【感想・ネタバレ】雛の鮨 料理人季蔵捕物控のレビュー

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Posted by ブクログ 2014年09月09日

p16
人は誰でも心にずしりと重みを抱えているもんさ。

重さが辛くなったら、身の回りを眺める。考え過ぎない。まずは、食べて寝て働く。この繰り返しが生きてるってこと。人生のいい塩梅。

とっつあん、ありがとう。

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Posted by ブクログ 2023年05月07日

江戸日本橋の一膳飯屋「塩梅屋」秊蔵は、元武士で、今は北町奉行の烏谷椋十郎からの指令を影でこなす「隠者」となっている。この秊蔵が料理に絡んだ事件を先代の娘おき玖、店の常連たちと共に解決していく物語。おき玖の秊蔵への恋愛感情や秊蔵の元許嫁、瑠璃なども彩りを添えてただの捕物だけでない人情物語。
第1巻「雛...続きを読むの鮨」ひな祭りの鮨がテーマに。
第2巻「悲桜餅」第3巻「あおば鰹」というように
江戸時代の各季節の料理を事件にからめて紹介していくのが面白い。
第1シーズンは「恋しるこ」の26巻まで。

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Posted by ブクログ 2019年01月30日

みをつくし料理帖がとても好きなので、江戸の料理人の話ということで読んでみた。料理の話と捕物の話の両方という感じで、捕物帳も好きな私にはとても読みやすかった。展開も早くて、余韻に浸る間もなく次の話にどんどん読み進めていったらあっという間に読み終わってしまった。人情的な話をもう少し読みたいと思いながら、...続きを読むおもしろそうなシリーズに出会えたので、次作以降も読んでみたい。

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Posted by ブクログ 2018年10月23日

内容(「BOOK」データベースより)
日本橋にある料理屋「塩梅屋」の使用人・季蔵が、刀を持つ手を包丁に替えてから五年が過ぎた。料理人としての腕も上がってきたそんなある日、主人の長次郎が大川端に浮かんだ。奉行所は自殺ですまそうとするが、それに納得しない季蔵と長次郎の娘・おき玖は、下手人を上げる決意をす...続きを読むるが…。(「雛の鮨」)。主人の秘密が明らかにされる表題作他、江戸の四季を舞台に季蔵がさまざまな事件に立ち向かう全四篇。粋でいなせな捕物帖シリーズ、遂に登場。

平成30年10月20日~23日

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年12月10日

イケメンがやたら登場する小説。眼福眼福。ヒーローがふつうに男前っていいよね。安心して読めるわ。
これは・・・「時代小説」に分類されていいのかしら。笑
最後まで
「烏谷を信用して、ええの!?」
と、そういう方向でのどんでん返しにソワソワしたけど、信用してよかったみたい。たぶん。

池波正太郎氏でもそう...続きを読むやけど、いい人はイケメン、悪い殿様は性根まで腐ってる、って、わかりやすい設定が好きだ・・・。
あとそこに料理ネタを放り込んできてくれたらいうことなし・・・。

この「長次郎柿」って、干し柿とはまた違うよねえ・・・。
美濃柿か・・・。たぶん、わからん・・・(笑)。
ここらでは四角くて立派な富有柿を高値で見るけど・・・、んん? あれっ、美濃柿って、富有柿の一種?

でも、作中で語られた「美濃柿」は、やや長細い楕円で先が尖ってるみたいな印象やったけど、違うのかな??


あとはまあ、お雛様のお鮨がおいしそう・・・。
一話から四話までで季節がひとめぐりしてたねえ。


瑠璃ちゃんのこととか、すごいオチになってるし、この先季蔵は離れで裏稼業を営むのかなとか・・・。
(まあ、営むやろうな)

とりあえず早急に続きを読もう。
しかしこれはドラマ化されてないのねえ、意外。


■■■■


■猪牙舟 ちょきぶね

猪の牙のように、舳先が細長く尖った屋根なしの小さい舟。江戸市中の河川で使われたが、浅草山谷にあった吉原遊郭に通う遊客がよく使ったため山谷舟とも呼ばれた。

(2016.10.08)

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Posted by ブクログ 2013年01月01日

捕物帖シリーズ。
主人公は料理人。
第一弾らしく、キャラの説明的な話がメイン。料理が美味しそう。

主人公が感情豊か。
怒ったり、泣いたり、料理がうまくいかずに凹んだり。七夕の話が印象的。
覚悟を決めつつある主人公の、今後の活躍が楽しみ。何かを守り引き継ぐというのはたいへんな覚悟が必要であり、簡単に...続きを読むはいかない。どれだけ周りから必要とされ、継ぐのはお前しかいないと言われても、結局は本人次第。気持ち、覚悟、プレッシャー、そのあたりの折り合いをどうつけていくか、悩みは尽きない。

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Posted by ブクログ 2012年12月03日

季蔵がまだ料理人としても半人前だからか、おいしそうな表現がすくなかったな。
事件解決も、ちょっとむりやりな感じ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年10月14日

シリーズ1作目。
みをつくしのような料理の話かと思ったら、料理人と裏稼業の二面を持つ捕物の話だった。
話の展開が早いので驚いたが、飽きずに読めて面白い。

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Posted by ブクログ 2011年07月17日

季蔵はもとは武士だったが、「塩梅屋」の料理人になって5年。
28歳の長身、引き締まった体つきのかなりいい男。
銀杏長屋に住み、棒手振りの三吉が売りに来た納豆を買う平和な朝。
朝飯のためではなく、料理の研究のためだった。
ところが、仕込んでくれた恩人の店主・長次郎が亡くなる。
大川端でおろくが上がった...続きを読むという騒ぎに駆けつけると、自身番屋に運ばれていた。首の後ろに小さな刺し傷がある。
同心は気力のない様子で、覚悟の自殺と決めつける。
殺されたのに、川で落ちたとして、すまされてしまう。
納得がいかない季蔵と、長次郎の娘・おき玖。
おき玖は真っ黒に輝く目をした可愛い娘。
少し前に千代乃屋の若主人が急死する事件も起きていて、やはり首の後ろに傷があったという?!
捜査がされない理由には、意外な背景が‥?!

別棟での特別な客の接待は主人だけがしていて、手を出したことがなかった。
別棟のご贔屓客とは…
北町奉行の烏谷椋十郎(からすだにりょうじゅうろう)に関わりがあったとわかる。

季蔵が侍をやめるについては、無念ないきさつがあった。
堀田季之助と名乗っていた頃、鷲尾家用人の娘・瑠璃と許嫁だったが、鷲尾家嫡男・影守に奪われたのだ。
その過去がまた動き出す…?

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Posted by ブクログ 2010年11月03日

 高田郁の作品を読んで、このシリーズにも手を出してみた。各エピソードが短いとか、料理とも関わりが弱いなどのコメントもありますが、そもそも高田作品ではないので、別個の作品として考えれば、とても読みやすく、エピソードも面白いと感じました。シリーズものなので、この後の展開が楽しみ。面白かった。

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ネタバレ購入済み

話が重い

2022年05月03日

面白くない訳では無いけれど、話が重いし、料理より、事件の方に、比重が片寄っているのが、ちょっと、物足りないけれど、これから、どうなって行くんだろう。とても、気になる。

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Posted by ブクログ 2021年02月20日

4篇で1冊となっているのはよくあるパターンで違和感もなかったけれど、
1篇ごとに殺人が起こり、解決されるのは随分とせわしない気がする。
もうちょっとゆったり構えて欲しかったというのが率直な感想。
第三作までがセットで販売されていて、エピソード0として「長崎菓子」が
プロローグとして挿入されていた。
...続きを読むまだ季蔵の許嫁、瑠璃が闊達に生活している様子が描かれているが結末は暗
い。

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Posted by ブクログ 2019年04月17日

訳あって武士を捨てた季蔵。尊敬していた料理屋の親方長次郎が或る日突然骸で見つかった。どう見ても殺しだったが、事件を増やそうとしない同心は、自死と片付ける。犯人を必ず見つけると心に誓って季蔵は事件の真相に近くが、それは親方の裏の仕事もしることに。
推理も楽しく、当時の料理も知るという2度美味しい仕組み...続きを読むのシリーズ!

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Posted by ブクログ 2017年09月16日

連作短編4編
武士を捨て料理人として生きる季蔵.のっけから主人長次郎が殺されて、あれよあれよという間に主人の裏稼業まで継ぐ事態になってくる.が,少しご都合主義的で,人物がみんな人形か出来の悪い俳優のようで,全体にぎくしゃくした感じが残った.

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Posted by ブクログ 2017年02月26日

料理店塩梅屋で働く元武士の料理人が主人公
塩梅屋の主人が遺体で見つかり事件に巻き込まれていくのだが、、、、

料理人が主人公なんだがあんまり料理料理はしていなくて残念

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Posted by ブクログ 2016年04月16日

料理人李蔵捕物控
 雛の鮨
 七夕麝香
 長次郎柿
 風流雪見鍋

銀座三河屋の「煎り酒」をもらったので
使い方見本として読んだ本。

「煎り酒」上品でおいしい調味料です。

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Posted by ブクログ 2016年03月21日

初の和田はつ子の時代小説を読んだ。
みをつくし料理帖のように料理の詳しい話がある訳でなく、少し期待とは違っていた。しかし、塩梅屋の料理人季蔵が、主家の鷲尾影守への恨みを晴らすところはワクワクしながら読んだ。また、元許嫁の瑠璃やおき玖とのこの先の行方が気になる所である。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年10月22日

人物紹介の一巻なのかなと判断。一応の幕引きあり。季蔵が青臭い(笑)料理人としても塩梅屋としても今後どう成長していくのか期待。季蔵の刀の腕も未知数だしね。
他の方も書いてるけど料理よりも捕り物の要素が強いので澪つくしを期待すると肩すかしかも。池波正太郎を軽くした感じ。連鎖短編なので読みやすい。それにし...続きを読むても煎り酒なめてみたい。

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Posted by ブクログ 2013年06月28日

あら。
意外と面白かった。

春・夏・秋・冬と季節に添った4編が収録されている。
それぞれ季節を大事にした料理が登場するものの、
料理よりは捕物に焦点があたっているので肩すかしを食らった感もあるけれど、そういえば、「捕物控」ってなってたね。。。

塩梅屋の主人、長次郎亡き後、店と一緒に大きな秘密も任...続きを読むされた季蔵。
続巻も読んでみようとは思うけれど、事件の顛末は全てテンプレートな結末かな、という一抹の不安もあったりなかったり。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年11月18日

書き出しで納豆の描写がライトながらも美味しそうに感じたので購入。

一話ずつのエピソードになっているのですが、終盤が無理くり解決させる感じでちょっと残念でした。

シリーズ通してこんな感じなのかな?
終盤までの内容はよかったのに・・・

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Posted by ブクログ 2012年07月22日

料理人ものとしてはみをつくしシリーズのほうが料理への愛情が感じられる。
捕物ものとしてはいまいち物足りない。立ち位置が中途半端なかんじ。
でも読みやすいし続きも読んでみようと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年03月21日

料理屋「塩梅屋」で働く元侍の季蔵。
ある日主人の長次郎が不審な死を遂げるが、奉行所は自殺と断定しなんの調べも行わない。業を煮やした長次郎の娘、おき玖と共に事件の深い闇に迫る。

美味しそうな題名の江戸時代町人物!そして捕物ときたら面白くないわけがない。
だけど、何もかもがあっけない。犯人がすぐに「そ...続きを読むうかよくわかったな、実は動機はこれこれ手口はこうこうこうで…」とぺらぺら自白するし、季蔵の何にそんなに固執してたのかすらわからない。
楽しみにしてた料理の描写も、なぜだかあんまり食欲がわかなくて残念。

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Posted by ブクログ 2012年03月08日

さらっと読めたけどこれといって・・・タイトルに料理の名前がついてるからもっとおいしそうな料理が出てくると期待したけど、あんまりそれもなかった。続きがシリーズで出てるけど、続きを読むかどうか迷うなぁ。

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Posted by ブクログ 2012年02月13日

日本橋にある料理屋「塩梅屋」の使用人・季蔵が亡き主人の長次郎から次いだのは店の暖簾と「隠れ者」と呼ばれる裏家業だった。季蔵が作り出す江戸の四季折々の庶民料理と、その周辺でおきる事件、人々との交流が織り交ぜて描かれています。物語としてはもう少し季蔵の過去の事件やその心境、事件の解決に関してなどをじっく...続きを読むり書いてもいいのかな…と思いますが。
ただ、煎り酒、熟柿、ちらし寿司などこれまた美味しそうなお料理でてきます。日本には四季があって、旬や行事にあった料理を楽しむことが普通だった時代なんだなぁと思いました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年01月31日

「時代物で、料理の描写が多そうな本」が読みたくて手に取ってみた。
でも、捕物帖だけあって、主人公は料理人ではあるけれど、料理に関する描写は若干少なく感じた。
煎り酒、納豆、熟柿、ちらし寿司。料理は確かに出てくるのだけれど、物語に彩りを添えている、というくらい。特に表題作では。

話自体はまぁまぁ面白...続きを読むく読めたけれど、捕物にたどり着くまでがすごくあっさりしてる。
あの薄い文庫本に4編も入っていて、なおかつ1編ずつ完結しているとなれば当たり前なのだろうけど。
季蔵の過去も、ものすごくあっさりと語られていて(2巻か3巻ぐらいで明かされるのかと思ってた)拍子抜けしたし、瑠璃が壊れてしまう場面も個人的には腑に落ちない。
みおつくし料理帖のほうが、語り口も好きだった。
比べるのもどうかとは思うけれど。
「料理色強めの時代物」を読みたいのに「捕物帖」を選んだ自分も悪いし。
そこも加味して★は3つ。

2作目を読むかは、あと何度か読み返してみて決めようと思う。

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Posted by ブクログ 2012年01月19日

時代小説に挑戦。1冊で1事件かと思いきや、1章につき1事件。淡々と進み、盛り上がりに欠けるような。が、癖になりそうな読み口。瑠璃さんが微笑むシーンを読みたくば、続きを読めということだろうか。

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Posted by ブクログ 2011年09月12日

季蔵は武士から町人になったとはいえ、言葉が・・・。時折おき玖とダブって、どっちが話しているのか分からない時も。どっちかといえば、亡くなったおとっちゃん、長次郎の話を読みたかったなぁ。オットコ前だったろうなぁ。サラっと読めるのは良かった。料理人というのならば、澪ちゃんの方が読ませてくれるな、と思った。

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Posted by ブクログ 2011年06月14日

時代小説。元武士季之助が町人で料理屋「塩梅屋」の使用人→店主季蔵となり、裏稼業も継ぐことになる過程を描いたシリーズ第1弾。
もう少し料理寄りの小説化と思っていたが、裏稼業メインの小説だった。
事件の解決場面に正直、物足りなさ感もあるが人情味あふれる部分も多く第2、3、、、弾と読み進めたいシリーズ。

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Posted by ブクログ 2011年05月14日

読みやすさと、ややこしくない設定がお好みに。
シリーズでまだ何冊かでてるので、続けて読むこと決定。

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Posted by ブクログ 2010年11月07日

春夏秋冬。
料理とサスペンス。
舌に乗せたらどんな味がするのか書いてあればもっとワクワクしたな~。
『初ものがたり』をイメージしていたからかもしれない。
とはいえ、塩梅屋の醤油、煎り酒は味わってみたい!

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Posted by ブクログ 2011年08月19日

 「農林水産本」で、「鰹」をテーマにした本は無いかいな?、と思って検索したら、本シリーズに行き当たりました。 とりあえず、シリーズ第一作ということで。 主の企みによって、許嫁を奪われ侍の身分を捨て、料理人となっている主人公(よく考えると結構情けない理由ではあるなぁ)、料理屋の主人が亡くなりその理由を...続きを読む料理屋の娘と一緒に探っていく・・・。 まぁ、面白いと言えば面白いけれども、細かいところの詰めというか、流れというか、今ひとつかなぁ・・・。といいつつ、二作目も読んでおります。

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