国内小説作品一覧

  • 10月のパイナップル
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    ●STORY:夏休み明けの9月中旬、心あたりが全くないハワイからのエアメールを受け取った、深見リリカ。中身の手紙を読んで、ナゾが解けた。高2のクラスメート“マコ”こと桃山真紀子が、ハワイ旅行中にリリカの名前でロコボーイをナンパして、その場限りのノリでプロポーズにOKと答えていたのだ!! 相手の“テリー”くんは、マコを信じて、所持金はたいて日本へ飛んできてしまった。お人好しのリリカは、ナリユキ上テリーを我が家に招き入れ、カレの「リリカ」探しを手伝うことに。マコのデタラメぶりをバラせず悩むリリカだったが、テリーの一途さに心ひかれて、ついに真実を告げる。そしてテリーはマコのもとはまっしぐら!! と、思いきや……。 ●作品MEMO:昭和62(1987)年10月の講談社X文庫ティーンズハートでの花井愛子7作め。タイトルは、新刊のリリースタイミングに意図して対応させたもの。ハワイから来た青年が所在不明の恋人を見つけるために東京の街を歩き回る、という設定は、SNSの活用が当然の令和時代の若者には理解しがたいに違いないのだが。30年少し前の日本では、こちらのほうが「普通」のことだった。ちなみに花井愛子には10代の頃にホノルルで短期の語学留学滞在経験があり、言葉が不自由な異国で「現地の人たちに親切にしてもらった」経験を「この作品のモチーフにした」とのこと。2019年電子版用最新“あとあとがき”も合せて、ぜひぜひご一読を!! ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。  ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
  • 新装版 京まんだら(上)
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    1~2巻990~1,012円 (税込)
    京都の旅館に集まったのは、出版社社長・植田敏子と姪の律子、随筆家・菊池恭子、カメラマン・関なおみの女性4人。それを迎える祇園のお茶屋「竹乃家」の女将・雪村芙佐。『古都旅愁』という豪華本の打ち合わせを兼ね、京都でいっしょに年を越そうという目的だった。/敏子は7年前に夫と死別。その遺産で出版社を立ち上げ成功を収めるが、女性としてもやもやしたものを感じていた。/恭子は10年前にベテラン作家と不倫に走った、つらい思い出を抱えていた。/なおみは4年のブランクを乗り越えて、妻帯者だった男性との恋を実らせようとしていた。/そして芙佐。14歳でお茶屋に入り、20歳そこそこで独立して「竹乃家」を祇園で指折りの店に育て上げてきた。──彼女たちの恋情や、芸妓・舞妓の生き方を縦糸に、京都の四季の移ろいや名所の風情を横糸にして、曼荼羅のように華やかに織り込んだ名作。季節は、冬から春へ……。
  • 我々の恋愛
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    20世紀最高の恋愛は、間違い電話から始まった! 2001年、日本の山梨で『二十世紀の恋愛を振り返る十五カ国会議』が開催され、世界中の恋愛学者が集まった。そこで「20世紀最高の恋愛」としてグランプリに選ばれたのは、日本のありふれた若い二人の、世にも不器用で奇妙な恋だった――。1995年の日本から2001年のアメリカへ、電話線とネット回線がつなぐ、時代の転換点に生まれた恋の物語。作家・クリエイターとして幅広く活躍し、『想像ラジオ』(野間文芸新人賞受賞)で大きな注目を集めた、いとうせいこうの本領発揮、多面的な魅力に満ちた長編小説。
  • 閉鎖病棟入院日記 ――あなたの知らない不思議世界―― 前編
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    1~2巻198円 (税込)
    精神状態に不安を感じ、自身の意志で閉鎖病棟に入院した著者が日々、綴った病棟での生活。笑いあり涙あり、さまざまな入院患者が繰り広げる閉鎖病棟ならではのエピソードの数々。壁一枚向こうにある生活に戻ると私たちは変な人、壁のこちら側(病院内)では普通の人と著者が語る、ユーモアとペーソスあふれる真実の記録――。
  • Cmで低く甘く
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    1巻275円 (税込)
    東京で生まれ東京で生活する人々の普通はどういうものなのかを描いた昭和の物語 1978年の東京で、軽やかに付き合っているサックスプレイヤーの男女、川原樹里子と前田俊之。都会的なバカ話でジャレ合い、音楽の仕事の話をします。その中で思いつきのように俊之は樹里子に結婚を申し込みます。そこからは話が一転、浅草の洋食屋の娘である樹里子の、生活人としての側面が描かれます。そして物語は、片岡義男の短編小説のレギュラーとも言えるコロッケの話へ。ここで描かれるのは、頭が良い女性とはどういう事かについての物語。そして、東京で生まれ東京で生活する人々の普通はどういうものかを描いた昭和の物語です。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • 和解・小僧の神様 ほか十三編
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    透徹した人間観察の眼で、生命観にあふれた独自の世界を築き、格調高い近代日本文学の典型を創造した志賀直哉の初期中短編集。表題作のほか「網走まで」「城の崎にて」など13編を収録。原本に、志賀直哉を正しく理解するための数編の短篇と自筆の絵などを加えた完全版。
  • 負け犬
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    生き急ぎ、駆け抜けてきた。そんな風にしか生きられなかった人生を振り返ったとき、確かめずにいられない「過去」が浮かび上がる。死んだ友、別れた女、振り切るようにして捨ててきた故郷。今も胸に残る思い出を頼りに、再び訪ねゆく先は……。著者の心情が最も強く投影された、抒情豊かな8編の作品集。捨てたはずの過去、胸に迫る短編集。
  • 単身赴任
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    金銭に細かく、けちで厚顔な徹底した仕事第一主義のビジネスマン。そんな上司の人間味と悲哀を部下の好意の目でとらえた表題作。偏執的なパトロンの籠から翔びたとうとするバーのマダムの重い人生を描いた「三宅坂渋滞」。ほかに、「時雨るゝや」「逃げの平賀」など、男と女の出会いと別れの人生を、著者独特の息づかいの中に描く、全9編を収めた絶妙の傑作短編集。
  • わが町
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    いまは失われた大阪の町並みに道筋に、ユニークな人物がぞくぞく立ち現れる。人間くさく、おかしく、ぶきっちょで、ペーソスにみち、そしてついにいとおしい人間たち。過ぎ去った幼なかりし若かりし季節、そこで出会い別れた愛すべき人々へのいちずな思いをうたって、笑いと涙を呼ぶ人間讃歌。連作長篇の名品。
  • ピラミッド社会の底辺から
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    企業組織の力を個人の力として錯覚し、転落するエリート。通勤を急ぐあまり路上の病者を死なせてしまう、群衆という名の殺人者。身分をひた隠しして男性社員との恋を謳歌した、社長令嬢の誤算。――ビジネス社会の残酷な底辺でうごめき、出世や左遷、そして屈辱の日々を送る、サラリーマンの生きざまを考現し、痛烈に描破した、掌編小説集。
  • 5分後に猛毒なラスト
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    1巻1,078円 (税込)
    生きているからこそ生まれる欲望、憎悪、嫉妬……痺れるような刺激満載。 この刺激はクセになる! 小説投稿サイト「エブリスタ」に集まった7万作超の中から選ばれた、人間の闇ばかりを集めた短編集。
  • 作者の家 黙阿弥以後の人びと 〈第一部〉
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    河竹黙阿弥の死後、長男をさしおき、娘・糸女が歌舞伎作者の家を継ぐ。相続や著作権をめぐるトラブルに巻きこまれながらも家を守る、生涯独身で謎的な女丈夫だった糸女。そして坪内逍遙の仲だちで、養嗣子・繁俊をむかえることになる。曽祖父・黙阿弥への想いと綿密な考証を重ねつつ、孫として演劇史家として渾身の力をこめ、糸女の「女の一生」と河竹家の歴史を描いた、実感的近代史。読売文学賞受賞の名作。
  • 栗本薫・中島梓傑作電子全集1 [伊集院大介 I]
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    1~30巻1,760円 (税込)
    栗本薫が生んだ名探偵・伊集院大介。その明晰な推理と活躍を描く人気シリーズの初期6作品を一挙に収録。 伊集院大介のデビュー作にして吉川英治文学新人賞受賞作『絃の聖域』は、長唄の家元一家を襲った連続殺人事件を描く、本格推理小説の傑作。自らも長唄の名取であった栗本の、三味線の音のように冴えわたる格調高い文体に圧倒される。ほかに『優しい密室』、『鬼面の研究』、『伊集院大介の冒険』など、宿敵シリウス登場以前の大介の活躍をまとめ読みできる。 付録として、現在閉鎖されている自身のウェブサイトに書き下ろした連載エッセイ『日本には邦楽があるのだ』や、『鬼面の研究』などを漫画化した、まんだ林檎氏と大介の魅力を語り尽くした熱烈対談、夫として、担当編集者として、最も近くで栗本を支えた今岡清氏が初めて綴るエッセイ(連載)など。さらに実母・山田良子氏の日記から栗本の誕生~大学卒業までを記した、『栗本薫の育児日記』(連載)を初めて公開! その他、『絃の聖域』の生原稿や伊集院大介シリーズの創作ノート、吉川英治文学新人賞授賞式の写真などなど、お宝付録が満載! ※この作品にはカラー写真が含まれます。
  • 君が残した青をあつめて
    値引きあり
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    同じ団地に住む、果歩、苑子、晴海の三人は幼馴染。十三歳の時、苑子と晴海が付き合いだしたことに嫉妬した果歩は、苑子を傷つけてしまう。その直後、苑子は交通事故で突然この世を去り……。抱えきれない後悔を背負った果歩と晴海。高校生になったふたりは、前を向いて歩もうとするが、苑子があつめていた身の回りの「青」の品々が残像となって甦る。晴海に惹かれる心を止められない果歩。やがて、過去を乗り越えたふたりに訪れる、希望の光とは?
  • 華僑のボスに叩き込まれた 世界最強の稼ぎ方
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    コネなし、金なし、学歴なしのダメサラリーマンでも 起業1年で年商1億円。 ほぼ実話のビジネス小説、今日からできる人生逆転術! 華僑のボスに弟子入りしてようやく気づいた。 この世の中、チャンスだらけだ―― 30歳のダメサラリーマン・大城太は、在日中国人から“ボス”と慕われる 大物華僑と出会う。 ボスの言葉をヒントに、太がまず取り組むことになるのは「家庭を修復すること」。 自分を治められないヤツは家庭を治められないし、 起業して一国一城を治めることも、ビジネスで天下を取ることもできない、 というのがボスの教えだった。 ボスの出す課題に取り組むうちに太は一歩一歩、 「自分の力で稼ぐ」ことを身につけてゆくのだが……。 ・孔子、韓非子、孫子、老子らの遺した中国の名言が随所に登場。 中国古典からビジネスの重要なヒントが学べる。 ・各項の終わりに〈ボスの教え〉というまとめを用意。ポイントがひと目でわかる。 ●チャンスをつかむのはヒマな人間 ●家を治められないヤツが成功するわけない ●お金持ちになるお金の使い方をせよ ●100人との名刺交換より人脈豊富な3人とつながれ ●すごいヤツほど頭を下げる ●己の持ってるものを人に利用させよ ●自分の名前ではなく会社の名前を売り込め ●200円のリンゴを6個6000円で売る方法 ●成功すれば過去は変えられる ●事業は1人で興すな ●何も考えてなさそうな上司が人を育てる ●自分に使う金は徹底的にケチれ ●リスクは取れば取るほど幸せになれる
  • 田舎暮らし始めました。 ~シェアハウス住人募集 家賃0円~
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    ブラックバイトから逃げ出すために、『家賃0円(ただし軽作業あり)』というシェアハウスの住人になることを決意したダイスケだったが、ドがつくほどの田舎にあるその家は、古民家とは名ばかりのあばら屋だった。 家主である職業不詳の謎の男ナカヤマは、ふたりで力を合わせれば古民家を生まれ変わらせることくらい簡単だというのだが!? 『軽作業』とは名ばかりの家づくりをさせられる羽目になったダイスケのセルフリフォーム奮闘記。
  • 無自覚な恋の水槽の中で 6階の厄介な住人たち
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    1巻1,430円 (税込)
    WEB恋愛小説の女王「イアム」による、大人のための恋愛小説。 恋のもどかしさ、苦しさ、喜び。すべてが詰まった恋愛小説がここにあります。書籍版のみの加筆もあります!
  • 奇跡 強運 幸せのヒント
    完結
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    全1巻616円 (税込)
    誰でも自ら動き出せば、奇跡は必ず起こります。それは生きていることに喜びを感じ、自ら奇跡を受け入れる心の準備から始まります。原動力は「笑顔」。重要なのは動き出すタイミングです。素直に心の声に従って行動してください。必ず幸せを大きくしていく方法は見つかるでしょう。数々の苦難を乗り越え、幸運を手にした中国人女性事業家、馬英華が語る開運へのメッセージ。
  • 謎なら解いてみて
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    1巻275円 (税込)
    ミラノサンドを巡る小さな謎を解く。喫茶店に入るごとに、物語に巻き込まれていく。 代々木上原の通称「おととい」と呼ばれる喫茶店での新しい連載についての打ち合わせは、ドトールのミラノサンドを巡る謎を解く話から、「謎を解いてみる」という内容に決まります。28歳のライターの藤崎浩は、その後に立ち寄った喫茶店で、店主にドトールへ誘われ、そこで驚くような話を持ちかけられ、先輩の女性ライターに連絡を取り、話がどんどん転がっていきます。喫茶店を巡るたびに謎が重なっていき、コロッケ屋が緩衝地帯となりつつ、藤崎はただ流されるように謎に翻弄されていきます。この謎は、解ける謎なのでしょうか。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • ダブル・クロス
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    1巻682円 (税込)
    茜は三年前、ひとり娘の浩美を連れて、再婚した。新婚の頃は皆で食卓を囲み、幸福な日々を送っていたが、夫の浮気によって家庭は徐々に崩壊していく。孤独と不安な日々を送るうちに、茜は夫の連れ子の孝之に誘惑され、体を許してしまう。罪悪と快楽の間で揺れるうち、あろうことか、娘の浩美が、夫と情事に耽っていることが発覚する。ひとつの家庭に交錯する、禁断の愛とめくるめく官能。彼らの果てに、何が待っているのか。
  • いつもあなたがそばにいる~涙があふれる家族の感動実話~
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    大人気コーナー「ファミリースカッと」の感動エピソード10編を完全ノベライズ! 「オレ……オレ、じいちゃんにひどいこと言って」「バーカ、気にするな」大作はそんな勇吾の姿が愛おしくて目を細めた。「いつも手伝ってくれてありがとな」 (「おじいちゃんの牛乳プリン」より) 「ママ、ボクがママのかわりに怒ってあげたからね。ボクがママを守るからね」息子の気丈なさまを見て涙が止まらなくなる (「小さなヒーロー」より) きっと父は、初めてメールを打ったのだろう。このたどたどしい文章を打つのに一体どれだけの時間がかかったのだろう。涙で視界がかすんでくる。 (「不器用な父からのメール」より) 視聴者投稿による「スカッとした」話をショートドラマ化して紹介する人気バラエティ番組『痛快TVスカッとジャパン』の「ファミリースカッと」は、「家族っていいなと思った」「思わず涙してしまった」と、多くの視聴者が感動を覚える大人気コーナー。ここで紹介された珠玉のエピソード10編を収録しました。 母と子、父と子、祖母と孫、祖父と孫、義理の父と子、シングルマザーと子……さまざまな家族の日常にこぼれ落ちた涙の物語に心があったかくなること間違いなし!
  • 約束の土地
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    5年前に在日朝鮮人の組織を離れ、文筆活動に入った作家・重吉。南北に分断された祖国をもち、二重言語生活者として創作に従事する重吉の苦悩。日本という異国での生活を余儀なくされている困難な状況――。「約束された土地」を求め、祖国統一の日に向かって生きる在日朝鮮人のたぎる想いを描く、入魂の力作長編。
  • 同行百歳
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    安穏で平凡な道を望みつつ、しかし、妻と歩いてきた道は、けっこう波風が立ち、危険に満ちていた。今、よくやったじゃないかと、自分に拍手を送ってやりたいような気がしている――という表題作はじめ、来し方を思いながら、生きることの辛さに涙し、楽しさに心を暖め、人生の意味を探る、味わい深い名品11篇。男の涙の履歴書!
  • 婚約
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    「弱っちゃった。焦っちゃうの。最後の最後に来てこうですから」とっくに相手と同棲してしまっている息子の結婚を控えて、微妙に揺れ動く父親の心理を、哀歓をこめてユーモラスに描く表題作。筆者の青春に色濃く影響を与えたおでん屋について書かれた「たにし亭ありき」、他にイタリアの画家ボッカッチの絵にまつわる「一枚の絵」など、人生の味わい深い、哀歓と滋味にあふれた傑作短編集。全12編収録。
  • 記憶のなかに
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    靖国神社に近い坂道のそばにあった母の美容院。皿の底を頭に叩きつけられて泣く病弱の姉。出征の演説を小さな声で三言しか喋らなかった兄。――戦中から戦後へと、成長する童女の犀利な感性がとらえた、生活の微妙な陰影と心の動きを、詩的な散文に凝結させた表題作のほか、3篇を収録。芥川賞作家の第一創作集。
  • 1995の不遇
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    1巻726円 (税込)
    1995年に生まれた少年少女たちは、社会や自然のうねりに巻き込まれながら生きる方法を模索してきた。ゆとり教育、東日本大震災、消費税増税など現代のピリオドとなるできごとが、たびたび試練として降りかかってくるためだ。  多感な中学・高校時代には震災が与えたショックに打ちひしがれ、大学時代にはゆとり教育の影響や、SNSで相互監視的になったインターネットを意識せざるを得なくなった。  本書では、そんな不遇に見舞われてきた23歳の著者陣が、実話をもとにした短編小説、漫画、エッセイなどさまざまな表現方法で自らのエピソードを語る。  新社会人を迎える世代が感じているリアルを伝え残す1冊として、興味を持っていただければと思う。
  • ココロのうた
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    1巻242円 (税込)
    二人の男性を相手に自由奔放な日々を暮らすココロだが、ある出来事をきっかけに自分の人生を見つめ直すようになる。 二〇〇五年、第十七回堺自由都市文学賞堺市長特別賞受賞作。
  • 泣いてチャップリン
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    1巻1,056円 (税込)
    欧州米国に遅れをとるまいと近代化を急ぐ“大日本帝国”国内で、 交錯する、それぞれの思惑。だれもが命をかけて国の未来を考えていた。 喜劇王チャップリンの暗殺は、世界における日本の位置づけを変える “得がたきチャンス”となり得るのか。 チャップリンに照準を合わせて引き金を引いた時、 黒い影が矢のように掠めた――

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  • 初恋の外道
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    1巻1,408円 (税込)
    病気で妻を亡くした為島綾人は、無差別テロにより最愛の一人娘まで失ってしまう。 警察の捜査に疑問をもった為島は、単独で調査を始める。次第に明らかになる事件の背景や 関係者のつながり。すべては十数年前のとある村から始まっていた。 真相に辿り着くも証拠を得られない為島は、ある計画を実行する。

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  • 市の舞踏
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    1巻880円 (税込)
    松景市役所に勤務する城田美波は、上司からの陰湿なハラスメントに悩まされながらも業務に奮闘する毎日を送っている。城田が真摯に業務に向き合うほどにハラスメントが発生するという理不尽な状況の裏には、役所の常識という深い“闇”があった。闇の中でも真っ直ぐに闘い続けることによって窮地に立たされた城田は、組織の闇そのものに立ち向かうため捨て身の解決策に打って出る。果たして組織を変えることはできたのか? 悩み苦しみながらも、冷静沈着な思考で 役所内の理不尽に毅然と立ち向かう 組織のリアリティーを追究した本格社会派小説

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  • なぜあんなに黄色いの
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    1巻275円 (税込)
    これは、自由に生きるための技術を知っている女性の物語 二十五歳の書店員である水谷博子は、通勤途中に家に忘れたイヤリングに気がついても、取りに帰ったりせず、諦めもせず、新しくイヤリングを買うことに楽しみを見出す女性です。父親は荻窪で洋食店を開いていて、彼女も調理師免許を持ち、すぐにでも洋食屋の調理場に立つことができる腕を持っています。彼女が勤めている書店は、その町に4軒あった最後の一軒でしたが、遂に閉店することになります。彼女は父親の洋食屋を手伝い、彼女の恋人も、その常連になります。これは、自由に生きるための技術を知っている女性の物語です。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • 偉大なるカボチャのワルツ
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    1巻275円 (税込)
    東京の世田谷の少年少女の成長は、そのまま東京の空気の変遷のようです 真紀子と由美子、よく似たタイプの二人の女性は、高校の同級生で今は二十七歳。昭和の終わりに、それぞれが実家の美容院とパン屋を引き継いで、今後の展開を話しています。その話に登場する、やはり高校の同級生だったサックスプレイヤーのシンゴもまた、高校時代からの彼女たちの友人。物語は真紀子と由美子、シンゴと真紀子、シンゴと5つほど年上のボーカリストの女性、そしてまた真紀子と由美子と、二人一組の会話で進みながら、その都度、少しづつ状況が変化していきます。東京の世田谷の少年少女の成長は、そのまま東京の空気の変遷のようです。 底本:『ジャックはここで飲んでいる』2016年、文藝春秋 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • ゆくゆくは幸せに暮らす
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    1巻275円 (税込)
    要するに人生とは、関係の作りかたとその維持のしかただから 女優と男優、カメラマンと作家の4人による群像劇風の短編小説です。自分が演じた役柄に納得が行かないと、相手役の先輩男優に訴える女優の話は、カメラマンが直面する現実と重なり、作家は、そのようなトラブルについて、「人生は関係性にある」というテーゼを基に見事に解体して見せます。もちろん、事態を解体してみても、問題が決着するわけではありません。しかし、その話の中には、「なしくずしで寿命となる人生」を避けるためのヒントが含まれていました。カメラマンは、なんとなくそのことに気がついて、幸せな人生へと向かいます。 底本:『ジャックはここで飲んでいる』2016年、文藝春秋 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • 半熟卵ふたつ
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    1巻275円 (税込)
    作家のメモ帳には、多岐に渡る言葉の断片が書かれている。その言葉がやがて小説の卵になるのです。 北原律子というペンネームの作家が、新しい仕事に向かうに当たって、自分のメモ帳を見返し、そこからネタになりそうな言葉を拾って、ノートへと書き写し、言葉を足したり、引いたり、合わせたりする、その作業が克明に具体的に書かれています。100枚のリフィルが綴じられたミニ6穴のメモ帳に書かれた走り書きの内容は、実際に聞いた言葉から体験したこと、架空の少女の記憶から思いついただけの言葉の断片まで多岐に渡り、そこから拾われた言葉が小説の卵になるのです。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • ひとりで炒飯を食べる
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    1巻275円 (税込)
    下北沢の町を舞台に、結婚という関係性と、男女それぞれが個であろうとする関係性の間で物語は揺れ動く。 結婚を約束している二人が18個の鉄火巻を食べながら、結婚後の生活について話しています。話すのは女性の方で彼女には計画があり、それを男性に説明しているのです。男性は、その計画の流れに逆らうでもなく、しかし逡巡して、バーへ行き、カウンターの女性と話し、友人と結婚についての話をします。下北沢の町を舞台に、結婚という関係性と、男女それぞれが個であろうとする関係性の間で物語は揺れ動きます。ひとりでいることについて、ふたりでいることについて、同世代の四人の登場人物がそれぞれに考えています。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • 不屈の野獣
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    大型クルーザーで美女たちを相手にエロティックなパーティを開いていた伊達邦彦に、内務局保安部からの依頼が入った。LSD中毒者の事故が多発している。密輸組織を暴きだしてもらいたい……。多額の報酬のため、邦彦は調査を開始した。やがて、事件の背後にある大物の影が浮かんだ(「狂気征服者」)。30代半ばの伊達邦彦。マンハンターの冷酷な笑みを見よ!
  • 優雅なる野獣
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    法務大臣の娘・佐伯英子を相手に、ベッドで引き金を絞った英国破壊工作員・伊達邦彦に連絡が入った。「日ソ不可侵条約再締結を阻止しようとするアメリカ中央情報局の計画をつぶせ」。英国外務省情報局からの命令だった。危険な作戦を開始する邦彦。酷薄な彼は手段など選ばない(「C・I・Aの暗殺者を消せ」)。生還できる保証なし。伊達邦彦、工作員として日本で活躍!
  • 日銀ダイヤ作戦
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    日銀の地下大金庫に眠る時価250億円のダイヤを、マフィアが狙っている! もし、共産側にダイヤが流出すれば、ミサイルの心臓部に使われてしまう。英国情報部の破壊活動班員・伊達邦彦が、強奪作戦を阻むため、帰国した。彼は、マフィアに乗り込み、日銀襲撃に加わると申し出るが……!? 永遠のヒーロー伊達邦彦が活躍する、アクション界の傑作!
  • 諜報局破壊班員
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    紺碧の地中海が輝くモナコ。F1グランプリで起きた大事故の混乱にまぎれて、王子と王女が誘拐された! そして身代金5億フランの要求が……。人質救出の任務を帯び、英国から送り込まれた男は、諜報局破壊班員YZ-九……日本から脱出し、国籍を変えていたはずの伊達邦彦であった。野獣の復活を描いた、記念碑的作品。(『伊達邦彦 地球を駆ける』改題)
  • 月を撃つ男
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    かつて、戦闘機で夜空を翔(か)け昇り、月を撃ち落とそうとした大尉がいた。その孫である刑事・貴舟玄舟(きふねげんしゅう)は、ある日、何者かに拉致され一億円で命を賭けた死のゲームを受け、旅立つ。逃避行中、彼は偏屈な老人や謎の美女に救(たす)けられ、追走劇の裏で蠢(うごめ)く組織を知る。玄舟は、組織の巨大な謀略を暴(あば)こうとするが……。壮大な構想で描く、長編ハード・サスペンス。
  • 鬼の武蔵
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    この世では種族の違う鬼と鬼が争っている。鬼一法眼(きいちほうげん)が秘蔵する鬼族の滅亡を図る方策を記した「六韜三略」を巡って積極派と穏健派が暗闘。数奇な運命をもつ穏健派の宮本武蔵は、兵法修行の後、吉岡一門や槍の宝蔵院流といった積極派の鬼族を倒した。そんな時、武蔵は巌流(がんりゅう)・佐々木小次郎と出会う。彼は武蔵と対極に立つ鬼なのか……?長編伝奇巨編!
  • SNS
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    佐々木は社員として働いていたものの、業務内容に不満を抱いていた。もっと面白くて自分の為になる仕事につきたいと望むものの、会社から切り捨てられる。そんなとき、SNSを利用し始め、次第にSNSにのめり込んでいく佐々木。この出会いが、自らを地獄へ引きずり込むとは思わずに――。

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  • できるかなゴーゴー!
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 バンドを組んでCDデビュー、当代随一の絵師・山口晃氏と画力対決、高須克弥氏とエベレスト登頂にチャレンジ、ガーナで自分の棺桶製作など、ここ数年の波瀾万丈のサイバラワールドが一冊に!
  • 台風全号
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    この身体に新しい生命を宿したい。宿すためには身体をリセットしなければ。団地に近づく台風に反応する身体。台風に近づけば、身体をリセットできる。女は勢力の強い台風が上陸する、フィリピンへ旅立つ。彼女の身体に変化は起こるのか――一枚の皮膚と窓ガラスをはさんで、東洋医学と西洋医学が同居する新感覚小説。(青木淳悟氏直筆のイメージイラストを付録として収録。)
  • イールズ播地郡
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    夫と息子を事故で亡くしてまもない主婦に、ある日ドラフトの通知が届く。しかしそこにあったのは見たこともきいたこともないスポーツだった。自分の古里も様変わりしていく。そして自己も……これはきっとすべてが夢なのだ――著者初の長篇にブラッシュアップを重ねた完全版。(青木淳悟氏推薦。青木淳悟氏直筆のイメージイラストを付録として収録。)
  • 踊りませんか、榊高ノブといっしょに
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    原稿用紙十四枚の短篇「関誠」しか書いたことがないのに作家志望をきどっていた、わたし。二〇〇七年春、そんなわたしは大学院にあがった ―― 榊高ノブという一人の文学フリークとの出会いを機に、故・中上健次氏が創設した熊野大学にも参加し、短篇への講評も初めて受ける……文学とはいったい何なのか? 文学に憧れ、文学にたじろぎ、文学に嗤い、文学に振り回され続ける〝 二人 〟のドタバタ珍道中。(青木淳悟氏直筆のイメージイラストを付録として収録。)
  • 自由小説集
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    大きくはない。小さい。それでもきっとこの〝小〟さい〝説〟には、可能性がつねに巡り続けているはずだ ―― のちに治療家に転身した小説家が向き合った三体の人体。そして三篇の中篇・長篇。さらには三流の自画像に直面した「梅波三郎」四篇をも収めた自由小説集。収益からも自由になろうとするチャリティー小説集。ここに収められ、ここからまたはみ出していく……(※本書は「踊りませんか、榊高ノブといっしょに」「イールズ播地郡」「台風全号」のほか四篇のエッセイを収録した合冊版です。)
  • うちの社長はひとでなし! ~此花めぐりのあやかし営業~
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    普通の人には見えないモノが見えるめぐり。見えないフリをして生きてきたが、いたずら好きのあやかしたちによって、就職活動はことごとく失敗。やっと就職できたのは、鴉天狗が経営するイベント企画会社だった。今の世の中、人間に交じって生活するあやかしたちもいるのだ。彼らに働く場を与えつつ、利益も得なければ! めぐりが任された商店街再生化計画とは!?
  • 復活祭のためのレクイエム
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    <言語>と<笑い>にあふれる、群像新人賞受賞作。――窮極のキャッチフレーズ「買って」! これをオカマのセーラちゃんに教えられた、コピーライターの僕。あらゆる言葉になることができたし、あらゆる物になることができ、メタモルフォ-スをくり返す、W1―ダブルワン。そしてオカマに変身してしまった「彼」の、愛と笑いにあふれた物語。一分ごとの笑いの激流におぼれないで、最後まで「読んで」!?
  • オグリの子
    値引きあり
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    勝つぞ、絶対に勝つぞ。勝って、あいつはダービーに出るんだ。優等生のユウ、悪ガキのナオト、そして落ちこぼれのコージ。3人が憧れつづけてきた馬が今日、走る。ひなびた競馬場から中央デビューを果たすべく、メインレースに挑む。伝説の名馬の子に託した子供たちの夢を描く表題作ほか、全3編を収録。
  • 繁あね 美しい女たちの物語
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    繁あねは女のエッセンスである。――山口瞳(作家)艶やかに、ときに凜とし、ときに意地悪く――。作家が見つめた女という生き方とは。木場の畔に暮らす作家の私。釣竿をおろす私に突然声をかけてきたのは、繁あねだった。年は十二、三、妹と二人両親に捨てられ、肌にはひどい腫れ物があり、その生い立ちのため人に対して好戦的であることから、町でもその娘を引き取る者はいなかった。少女から女に変わる途上の繁あねとの会話を通し浮かび上がる、その生の在り方や人間の美しさ。表題作「繁あね」のほか、「この女とは一緒にいてはいけない……」そう思い別れた女・おさんへの複雑な思いから、その消息をたずねる男。おさんは、移り住んだ家に次々に男を引き込んでいると聞くが……。女の生を通し、人の心、男女の想いのありようを艶やかに描き出した名作「おさん」など。女性の美しさ、その生の在り方を艶やかに描く名作七篇。
  • 珍説 輪廻小町情話
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    1巻1,100円 (税込)
    オリジナル落語の脚本を手がけてきた真波連路が、全編書き下ろした本作品。 表題作「輪廻小町情話」では、畳屋与助と大工の八が、狸の化け物から幽霊たちを救うことになり大奔走。長編「丹頂」では、鶴の恩返しをモチーフに、婆さんの思惑が迷走します。その他与太郎と父ちゃんが繰り広げる小噺「あすけ噺の小箱」では、笑いあり涙あり、下ネタありの短編4作品が登場。 初めから終わりまで、たっぷり散りばめられた落語ならではの「言葉遊び」と、本でしかできない「活字遊び」に注目です。

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  • さらざんまい 公式完全ガイドブック
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 TVアニメ「さらざんまい」全話データベース+ファンブックを合わせた完全ガイド。撮り下ろし幾原監督、キャストインタビュー有。 ■1~11話ストーリーダイジェスト完全版■オールキャラクター紹介 ■メインキャスト(村瀬 歩・内山昂輝・堀江 瞬・諏訪部順一・宮野真守・細谷佳正)撮り下ろしフォト&インタビュー ■幾原邦彦監督+スタッフインタビュー■ミギー カラーイラストギャラリー&キャラクター原案集 ■美術・線画・デジタルデザイン設定紹介完全版 ほか
  • 小説 多動力
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    1巻1,650円 (税込)
    株式会社秋田書店と株式会社誠文堂新光社による新たな文芸エンタテインメントを生み出す新レーベル【APeS Novels】の第二弾にして、早くも書き下ろし小説登場!! 実業家でありながらタレント、著作家とさまざまな活躍を見せる堀江貴文氏が、近年流行の「異世界ファンタジー小説」に着目し、ホリエモン流異世界小説を上梓!! もちろん「転生したらすべてがリセット、努力する必要もなくチートを与えられ、世界を救って一躍英雄に!」なんて甘い考えは通用しない! 転生した先も現実社会と同様の社会構造が待っていたら、あなたはどうする!? そんな辛口異世界ファンタジーに、堀江氏が用意した答えこそ「多動力」! 異世界に行っても「タテの壁」がはびこるなら、自力でブレイクスルーする知恵と越えていく軽やかさこそが大切―― そんな堀江氏のメッセージが籠められたエンタテインメント作品に仕上がっています! ロケット開発、AI、IoT、FAANGなど、いま堀江氏が興味を持つあらゆる要素を詰め込んだ、ホリエモン流の異世界をお楽しみください!! ----------------------------------------------------------- かつてロケットに乗って宇宙へ飛び出す夢を持った主人公・鈴木は、いまやブラック気味のIT企業でSEとして働く社畜となっていた。 ある日の帰り道、趣味の「異世界ファンタジー小説」を購入しようと立ち寄った書店で突然めまいに襲われた鈴木。そのまま意識が遠のき、次に気づいたときは石造りの建物が立ち並ぶ見慣れぬ景色の中だった。 「やった! これはもしや異世界転生!?」と喜んだのもつかの間、チートはおろか満足な装備もなく、一介の冒険者として放り出されたこの世界でも、どうやら就職して、出世しなければ生き抜けないようなのだ。 途方に暮れる鈴木に歩み寄る人影。お約束の猫耳美少女の登場に救われた気分の鈴木だったが、どうも様子がおかしい。その猫耳美少女は、いきなり鈴木の胸ぐらをつかんでこう言い放ったのだ。 「アンタはこれから多動力を身につけなければならない」――!!! -----------------------------------------------------------
  • 無情の世界
    -
    1巻460円 (税込)
    現実と妄想の区別を失った男子高校生が、夜の公園で不気味な光景に遭遇した―― これは現実なのか? それとも悪夢なのか? 不穏な空気で満ちた、少年の手記。『ABC 阿部和重初期作品集』に収録。第21回野間文芸新人賞受賞作。
  • 白い椅子
    -
    誠実な院主として、檀家に好感を持たれている曜(よう)は、二人の年上の未亡人と関係を続ける一方、拒絶された年下の未亡人に対する想いを断ち切れずにいる。そんなとき、曜は親鸞のいう「宿業」を考える。愛欲と闘った親鸞の苦悩があるか。親鸞の教える生き方をしているか。情欲に溺れる己の非力を痛感し、それを超えようとする青年僧の煩悶を描く、長篇大作。
  • 珍饌会 露伴の食
    -
    博覧強記の文豪が描く、奇奇妙妙の「食」尽くし。露伴とその周辺の好事家たちをモデルに描く抱腹絶倒の戯曲「珍饌会」、河豚を愛した文人たちの漢詩を読み解く「桃花と河豚」、故事来歴から料理法まで網羅した「鱸」など随筆六篇を収録。稀代の碩学・露伴の「食」をめぐる蘊蓄と諧謔を味わう名篇集。南條竹則・編。
  • 地鳴りの家
    -
    瀬戸内海沿岸の浅川村で200年続いた旧家=加納本家の莫大な財産を、二軒の分家の男たちが虎視眈々と狙っていた。莫大な財産をめぐる血塗られた骨肉の争いだ。子宝に恵まれぬ本家の夫婦は、折しも玄関先に捨てられていた女の赤ん坊をりんと名づけ、養女にして財産を継がせようとした。夫婦があいついで世を去り、成長したりんが当主となった時、血の惨劇がはじまった。零落する一方の北加納家の男たちは、その財産を狙うのだが……。――明治の瀬戸内地方を舞台にした野心的長編。
  • メロドラマ
    値引きあり
    -
    港町・神戸に流れ着き、男ゆえの傷をかくしキザに生きる、謎の男・名倉。その彼を敬愛・崇拝しながらも、やがては追い越そうと狙う、チンピラの若者たち。そして、誘蛾灯のような名倉の魅力にひかれて寄ってくる女たち……。名倉をめぐる人物の相関図が次第に暴いてゆく、彼の謎の過去とは何なのか? 美しい神戸を舞台に、人生を踊る男女を洗練された手法で描く都会のサスペンス・ロマン。
  • 雪嵐
    -
    北海道・大雪山麓。苛烈な自然と貧困に怯えつつ暮らす、両親と6人の子供。生活の辛さ、女教師への憧れ、淡い性の目覚め、そして何より、自然と人情の美しさの中で、少年は成長していき、人生に目覚めていく。その目は、重い真実と胸底の暗い澱みを見据えながら、爽やかな明るさを失なわない。少年の目に映じた自然と人情の素晴らしさ。まさに、著者が「ぼくの原風景」「文学の原風景」と呼ぶにふさわしい、感動的な長編小説である。
  • 生のさ中に
    -
    先生、世界に夕焼ってものがなくって、或る日急に夕焼が見えたら、みんなよく見るでしょうね。地球が出来てから無くなるまでに、夕焼が一回しかなかったら、その晩には気が狂う人が出るでしょうね。……終末の色に深く彩られた世界を背景に、陰翳に富んだ若く多感な日々の心のゆらめき、血のざわめきを妖しく描く。
  • 黒い森林
    -
    スターリンの死後から12年たった、1965年のモスクワ。彼の死後も根深く残る、個人の自由を圧迫するスターリン主義は、批判されても、なお厳然、恐怖感とともに残っている。強制収容所帰りの元作家を軸に、社会主義社会・ソ連における非合法の地下出版を描き、人間の原存在を脅かす凌辱を烈しく告発した、井上光晴の異色作。秘密地下出版と強制収容所に焦点をあて、人間性の剥奪を烈しく追究する!
  • 億夜
    -
    死が見えてくると、愛することは哀しい。兄・竹雄の婚約者・沙織の心を奪い、自ら命を絶った弟の光也が残した「蜉蝣(かげろう)の箱」。25年の時を経て、木箱に封印された言葉の意味を求め、竹雄と沙織は再会する……。老いや死を意識しはじめた、男女の葛藤と性愛。透明な感性で生の根源を精緻に描く、渾身の長編小説。言葉のエロスが、肉体を突きぬける……過去の愛と死、そして言葉に宿る魂を追い求め再会する男女の性愛! 生と死と愛の極限!
  • 暗夜行路
    -
    不義の子として生まれ、父に冷遇され、祖父の家で育てられた主人公・時任謙作が、暗い運命に創作をもって立ち向かう自我発展の経過を、美しい自然描写とともに、明晰な文体で表現。祖父の妾で20も年上の女に恋する謙作の出生の秘密とは? 現代日本文学の記念碑とも称すべき名作長編。17年間を要した著者唯一の長編小説である。
  • インディヴィジュアル・プロジェクション
    -
    1巻385円 (税込)
    最後の一文字に驚愕する、知的スリルに満ちた現代文学の金字塔。渋谷で映写技師として働くオヌマは、かつてスパイ養成塾に在籍していた。オヌマの日記から伝えられる、プルトニウム爆弾を巡るヤクザとの攻防や、その撮影フィルムの存在……次第に気味悪く変調する日記は、一体何を明かすのか?
  • ABC戦争
    -
    1巻460円 (税込)
    N国・T地方・Y県の通学列車で起こった不良高校生の揉め事は、なぜヤクザを巻き込む全面抗争に発展したのか? そして事件の経緯を饒舌に語る「わたし」とは一体何者なのか? 複雑な語りのトリックが仕掛けられた、著者渾身の第二作。『ABC 阿部和重初期作品集』に収録。
  • 保健室のヨーゴとコーチ~県立サカ高生徒指導ファイル~
    -
    神奈川県小田原市にあるサカ高に、未だ珍しい“男性”養護教諭の東洋吾(あずまようご)がやって来た。OGで女子サッカー部コーチの碧(あおい)は、洋吾と、フランス人ハーフ美少女の部員・カティアがやけに親しい様子を訝しむ。だがカティアには、洋吾にだけ明かした“秘密”があって――。生徒たちの抱える悩みに、ライバル心むき出しの二人が保健の知識とたぎる熱意でぶつかる、青春お仕事小説!
  • 死なないで<新装版>
    -
    1巻803円 (税込)
    病気で倒れた 母を思う 娘の気持ち。 あなたを 殺すのは、 私なのだから。 闇を抱えた 孤独な少女。 物語が行き着く 思いがけない 結末。 衝撃や号泣ではなく 確かな感動がここにある。 二十歳の誕生日目前、急病に倒れた瀕死の母親を見て、 路子はやり場のない怒りを抱く。 「お母さん、病気なんかで死なないで。あなたは、私が殺すんだから……」 路子は看病に没頭する。 治して、また自ら殺すための看病の日々。 真摯な医師・鷺森、難病の少女・彩乃らとの交流は、 愛情薄い両親への復讐心に凝り固まった路子の心を 解すことができるのか……? 感涙のドラマ。
  • 文藝MAGAZINE文戯8 2019 Fall
    -
    文藝MAGAZINE文戯8 Fall 巻頭企画は「旅」。 辿り着いた者、辿り着けなかった者たちの物語をお楽しみください。
  • チャイムが鳴った
    -
    1巻2,200円 (税込)
    ついさっきまでそこに確かにあったはずの見慣れた光景がいつのまにか見えなくなっている……。平凡な日常こそかけがえのないものだと感じつつも、それが少しずつ失われていくことへの不安に苛まれる多感で繊細な少年少女たちを描く「虹のかかる行町」。帰ってきたはずの子どもが家から姿を消す「飛光」など四篇を収める中短編集。
  • ウインナーコーヒーと彼の手と
    -
    1巻220円 (税込)
    大好きな彼の様子がおかしかった。どうやら歳の差女子に恋をしちゃったらしく。亡くなった奥さんのためにも彼には幸せになってほしいから。だから私はけしかけるんだけど。その年の差女子には彼氏がいて。それに……私の気持ちは? コミカルだけど、大人の切ない短編ラブストーリー。
  • 彗星伝説
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    30回目のハレー彗星が近づいている! 人の一生に一度やってくるこの彗星は、はたして吉か凶か? 宇宙創造の謎を秘めたこの彗星を巡る、恐ろしくも美しく、そして哀しい「彗星伝説」をメインに、今はやりの遺伝子に組み込まれた転生の神秘を語る「頭ごっつんこ」や、結末の冴えたみごとなショートショート群の「幻想カレンダー」など、ロマンに満ちた8編を収録。奇想卓抜、抒情横溢、珠玉多彩……神秘の星や人生をめぐる、楽しく華麗なメルヘン集。
  • 海へ、ボブスレー
    -
    港で、行き場を失った怪物――二度と素晴らしいスピードでアイスバーンを滑降することも出来なくなった、1台のボブスレーが港に放置されているのを見つけた歯科医の青年は、医院の開業資金をつぎ込み、そこにカフェ・レストラン〈ボブスレー〉を開店する……。青春への郷愁をドラマチックに描いた秀作4編を収録。郷愁を語るには若すぎる。現代の青春を定着する瑞々しい奇妙な味の都会小説集。
  • 鮎・母の日・妻 丹羽文雄短篇集
    -
    幼くして生母と離別し、母への思慕と追憶は、作家・丹羽文雄の原点ともなった。処女作「秋」から出世作「鮎」、後年の「妻」に至る、丹羽文学の核となる作品群。時に肉親の熱いまなざしで、時に非情な冷徹さで眺める作家の<眼>は、人間の煩悩を鮮烈に浮かび上がらせる。執拗に描かれる生母への愛憎、老残の母への醜悪感……。思慕と愛憎と非情な<眼>による、「贅肉」「母の日」「うなずく」「悔いの色」ほか10篇。
  • ねむの木の子どもたち
    -
    就学猶予……障害児へのこの冷たい言葉に怒りを覚えた女優・宮城まり子。悪戦苦闘の連続で育てた「ねむの木学園」園長、そして障害児たちの「おかあさん」宮城まり子。……「なぜ、ねむの木を作ったのか? 理屈をつくっても、どれも本当で、どれも後から考えること。ただ、言えることは、私が彼と彼女を知ってしまったこと。そして就学猶予という悲しい言葉があったことです」……心身に障害をもつ子らと、裸の心とからだを寄せ合って育てた「ねむの木」の、愛と誇りにみちた闘いの軌跡。一人一人の子どもに宛てた愛のメッセージや、子どもたちの美しい詩も、多く収める。障害児たちとのヒューマンな触合いの記録。園児たちの背負うハンディの重さと、彼らとのやさしい心の交流をつづる、感動の書!<正続 全2巻>
  • サイゴン・ティをもう一杯
    -
    行きずりの恋から同棲し、奇妙な花屋をはじめたイサムとアンナは、演劇で挫折した者同士でもあった。彼らのあやふやで頼りなげな日常と、二人を取り巻く人間関係の濃淡。それはバラのブラック・ティや戦時下のサイゴンの酒場にあったサイゴン・ティの、妖しさや虚飾ぶりにも似ていた。やがてアンナは妊娠して……。時の流れに身をまかせる男女を通して、日常の側面に光をあてた都会小説。ベトナム戦争世代の心情をデリケートに描く野心的作品。
  • 横濱SIKTH ―けれども世界、お前は終わらない―
    -
    1巻671円 (税込)
    これは、横濱で暮らす一人の『異能力者』の少女と、『掃除屋』達の物語 横濱――巷では表立ってはいないが『SIKTH=シックス』と呼ばれる異能力者達が確認され、事件が多発。 最近では行方不明者まで出ているという荒様だ。 そこには横濱の裏案件を「掃除」する元刑事を始め、蹴殺脳筋マシーンの男、カタコトの褐色ムスメ、詐称と女装が得意な美少年とそのメンヘラ保護者。 そんな癖の強い奴らが揃う街で、女子校生の城黒セカイは今日も普通に生きている。たとえ自身が異能のシックスだとしても……。 果たしてセカイが備える正しさは、この狂った世界の中で正しい武器となるのか、あるいは――
  • 昏き日輪
    -
    ボルネオ島上空で15名の日本人を乗せた飛行機が忽然と行方を絶った。母親、恋人の捜索に刑事の白川武秋、ヤクザの宮田雷四郎、医師・剣持雅晴の奇妙な組み合わせの3人が現場へ飛んだ。そこで彼らは、娼婦街で得た情報を頼りに密林深く分け入るが、その前に謎の軍団が……。陰謀渦巻く熱帯の地を舞台に、性の乱舞と暴力の極致(バイオレンス)をダイナミックに描く。〈宮田雷四郎シリーズ〉
  • 幻想都市
    -
    記憶喪失に陥った宮田雷四郎は、行者峠で地蔵の供物を掠めて生きていた。だが、魔人と恐れられた彼は、追跡隊に追われる羽目に……。峠を下る途中、二人のヤクザによって性交奴隷と化した人妻を救出。街を彷徨う雷四郎は、妖しい魅力を秘めた組紐の宗家、里原真砂の下僕となり、やがて妖女たちの死闘に巻き込まれていく。好評幻(めくらまし)戯シリーズ雷四郎五部作完結。
  • 不敵な男(上)
    -
    1~2巻550円 (税込)
    石川豊太(いしかわぶんた)は身長192センチ、体重90キロの巨漢。山羊(やぎ)を相手に自慰(じい)にふけるうち、急所を蹴られて巨根(きょこん)の持ち主となる。人生何が幸いするかわからない。女にもてた。苦学の末、弁護士になり、その間に覚えた経済のカラクリと勘のよさで、次々と事業を成功させていった。彼の巨根はその都度(つど)、大いに役立ったのである……。痛快ビジネス小説。
  • 十三度目の女~南郷弁護士シリーズ~
    -
    女にはめっぽう弱いが、悪には敢然と立ち向かう好漢・南郷次郎(なんごうじろう)弁護士。彼が2年前に国選で引き受けた麻薬所持の男、徹底した黙秘権を行使し、また身元調べも付かぬまま、判決、服役。その2年間、これまた名前も知らぬ女に頼まれて、南郷は彼に差入れを続けていた。出所後すぐに行方をくらました男、そして謎の女は……!?(『南郷次郎の逆襲』改題)
  • 盗難車~短編一年に一つ×25(中)~
    -
    光栄にも、私の場合、デビュー以来、ずっと『年度別推理小説代表作選集』(日本推理作家協会編)に作品が収録されている。この収録作品だけを集めて、文庫として出したいという希望を持っていた。今回の文庫化にあたって、一作ごとに、執筆の事情、当時の思い出、あるいは私にとっての意味などを書いてみた(著者)。『尾行』『最後の夜』と織り成す傑作短編シリーズ三部作。
  • 黒い作戦
    -
    響(ひびき)三郎は国際犯罪を追って世界の舞台に颯爽と登場! 日本警視庁の超エリートでありながら、国際刑事警察機構の特別捜査員(スペシャル・エージェント)に起用されたからだ。本書は、このスーパー・スター響三郎シリーズの第一弾で、東京・港区で発生したコールガール射殺事件が国際犯罪組織の解明へ発展する。日本版007の期待十分な超傑作アクション。
  • 戦士の挽歌(バラード) 上
    -
    1~2巻770円 (税込)
    190センチの長身。鍛え上げられた鋼(はがね)のような肉体。中堅製薬会社の腕利きプロパー・石川克也は手段を選ばない。食わせ飲ませ、女をあてがい、裏金を握らせ――腐りきった医師たちの醜い欲望を満たし、薬剤を売り込んでゆく。土下座を繰り返し、調子よく媚(こ)びへつらいながら、自らも大金を掠(かす)め取るのだ。綿密な取材を元に医療業界の暗部を抉(えぐ)る、著者渾身(こんしん)の超大作!
  • 復讐に明日はない
    -
    実業家の鳥羽崇は、両親を自動車事故で失った。二人の体には不自然な傷があったが、警察は事故死で片づけてしまう。しかも、父の会社や財産の名義は、ある企業のものへと書き換えられていた。そして、何者かの魔手は、愛する妻の命をも……。復讐の鬼と化した鳥羽は、権力の中枢に巣喰う巨大組織に、単身、殴り込みをかける! 血で血を洗うアクション巨編!
  • 絶望の挑戦者
    -
    武田進は、アメリカ三大自動車メーカーの一つ、クリンガー社の秘密工作員になった。クリンガーは東和自動車の乗っ取りを画策していたが、手口のあまりの卑劣さに、武田は叛旗を翻し、すべてを暴露する。だが、クリンガーはCIAをバックにもつ殺人組織であった。彼らは報復として武田の妻子を惨殺した!……血に飢えた復讐鬼と化す武田、米国巨大資本に挑む!
  • 裁くのは俺だ
    -
    毒島徹夫は、保守党の大物・川崎信夫に雇われた怪文書屋だ。今度の仕事は、川崎と敵対する江川首相らの致命的醜聞(スキャンダル)をマスコミに流すことだった。だが、毒島は政界の黒幕に捉えられ、拷問を受ける羽目に! 頼みの川崎も毒を盛られ、瀕死だという。辛くも脱出した毒島は、政財界の権力者たちを相手に、ただひとり、復讐の狼煙(のろし)をあげた! 不朽の大藪アクション登場。
  • 偽装諜報員
    -
    薄汚い諜報活動を退いた矢吹貴(やぶきたかし)に、ふたたび過酷な事件が! 愛車ミニ・クーパーを爆破され、恋人・由紀子とともに『平和促進同盟(P・P・F)』に捕らえられたのだ……体内に毒を盛られ、組織の一員としての行動を強いられる矢吹。与えられた任務は、日本国防省の秘密計画をソ連に漏洩させないことだった! 求めざる死闘に身をさらす矢吹の運命は? アクション小説屈指の傑作!
  • ごろつき
    -
    暴力団有栖川組の一員となった大門瞳(あきら)と倉科涼。同い年の二人は妙に気が合った。やがて、下積み修業が始まり、怒鳴られ殴られの生活に嫌気が増す瞳と涼だったが、なぜか悪の魅力に惹かれていく。だが、組は対立暴力団との抗争を余儀なくされ、二人にヒットマンへの運命が! 綿密な取材をもとに、変貌する現代ヤクザ社会に生きる若者の生態を描く傑作異色長編!(『悪友(ごろつき)』改題)
  • 禽獣(きんじゅう)の門
    -
    立花春睦(たちばなはるむつ)は能楽のシテ方S流家元の次男である。彼は能楽に奥深い美を見いだしながらも、虚無を感じていた。能の世界を離れデザイン関係の会社に勤めた春睦は、妻を連れて日本海の漁村を訪れる。そこで起こった衝撃的な出来事が、二人の関係に裂け目を生み出す(表題作)。巡りくる宿命、まとわりつく情念を描いた10作品を収録。
  • 花の嵐(上)~小説 小佐野賢治~
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    1~2巻660円 (税込)
    戦時中、そして終戦直後の混乱期を抜群(ばつぐん)の商才で乗り切り、蓄財に成功した小佐野賢治に大きな飛躍の機会(チャンス)が訪れた。東急電鉄のオーナー五島慶太(ごとうけいた)との出会いである。五島に勧(すす)められた箱根の強羅(ごうら)ホテルの買収、これが賢治にツキをもたらした。熱海、山中湖に所有のホテルが駐留米軍の休息所に指定され、膨大な家賃が支払われたのだ。賢治は次に運輸事業へ乗り出した。
  • 再会のファイヤーオパール
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    1巻880円 (税込)
    東京が撃たれている―― 幼い夕子は疎開先で、東京が夕焼けとは違う赤い空に覆われているのを見ていた。 終戦後、東京に戻った夕子は女学校に通い、清らかで美しい女性へと成長していった。 避暑地で知り合った御曹司との再会。彼に贈られたファイヤーオパールのネックレス。 しかし彼が本当に望んでいたのは夕子との結婚ではなかった……。 純粋に生きるが故、運命に翻弄された夕子が最後に手にした幸福とは。 あの人との出会いは運命だったのか、 それとも烈火のように燃える赤い宝石が 招いた罠だったのか――。 80歳主婦の衝撃デビュー作

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  • 春菊とミニ・スカートで完璧
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    1巻275円 (税込)
    この小説は、とても不思議な物語。もしかしたら、これは片岡流コンプライアンス問題なのかも知れません。 「ストーリーの展開とは、男と女がなんらかの関係のなかで、それまではそこになかった状況を、創り出すことでしょう」と、編集者山野夏彦が本を書いて欲しいと依頼した女性、吉川美映子は言います。この物語は、その言葉を実践するかのように、男性編集者と女性著者、そして男性トランペッターと女性ドラマーの4人の男女それぞれの関係性を対比させながら、体の関係がある、できる男女と、それがない、できない男女それぞれの関係性を描きます。描きながら。しかし物語自体は新しい状況を創り出すことはありません。その皮肉がタイトルに表れています。 底本:『この冬の私はあの蜜柑だ』講談社 2015年11月 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • フォカッチャは夕暮れに焼ける
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    1巻275円 (税込)
    とても短い物語の中に、入れ子状態でいくつもの想像力が重なり合う物語。 春の朝、朝食を終えた作家は、その日に書かねばならない短い小説について考えています。熱いコーヒーを飲み、窓の外に広がる空を見て、彼は他者と自分との対照の物語を思いつきます。そうして、彼が書いた「小品 1」は、想像上の女性との朝食の風景。しかも、その女性は小説の中でも想像上の人物なのです。さらに、コーヒーカップを手にした彼は、「小品 2」の着想を得ます。喫茶店に向かう彼女を、喫茶店のテーブルの向うに座る彼女を想像し、その彼女が消える物語。果たして、「小品 3」は必要なのか分からないまま、作家は更に想像するのです。 底本:『この冬の私はあの蜜柑だ』講談社 2015年11月 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • ティラミスを分け合う
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    1巻275円 (税込)
    ライフスタイルマガジンの編集者の日常は、目に入る全てのものが仕事に繋がって、誌面が作られていく。 藤森隆男は、20代から50代の男性向けライフスタイルマガジンの編集者です。前の日に校了してつかの間の休日。一人暮らしの彼は、トマトとソーセージ、スクランブルエッグとゴルゴンゾーラ・ドルチェでワンプレーとの朝食を摂り、サッチェルバッグを肩から斜め掛けにして出かけます。編集者の休日は、しかし半分は仕事のようなもので、ガールフレンドとの短い逢瀬も仕事と関連しています。それは月刊誌がどのようにして作られているかの一端でもあり、この小説自体が、まるでライフスタイルマガジンの特集のように上方に溢れています。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • あなたも珈琲をいかがですか
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    1巻275円 (税込)
    バーを引き継いだ夫婦は酒の時代の終わりを感じる。しかし、次に来るものは何かについて思いを馳せる二人。時代の変わり目だけに起こる、ちょっとした奇跡の物語です。 1978年の東京。キャバレーのホステスとサックスプレイヤーとして知りあった二人は結婚。男は、妻の父がやっていたバーを引き継ぎ、女は母親の惣菜店を手伝いながら、しかし、二人は、酒の時代の終わりを感じています。周囲の友人たちも口を揃えて「酒の店は終わりだ」と言います。キャバレーが衰退し、昭和のネオン街が次々と消えていった70年代の終わりの空気を丸ごと描写しつつ、では次に来るものは何かについて思いを馳せる夫婦に、悪い予感はどこにもありません。時代の変わり目だけに起こる、ちょっとした奇跡の物語です。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • 夏の骨
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    1巻770円 (税込)
    子ども達はまた明日も、砂浜で骨を見つける。…… 児童小説「骨とあの子とビーチサンダル」と詩童話編「夏の骨」の2作品を収録。2007年・メリーゴーランド童話塾発表作品。imayui・文(ササハラナツミ・表紙絵)
  • 夏の城
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    1巻880円 (税込)
    ひまわりが向いている方向に、連綿とつらなる、巨大な、夏雲の城。 あそこに、きっと、ぼくのなくしてしまったとても大切なものがあるんだ。   ぼくは行く。 あの、夏の、城へ。…… (2006年作品・児童小説)
  • ジャーロ No. 69
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    1巻550円 (税込)
    ●新連載!:我孫子武丸「凜の弦音2」 ●ミステリー魂に刮目せよ! 連作&連載:大崎 梢、笠井 潔、近藤史恵、坂木 司、東川篤哉、前川 裕、イクタケマコト ●スペシャル・ゲスト:天祢 涼、山口雅也 ●〈特別対談in京都〉綾辻行人×道尾秀介 ●新人発掘企画「カッパ・ツー」第二期・入選作決定! ●第19回「本格ミステリ大賞」受賞記念トークショー
  • ショートショートの泉
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    1巻220円 (税込)
    モーレツ社員だ社畜の育ち「昭和もも我息子」。部屋に置かれたAI搭載のマスコットロボットが、製造元の会社のサーバーにお送った映像の中に「AIマスコット」。不意の戦争、伝説のゲーマーが徴兵で配属されたのは「ドローン操作兵」。他に「DNA」「ねこ」「かおると、かおる」「ガラスの天窓」「ぶどう」。「探偵猫マーブルの弟子」より二話、「僕ちゃん」の全五話をあわせたショートショート集。

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