【感想・ネタバレ】名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは引っ張りだこのレビュー

あらすじ

名古屋駅西で長く愛される老舗喫茶店ユトリロ。そこを営む祖父母宅で暮らす医学生の鏡味龍は、自分の将来について悩んでいた。医者が向いているのか、好きな喫茶店を仕事にできるのか……。そんな龍に人の好さから様々な依頼が舞い込み、ちょっとした違和感から日常の謎を解き明かし、他人の悩みは解決していく……。龍くんの明日はどっちだ? 納屋橋饅頭にイタリアンスパゲッティ、名古屋弁での会話も温かい、ご当地グルメミステリー!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

シリーズ4作目。名古屋めしに興味をひかれてシリーズを読み始めましたが、主人公が将来に悩む姿やそれを見守る周囲の人たちの温かい視線が素敵でした。名古屋にごはんを食べに行きたくなります。カフェでなく喫茶店文化、なくならないでほしいです。

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2024年06月27日

Posted by ブクログ

ドラゴンズファンの父を持つ龍(とおる)くん。今回はタイガースファンの親を持つであろう虎(たいが)くん。お仲間を見つけた感じ。

龍くんの進路問題をベースに日常のミステリー、なぞ?に迫る・・?迫るというよりもほっこり解決、的な。
名古屋大学医学部休学中の問題の方が深刻なような。

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2024年07月31日

Posted by ブクログ

名古屋めし。このシリーズの良いところは、喫茶ユトリロ以外の店は、割と実在する店も多いところ。(すでに閉店しているところもあるが。)地元にいないとわからないことも書かれていて、納屋橋饅頭が休業してしまったことは、この本で知りました。無性に残念。

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2023年11月03日

Posted by ブクログ

味噌カツが何度も登場して、最後の矢場とんでわらじとんかつ定食。半々はよこに二等分して片方に味噌ダレ、もう片方にソースかかけられているのには、食べたくなりました。納屋橋饅頭の話もとっても面白く私も食べたくなりました。
私の亡くなった母親もよく使っていた言葉、勘考これも熟慮の名古屋弁的表現。
勘考すれば、なんとかやりようはみつかるもんだで。ちゃんと勘考せんとかんよ。その言葉岐阜人にも心刺さりました。

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2023年10月20日

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すっごく、よかったです!

4話あって、最初は必ずコロナ禍と飲食店の苦闘の解説が入るので、ここだけ読むと、ちょっとツラい。

でも、龍くんが悩んで悩んで、いくつかの小さな転機に合い、やっと決断します。
青春!て感じ!

ご飯は相変わらず美味しそうだし、今回周りのキャラがみんなとてもいい味出してます。ちゃらんぽらんな叔父さんも、まあまあ活躍するし(笑)
龍くん、主人公でめっちゃ性格も頭もよくてまじめなのに、なんでか周りの人にディスられがち……笑 そこもかわいいけど。「医学部受かって休学してんだ。腐っても鯛のバカ」とか言われて、笑ってますし(笑)

ずっと好きなシリーズでしたが、4巻目にして、全部買いそろえたい、と強く思いました

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2023年08月27日

Posted by ブクログ

もうシリーズ4作目って感じ。今回もいろいろ名古屋めしを紹介してくれる。話の中に昔はそんなもんなかったって云うのがあるが、それはどこの町でも感じるわ。で、確かに名古屋はきしめんとういろうだね。さて、龍君はそっちの道に進むのか???

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2023年06月09日

Posted by ブクログ

ミステリ要素はほとんどない感じだけど、おいしそうな名古屋グルメにお腹がすいてしまうw
でも、コロナ、コロナとしつこく描写されてちょっと、、、
読書中に、そこまでシビアにその話を読みたくないというか。
とはいえ、龍くんが進路に迷いながらもがんばる姿は微笑ましい。だから、最後の章タイトルで、ある程度の方向性は見せてくれるのだと思ったのだけどな。龍の迷走はまだ続く模様。がんばれ、青年。

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2023年05月10日

Posted by ブクログ

★これまでのシリーズ通り、グルメミステリー小説に多少マンネリが出てくるところに、主人公の人生が少し動き出して先が気になってしまう展開だった。

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2025年07月21日

Posted by ブクログ

名古屋の喫茶店文化になじみや興味があれば、すごく入りやすいし面白いと思う。
シリーズものらしいのですが、今作で初めて読みました。この1冊だけでもしっかりまとまっていて、読み心地がよかったです。

レトロな喫茶店が舞台ですが、主人公は休学中の医大生なので、お話の内容は青春でした。
名古屋めしがたくさん出てくるので、食べたくなりますね。

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2023年10月07日

Posted by ブクログ

ユトリロの世界もコロナ禍
納屋橋饅頭食べたくなった
どこかで酒蒸し饅頭でも買ってこようか

話の主軸はミステリから龍くんの進路にシフトしていた
とりあえずは一段落か

立浪が監督になったんだぞ 応援しないでどうする
そうだそう思ってたんだって思い出した

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2023年07月08日

Posted by ブクログ

【収録作品】第一話 どて煮と見通せない将来/第二話 天むすと少しばかりの転機/第三話 納屋橋饅頭と優しい詐欺師/第四話 イタリアンスパゲッティと意外な誘い/第五話 味噌カツと新たな一歩

他人のことなら無責任に応援できる。仕事を続けている祖父母と曽祖母がいて、常連客のいる店(先は見通せないながらも継ぐ気になれば継げる)があり、アルバイトもそこそここなす器用さがある休学中の医大生。進むべき道に迷うのはいいけどね…… 恵まれてるよとひがみ根性が顔を出す。

ようやく進む方向を決めたらしい。

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2023年07月04日

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日常の謎のお仕事、ご当地グルメ、青春ミステリーですね。
名古屋に特化した人情成長物語です。
「喫茶ユトリロ」シリーズ四作目です。

主人公の鏡味龍は、医大生だが、自分は医者に向いていないのではとのトラウマに悩み、休学中。祖父母の経営する「喫茶ユトリロ」を手伝いながら模索する。
食べ物への興味が尽きなく、喫茶店経営に関心持つが、にえきれない。そんな龍のもとに様々な依頼が寄せられる。
五話の短篇連作物語です。

太田さんの本の主人公は、自分にたいしての蟠りをかかえて苦悩しながら、謎解きをして、人々のふれあいの中で、自分を見いだしていく手法が多いですね。
有る意味で、悩みが共感できる部分もあります。にえきれない態度に少し疑問を持つこともありますが、人間模様のスッキリしない有り様は文学的でも有るので、そこは太田さんのこだわりがあるようです。
最後は、落ち着くところに落ち着く、青春成長物語を楽しめました。
シリーズはまだどうやら、続きそうです。龍君の恋物語も次回は出てくるかな。

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2023年06月29日

Posted by ブクログ

 シリーズ第4弾。医学部を休学中の主人公・龍は、祖父母の営む喫茶ユトリロを手伝ったり、Webマガジンの記事を書いたり、スティーブ・ジョブズを気取る叔父の怪しげなビジネスに巻き込まれたりしながら、己の将来に悩み続ける。老舗喫茶の常連たちや祖父母らと、LINEやインスタを日常的に使いこなす主人公世代が、同じお店でくつろぐという楽しさ。店のこれからと己の未来を考え続ける主人公は、どちらの世代からも信頼されており、令和の時代に広く愛される喫茶店を営んでいくことができそうな人物にみえます。さて、実際にはどうなのか。第5弾以降のお話に期待。

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2023年05月04日

Posted by ブクログ

途中まで読んて結末がなんとなくわかってしまって、興味がわかなかった。
本を読む楽しみ方の一つにこの先どうなるのだろうというわくわく感と思うので。

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2023年05月01日

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