少年・青年マンガ のおすすめレビュー
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ブックライブ書店員
「この村の人間は人を喰ってる」一つの疑念から始まる驚愕のサスペンスホラー…!
家族と共に「供花村」に引っ越してきた阿川 大悟は、村の駐在警官として働き始める。
村人達はよそものである阿川一家に対して暖かく接してくれるが、大悟は「この村の人間は人を喰っている」という言葉を残して失踪した前任駐在のことが気がかりでならなかった。それに追い打ちをかけるように阿川一家の周りでは不可解な出来事が起こり、ついに大悟は単独で捜査を始めるが…。
この作品、とにかく緊張感がすごいんです。特に、捜査を進めていく中で、村に住みながらも村人に対する疑念を募らせていくシーンや、「この村の人間は人を喰ってる」という前任駐在の妄言と思われていた言葉が徐々に現実味を帯びていくシーン。リアリティのある緊張感にじわじわと蝕まれていきます…。
また、シナリオもさることながら、絵もリアリティのあるタッチで描かれているため、まるで質の高い実写ホラー映画を見ているような感覚を味わうことができるのもこの作品の魅力です。
こちらの『ガンニバル』、ホラー好きの方は是非ご一読ください!
2022年07月20日 -
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山本崇一朗先生のムネキュンな作風全開!
将棋女子×朴訥男子による先輩後輩ラブコメにニヤニヤが止まりません!
(無意識に)褒め殺しで攻め寄る歩君は基本平静を装っていますが、その実「告白するのは勝負に勝ってから」と心の中で固く誓う好青年です。センパイはかわいいですという言葉も、彼の真っ直ぐな気持ちから出るものなのですが…そんなド直球な褒め殺しに毎回悶絶してしまう部長のうるし先輩。
やられてばかりじゃないぞと彼女も攻め手を繰り出しますが、それでも歩君の素直さには適いません。余計慌てふためく彼女はまさに小動物のようで思わず、尊い~(^人^)となってしまいます。口の形がωっぽくなって顔を赤らめたり、困り眉になって目をそらしたりするその表情には、思わず読んでいるこちらも悶絶…(*ノωノ)将棋は強くてもそっち方面ではタジタジな彼女です。
そんなやり取りが毎話続きますが全く胸やけしない。一話あたりがショートなのでテンポよく、気づいたら読み終わっていて、あっさりだけどいい味出しているラブコメ漫画です。
サッと一読した後に改めて、うるし先輩の可愛いやられ顔や、たまにある歩君の崩れた表情を見直すのもおすすめです♪
今後の将棋部の展開や二人の関係性がどのように進んでいくのか、先輩が対局でも恋愛でも詰まされてしまう日は来るのか…とても楽しみです!
2022年07月20日 -
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根暗で人付き合いが苦手なミワさん。
唯一の取り柄である映画への愛ですら、あまりの熱量に周囲から気味悪がられ、ひとり慎ましく生きてきました。
そんなある日、自身が “神” と崇める激推し俳優が家政婦を募集していることを知った彼女は、衝動を抑えきれず推しの豪邸へ……。
人の道を外れて心の向くほうへ一歩踏み出した、冴えないアラサー女性の物語です。
周囲や推しにバレないように高スペックのスーパー家政婦になりすまして従事するミワさんの姿は、まさにドキドキハラハラの権化!
サスペンスとコメディがすばらしい塩梅で同居しており、青木U平先生の淡々とした絵と絶妙な間合いで読ませる魅力がそこかしこに光ります。
そして推しの俳優さんがまたイケオジで、圧倒的演技力と貫禄を持ちながらもチャーミングな一面もあるという完璧っぷり!これは惚れる。
推しを騙す罪悪感と、推しへの恋心。苦悩するミワさんの姿を見ていると、本当に迷惑でヤバい奴なのに、妙に応援したくなります。
ミワさんの行く先に待っているのは、報われた未来なのか?それとも人生終了のお知らせなのか!?彼女の人生のクライマックスは、今日も更新されていく!
2022年07月20日 -
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満16歳以上の国民は自由な恋愛をすることが禁じられ、国が個人の遺伝子情報に基づいて結婚相手を決めるという世界で物語が進みます。主人公の高校生・根島由佳吏(通称ネジ)は、小学生の頃からずっと同級生の高崎美咲に恋をしています。そんなネジのもとに届いた政府通知(結婚相手を知らせる書類)の相手は真田莉々奈という、同世代の全く知らない女性でした。ネジ・美咲・莉々奈の複雑な恋愛模様がこうして始まります。
ネジや美咲、莉々奈の純粋な好きという感情に、とてもドキドキします。打算なしに人のことを好きになったのはいつ以来だろう…そんなことを考えながら読みました。この作品は12巻(最終巻)が2種類あります。つまり結末が2通り存在するということです。2通りの結末にどうつながっていくのか、登場人物それぞれの本音と嘘から目が離せません。
一味違った恋愛マンガを読みたい人、ドキドキしたい人はぜひ読んでみて下さい。2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
初々しさ全開!青春が詰まった学園ラブコメディ!
一つの高校を舞台に繰り広げられていく学園ラブコメマンガ。登場人物は高校1年生から3年生、先生まで個性豊かで様々な人物の恋模様が描かれています。
この作品は、なんといってもカップリングの多さが魅力です!登場人物は40人以上で、20組以上のカップリング。一人一人が個性豊かなのはもちろんのこと、カップリングによって全く違った恋模様を見ることができるので、必ず自分の好きなカップリングが見つけられるような作品となっております!
また、高校生ならではの青春要素が盛りだくさんなのも魅力の一つです!ただただ恋模様に焦点を当てるのではなく、他愛のない会話をしたり、別のエピソードで登場した人物が頼れる友人として登場したりと、高校生たちの日常の一部を切り取ったようなシーンが多数!読んだら学生時代に戻りたくなること間違いなしです!
2022年07月20日 -
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『DEATH NOTE』、『バクマン』、『ヒカルの碁』などの作品で有名な小畑健先生がコミカライズに挑んだ、SFアクションマンガ!
人類は「ギタイ」と呼ばれる化物の侵略を食い止めるため、日々戦地に赴いている。初年兵の主人公、キリヤ・ケイジはあるきっかけから”戦死した時点で前日の朝に戻ってしまう”という奇妙な現象に巻き込まれる。タイムリープを通して強くなっていき、タイムリープの原因をループの中で突き止めたケイジであったが…。
ケイジがループの中で強くなっていく過程も面白いが、死ぬことを恐れて基地から逃げ出そうとしていた当初から、精神的にも成長していく様子も必見。また、ループものにありがちな死を軽視するような描写もなく、苦しみの中で生きていく様子が描かれているので臨場感がある。
SFアクションが好きな方ならハマること間違いなし!興味を持った方はぜひ手に取って見てください!
2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
「嫌な事件だったね、腕が一本まだ見つかっていないんだろ?」
ミステリー・ホラー同人ノベルゲームの傑作「ひぐらしのなく頃に」をコミカライズしたのがこちらの作品です!
寒村・雛見沢に引っ越してきた前原圭一は仲間たちと過ごす生活を楽しんでいた。しかし、圭一はある日、この村で起きたバラバラ殺人のことを知る。その事件は「オヤシロ様の祟り」と呼ばれる連続怪死事件に繋がっていくのだった。
「ひぐらしのなく頃に」は全8編で構成されており、この鬼隠し編は第1編となりますが、私は鬼隠し編を読んだ後、気づいたら最終編まで購入していました。
なぜ平和な雛見沢でバラバラ殺人が起きてしまったのか、「オヤシロ様の祟り」とは?連続怪死事件は祟りによるものなのか?話が進むにつれ、平和だったはずの日常に隠された恐ろしい事実が明らかになっていきます。「怖い!でも続きが気になる…」という展開の連続です!
雛見沢で起こった事件の謎を推理しながら、是非背筋を凍らせて読んでいただきたい作品です!
2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
魔法が生活に根付いた世界。しかし、魔法は魔法使いとして生まれたものにしか使えないという決まりがありました。
魔法に憧れる少女・ココは、あるとき村に訪れた魔法使い・キーフリーが魔法を使うところを見てしまいます。
魔法の使い方を知ったココは、幼少期に買った絵本に描かれた魔法陣に気が付きます。
絵本に描かれた魔法を試しているうちに、禁術を使ってしまったココ。
禁術によって固まってしまったココの母を助けるため、ココはキーフリーに弟子入りします。
しかし、「知らざる者(ふつうの人)」だったココが魔法を学ぶことは異例中の異例。
姉弟子からの反発、幼少期から魔法を学ぶ子供たちとの経験の差……魔法使いへの道は易しくはありません。
ココは魔法を身に着け、母を救えるのか?ココに絵本を売った「つばあり帽」の陰謀とは?
圧倒的画力で描かれる魔法の世界に、あなたも虜になるはず。
なんといっても魅力的なのは、細部まで描き込まれた背景や魔道具たち。
ファンタジックなときめきがつまっていて、眺めているだけでわくわくします。
心躍る魔法の世界とシビアなストーリーの織りなす、絶望と希望の物語です。
2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
ふたりぼっちの学校生活で育む、ゆるふわラブ!
都会から、ド田舎に引っ越してきたまくらちゃん。転校先の学校は、まさかの生徒ひとりだけ。
在校生ムーちゃんは初めてのクラスメイトに毎日が歓迎会!……ですが、やることなすこと全部空回りしてしまいます。
しかし、そんな姿にまくらちゃんはガッカリするどころか、徐々に惹かれ始めます。
相手を思いやったつもりが空回りしてしまう両片思い(?)のふたり。そのやさしい世界に、ニヤニヤが止まりません!
ツンデレ×ド天然が繰り広げるツッコミ不在のほっこり心理戦……恋の行方はいかに!?
絵柄も話もすっきり読みやすいため、スキマ時間にピッタリな作品です!
2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
主人公の沢田綱吉(通称ダメツナ)は何をしてもパッとしない中学生。そんな彼のもとに突如ヒットマンを名乗る、赤ん坊のような見た目のリボーンが現れる。リボーンは綱吉をボンゴレファミリー(マフィア)の10代目ボスに育て上げるため、はるばるイタリアからやってきた。リボーンとの出会いを境に変わっていく綱吉の日々を描く、笑いあり、涙ありの作品です。
綱吉と一緒に成長していく仲間たちや、リボーンと綱吉の絆から目が離せません。そして、この作品の魅力は何と言ってもバトルシーンです。貧弱だった綱吉が最強になっていく姿には心が熱くなります。戦闘では死ぬ気の炎というエネルギーを使用して戦うのですが、中盤以降の死ぬ気の炎を使ったバトルにハマること間違いなし。個性豊かなキャラたちも見どころの一つです。
このマンガのキーワードは「友情」と「成長」です。人との距離を考えることが多い今だからこそぜひ読んでみてください。
2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
一緒なら、カップ麺だってこんなにおいしい。「いつもの食事」がちょっぴりおいしくなる、ハートフル食卓ストーリー。
主人公は、ファッション雑誌の編集として働く会社員・渚(なぎさ)と、長距離ドライバーの浩(ひろ)。成り行きから半同棲状態になったふたりの日常と、共に囲む温かい食卓を描いたグルメマンガです。
目が回るほど忙しい時、疲れた時、一人ぼっちの時…「食事すら億劫」なんてこと、ありませんか?そんな日こそ、このマンガの出番です!
登場するのは、カップラーメンや卵かけごはんなど、きっと誰もが一度は食べたことのある料理たち。心を許しあい、微笑んで食卓を囲むふたりを見ていると、見慣れた料理も妙においしそうに見えてきます。「たまのごちそう」も良いですが、当たり前に食べるごはんを「おいしい」と思えたら、とても幸せですよね。
明日のごはんをもっとおいしくしたい時、ぜひ手に取ってほしい一冊です!
2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
ヒーロー×悪の女幹部による…禁断の恋!?
正義の味方・ジェラート5(ファイブ)のレッドジェラートこと相川不動。
悪の秘密結社・ゲッコーの死神王女こと禍原デス美(※本名です)。
彼らは本来なら相対する宿敵同士…のはずなのですが、なんと幸せ絶頂の熱々カップル。お互いの立場的にバレたら一大事なのですが、チームが戦闘中にも関わらず物陰に隠れて手をつないでみたりスマホでツーショットを撮ってみたりと、なんともイチャコラしています。いや戦えよ!仲間たちドンパチやってんぞ!!と思うのですが…幸せそうな二人を見ているとなんかもうどうでもよくなってきます(みんな頑張れ)。
不動君の一途なところも良き。組織で女扱いされないと嘆く彼女に、君はネイルやファンシーなものが好きな立派な女の子だ!と言って向き合う誠実さには、思わずキュン!としてしまいます。顔つきは素朴ですが(←)、イケメンな心を持つ彼はまさにレッド!という感じです。
デス美さんも負けずに良い子。人生初めてのデートに不動君は空回りして意気消沈。ですが彼女は、一緒に過ごせるだけで満足だ、私たちは私たちなのだから焦らず行こうと言う笑顔はもう死神じゃなくてあなた女神ですよ!と言いたくなるほど。
二人の不器用で実直な恋愛模様から目が離せないのはもちろんですが、ジェラート5の他隊員やゲッコーの他王女シリーズ(デス美さんに負けず劣らずかわいい子がたくさんいます)の個性豊かな面々にも要注目!
『恋は世界征服のあとで』なんてタイトルですが、この二人にとっては二人っきりの世界がすべてだと思うので、もう恋も征服も完了しちゃっているんだと思います!
2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
不惑間近、単行本に初めて重版がかかったマンガ家「ガンプ」。
上向きかけた彼の日々を一変させたのは、ステージ4の大腸ガンでした。
妻の「サテコ」とつつましく暮らしつつ、ひたすらマンガを描いていた彼を待ち受けていたのは
不安しかない検査と治療の日々。
仕事も家事もままならず、健康だった頃は遠ざかっていくばかり。
仕事のチャンスを手放す描写には胸がしめつけられます。
「すぐに泣けるサテコに半ば感心しつつ『ごめん』と声をかけたと思う」という告知のシーンのモノローグや、
インチキじみた医師への複雑な感情など、
病気に苦しみながら自分の心の動きをこんなに冷静に解釈できるものなのか…と圧倒されます。
ふんわりしたタッチのイラストが作品に奥行きと味わいを与えています。
健康診断、もうちょっと真剣に受けよう…と思った、脂肪肝の書店員でした。2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
大富豪になるという夢のため、死に物狂いで足掻き抜け!
物語は未曾有の大飢饉に襲われているアイルランドから始まります。
裕福な農家で生まれた主人公:アメリアも飢饉の影響で家が没落し、従者のコナーとともに浮浪児同然の暮らしをしていました。
そんなある日、カリフォルニアでゴールドラッシュが起こります。
黄金を掴み、大富豪になるため、海を超えた遥かな旅が今始まる!
この作品で何よりも素晴らしいのはアメリアの明るさです。
どんなにどん底にいようと明るく前向きでいるアメリアの姿勢は物語の清涼剤として機能するだけではなく、読者を勇気づけるモノにもなっております。
そして、作品のタイトルにもある片喰とはそこらへんに生えている小さな植物ではありますが、
その花言葉はまさに飢饉に襲われながらも夢に向かって足掻くアメリアを表しているようで、
知ったときはグッときました!
どん底にいながらも、人の優しさを忘れずに逞しく生き抜くアメリアとコナーの活躍から今後も目が離せません!
2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
三木涼太は血のつながりのない数々の女性と生活し「母親」を採点、少しでも自分に不都合なことが起こると、また別の女性へ「母親」になってもらいにいくという…母親を乗り換える生活を繰り返してきました。
そんなある日、中学校のクラスメイトである笠井薫の母親に出会います。
息子を異常に愛するが故に周りが見えなくなり、その場にいた涼太を突き飛ばしてきた彼女の行動に惹かれて次の母親にしようと決意。
三木涼太の新たなマザーパラサイト計画が始まります…。
主人公の涼太は自分の目的のためなら手段を選ばないサイコパス人間…。
その異常さは冒頭の女性が怯えながら「お母さんでいさせてッ!」と懇願しているところからも窺い知れます。
涼太は、笠井薫の母親が自分の育児に自信がないことを悟り
「おばちゃんは正しい母親ですよ」
と彼女を肯定してあげます。
それをきっかけに元々異常なほど息子に執着していた母親が徐々に涼太によって洗脳されていく様は、人間の怖さを感じゾクゾクします。
涼太のサイコパス行動や、彼と関わった女性達が精神崩壊してゆくところは恐ろしいながらも目が離せません。
笠井薫の母親はパラサイトされてしまうのか、それとも涼太の異常行動を阻止することができる人間が現れるのか…是非注目してください。2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
スタイリッシュxエクソシスト
主人公の黒沢アキラはドイツから日本に派遣されたS級の退魔師(通称「黒の射手」)。日本にいる退魔師千景を相棒に妖怪・悪霊を相手に戦うアクションマンガです。
まず、主人公アキラの能力が最強すぎる!
アキラの能力は物質の「再構築」。つまり一度構造を理解したものを再現できる能力で、
その力を用いて、銃・ナイフを創りだすだけでなく、自分自身の腕まで治せるというチート能力です。
アキラ以外のキャラも魅力的です。退魔師に欠かせない術具を作り出せる相棒で美少女の千景。その千景が所属する退魔協会の店長・東森。この東森もただ物ではなさそうな雰囲気。
物語はアキラはなぜ最強の能力を手に入れるに至ったのか、その謎にまつわる過去編から現在まで一気に加速していきます。
最後に...巻末の闇のスペコンは単行本だけのお楽しみ♪2022年07月20日 -
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「※この漫画は女の子のかわいさをお楽しみいただくため邪魔にならない程度のさし障りのない会話をお楽しみいただく漫画です」←実際はとんでもない内容の会話が繰り広げられます。
落語家である5人の女の子たちが楽屋でトークをする本作。
作中では「邪魔にならない程度のさし障りのない会話」と表現されていますが、まったくそんなことはなく、限界ギリギリを攻め続けたネタが繰り広げられます。
『かってに改蔵』や『さよなら絶望先生』で知られる久米田康治先生のエッジの効いたネタが、作画担当のヤス先生が描く可愛らしいキャラクターたちによって上手く中和される…かと思いきや、むしろ唯一無二のカオスな世界観が繰り広げられておりますが、そんなアンバランスな点が本作の大きな魅力でもあります。
また、巻末には普通に読んだだけでは気付かないような小ネタ・元ネタの作品解説が入っており、アニメは見たけど原作は読んでいないという方にもオススメです!2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
強面で高身長の主人公・紬凛太郎。彼が通う高校はバカが集まる底辺男子校・千鳥高校。その隣には由緒正しきお嬢様高校・桔梗女子が。
そのお嬢様学校に通う女の子・和栗薫子に凛太郎が出会うお話です。ロミオとジュリエットを思い浮かべるような王道ラブコメマンガです。
このマンガの魅力は登場キャラたちの内面と表情です!
凛太郎は行動力溢れる男の子で見た目はイカツイですが、とても優しい!しかも意外と初心。
一方の薫子は通っている高校や見た目で人を判断しない、自分の意見をしっかりと持っている女の子。そして美味しそうにたくさん食べる様子が可愛い!
顔がアップで描かれているコマが多いこのマンガですが、キャラの表情がどれも素敵です。
薫子のとびっきりの笑顔に癒され、凛太郎の真剣な眼差しにドキッとしたり、凛太郎を見守る母の呆れ顔にクスッとしたりします!
王道系のラブコメが好きな人はきっとハマること間違いない作品です。
気になった方はぜひ読んで見てください!2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
もしも、織田信長がタイムリープして、本能寺の変を回避できたら…
本能寺の変で死んだと思われた信長は異空間に飛ばされて、そこで出会う謎のクマ(かわいい)により何度も同じ時を繰り返すことができるようになった。しかし、時が戻るたびにあれやこれや試行錯誤するのだが本能寺が燃えるというバッドエンドにしかたどり着けない信長を描いたギャグマンガです。
明智光秀が元凶ならばと突然会議中にも関わらず切り捨てるも、今度は柴田勝家が本能寺に火を放ちループ。柴田勝家を切り捨てても今度は豊臣秀吉が火を放ち…、というようにサイコパスすぎて笑えます。
部下の話は聞かないわ、自分の都合の良いように解釈するわ、クズでおバカなブラック君主信長はそりゃ謀反も起こされるわという始末。いろいろひどいけど中盤そんな信長が愛らしく見えてくるから不思議です。
そんなテンポの良いギャグやノリからのラストに待ち受ける展開に、なるほどそう来たかという驚きが待ってます。
存在も目的も謎のクマはどうして信長にやり直しをさせるのか?正史では本能寺の変で終わるはずが、生存ルートって?謎を残して次巻に続きます。
マンガ好きもラノベ好きも、まずは軽いノリで1巻を読んでいただきたい怪作。2022年07月20日 -
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まだオリンピックに女子スキージャンプの種目が無かった時代。
叶えられなかった父の夢を叶えるため、双子の兄との約束を果たすため、本来ならば女性であるためオリンピックには出場することができない主人公の野々宮ノノは、男装することでスキージャンプでのオリンピック金メダルを目指す!
岡本倫先生といえば『エルフェンリート』、『極黒のブリュンヒルデ』などのダークファンタジーの印象が強いですが、本作はスキージャンプをテーマにしたスポーツマンガ要素とクセが強く魅力的なキャラたちの掛け合いを楽しめる作品となっています。
本作には「皇帝」と呼ばれる、当たり前のように後輩にダンベルを投げつけ暴君のように振る舞い、デリカシーの欠片もない発言をし続ける尻屋潔(しりやきよし)というキャラクターがいます。しかし、この尻屋がいざスキージャンプの大会になると、とんでもなくカッコいいキャラクターに変化します。
キャラクターが魅力的だからこそ出せるギャップを是非とも体感して頂きたいです!2022年07月20日
