太田忠司のレビュー一覧

  • ミステリなふたり ア・ラ・カルト

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    久しぶりにこのシリーズ読んだけど、なかなかいいよね。かたひじ張らないミステリで。

    2965冊
    今年193冊目

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    2025年07月15日
  • こわい話の時間です 部分地獄

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    子供向けのホラー短編集。
    好きな作家さんがいたので購入しましたが、サクッと読めて、怖さもほどほどで期待通りでした。
    「青いコップ」「よあるきのうた」がお気に入りです。

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    2025年07月10日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    子供向けの怪談話。懐かしい感じで小学生の頃によく読んでいた怪談本を思い出した。結構、バッドエンドが多かった事を思い出しつつそれが怖かった事も思い出した。3.8

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    2025年06月17日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは河童と踊る

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    『名古屋駅西喫茶ユトリロ』シリーズの五作目ですね。
     主人公龍(とおる)の成長物語を通して、名古屋名物と謎解きを楽しませてくれるシリーズです。
     今回の謎は、曾祖母の千代が入院して、龍が看病していた時に、千代が寝言で『河童さん、踊ろまゃあ』と言った、意味の解明になる。
     そこから、名古屋の歴史に迫る事に………?
     そして、『喫茶ユトリロ』を営む祖父もまた、入院してしまう。
     『喫茶ユトリロ』の存続が危ぶまれるなか、龍はある決心をすることに………?

     太田さんの主人公は、自分のやっている事が正しいかどうか逡巡する。石橋を叩いて渡る性格をみせるが、龍もあれこれ迷う。周りの助けを借りながら、答えを

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    2025年05月03日
  • ぐるぐる、和菓子

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    読み始めたとき、主人公の余りの理屈っぽさに、何?この人が和菓子?ん?と思ったのですが……

    実直な主人公涼太。理屈っぽいのに、言っていること、考えていることは的を得ていて、憎めないキャラ。
    そんな彼と出会い、涼太に影響を受けながら奮闘する、製菓学校の仲間たち。
    自分が何をすべきか、自分とは何なのか、自分を見つめ、考え、作り続ける。
    和菓子、洋菓子、パン……と進む道は違っても、叱咤激励しあえる仲間に出会えることって、何て素敵ことなんだ!と。
    コンテスト出場の際には、なんだかうるっとしました。

    涼太の境遇は有り得ないくらい豪華な?設定でしたが、とても眩しく、羨ましいストーリーでした。

    ラスト。

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    2025年04月30日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    日本最後の死刑囚の取材のため
    ネットも繋げない島へと向かう。

    犯罪者を収容するための、民間企業の島。
    すごい制度ができたな、と読み進めて
    死刑囚が出てきて、その語る内容が…。
    その周囲には、全て彼を恨む人ばかり。
    一体彼はどのように、どうやって殺害した後
    逃げおおせていたのか。

    創作を交えて本人から語られていく状態で
    主人公の心情にも頷けたり。
    とか思っていたら…な最後の落ち。
    わぁ…というよりも、すごい設定というべきか
    誰がどう成したのか。
    はぁ…というため息しか出てこない読後でした。

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    2025年04月12日
  • ぐるぐる、和菓子

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    和菓子に曲線美の数式で惹かれて迷宮入りする涼太のクセがあるのに真っ直ぐな姿が面白かった。悪い人が誰も出てこない平和な内容。
    解説が坂木司さんだったのも和菓子つながりで面白い。

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    2025年04月06日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは河童と踊る

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    なんだか、すごいことになってきた。
    最初は、龍が日常の謎に関わっていく感じだったのに、いつの間にか、喫茶ユトリロを含めて大きな話になっている。
    大学をやめるという大きな決心をした龍が、もっと大きな覚悟を決めた。がんばれ、若人。
    大変なことも多いだろうけど、祖父母も、常連さんたちも、友人も、みんな温かい。龍と同じ年齢と思えないようなしっかりしたアドバイスをしてくれて素晴らしかった。
    雫ちゃんとのことも、進展するのかな。
    続きが楽しみ。

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    2025年03月28日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは河童と踊る

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    シリーズ第5弾になるけど、毎回いろいろな要素を入れて面白い
    地元 名古屋のこと まだまだ知らないことがたくさんある

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    2025年03月23日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは河童と踊る

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     シリーズ第五弾。今回は曾祖母の千代の寝言をきっかけとして、名駅西のかっぱ商店街に伝わるかっぱ伝説を主人公の龍が掘り下げていく。それと同時に、龍が、喫茶ユトリロを継ぐか継がないか、真剣に考え始める話でもある。たった数年とはいえ生活したことのある土地を舞台にした小説を読むのは楽しい。もちろん喫茶ユトリロは実在しないが、私が名古屋にいた頃に開店したあの店はまだあるので、仕事で名古屋に行く機会があったときは必ず寄っている。また行けるといいな。

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    2025年03月16日
  • 和菓子迷宮をぐるぐると

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    料理を数値化したドラマを観た覚えがあります。
    それを和菓子にしただけかなと思ったけど違いましたね。
    主人公は自分の想いに真っ直ぐですね。
    羨ましいです。
    続編があれば読みたいですね。

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    2025年01月19日
  • 遺品博物館

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    過度な期待をせずに読みました。故人の生涯のストーリーともなる遺品を集める遺品博物館。その収集を行っている謎の吉田T吉夫という人物。どのストーリーも、大きな事件が起こるわけではなく、1人の亡くなった人と、その人に関わっていた人がいるだけで、ストーリー自体はなんてことはないもの。しかし、遺品の収集を通じて明らかにされる隠された事実が意外なもので、そこがこの本の面白いところです。中でも『不器用なダンスを踊ろう』は、良かったです。地味ではありますが、秀作だと思います。

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    2025年01月11日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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     話のラストが弱く、無理して読者を騙しにきてる感が強く、「やられたー!」と思えないです。なぜ、それをするためにそれをするの?といったところが通常の感覚では理解できないというイメージです。ただ、話の途中はとても面白く、キャラクターも非常に魅力的でした。個人的にはそのまま進んだ方が楽しく読めたかもしれません。

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    2024年12月07日
  • ぐるぐる、和菓子

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    結婚する前に買った小さなお菓子の本を40年以上使ってます。載っていたアーモンドパウダー入りのクッキーが美味しくて何かあると良く作ってはプレゼント用にもしています。食いしん坊でお菓子を作るのが好きで、携帯も利用して新作にもチャレンジしてます。この本の登場人物は職人になる為にそれぞれ得意な所をぐるぐる回りながら伸ばしていきます。小豆の煮方も奥が深くて私も真似してやったみます。寒くなると需要が増える大好きな餡子です。上達出来たら嬉しいです。

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    2024年10月27日
  • 奇談蒐集家

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    ネタバレ

    奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ)

    題名と装丁につられて読んでみました。
    奇談蒐集家を自認する恵比酒氏の所に持ち込まれた奇談をその秘書役の氷坂氏が謎解きをするという趣向の連作短編集です。自分の影に襲われる話、鏡に囚われた姫の話、様々な超能力を持つ魔術師の話、連続誘拐魔水色の魔人の話に冬に咲き乱れる薔薇の館の話、邪眼の話。それぞれの謎解きにはあまり驚きはありませんが、全ての話を飲み込む形の”すべては奇談のために”には、正直言ってやられました。こういった締め方でくるとは。。。
    竹蔵の各話が関連している連作短編好きという贔屓目はありますが、とても面白く読ませてもらいました。軽めの推理好きの方は是

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    2024年08月20日
  • 猿神

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    現実味があるようで無いような話し。実際バブルの頃TOYOTAで働いていたが、毎日残業続きだった。
    さすがに休日出勤は無かったが、あった部署もかなりあったのは事実だ。あの頃はそれが当たり前でなんとも思わなかったのが実感である。

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    2024年08月18日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    久しぶりに太田忠司の好きな作品だ。
    ミステリとして、ラストも含めて好き。

    2688冊
    今年127冊目

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    2024年08月18日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    銀英伝のトリビュート小説で様々な作家が短編でその世界を描いていて楽しかった。頭がいい人が多いからか推理系が多いな。本編では触れられないあったかもしれない話。本編好きには良い小説家と。それにしても2は出るのか?

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    2024年08月06日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは引っ張りだこ

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    ドラゴンズファンの父を持つ龍(とおる)くん。今回はタイガースファンの親を持つであろう虎(たいが)くん。お仲間を見つけた感じ。

    龍くんの進路問題をベースに日常のミステリー、なぞ?に迫る・・?迫るというよりもほっこり解決、的な。
    名古屋大学医学部休学中の問題の方が深刻なような。

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    2024年07月31日
  • ぐるぐる、和菓子

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    理系の中の理系の涼太が、和菓子に目覚め、製菓専門学校へ通うこととなる。仲間も皆それぞれに一生懸命で、切磋琢磨して学ぶ姿が眩しい。涼太は頭は良く、人当たりも良いけど、モテるタイプではないような。とはいえ、美しい和菓子を前に、真剣にぐるぐるし、ひたむきに進む姿が良かった。

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    2024年07月20日