あらすじ
江戸の秋。日本橋は木原店にある塩梅屋では、例年通り熟柿作りを始めていた。熟柿は、菴摩羅果(マンゴー)にも似て、市中の甘党の垂涎の的であった。そんな中、塩梅屋に盗っ人が入り、熟柿が盗まれた。実は主の季蔵は北町奉行・烏谷に仕える隠れ者なのだ……。季蔵を待ち受けている悪党とは!? 牡蠣と里芋の餡かけ・もみじ大根添え、南瓜の金鍔……など、季節の美味しい料理を作りながらも、悪に敢然と立ち向かう季蔵の活躍を描く大ベストセラーシリーズ、切望の第二十五弾。
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巨悪を討つ!
前巻からの、事件の裏で糸を引いていた巨悪が、やっと、倒された。人の心の暗い欲望を、金と引き換えに、叶える。全く、気分が悪くなるような悪党。最後は、あっけなかったけど、抹殺されて、気分が良いね。
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
江戸の秋。日本橋は木原店にある塩梅屋では、例年通り熟柿作りを始めていた。熟柿は、菴摩羅果(マンゴー)にも似て、市中の甘党の垂涎の的であった。そんな中、塩梅屋に盗っ人が入り、熟柿が盗まれた。実は主の季蔵は北町奉行・鳥谷に仕える隠れ者なのだ・・・・・・。季蔵を待ち受けている悪党とは! ? 牡蠣と里芋の餡かけ・もみじ大根添え、南瓜の金鍔・・・・・・など、季節の美味しい料理を作りながらも、悪に敢然と立ち向かう季蔵の活躍を描く大ベストセラーシリーズ、切望の第二十五弾。
令和2年9月14日~16日
Posted by ブクログ
季蔵をめぐる事件、また少し動いたね。
瑠璃と幸せになる日、早く来てほしいな。
それは、シリーズ完結かもしれないから、それは
寂しいといえば寂しいのだけど。
Posted by ブクログ
季節は秋。
例年通り熟柿作りを始めていた塩梅屋に盗人が入り、熟柿が盗まれるところから話が始まる。
過去の作品に出てきた一連の事件と、熟柿盗難事件の関連性が浮上し、その黒幕を追い詰めていく話。
過去の作品の内容を覚えてないとついていけない部分があって大変だが、この巻で一旦一区切りだろう。
しかし、毎回だが、黒幕や主犯は今までの文章に出てこない新たな人なので推理ができない。
Posted by ブクログ
前作は、闇に潜む何者かを暗示して終わる展開であったため、今回は完結編ということになる。大きなスケールの話になった割には、黒幕があっけなく倒されたという印象が残った。