【感想・ネタバレ】南蛮菓子 料理人季蔵捕物控のレビュー

あらすじ

日本橋は木原店にある一膳飯屋「塩梅屋」では、年の瀬に限り昼御飯を供している。今年の師走飯は鰯の照り焼き汁かけ飯に決まった。鰯を届けてくれている船頭の豪助が家を出て、兄貴分の尚吉と暮らしているという。師走飯が好評の、そんなある日、岡っ引きの松次と同心の田端が店にやってきた。網元孫右衛門の娘・理恵が殺されたという。理恵は尚吉の許嫁だった――。鰯の団子汁、春菊の天ぷらうどん、鳥鍋、鰆のカラスミ……など美味しい料理と季蔵の推理が冴えわたる、書き下ろし大ベストセラーシリーズ。

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げっ!

鷲尾彰守に双子の妹が居て、虎翁の元で、人殺しの請け負い業をしていたなんて。季蔵に、勝手に横恋慕して、季蔵に関わる女性を殺し続けていたなんて。まさに、鷲尾の亡霊!狂気の沙汰だ!

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2022年05月22日

Posted by ブクログ

尚吉たちには幸せになってほしかった。
過去の隠謀が長く影を落とすのが悲しい。
それに、あの人があんな人で、あいつとつながっていたなんて思いもしなかった。
妄執って恐ろしい。
でも、それを乗り越えて穏やかな幸せが訪れますように。

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2018年01月15日

Posted by ブクログ

第三十四弾
何時もの様に菓子も含め色々な料理が
しかし解決すべき事件は?一つの事件が尊い命と引き換えに解決するが、これによって背後の闇・黒幕の存在が
旧藩の闇、変態的な藩主の息子には双子の妹が、季蔵に横恋慕からの犯行
全ての彼に絡む女ゆえの惨殺劇

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2019年09月20日

Posted by ブクログ

江戸時代の一膳飯屋「塩梅屋」の、料理と推理のシリーズ。
過去の作品で出てきた事件にゆかりのある登場人物が絡んだ殺人事件や誘拐事件が起こる。
過去の作品はそれはそれで完結していたと思っていたので、ここで繋がるかとびっくりする。
そして今回の料理は鰯料理。
時期は師走から年明けの冬で、師走飯として鰯が登場する。
今では当たり前に使われているハーブ等も出てきて、江戸の料理にどう絡むのか楽しみなシーンもあった。

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2020年10月07日

シリーズ作品レビュー

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