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もう無邪気ではいられないけれど、大人にもなりきれていない。そんな中途半端な年頃には、恋との距離も微妙になる。はじまりかけた恋への期待に、苦い記憶がそっと忍び込んでくる。心が触れ合ったと感じた瞬間に、哀しい予感が静かに満ちてくる。たのしさやときめきの裏側にある、ものさびしさとやるせなさをしみじみ描く。恋愛小説の達人ならではの、心に優しく沁みる佳品9篇。
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Posted by ブクログ
『ジョゼと虎と魚たち』しか読んだことがない田辺聖子さん。指人形のお話がかわいかった記憶があり、シマヅカオリさんの刺繡の表紙がかわいい文庫本が目について買ってみた。
1978年に発売されたそうなのだが、”ハイミス”な女性たちの物語を集めた短編集。親近感もあって、くすくすとおかしみを覚えながら読めた。当時は30歳でハイミスなのだが、今で言う35歳くらいなのか。お産の適齢期を考えると、非常によくないのは重々承知だが。
8月くらいから読み始めたのだけど、あまりに忙しくて仕事と家事以外手をつけられず、だけどリフレッシュもしなきゃやっていけないから、週末の朝や夜に30分だけトリップできてよかった。関西弁が和むし、ダメっぽい男女にも癒された〜。
なあなあの関係が続いていて別でコンカツしてるんだけど、ふとその人の心地よさに気づいて結婚するかってなる『風穴』が好きでした。
まだまだまとまった読書の時間が取れそうもないので、次なる短編集を物色せねば。。
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