検索結果

  • Love Jossie Vol.139
    NEW
    -
    300P超のお得ボリューム!! 超絶人気!! 西形まい「GAME~スーツの隙間~」! 小夜への告白を断られた高端は、「最後」という条件でデートに誘うが…!? キトキある×雪「悪役王妃は愛される」!! 姉のプレイしていたBLゲームに転生するも、夫である国王アーチボルトの頭の中がお花畑すぎて…!? 石水真「オモチャではじまるヒミツのレッスン」!! 諏訪くんからデートのお誘いという急展開に、ユリの好奇心が先走り…!? 花李くる実「俺が一番泣かせてあげる」!! 「陸を真紀の夫に欲しい」という上司・北条に、陸を夫にしようとする真紀! エスカレートする計画の先は…!? そのほか、むんば「溺愛/本能の先」、紫ききょう「恋は隠すに忍びない」と充実のラインナップ!! 雑誌丸ごとのご購入は、単話売りの合計より、4割以上お得です!!
  • シンママ(42)、アプリで運命の恋を見つけます。(1)
    無料あり
    1.5
    1~2巻0~759円 (税込)
    明莉(あかり)は双子を持つ42歳のシングルマザー。親友に勧められたマッチングアプリに登録して、真剣に再婚相手を見つける毎日だけど、「いいね」をくれるのは高齢の男性だけ……。ある日、近所の若いイケメンパパと出会い、うっかりときめいてしまったものの「子供をほっかたらかしにして、マッチングアプリですか」とディスられ傷つく……(涙)。だけど…数日後に見事、高学歴の超イケメンとマッチング!! 意気揚々とデートにでかけてみたけど!? 絶対に幸せを見つけてみせる!! シングルマザーの愛と涙(?)の胸キュン婚活ラブコメ!
  • 乙女のための  源氏物語  上
    続巻入荷
    -
    1~2巻2,323円 (税込)
    「いやあね、私そんな光源氏大嫌い!」老婦人が孫娘らに語り聞かせる、源氏物語講義の夕べ。 少女小説の第一人者・吉屋信子のまなざしが、光源氏と女性たちの華やかなりし日々を新鮮に照らし出す。『源氏物語』全五十四帖を誰でも愉しみながら理解できる、柔らかで明快な入門書としての現代語訳。田辺聖子の解説再録に加え、新たに角田光代による書き下ろし解説を付した新装版。

    試し読み

    フォロー
  • Love Silky Vol.137
    NEW
    -
    Love Silkyは今号もオール新作描き下ろし!「悪い男」は、富丘を怒らせてしまったという、みゆきからの電話に驚いた芹沢が…?「初恋不倫」は、夫の不倫相手に会い、絶望に打ちひしがれている穂波が、時松からは「会えない」と言われ…。「よるのがっこう」では、オトナだけの夜間学校の教師・綾乃が、ワイルドな生徒・桐ヶ谷とヒミツの恋愛中!「荒川秘書の恋の憂鬱」の社長は、妻に麻美を選んだのは正しいと思いつつ、七海への想いに自制が利かなくなり…。「彼の香りと私の匂い」は、突然 香が亡くなって、混乱の中で自分が香にやってあげたいことをするみどりに対して、白川が…。「催淫毒」は感動の大団円! アルバートとアリシアたちは、お互いを想いあう気持ちを高めていって…。「社長! 私はあなたの(男装)秘書です。」は、困惑する湊のもとに秘書として現れたのは、玲ではなく松本…!? この雑誌版でのご購読でしたら、単話版の合計価格のなんと半額です!
  • 光源氏ものがたり 上
    値引きあり
    5.0
    1~2巻506~528円 (税込)
    桐壺から真木柱まで。元祖イケメン光の君の、幼少期~源氏38歳の冬までを収録、波瀾万丈のストーリーを楽しく読み解いた源氏物語入門書。古典文学に造詣が深く、男女の機微に鋭い田辺聖子が、田辺ことばで綴る魅力満載の現代語訳。
  • 田辺聖子の 万葉散歩
    -
    清らかな自然の美しさや人を恋うる心、夫婦の情愛、別れゆくこと……。千年変わらぬ人間の真情を歌うわが国最古の歌集・万葉集。かつて戦意昂揚のために利用された不幸な歴史を塗り替え、わかりやすい口語訳で、この歌集の真の魅力をあますところなく伝えるエッセイ集。万葉集入門最適の書。〈解説〉中 周子・酒井順子
  • 新源氏物語シリーズ(全5巻)合本版(新潮文庫)
    -
    1巻3,861円 (税込)
    現代のヒーローとして甦った〈光る君〉。平安の宮廷で華麗に繰り広げられた光源氏の愛と葛藤の物語を、新鮮な感覚で〈現代〉のよみものとして描いた大ロマン長編――比類ない美貌と知性、そして高貴な身分を持つ源氏は、至福の愛を求めて、許されぬ恋、苦しい恋を重ねる……。 ※当電子版は新潮文庫版『新源氏物語』上中下巻および『新源氏物語 霧ふかき宇治の恋』上下巻をまとめた合本版です。
  • ゆめはるか吉屋信子 秋灯机の上の幾山河(上)
    -
    1~3巻1,430円 (税込)
    私なりの吉屋さんをさぐりあてたい――。吉屋信子(一八九六~一九七三)を敬してやまない著者が、満を持して贈る本格評伝。栃木女子高校時代から頭角を現した信子は、竹久夢二の誘いで上京し、生きる道を模索する。岡本かの子や野上弥生子らとの出会い、『花物語』の連載。やがて長篇小説の懸賞応募を目指すが、父の危篤の報が……【全三巻】
  • ゆめはるか吉屋信子(上中下合本) 秋灯机の上の幾山河
    -
    1巻3,850円 (税込)
    歴史に戦争に女同士の恋愛に……大好きな作家の人生を辿るおせいさんのまなざしが熱く、やさしい。 ――柚木麻子(上巻帯より) 男性中心の文壇に挑み続けた二人の女性作家。信子と聖子の「出会い」から生まれた奇跡のような評伝。 ――斎藤美奈子(中巻帯より) 大正、昭和と絶大な人気をほこった小説家・吉屋信子を敬愛してやまない著者が、その真の姿を描き尽くす。 栃木女子高校時代から頭角を現した吉屋信子は、竹久夢二の誘いで上京し、生きる道を模索する。『花物語』の連載から、やがて本格的な長編小説の執筆、そして流行作家へ。長谷川時雨、林芙美子、宇野千代ら作家や、生涯のパートナー門馬千代など、同時代に生きた女性達の姿も活き活きと描かれる。 吉屋信子の本格評伝にして、近代女性文壇史。さらには作家・田辺聖子が、男性中心の文壇で軽視されがちだった信子の作品に光を当てるフェミニズム文学批評の書。 〈解説〉上野千鶴子
  • Love Silky 情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ story16
    -
    今回も共感必至の、夫婦とセックスのリアルシリーズ! 長かった夫婦のレス歴更新をやっとストップできた矢先、夫・直太朗の浮気が判明! 悩みに悩んだ美雨は別居を決意する。勤務先の店長が紹介してくれたシェアハウスには、色々な価値観を持った男女がいて、今までの自分を振り返ることもできた美雨。そんな時、ちょっとしたトラブルになりかけた、シェアハウスの隣家の男性。イケメンだけど怒りっぽい彼は、実はワケありのようで…!?(33P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.128に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • シンママ(42)、アプリで運命の恋を見つけます。 分冊版(1)
    3.0
    1~4巻198円 (税込)
    明莉(42)は双子の子を持つシングルマザー。親友に勧められたマッチングアプリで、再婚相手を見つけるのに忙しい毎日! でも、明莉に「いいね」をくれるのは、高齢の男性ばっかりで……。ある日近所の若いイケメンパパに、うっかりときめいたものの、子供をほったらかしにしてアプリにかまけていることをディスられてしまう……。落ち込む明莉だったけど、数日後にアプリでマッチングしたのは高学歴のイケメンで!? 愛と涙(?)胸キュン婚活ラブコメ!! 第1話
  • 田辺聖子のエッセイ 食べるたのしみ
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    人生には二つのたのしみがある。一つは食べること、もう一つはおいしいものをこしらえること――。 通いつめた神戸の市場、奄美の豪快な豚料理、夏のスダチ酒とぬか漬け、なんといっても大阪のうどん。つくるのも食べるのも大好きな著者の、食にまつわるエッセイを精選。「献立メモと買い物の記録」「おもてなし日記」を初収録。 Ⅰ 台所と女性/おにぎりと私/蜜柑の思い出/イチジクとうどん/すぎにし方恋しきもの/春の菓子さまざま/大阪のおかず/夏の食卓の楽しみ/思いがけぬ美味/たべる/ラーメン煮えたもご存じない/のこりもの/わたしの朝食/食事憲法/松茸の風流/とりこみ主義/「梅干し」と私/春野菜/過ぎた小さなことども/神戸    * 献立メモと買物の記録 Ⅱ 食べるたのしみ/駅 弁/ニューヨークのマグロ/中国式朝食/茫然台湾/むき身すり鉢一ぱい五文/手料理/大阪・私の好きな店/てっちりオバン/てっちりパーティ/大阪のうどん/食卓の光景/永遠の美女/トトト……/田舎の風流/オトナの酒 * おもてなし日記
  • 田辺聖子のエッセイ 女のイイ顔
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ――ええ顔になってる。うまいトシのとりかたをしてる……いいなあ。いい顔になったなあ。 恋に仕事に趣味に家事に。結婚に妊活に子育てに介護に終活に……。 いつだって忙しく悩みはつきない。そんな女性の人生を、「まいにちバラ色」がモットーの著者が、あたたかく見つめたエッセイを精選。 肩の力を抜いて、みんなが「イイ顔」になりますように。 楽しく生きるヒントに満ちたアンソロジー。 巻末エッセイ:佐藤愛子「お聖さんの幸福」 【目次】 Ⅰ 女のイイ顔 とりあえずお昼/キラキラ生きる?/バラ色の人生/可愛い女からいい女へ/女のイイ顔/マンガになる顔/神戸の女性たち/幸福について―かるく一杯/私、これが好き―かるく一杯/女の自然 Ⅱ 結婚は楽し 恋愛の性・結婚の性/別れも楽し/おすすめ三十代結婚/「へーえ」の銀婚/ Ⅲ 老いてなおバラ色 老いる/オバンの夢/熟年と出家/「とんだりはねたり」と老いの花/「ヨタ」に生きる/乗り換えの多い旅/老いの現場報告/そのときはそのとき/九十年ひとむかし/万夫みな可憐―わが〈おっちゃん〉を見送るの記 Ⅳ 独りも楽し また、可/……(テンテン)/日本の後家/独楽/彼の口癖 Ⅴ 我が頭なでてやる 書くことに捧げた私の「夢見子」人生/人生の贈りもの/我が頭なでてやる―幸せのヒント
  • Love Jossie セカンドパートナー story01
    5.0
    1~5巻110円 (税込)
    好きな仕事と勉強に熱中しすぎて、恋愛もそっちの経験も、なーーんにもないまま27歳になった絵子。まだ“新品”のアソコを一刻も早く捨てたくて、経験がないせいでため込んだ豊富な性知識のまま、あちこちの合コンに出ては、玉砕してしまう日々。恋愛と結婚とセックスについて理想がありすぎる自分に原因があるのは、うっすら分かるんだけど…じゃあ、みんなどんなラブ&セックスして処女脱出してるの!? そんな絵子が、ある街コンで出会ったスマートな男性・凌太に、「処女のわりに」と馬鹿にされる!悔しさをぶつけに、馴染みのバーに行くと、いつも可愛く接客してくれるバイト君のコヨミに癒されていたのだが…!? そう、これは避けて通れるもんなら通りたいけど難しい、“処女と恋愛とセックス”道で闘う全ての女性への物語!(43P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Jossie Vol.58に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • Love Silky 情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ story15
    5.0
    夫婦のレス歴更新をストップできたのもつかの間、判明した夫・直太朗の浮気。直太朗とふたりで歩いてきたと思っていたのに、彼を信頼できなくなってしまった美雨は、別居を決意! 引っ越し先として、勤務先の店長が提案してくれたシェアハウスで、美雨はいろんな価値観を持った男性や女性、そして夫婦のあり方を知る。おまけに、身近に“男性”がいるだけで、しばらく見なかったエッチな夢も見るようになって!? そんな時、騒音トラブルで怒鳴ってきた隣人男性に、お詫びに向かうことになったのだけど…? 今回も共感必至の、夫婦とセックスのリアルシリーズ!(36P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.114に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • Love Silky 情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ story14
    4.7
    夫とのレス歴更新をストップできた美雨。…と思ったのも束の間、実は夫・直太朗が浮気をしていたことが発覚! 自分がレスで悩んでいた間も、彼はウソをついて浮気をしていたという事実に耐えられず、美雨は別居を決意。けれど引っ越し先のトラブルで困っていた美雨に、勤務先の店長・赤塚がシェアハウスを提案してくれた。はじめは不安だったけれど、いろんな価値観を持つ“他人”と知りあえて、ちょっとこれ…控えめに言っても最高なんですけど…! 一方、ひとりになった夫の直太朗は…!? 今回も共感必至の、夫婦とセックスのリアルシリーズ!(36P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.109に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • 田辺聖子 十八歳の日の記録
    4.2
    75年の時を超えて発見された奇跡の日記文学――田辺聖子版「アンネの日記」 我が家の焼失、敗戦、早すぎる父の他界……。 すべてを失った彼女はそれでも、小説家への夢だけは諦めなかった。 2019年に惜しまれつつこの世を去った国民的作家・田辺聖子。 没後2年の今年、1945年から47年までの青春期を綴った日記が発見された。 記されていたのは、「大空襲」「敗戦」「父の死」「作家への夢」……。 戦時下、終戦後のままならない日々を、作家志望の18歳はいかに書き過ごしたのか。 月刊「文藝春秋」に掲載されるや、たちまち新聞・テレビ等で大反響となった、 田辺文学の源泉にして、一級の時代の証言。 雑誌未掲載原稿、中短篇4作を収録したほか、梯久美子氏の解説をはじめ、 注釈、年譜なども加えた完全版、ついに刊行。
  • Love Silky 情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ story13
    4.0
    大好評!共感必至のリアルシリーズ! 夫とのレス歴を更新中だった美雨。やっと夫の直太朗の方から求められて距離が縮んだ気がしていたのに、直太朗の浮気が発覚! おまけに浮気相手の はるかが「どうせ家族ごっこがしたいだけなんでしょ? 直くんをシェアしない?」と言ってきて…! 美雨が悩んでいた時も直太朗は はるかと会っていたの!? 問い詰めた直太朗の答は保身の言葉ばかり…。美雨の気持ちに気づこうとしないことに切れた美雨は、娘を連れて出ていくことを決意! でも、いったいどうしてこんなことになったんだろうと、心が曇ったまま。あんなに好きだった人と結婚したのに、夫婦っていったい何だろう…。(30P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.106に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • 作家と犬
    4.0
    愛犬家へ贈る、作家と犬をめぐる48編! 昭和の文豪や現代の人気作家による、 犬にまつわるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。
  • 川柳でんでん太鼓
    3.0
    世に紹介されることの少ない文学である、現代川柳の良句佳吟を選び、笑いと共感、庶民の本音を楽しむエッセイ。懐かしくおかしい句、型破りの新しいタイプの句、反戦、反逆の句、恋愛や性の周辺の句、食べもの、動物の句など、格調高く、ふところ深いさまざまな句を語り、大衆に愛される芸術の魅力を、見事に説き明かす名著。
  • 『源氏物語』男の世界
    3.0
    光源氏亡き後の、ジュニアたちの愛の物語――薫・桐壺院・頭の中将・朱雀院……光源氏を囲む貴族たちを、鮮やかに説き語る名著。タイプも雰囲気も違う男たちが、現代の読者の身近に、息づかいさえ感じられる、『源氏物語』現代語訳の一つのヴァリエーション。光源氏と嫡男・夕霧の魅力を伝える好著『〈源氏物語〉の男たち』(講談社文庫既刊)につぐ、パート2。
  • 『源氏物語』の男たち ミスター・ゲンジの生活と意見
    4.5
    名作を深く読んで、男の本質を探る名著。源氏と夕霧、主人公達の人物評論の形で語る、永遠の男性像。鮮明に描かれた光源氏の姿と心――情熱的な恋の渉猟者・源氏は、逆境に鍛えられた鋭い人間洞察家として、したたかな政治手腕で権力の頂点に到る。その父親に厳しく導かれた嫡男・夕霧(ゆうぎり)は、廉直で頼もしい貴公子に育ち、一途な恋を実らせた。二人の主人公にライトをあて、永遠に変らない男の本質、男の典型を、『源氏物語』で楽しむ、比類ない名著。
  • 中年ちゃらんぽらん
    -
    尽した会社や愛した子どもに裏切られてもけなげに生きる可憐な中年族に送る大応援歌。 中年族をはげますペーソスあふれる長編――戦中、戦後を苦労して生きぬき、国家や会社の御為に、個人の幸せなどそっちのけにして頑張った中年世代。老後こそ子供や孫に囲まれて安らかでありたいと思ったが、肝心の子供たちは「わしら、知らんでえ」と冷たい。すべてに裏切られ、似たもの年代の似たもの同士で、今後の楽しみを作ろうと不器用に努力する中年男女たちに捧げる強力な応援歌。願いが裏切られた今、人々はどう生きるか。
  • 蜻蛉日記をご一緒に
    4.0
    いつの世にも変わらない、女と男の愛の姿。唯一の女として永遠に愛されたい! ――女の夢は、いつの世も変わらない。ただ一人の男に出会って、ただ一人の女として愛されること。蜻蛉は、男らしい実力者の兼家に恋しているが、夫は男の常として、一人の女に満足しない。妻は嘆き、恨み、苦しむ中で、ついに深い人生観照と、不思議な安らぎの世界に入る。女の生き方、女と男のあり方を考える名著。<『田辺聖子と読む蜻蛉日記』改題作品>
  • 日毎の美女
    4.8
    職場の美女に群がる男どもを観察し、男女間の悲喜劇を軽妙に描く、田辺聖子の爆笑長篇。美女を巡る男の生態をユーモラスに描く!  ――美女にもいろいろ。化粧の似合う美女、楚々とした美女、セクシーな美女、天使のような美女。こういう美女たちが職場にいると、誘蛾灯のように男どもをあつめる。男はつねにベッピンさんが好きで、しかも男たちのデレデレぶりは人格、教養に関係ないものだ。そんな世の中を、聡明で目立たぬひとりの娘が観察する、軽快ユーモア長編。
  • 手づくり夢絵本
    4.0
    小説にちりばめた、愛らしくかわいい小物類とおいしい料理。田辺聖子の夢がいっぱいのオリジナル版カラー美術館。きれいな物、おいしい物を手づくりで! ――ゆめゆめしい布の袋、お遊び小もの、ヅカ風お好み焼き、遠くへ行きたい弁当など、各分野の第一人者が実作し詳しい作り方を付けた、田辺作品に登場する手芸と料理。小箱、ペーパーレース、貝、箸枕、人形などの、田辺コレクション。すべての項目に、著者の楽しいエッセイを織り込んで贈る、オールカラーのオリジナル文庫。
  • ときがたりデカメロン
    -
    悪党、若妻、修道僧、騎士などの多彩な人物がおりなす性と笑いの物語。大胆に官能を楽しむ笑いと愛の物語――機知ある悪党、不倫の若妻、女色にふける修道僧、強情が仇となる人妻、悲恋の王子と王女、復讐された高慢な未亡人、自分に克った聡明な老王など、多彩な人物が、人間の欲望を大胆に肯定し、愛と正義の与える不思議な力で、官能的生を楽しむ永遠の名作。男女のリアルな生活とその美醜をあますところなくとらえ、機智と哀歓に満ちた一幕として明るい笑いとともに、人間性を開放した、ルネサンス期の傑作の楽しい物語。当代随一の作家が、美しい言葉で面白く説き語る愛の物語集。永遠に新鮮な古典の親しみやすい説き語り。
  • 女が愛に生きるとき
    4.0
    男と女のあいだには、深くて難儀な愛がある。愛ほど幻想、錯覚、誤解にみち、人間を喜ばせたり苦しめたりするものはあるまい。しかし、人生にはこれが必要だ。とりわけ女性にとって、愛は行動と心理の拠点である。「人生の楽しみは人を愛し、人から愛されること」という著者が、愛を軽快に語る人生論。
  • 古川柳おちぼひろい
    4.0
    川柳は座右におき、いつも眺めているのがいい。年を重ねるほどに、今までわからなかった句がわかるようになる。こうして面白い句を拾いあげ、掌にためるのがおちぼひろいの楽しみである。ユーモアの達人である著者が、先達の作品から秀句を拾いあげ、掌上で男心や女心の微妙な味わいを楽しんでみる、卓抜エッセイ。
  • おせいさんの団子鼻
    -
    痛快新奇な見方で人生を考える好エッセイ――みる、うたう、なめる、おがむ、いばる、だます、どじる、おちこむ等の動作に、はからずも現れる人間心理の種々相を取り上げて、痛快新奇な角度から人生を考える。さまざまな見方をすると、ハタと思い当ることが多い。人間という生き物の、矛盾と面白さをさぐって、軽く読んでずしりとこたえる、傑作エッセイ集。
  • 女の食卓
    -
    全日本独身者連盟、すなわちゼンドクレンが、周囲から好奇の視線を浴びつつ、結成された。若い幹部の奈々子、かおる、ミカは、高校以来の親友。彼女たちは、女の自立をめざして奮闘する。しかし、タテマエとは違って、身近かに何となく心をひかれる男が存在して……。適齢期の娘心を可憐に描いた、恋愛ユーモア長篇。
  • ほのかに白粉の匂い 新・女が愛に生きるとき
    3.8
    女の人生の充実とは何かを考えるエッセイ。いい女になるための手引き、男たちとのつきあい方…女の一生に起こるさまざまな問題を面白く味わい深く語り、女の心のひだを深くする! ――お嫁にいくのも大事だけれど、もっと多様な生き方も、探してみたい。慕わしい先輩にめぐりあい、女であることのときめきを、受け継いでいきたい。ものを考える力がついたとき、女は色あせない魅力を持ち、そのとき、視線はあるがままの男に、やさしく注がれるでしょう。女の人生の充実を語る、楽しいエッセイ。
  • おんな商売
    -
    男はでんと坐って、貫禄を見せねばならぬが……。勝ち目の少ない亭主の、切なさ辛さ! 男の権威、女の実績 女の横暴、男の我慢――亭主の鼻面引き廻して、ごろ寝の女房はいいたい放題。女世帯で迫害される、気弱な亭主が蒸発した。男の胸には、一つの理想がくすぶっていた。腹の立ったときにいっぺん、食卓をひっくり返してやりたいのである。飄然と辿り着いた山の宿では、折しも老夫婦が……。という標題作のほか、いつの間にか微妙に入れかわる、男女の不思議なかかわりを描く、快作全9編を収録。
  • 世間知らず
    4.0
    ハイミスほど女を深く知る年代はない、いわば女の分別ざかりだ。熟年の女心を描く秀作――この年代でひとり旅をすると、宿でうさんくさく扱われる。自殺志願か、いや道ならぬ恋の片割れかもしれへんでェ……。若さがいつしかあせた女が独りで生きるとき、彼女は人生をいやというほど知らされる。そして、女の人生の深みを増してゆく。ハイミスは、女の分別ざかり。彼女たちの変幻自在な姿を巧みに描いた秀作集。
  • 愛の幻滅(上)
    4.0
    1~2巻660円 (税込)
    恋のホンモノを手に入れたあと、もう気の抜けたニセモノの恋では満足できない! 結婚のできない恋は本物ですか? ――眉子、28歳。妻子ある男・東野と、恋の真っ最中。勤務先で、同僚の稔からアプローチされるけれど、そんなのはまったく目に入らない。「夫婦やない男女の仲ほど、面白いもんはない」と東野は言う。わからない。夫婦というものになったことがありませんから! と拗ねつつも、大人の恋にはまっていく。傑作恋愛長篇。<上下巻> ◎「私の好きな田辺さんの恋愛小説のベスト3」(山田詠美)
  • Love Silky 情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ story12
    4.5
    夫とのレス歴4年を更新中だった美雨。触れられるのも嫌だったけれど、夫・直太朗の考えていることが少しずつ分かってきた気がしたとき、触れられることが嫌じゃなくなって、久しぶりに夫とセックスができた。レスじゃなくなった…はずだったのに、直太朗のセックスがどこか違うことに気づいてしまった。いつのまにか変えられていた直太朗の携帯のパスコード、学生時代の元カノが写っているプリクラ…。そして美雨は、ついに直太朗の“浮気の証拠”を見つけた――! 直太朗からプロポーズされた頃のことが、美雨の頭をよぎる。好きだったから結婚したはずなのに、どうしてこうなるんだろう…。そんな時、直太朗のプリクラにいた“彼女”が現れて!?(32P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.100に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • 妾宅・本宅 小説・人生相談
    3.0
    僕が結婚するとき、お袋は別居を宣言した。もの分りがいい、と喜んだが成行きは大違い。買ってくれたクルマや電話がすべて、僕をひんぱんに呼びつけるための小道具だった。僕にとってお袋の家が本宅、女房のいる家は妾宅並み……。人生相談形式で、ドッキリするような人生、男女の機微を軽妙に描いた、出色の連作。
  • Love Silky 情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ story11
    5.0
    セックスレス歴4年を更新していたところで、何とか久しぶりのセックスに持ち込んだ美雨。それからというもの、夫・直太朗は少しずつ育児や家事をしてくれるようになって、夫婦のコミュニケーションがどれだけ大事かを知った矢先、直太朗とのセックスに違和感を感じてしまった美雨。こんなセックス、私と直太朗が“ふたりで作ってきたセックス”じゃない…! 胸騒ぎのまま、おそるおそる触れた直太朗の携帯は、パスコードが変更されていた――。直太朗の浮気疑惑…美雨は、“ずっと開ける必要すら感じていなかった”浮気を疑うというパンドラの箱を開けてしまうのか!? 本当に必要な、“夫婦のセックス”っていったい何? 共感必至の42P! まとめて読めて、ウラ話も読めちゃうおトクな電子コミックスも配信中です!(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.98に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • 【おまけ描き下ろし付き】情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ 1巻
    4.0
    1~2巻440円 (税込)
    独身の頃はこんなじゃなかった。週に14回はヤリまくってた。彼が好きで、彼とのセックスももちろん好きだった。そんな彼と結婚したのに、なぜか今セックスレス歴4年・バリバリ更新中の美雨。夫とセックスしてみよう、そう思ったのに、夫の手が肩に触れられた途端にゾッとしてしまった!ママ友もできないし、こんなことを相談できる人もいない――。そんなある日、幼稚園の授業参観に遅れそうだった美雨に、タクシーから声をかけてくれたのは、娘の友達のパパ。「どこまでなら“不倫”にならない?」と(夢の中で)迫ってきた本人だった…!女子のリアルなセックスレスを描いて大人気の『情熱のアレ』、今度は夫婦のセックスを描く続編シリーズで登場!あの「女医が教える本当に気持ちのいいセックス」等でお馴染み・宋美玄先生にお話を伺ったコミックエッセイをあとがき描き下ろしで収録! ※監修・株式会社TENGA(このコミックスにはウェブ・マガジン:LoveSilky Vol.66,68,72,75,77に掲載されたstory01-05を収録しています。)
  • アニメ映画 ジョゼと虎と魚たち
    3.8
    「ええな、おまえは。好きな場所に行けて」 ジョゼは、ずっと車いすで生活している。外の世界は危険や悪意だらけだから、ひとりで出かけちゃダメ。そう言われてきた。 ある夜、恒夫(つねお)に出会う。彼がはじめたのは、ジョゼの言うことを聞くアルバイト!? はじめはきつく当たってしまったけれど、「海まで連れて行け」というジョゼのねがいを、恒夫はかなえてくれて――? その日から冒険がはじまった!!【小学中級から ★★】 2020年12月25日(金)全国ロードショー! 話題の映画を小説化! (C)2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project
  • ジョゼと虎と魚たち(上)【電子特典付き】
    4.9
    幼いころから車椅子で、絵と本と想像の中で生きるジョゼ。彼女はある日、大学生の恒夫と出会う。 最初はぶつかりあいながら、やがて距離を縮めていくふたり。 彼女はあるきかっけで、外の世界へ恒夫と共に飛び出すことを決めるが……。 ※電子書籍版特典として、描き下ろしイラスト&キャラクター設定資料を収録しています。
  • 【無料お試し版】「ジョゼと虎と魚たち」試し読み合本
    無料あり
    3.6
    2020年に劇場アニメ化される恋愛小説の金字塔「ジョゼと虎と魚たち」。田辺聖子の原作小説と、映画のストーリーを完全コミカライズした絵本奈央によるコミックの冒頭が収録された、無料の試し読み合本!
  • Love Silky 情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ story10
    4.0
    セックスレス歴5年超え…になるかと思いきや、夫婦デートのおかげか、久しぶりに夫・直太朗とセックスをした美雨。でも、なにか違う。どこか違う。この人は、私にこんな風に触れる人だったっけ…? 直太朗とのセックスは、美雨の心に違和感しか残さなくて…。直太朗のスマホのパスコードが変更されていたこと、セックスした途端に急に直太朗が子育てに積極的になったこと、そしてあのセックス…。すべてが美雨をモヤモヤさせる。レスだった時も我慢してセックスしていれば、こんな気持ちにはならなかったんだろうか…。そんな時、娘・つむぎの友人のパパである『王子』(あだ名)に、話を聞いてもらう機会がきて…? 夫婦のセックスのリアルを描いて話題沸騰! 共感できる大人気シリーズ!(37P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.92に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • 大阪弁おもしろ草子
    3.0
    時代とともに標準語風に変容していくものの、大阪弁の精神には、なお不変の表情がある。「そこそこやな」「ぼつぼついこか」……。こうした言葉が人生のキャリアを積んだオトナの口からこぼれるとき、大阪弁はより生彩を帯び、迫力を増す。味わい深い大阪弁を通して、上方文化を考察する好エッセイ。〈解説〉國村 隼
  • 大阪弁ちゃらんぽらん 〈新装版〉
    3.0
    「ああしんど」「あかん」「わやや」……。大阪弁独特のこうした言い回しのなかには、大阪人のどんな真情がひそんでいるのか。千年もの間、磨き抜かれた社交技術の粋ともいえる京の言語文化と、三百年の伝統ある商都の知恵を併せ持つ大阪弁。その魅力と、大阪弁を育んだ精神風土を明らかにするエッセイ。〈解説〉長川千佳子
  • ほとけの心は妻ごころ
    3.0
    家ではよくしゃべるが外ではおとなしい夫。勘定に細かく、会社でのあだ名は「カンコマ」。中年にもなって美貌が自慢で妻を野獣呼ばわり。オロカな夫を見つめる妻の日常を、鋭い筆致とユーモアで描く10編。
  • Love Silky 情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ story09
    -
    セックスレス4年を更新中だった美雨。なんとか無理やり、夫・直太朗とセックスに持ち込んでみたけど、今度は自分の身体の変化に愕然としてしまう。そんな時、ママ友であるマキが「夫とのセックス回数が多すぎて…」と衝撃の相談をしてきた。でも、マキの夫は「マキが元カレと会っているみたい」と悩みを打ち明けていて…。マキからの相談をきっかけに、直太朗の考えていることも分かり、夫婦の距離は少し縮まった気がしていた。…あれ? 夫と触れてもイヤじゃない…? 私、今なら直太朗とセックスできるかも! 今度こそ! と意気込む美雨は、直太朗とのデートを提案。夫婦デート、成功なるか!? 夫婦のセックスレスを描いて話題沸騰! きっと共感できる大人気シリーズ!(38P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.90に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • あかん男
    3.0
    35歳・独身の貞三は、奥ゆかしくやさしい「ニッポンの女」を追い求めて20回も見合いをしたが、いまだ結婚相手は見つからない。 そうこうするうち甥に先を越され、会社では女の子に見向きもされぬが、見果てぬ夢を追い続ける――。(「あかん男」) 夫が突然、隣りの奥さんと蒸発した。取り乱す隣の旦那を慰めるうちに、どうもこの旦那が、純情素朴で可愛らしい、ええ男のように思えてきた。(「へらへら」) 男と女の悲喜こもごもをあたたかなユーモアで包み込む7つの作品集。 田辺聖子2ヶ月連続復刊・第1弾。 解説・酒井順子
  • Love Silky 情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ story08
    -
    子供が生まれてからというもの、セックスレス歴を順調に更新し続けている美雨。触られるだけでゾッとしてしまっていた時期からは少しマシになっているけど、夫・直太朗とほんの少し感じている溝は、埋まらないまま。そんな時、ママ友のマキから、「夫と喧嘩してしまって…」と相談が。マキのところは夫婦仲も良くて、美雨の憧れの夫婦でもあったのに、一体なにが!? 夫婦だから言わなきゃいけない、でも夫婦だから言えないこともあって…。 ぶっちゃけ皆どうしてる? 夫婦のセックスレスを描いて大人気! 今回もきっと共感してしまう! 電子コミックス1巻も大好評配信中です!(33P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.86に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • Love Silky 情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ story07
    -
    セックスレス歴4年を、安定で更新してしまっている美雨(みう)。触られるのもゾッとしてしまった状態から、少しずつ抜けてはいるものの、レス状態は変わらない。夫・直太朗への不満がたまってしまい、「自分の話をただ聞いてほしいだけなのに」と思う自分に気づく。一方、美雨とは対照的に見える、おしどり夫婦なマキ&王子の仲にも、実は不穏な空気があって…!? 「話し合うことが大事」って分かっているけど、夫婦だから飲み込んでしまうこともあるのに――。夫婦のセックスレスを描いて大人気!『情熱のアレ 夫婦編』、今回もきっと共感してしまう!(42P)電子版コミックス1巻も大好評配信中です!(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.83に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • 上機嫌な言葉 366日
    4.0
    人生で一番すてきなものは、上機嫌! 生きること、恋、人間の面白さ――田辺聖子が生んだ数々の作品から、珠玉の言葉たちをぎゅっと凝縮。 人生を面白く愉しむ達人・お聖さんのチャーミングな366の〝上機嫌な言葉〟。 「コセつかず、咎めだてせず、目を三角にしないこと」 「相手の知らぬことを言うときは、羞じらいをもっていうべき」 「男は犬に似ている」 「人間を洞察すると、ゆるすほか、なくなる」 「一月 人生をおいしくする」など、月ごとのテーマと、1日ひとことの言葉は、日々の暮らしを豊かなものに見せてくれます。 白黒つけない曖昧な部分にこそ宿るオトナの智恵が、硬い頭と心を解きほぐしてくれる、常に傍らに置きたい一冊。 ※この電子書籍は2009年4月に海竜社より刊行された単行本を、文春文庫より2019年10月に文庫化したものを底本としています。
  • Love Silky 情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ story06
    -
    セックスレス歴4年を更新中の美雨(みう)。なんとかしたい気持ちはあるけどなかなかうまくいかない。でも遂に、そんな雰囲気になれた夜、自分のカラダの“感じる”ところが違ってしまっているのに気が付いた美雨。そこで、美雨の悩みを知るママ友のマキから贈られた、大人のオモチャを試してみようとしたら、今度は夫・直太朗がドン引きしてしまう! 夫婦のコミュニケーション、いったいどうしたら上手くいくんだろう…? セックスレスを描いて大人気『情熱のアレ』、今度は夫婦のセックスを描く続編シリーズ! ※監修・株式会社TENGA(45P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.80に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • 目に入れたら痛いです。1巻
    -
    1~6巻275円 (税込)
    我が子は目に入れても痛くないなんてのは昔の話!? 毎日が未知の体験となる子育てを漫画家の花津ハナヨが描いた実録育児4コマ漫画!!
  • Love Silky 情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ story05
    -
    夫婦のセックスレス歴4年を更新中の美雨(みう)。すれ違いを何とかしなくちゃと、夫・直太朗と、思い出話をしながら家飲みなんてしてみたけど、なぜか昔のモヤモヤが炸裂して大喧嘩に。もう二度とヤれる気がしない…“セックスすれば仲直り”できた独身の頃が懐かしい…! そんなある日、娘・つむぎのママ友であるマキに、家族一緒に夕食を、と誘われる。マキの夫は完璧イケメン&イクメン。なのに、この夫婦も意外と悩みがあるみたいで…? セックスレスを描いて大人気『情熱のアレ』、今度は夫婦のセックスを描く続編シリーズ! ※監修・株式会社TENGA(44P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.77に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • Love Silky 情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ story04
    -
    セックスレスは会話レス。そんなことは嫌というほどわかってる。わかってるけど、セックスレス歴4年を更新中の美雨(みう)。夫との触れ合いも無いままに、マッサージ店で働き始めた影響か、娘の幼稚園友達のパパ(イケメン)の身体にマッサージをしたあげくに極上★な気持ちになってしまう夢を見てしまう。性欲が無くなったんじゃない、夫を好きじゃなくなっただけなのかな…? それでも仲良くしたいとは思ってるから、夫と距離は縮めたい。そう思って、ふたりでゆっくり夜を過ごして思い出話なんかしてみたんだけど…!? 聞きたいけどなかなか聞けないセックスレスを描いて大人気!『情熱のアレ』の、夫婦のセックスを描く続編シリーズ!(38P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.75に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • ただいま「かくれ人見知り」が平静を装って生活しております。
    3.7
    三十路を迎えてから、なぜか止まらない「人見知り」! 実は「かくれ人見知り」の漫画家の花津ハナヨさん。知らない人は怖いけど、社交術を身に着ければ、きっと真っ当な大人になれる!? 本邦初の、人見知り克服コミックエッセイ 【目次】 知らない人が怖いんです… 私が旅に出られない理由 私は「かくれ人見知り」 行きつけの店がほしい その1 自己紹介ってどうするの? 大人になってからの人見知り 行きつけの店がほしい その2 旅先でわかった私が人見知りな理由 人見知り克服年間計画表 ボイトレに行ってみた 友達がほしい…! 人見知り克服演習3連発 仕事場を探して 非常事態と人見知り ツイッターでも人見知り 「質問力」を鍛えたい! 「二度見知り」する女たち 大人数の飲み会での対処法 小さな変化 人見知り克服のショック療法!? ホームパーティでの学び はじめての海外一人旅 その1 はじめての海外一人旅 その2 はじめての海外一人旅 その3 はじめてのホームパーティー 人見知り克服イベント サヨナラ、かくれ人見知り!? あとがき
  • 王朝懶夢譚
    3.7
    イケメンの貴公子と恋をしたい! ドラマティック恋を求めて突き進む月冴姫とやんちゃな妖怪たちの王朝ファンタジー。 内大臣の美しい姫君・月冴姫は東宮の妃として入内を待つ身。 ある夜、屋敷の者が寝静まった頃、ひとり舞っていた月冴姫だが、ひとしきり舞い、休んでいると涙があふれて止まらない。 そこへ童子の姿をした天狗・外道丸が現れた。 入内する予定だった東宮が急死し、第二皇子が立太子されたが、御年まだ3歳。 入内まで10年あまり、恋もできず尼のような生活を送らなければならないので、毎日気分が滅入って仕方がない。 それが月冴姫の涙の理由だった。 「イケメンの貴公子と恋をしたい」と強く願う月冴姫の前に、妖怪たちが現れる。 化けるのが得意な狐の紫々、河童の猩々、鮫と人との間に生まれた人魚のような姿の鮫児……。 彼らの助けを借りながら、運命の恋に突き進んでいくヒロインの平安ファンタジー。 解説・木原敏江
  • Love Silky 情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ story03
    3.0
    交わす言葉も事務的で、触れ合うことなんてほとんど無くて。でも、それでも夫婦……ってそんなのってアリ!? セックスレス歴4年を更新中の美雨(みう)、夫との触れ合いも無いくせに、娘の幼稚園友達のパパとアレ★してしまう夢を見ては飛び起きてドキドキしてしまう毎日を送っている。そんな時、その張本人の妻・マキと知り合い、彼女が“女性のための”アダルトグッズショップをやっていることを知り、美雨の世界は少しずつ変わっていく。夫婦のセックスって何だろう……考えても分からないことはカラダに聞くのが一番! でも、夫の直太朗の動きがなんだか怪しくて…!? 聞きたいけどなかなか聞けないセックスレスを描いて大人気!『情熱のアレ』の、夫婦のセックスを描く続編シリーズ!(46P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.72に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • Love Silky 情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ story02
    3.0
    独身の頃はこんなじゃなかった。週に14回はヤリまくってた。彼が好きで、彼とのセックスももちろん好きだった。そんな彼と結婚したのに、なぜか今セックスレス歴4年・バリバリ更新中の美雨。夫とセックスしてみよう、そう思ったのに、夫の手が肩に触れられた途端にゾッとしてしまった! ママ友もできないし、こんなことを相談できる人もいない――。そんなある日、幼稚園の授業参観に遅れそうだった美雨に、タクシーから声をかけてくれたのは、娘の友達のパパ。「どこまでなら“不倫”にならない?」と(夢の中で)迫ってきた本人だった…! セックスレスを描いて大人気『情熱のアレ』、今度は夫婦のセックスを描く続編シリーズで登場です!(30P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.68に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • Love Silky 情熱のアレ 夫婦編 ~夫婦はレスになってから!~ story01
    1.3
    「どこまでなら“不倫”にならない?」──そんなドキドキの夢に出てきた相手は、なんと娘の友達のパパだった!? まさか欲求不満なんだろうか? でも私と夫はセックスレス歴4年を更新中の夫婦だから…! セックスレスを描いて大人気の『情熱のアレ』の続編がラブシルキーに新登場! 夫婦のセックスって、ぶっちゃけみんなどうしてるの? 熱いシリーズ連載いよいよ開始です!(32P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.66に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • 古今盛衰抄
    4.0
    卑弥呼や紫式部、淀君、井原西鶴、小林一茶、樋口一葉などなど、田辺さんがお気に入りの歴史上の人物たちに新たな息吹を吹き込んだ歴史エッセイ集! スサノオからはじまり、卑弥呼、持統天皇、小野小町、紫式部、後白河院、淀君、北政所、西鶴、芭蕉、一茶、歌麿、一葉、桂春団治まで、田辺さんが好きな歴史上の人物を、半分エッセイ半分小説で紹介。かわいげのある心憎いばかり人物たちを選び、まるで本人たちに会って話したことがあるかのように生き生きと描かれている。 確かな時代考証もあいまって、安心して楽しみながら、歴史上の人物たちと交遊できる。 「戦後三十年たってみれば、若者は日本の歴史や、古往の人物について、全くなんの愛着も関心も持たないではないか。彼らにあっては母国の歴史は、教科書の中の無味乾燥で煩はん瑣さ な、受験用知識にすぎないのだ。私は、それらをみて胸が痛む。古い代に生きて戦い、恋し、苦しみ、死んだ愛すべき人々が、いまの若者たちの心になんの感動をおこすことなく、打ち忘れられ、かかわりをもたず、歴史に埋没してゆくのを悲しむ。受験用知識の、かわいた記号のきれっぱしとなった人々を惜しむ」(著者の「あとがき」より)。ここで取り上げた人物を通して、若い人たちが歴史へ新しい興味を持って接してもらえるようにとの願いを込めた1冊。 解説は『はいからさんが通る』や『あさきゆめみし』などで有名な漫画家の大和和紀さん。
  • 私の大阪八景
    3.7
    〈上の天神さん〉の境内で行われるラジオ体操。カタコラカタコラ下駄履きで集まると、在郷軍人の小父ちゃんが台に上って号令をかけていた。/トコのちぢれ毛をまっすぐにして下さい。中原淳一の絵の女の子みたいにして下さい。/チョロ松と二人で、ゆぶねに腰かけて唱歌をうたった。「旅順開城 約なりて 敵の将軍ステッセル 乃木大将と会見の 所はいずこ水師営」/あとを頼むぞ、とか何とかいって戦地へいくと、若い盛りにパッと桜のように散る。そしてほめられる、新聞にのる、勲章をもらう、みんなに泣かれる、いい気なものだ。男のほうが人生の花を独り占めして、女はカスの部分をつかまされる。/日常のささやかな描写の中にすべて戦争が描き込まれた名連作短篇集。
  • 田辺聖子原作シリーズ 1 金魚のうろこ
    完結
    3.8
    全2巻528円 (税込)
    愛とか恋とか人生とか煩わしいのが、面白い。 身長がコンプレックスな主婦の変身、超モテモテ33歳OLの七転び八起き人生、金持ちの彼女に振り回される大学生の体験、傍若無人なおじいちゃん80歳の人生の達人ぶり、「せえへん仲」を謳歌する中年のふたり……。『あんたが大将』『見さかいもなく』『金魚のうろこ』『達人大勝負』『夢笛』の5つの短編を漫画化。
  • 老いてこそ上機嫌
    3.3
    「80だろうが、90だろうが屁とも思っておらぬ」と豪語する著者は、御年89歳。 人生を楽しく迎える気構えを表す珠玉の言葉を、200を越える作品の中から厳選した名言集。 短くて、面白い。でも深くじっくり考えさせられる言葉ばかり集められています。 たとえば、 「苦労は忘れてしまえば、元々ないのと一緒じゃ」 「一人ぐらしの哀れな老人、という偏見に対抗するためにも、最新流行の洋服を身にまとい、きちんとしていなくてはいけない」 「女と年寄りは金の要るもの、ましてや、女であって年寄り、という存在は、人一ばい金が要る。なんのために?プライドと自立を守るためである」 「よく世間には若い人には負けぬ、と力んでいる老人がいるが、私は(負けたかて、エエやないか)と不思議である」 「本当をいうと、グチを吐く人はまだ甘い環境なのである。ほんとうに、たいへんな場で生きている人は、グチも出ないのである」 「手芸の妙手だろうと、実家のしつけが上等だろうと、学歴があろうと、財閥の娘だろうと、共に楽しむ相棒としては、いっしょにいて楽しいか苦痛か、の分類しかない」 「昔のことをいうてもエエが、昔のことで責めてはいかん」 「誰や、女はかよわいもの、なんていう奴。たくましいでェ。すばやいでェ。しかもたのもしいでェ」 結婚、仕事、子育て、人間関係などに悩み苦しんでいるひとには、田辺さんの明るくユーモアにあふれ、深みのある言葉にハッとさせられるでしょう。 年金をもらって楽しく生きるということが困難な時代を生きていく私たちを元気づけてくれる一冊です。
  • 隼別王子の叛乱
    4.0
    ヤマトの大王の想われびと、女鳥姫と恋におちた隼別王子は大王の宮殿を襲う。愛と権力を賭けた血なまぐさい叛乱の夢は、大王の前にあっけなく破れ、隼別は女鳥姫とともに誅殺される。かつて宝塚でも上演され、劇画化もされた、「古事記」の中の濃密な物語。
  • どんぐりのリボン
    値引きあり
    4.0
    主人公の五月が友人の結婚式で出会った栗原健太は、「女は結婚したら、家庭に入るべきや」などというド古臭い考えの男で、お互いに友人代表のスピーチの時から言い合いになる。しかし、喧嘩のできる仲というのはなかなか面白い――。そんな素直な気持ちになってきたとき、ある悲しい出来事が起きる。自分にとって大切なものをふり返ることの出来る恋愛小説。
  • 私的生活
    4.2
    辛く切ない大失恋のあと、剛から海の見えるマンションを見せられて、つい「結婚、する!」と叫んでしまった乃里子、33歳。結婚生活はゴージャスそのもの。しかし、金持ちだが傲慢な剛の家族とも距離を置き、贅沢にも飽き、どこかヒトゴトのように感じていた。「私」の生活はどこにある?
  • 言い寄る
    3.9
    160万人が愛した女主人公(ヒロイン)乃里子が帰って来た! 乃里子、31歳。フリーのデザイナー、画家。自由な1人暮らし。金持ちの色男・剛、趣味人の渋い中年男・水野など、いい男たちに言い寄られ、恋も仕事も楽しんでいる。しかし、痛いくらい愛してる五郎にだけは、どうしても言い寄れない……。乃里子フリークが続出した、田辺恋愛小説の最高傑作。
  • 苺をつぶしながら
    4.2
    35歳の乃里子。剛との結婚解消とともに中谷財閥からも解放されて、仕事も昔の友情も取り戻した。1人暮らし以上の幸せって、ないんじゃない? しかし自分の将来の姿もなぞらえていた女友達に悲しい出来事が。そのとき手を差し伸べてくれたのは……。「誰か」がいるから、1人でも生きていける。
  • 休暇は終った
    3.0
    私、峯悦子31歳。OLをやめて今少女小説を書いている。23歳の入江類と同棲に似た生活をしている。彼は幼くして母を亡くし、父は別居結婚をしているという。熱烈に私を慕うのだが仕事は長続きせず、大学中退からはじまって、何でもチュータイスト。やがて類の父と知り合うようになった私は、その優しさに触れ、大人の包容力に惹かれていく。一夏の間に揺れ動いた微妙な女心。
  • 車でGO! 1 狂わせたいの【分冊版1/14】
    -
    1~14巻110円 (税込)
    実は梨果は正真正銘の処女。修学旅行の夜、ずっと好きだった戸川に告白し、晴れて両想い!?と思いきや些細な誤解から二人は気まずい関係に…!? ※本コンテンツは単行本「狂わせたいの」を分冊したものです。
  • 姥勝手
    3.0
    私も、齢八十になって悟ったのだ。生かしたろ、と神サンがいいはる限り、生きてやろう。やりたいことをし、会いたい人にも会う。老いては子に従わない。若い人には合わせない。今日はお習字、英会話、明日は社交ダンスにスイミング。老いてこそ勝手に生きよう、今こそヒト様に気がねなく――。息子たちの心配をよそに、いよいよ元気いっぱいに生きる歌子サンの人気シリーズ最終巻。
  • ここだけの女の話
    3.5
    恋はどうして、いつも期待や望みを裏切って思いがけない方向へ転がっていくのだろう。そして人はどうして、そんなままならぬ恋から逃れられないのだろう――。なぜか手放せない想いに逆にからめ取られて、身動きできなくなってしまった男と女のデリケートな哀歓を、なめらかな大阪言葉にのせてしみじみと綴る。読むほどに人恋しさが募ってくる、恋愛小説ならではの情趣溢れる10篇。
  • 姥ざかり
    4.3
    娘ざかり、女ざかりを過ぎてもオンナには、輝く季節が待っている――何故シルバーシートは片隅にしかないのか、年寄りらしく生きよ、気がねをせよとは何ごとぞ、わび、さび、枯淡の境地などマッピラゴメン、若いもんに煙たがられようとも言いたい放題、やりたい放題、姥よ、今こそ遠慮なく生きよう! 胸をはり、誰はばかることなく己が道を行く76歳歌子サンの姥ざかり。
  • 文車日記―私の古典散歩―
    4.2
    こんなにも身近なところに、古典の世界が息づいている。私たちの人生そのままに、かつて、生きて戦い愛した人々がいる。――「古事記」「萬葉集」から若山牧水まで、民族の遺産として私たちに残されたおびただしい古典の中から、著者が長年いつくしんできた作品の数々を、女性ならではのこまやかな眼と、平明な文章で紹介し、味わい深い古典の世界へと招待してくれる名エッセイ集。
  • 姥ときめき
    4.0
    ときめく心を持ち続ければ、年とることなど怖くない! 若き日に苦労した分思いきり楽しまなけりゃ、いったい何の人生か。年寄りは年寄りらしくの声にもめげず、思う存分老後をエンジョイする77歳歌子サン。一人マンションで優雅に暮す歌子サンの周りには、今日も様々な出来事が持ち上る……。いつまでもときめきを忘れずに生きる歌子サンの大活躍を描いた連作短編シリーズ第2弾!
  • 夢のように日は過ぎて
    3.5
    会社勤めのデザイナーとしてキャリアを積んだ芦村タヨリさんは、今が娘盛り。日本酒で作った自家製化粧水でお肌はピカピカ、相手の男次第でハタチから三十五まで幅広く年齢のサバも読めます。ちょっぴり落ち込んだりしても、「アラヨッ」の掛け声もろとも、優雅に軽やかにピンチを乗りこえてしまう、その素敵に元気な独身生活の秘訣とは? ハイミスの魅力あふれる連作長編小説。
  • 姥うかれ
    3.0
    花の盛りは五、六十/六十七十は恋愛ざかり/七十八十は嫁入りざかり/くよくよしゃんすな/お身の毒……。女には年齢(とし)の数だけ花が咲く。花の数だけ夢が咲く――78本の花束を抱いて香り高く華やいで生きる、愛しのシルバーレディ歌子サン、清く正しく美しくをモットーに、口八丁手八丁、歌って踊って大活躍! 『姥ざかり』『姥ときめき』に続くお馴染みのシリーズ、待望の第3部。
  • 薔薇の雨
    4.3
    年下の男との恋に落ちて5年。新鮮さがいつか馴れ合いになり、ときめきは穏やかな親近感に変わった今、留禰は別れが近いと知る。もはや止めることができない恋の終わりを受け入れようとする女、その心に溢れくる甘やかな悲しみを描いた表題作ほか、恋愛に翻弄され人生に行き惑う男女のありさまを、抒情豊かな筆致で描き上げた5篇。芳醇な味わい、深い余韻。まさに恋愛小説の傑作。
  • 夜あけのさよなら
    3.8
    「人に取られたくない」という独占欲が、愛のかたち―やわらかに耳を打つ、心を撫でられそうな篠崎サンの声。安心してよりかかれる気がするけど、どうしてそうやさしくするの?田辺聖子の恋愛小説。
  • 三十すぎのぼたん雪
    3.3
    もう無邪気ではいられないけれど、大人にもなりきれていない。そんな中途半端な年頃には、恋との距離も微妙になる。はじまりかけた恋への期待に、苦い記憶がそっと忍び込んでくる。心が触れ合ったと感じた瞬間に、哀しい予感が静かに満ちてくる。たのしさやときめきの裏側にある、ものさびしさとやるせなさをしみじみ描く。恋愛小説の達人ならではの、心に優しく沁みる佳品9篇。
  • 新源氏物語(上)
    4.2
    1~3巻825~869円 (税込)
    現代のヒーローとして甦った〈光る君〉。平安の宮廷で華麗に繰り広げられた光源氏の愛と葛藤の物語を、新鮮な感覚で〈現代〉のよみものとして描いた大ロマン長編――比類ない美貌と知性、そして高貴な身分を持つ源氏は、至福の愛を求めて、許されぬ恋、苦しい恋を重ねる……。上巻には、「眠られぬ夏の夜の空蝉の巻」より「佗びぬればはかなき恋に澪標の巻」までを収める。
  • 朝ごはんぬき?
    3.8
    私、明田マリ子、ハイ・ミス。OLのとき年下の男に失恋して、いまは有名な女流作家、秋本えりか先生の家でお手伝い兼秘書兼イヌの散歩係。月末になると、いろんなタイプの編集者が原稿催促におしかけてくるが、なかでも美青年編集者鈴木ノボルクンがくると、先生は仕事そっちのけでウロウロソワソワ……。人気女流作家の私生活と、ハイ・ミスの複雑な心境をユーモラスなタッチで描く。
  • 新源氏物語 霧ふかき宇治の恋(上)
    4.0
    平安王朝の宮廷ドラマの華麗な覇者、光源氏の、因果応報ともいうべき秘められた業を背負って生れた、もの静かな貴公子・薫。彼を敬愛するがゆえに、その切実な求愛に応えることを拒みとおして逝った大君。運命の恋人たちの愛は、さらに変転しながら、川をくだる……。流麗な文章と巧みな構成を以て、世界の古典を現代に蘇らせた田辺版・新源氏物語、待望の完結編「宇治十帖」上巻。
  • 夕ごはんたべた?
    4.0
    1巻1,199円 (税込)
    尼崎の下町で皮膚科を開業する中年医者、吉水三太郎。子供たちは、学園紛争の後遺症で、いまだに内ゲバにまきこまれたり、高校を中退してシンナー遊びに走ったり。それに一喜一憂する妻の玉子。そんな中で、杓子定規な校長や無責任な親子関係論をブツ教育評論家に腹を立てながら、人生の喜びを味わっていく三太郎博士の眼を通して、本当のやさしさとは何かを考えさせるユーモア長編。
  • 東海道中膝栗毛を旅しよう
    4.0
    東海道中膝栗毛の舞台を自ら辿る田辺聖子。弥次・北、そして十返舎一九とともに歩むかのようなその旅路で、気さくで気取りのない江戸の滑稽の陰に、日本人が失った「生々たる猥雑」の輝きを見出していく。
  • たたかえ!WACちゃん
    完結
    4.0
    WAC、それは「女性陸上自衛官」! 不純な動機で自衛隊に入隊したスガコは、シャバとは違う驚きの掟の下、腐女子、美少女、ギャル、根暗な超個性派同期たちと地獄の新人教育を受ける。お年頃なのに恋する暇もありゃしない、女子自衛官のハードな日常!!
  • おくのほそ道を旅しよう
    5.0
    みちのくは遠い。生きて戻れるだろうか――。 江戸の都の名利を捨てて、晩年の芭蕉は遥か東北へ旅立つ。 それは新境地を切り開くために、この世と人生の生々流転を見つめる旅路だった。 そして三百年あまり。芭蕉の足跡を慕う上方の作家、田辺聖子もまたおくのほそ道へと旅立った。 気むずかしい爺さんにみえていた芭蕉は、やがて、人生という旅路のやさしい友の顔を見せるようになる。 原文の滋味を掬い古典へと誘う紀行エッセイ。 (『「おくのほそ道」を旅しよう』改題)
  • 蝶花嬉遊図
    3.6
    売れっ子脚本家という立場を捨て、おしゃれを捨て、50代の妻子ある男、レオとの恋愛を選んだ33歳のモリ。ただレオがいて、楽しくおしゃべりして、美味しくご飯を食べる。3年続いているそんな生活が「幸福の極限」だった。幸せの絶頂は、永遠に続くのか。人生の本質を教えてくれる、恋愛小説。
  • 薄荷草の恋
    3.7
    遠距離恋愛のひかると田口は、なかなか一緒に過ごせない。ひかるがハードな仕事の合間を縫って、久々に4日間休みが取れたと思ったら、すれ違い。会いたさが不満になって、「仕事、やめっ言うんじゃ! 」「何よっ! 」と喧嘩になるが……。表題作はじめ、男女の本質と恋愛の妙を温かく描いた8篇の恋愛小説集。
  • 男の城
    -
    マイホームができてみると、設計図の書斎は子供部屋に化けていた。桐原は怒った。妻や義母から逃避する書斎こそ、夢にまで見た男の城ではないか。そしてやっと手に入れた書斎は廊下脇の貧相な部屋。それでも桐原の心のなかでは大書斎なのだ――。女臭ふんぷんたる当世マイホームの中で、けなげに生きる男たちを絶妙な語り口で描く傑作集。
  • うたかた
    3.5
    アイツにとって、俺は、うたかたのような存在でしかなかったのかもしれない。でもあの時の幸福は、うたかたではなかったと思う――。チンピラの焦がれる恋を描く表題作ほか、大阪で彼を待つタミ子や、障害を持つわたしの実らぬ思いなど、自分を「消え去る泡」のように感じてしまう5つの恋を描いた、切ない短編集。
  • おかあさん疲れたよ(上)
    3.5
    1~2巻649~691円 (税込)
    第二次世界大戦中にB29の爆撃の中逃げた昭吾と、当時まだ2歳だった美未。夫の昭吾には、売れっ子のラブ・ロマンス作家となった妻の美未には口にしない、戦時中の熱い恋の思い出があった。一緒に爆撃から逃げ、結婚まで望みながらもそれが叶わなかっ たその相手――あぐりへの思いが、戦時中の景色と共に蘇る。
  • 春情蛸の足
    3.5
    「熱、つつ、つ」。偶然たどりついた店で出会った、いとしのお好み焼き。初恋の相手に連れて行かれた理想のおでん。彼女の食べる姿に惚れたきつねうどんにたこやき。妻が味を再現できないすきやき。そして離婚相手と一緒に味わうてっちり……。読むと幸せになれる、食と恋の短編集。笑って恋して腹がすく。
  • 不倫は家庭の常備薬 新装版
    3.8
    不倫は人生の香水である。時々人生にふりかけて楽しむが、ぷんぷんと匂ってはいけない……そんな不倫哲学を持つ30代のOL、一度も浮気したことのない真面目夫、40歳で初めて不倫を成就させるかもしれない人妻、家庭円満のために浮気するという夫――7人の「視点」から不倫が語られる短編集。
  • ひねくれ一茶
    4.4
    江戸の荒奉公で苦労の末、好きな俳諧にうち込み、貧窮の行脚俳人として放浪した修業時代。辛酸の後に柏原に帰り、故郷の大地で独自の句境を確立した晩年。ひねくれと童心の屈折の中から生まれた、わかりやすく自由な、美しい俳句。小林一茶の人間像を、愛着をこめて描き出した傑作長編小説。田辺文学の金字塔。
  • 源氏紙風船
    -
    「源氏物語」は、何ゆえ千年にもわたって絶えることなく読みつがれ、語りつがれてきたのか――。光源氏と彼をとりまくあまたの女、物語を飾る着物、美術工芸品などなど、舞台背景となる宴について、作者・紫式部のこと……。それぞれのテーマごとに、「源氏狂い」「源氏酔い」を自認する著者が、思いがけない角度から限りない優しさをこめて語る、くめども尽きぬ〈愛の古典〉の魅力。
  • 人間ぎらい
    -
    夫の女ぐせの悪さに嫌気がさし家出した桐江は、連れ込み旅館で働いている。今は何が起ころうと無感動、寂しさも消え、なぜか安心して暮している桐江。それは、「人間ぎらい」(表題作)になったからなのか――。夫に裏切られる女、妻に踏みにじられる男。男と女の、相寄り相離れる感情の動きや不可思議な成り行きをユーモアの中に、ほんの少し人生のホロ苦さをミックスして描く9編。
  • ラーメン煮えたもご存じない
    4.0
    インスタントラーメンだって工夫ひとつでおいしく食べられます――。柔らかい心で生きなければと思いつつも、今日び余りにも馬鹿げたことばかりで疲れます。自分中心の若者の無礼なること、権力志向する男の愚かしきこと、そして結婚だけが生きがいの女の鈍なること。しかしなぜか人生面白く人間商売やめられぬのだ。この恐ろしい世の中を、もっと柔らかい心で楽しく生きるために。
  • 窓を開けますか?
    3.5
    私、岸森亜希子、三十二歳のOL。“極楽とんぼ”と言われながらも、自分のタイムテーブルに従って楽しく生きているうちに、自然にハイ・ミスとなってしまった。恋人はもちろんいるけれど、オトナの女ともなれば、すんなりゴールインとはいかぬ事情があるのだ……。結婚へのあこがれと不安が交錯する、さまざまな独身女性の心の窓の風景を、ペーソスとユーモアで描く長編小説。

最近チェックした本