ブックライブの書店員おすすめレビュー

少年・青年マンガ のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    全オタクに読んで欲しい作品です。

    今はいい時代になりましたね。アニメやマンガ、ゲーム、コスプレ、声優…いわゆる二次元的なオタク趣味が個性として受け入れられて、メディアで特集が組まれたり、深夜アニメコンテンツが一大ブームを巻き起こすなど、世間でも「ありふれた文化・趣味」のひとつとして広く認められるようになりました。
    ただ「オタクは忍ぶ者」と昔はよくいったもので。日陰者の趣味扱いをされることが多く、周りにバレないようにコソコソと活動するのが当たり前でした。だからこそ同志を見つけたときは熱い絆で結ばれて、その「好き」なことに時間を割くために皆一様に情熱を注いだものです。ですけどね、親バレや学校・職場バレしたりするとそりゃあ心無い言葉が飛んでくるんですよ。
    「引くわぁ…」「いい歳して…」「みっともない…」「もっと健全な趣味を…」

    この作品では、そんな「好き」なものに魅入られた人間の情熱と地獄と葛藤がこれでもかというくらいにエグく描かれています。共感してしまうと抜け出せません。心臓を直接掴まれたようなねっとりとした心理描写はもうつらいのなんの。
    コスプレをテーマにしているのもあって、年齢・容姿に対する理想と現実のギャップや、趣味に対する各々の価値観が如実に描かれているのも特徴です。この夢の時間はいつまで続けられるのか、好きなことをずっと続けてはいけないのか…。主人公の渚だけではなく、彼女の友人やコス仲間、家族、恋人…色んな人達がそれぞれの「好き」な気持ちに翻弄されていきます。

    全6巻で完結済み、最後までぶっ通しで読めますのでぜひご一読を(ただ、いにしえのオタクの方々は心を強く持って読んでください)。
    最終巻で紡がれる渚の「好き」に対する持論があるのですが、その言葉はおそらく全オタクにとって金言となるに違いありません。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    コンビニを舞台に、日常の一コマをドラマにしたような本作品。
    人々のリアルな心情を色濃く描く技術は、さすがは今井大輔といった印象です。

    特に第7話「マチカフェ」・第8話「コーヒー」が好きです。
    決まった曜日にコーヒーを注文にくるおじいさんと、固定シフトで出勤している就活中のアルバイト店員の2人。注文後、勝手にイートインの席に着くおじいさんのマイルールは、長年連れ添った伴侶との思い出と重ねていたからと分かったときには少しジーンとしました。店員との会話では不愛想な感じなのに、注文の時は「コーヒーを一つお願いします」と敬語で話すところもまた良いです。

    たった数ページで描かれる「小さく気持ちが動く」一コマに、心も温められる作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    夜中の閲覧注意。読んだら最後、スープを飲みたくなること間違いなし。

    スープ。それは一口飲むだけで、体も心も温まるもの。
    人に必要な栄養分と水分を一皿で補えるもの。そして簡単に作れるもの。

    天才肌の本の装丁家・原田織ヱ。食べることが大好きな彼女の大好物はスープ。
    仕事に行き詰まったら、会社の給湯室でスープを作り始めることもしばしば。
    そんなマイペースな彼女を軸に、四季折々の旬の食材が使われた美味しそうなスープが数々登場します。
    春夏秋冬だけでなく、その中にある梅雨やお盆、秋のお彼岸といった日本ならではの繊細な季節の移ろいに合わせて描かれるスープからは、風情や趣まで感じられます。
    そしてスープの描写に加え、丁寧に描かれた背景や食材、レシピの掲載された調理シーンが作品をよりいっそう盛り上げます。

    また四季折々のスープに誘われて登場する織ヱの同僚や友人、家族もこれまた個性豊か。
    どこかあったかくて憎めないキャラクターたちにも、ほっこりする1冊です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    謎の屋敷に住む不気味な猫、クリーピーキャット。
    怖カワイイと話題沸騰のゴシックコメディ!

    「怖い×可愛い×コメディ×ねこ」というすごく珍しい組み合わせの作品。
    基本4コマ形式で読みやすいためサクッと読みたい方に特におすすめ。
    文字がなく、4コマ画のみのものも多いのに面白さが伝わるし、
    特徴的な画が世界観と見事にマッチしていてどんどん引き込まれていく。
    そしてさらなる推しポイントは…クリーピーキャットでしょう!
    見た目のもちもちむにむに具合が最高で癒しだし、
    猫あるあるが要所要所にあり、
    それとホラーがうまいこと掛け合わせられていて猫好きにはたまらないです。

    猫好きは思わずあるある!と頷きと愛しさが止まらない、
    でもちょっと怖い不思議な世界へぜひ誘われてください…

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    千年を生きる狐・廣天と人間、あやかしたちとの出会いや日々を描いた
    奇妙でユーモア溢れる古代中国ファンタジー。

    この作品はおすすめポイントがありすぎて困ってしまう…
    まず!なんといっても出てくるあやかし達が可愛すぎる。(絶対ニヤニヤしてしまう)
    あやかしのその可愛いさに、
    豪傑・羅刹と言われる宋大賢も思わず「尊い!」と叫んでしまうほど。
    あやかしたちの可愛いさもだが、
    ストーリーも真面目さ(シリアス)とギャグのバランスが絶妙で、
    ギャグだと思って笑っていたら、心にグッとくる泣ける話が唐突にきて感情がジェットコースターのようになってしまう。
    また、時代設定は古代中国なのに今風な描写があり、そこがまた良いエッセンスになっていてとてもおもしろい。
    実際の歴史をベースにファンタジー要素を入れているので、実際そういうことがあったかもという視点でも楽しめる。

    あやかしたちのもふもふの可愛さ、絵の美麗さ、ギャグとシリアスのバランス、歴史ファンタジーとしての話の面白さ…
    全てが良いバランスで描かれた最高にユーモア溢れる作品です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    笑えて、何故かキュンとする、変人だらけの極道デンタルコメディ!

    Twitterにて「歯医者さん」でトレンド入りしていて出会ったこの作品。
    気になって1話を読んだ感想。
    「何をどこまで、どうツッコめば良いのか。」
    終始ボケ倒しの登場人物たち(もちろんボケている本人たちにその自覚はない)。
    最初は心の中で「どんな例えだよ!」「いや、なにその格好!?」のように、
    ツッコミが止まらないのですが、段々とこの話とボケのテンポに飲まれてツッコミを止めてしまう(諦めたわけではない、諦めたわけでは)
    色んな意味で想像以上で、期待を裏切ってくる作品です。
    もちろんギャグが面白いだけでなく、
    歯がどれだけ大事か白雪の言葉によって嫌というほど思い知らされます。
    (きっと歯医者に行かねばという使命感に駆られることでしょう)

    歯医者とヤクザの恋愛モノかな?と思って手に取ったが最後。
    この作品の「裏切り」にハマってしまうだろう…
    そんな同志を待っています。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    サラリーマンがゴブリンとして転生した先の異世界でチートスキルを活かして統治するというストーリー。一見、よくある話のように見えるが、話の構成が非常に緻密で印象的でした。
    寿命が7日間しかなく、人間たちからも忌み嫌われるゴブリンの処遇を、80年生きられるチートスキルと卓越した判断力で改善していく様は読んでいて参考になります。同時に、きっとサラリーマンより向いてる職業あっただろうに…とも。笑

    弱者であるゴブリンを強化し強者を倒せるようにするのではなく、強者と交渉し共生できる環境を作り上げる。そこに生まれる人間との成長の物語に惹かれました。
    「人は失敗する。それは別にいい。問題は同じ失敗を繰り返さないかどうかだ。」
    これが言える人間はなかなかいないかなあと。

    人間との共生が上手くいったその後、力を持ったゴブリンがどう変わってしまうのか。今後の展開に期待です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    地動説は美しい、命をかけても惜しくないほどに。

    皆さんは地動説:太陽を中心として地球など惑星が回っているという学説を当たり前に知っているかと思いますが、それが当たり前ではない時代がありました。

    それまでは天動説:地球を中心に太陽などが回っている説が当たり前という認識でした。
    天動説は宗教的にも正しいとされ、それ以外の考えは異端思想であり、最悪火炙りの刑に処されてしまうこともありました。

    この作品はそんな時代に生まれながらも、地動説の美しさを信じ、時代に抗った人々の物語です。

    この作品の一番の魅力は地動説を信じ、己の意志を貫こうとする登場人物たちであり、読んでいて胸にこみ上げてくるものがあります!
    歴史や科学好きだけではなく、現在に生きるあなたにきっと刺さる作品です。どうぞお手にとって読んでみて下さい。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    特別かわいい動物が出てくるわけでもなく、取り立てて善人や悪人が出てくるわけでもない。ごく普通のペットと飼い主たちの出会いと別れのお話が淡々と続きます。
    それがどうしてこんなに泣けるのか。

    ペットショップで買ったり、保護猫(野良)を引き取ったりなど、動物と一緒に暮らすことになった経緯は様々。飼う理由も人それぞれです。
    共通しているのは一緒に暮らしてしまえばやはり情は移るというところでしょうか。だからこそ別れが悲しい、辛い。そして別れてからも当然その人の人生は続きます。
    後悔の残らない別れなどないのかもしれませんが、この作品を読むことで心構えはできるかもしれません。

    ペットを飼っている方はもちろん、これから飼いたいと思っている方にもおすすめしたい一冊です。
    …読む前にはお手元にティッシュとタオルのご用意を、ぜひ。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    普段グルメマンガは一切読まないんですが、小林有吾が描いていたのでフラッと読んでみたらまさかの大当たりでした。
    数学的視点から「美味しいとはなにか」を紐解いていくストーリーが斬新で、
    美味しい料理という「解」から、レシピという名の「式」を因数分解して証明していくのも面白いです。
    独創的な視点と発想と、天才の主人公を囲む天才たちという設定は『アオアシ』に通ずるものを感じます。

    グルメマンガに飽きた方でも新鮮な気持ちで読むことができると思います。
    読み物としても単純に勉強になる一冊です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    切れかけの電灯、カビくさい路地裏、うるさい隣人。
    そのどれもが何だか無性に懐かしく感じてしまう“九龍城砦”。
    この作品はそこで働く男女のノスタルジックでビターなラブロマンス。

    『恋は雨上がりのように』の著者・眉月じゅん先生の作品であり、
    先生特有の繊細な心理描写と美しくもどこか儚げなヒロインは
    本作でも私の心を掴んで離しません。

    ガサツで無神経なあの人なんて、好きなわけない。でも少し気になってしまう。
    そんなヒロインの葛藤だけでも、胸のざわつきが止まらないのに、
    ノスタルジックな雰囲気が融合することでさらにグッときてしまいます。
    ああ、なんて素晴らしきノスタルジックなラブロマンス・・・。

    また、2人の恋が非日常を呼び寄せる展開も見逃せません!
    これ以上はネタバレとなってしまいますが、
    1巻を読んだが最後、続きを読まざるを得なくなってしまうので、ご注意を。
    (私は徹夜で読みました。)

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    そこに待つのは絶望かそれとも…。美しさ際立つ衝撃のサイコサスペンス!

    ある日、雪積もる片田舎の小さな町で猟奇的な殺人事件が起きる。そんなニュースを見ながら普段と変わらぬ素振りで玄関を出た女子高生・藍川美月が向かった先は警察署。
    出頭した美月は自分が殺したと供述を始めるのだった。被害者は同級生の五十嵐真子。どうやら二人は親友だと言うのだが…。

    冒頭は供述を元にした回想シーンをメインにストーリーが進みます。一見もっともらしい痴情のもつれからの犯行らしいが、どうも怪しく何かを隠していそうな美月。やっつけ仕事に弁護にやってきたと思われたが、美月の供述の違和感から何かに気づいた国選弁護人の辻。さらに、真子の元カレで今回の事件の鍵になりそうな暁。怪しく一癖も二癖もありそうな登場人物の心情を丁寧に描いていきます。

    本当に美月が殺したのか?動機は?偽装か?真相は果たして…。

    作者は『ハレ婚。』、『デリバリーシンデレラ』で知られるNON先生。リアルで綺麗な絵柄がさらに怪しさを引き立てています。全3巻という短さながら、上巻だけでも濃厚なミステリー小説を読んでいるようなドキドキに続きが気になること必至です。

    ちなみに徒花とは、咲いても実を結ばない儚い花。無駄な花。転じて、結ばれない恋などを意味するようです。うーん、気になる!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「人の上に立つということ」「組織を率いるということ」を学ぶことのできる、❝リーダーシップの教科書❞のような作品です。泥臭くてもいい、格好悪くてもいい。決して諦めることなく愚直に努力する谷口の姿に心打たれます。弱小中学野球部の名もなき少年たちの「がんばり」が最高に熱いです。

    誤解から生じたチームメイトの期待に応えたいと奮闘する谷口と、自作のマシンで息子の力になろうと一生懸命な父親にも目頭が熱くなります。引き継がれていくキャプテンという肩書とともに、主人公が変わっていくシステムが非常に画期的で読者を飽きさせません。

    何度も読み返したいと思える、心に響く作品が一つ増えました。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    好きの気持ちに老いも若いも男も女も関係なく、
    好きなことをしてキラキラ輝いている人、それを支える人、どっちも尊い・・・
    って改めて感じられる作品です!!!

    本作は、雛人形職人を夢見る主人公・五条新菜がとあることをきっかけに全肯定美少女ギャル・喜多川海夢のコスプレ衣装を作ることになる物語なんですが、とにかくこの二人の絡みが尊すぎます!

    人付き合いが苦手な五条くんが距離感が近い海夢に対してオドオド、ドキドキしながら対応している様子なんて思わずニヤニヤしながら読んじゃいます。
    そんな五条くんがコスプレ衣装を制作となった途端、真剣になる様やそれにキュンとなっている海夢の描写は素晴らしいの一言しか言えません。
    まして、様々な苦労を乗り越え、コスプレイベントに参加したときの二人の輝きなんて
    「しゅきしゅきしゅきしゅき♡♡♡♡ しんど~~~~~」としか表現できません。

    「最近、ピュアッピュアな絡みをニヤニヤしてみてないな~」
    って人にはこれ以上ないくらいオススメですので、どうぞお手に取って読んでみてください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    みなさん、おじさまは好きでしょうか? わたしは好きです。
    この作品は、とある商店街を舞台にした多種多様なおじさまと主人公の大学生の日常マンガです。
    喫茶店を営むポーカーフェイスなおじさま、
    古本屋さんを営む本と食べることが大好きなふくよかなおじさま、
    美容室を営む年齢を感じさせないイケメンのおじさま、
    お花屋さんを営む照れ屋だけどまっすぐなおじさま、
    etc……
    絶対に「推しおじ」が見つかるはずです。

    ちなみにわたしの「推しおじ」は美容師の中神さん(48)。
    髪のことになると横暴かつ一歩間違えればセクハラともとられる発言をするのですが、本当に相手を想って言っているのと顔がイケメンなのでなんでも許せてしまいます。さすが美をつかさどる仕事なだけに、年齢の割にすらりとした四肢と流れるような髪型が本当にすてきです。推せます。

    おじさま同士の会話も長年の付き合いを想像させてほっこりする本作、みなさんも、同じ商店街の住人になった気持ちで楽しんでみてはいかがでしょうか。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    若林先生の作風は『徒然チルドレン』をはじめとするムネキュンもの…そう思っていませんか?
    しかーし! その神髄は、突拍子もない設定とジェットコースターのようなギャグセンスにあるのです!!
    というわけで今回の作品のテーマは、なんと“殺し屋”。でもでもそんな重たいブッソ―なもんじゃありませんよ? ポップでキャッチーなコメディーです♪(まぁ標的はサクッと死ぬんですけどね)

    主人公のカナコは、前職のブラック企業を退職後、殺し代行会社の面接を受けることに(なんとここまで冒頭1ページ)。
    今まで一般人だった彼女に殺しなんてできるはずがない…。しかし、過酷な労働環境と度重なるストレスで、溢れ弾けんばかりのパッション(殺意♡)が眠っていたのでした。その衝動で入社試験のターゲット:前職のパワハラ上司をライフルでバキュン☆とヤって見事合格!(本人曰く「指が勝手にー!」)
    晴れてカンパニーの仲間入りを果たした彼女は、ここから天性の才能を発揮し、殺し屋として人知れず名をあげていくことに―。
    絵柄と内容、180度違うだろ…と思えますが、そんなもの関係ない!と言い切れる勢いがあり、カナコのセリフにもブラックみ溢れるテイストが混ざっていて、爽快感と笑いが同時にこみ上げてストレスが吹っ飛ぶほど笑えます。
    「マジマジマジマジアルマジロ?」
    「いやいやいやいやロップイヤー!」
    に代表される、ちょいちょい挟まる独特のセリフ回しもクセになります(笑)。
    日頃の鬱憤が溜まっているあなた、この漫画でイライラをスッキリにかえてスカッとしましょー☆

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    『吾輩の部屋である』の田岡りき先生が描くお散歩コメディ。世の中に適当なことを好き勝手言う飼い主・りえ子と、それにキレキレな返しをする愛犬・ポン太というたった2人の登場人物しか出てこないのに飽きさせないストーリー構成が絶妙です。なによりポン太の冷静なツッコミがツボ。

    時折、別れを感じさせるシーンが散りばめられていて、ポン太の表情に切なさが残ります。りえ子に文句言いつつ、ポン太自身が寂しそうにする瞬間がこの上なく愛くるしい。ペットを飼ったことのない自分も思わず考えてしまうほどです。
    日常生活にちょっとした笑いと幸福感を与えてくれる一冊ですね。一生読めます。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    最強クソゲーマーVS最先端神ゲー!!

    バグ、エラー、理不尽設計のボス、超低乱数のお祈りゲー・・・。
    様々な“クソゲー”を渡り歩いてきた生粋のクソゲーマー:サンラクは、ちょっとしたキッカケで総プレイヤー数3000万人の“神ゲー”:シャングリラ・フロンティアに挑むこととなった!

    クソゲーで培ったプレイヤースキルを駆使して、無数に広がる世界を踏破しろ!!!

    本作は、累計2億5千万PV越えの超人気小説をコミカライズしたものであり、
    『週刊少年マガジン』では史上初の読者アンケート速報4冠を達成したという、
    今、超話題の作品となっております。

    この作品の面白いところは、主人公のサンラクが今までのクソゲーでの経験やプレイヤースキルを活用し、神ゲーをガツガツ攻略していく様ですね。
    また、台詞回し(主に煽り合い)が抜群に上手いのも魅力の一つです。

    サンラクと共に、縦横無尽に広がる“神ゲー”:シャングリラ・フロンティアを冒険したい!と思ったら、どうぞお手に取ってみてください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    主人公・恋太郎(れんたろう)は、縁結びの神様によって100人の運命の人と出会うことになったラッキーボーイ。しかし、「もし100人のうち、1人でもカップルになれなかった場合、その子は(なんやかんやで)死ぬことになる」と言われ、100股を目指すことになってしまう……という、仰天の冒頭で始まる本作。
    この漫画のコンセプトを一言で表すなら、「めちゃくちゃかわいい100人のヒロインたちとの、円満ラブコメ」。本作を知ったとき、「そんなラブコメ、成立するんですか!?」と衝撃を受けました……。そう、この漫画では成立しちゃうんです!
    その理由は、恋太郎の並外れた誠実さと愛情深さ。登場するヒロイン一人一人にガチ恋をし、ひたむきにヒロインたちを大切にする恋太郎。彼が主人公ゆえ、純愛100股が成り立っているのです……!
    この漫画に登場するヒロインの中の誰を推しても大丈夫。もう、不遇な推しや報われない推しに心を痛めることもありません。私は、主人公とヒロインの掛け合いが面白くて可愛くて、大好きです……!
    ハーレム系が好きな人にも苦手な人にもオススメできる本作。とんでもない設定にビックリしたそこのあなた、ぜひご一読あれ!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    見渡す限り無人の荒野を突き抜ける道路、その脇に横転しているジムニー。
    運転席のドアをバカッと開けて顔を出し、「嘘だろ」とつぶやくサングラス姿の男。
    まるで映画のオープニングのようなシーンからこの作品は始まります。
    第1話では、横転したジムニーのシーンから、男がジムニーの中を整えて一晩過ごし、夜が明けてから道路を通る人を捕まえてジムニーを起こしてもらい、再び走り出すまでを、ただひたすら描きます。男がどうやら車と意思疎通をしているような様子や実在するのかどうかよくわからない女がウロウロする様子が合間に描かれるものの、ここがどこなのかも男は誰なのかもまったく説明されません。ロードムービーものなのかしら…と思わせておいて、この後いろいろなことが説明されていくのですが…本当に、少しずつ少しずつで、しかも、ロードムービーかと思えばミステリーのようで、ミステリーかと思えばラブストーリーのようで、ラブストーリーかと思えばサイコホラーのよう…先が気になってしょうがない!!
    とにかく言えることは、これを読んだら絶対にアイスランドへ行きたくなる、ということです。ジャンル問わず、とにかくおもしろいマンガが読みたい!という方におすすめ。

    2022年07月20日