あらすじ
雪が降る師走の午後。日本橋は木原店にある一膳飯屋塩梅屋の主・季蔵は、仕込みを終えた後、市ヶ谷にある慈照寺へと向かった。慈照寺は季蔵の元主家鷲尾家の正室が出家し、瑞千院と名を改め、庵主を務めている。季蔵は道中も客に出す“雪見鴨鍋”の段取りで頭が一杯だったが、瑞千院から、「阿蘭陀正月の料理を拵えて重箱に詰めてほしい」と頼まれる……。元武家の季蔵は、市井の客を幸せにする料理を作る一方、江戸の平安を守るため今日も悪を討つ。大ベストセラー書き下ろしシリーズ、二幕目の第五弾。
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皆、幸せに。
女忍びのお玲、その娘のお光、お光の異父妹のきよ乃、双子の妹おいく、残された者達は、各々に幸せになって欲しい。瑠璃も、少しずつでも良いから、良くなっていって欲しい。
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
雪が降る師走の午後。日本橋は木原店にある一膳飯屋塩梅屋の主・季蔵は、仕込みを終えた後、市ヶ谷にある慈照寺へと向かった。慈照寺は季蔵の元主家鷲尾家の正室が出家し、瑞千院と名を改め、庵主を務めている。季蔵は道中も客に出す“雪見鴨鍋”の段取りで頭が一杯だったが、瑞千院から、「阿蘭陀正月の料理を拵えて重箱に詰めてほしい」と頼まれる…。元武家の季蔵は、市井の客を幸せにする料理を作る一方、江戸の平安を守るため今日も悪を討つ。大ベストセラー書き下ろしシリーズ、二幕目の第五弾。
令和2年10月23日~26日
Posted by ブクログ
シリーズ2幕5冊目。
今作はアシスタントのおきくと三吉が登場しない。
江戸時代の正月を舞台に、季蔵の過去と関係のある人からオランダの正月料理を依頼されるところから話は始まる。
このシリーズはいくつもの事件や人が最後に繋がるパターンなのだが、今作は一番綺麗に繋がったと思う。
普段は犯人や関係者が後半で突然出て来たりして意味わからない時もあったが、今作は最初から伏線があり、綺麗に繋がる。
Posted by ブクログ
今回は、瑠璃さんの症状がよくなってきている描写があって嬉しかった。このまま、快方にむかってほしい。
とはいえ、三吉やおき玖の出番がほとんどなくって、なんだか寂しかったので、次回は、またがんがん登場してほしい。
彼らのバックアップがなかったせいもあってか、季蔵もいまいちさえなかった感があるので、次回の活躍に期待。
今回は、ま、箸休めという感じかな。
Posted by ブクログ
20180506 ここのところずっとだがストーリー展開が少し強引な気がする。そのぶん、料理に関しては自分でも作ろうと思えるくらい詳しく説明されている。そろそろ、捕物控というジャンルではなくなってしまうのではないかと気になる。
Posted by ブクログ
二幕目の第五弾(三十二弾)
今回は旧藩の内室に頼まれた献立から
新たな助っ人は阿蘭陀料理に精通した?花忍び?
入り組んだ関係者に秘密の一族が加わると?