三木涼太は血のつながりのない数々の女性と生活し「母親」を採点、少しでも自分に不都合なことが起こると、また別の女性へ「母親」になってもらいにいくという…母親を乗り換える生活を繰り返してきました。
そんなある日、中学校のクラスメイトである笠井薫の母親に出会います。
息子を異常に愛するが故に周りが見えなくなり、その場にいた涼太を突き飛ばしてきた彼女の行動に惹かれて次の母親にしようと決意。
三木涼太の新たなマザーパラサイト計画が始まります…。
主人公の涼太は自分の目的のためなら手段を選ばないサイコパス人間…。
その異常さは冒頭の女性が怯えながら「お母さんでいさせてッ!」と懇願しているところからも窺い知れます。
涼太は、笠井薫の母親が自分の育児に自信がないことを悟り
「おばちゃんは正しい母親ですよ」
と彼女を肯定してあげます。
それをきっかけに元々異常なほど息子に執着していた母親が徐々に涼太によって洗脳されていく様は、人間の怖さを感じゾクゾクします。
涼太のサイコパス行動や、彼と関わった女性達が精神崩壊してゆくところは恐ろしいながらも目が離せません。
笠井薫の母親はパラサイトされてしまうのか、それとも涼太の異常行動を阻止することができる人間が現れるのか…是非注目してください。
感情タグBEST3
施設育ちの涼太は自分の理想とする母親を求める
それはまるで寄生虫のように
自らの理想像を親に求め
全ての行動を逐一記録する
表向きは礼儀正しい優等生だが
裏では同級生の母親を我が物にするために謀る
例えその親の子を抹殺してでも...
相手の心理を上手く利用し
自分の存在を...続きを読む刷り込んで行く
迫り来る涼太の魔の手がサイコスリラー感があって好き
母親も狂ってる。息子も狂ってる。友達も狂ってる。友達の母親も狂ってる。登場人物みんな狂ってるw
でも一旦ページをめくると止まらない!マザコンエディコンムスコンなんでもござれの狂気サスペンス
涼太の不気味さにゾッとなる。
薫の母親の過保護過ぎなイカレ具合にもゾワゾワする。
この先、どんな展開が待っているのか。ハッピーエンドになる事なんてあるのかな。先が気になる。