あらすじ
「人には、それぞれ心に秘している想いがある」――北町奉行所の烏谷椋十郎が、日本橋は木原店にある一膳飯屋「塩梅屋」を訪れたのは、正月明けの四日であった。老中の命を受けて、料理競べをすることになり、季蔵に監視役を頼みたいという。城中への仕出し弁当の権益をめぐってきな臭い動きがあり、それを阻止するためらしい……(「大江戸料理競べ」より)。表題作ほか「新年福茶話」「ごちそう大根」「千両役者菓子」の全四話を収録。大ベストセラーシリーズ、待望の第十四弾!
...続きを読む感情タグBEST3
悲喜交々….….
悲しい話も有れば、心温まる話も有る。殺した人にも、殺された人にも、各々の思いが、有っただろう。残された人達には、幸せになってもらいたい。
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
「人には、それぞれ心に秘している想いがある」―北町奉行所の烏谷椋十郎が、日本橋は木原店にある一膳飯屋「塩梅屋」を訪れたのは、正月明けの四日であった。老中の命を受けて、料理競べをすることになり、季蔵に監視役を頼みたいという。城中への仕出し弁当の権益をめぐってきな臭い動きがあり、それを阻止するためらしい…(「大江戸料理競べ」より)。表題作ほか「新年福茶話」「ごちそう大根」「千両役者菓子」の全四話を収録。大ベストセラーシリーズ、待望の第十四弾。
令和2年7月29日~31日
Posted by ブクログ
お城への御用達をかけて、大江戸料理比べをすることになった。奉行から季蔵は、不正が起こらないようにと、見張りを頼まれるが、その中、毒殺される料理人が出た。
調べていくと、次に高慢な料理屋の跡取り娘が毒殺される。
そこには。。。
大流行りの歌舞伎の役者と、その周りで起こる事件。
人情あり、陰謀あり。
季蔵の料理人としての知識や腕、武人としての気構えや勇気、洞察力が今回も光る。」
Posted by ブクログ
お城に献上する料理くらべの立ち会いに選ばれた季蔵。
対決するのは卵焼き、魚の味噌漬け、天ぷらとそれぞれ看板料理をもった3つの料理屋。
『大根』を食材にして競いあう。
ところが、対決の最中に1人の店主が亡くなり…。犯人は一体誰なのか!?
懐かしのおとぎ菓子も登場します(*^^*)