太田忠司のレビュー一覧
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ネタバレ奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ)
題名と装丁につられて読んでみました。
奇談蒐集家を自認する恵比酒氏の所に持ち込まれた奇談をその秘書役の氷坂氏が謎解きをするという趣向の連作短編集です。自分の影に襲われる話、鏡に囚われた姫の話、様々な超能力を持つ魔術師の話、連続誘拐魔水色の魔人の話に冬に咲き乱れる薔薇の館の話、邪眼の話。それぞれの謎解きにはあまり驚きはありませんが、全ての話を飲み込む形の”すべては奇談のために”には、正直言ってやられました。こういった締め方でくるとは。。。
竹蔵の各話が関連している連作短編好きという贔屓目はありますが、とても面白く読ませてもらいました。軽めの推理好きの方は是 -
Posted by ブクログ
星3.6くらいかな
「信頼できない語り手」をタイトルに盛り込んでいるのでそのつもりで読んでしまうが、これはこれで初めからワクワクできて良いな
(そんな事あるかな?)(登場人物達の動きに違和感が?)という変な感覚は徐々に高まっていき、転換した時の放り出され感は気持ちいい
途中からは某アイランドの映画みたいな着地かな、と想像していたが、それよりは薄い真相…そして畳み方の性急さ。説明として薄いのは作者も分かって書いてそう。
この物語を成り立たせるだけの納得いく動機は作れない気がするし、その時点で小説としてはイマイチに着地するのは避けられない。 -
Posted by ブクログ
すっごく、よかったです!
4話あって、最初は必ずコロナ禍と飲食店の苦闘の解説が入るので、ここだけ読むと、ちょっとツラい。
でも、龍くんが悩んで悩んで、いくつかの小さな転機に合い、やっと決断します。
青春!て感じ!
ご飯は相変わらず美味しそうだし、今回周りのキャラがみんなとてもいい味出してます。ちゃらんぽらんな叔父さんも、まあまあ活躍するし(笑)
龍くん、主人公でめっちゃ性格も頭もよくてまじめなのに、なんでか周りの人にディスられがち……笑 そこもかわいいけど。「医学部受かって休学してんだ。腐っても鯛のバカ」とか言われて、笑ってますし(笑)
ずっと好きなシリーズでしたが、4巻目にして、全