太田忠司のレビュー一覧

  • ミステリなふたり

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    理想の家庭。ラブコメタッチな割にさくさく事件が起こってるので良いです。読み易く、飽きさせない。(桐切)

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    2009年10月04日
  • 五つの鍵の物語

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    とある場所にひっそりと佇む“五つの鍵の博物館”。
    収蔵されているのは、曰くありげな鍵が描かれた5枚の絵。
    見るものを選ぶその不思議な絵が語りはじめる―。
    幻のルイ十六世の鍵を求めて訪れた館で出会う意外な鍵(『十七世の鍵』)。
    「眠り男が、やってくる。そのときまで保管されたし」。
    不思議な手紙と同封されていた銀色に光る小さな鍵(『眠りの鍵』)。
    ほか全五編の鍵をめぐる物語。美麗イラストと珠玉の短編のコラボレーション。
    (「BOOK」データベースより)

    五つの鍵をベースに、扉の存在などから、ゾクっとくるような怪異譚集。
    しかし、ホラー色はそれほど強くはない、と感じた。
    全体的に心理的な恐怖が多い

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    2009年10月04日
  • ミステリなふたり

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    短いもので30ページ弱、長いものでも50ページちょっとの連作短編集なので、読みやすい。書き下ろしの第10話目を除く全ての物語は、事件の捜査に行き詰った景子が夫の新太郎に相談、その新太郎が名推理をする、という同じような流れです。

    描き方に工夫があるので、どれも似たり寄ったりという印象はそれほど強く受けませんが、続けて読むと途中で飽きて来るかも知れません。一気に読むよりは空いた時間にちょこちょこと読むのがオススメです。

    しかし、キャラが良いです。主人公の京堂夫婦の遣り取りが楽しくて好き。料理に洗濯、掃除と家事一般をこなしてくれて、しかも美男で優しくて8歳年下。さらには仕事(事件)へのヒントまで

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    2010年02月07日
  • 狩野俊介の記念日<新装版>

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    少年命探偵狩野俊介シリーズ。「月光邸事件」がはじめですが。このシリーズはいわばコナンに対しての毛利さんである野上さんが、俊介君より遅くなりますがちゃんと自力で同じ結論に至る点がいいと思います。

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    2009年10月04日
  • ミステリなふたり

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    本格ミステリではないかもしれないですが、“氷の女”の美人敏腕刑事(家では可愛い妻仕様)と年下夫(ハンサム&家事万能。おまけに名探偵)のカップリングはスゴイです。現実の事件もこんなふうに解決できたらよいですねぇ・・・。

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    2009年10月04日
  • まぼろし曲馬団の逆襲 新宿少年探偵団

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    一度は退いた"まぼろし曲馬団"。しかし蘇芳の言うとおりまだ終わってはいなかった。新生曲馬団が宿少、そして阿部北斗と激突する。

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    2009年10月04日
  • ぐるぐる、和菓子

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    理系大学生の主人公・涼太が、ある美しい和菓子をきっかけに和菓子職人を目指し、製菓専門学校へ進学して和菓子作りの世界にのめり込んでいく物語です。科学的な視点から和菓子を捉えつつも、その魅力に心を奪われ、まっすぐ成長していく若者たちの姿を描いた、心温まる作品です。

    ‥‥
    まっすぐな青春!って感じの話。
    主人公は、ちょっとコミュニケーションに難がありそうだけど、こういう人っているよなぁとしみじみ感じた。
    ちょっと内容的に、浅いというか、あまり入り込めなかったなぁ。和菓子は美味しそうだったけど。

    ‥‥私のトピックス
    ピアノレッスンを受けることを決めた。
    まずは体験レッスン!
    有料5000円かぁー

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    2025年12月05日
  • 宙 新宿少年探偵団

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    ネタバレ

    新宿を呑み込む大怪樹。大怪樹に取り込まれた美香を救うため大怪樹へ向かう壮助、響子、謙太郎。
    壮助、美香、謙太郎、響子たちが生まれてきた理由とは?蘇芳、ジャンポールの正体は?

    新宿少年探偵団シリーズ完結。壮助たちや蘇芳の秘密も解明されたし満足。麻里が作り出した世界は少し切なくてキュッなる。

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    2025年12月04日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    贅沢なアンソロジー。楽しんだ。けど、「自分の得意分野にキャラを当てはめた二次創作」な人と、「世界観を使った一つの作品」に落とし込めた人との落差は感じた(解釈違いというやつだろう、正直、なんじゃこりゃ、な話もあった)。「ティエリー・ボナール最後の戦い」と「晴れあがる銀河」が好き。第二弾も読みたいな。まだまだいるのでは、好きなプロ。

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    2025年11月05日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ

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    名古屋といえばの喫茶店文化
    ユトリロの卵サンドを是非食べてみたい!
    名古屋グルメ、名古屋弁
    名古屋文化は独特と感じるけど、どこか心地いい。
    20代を名古屋で過ごしたので、とても懐かしい気持ちになった。

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    2025年10月31日
  • 翔騎号事件<新装版>

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    ネタバレ

    なんだか名探偵コナンを読んでいるようだった。野上さんはいい大人ですが(笑)全体としては中途半端になってしまった感じがしてしまいました。シリーズ出なければ読まないかな~。この表紙は残念。とりあえ次は野上さんがメインになるようだから期待しておこうかな(笑)

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    2025年10月29日
  • 百舌姫事件<新装版>

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    ネタバレ

    突然人が消えるなど、町で奇妙な出来事が多発する。
    そんな中、石神探偵事務所に宝飾店輝美堂の店長から相談が。町にやってくる須黒魔術団が過去に訪れた町では必ず宝石強盗が起きると言う。町に伝わる「百舌姫伝説」を元にショーを行った須黒魔術団だが、後援団体からの圧力で中止に。そんな折、噂通り輝美堂からダイヤの指輪が盗まれ、須黒魔術団のアシスタントが姿を消す。更に商工会議所の会頭が自宅の庭で木に串刺し状態で発見される。

    表紙のイラストが変わってしまった。前作『久遠堂事件』から結構時間が経ってから出た作品なので、冒頭は色々前の作品の話が色々。今回は特に俊介には厳しい結末。

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    2025年10月28日
  • ショートショート美術館 名作絵画の光と闇

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    ネタバレ

    絵画からの着想でショートショートがつづられている。
    これが一人の作者ならままあることだろうけど、二人かつ複数枚っていう趣旨が楽しい。

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    2025年10月27日
  • 久遠堂事件<新装版>

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    ネタバレ

    財閥の経営者で引退後、西巻村に移り住み仏像彫刻を始めた中井田氏が行方不明になって2年。アキの中学生時代の塾経営者で息子の靖からの依頼で靖の友人親子として西巻村を訪れた野上と俊介。巨大な涅槃像の中に作られた久遠堂の中で起きた惨劇。財閥経営者の靖の兄と姪が殺害され、その他の一族も襲われた。野上に追われた怪人物は納戸に逃げ込むが、そこには白骨死体が…。

    中井田一族が全員ロクでも無い…。村の青年の神隠し事件と殺人事件との関連とかは面白くて良かった。

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    2025年10月24日
  • 狩野俊介の記念日<新装版>

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    ネタバレ

    「思い出の場所」
    「ふたりの思い出」
    「思い出を探して」
    「そしたいた思い出は…」

    短編集。美樹ちゃんがレギュラーになった感じ。捜査には加わらないけど、ヒントだったり俊介を心配したり。
    忘れてしまった思い出を巡る連作。切なかったりはするけど、ちゃんと解決して依頼人も俊介も幸せになれるのは良い。

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    2025年10月22日
  • 銀扇座事件(下)<新装版>

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    ネタバレ

    野上の元に届けられた小説。内容は野上や俊介たち実在の人物が巻き込まれた殺人事件。
    小説と同じく復帰公演を前にした女優・百嶋美也子から護衛の依頼が。関係者は小説と同じだが、大きく違う美也子。20年前に行われた公演が事件を解く鍵があると考え調べ始めた野上。しかし、稽古中に小説と同じ惨劇が…。

    上下巻。上巻の違和感が下巻で解明。展開は割と面白かったけど、ちょと微妙な謎もあったりした。

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    2025年10月20日
  • 銀扇座事件(上)<新装版>

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    ネタバレ

    野上の元に届けられた小説。内容は野上や俊介たち実在の人物が巻き込まれた殺人事件。
    小説と同じく復帰公演を前にした女優・百嶋美也子から護衛の依頼が。関係者は小説と同じだが、大きく違う美也子。20年前に行われた公演が事件を解く鍵があると考え調べ始めた野上。しかし、稽古中に小説と同じ惨劇が…。

    上下巻。上巻の違和感が下巻で解明。展開は割と面白かったけど、ちょと微妙な謎もあったりした。

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    2025年10月20日
  • 白亜館事件

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    ネタバレ

    大企業・柊興業代表・柊遼の依頼。20年前に自殺した兄・凱の死の真相調査。野上と俊介が凱か発見したと主張していた恐竜が展示されている白亜館を訪れた夜、遼の息子雅人が殺害される。死体は首が切断され、恐竜の口には血が…。

    野上とアキ、俊介と美樹の関係が微笑ましい。毎回悩んで落ち込んでしまう俊介だけど、今回は明るく終われた。

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    2025年10月15日
  • 予告探偵 木塚家の謎

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    『すべての謎は我が解く』と予告状を送りつけては本当に謎を解いてしまう不遜な探偵、摩神尊といつも巻き込まれる木塚のコンビによるミステリー短編集。
    前作で明かされた特殊な世界観。今回はその設定を最初から知っているが故に摩神という存在そのものに対する疑問を抱えながら読んだ。
    短編それぞれは独立した別々の事件だが、サブタイトルの通り木塚家の謎であり、同時に摩神尊の謎でもあったと思う。

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    2025年10月14日
  • 降魔弓事件<新装版>

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    ネタバレ

    街の名家・森名家に伝わる巨大な降魔弓。降魔弓の伝説を信じる当主スエから森名家が運営する修己学館の後継者である孫・保一の信心を確かめてほしいと依頼を受けた野上。保一と面会した夜、降魔弓から放たれた矢が保一の胸を貫いた。

    野上と俊介がそれぞれ女の子に怒られて…。
    怪我をして帰ってきた俊介が心配だけど、詳しく話を聞けない野上さんがヤキモキ。

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    2025年10月13日