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Posted by ブクログ
中学生ごろに読んだ本で、断捨離の折に見つけて再読した。
対話形式で分かりやすく解説してある。登場人物の台詞にやや古びた表現が散見され、共感しづらくなっているが、読みづらいというほどでもない。
百人一首の入門書としてはとても読みやすい。
一気に何十ページも読むより、毎日少しずつ読んでいくのがちょうど良い本だった。
内容においては、著者の好みによって、解説の長さや濃さにかなりのばらつきがある。また、解説の長い句でもその句自体の説明でなく作者の経歴や当時の政情など、背景の紹介がほとんどのこともあった。
周辺知識がなくては読み解けない句も多いので、完全に脱線しているとは言えないが。日本史の知識が全くないところから読もうと思うと、断片的な情報から全ての背景を把握するのは困難であると感じる。
句の説明としてはややずれているが、日本史の勉強としては足りなすぎる、という印象。
また、著者が「この句はこういうふうな感じがしますね」などと感想を添えることがあるが、ピンと来ないことが多かった。ここは自分の知識不足、教養不足によるものと感じた。
著者の言葉で言うと「心の中の『本』のページを厚くする」ということが、短歌を深く味わうために必要だと感じさせられた。
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