ブックライブの書店員おすすめレビュー

少年・青年マンガ のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    もしかして、この人「何かに」乗っ取られている…?

    廃墟探検に向かった女子中学生の4人は、クラスメイトの佐藤が「何か」に殺されている場面を目撃する。次の日、殺されたはずの佐藤は普段通り登校していた。外見は普通だが、「何か」に人格を乗っ取られているようだった…。その日から、友達の小熊さん、おまわりさん、担任の鈴木先生を始め、何かに乗っ取られた人が増えてきた。何が起こっているのか全く分からない中で、どう生き残っていくのか。サバイバルの知識が豊富な真山さんを中心に、彼女たちの戦いが始まる…!

    ゾンビ、幽霊、殺人鬼など、背筋が凍るホラー作品は沢山ありますよね。しかし、「実体の見えないもの」が襲ってくるほど怖いものはないと思います。本作では最高に可愛い女子が、実体のない「何か」に立ち向かうという新感覚ホラー作品です!普通のホラー作品には飽きた方に是非読んでいただきたいです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    明らかにこの世のものではない存在が突然「見える」ようになった女子高生・みこ。
    彼女は「見える」ことが化物たちにバレないように「無視すること」でその場をやり過ごそうとするのですが、
    何が見えても気にしない、というクールなキャラではありません。
    心臓をバクバクさせながら、泣くのをこらえて、必死で普段通りに振舞う……。
    あまりにも不憫で健気なその姿に、ぶっちゃけ私は謎のトキメキを感じてしまっています。

    そして化物たちのビジュアルや言動がしっかり恐ろしいのも当作品の見どころ。
    おぞましい化物と可愛い女の子キャラクターたちとの異様なコントラストは、クセになること間違いなし!

    Twitterに1話目が投稿されてからバズりにバズって2週間で連載決定、2021年10月からはアニメも放送。
    「次にくるマンガ大賞」「ニコニコ漫画年間ランキング」「全国書店員が選んだおすすめコミック」「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」など数々の場で話題になった、まったく新しい"化物フルシカトコメディ"です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ヒロインの龍ケ崎さんはリザードマンの亜人間。
    主人公の遊上くんは彼女の脱皮した皮を集めて人形を作る特殊な趣味の持ち主。

    はじめは彼女の脱皮した皮にしか興味がなかった遊上くん。だが、少しずつ龍ケ崎さん自身のことも気になりだし彼女にドキドキするように。
    一方の龍ケ崎さんは遊上くんに好かれようと積極的にアタックしたり、遊上くんのみせる男らしい行動にドキマギしたりととても可愛らしい!
    ラブコメしてるなぁと思ったら、脱皮フェチの遊上くんが繰り出す斜め上をいく言動につい笑ってしまいます。

    そんな変わりもの同士のちょっと特殊なラブコメ漫画です。ぜひ読んで見てください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    なぜ明智光秀は信長を本能寺で討ったのか。その真実がここに!

    歴史を知らなくても誰もが知っている本能寺の変を明智光秀の子孫が改めて解釈したシン・本能寺の変というべき内容の本作。読後には明智光秀に対するイメージが大きく変わるはずです。

    明智光秀のイメージといえば、主君を討った裏切り者?世渡りが下手で織田信長に好かれていなかった?いえいえ、本作にあるのは誇り高く、仁義に熱く、太平の世を夢見た武士としての姿です。本作中ではイメージを具現化したものとして中国に伝わる公正を象徴する神獣・獬豸(かいち)が描かれますが。この描写がまたカッコいい。
    織田信長は太平の世に現れるとされる神獣・麒麟(きりん)。正にイメージ通り。
    そして豊臣秀吉は...何でも喰らう神獣・饕餮(とうてつ)。非常に禍々しい化け物として描かれております。
    つまり、織田信長を喰らい...明智光秀を喰らい...最終的に天下を取ったのは..。(豊臣秀吉の半生を描いた作品として続編『信長を殺した男~日輪のデマルカシオン~』が配信されておりますので気になる方はこちらもオススメです。)

    光秀と信長、それぞれに思い描いていたもの。家康の共闘。そして暗躍する秀吉。彼らの思惑が本能寺の変へとつながっていく様は非常にスリリングで引き込まれます。
    歴史・戦国ものとしてもリアルで、登場人物の内面を丁寧に描いているため、人間ドラマとしても心を打たれる作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    双子の兄妹である紅基(こうき)と那青(なお)。
    実は両想い同士の2人だが、双子の恋など許されるはずもない。

    そんな禁断の恋の話かと思いきや、開始数ページ目に母の口から、2人は本当の兄妹ではないという衝撃の事実が…

    お互い好き同士だとは知らない2人。でも、同じ家に住む兄妹だからこそドキドキするような出来事が色々と起こるのは当然のこと。
    那青を痴漢から守るときに見せる紅基の男らしさや空手大会での真剣な眼差し、ハロウィンでの那青の笑顔、どの場面も本当に尊いです!

    初々しい双子もいいですが、友人の宗太とミカも優しく面白い。2人の恋の行方と、高校生ならではの眩しいほどの青春をぜひ楽しんでください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    見慣れた動植物とはまるで違う、生命の原生体に近いもの。
    「蟲」と呼ばれる異形のものは、形や存在があいまいで、誰にでも見えるものではない。
    そして、時に「蟲」は、ヒトと…ヒトの営みに作用する。
    これは「蟲」とヒト、そしてその間に立つ者「蟲師」のお話です。

    雪夜に耳を病む者が出る村(1巻)、生き神のいる島(3巻)、
    天の糸を掴んで姿を消した妻(6巻)、死が伝染する里(8巻)など
    数々の奇妙な現象、様々な特質を持った「蟲」と人々の様子が描かれます。
    また、作品内の時代設定ははっきりとはしません。
    登場人物のほとんどが和装に身を包むものの、主人公である「蟲師」のギンコは洋装です。
    産業革命による機械文明とは無縁に、農業や漁業に従事する村里が広がっています。
    定かではない時代設定において、摩訶不思議な「蟲」や人々の生き死にを描く『蟲師』という作品は、
    どこでもない、あるいは彼岸でもあり此岸でもあるような、あいまいな世界の感覚をもたらします。
    それと同時に、作品全体を取り巻く静けさ、妖しさに心惹かれてしまうのです。

    幽霊や妖怪といった異形異類の存在を語る怪談や伝承に惹かれる方は、ぜひ読んでみてください。
    民俗的で、幻想的な魅力漂う作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    揺れて、弾んで、挟まれて……。普通に生活しているだけなのに、その迫力はなんなんだ!?
    超天然で超巨乳なおくさんの、愛に溢れた日常を覗き見る、オトナ向けの癒し系コメディです。

    結婚6年目のおくさんとだーさんは毎日ラブラブ。
    いってきますのキスはもちろん、デートでは腕を組んで歩き、毎晩同じベッドで寝ています。
    集まるたびに旦那さまの愚痴をこぼしていたようなご近所の奥さまたちも、次第におくさんの純粋すぎる言動にあてられ、
    「…最近ウチの人洗たく物干してくれるの」「この前ケーキ買ってきてくれて…」なんてぽろりと本音が。
    連鎖する愛ってなんて素敵なんでしょう!

    「だーさん」こと旦那さんにお顔や台詞の描写がないためか、変な嫉妬をせずに読めるのも魅力です(笑)
    イヤな人が出て来ない、イヤな事件も起こらない。たわわでやわらかい世界に、安心してゆるく癒されてください。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    主人公は生まれ故郷の「バク星」で「夢」を食べられなくなり、地球に住むおじさんを訪ねてやってきたバクの男の子・バクちゃん。この世界において、バク星と地球は友好条約を結び、観光や労働市場での活発な交流が期待されています。しかし、「バク星の人々は夢を食べる」という情報が一部の地球人に不安を与え、なかには「バク星の人々は危険な民族なのではないか?」と懸念する地球人もいました。バクちゃんは地球での永住権の取得を目指しますが、その工程は一筋縄ではいかず、バクちゃんは銀行口座やケータイを入手することすらなかなかできません。自治体の仕事探しの窓口を訪ねますが、そもそも故郷でも仕事をしたことがないので、何ができるか自分でもよくわかりません。

    バクちゃん以外の移民たちもまた、テロや資源枯渇、環境汚染など、故郷にさまざまな事情を抱えて地球にやってきます。しかし、地球で生まれた人間なら当たり前に受けられる社会保障や、就職の機会なども、移民というだけでハードルが上がります。そしてそうしたハンディキャップ以上に、見知らぬ土地で生きるしか道がないことにどうしようもない寄る辺なさを移民の人々は抱えているということが、作品を通して伝わってきます。

    『バクちゃん』という作品の世界の中で「移民」が抱えている苦労や、その孤独感は現実にも既に存在しているのだ、という気持ちで作品を読んでいくと、今までよく見えていなかっただけで多くの問題が自分たちのごく近くにあったことに気づくはず。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    身体は女、心は男。主人公はトランスジェンダーの男子高校生です。誰にもそのことを打ち明けられず、学校の制服でスカートを強制されることに嫌気がさしていた頃、彼のクラスに派手な恰好をした留年生が現れ、「一緒にブランドをやろう」と話を持ち掛けるところから物語は始まります。
    この数年で「ジェンダー」や「LGBTQ」という言葉もかなり浸透しましたが、性別だけでなく、見た目、年齢、肩書きなど、世の中にはまだまだ偏見や決めつけが多くあります。「男だから/女だから」に留まらず、「独身だから/既婚だから」「母親だから/父親だから」「子どもだから/大人だから」のような、世間の「〇〇だから」が気になって生きづらさを感じたことは誰にでもあるでしょう。
    『ボーイズ・ラン・ザ・ライオット』には、もっと「性」は流動的でいい、自由でいい、人間とはもともとそういうものだから、という強いメッセージを感じます。SDGs(持続可能な開発目標=「貧困をなくそう」「ジェンダー平等を実現しよう」など、2030年までに達成を目指す17の目標のこと)の目標5に掲げられている「ジェンダー平等を実現しよう」への理解を深められるとともに、「自分の身近なところにある差別や偏見に気づき、それを変えていく」という、人としてあるべき態度を学べる作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    大人サイズのスニーカーを履くと、グッと背が伸びて美しい女性に変身!
    とっても純粋な小さな魔女・乱(らん)が、様々なものに触れて成長していく物語です。

    友達のいない小学校生活から、スニーカーを履いてオトナになるのが日課だった乱。
    魔法のことは秘密だったのに、変身後の姿をプレイボーイ・凰太郎(おうたろう)に気に入られてしまい…。
    そんなキラキラした魔法ファンタジーから始まりますが、物語は徐々に深刻に――。

    個性豊かなキャラクターが何人も登場しますが、人物描写が巧みで、どのキャラも主役になれそうなくらい濃い!
    そして魔法の描写と画風があまりにもピッタリで、モノクロとは思えないほど鮮やかに輝いています。
    (これはもう入江亜季先生の魔法だと私は思っています!)

    ハラハラドキドキ、涙なしでは読めない熱い作品。
    魔法少女…といえばそうなのですが、大人の女性にも、男性にも、幅広く読んでもらいたいです。
    きっと大切な人を、もっと大切に想えるようになります。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    暑い夏にぜひ読んでいただきたい、本当にあった住宅・物件にまつわる怖いお話。

    物語は、東京で工務店を営む「私」、そして不思議な力を持つ設計士の「先生」を中心に進みます。
    とある蔵の解体作業を行うことになった「私」は、蔵の中で謎の箱を目にしました。
    不気味な雰囲気に恐ろしくなった「私」は、お祓いやお清めなど不思議な力を持つ「先生」に箱について相談します。
    実際に箱を目前にした「先生」は、

    「よく……こんなもん見っけたな」
    「でもこれだけの箱は滅多にあるもんじゃねえぞ」

    と不穏な言葉を残し、箱に向かって呪文を唱え始めるのです。
    状況が理解できず立ち尽くす「私」でしたが、「先生」に促され中身を確認することに。

    箱にぎっしりと詰まっていたのは、一族を繁栄させるために犠牲になった人々の…。


    住宅にまつわる怖い話といえば、いわく付き物件や幽霊屋敷など連想しがちですが、本作のように建物の設計や解体などをメインとした怖い話は珍しいですよね。

    本作では7つの建物のお話を取り扱っており、特に私のおすすめの話は神社を舞台とした
    「二本の刀」です。
    神社という神聖な舞台だからこそ、そこに巣食う謎の存在の恐ろしさが映え、不気味さが際立っています。

    ホラーが好きな方にも、怖いけどちょっと気になる…!という方にも、ぜひおすすめしたい1冊です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    TYPE-MOON原作のスマートフォン向けRPG「Fate/Grand Order」の1.5部「Epic of Remnant」と銘打たれた章のうち、江戸時代の日本が舞台のシナリオが圧巻の作画でコミカライズ!!

    魔術師によって創立された未来を観測する特務機関「人理継続保障機関カルデア」は予測された人類絶滅を防ぐため、過去への時間旅行「レイシフト」を行った。
    数多の旅の果てに、カルデアのマスター・藤丸立香はサーヴァントと呼ばれる英霊たちを従えて人類絶滅の回避を成し遂げる。

    そうして未来を取り戻した立香の意識は突如、江戸時代へと引きずり込まれてしまう。
    二刀流の女性剣士・宮本武蔵と再会し、元の世界へと帰る方法を探して旅をすることになった矢先に襲い来る悪鬼。
    これまでの旅を想起させるような、本来の歴史とは異なる様相の下総の国。
    赤き月と共に立香と武蔵の前に現れた、七騎の“英霊剣豪”。
    妖しげな術師によって始まる「英霊剣豪七番勝負」に立香たちは立ち向かう――!

    今作で主に登場し、活躍するのは宮本武蔵を始めとする日本に縁のあるキャラクターたちです。
    それぞれの時代において日本の歴史に名を残した者たちや、伝説や信仰を通して長らく語り継がれる者たち、
    本来出会うはずのない者が異なる歴史を辿る下総の国に集います。しかしそれだけではなく、物語の各所でゲームプレイヤーにはお馴染みのキャラクターたちも登場し、様々な表情を見せて縦横無尽に動く姿が描かれます。
    キャラクターはもとより「屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負」に広がる物語世界、その空気感までも描き起こす渡れい先生の筆致は唯一無二!

    初めましての方はタイトルに入っている「3」に戸惑われるかもしれませんが、この作品から読み始めても大丈夫です! 魅力的なキャラクター、壮大な世界観、スリリングなバトルなど魅力いっぱいです。
    今作のみならず、原作ゲームとそのコミカライズ、そのほか関連シリーズもたくさんあります!
    大きく広がるFateの世界を楽しんでください!

    二本の刀と信念を手に、立ちはだかる英霊剣豪と切り結ぶ宮本武蔵の行く末をご覧あれ!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    大家の娘で女子高生の紫。
    彼女の初恋の相手はアパートの住人で売れない小説家の万里。
    彼女は直接触れた人との近い未来を視られる能力を持っていて…
    その未来によると、二人は結婚するらしい。そんな彼らのまっすぐな恋物語。

    このマンガの魅力は、好きな人のために全力で尽くそうとするヒロインの紫を明るく、可愛くそして繊細に描いているところです。
    家賃集金のためだけに身だしなみを一生懸命整えたり、万里先生の小説を知ってもらいたくて学校のみんなに布教したりと、彼女の好きという気持ちが行動や表情からひしひしと伝わってきます。
    日やシーンごとに変わるファッションやヘアメイクも見どころポイントです!

    未来が視える能力が程よいアクセントとなっている純情な恋愛マンガです。彼女の恋愛をぜひ応援しましょう!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    日本一の企業を決めるため、様々な背景を持つ闘技者達のプライドを賭けた熱い闘いが描かれた『ケンガンアシュラ』の続編!!

    舞台は前作『ケンガンアシュラ』から2年後。企業同士が利権を賭けて争う裏格闘技団体・拳願会は同じく裏格闘技界最大規模の団体である「煉獄」から対抗戦の提案を受けた。
    拳願会会長から対抗戦の代表闘技者の選出を任された山下一夫だったが、ある日、山下の元へ前作主人公の十鬼蛇王馬(ときたおうま)と同じ顔の人物が現れ…
    前作では出場闘技者達は既にトップクラスの実力を持っていましたが、今作では新主人公の成島光我(なるしまこうが)が闘技者になるために様々な修行を積んでいく過程に、これまでのケンガンシリーズにはなかった新鮮さがあります!

    また、今まで謎の多かった組織である「蟲」との対決や前作キャラ達の登場など『ケンガンアシュラ』読者なら燃えるシーンが盛りだくさんです!(勿論前作未読でも十分楽しめる内容となっています!)

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    令和最強の恋愛How toマンガ、遂に現る…!

    人気作品『ラブホの上野さん』の作者が、恋愛に悩む男女に本格指導!
    デートでの会話、モテるテクと愛されるテクの違い、マッチングアプリの攻略法など…。
    目から鱗のテクニックをマンガで楽しみながら学べます。

    世の中には恋愛のHow to本が溢れていますよね。しかし、どれも胡散臭かったり、構成が単調だったり…。ですがご安心ください!この作品は恋愛のテクニックを学べるだけではありません。ストーリーが最強に面白いのです。
    「恋愛のHow to本を読んでみたいけど恥ずかしい…」「一癖ある恋愛作品を読みたい」そんな方におススメです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    企業同士が雇った闘技者同士を戦わせ、その仕合の結果によっては総事業費100億円のビジネスも獲得可能な、300年前より裏社会で行われている「拳願仕合」。
    ある日、冴えない中年サラリーマンの山下一夫は闘技者である十鬼蛇王馬(ときたおうま)の世話係に任命され、共に拳願仕合に参戦し数々の強敵たちと仕合をしていくことになるが…。

    警察官、暗殺者、医者、プロレスラーなどバラバラな背景を持つ闘技者たちの本気の殴り合いが高い画力で描かれており、どちらが勝つのかまったく読めない迫力のある仕合シーンは1度読み始めると止めることは出来ません!
    また主人公の十鬼蛇王馬と山下一夫コンビの絆も作品の大きな魅力です。最初は王馬に怯えていた一夫でしたが、共に苦難を乗り越えていく中で最高のパートナーになっていく様に真の友情を感じ取ることが出来ます。

    カッコいい漢同士の闘いが見たい方には是非オススメです!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    絶対に出会いたくない漫画キャラクターNo.1

    本作は「闇金ウシジマくん」史上最恐の男・肉蝮(にくまむし)が主役のスピンオフ作品です。ウシジマくんを読んだことがある方は、この肉蝮がどれほど恐ろしい男かご存じのことでしょう。読んだことがない方も、この作品を読むと肉蝮の恐ろしさを嫌というほど味わうことができます。

    物語は肉蝮が刑務所から出所するシーンから始まります。
    出所するだけなのに、楯を持った完全防備の警官たちが数十人集まる有様です。この描写だけで「こいつはヤバい奴だ…!」という緊張感がひしひしと伝わってきます。

    出所した肉蝮は、偶然居合わせてしまった不幸な大学生・有馬とともに、過去に自分を貶めた人物に復讐をするため行動を開始します。
    何人もの人々を拷問し、ついにターゲットの居場所を特定した肉蝮。しかし相手もこの肉蝮を1度は負かした強者です。
    規格外の2人が出会うとき、一体どんな結末を迎えるのでしょう…?

    繰り返しになりますが、この肉蝮という人物、見た目・性格・強さ、すべてが規格外です。
    真夏でもファーのついたフードを頭に被り、常人がデコピンする感覚で鼻をへし折り、耳を千切り、目を抉るような、良心や罪悪感など1ミリも持ち合わせていない男です。

    ここまで常軌を逸した人物には、漫画内でもなかなか出会うことが出来ません。
    次はどんな行動を起こすんだ!?そんなことしちゃうのか!とページを捲るたびにハラハラドキドキ、だけど妙に癖になる肉蝮劇場をぜひご覧ください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    皆さんは何か物事に取り組む際、「今日は疲れたから…」「今日は他の予定があるから…」など、何かと理由を付けてやることを先延ばしにしてしまうことはありませんか?(私はめちゃくちゃあります)
    本作は、そんな口だけで行動しない男・器根田刃こと渡辺勇大の日常を描いたコメディ要素強めの作品になります。

    マンガ専門学校に通う、器根田刃こと渡辺勇大は

    「『帝塚賞』で大絶賛されて入選受賞!!!」
    「鳴り物入りで華々しく『週刊少年ダンプ』本誌デビュー以外ねーだろ!」

    と、自分の才能に対して非常に自信を持っているようです。
    そんな彼はマンガ専門学校で、マンガ家志望の同級生とともにデビューを目指して日々マンガを描いて…いないのです。
    マンガ家を目指しているのに、まっっっっったく漫画を描かないのです!

    「ぎりぎりまで粘る作家性だから…」「アイデアが真似されたから…」「先にブログ書いてから…」「肖像権とか気にしないといけないから…」

    などなど、なんじゃそりゃという理由で描くことからひたすら逃げ、他人のあらを探すことで自分の自尊心を保っているのです。ぜひとも反面教師にしたい人物ですね。

    そんな彼ですが、いつまでも学生のままでいられるわけもなく、気づけば周りは漫画家としての一歩を歩き始めています。
    皆が変わっていく中、口だけの彼は「描かないマンガ家」から「マンガ家」へ成長することが出来るのでしょうか。

    と、ここまで彼の悪い点ばかりに注目してしまいましたが、彼のマンガに対する思いは本物です。また自信過剰故に少し照れくさいようなセリフもバシッと決めるその姿に惹かれる同級生たちも多いみたいで、性格としては褒められたものではありませんが、なぜか憎めない不思議な人物です。
    それがこの作品の1番の魅力です。

    彼を反面教師にしながらも、自分自身と重ねながらも、応援しながらも、ついつい読み進めてしまいます。

    描かないマンガ家・器根田刃の奮闘をぜひご覧ください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    親の転勤により一人暮らしをすることになった主人公・宇佐君。
    引越し先の河合荘の住人はみな変わった人たちばかり。だが、憧れの律先輩もそこに住んでいて…

    宇佐君が河合荘の住人たちと繰り広げるコメディ要素強めのラブコメです。

    ヘタレな宇佐君と人付き合いが得意ではない律先輩の恋愛はもどかしくて微笑ましい。そして、河合荘の住人たちとの日常コメディが本当に面白い!
    キレのいいツッコミをする大家さんのおばあちゃんに、ルームメイトのシロさんはとんでもないどM、男運が一切ないお姉さんキャラの麻弓さんに、可愛い顔をして男心を弄ぶのが大好きな彩花ちゃんと個性的すぎるキャラばかり。住人たちとのハチャメチャなやりとりは見てて飽きません!

    少しずつ距離を縮めていく2人の恋愛模様と、人間味あふれる河合荘の住人たちの日常生活をぜひ楽しんでみてください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    立川のボロアパートで一人暮らしをする、大学2年生の壇野心志、通称だんしん。
    その部屋に集まる、ふわふわ系男子ぐーぐーとドS眼鏡のシャンピ。
    3人のだらっとした日常を描く、モラトリアムお部屋コメディ。
    大学生ならではの自由を満喫する3人。男だけで過ごすクリスマスや年越し・初詣も、この3人なら楽しい!
    ゲーマーで人見知り、でも心は優しいだんしんと、穏やかだけど闇がチラ見えするぐーぐー、猫被りな俺様芸大生シャンピ。個性豊かな3人の毎日には、笑いが溢れています。
    普段はぐーぐーとシャンピに振り回されるだんしんですが、たまには逆襲することも?
    くだらないことで笑いあい、喧嘩して、また笑う。
    かけがえのない時間にウルっときてしまうシーンもあって、現役大学生は共感必至。
    大学生だった大人たちにもおすすめのマンガです。

    2022年07月20日