒューマンドラマ。 悲しみを抱えた人々が優しさを持って交わる時、そこには必ず愛が生まれる。 幼少期の両親の離婚と、母親との死別。 持病を抱え経済的に困窮した生活の中でも、 慈悲深い人々に支えられながら、懸命に毎日を生きる繭子。 自分を遺して逝った母を許せずにいた繭子だが、 ふとした瞬間に光と風とともに現れる母との邂逅を重ね、 繭子の人生に柔らかな日差しが差し込んでくる。

    試し読み

    フォロー
  • 家傳の石 本能寺の変 つくられた謀反人 光秀
    -
    1巻1,408円 (税込)
    戦国ファンの魂を揺さぶる不朽の歴史小説 「光秀、ちょっとばかし耳を貸せぃ……」 「とうとう気が触れたか。実行したら京の都は地獄絵……!」 天正6年(1578年)に荒木村重が、その4年後に明智光秀が 信長に謀反を起こしたとされる戦国史。 2つの謀反の真実はどこにあったのか……。 今、400年以上の時を経て村重、光秀の「冤罪」が晴らされる。 戦後武将の末裔が書き下ろした渾身の一冊。

    試し読み

    フォロー
  • ALONEMAN
    -
    1巻880円 (税込)
    「これはかつて神の子だった男の物語だ」 「ママ、今日僕は人を殺したよ」薄暗い部屋の中。罪の意識を抱える神の子・タキオンは、まもなく自身の魂が堕ちゆくのを自覚していた。そこに現れた怪しげな男に促され、彼は自身の半生を語りだす……。

    試し読み

    フォロー
  • 悪の組織ジョッカー
    -
    1巻660円 (税込)
    悪の組織ジョッカーが、主人公たちの問題を矯正していく物語。 ある日、それぞれの話の主人公が悪の組織ジョッカーに拉致、監禁されてしまう。 そして彼らは、拉致された先でジョッカー日本支部長の「J」と名乗る男と出会う。主人公たちは様々な問題や事情を抱えており、実はこの「J」は主人公の親や知人などから依頼を受け、彼らの問題を解決するために奮闘しているのであった。徐々に明らかになっていく悪の組織の正体とは…。「悪い事をする善人ではなく、良い事をする悪人」をテーマにして描かれた前代未聞の小説。

    試し読み

    フォロー
  • 呑んべぇ横丁物語 スナックどら猫
    -
    スナックどら猫を舞台に繰り広げられる、人情あふれる物語。 スナックどら猫に集まった個性豊かな登場人物たちがおりなす、 楽しく、時に切ない、心温まる物語。 ほか、短編を収録。

    試し読み

    フォロー
  • あばたもえくぼ
    -
    1巻990円 (税込)
    長くて濃い「復讐」のはじまり 大都会の歓楽街、その片隅。すこし不思議な風俗嬢の「ゆうちゃん」との出会いが、僕を変えていく。 「ゆうちゃん」に一目ぼれをしてしまい、近づこうとするけどなかなかうまくいかない日々。だけど「ゆうちゃん」もなんだか少しずつ変化が表れて――。 この世界のどこかで今日も生まれている、小さな恋の物語。

    試し読み

    フォロー
  • 双頭の鷲は啼いたか 現代短編集
    -
    1巻660円 (税込)
    ふとしたきっかけから、運命は交錯しはじめる。様々な人間模様を描く3篇。 予備校で働くタケルと、エリート医学生の武史。それぞれ全く別の人生を歩んでいたが、ある事故がきっかけで、運命が狂いだす。全く同じ顔を持つ二人の、出生の秘密とは。―『双頭の鷲は啼いたか』 他人とうまく付き合えず、不器用に生きてきたあずさ。周囲の優しさに支えられながら、少しずつ自分を強く持つようになる。そして、無名のカメラマン亨と出会う。愛する人と結ばれ、慎ましく懸命に暮らすが……。―『exist together 共に和がれる』 とある町の花屋には、様々な事情を抱えた人々がやってくる。一方、花屋の切り盛りをする美帆も、身内に言えない秘密の悩みを抱えていて……。―『花を纏う』

    試し読み

    フォロー
  • 愚の多面体
    -
    1巻990円 (税込)
    人間の愚かな部分や弱い部分をあえてさらけ出した詩集作品。 「(前略)間違ったものを許さない、少数派の意見は認めない、偏った意見は排除すべきであるetc……。少し大げさですが、現代社会の抱える「正しさ」の息苦しい層が厚みをさらに増しています。これからの時代では、それはより一層顕著になっていくでしょう。そこで私は言うのです。  それが一体何だというんだ!  どう生きたって自由です。なにをしたって自由です。たまに非難されることもあるでしょう。でも別にいいんじゃないですか?あいつはあなたの何なんですか? 自分で自分を「許容」して生きていきましょう。たとえ愚かと言われても。」(あとがきより)  鮮烈な熱情がほとばしる詩46編。

    試し読み

    フォロー
  • ミステリー作家は二度死ぬ
    -
    推理作家の恋住木美子は、作品数も収入も知名度も低いが、能書だけはまくし立て、おまけに酒乱ときては敬遠する編集者も多い。だが、そんな彼女にテレビ局から、現代ミステリーについて一席という出演依頼があり、それが大変なことに……自身をパロディ化した「木美子の冒険」をはじめ、ファンタジーやハードボイルドなども収録した傑作短編集!
  • もう一度、抱かれたい
    -
    同棲時代を過ごした安アパートでの一夜(「浅草旅行」)。かつて手玉に取った二人の男との戯れ(「セックス・アンド・レスト」)。カップルがお互いの性癖を打ち明け……(「セカンド・セックス」)。子どもの頃から知ってる童貞クンの筆下ろし(「桜の窓」)。夢のようなひととき、切ない想い、甘酸っぱい思い出……。愛しあい、抱きあった「素敵な時間」を呼び起こす艶美な短編集。
  • 雄の時代
    -
    部屋の相続問題の不満から力士を廃業した海竜をレスラーに育てあげ、日本プロレス界の黒幕として隠然たる力を揮った弘前太助。弘前の託した夢を実現し、空前のプロレス王国を築きあげたモンスター・海竜。この二人の男の張りつめた厳しい関係を、記者の冷静な目で追跡しながらつづった、異色レスラーの一代記。
  • 野ぶどうを摘む
    -
    20歳の愛と性を結晶させた独自の文学世界。愛の不安といらだち。少女から女へ変わる時、その愛も微妙に揺れはじめる! ――あなたにしてもらいたいことがあるのに、何なのか解らない。寝入ってしまった男の傍で、彼女は冷えた乳房を掌で暖める。闇に目を見開いたまま……。愛と反撥といわれのないいらだちの間で揺れ動く、女性の心理を鮮やかにとらえる、20歳のみずみずしい感性。話題作「海を感じる時」につづく3短編を収録。
  • 父さんごめんね 母さんごめんね
    -
    60歳を過ぎて両親が揃っている不思議を、不思議とも思わなかった著者。ホスピスで眠るように母が逝き、そのあとを追うように1年後、父が逝く。親に死なれて、初めてわかった本当の自分の姿。愚かなる親から生まれた子は、親にも増して愚かなる人生を歩いている。そのことが限りなくありがたく、いとおしい。
  • 南海の風雲児・鄭成功
    -
    明朝末期の海商を父に、そして日本人を母に持った鄭成功は、海上貿易の巨利を背景に、父を屈伏させた清朝と対決する。厦門を奪って拠点にし、また台湾を占拠していたオランダを追放して、台湾解放もなし遂げた。だが、彼の願った明朝の復活は、夢に終る。17世紀に活躍した、日中混血の海将の、波瀾に満ちた生涯を、日中双方の視点で描く傑作!
  • 逃亡の報酬
    -
    妻を拉致され、娘を犯され、自分は陥れられた男の、渦巻く憎悪と復讐の殺気。メキシコ五輪ゴールドメダリスト・天童勝夫は、理不尽な運命の虐待で、愛も家庭の平安も、すべてを失う。さらに殺人の容疑まで……。非情に徹した追跡の果てに、見えてきた真の敵とは? 知力、体力に秀れた男が、野獣と化していく悲痛な闘いを描く、衝撃のバイオレンス傑作長編。愛を奪われ命を狙われた男が、ハイテク産業の巨悪に挑む!
  • 朝はひとりが一番いい
    -
    愛の名残りをいとおしむ女たちの多彩な朝。一人で生きていても、恋愛の似合う女がいる――「君は、いつでも一人で生きている女だよ」そんな女、いるはずないと、心では思う。でも、一人で起きる朝も悪くないと思えてきた……。芸能界に生きる女と、プロスポーツに力を注ぐ男との、ふとした出会い。あわただしく逢って別れる、現代の男女の恋愛を、乾いたさりげない優しさで描く、著者初の恋愛小説集。
  • 築山殿無残
    -
    養父・今川義元の命で、家康に嫁いだ瀬名姫は、一子・信康をもうけ、築山殿と呼ばれた。今川、織田、徳川一門の確執を背景に、家康は、信長の女を信康の正室に迎えた。渦まく政略の中の嫁姑の葛藤、今川崩壊、信康切腹、築山殿刺殺! 時の歪みに翻弄される戦国女人の哀れを、史料を駆使し鮮やかに描く、本格歴史小説。松本清張氏も絶賛した「築山殿刺殺事件」の真実!
  • 第三の原爆
    -
    長崎を一瞬のうちに火の海に沈めた原爆は、1発だけのはずだった。ところが、予備の〈第三の原爆〉が、不発のまま投下されていた! 裏切り、諜略、死闘――戦後世界の勢力地図を塗りかえかねない不発爆弾の真偽をめぐって展開する、米中ソそして日本の諜報機関の熾烈な戦い。鬼才が壮大なスケールで挑む、手に汗握る迫真の軍事スリラー巨編! 日本は原爆を入手していた?
  • 春の目玉
    -
    筑豊の炭坑町で、南国の岬の村をつつむ嵐に、新しいひびきを感じ、未来を夢みるひとりの少年が、はぐくまれていく……童心にうつるふるさとの自然、冒険心、みずみずしい感受性で、自我のめざめを歌いあげた児童文学の秀作。国際アンデルセン賞優良賞・サンケイ児童出版文化賞受賞作品。
  • 秋の目玉
    -
    岬の家を離れて、城下町の親戚に下宿して中学へ通い始めた田口草夫は、すべてが新しく感じられ、毎日の生活の中で、たくましく成長していった。教師とのきずな、級友との交遊、少女への密かな思いなどを通して、青春の入り口にさしかかった多感な少年像を、さわやかに描く。名作「春の目玉」の続編。野間児童文芸賞受賞作品。
  • 自己愛人間 現代ナルシシズム論
    -
    現代人の新しい傾向を鮮やかに分析した名著! 現代の若者たちの生きるうえでの最大の目標が、自己愛の実現にほかならぬことを、豊富なデ-タを駆使して説得力豊かに論証し、その自己愛人間の生態を具体的に描く――自己愛人間にとっては、自己愛をみたすことが毎日の最大の関心事であり、その心の決め手は、相手がどう感じ考えているかではなく、自分の自己像が自分の思い通りであるかどうかにある。自己愛人間という観点に立って、人と人のかかわりから日本人論に至るまで、心が関わるすべての領域を展望する。
  • 三人の天使 好胤説法二十章
    -
    仏教の天使とは、西洋でいうエンゼルではなく、閻魔庁からの使者で、老・病・死のことで、幸せな人生のために何を為すべきかを、教えてくれる三人の天使のことである。小学校5年生から薬師寺に預けられて修行を重ね、軍隊も体験して来た著者が、飾り気ない人柄そのままにやさしく、愛と命の尊さを説く法話集。長い幸せな人生の肝要は人の心に優しい情操を養うこと、喜びと感謝の心、初心にかえる感動……人間の宿命を誡め告げ、よりよい生き方を説く、話題の名著。
  • 三十三時間
    -
    日本の運命を決する場所かもしれぬ、といわれた某孤島へ、いま終戦を知らせる密使が向かう。孤島の守備隊に早く告げねば、全滅の危機が……。刻刻迫るタイムリミット、チャーター船内での、見えざる敵との死闘……。東シナ海は、男たちの血で染められた……。冒険サスペンスの俊才が、得意の題材に腕をふるった、意欲的長篇。
  • 兇悪の門
    -
    警視庁特捜部のはぐれ刑事・会田。彼の周辺はいつも、争闘のスリルと血の匂いに満ちている。尋常の捜査では、ラチがあかないときにのみ密命が下り、会田の出番がまわってくる。まずは、獄中の麻薬密売の大物との接触を求めて、会田みずから囚人となるのだが……。日本のミステリ界に初めて誕生したヒーロー・会田刑事の密命遂行を描く、ハードボイルドの不朽の名作。「非情のライセンス」としてTVドラマ化された「兇悪」シリーズ。
  • 泣き夜叉
    -
    酒と女と博奕で日を過ごし、小さな悪事を重ねるしがない遊び人の辰五郎は、いかさま賭博を見破ったことから、いっぱしの男として売りだすが……。風雲急を告げる幕末の江戸、世の動きとは無関係に刹那的に生きてきた男が、否応なく時代の流れに巻き込まれ、波乱の運命を辿っていく! 書き下ろし傑作時代小説。
  • 学校ファシズムを蹴っとばせ
    -
    1巻660円 (税込)
    はみだしを許すまいとする体制が、学校でだんだん強くなっている。オトナの「常識」にコドモを巻きこむ機能だけの教育に、どうつき合っていくか? ――学校に束ねられた若者を、現代の呪縛から解く、「屈折のすすめ」+「うしろめたさのモラル」+「フマジメ流受験技術」……の15章。学校のためには、学校からはみだしかけた人間の存在が必要なものだ。それを「非行」といって切り捨てようとすると、学校は「ファシズム」になる。管理の下、自分を騙さないで生きる法。たかが学校くらいで、ガタガタするな!
  • 火怨の城 信長の叔母
    -
    政略に抗して戦国を激しく生きた烈婦の生涯――雪姫の夫・遠山景任は、すでにこの世の人ではない。戦国の政略として嫁いできた信長の叔母・雪姫は、女主人として、濃州岩村城を双肩にになう身となった。しかし敵の調略は厳しく、ある夜、彼女は敵将・秋山信友の手籠めにあい、城を奪われた。悶々とする雪姫。だが、この瞬間から雪姫の心に、信友の影が巣食った! 戦国の烈婦にめばえる愛の業相を描く意欲作。
  • 黄塵日記
    -
    日露戦争後、天津の日本人記者・橋本竹南は、戦争初期に行方不明となった二人の友人を捜索するため、遠く蒙古の砂漠へ旅立つ。竹南は、彼らの遺骨と残された日記帳を発見し、密かに持ち帰る。しかし、日記には、日露戦争の驚くべき秘密軍事作戦が書かれてあり、何者かに奪い去られてしまう。戦争の非情と歴史の暗部を、気鋭が暴く!
  • 一心館の殺人剣
    -
    血なまぐさい風が吹く居合道場、一心館。完全な密室状態の中で、二つの白装束の惨殺死体が発見された。覚悟の自刃とみなされた事件の容疑者に浮び上がったのは、全日本剣道選手権優勝者。……何者かが仕組んだ罠か? 30年余の時空をこえていま甦る、怨念の復讐劇!! 江戸川乱歩賞受賞第一作の剣道長編推理。
  • 或る年の冬 或る年の夏
    -
    性と思想に切り裂かれる青春を、頑なまでに潔癖に生き、後年の著者の、厳しく深い文学と人生を予感させる青春像。昭和初期に青春を生きた知識人が不可避だった「思想」問題、それを自らに苛酷に課した著者の苦闘、家族への深い愛。時代と自分の良心を誠実・厳格に生きた、著者の青春自伝。
  • 悪意のきれっぱし
    -
    透視能力を授かった未亡人の性と哀しい運命(「死ぬほど愛して」)や、天才雀士の「眼力」の隠された秘密(「片眼の男」)など、奇妙な味の小説がたくさん。それは「センスとユーモアと恐怖と、そしてプラスアルファ」の魅力のアマルガム。――このジャンルの名手が、つぶよりの10短編の不思議な世界を贈ります。恐怖と笑いとエロチシズム、心の奥底に潜む願望と不安をえぐり出す傑作選!
  • わが塔はそこに立つ
    -
    親鸞と時代の社会主義思想に激しく引き裂かれ、自らの底深くに敢えて矛盾を取り込み、超えようと苦闘する、主人公・海塚草一の青春の葛藤。昭和10年代・京大時代を背景に、性・宗教・文学・社会――混沌の坩堝の中の青春を描いた、自伝的長篇小説。〈全体小説理論〉の実践化として、『青年の環』へとひきつがれてゆく問題作。

最近チェックした作品からのおすすめ