太田忠司のレビュー一覧
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古今東西の絵画を題材に2名の作家がショート・ショートを「競作」する。つまり一枚の絵に付き、2名それぞれが物語を作る。
これを作家ならではの特権に留めず、ペアを作ってチャレンジしてみるのもありかも笑 田丸氏・太田氏どちらの話がタイプか各章探っていくのも良いけど、それらを参考に「自分ならどんな物語にするか…」と思索にふけるのもまた違った楽しみ方になる。
各話の感想を書きたいが、ショート・ショート故に踏み込むと即ネタバレになっちゃうから、いつも通り掻い摘んでいく。
フランティシェク・クプカ「静寂の道」:元から不思議な構図やから、話を考えるのも楽しそう。『収穫される者』ではコズミックホラーっていう -
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「奇談蒐集家」っいうネーミングのみで購入!^^;
短編7編。
「求む奇談!高額報酬進呈。ただし審査あり」に釣られてくる人の奇談語りという形で進む。
でも、「本当に不思議な話なんて、そうら簡単に出会えるものじゃない」とか言って、謎解きを始める。
全てこんな感じで、奇談ではなくなる…
審査に引っかかって、お金貰えん…
お金要らんし、喋らせて〜!って人もおったけど。
ただし、最後の話を除いてはになる。
奇談とは言いながら、ミステリーになるのかな?謎解かれるから。
途中で、流れ的に、最後に何かあるんやろな?ってのは感じるし、そうならんと、面白ないやんと思ってた。
何があるかは分かってないけど(^◇^; -
Posted by ブクログ
那須舞。英語読みするとマイ・ナスは、飛魚中学の中学生である。ある日、特に仲の良いでもない茅香に、近くの「時渡りの祠」へ連れて行ってほしいと頼まれる。過去から未来へタイムスリップした人がいるという言い伝えの祠跡には、男子中学生が倒れていた…。
標的とする年齢層が中学から高校生くらいだろうか。言葉遣いも易しめで、あまり引っかかることもなく読める作品である。
厄介事に巻き込まれやすい舞、変な友人に頼み事をされたり、事件に巻き込まれたりと、偶然の部分は多いものの、主人公の気持ちは作中ずっとほとんど晴れない。だからといって、ウジウジと自問自答を続けるわけではなく、どんどん前に進んでいくスタイルは、中 -
Posted by ブクログ
ネタバレ銀英伝公式同人誌な短編集6編。どの作家さんも普通に外伝を読んでいる気持ちになって懐かしく嬉しい。同盟派なのでヤンの士官学校時代の仲間とのやり取りには終始にやにやしてしまう。著作既読は小川さん石持さん太田さんの3人だったけど皆それぞれの持ち味も上手く混ざっていて流石だと感心した。特に石持さん「士官学校生の恋」におけるキャゼルヌ夫人の名探偵っぷりが正に石持さんでまたこんな過去があるから皆頭上がらないのねー、と本編に繋がりそうな違和感の無さが凄い。藤井さんの「晴れ上がる銀河」ゴールデンバウム王朝初期時代といった一見枠外に思わせて実は礎だったのがとても良かった。締めも効いてる。第二弾あるかな。