太田忠司のレビュー一覧

  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    日本最後の死刑囚の取材のため
    ネットも繋げない島へと向かう。

    犯罪者を収容するための、民間企業の島。
    すごい制度ができたな、と読み進めて
    死刑囚が出てきて、その語る内容が…。
    その周囲には、全て彼を恨む人ばかり。
    一体彼はどのように、どうやって殺害した後
    逃げおおせていたのか。

    創作を交えて本人から語られていく状態で
    主人公の心情にも頷けたり。
    とか思っていたら…な最後の落ち。
    わぁ…というよりも、すごい設定というべきか
    誰がどう成したのか。
    はぁ…というため息しか出てこない読後でした。

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    2025年04月12日
  • ぐるぐる、和菓子

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    和菓子に曲線美の数式で惹かれて迷宮入りする涼太のクセがあるのに真っ直ぐな姿が面白かった。悪い人が誰も出てこない平和な内容。
    解説が坂木司さんだったのも和菓子つながりで面白い。

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    2025年04月06日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは河童と踊る

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    なんだか、すごいことになってきた。
    最初は、龍が日常の謎に関わっていく感じだったのに、いつの間にか、喫茶ユトリロを含めて大きな話になっている。
    大学をやめるという大きな決心をした龍が、もっと大きな覚悟を決めた。がんばれ、若人。
    大変なことも多いだろうけど、祖父母も、常連さんたちも、友人も、みんな温かい。龍と同じ年齢と思えないようなしっかりしたアドバイスをしてくれて素晴らしかった。
    雫ちゃんとのことも、進展するのかな。
    続きが楽しみ。

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    2025年03月28日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは河童と踊る

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    シリーズ第5弾になるけど、毎回いろいろな要素を入れて面白い
    地元 名古屋のこと まだまだ知らないことがたくさんある

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    2025年03月23日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは河童と踊る

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     シリーズ第五弾。今回は曾祖母の千代の寝言をきっかけとして、名駅西のかっぱ商店街に伝わるかっぱ伝説を主人公の龍が掘り下げていく。それと同時に、龍が、喫茶ユトリロを継ぐか継がないか、真剣に考え始める話でもある。たった数年とはいえ生活したことのある土地を舞台にした小説を読むのは楽しい。もちろん喫茶ユトリロは実在しないが、私が名古屋にいた頃に開店したあの店はまだあるので、仕事で名古屋に行く機会があったときは必ず寄っている。また行けるといいな。

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    2025年03月16日
  • 和菓子迷宮をぐるぐると

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    料理を数値化したドラマを観た覚えがあります。
    それを和菓子にしただけかなと思ったけど違いましたね。
    主人公は自分の想いに真っ直ぐですね。
    羨ましいです。
    続編があれば読みたいですね。

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    2025年01月19日
  • 遺品博物館

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    過度な期待をせずに読みました。故人の生涯のストーリーともなる遺品を集める遺品博物館。その収集を行っている謎の吉田T吉夫という人物。どのストーリーも、大きな事件が起こるわけではなく、1人の亡くなった人と、その人に関わっていた人がいるだけで、ストーリー自体はなんてことはないもの。しかし、遺品の収集を通じて明らかにされる隠された事実が意外なもので、そこがこの本の面白いところです。中でも『不器用なダンスを踊ろう』は、良かったです。地味ではありますが、秀作だと思います。

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    2025年01月11日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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     話のラストが弱く、無理して読者を騙しにきてる感が強く、「やられたー!」と思えないです。なぜ、それをするためにそれをするの?といったところが通常の感覚では理解できないというイメージです。ただ、話の途中はとても面白く、キャラクターも非常に魅力的でした。個人的にはそのまま進んだ方が楽しく読めたかもしれません。

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    2024年12月07日
  • ぐるぐる、和菓子

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    結婚する前に買った小さなお菓子の本を40年以上使ってます。載っていたアーモンドパウダー入りのクッキーが美味しくて何かあると良く作ってはプレゼント用にもしています。食いしん坊でお菓子を作るのが好きで、携帯も利用して新作にもチャレンジしてます。この本の登場人物は職人になる為にそれぞれ得意な所をぐるぐる回りながら伸ばしていきます。小豆の煮方も奥が深くて私も真似してやったみます。寒くなると需要が増える大好きな餡子です。上達出来たら嬉しいです。

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    2024年10月27日
  • 奇談蒐集家

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    ネタバレ

    奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ)

    題名と装丁につられて読んでみました。
    奇談蒐集家を自認する恵比酒氏の所に持ち込まれた奇談をその秘書役の氷坂氏が謎解きをするという趣向の連作短編集です。自分の影に襲われる話、鏡に囚われた姫の話、様々な超能力を持つ魔術師の話、連続誘拐魔水色の魔人の話に冬に咲き乱れる薔薇の館の話、邪眼の話。それぞれの謎解きにはあまり驚きはありませんが、全ての話を飲み込む形の”すべては奇談のために”には、正直言ってやられました。こういった締め方でくるとは。。。
    竹蔵の各話が関連している連作短編好きという贔屓目はありますが、とても面白く読ませてもらいました。軽めの推理好きの方は是

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    2024年08月20日
  • 猿神

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    現実味があるようで無いような話し。実際バブルの頃TOYOTAで働いていたが、毎日残業続きだった。
    さすがに休日出勤は無かったが、あった部署もかなりあったのは事実だ。あの頃はそれが当たり前でなんとも思わなかったのが実感である。

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    2024年08月18日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    久しぶりに太田忠司の好きな作品だ。
    ミステリとして、ラストも含めて好き。

    2688冊
    今年127冊目

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    2024年08月18日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    銀英伝のトリビュート小説で様々な作家が短編でその世界を描いていて楽しかった。頭がいい人が多いからか推理系が多いな。本編では触れられないあったかもしれない話。本編好きには良い小説家と。それにしても2は出るのか?

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    2024年08月06日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは引っ張りだこ

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    ドラゴンズファンの父を持つ龍(とおる)くん。今回はタイガースファンの親を持つであろう虎(たいが)くん。お仲間を見つけた感じ。

    龍くんの進路問題をベースに日常のミステリー、なぞ?に迫る・・?迫るというよりもほっこり解決、的な。
    名古屋大学医学部休学中の問題の方が深刻なような。

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    2024年07月31日
  • ぐるぐる、和菓子

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    理系の中の理系の涼太が、和菓子に目覚め、製菓専門学校へ通うこととなる。仲間も皆それぞれに一生懸命で、切磋琢磨して学ぶ姿が眩しい。涼太は頭は良く、人当たりも良いけど、モテるタイプではないような。とはいえ、美しい和菓子を前に、真剣にぐるぐるし、ひたむきに進む姿が良かった。

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    2024年07月20日
  • 奇談蒐集家

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    ネタバレ

    1話目を読むと次からは先が見える安楽椅子探偵もの…と思いきや、ラスト「すべては奇談のために」で現実と奇談がぐるりとひっくり帰る仕掛け。
    ラスト1話に至るまでは凡庸なのだけど。

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    2024年07月04日
  • 和菓子迷宮をぐるぐると

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    大卒の製菓専門学校生が主人公なんだけど、
    本当の主人公は、同級生の女の子の方なのかな。
    ものを作るとはどういうことか、
    若者には若者の、
    プロにはプロの理屈があるんだなあ

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    2024年06月16日
  • 奇談蒐集家

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    奇談が解明されてばかりでどうなるのこれ?と思ったけど、最後の最後でひっくり返された。
    謎解きがうーん?な話もあったけど、全体的にかなり好きだった。

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    2024年05月06日
  • ぐるぐる、和菓子

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    和菓子、好きです。
    洋菓子の綺羅びやかな感じの良いけれど、どちらかと言えば趣きがあって、季節が感じられて眺めるのも飽きない和菓子が好きです。

    そんな和菓子に魅せられて、和菓子職人を目指すために大学を卒業後、製菓学校へ進んだ涼太が主人公の話。
    理想の和菓子を求めて「ぐるぐる」します。
    涼太だけでなくて製菓学校の同期の仲間たちも「ぐるぐる」します。
    様々な「ぐるぐる」を経験をして成長をしていきます。
    製菓学校を舞台にした青春物語だと思いました。
    面白かったです。
    特にお菓子のことが書かれている所は、興味を持って読めました。

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    2024年04月05日
  • 和菓子迷宮をぐるぐると

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     「和菓子のアン」と似たテイスト。推理はないけど、若干、謎解きというか、伏線回収的な感じはあります。
     「和菓子のアン」が、完成した和菓子を売り、和菓子の知識を広く教えてくれるのに対して、「ぐるぐる和菓子」は、これから菓子職人を目指していく人たちの、その過程や、和菓子の作り方がメインの青春小説です。
     そういえば、後書は坂木司さんです。
    ※ 主人公男性の理屈っぽさや誠実さも良いです。

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    2025年12月07日