ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
5pt
相次ぐ復刊により、若い女性の間で大ブームを巻き起こしている田辺聖子さん。長い歳月を重ね、85歳となった今だからこそ、見えてくるもの……田辺聖子さんがすべての女性に向けて伝えたい言葉が、ここにあります!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
田辺聖子はいかなるときもユーモアを忘れずに過ごすことができる達人です。 カモカのおっちゃんも少しでてきて嬉しかった。 うん、うん、と頷きながら読んだ本。 読者それぞれの年代で感じるものがあると思う。 刺さったフレーズ 目の前にあるものだけが自分のすべてとおもうことを「未熟」というのです。
この人の文章を読むと関西弁っていいなあ、と思う。小説もそうだけど、エッセイは本当に愛に溢れてて素敵。10年、20年前に読みたかったなあ。こういう素敵な大人になれるよう、精進します。
女性としての基本の「き」に立ち返らせてくれる、優しいエッセイ。心がほぐされるような著者の言葉がすっと入ってきました。
田辺聖子さんが今、どうしていらっしゃるのか ずっと気になっていたので、この本が出てホッとした。 去年のインタビューをまとめたとあるので。 女性誌で連載していたことを全然知らなかった。 こうして本にしてくださって感謝!です。 聖子さんの優しい語り口調に、私は冒頭から涙です。 とっても胸に沁みました。 ...続きを読む85才の聖子さんは女としての大先輩。 そのお言葉を胸に、私もまだまだ人生たのしみたい! そう思わせてくれる、元気のでる本です。 すべての女性におすすめ!
この一冊を読む間に何度泣いたことか。ぐっと心に迫ってくる言葉のあまりの優しさにたまらなくなってしまうこと多々。嗚呼。おせいさんに言わせると、私なんてまだまだ子どもなのだろうな。1年後、5年後、10年後、20年後…少し経験を積む度に引っ張り出して、再度この優しい言葉たちに包まれようと思う。永久保存必至...続きを読む。
私の来し方の中で、いつも懐い笑顔で寄り添ってくれたのが 田辺聖子さんのご本でした。 最近では昔執筆されたお作が新たな装丁で出ているようです。 この本はわりと最近のエッセイ。 女性雑誌に聞き書きで連載されたそうです。 優しい言葉でご自身が大切になさってこられた 生き方のコツを話されています。 で...続きを読むも、優しいのと甘いのは違っていて。 ただふわりふわりしてるだけの口当たりのいい言葉じゃないのが 本書の魅力だと思います。 田辺さんのご本の中で、私はこれが、一番したたかで、いい意味で 骨のある表現をされているなあと感じることが多かったです。 小説やエッセイでも鋭敏な観察眼や人生の滋味を知る姿勢を 表してこられましたが、やはり小説という世に広く読まれたい形式の時は そういう慧眼の鋭さをマイルドにしておられたんだなとはっとしました。 文章そのものは大変行き届いた、優しさに満ちたものですが やはりオトナとして人生を渡り抜いてこられた方の骨太さや 言うことはきちんと言う姿勢が出ていて興味がありました。 年齢を重ねられて、嫌な感じでなく闊達さが加わった印象ですね。 女性向けですが、気軽に男性にも読んでいただきたい。 読みやすいので、あっという間に読み終わります。
田辺聖子さんが、「MISS」という雑誌で、主に三十代の読者に向けて語った連載をまとめたもの。とりたてて目新しい内容ではないのに、おセイさんの口から出ると、どれもこれも箴言のよう。一つも小難しくない、優しくあたたかい言葉で人生が語られる。 田辺さんが、自身の子ども時代の家族のことや、カモカのおっちゃ...続きを読むんやその子どもたちとの思い出を語ると、私はいつも泣けてくる。振り返ればほんのいっとき、同じ時間を過ごし、愛し愛されたかけがえのない記憶を、田辺さんは大事に大事にして、楽しいことばかりではない人生を歩んでいくよすがとしている。これを読むと私はいつも「そうだ、私もきっと大丈夫」という気持ちになるのだ。
おせいさんの講演がどこかでないものか、とチェックしてるのだけど、なかなか見つからない。ご高齢だし、最近は控えておられるのかな。。。 ちょっとがっかりしてた最中、見つけた一冊。 軽い語り口で、そのへんでおしゃべりしてくれているかのような感じで、田辺流人生のエッセンスが満載です。 以下、引用なり〜。...続きを読む 面白いことを先にやりましょ。思い出すと口がほころぶようないいこと、素敵なことを、いっぱいいっぱい集めて、いい匂いのする素敵な人になりましょう。 いびつな習慣は、知らず知らずのうちにその人の人生もいびつなものにしてしまう。ほんのちいさなことかもしれない。でも、ほんのちいさな習慣が、その人の人生を助ける力になるんです。 目の前にあるものだけが自分のすべてと思うことを「未熟」という。 きれいに忘れようと夢見ながらも、いつまでも尾を引いて胸の中がくちゃくちゃしてしまう、これこそが人間。 愛情を持って周りをよくみていると、いろんなことを発見しちゃうんですね。気心が知れてくると、それが笑いのもととなる。 笑い合うことで人は一味になる。 人と自分を比べても、しあわせは見えてこない。それがわからないうちは、まだ幼稚。 大人になりかけのときが1番泣くんだと思う。
女学校を卒業し、19歳で金物問屋に勤め始めて、36歳で芥川賞をとるまでの間、投稿して落選した原稿で行李はいっぱいに。38歳で結婚していっぺんに4人の子持ちに。田辺聖子(1928.3.27~2019.6.6)「歳月がくれるもの」、2013.6発行。①女性は言葉を欲しがるけど、男の誠実は言葉にはない。...続きを読む日常の小さな振る舞いに人柄(誠実さ)が現れるもの ②挨拶は人生の勉強。なにげないやりとりの底にいろんな気持ちが含まれている ③桜が咲いた。それだけなのに、様々に思いが巡るのは、やっぱりそれだけ歳月を重ねたから。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
歳月がくれるものまいにち、ごきげんさん
新刊情報をお知らせします。
田辺聖子
フォロー機能について
「エッセイ・紀行」無料一覧へ
「エッセイ・紀行」ランキングの一覧へ
乃里子三部作 合本版
おかあさん疲れたよ(上)
愛の幻滅(上)
愛してよろしいですか?
愛の風見鳥
あかん男
秋のわかれ
朝ごはんぬき?
「田辺聖子」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲歳月がくれるものまいにち、ごきげんさん ページトップヘ