あらすじ
日本橋木原店にある一膳飯屋塩梅屋は、冬の昼賄い、「車海老や魚の団子汁」で大にぎわい。そんなある日、差出人の名がない文が主の季蔵宛に届けられた。「いちご鯨汁、冬まつたけなど四品の料理を一日一品、田の神に届けよ。さもなくば、おまえの父の命は無い」──季蔵は、家族と愛する瑠璃と塩梅屋を守るために、目に見えぬ敵に戦いを挑む! 驚愕のラストが待っています。二四〇万部突破の大ベストセラーシリーズ三十八巻、新たなるステージへ。
...続きを読む感情タグBEST3
一世一代の大芝居!
烏谷椋十郎、絶対、死んでないとは思っていたけれど、やっぱりね。季蔵のそっくりが、もう一人現れた!矢萩藩藩主だって!もう一人のそっくり、疾風小僧も、また出て来て、烏谷と組んでの大芝居。なんだか、料理そっちのけの大騒ぎだった。
Posted by ブクログ
びっくりした!
まさか、お奉行さまが?!
それでも、終盤までは、いやいや、作戦でしょう、って思ってたんだけど、まじでまじでなの?!
だんだん不安になってくる。
新登場の栄二郎。
料理への思いが素敵で、お家騒動もいい方向に向かってほしいと心から思う。
嘉助の活躍も嬉しかった。嘉助の番頭さんへの想いも素晴しい。
そういうお店で作ったお菓子、食べてみたかった。
季蔵に突きつけられたとんでもない脅しで堀田家の窮状が見えて切なかった。
物語が大きく動いたこの1作。
次が楽しみでならない。
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
日本橋木原店にある一膳飯屋塩梅屋は、冬の昼賄い、「車海老や魚の団子汁」で大にぎわい。そんなある日、差出人の名がない文が主の季蔵宛に届けられた。「いちご鯨汁、冬まつたけなど四品の料理を一日一品、田の神に届けよ。さもなくば、おまえの父の命は無い」―季蔵は、家族と愛する瑠璃と塩梅屋を守るために、目に見えぬ敵に戦いを挑む!驚愕のラストが待っています。二四〇万部突破の大ベストセラーシリーズ三十八巻、新たなるステージへ。
令和4年7月7日~10日