太田忠司のレビュー一覧

  • 月光亭事件

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    ネタバレ

    名探偵・石神法然の事務所を引き継いだ探偵・野上の元に狩野俊介が弟子入りした翌日、町で最大の豊川病院の寛治院長が妻を騙している「道師」と名乗る男の正体を暴いて欲しいと依頼が…。友人として豊川邸を訪れた野上たち。導師が奇跡を起こすと宣言した零時に突如停電。庭にある庵「月光亭」に寛治の妻が床に打ち付けられた状態で現れる。

    ちゃんと大人な探偵の野上さんとまだ12歳の俊介の関係が良い感じ。高森警部や部下たち警察関係の人たちのキャラも良いし、楽しく読める良いシリーズ。

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    2025年10月04日
  • 予告探偵 木塚家の謎

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    ネタバレ

    罪ある者は心せよ。
    すべての事件の謎は我が解く 摩神尊

    予告状の文面が、死ぬほど格好いい。
    久しぶりに読んだら、初めて読んだ高校生のときに、死ぬまでに一度は言ってみたいと思ったのを思い出した。
    謎を解くと予告する摩神が不遜でとてもいい。
    やはり探偵はこうでなくてはと思わせる謎の説得力がある。
    謎を解く摩神とそれに巻き込まれる木塚を結ぶ線は何を指すのか。
    病と評する彼は観測して見守ることで、事件の謎だけに向き合わなくて済むのかもしれない。
    「君は木塚の家に生まれたことを、感謝するべきなんだよ」と笑う摩神が何故かとても優しく思えた。


    「摩天楼の摩、神仏の神、尊重の尊、すなわち、天に届かんとす

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    2025年10月01日
  • 未来製作所

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    いろんな未来の形があって、わくわくするなあ。どの話もなんか、ちゃんと未来なのに、あったかくてやさしくて、環境が変わっても人々の心の感じは変わっていないようで、手を伸ばせば届きそうな、なつかしいような、現実味があった。

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    2025年09月30日
  • 和菓子迷宮をぐるぐると

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    お菓子について、科学的に説明する主人公が素敵でした。
    この主人公の理解の仕方、とてもいい。そういう人間でありたい

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    2025年09月17日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    著名作家による小学生向けホラーンソロジーシリーズ。
    学級日誌版より、こっちの方が読み応えあって、面白かったです。
    サブタイトルになっている作品の著者が斜線堂有紀だったので、それもちょっとうれしかったかも。このメンバーだと、宮部みゆきか?って思ったのですけどね。
    ルビは中学年程度です。文字も大きめで、一話に一つ挿絵があります。
    「えんまさん」黒史郎
    嘘をつくのが大好きで、それもとても上手に嘘をつくハルト。家族に怒られてもけろっとしています。おばあちゃんはえんまさんのことで諭します。おばあちゃんが話すえんまさんはちょっと具体的で...。
    「おはよう、アンちゃん」太田忠司
    絶対に空き地がなかった場所

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    2025年09月17日
  • やっぱりミステリなふたり

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    いわゆる安楽椅子探偵ものでしょうか。
    捜査一課の『氷の女王』・京堂 景子警部補と、専業主婦(主夫)でイケメンの新太郎。

    事件捜査では、氷のように厳しい捜査官ですが、家に帰るとデレデレの景子さんのギャップ(豹変ぶり)が、面白いですね。

    事件解決に悩む景子さんから聞いた捜査情報を元に、明晰な頭脳から的確なヒントを提示する新太郎さん。

    今回は、
    ・皮肉な夕食
    ・死ぬ前に殺された男
    ・公園の紳士
    ・右腕の行方
    ・善人の嘘
    ・昭和レトロな事件
    ・容疑者で京堂新太郎
    の7篇。

    そして最後の話では、新太郎さんが容疑者に。
    果たして、真犯人は?

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    2025年09月17日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    9人の作家によるアンソロジー。
    5人が既知だったので読んでみるか、と。

    全体的に面白かったけども、加門先生、斜線堂先生、澤村先生の作品はかなり良かったなー。特に斜線堂先生のはゾワっと来た。

    芦沢先生と宮部先生は怖いというよりは不思議な良い話ってところか。これも良かった。

    短い話は外れることも多いけど半分以上は 面白かったので良いアンソロジーであった。

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    2025年08月20日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    「えんまさん」黒史郎
    「おはよう、アンちゃん」太田忠司
    「青いコップ」加門七海
    「きれいずかん」井上雅彦
    「部分地獄」斜線堂有紀
    「おやすみ、ママ」宇佐美まこと
    「靴と自転車」澤村伊智
    「ログインボーナス」芦沢央
    「よあるきのうた」宮部みゆき

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    2025年08月13日
  • 奇談蒐集家

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    奇談を求める男の元にやって来る人々。
    自分の影に襲われる、鏡から出てきた少女、水色の魔神、夜の子供。語られる奇談の謎は、解き明かされ別の顔を見せる。
    それが興醒めとならずに、新たな奇談へと繋がる扉ともなるのが面白い。
    すべては奇談のために。

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    2025年07月21日
  • ミステリなふたり ア・ラ・カルト

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    久しぶりにこのシリーズ読んだけど、なかなかいいよね。かたひじ張らないミステリで。

    2965冊
    今年193冊目

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    2025年07月15日
  • こわい話の時間です 部分地獄

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    子供向けのホラー短編集。
    好きな作家さんがいたので購入しましたが、サクッと読めて、怖さもほどほどで期待通りでした。
    「青いコップ」「よあるきのうた」がお気に入りです。

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    2025年07月10日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    子供向けの怪談話。懐かしい感じで小学生の頃によく読んでいた怪談本を思い出した。結構、バッドエンドが多かった事を思い出しつつそれが怖かった事も思い出した。3.8

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    2025年06月17日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは河童と踊る

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    『名古屋駅西喫茶ユトリロ』シリーズの五作目ですね。
     主人公龍(とおる)の成長物語を通して、名古屋名物と謎解きを楽しませてくれるシリーズです。
     今回の謎は、曾祖母の千代が入院して、龍が看病していた時に、千代が寝言で『河童さん、踊ろまゃあ』と言った、意味の解明になる。
     そこから、名古屋の歴史に迫る事に………?
     そして、『喫茶ユトリロ』を営む祖父もまた、入院してしまう。
     『喫茶ユトリロ』の存続が危ぶまれるなか、龍はある決心をすることに………?

     太田さんの主人公は、自分のやっている事が正しいかどうか逡巡する。石橋を叩いて渡る性格をみせるが、龍もあれこれ迷う。周りの助けを借りながら、答えを

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    2025年05月03日
  • ぐるぐる、和菓子

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    読み始めたとき、主人公の余りの理屈っぽさに、何?この人が和菓子?ん?と思ったのですが……

    実直な主人公涼太。理屈っぽいのに、言っていること、考えていることは的を得ていて、憎めないキャラ。
    そんな彼と出会い、涼太に影響を受けながら奮闘する、製菓学校の仲間たち。
    自分が何をすべきか、自分とは何なのか、自分を見つめ、考え、作り続ける。
    和菓子、洋菓子、パン……と進む道は違っても、叱咤激励しあえる仲間に出会えることって、何て素敵ことなんだ!と。
    コンテスト出場の際には、なんだかうるっとしました。

    涼太の境遇は有り得ないくらい豪華な?設定でしたが、とても眩しく、羨ましいストーリーでした。

    ラスト。

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    2025年04月30日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    日本最後の死刑囚の取材のため
    ネットも繋げない島へと向かう。

    犯罪者を収容するための、民間企業の島。
    すごい制度ができたな、と読み進めて
    死刑囚が出てきて、その語る内容が…。
    その周囲には、全て彼を恨む人ばかり。
    一体彼はどのように、どうやって殺害した後
    逃げおおせていたのか。

    創作を交えて本人から語られていく状態で
    主人公の心情にも頷けたり。
    とか思っていたら…な最後の落ち。
    わぁ…というよりも、すごい設定というべきか
    誰がどう成したのか。
    はぁ…というため息しか出てこない読後でした。

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    2025年04月12日
  • ぐるぐる、和菓子

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    和菓子に曲線美の数式で惹かれて迷宮入りする涼太のクセがあるのに真っ直ぐな姿が面白かった。悪い人が誰も出てこない平和な内容。
    解説が坂木司さんだったのも和菓子つながりで面白い。

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    2025年04月06日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは河童と踊る

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    なんだか、すごいことになってきた。
    最初は、龍が日常の謎に関わっていく感じだったのに、いつの間にか、喫茶ユトリロを含めて大きな話になっている。
    大学をやめるという大きな決心をした龍が、もっと大きな覚悟を決めた。がんばれ、若人。
    大変なことも多いだろうけど、祖父母も、常連さんたちも、友人も、みんな温かい。龍と同じ年齢と思えないようなしっかりしたアドバイスをしてくれて素晴らしかった。
    雫ちゃんとのことも、進展するのかな。
    続きが楽しみ。

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    2025年03月28日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは河童と踊る

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    シリーズ第5弾になるけど、毎回いろいろな要素を入れて面白い
    地元 名古屋のこと まだまだ知らないことがたくさんある

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    2025年03月23日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは河童と踊る

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     シリーズ第五弾。今回は曾祖母の千代の寝言をきっかけとして、名駅西のかっぱ商店街に伝わるかっぱ伝説を主人公の龍が掘り下げていく。それと同時に、龍が、喫茶ユトリロを継ぐか継がないか、真剣に考え始める話でもある。たった数年とはいえ生活したことのある土地を舞台にした小説を読むのは楽しい。もちろん喫茶ユトリロは実在しないが、私が名古屋にいた頃に開店したあの店はまだあるので、仕事で名古屋に行く機会があったときは必ず寄っている。また行けるといいな。

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    2025年03月16日
  • 和菓子迷宮をぐるぐると

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    料理を数値化したドラマを観た覚えがあります。
    それを和菓子にしただけかなと思ったけど違いましたね。
    主人公は自分の想いに真っ直ぐですね。
    羨ましいです。
    続編があれば読みたいですね。

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    2025年01月19日