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食べるたのしみ
人生には二つのたのしみがある。 一つは食べること、もう一つはおいしいものをこしらえること―― 通いつめた神戸の市場、奄美の豪快な豚料理、夏のスダチ酒とぬか漬け、なんといっても大阪のうどん……。 つくるのも食べるのも大好きな著者の、食にまつわるエッセイを精選。 「献立メモと買い物の記録」「おもてなし日記」も初収録。 Ⅰ 台所と女性/おにぎりと私/蜜柑の思い出/イチジクとうどん/すぎにし方恋しきもの/春の菓子さまざま/大阪のおかず/夏の食卓の楽しみ/思いがけぬ美味/たべる/ラーメン煮えたもご存じない/のこりもの/わたしの朝食/食事憲法/松茸の風流/とりこみ主義/「梅干し」と私/春野菜/過ぎた小さなことども/神戸 * 献立メモと買物の記録 Ⅱ 食べるたのしみ/駅 弁/ニューヨークのマグロ/中国式朝食/茫然台湾/むき身すり鉢一ぱい五文/手料理/大阪・私の好きな店/てっちりオバン/てっちりパーティ/大阪のうどん/食卓の光景/永遠の美女/トトト……/田舎の風流/オトナの酒 * おもてなし日記 〈解説〉山脇りこ -
女のイイ顔
――あの人、ええ顔になってる。うまいトシのとりかたをしてる……いいなあ。いい顔になったなあ。 過ぎゆく青春の余韻を楽しみ、「キラキラ」ではなく「グツグツ」生き、真剣に「ヨタ」り、老いてこそ好奇心旺盛に、人を楽しませ自分も楽しむ――。 「こう考えたほうが世の中生きやすいということを、小説に書いてきたつもり」という著者が、折々に綴った女性の生き方をめぐる随筆を精選。 肩の力をぬいて、みんながイイ顔になりますように! 〈巻末エッセイ〉佐藤愛子「お聖さんの幸福」 〈解説〉原田ひ香 【目次】 Ⅰ 女のイイ顔 とりあえずお昼/キラキラ生きる?/バラ色の人生/可愛い女からいい女へ/女のイイ顔/マンガになる顔/神戸の女性たち/幸福について―かるく一杯/私、これが好き―かるく一杯/女の自然 Ⅱ 結婚は楽し 恋愛の性・結婚の性/別れも楽し/おすすめ三十代結婚/「へーえ」の銀婚/ Ⅲ 老いてなおバラ色 老いる/オバンの夢/熟年と出家/「とんだりはねたり」と老いの花/「ヨタ」に生きる/乗り換えの多い旅/老いの現場報告/そのときはそのとき/九十年ひとむかし/万夫みな可憐―わが〈おっちゃん〉を見送るの記 Ⅳ 独りも楽し また、可/……(テンテン)/日本の後家/独楽/彼の口癖 Ⅴ 我が頭なでてやる 書くことに捧げた私の「夢見子」人生/人生の贈りもの/我が頭なでてやる―幸せのヒント -
光源氏ものがたり【上下合本版】
平安王朝時代。帝と桐壺の更衣の間に光源氏が誕生した。幼い頃に母と祖母を亡くした源氏は、後ろ盾がないため臣下にくだる。十二の年に元服し、左大臣の娘である紫の上と結婚するが、お互い打ちとけられない。次第に葵の上から足が遠のく中、桐壺に似ていて、幼い頃育ててくれた藤壺へと思いを募らせる──。さらに光源氏を待ち受ける波瀾万丈の人生。様々な女性と恋を育んだ光源氏は、六条院の広大な屋敷に付き合いある女性たちを集めた。一人娘は東宮に入内が決まり、息子の夕霧も六年越しの恋を実らせる。しかし、栄華は続かず最愛の紫の上が死を迎え、源氏はこの世はまぼろし──と立ちつくす。そして物語は、薫と匂宮に引き継がれる。同じ女性を愛してしまった二人の恋の行方は──。恋愛小説でも政治小説でもある「源氏物語」の全貌を、人間の成長と運命の転変をキーワードに繙かれた“楽しむ”田辺源氏。「桐壺」から「夢浮橋」までを収録。 ※本電子書籍は『光源氏ものがたり 上』『光源氏ものがたり 下』を1冊にまとめた合本版です。 -
アニメ映画 ジョゼと虎と魚たち
「ええな、おまえは。好きな場所に行けて」 ジョゼは、ずっと車いすで生活している。外の世界は危険や悪意だらけだから、ひとりで出かけちゃダメ。そう言われてきた。 ある夜、恒夫(つねお)に出会う。彼がはじめたのは、ジョゼの言うことを聞くアルバイト!? はじめはきつく当たってしまったけれど、「海まで連れて行け」というジョゼのねがいを、恒夫はかなえてくれて――? その日から冒険がはじまった!!【小学中級から ★★】 2020年12月25日(金)全国ロードショー! 話題の映画を小説化! (C)2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project -
うらしまたろう
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 金銀に彩られた龍宮城、輝くばかりに美しいおと姫さま・・・人びとの変わることのないパラダイスへの夢を描きます。 -
うりこひめとあまんじゃく ~【デジタル復刻】語りつぐ名作絵本~
【名作絵本のデジタル復刻!】日本が元気だった頃、多くの子どもたちに親しまれてきた厚紙の絵本。美しい絵、文章のリズム、ことばの楽しさ、当時活躍した実力派絵本作家の子どもへの熱い思いが伝わってきます。親から子へ語り継ぎたい名作絵本シリーズ!! 不思議な生まれ方をする昔話として、日本全国に広く語り伝えられている「うりこひめとあまんじゃく」。スリルとサスペンスに富む怖いお話として親しまれてきました。お話の展開や結末は地方によって異なり、うりこひめがより残酷な殺され方をするものから、あやうく助かるものまでさまざまです。機織りの上手な娘というのは、昔の人にとって理想的な女性の代名詞であり、それをたぶらかすあまんじゃんくは憎むべき存在です。うりこひめがなくなったあと、多くのきゅうりを実らせてくれるのは、悲しい死を乗りこえての豊作への夢を描いています。 読み聞かせの際には、うりこひめが機を織る「とっきんからりん、とんからりん」をリズミカルに、戸をあけるまでの、うりこひめとあまんじゃくとのやりとりのスリルたっぷりに語ってみてください。 ※この作品はカラー版です。 -
エッセイベストセレクション
田辺聖子さんといえば、女性の心を鷲掴みにする甘やかな恋愛小説や、古典教養の世界に軽やかに誘う名随筆の数々……だけではありません。1971年から16年間の長きにわたり週刊文春に連載されたエッセイ「女の長風呂」シリーズには、男女の性の話、つまり下ネタが満載! 「女の性欲」「四十八手」「名器・名刀」などなど、今日の文豪・田辺聖子のイメージをひっくり返すようなタイトルが毎週並んでいました。もちろん、田辺エッセイに欠かせない相方「カモカのおっちゃん」も絶好調。笑い、ペーソス、下ネタ、時事ネタ……私たちがエッセイに求めるすべてがそこにはあります。おせいさんのエッセイが毎週読める、そんな贅沢な時代がたしかにあったのです。 本書は、長寿連載の中から、さらなる絶品、逸品を選り抜いたベスト・オブ・ベスト第1弾。女(男)ってこんなこと考えてるのか! と愕然としつつも、深いアフォリズムと成熟した大人の智恵が深く心に響いてきます。まさに必読。まだ読んでいない貴方が羨ましい、と申し上げるほかはありません。 -
老いてこそ上機嫌
「80だろうが、90だろうが屁とも思っておらぬ」と豪語する著者は、御年89歳。 人生を楽しく迎える気構えを表す珠玉の言葉を、200を越える作品の中から厳選した名言集。 短くて、面白い。でも深くじっくり考えさせられる言葉ばかり集められています。 たとえば、 「苦労は忘れてしまえば、元々ないのと一緒じゃ」 「一人ぐらしの哀れな老人、という偏見に対抗するためにも、最新流行の洋服を身にまとい、きちんとしていなくてはいけない」 「女と年寄りは金の要るもの、ましてや、女であって年寄り、という存在は、人一ばい金が要る。なんのために?プライドと自立を守るためである」 「よく世間には若い人には負けぬ、と力んでいる老人がいるが、私は(負けたかて、エエやないか)と不思議である」 「本当をいうと、グチを吐く人はまだ甘い環境なのである。ほんとうに、たいへんな場で生きている人は、グチも出ないのである」 「手芸の妙手だろうと、実家のしつけが上等だろうと、学歴があろうと、財閥の娘だろうと、共に楽しむ相棒としては、いっしょにいて楽しいか苦痛か、の分類しかない」 「昔のことをいうてもエエが、昔のことで責めてはいかん」 「誰や、女はかよわいもの、なんていう奴。たくましいでェ。すばやいでェ。しかもたのもしいでェ」 結婚、仕事、子育て、人間関係などに悩み苦しんでいるひとには、田辺さんの明るくユーモアにあふれ、深みのある言葉にハッとさせられるでしょう。 年金をもらって楽しく生きるということが困難な時代を生きていく私たちを元気づけてくれる一冊です。 -
王朝懶夢譚
イケメンの貴公子と恋をしたい! ドラマティック恋を求めて突き進む月冴姫とやんちゃな妖怪たちの王朝ファンタジー。 内大臣の美しい姫君・月冴姫は東宮の妃として入内を待つ身。 ある夜、屋敷の者が寝静まった頃、ひとり舞っていた月冴姫だが、ひとしきり舞い、休んでいると涙があふれて止まらない。 そこへ童子の姿をした天狗・外道丸が現れた。 入内する予定だった東宮が急死し、第二皇子が立太子されたが、御年まだ3歳。 入内まで10年あまり、恋もできず尼のような生活を送らなければならないので、毎日気分が滅入って仕方がない。 それが月冴姫の涙の理由だった。 「イケメンの貴公子と恋をしたい」と強く願う月冴姫の前に、妖怪たちが現れる。 化けるのが得意な狐の紫々、河童の猩々、鮫と人との間に生まれた人魚のような姿の鮫児……。 彼らの助けを借りながら、運命の恋に突き進んでいくヒロインの平安ファンタジー。 解説・木原敏江 -
おはぎをたべたのはだれ ~【デジタル復刻】語りつぐ名作絵本~
【名作絵本のデジタル復刻!】日本が元気だった頃、多くの子どもたちに親しまれてきた厚紙の絵本。美しい絵、文章のリズム、ことばの楽しさ、当時活躍した実力派絵本作家の子どもへの熱い思いが伝わってきます。親から子へ語り継ぎたい名作絵本シリーズ!! 「くわんくわん」の題名でも知られる「おはぎをたべたのはだれ」。おはぎは地方によって水飴、団子、甘酒などにかわったり、展開も微妙に変わったりしますが、笑い話としてはとてもポピュラーな昔話です。また笑い話では、小僧さんのとんちを引き立てるために、えらい和尚さんがけちだったり意地悪だったりすることもよくあります。これは地位もお金もない庶民の立場を小僧さんにだぶらせ、たくましく生きる知恵を伝えているのでしょう。 とはいえ笑い話は、ユーモラスな展開を素直に味わうことが大切です。あみださまをたたく音「くわんくわん」や、湯が煮えたぎる音「くったくった」など、小僧さんと和尚さんのやりとりを、お子さまと一緒に楽しんでください。 ※この作品はカラー版です。 -
おむすびころりん
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ころりん、おじいさんのおむすびは穴の中へ--すると、ねずみがでてきて、おじいさんをねずみの国へ案内してくれます。 -
かぐやひめ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 竹から生まれた女の子は、かぐわしいほどに美しいところから、“かぐやひめ”と呼ばれるようになりました。やがて--。 -
かさこじぞう
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おじいさんは、町へたきぎを売りにいきますが、手に入ったのはかさだけ。そのかさを、雪にさらされた地蔵さまにかぶせてあげると・・・。 -
かちかちやま
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おじいさんのじゃまばかりするいたずらだぬきをこらしめようと、うさぎは・・・。たぬきとうさぎのユーモラスなやりとり。 -
きつねとたぬきのばけくらべ ~【デジタル復刻】語りつぐ名作絵本~
【名作絵本のデジタル復刻!】日本が元気だった頃、多くの子どもたちに親しまれてきた厚紙の絵本。美しい絵、文章のリズム、ことばの楽しさ、当時活躍した実力派絵本作家の子どもへの熱い思いが伝わってきます。親から子へ語り継ぎたい名作絵本シリーズ!! 外灯が一切なく夜は真っ暗闇だった昔、人々はその暗闇にさまざまな魔物がひそみ、災いをもたらすと信じていました。人里近くにやってくるきつねやたぬきは、そんな魔物の化身の代表格で、そこからさまざまな化かし話が生まれました。 タイトルどおり「きつねとたぬきのばけくらべ」がテーマの昔話ですが、美しい花嫁に化けたきつねを、まんじゅうに化けたたぬきがやりこめるというユーモラスな展開。どんなに化けるのが上手でも、ほかほかとおいしそうなおまんじゅうの誘惑には勝てないというところがミソで、幼児もおおいに共感して、思わず笑い出してしまうかも。 ※この作品はカラー版です。 -
きんたろう
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あしがら山のきんたろうは、気はやさしくて力もち。山のみんなの人気者です。動物たちと、きょうもなかよくあそんでいたら・・・。 -
グリム童話
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界で愛されるメルヘンが児童文庫で登場! 百年以上もの間、世界中の人たちに読みつがれているグリム童話。「物語」のほんとうのおもしろさを伝える1冊です。 -
恋する罪びと
秘めやかに、深く烈しくつのる想いは、ときに生死を超え、時空を超えて成就する――そんな究極の恋の見本帳がここにあります。本書は、『伊勢物語』『今昔物語』などの古典や『万葉集』『古今和歌集』などの詩歌、今に残る伝説・史実などから、お気に入りの恋物語を取り出して田辺流解釈で楽しむ本です。「死ぬ前にもう一度、情の深い男に抱かれたい」という老女と契った在原業平の本当の“色男”ぶり。出世のために自分を棄てた夫をミイラになるまで待ちつづけた女房と、その幽鬼の妻と一夜を共にした男の話。心で結ばれていたために永遠を獲得した、お通と宮本武蔵の純情秘話。紫式部と年上の夫との可愛くも機知に富んだ恋のかけひき……など、著者が「なんと日本人は<恋する能力>に長けた<血の熱い>民族だったのか」と嘆息する、とっておきの24話を収録。1篇ごとに味わいの異なる恋物語。あなたの心にときめきと潤いを与えてくれます。 -
古今盛衰抄
卑弥呼や紫式部、淀君、井原西鶴、小林一茶、樋口一葉などなど、田辺さんがお気に入りの歴史上の人物たちに新たな息吹を吹き込んだ歴史エッセイ集! スサノオからはじまり、卑弥呼、持統天皇、小野小町、紫式部、後白河院、淀君、北政所、西鶴、芭蕉、一茶、歌麿、一葉、桂春団治まで、田辺さんが好きな歴史上の人物を、半分エッセイ半分小説で紹介。かわいげのある心憎いばかり人物たちを選び、まるで本人たちに会って話したことがあるかのように生き生きと描かれている。 確かな時代考証もあいまって、安心して楽しみながら、歴史上の人物たちと交遊できる。 「戦後三十年たってみれば、若者は日本の歴史や、古往の人物について、全くなんの愛着も関心も持たないではないか。彼らにあっては母国の歴史は、教科書の中の無味乾燥で煩はん瑣さ な、受験用知識にすぎないのだ。私は、それらをみて胸が痛む。古い代に生きて戦い、恋し、苦しみ、死んだ愛すべき人々が、いまの若者たちの心になんの感動をおこすことなく、打ち忘れられ、かかわりをもたず、歴史に埋没してゆくのを悲しむ。受験用知識の、かわいた記号のきれっぱしとなった人々を惜しむ」(著者の「あとがき」より)。ここで取り上げた人物を通して、若い人たちが歴史へ新しい興味を持って接してもらえるようにとの願いを込めた1冊。 解説は『はいからさんが通る』や『あさきゆめみし』などで有名な漫画家の大和和紀さん。 -
古川柳おちぼひろい
川柳は座右におき、いつも眺めているのがいい。年を重ねるほどに、今までわからなかった句がわかるようになる。こうして面白い句を拾いあげ、掌にためるのがおちぼひろいの楽しみである。ユーモアの達人である著者が、先達の作品から秀句を拾いあげ、掌上で男心や女心の微妙な味わいを楽しんでみる、卓抜エッセイ。 -
ごんぎつね・夕鶴
どうぶつたちの無垢な心が人間に寄せる愛情のせつなさ。 〈収録作品〉新美南吉「ごんぎつね」「手袋を買いに」「赤い蝋燭」「ごんごろ鐘」「おじいさんのランプ」「牛をつないだ椿の木」「花のき村と盗人たち」、木下順二「夕鶴」「木竜うるし」「山の背くらべ」「夢見小僧」 。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 -
三まいのおふだ ~【デジタル復刻】語りつぐ名作絵本~
【名作絵本のデジタル復刻!】日本が元気だった頃、多くの子どもたちに親しまれてきた厚紙の絵本。美しい絵、文章のリズム、ことばの楽しさ、当時活躍した実力派絵本作家の子どもへの熱い思いが伝わってきます。親から子へ語り継ぎたい名作絵本シリーズ!! 子どもはハラハラドキドキするお話が大好き。「三まいのおふだ」はそんな子どもたちにとても人気があり、日本各地に語り伝えられています。山で道に迷った小僧さんを親切にも家に泊めてくれたおばあさんが実はやまんばだった! 食べてやるぞと追いかけてくるやまんばから懸命に逃げる小僧さん。自らの機転と不思議な力をもつ3枚のお札のおかげで、お寺に生還できます。最後には和尚さんの知恵でやまんばが小さな豆になって人間に食べられてしまうというオチ。 地方によっては、お札の代わりに鏡とくしと針、あるいは3つの玉になっているところもあります。自分を助けてくれる不思議な力を持つ宝物があればと願う素朴な思いとともに、自分自身も勇気と知恵で危難に立ち向かっていこうと語りついでこられた昔話です。ちなみにやまんばは、人間を食べる老女の妖怪で、さまざまな昔話に登場します。 ※この作品はカラー版です。 -
したきりすずめ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おちょんすずめはどっちへいった--おじいさんは、かわいがっていたすずめをさがして、どこまでもどこまでも歩いていきます。 -
私本・源氏物語
「どの女も新鮮味が無うなった」「大将、またでっか!?」ウチの大将・光源氏の君は御年17歳。好奇心はちきれんばかりの色けざかりの遊び好き。花の如き美貌の貴公子であらせられるが、女にモテすぎて、もはや恋愛傾向がアブノーマルになりつつあるのが悩みの種。さて今宵もまた、大将のおなご漁りの橋渡し役にひと肌脱ぐとしますか……。世間をよく知るオッサン家臣「ヒゲの伴男」が、庶民目線で無敵のナンパ師「光源氏」の恋愛ライフを語る。お茶目な源氏物語!