無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
主人公の歌子さんは76歳。天満の小商人の娘で、船場の古い服地問屋に嫁入りし、終戦後腑抜けのようになってしまった舅姑、頼りない夫・慶太郎に代わって、番頭の前沢と2人で店を切り回してきた。夫が死んで17年が経ち、歌子さんは東神戸の海が見えるマンションで気ままな一人暮らしをしている。
にも関わらず、3人の息子とその嫁たち、「おばあちゃん」となれなれしいヒヨコおまわりなど、彼女の周囲の人たちは、歌子さんを何が何でも「としより」の範疇に押し込めないと気がすまないらしい。歌子さんは、わび、さび、枯淡は大嫌い。油絵や英会話などの習い事に日々いそしみ、気の合う仲間や、以前部屋にコソ泥に入った大学生の泰くんと、パーティを開いたり宝塚に観劇に出かけたりと、たくましく毎日を送る歌子さんの「姥ざかり」を、彼女の視点から描いている。
本当におもしろくて、元気になる作品。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。