あらすじ
「塩梅屋」の看板娘おき玖が、南町奉行所の同心・伊沢と祝言を挙げ、店には、午後四時頃までという約束で、通うことになった。夏のある日、季蔵たちが賄いを食して、しばらくたった時、店の近くで、すり騒ぎが起きた。そんな最中に、貧しい人からはお金を取らない、巷では有名な医者・岡野玄良先生が、「塩梅屋」に現れて――太刀魚と揚げ蓮根はさみ、滋味そうめん、揚げおにぎり、こんにゃくと枝豆のずんだ、冷やし煎餅……夏の暑さに負けない、美味しくて身体に優しい料理と市井の人々の人情、そして季蔵の推理が、ますます冴えわたる大ベストセラー書き下ろしシリーズ、第二幕、待望の幕上げ。
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皆、幸せに….….
おき玖は、伊沢蔵之進と、家庭を持ち、幸せ一杯に、伊沢家の切り盛りもしながら、塩梅屋の手伝いもしている。瑠璃の、掛かり付け医が、代わり、少しは、良い方へ向いて居るような….….皆、幸せになって欲しい。
Posted by ブクログ
『夏おにぎり』というタイトルに惹かれて読んでみた。
シリーズ第2幕からの読書スタートで、第1幕での内容を知らずに読んだけど、読みやすかった。
料理屋さんが舞台の人情ものかと思いきや、警察OBの潜入捜査みたいな展開が面白く読めた。