あらすじ
日本橋は木原店にある一膳飯屋「塩梅屋」では、年の瀬に限り昼御飯を供している。今年の師走飯は鰯の照り焼き汁かけ飯に決まった。鰯を届けてくれている船頭の豪助が家を出て、兄貴分の尚吉と暮らしているという。師走飯が好評の、そんなある日、岡っ引きの松次と同心の田端が店にやってきた。網元孫右衛門の娘・理恵が殺されたという。理恵は尚吉の許嫁だった――。鰯の団子汁、春菊の天ぷらうどん、鳥鍋、鰆のカラスミ……など美味しい料理と季蔵の推理が冴えわたる、書き下ろし大ベストセラーシリーズ。
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げっ!
鷲尾彰守に双子の妹が居て、虎翁の元で、人殺しの請け負い業をしていたなんて。季蔵に、勝手に横恋慕して、季蔵に関わる女性を殺し続けていたなんて。まさに、鷲尾の亡霊!狂気の沙汰だ!