ブックライブの書店員おすすめレビュー

少年・青年マンガ のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    地動説は美しい、命をかけても惜しくないほどに。

    皆さんは地動説:太陽を中心として地球など惑星が回っているという学説を当たり前に知っているかと思いますが、それが当たり前ではない時代がありました。

    それまでは天動説:地球を中心に太陽などが回っている説が当たり前という認識でした。
    天動説は宗

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    特別かわいい動物が出てくるわけでもなく、取り立てて善人や悪人が出てくるわけでもない。ごく普通のペットと飼い主たちの出会いと別れのお話が淡々と続きます。
    それがどうしてこんなに泣けるのか。

    ペットショップで買ったり、保護猫(野良)を引き取ったりなど、動物と一緒に暮らすことになった経緯は様々。飼

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    普段グルメマンガは一切読まないんですが、小林有吾が描いていたのでフラッと読んでみたらまさかの大当たりでした。
    数学的視点から「美味しいとはなにか」を紐解いていくストーリーが斬新で、
    美味しい料理という「解」から、レシピという名の「式」を因数分解して証明していくのも面白いです。
    独創的な視点と発

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    切れかけの電灯、カビくさい路地裏、うるさい隣人。
    そのどれもが何だか無性に懐かしく感じてしまう“九龍城砦”。
    この作品はそこで働く男女のノスタルジックでビターなラブロマンス。

    『恋は雨上がりのように』の著者・眉月じゅん先生の作品であり、
    先生特有の繊細な心理描写と美しくもどこか儚げなヒロ

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    そこに待つのは絶望かそれとも…。美しさ際立つ衝撃のサイコサスペンス!

    ある日、雪積もる片田舎の小さな町で猟奇的な殺人事件が起きる。そんなニュースを見ながら普段と変わらぬ素振りで玄関を出た女子高生・藍川美月が向かった先は警察署。
    出頭した美月は自分が殺したと供述を始めるのだった。被害者は同級生

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「人の上に立つということ」「組織を率いるということ」を学ぶことのできる、❝リーダーシップの教科書❞のような作品です。泥臭くてもいい、格好悪くてもいい。決して諦めることなく愚直に努力する谷口の姿に心打たれます。弱小中学野球部の名もなき少年たちの「がんばり」が最高に熱いです。

    誤解から生じたチーム

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    好きの気持ちに老いも若いも男も女も関係なく、
    好きなことをしてキラキラ輝いている人、それを支える人、どっちも尊い・・・
    って改めて感じられる作品です!!!

    本作は、雛人形職人を夢見る主人公・五条新菜がとあることをきっかけに全肯定美少女ギャル・喜多川海夢のコスプレ衣装を作ることになる物語なん

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    みなさん、おじさまは好きでしょうか? わたしは好きです。
    この作品は、とある商店街を舞台にした多種多様なおじさまと主人公の大学生の日常マンガです。
    喫茶店を営むポーカーフェイスなおじさま、
    古本屋さんを営む本と食べることが大好きなふくよかなおじさま、
    美容室を営む年齢を感じさせないイケメンの

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    若林先生の作風は『徒然チルドレン』をはじめとするムネキュンもの…そう思っていませんか?
    しかーし! その神髄は、突拍子もない設定とジェットコースターのようなギャグセンスにあるのです!!
    というわけで今回の作品のテーマは、なんと“殺し屋”。でもでもそんな重たいブッソ―なもんじゃありませんよ? ポッ

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    『吾輩の部屋である』の田岡りき先生が描くお散歩コメディ。世の中に適当なことを好き勝手言う飼い主・りえ子と、それにキレキレな返しをする愛犬・ポン太というたった2人の登場人物しか出てこないのに飽きさせないストーリー構成が絶妙です。なによりポン太の冷静なツッコミがツボ。

    時折、別れを感じさせるシーン

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    最強クソゲーマーVS最先端神ゲー!!

    バグ、エラー、理不尽設計のボス、超低乱数のお祈りゲー・・・。
    様々な“クソゲー”を渡り歩いてきた生粋のクソゲーマー:サンラクは、ちょっとしたキッカケで総プレイヤー数3000万人の“神ゲー”:シャングリラ・フロンティアに挑むこととなった!

    クソゲーで

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    主人公・恋太郎(れんたろう)は、縁結びの神様によって100人の運命の人と出会うことになったラッキーボーイ。しかし、「もし100人のうち、1人でもカップルになれなかった場合、その子は(なんやかんやで)死ぬことになる」と言われ、100股を目指すことになってしまう……という、仰天の冒頭で始まる本作。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    見渡す限り無人の荒野を突き抜ける道路、その脇に横転しているジムニー。
    運転席のドアをバカッと開けて顔を出し、「嘘だろ」とつぶやくサングラス姿の男。
    まるで映画のオープニングのようなシーンからこの作品は始まります。
    第1話では、横転したジムニーのシーンから、男がジムニーの中を整えて一晩過ごし、夜

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    近代詩歌俳句、と聞いてみなさんは誰を思い浮かべるでしょうか。正岡子規?与謝野晶子?中原中也? そもそも学校の授業では、近代文学そのものに接する時間をそう長くは持てなかった方も多いかもしれません。
    本作は、□街(詩歌の「し」・短歌の「か」・俳句の「く」で「しかくがい」!)という近代日本のような架空の

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「できなかった自分にしか拾えない気持ちがある」
    「できなかった自分だけが見つけられる才能がある」
    夢に破れた重い経験を持つ者が放つ言葉に心打たれました。

    子供の頃の夢はサッカー選手でした。文集でもそう書いていましたが、実際はそんなのなれるわけなんてないと小学生ながら分かっていましたし、自分

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    『からかい上手の高木さん』、『やんちゃギャルの安城さん』はじめ、大人気の「○○な~さん」シリーズ。
    Sっ気のある可愛い女の子と冴えない僕のハッピーセットが読者に安心と笑顔を届けてくれる。
    ただ、今回おすすめする露乃ちゃんは、その名の通りの「見せたがり」。敢えて際どい恰好をして、人から見られること

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    こんなこと本当にあるのか!?というのが初めて読んだときの第一印象。
    表紙からして黒いにおいがプンプンしているが、開始早々から期待を裏切らなかった。
    芸能界に生きるアイドルや女優が、表と裏がどちらかも分からない険しい道を歩んでいく。そんな彼女たちの後ろ盾でありながら、時に厳しい言葉で一喝し、枕営業

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    まずは1巻の表紙をじっくり見てください。

    気の強そうな顔立ちの美人、タイトルからしておそらく教師、
    きっちりキメたシャツやぴちぴちタイトスカートから覗くのは
    表情とは裏腹のけしからん柔肌……。
    「ふーん、えっちじゃん」。むっつりと高まったその期待、決して裏切りません。

    表紙の女性は

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    1933年の日本海軍を舞台にしているのに、主人公のファーストミッションは「超巨大戦艦建造費用の見積もりの調査」というもの。読み始めたときは正直、「え、地味すぎないか?」と思いました。建造費用がどうこうって裏方のさらに裏方の話じゃないですか、と。

    しかし、読み進めていくと、自分の浅はかさを思い知

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    いや〜、「俺TUEEEE」もここまでいくと気持ちがいいものですね。という言葉に尽きる作品。

    世界を救った偉大な英雄、賢者・マーリンと導師・メリダに育てられ、本人は規格外の魔力と戦闘能力を持ち、前世である現代日本の知識を応用した魔道具を作れば飛ぶように売れる――と、名声と実力、財力までが思いのま

    2022年07月20日