太田忠司のレビュー一覧
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著名作家による小学生向けホラーンソロジーシリーズ。
学級日誌版より、こっちの方が読み応えあって、面白かったです。
サブタイトルになっている作品の著者が斜線堂有紀だったので、それもちょっとうれしかったかも。このメンバーだと、宮部みゆきか?って思ったのですけどね。
ルビは中学年程度です。文字も大きめで、一話に一つ挿絵があります。
「えんまさん」黒史郎
嘘をつくのが大好きで、それもとても上手に嘘をつくハルト。家族に怒られてもけろっとしています。おばあちゃんはえんまさんのことで諭します。おばあちゃんが話すえんまさんはちょっと具体的で...。
「おはよう、アンちゃん」太田忠司
絶対に空き地がなかった場所 -
Posted by ブクログ
『名古屋駅西喫茶ユトリロ』シリーズの五作目ですね。
主人公龍(とおる)の成長物語を通して、名古屋名物と謎解きを楽しませてくれるシリーズです。
今回の謎は、曾祖母の千代が入院して、龍が看病していた時に、千代が寝言で『河童さん、踊ろまゃあ』と言った、意味の解明になる。
そこから、名古屋の歴史に迫る事に………?
そして、『喫茶ユトリロ』を営む祖父もまた、入院してしまう。
『喫茶ユトリロ』の存続が危ぶまれるなか、龍はある決心をすることに………?
太田さんの主人公は、自分のやっている事が正しいかどうか逡巡する。石橋を叩いて渡る性格をみせるが、龍もあれこれ迷う。周りの助けを借りながら、答えを -
Posted by ブクログ
読み始めたとき、主人公の余りの理屈っぽさに、何?この人が和菓子?ん?と思ったのですが……
実直な主人公涼太。理屈っぽいのに、言っていること、考えていることは的を得ていて、憎めないキャラ。
そんな彼と出会い、涼太に影響を受けながら奮闘する、製菓学校の仲間たち。
自分が何をすべきか、自分とは何なのか、自分を見つめ、考え、作り続ける。
和菓子、洋菓子、パン……と進む道は違っても、叱咤激励しあえる仲間に出会えることって、何て素敵ことなんだ!と。
コンテスト出場の際には、なんだかうるっとしました。
涼太の境遇は有り得ないくらい豪華な?設定でしたが、とても眩しく、羨ましいストーリーでした。
ラスト。