藤野可織のレビュー一覧

  • ドレス

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    小説を読むとき無意識に現実の自分の中にあるルールや常識を当てはめがちだが、本書の作品はそうして読み始めると「おや?何やら根本的な何かが違っている」と足元をすくわれるような不安感が襲ってくる。
    それが少し怖い感じもするが、それ以上に「どうなるんだろ?」という期待と楽しみがわき上がってくるのが気持ちがよかった。

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    2025年08月28日
  • 私の身体を生きる

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    西加奈子さん、村田紗耶香さん、千早茜さん、、他にも豪華な方々のお名前が、、
    もうこれ買うしかないやんと思って購入して即読みました。
    それぞれの女性作家さんたちがご自身の身体をテーマにリレー形式でエッセイをつづられていて、どのエッセイもすごく赤裸々に描かれていて同じ女性として共感するところもあれば、驚かされることもあり、、それこそ、読んでからは「私の身体は私のもの」を強く感じた。
    それぞれの身体に色々な経験や傷が合ったり、コンプレックスが合ったり。
    それでも一つしかない自分の身体。
    こんな私でももっと堂々と生きていていいんだと思わせてくれる作品でした。

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    2025年08月15日
  • 私は幽霊を見ない

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    読みやすく、エッセイとしても怪談話としても成立している作品だった。クスッと笑いながらどこかで怖くなっているのがよい。

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    2025年08月13日
  • 来世の記憶

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    変な世界、最初は表現についていけなかったが、読み込んでいくうちにハマりました。
    ちょっと考えながら読むので、気持ちに余裕がある時に読んでください。

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    2025年04月29日
  • 爪と目

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    日常感のある出来事と二人称のお陰で読んでいるうちに、あなたが私自身であるような、わたしが私自身であるような、境界線が曖昧になって行く不安定さと緩い不気味さに包まれました

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    2024年10月06日
  • 爪と目

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    過去の芥川受賞作品、ってだけでは読む対象にしないから、プラスどこかの書評で扱われていたものと思われる。積読状態にはあったんだけど、今回、夏のホラー特集の一環として手に取ったもの。芥川賞なのにホラー⁉ってのもちょっと興味深かったし。読み方によるのかもしれないけど、ホラーは”風味”っていうくらいで、読み応えは文学のもの。でもおかげで、エンタメ的にそれなりに楽しめました。ちなみに、表題作の中編と、短編2作品を収めたもの。

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    2024年09月20日
  • 爪と目

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    じわじわと迫ってくるような怖さがある本。日常に潜む人間の悪さ暗さこそ一番のホラーかもと思わされます。

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    2024年09月10日
  • 爪と目

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    文学的な作品だということは、重々感じ取れる。読ませられる作品。だが、読後に残る感じはあまりなく、私にはそんなにはまらなかった。

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    2024年08月13日
  • 爪と目

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    玄人好み? 文学作品としての価値と、多くの人が読みたくなる本は時として違うというところなのかな?気持ち悪くて正視できないくらいだけど、その時点で心に刺さっているということかも。

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    2026年01月12日
  • 私は幽霊を見ない

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    私は幽霊を見ない。見たことがない。
    筋金入りの怖がりだが幽霊は見てみたいという筆者が、怪談雑誌の連載企画をきっかけに怪談蒐集を開始した。


    藤野可織さんの幽霊探し・怪談蒐集エッセイです。
    自分は怖がりだという割には、ホラー映画が好きだったり理想の幽霊がいたり、幽霊を見るシチュエーションの理想の条件が詳細に決まっていたり、実は怪談話や幽霊話大好きですね? と言ってしまうような藤野さんの語り口がユーモラスで楽しい。

    藤野さん自身は幽霊を見ないし、見たことがないですが、周囲の様々な人から聞き集めた不思議な話、心霊体験がたっぷり詰まっています。すごく怖いというようなものではないですが、不思議で奇妙でどこかコミカル。

    私もホラーは好きだけど幽霊は見た事が無いし、お墓だろうが心霊スポットだろうが何も感じた事が無いですが、こんなに色々な体験談や幽霊探し体験を積極的に楽しめたらとても楽しそう。

    表紙もとても可愛いです(身内に見せたら怖いと言われたけど)。

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    2024年03月17日
  • ドレス

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    不穏で落ち着かなくなるお話がずらり。面白かったです。
    「マイ・ハート・イズ・ユアーズ」「ドレス」が特に好き。
    マイ・ハート〜は妊娠するために男性が女性に吸収されるお話。カマキリみたいなチョウチンアンコウみたいな……物寂しくも逞しくて良かった。
    ドレスも逞しくていい。「これがふつうなんだな…」ってなる彼氏、ドレスのアクセサリーを纏う彼女が理解できなくても受け入れようとしてて良い彼氏だなぁ。ドレスのアクセサリーがマイナーでなく、身に付けてる女の子たちがたくさんいるのも好きでした。
    藤野可織さん久々に読みましたが相変わらずすごいなー。

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    2023年12月21日
  • ピエタとトランジ

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    探偵モノで起承転結のある短い話ばかりだから読みやすそう、という印象だったのにまったく逆で、最後まで読んでれば犯人もトリックもわかってめでたしで終わるような生易しい小説ではなかった 始まったと思ったら終わるし 書かれている裏に三倍くらい他の情報があって何が起こってたの?と読み返したりしてすごい時間かかった
    ほんとに書かれてることが起こったことなのか、どこからどこまでが妄想なのか全部読み終わってもわからない…個人的に後半はほとんど妄想かもと思う
    読んでて主人公はあんまり好きじゃないままだったのにふと思い出して考え込んでしまうようなフレーズばかりだった

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    2023年09月19日
  • ピエタとトランジ

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    世界は地獄みたいに殺人やら事件やらが起きてどんどん人がいなくなっていくけど、
    そんな世界でも、悪態をつきながらお互いを信頼(?)してずっと一緒にいる二人が最後までとても素敵で、
    世界が終わるまでこのままずっと二人は一緒にいてほしいなって思った。




    森ちゃんの執念がすごすぎて怖い。

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    2023年08月01日
  • 泥酔懺悔

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    藤野かおりさんの章が好きだった。三浦しおんさんの章は何かほっこりした。
    大道珠貴という作家は知らなかったが、とても気持ち悪い文章を書く人だなと思った。

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    2023年07月29日
  • 私は幽霊を見ない

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    ホラー好きだが、怖がり。でも幽霊は見たいという著者の気持ちに共感。こちらが気づいていないだけで本当は幽霊に出会っているかも…?!

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    2023年06月24日
  • 泥酔懺悔

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    女性作家やエッセイストが綴る、お酒にまつわるアンソロジーエッセイ。

    泥酔懺悔、という名に恥じず、お酒での失敗を赤裸々に語る人もいれば、全く逆で下戸だという人や別にそこまでお酒が好きではないという人まで様々。
    お酒との付き合い方にもそれぞれスタイルがあり面白いです。

    個人的におもしろいなと思ったのは、西加奈子さんの書く『名女優』の中の一説。「酔い方は、初めて泥酔したときに決まる」という話。
    私は割とお酒に強いので泥酔したことはないのですが、小さい頃にウイスキーボンボンやちょっとお高めなラムレーズンアイスを少しだけもらって食べた時の、気分が高揚して楽しくなって、贅沢なあの感じを今も覚えていますし、実際今でもお酒を飲むとふわっと楽しくなる方です。
    もしかしたら本当にこの説、あり得るのかも??

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    2023年06月05日
  • ピエタとトランジ

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    感想
    アンチ探偵小説。なぜ名探偵は事件を引き寄せるか。どう犯人を見つけるか。過去の作家が苦労した部分をあっさり無視する。ある種冒涜的。

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    2023年05月30日
  • ピエタとトランジ【分冊版】 3

    購入済み

    今回の事件はあっさりと解決して、ピエタとトランジのバディが結成されたけれど、冒険の記録ってなっているからこれから本格的に事件が勃発してくるのかな?

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    2023年03月31日
  • ピエタとトランジ【分冊版】 2

    ネタバレ 購入済み

    なんで、そんなに冷静なの?って言っているけれど、その通りだなって思います。訳ありな雰囲気と何か関係があるんだろうな。

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    2023年03月31日
  • ピエタとトランジ【分冊版】 1

    購入済み

    絵がきれいで読みやすいです。転校生のトランジ、頭がいいってことだけれど、すごい訳ありな雰囲気が漂っています。

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    2023年03月31日